JP2014210379A - 積層シート、及び、積層シートの接合方法 - Google Patents

積層シート、及び、積層シートの接合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】防水性を損なうことなく接合することができる透湿防水性を備える積層シート、及び、該積層シートを接合する接合方法を提供する。
【解決手段】透湿防水シート10と保護シート11とを含む積層シート2であって、透湿防水シート10と保護シート11とを積層面に対して平行にずらして配する。保護シート11は透湿防水シート10の第1主面に積層されており、さらに、透湿防水シート10の第2主面に他の保護シート12を積層することが好ましい。透湿防水シート10と他の保護シート12とを第2主面に対して平行にずらして配することが好ましい。
【選択図】図3

Description

本発明は、廃棄物を処分する際に使用される透湿防水性を備える積層シートに関し、特に、透湿防水性を損なうことなく接合するための技術に関するものである。
従来から、廃棄物処分場において、廃棄物を埋め立て処分する際に、雨水などの浸入を防止するため、埋め立て領域を遮水シート(キャッピングシート)で覆うキャッピングが行われている。
キャッピングシートは、合成ゴム、ポリ塩化ビニル及びポリエチレンなどの通気性のない素材からなるものが一般的である。しかしながら、通気性のないキャッピングシートを用いた場合には、廃棄物から発生するガスや水蒸気がキャッピングシートで覆われた空間に閉じ込められてしまうため、キャッピングシートが破れやすいという問題が有る。
そこで、防水でありながら通気性を備える透湿防水性キャッピングシートが特許文献1に開示されている。特許文献1の透湿防水性キャッピングシートは、樹脂シートの表面側に遮光性繊維シートが積層されている(請求項1、段落0009等)。
またキャッピングシートは、工場や現場において、被覆領域の大きさに合わせて、長方形の反物を接合して形成される。
特開2005−81222号公報
透湿防水性キャッピングシートは、透湿防水性を備える樹脂シートと、遮光性を備え防水性を備えない遮光性繊維シートとの積層構造を持つ透湿防水性を備える積層シートである。このような積層シートを、単に重ねて接合したり、特許文献1のように繊維製テープを用いて接合した場合には(段落0050、図1)、樹脂シート同士が直接接触しないため、樹脂シートの間に挟まった遮光性繊維シートを通って水が漏れるパスが残り防水性が低下するという問題がある。
本発明は以上のような従来の課題を考慮してなされたものであり、防水性を損なうことなく接合することができる透湿防水性を備える積層シート、及び、該積層シートを接合する接合方法を提供することを目的とする。
本発明に係る積層シートは、透湿防水シートと保護シートとを含む積層シートであって、前記透湿防水シートと、前記保護シートとを、積層面に対して平行にずらして配することを特徴とする。
また積層シートにおいて、前記保護シートは、前記透湿防水シートの第1主面に積層されており、さらに、前記透湿防水シートの第2主面に、他の保護シートを積層し、前記透湿防水シートと、前記他の保護シートとを、前記第2主面に対して平行にずらして配することが好ましい。
また積層シートにおいて、前記透湿防水シートと、前記保護シートとの間に、さらに、前記透湿防水シートよりも、少なくとも一方向の引っ張り強度が高い補強シートを積層し、前記透湿防水シートと、前記補強シートと、前記保護シートとを、積層面に対して平行にずらして配することが好ましい。
また積層シートにおいて、前記補強シートは、前記透湿防水シートと較べて、透湿性が高いことが好ましい。
また積層シートにおいて、前記補強シートは、前記保護シートと較べて、融点が低いことが好ましい。
また積層シートは、さらに、前記透湿防水シートと前記保護シートとをずらしている部分に、前記保護シートと較べて融点が低い低融点フィルムを被せていることが好ましい。
本発明に係る積層シートの接合方法は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の積層シートを2枚以上用意し、第1積層シートの前記透湿防水シートと、第2積層シートの前記透湿防水シートとが接するように重ね合わせる合わせ工程と、前記合わせ工程により重ね合わせた部分を加熱して、少なくとも、前記2つの透湿防水シートを熱溶着する接着工程とを含むことを特徴とする。
本発明に係る積層シートは、透湿防水シートと保護シートとを積層面に対して平行にずらして配しているので、第1積層シートと第2積層シートを接合する際に、第1積層シートの透湿防水シートと第2積層シートの透湿防水シートとを直接重ね合わせて接合することができるため、水が漏れるパスが残らず防水性を損なうことがない。
本発明に係る実施形態1の積層シートの外観図である。 (a)、(b)は、本発明の実施形態1に係る積層シートの接合方法の概略を示す断面図である。 本発明に係る実施形態2の積層シートの外観図である。 (a)、(b)は、本発明の実施形態2に係る積層シートの接合方法の概略を示す断面図である。 本発明に係る実施形態3の積層シートの外観図である。 (a)、(b)は、本発明の実施形態3に係る積層シートの接合方法の概略を示す断面図である。 本発明に係る実施形態4の積層シートの外観図である。
本発明に係る積層シートは、透湿防水シートと保護シートとを含む積層シートであって、透湿防水シートと保護シートとを、積層面に対して平行にずらして配する。
該積層シートは、廃棄物のキャッピングに好適なシートであり、透湿性と防水性とを兼ね備える。
透湿防水シートは、該積層シートの透湿性と防水性とを確保するための樹脂シートである。
保護シートは、該積層シートの耐候性および強度を確保するため、透湿防水シートを様々な外的刺激から保護する機能を備えており、例えば劣化の主たる要因である紫外線に透湿防水シートが曝露されることを防止する。なお、透湿防水シートの透湿性能を損なうことがないように、保護シートは透湿防水シートよりも透湿性が高いことが好ましい。
本発明に係る積層シートは、透湿防水シートと保護シートとを積層面に対して平行にずらして配しているので、2枚の積層シートを接合する際に、第1積層シートの透湿防水シートと第2積層シートの透湿防水シートとを直接重ね合わせて接合することができるため、水が漏れるパスが残らず防水性を損なうことがない。
(実施形態1)
図1は、本発明に係る実施形態1の積層シートの外観図である。図1に示す積層シート1は、図1中のX方向を短辺(ここでは202.5cm)、図1中のY方向を長辺(ここでは100m)とする長尺の反物であって、透湿防水シート10と保護シート11が図1中のZ方向に積層されている。
工場や現場において、積層シート1から複数の長方形を切り出し、該長方形の長辺同士を接合することにより、被覆領域の大きさに合った大きさ(例えば10m×25mの長方形)のキャッピングシートを形成することができる。
透湿防水シート10は、透湿性と防水性とを兼ね備える樹脂シートであって、防水性(遮水性)を確保する観点から、JIS L 1092の耐水度試験A法の規定に従って測定される水位が100cm以上であり、且つ、透湿性を確保する観点から、JIS L 1099 A−1法の規定に従って測定される透湿度が100g/m・24hr以上であることが好ましい。透湿防水シート10は、例えば、ポリエチレン等の樹脂に炭酸カルシウム等の無機微粒子を混合してシート状とし、これを延伸するなどにより微小な空隙を形成した多孔質シートである。特に、このような手法で得られるポリエチレン製の多孔質シートは、安価で入手し易いことから推奨され、例えば、大和川ポリマー株式会社製の「5S−219」、「5S−225」、及び、トクヤマ社製の「PN100」を用いることができる。
保護シート11は、耐候性および強度を確保し、紫外線をカットする能力を有する遮光性シートであって、透湿性があり、JIS L 1055 A法の規定に従って測定される遮光率が90%以上、好ましくは95%以上であることが好ましい。紫外線の遮光率が90%以上(好ましくは95%以上)であれば、保護シート11を外側(廃棄物の反対側)にして施工をすることで、透湿防水シート10が紫外線に曝されることを防止でき、該透湿防水シート10の劣化を抑制できる。保護シート11は、例えば、繊維で構成された繊維シートであって、上記の遮光率を満足できるものであれば特に制限されず、公知の各種繊維から構成される織布、不織布、編布及び割布などを用いることができる。なお、透湿防水シート10の透湿性能を損なうことがないように、保護シート11は透湿防水シート10よりも透湿性が高いことが好ましい。
図1に示すように、積層シート1の一端辺Aにおいて、透湿防水シート10と保護シート11とを積層面に対して平行な一方向(図1中のX方向)にずらして配している。同様に積層シート1の一端辺Bにおいて、透湿防水シート10と保護シート11とを積層面に対して平行な一方向(図1中のX方向)にずらして配している。
ここで一端辺Aと一端辺Bではシートのずれ方が逆である。一端辺Aには透湿防水シート10だけの部分A1があり、一端辺Bには保護シート11だけの部分B1がある。ここでは透湿防水シート10のX方向の幅と保護シート11のX方向の幅とを同じ(ここでは2.0m)にしているので、部分A1及び部分B1のX方向の幅は同じになり、ここではどちらの幅も2.5cmである。なお、部分A1及び部分B1のX方向の幅は2.5〜5.0cm程度が好ましい。
ここで積層シート1を、シートをずらした方向(図1中のX方向)について、3つの領域(第1〜3領域)に区分することができる。
第1領域(図1中のA1に相当)は、積層シート1の一方の長辺近傍にあり、ここには保護シート11が存在していないので、図1中のZ方向の上側から見ると透湿防水シート10が剥き出しになっている。
第2領域は、第1領域と第3領域との間で、積層シート1の長辺方向の中心線を含む位置にあり、ここには保護シート11と透湿防水シート10とが積層され、図1中のZ方向の上側から見ると保護シート11が剥き出しになっており、図1中のZ方向の下側から見ると透湿防水シート10が剥き出しになっている。
第3領域(図1中のB1に相当)は、他方の長辺近傍に位置し、透湿防水シート10が存在していないので、図1中のZ方向の下側から見ると保護シート11が剥き出しになっている。
ここで積層シート1を2枚以上用意し(うち2枚を「第1積層シート1a」、「第2積層シート1b」とする)、第1積層シート1aの第1領域の上に、第2積層シート1bの第2領域を重ねることにより、第1積層シート1aの透湿防水シート10と、第2積層シート1bの透湿防水シート10とが接するように重ね合わせることができる。よって透湿防水シート10同士を直接接合することができ、接合部分において防水性を損なわないようにするができる。
同時に、第1積層シート1aの第2領域の上に、第2積層シート1bの第3領域を重ねることにより、第1積層シート1aの保護シート11と、第2積層シート1bの保護シート11とが接するように重ね合わせることができる。よって保護シート11同士を直接接合することができ、接合部分において耐候性及び強度を損なわないようにするができる。
なお、接合部分において防水性を損なわないようにするには、透湿防水シート10を直接重ね合わせて接合しなくてはならないので、積層シート1は第1領域と第2領域とを必ず備えていなければならない。また、保護シート11を直接重ね合わせて接合しなくても防水性が損なわれることはないので、第3領域はなくしてもよい。
透湿防水シート10の素材は、特に制限はなく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニルコポリマー(EVA)などのポリオレフィン、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデンなどのフッ素系樹脂などを用いることができる。
透湿防水シート10の厚みは、特に制限されないが、例えば、20μm以上1000μm以下(より好ましくは300μm以下)であることが、特性、コスト、施工性のバランスの面から推奨される。
保護シート11の素材は、特に制限はなく、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン46、ナイロン12などの脂肪族ポリアミド、アラミドなどの芳香族ポリアミド、及びポリエチレンなどのポリオレフィンなどを用いることができる。また、全芳香族ポリエステル、所謂超高分子量ポリエチレン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルケトンなどの樹脂も、上記繊維の素材として使用可能である。これらの素材は1種単独で使用しても2種以上を混合して使用してもよい。
なお、保護シート11は、コストや耐候性などの面から、上記例示のいずれかのポリエステルを素材とする防水性のない長繊維不織布が好ましい。また保護シート11は、遮光率を上げるためにカーボンブラック等の顔料や染料により着色することが好ましい。
保護シート11の目付は、100g/m以上であって、300g/m以下、より好ましくは200g/m以下であることが望ましい。このような目付とすることで、良好な施工性であるのに十分な柔軟性と、十分な補強効果を確保できる。また、保護シート11の厚みは1mm以下であることが好ましく、より好ましくは0.3mm以上0.8mm以下である。
透湿防水シート10と保護シート11の接着方法は特に制限はなく、公知の方法、例えば熱融着ラミネート法、接着剤を用いる方法などが採用できる。接着剤を用いる場合には、透湿性が損なうことのないように配慮する必要があり、例えば、部分的にホットメルトパウダーで熱接着するとよい。
図2(a)、(b)は、本発明の実施形態1に係る積層シートの接合方法の概略を示す断面図である。
(1)合わせ工程において、図2(a)に示すように、第1積層シート1aの第1領域の上面に、第2積層シート1bの第2領域の下面が接するように重ね合わせる(図2中の矢印C)ことにより、透湿防水シート10同士を直接接触させる。
(2)接着工程において、図2(b)に示すように、合わせ工程により重ね合わせた部分を加熱して、少なくとも、透湿防水シート10同士を熱溶着する。
以上のように、本発明の実施形態1に係る積層シートによれば、2層構造積層シートにおいて透湿防水シート同士を直接接触させて接合することができるので、接合部分において防水性を損なうことがない。
なお、透湿防水シート10同士を直接重ね合わせて接合するとともに、第1積層シート1aの第2領域の上面に、第2積層シート1bの第3領域の下面が接するように重ね合わせて(図2中の矢印D)熱溶着することにより、保護シート11同士を直接接合し、接合部分の強度を高めることが好ましい。
(実施形態2)
図3は、本発明に係る実施形態2の積層シートの外観図である。図3に示す積層シート2は、図3中のX方向を短辺(ここでは205cm)、図3中のY方向を長辺(ここでは100m)とする長尺の反物であって、実施形態1の積層シート1に保護シート12を追加したものであり、保護シート11、透湿防水シート10及び保護シート12が上から順に図3中のZ方向に積層されている。なお、実施形態1の積層シート1と同様の構成には同一番号を付し、その説明を省略する。
保護シート11は透湿防水シート10の第1主面に積層され、保護シート12は透湿防水シート10の第2主面に積層される。
保護シート12は、耐候性および強度を確保し、突起物による破れを防止する補強用シートであって、透湿性があり、貫入抵抗が200N以上、より好ましくは300N以上であることが好ましい。保護シート12を内側(廃棄物側)にして施工をすることで、透湿防水シート10が例えば釘や注射針のような廃棄物により破れることを防止できる。保護シート12は、上記貫入抵抗を有するものであれば特に制限されず、例えば、ナイロンタフタ、樹脂ネット、割布(例えば、日石ブラスト社製「LX−18」、「LX−24」などのポリエチレン製のもの)、ポリエステル製のタイヤコード基布、ポリエステル製の寒冷紗などを用いることができる。なお、透湿防水シート10の透湿性能を損なうことがないように、保護シート12は透湿防水シート10よりも透湿性が高いことが好ましい。
図3に示すように、積層シート2の一端辺Aにおいて、保護シート11と透湿防水シート10とを透湿防水シート10の第1主面に対して平行な一方向(図3中のX方向)にずらして配するとともに、透湿防水シート10と保護シート12とを透湿防水シート10の第2主面に対して平行な一方向(図3中のX方向)に段々にずらして配している。同様に積層シート2の一端辺Bにおいて、保護シート12と透湿防水シート10とを第2主面に対して平行な一方向(図3中のX方向)にずらして配するとともに、透湿防水シート10と保護シート11とを透湿防水シート10の第1主面に対して平行な一方向(図3中のX方向)にずらして配している。
ここで一端辺Aと一端辺Bではシートのずれ方が逆である。一端辺Aでは保護シート12だけの部分A1と、保護シート12と透湿防水シート10とからなる2層の部分A2とがある。一端辺Bでは保護シート11だけの部分B1と、保護シート11と透湿防水シート10とからなる2層の部分B2とがある。ここでは透湿防水シート10のX方向の幅、保護シート11のX方向の幅、及び、保護シート12のX方向の幅を同じ(ここでは2.0m)にしているので、部分A1、部分A2、部分B1及び部分B2のX方向の幅は同じになり、ここではどの幅も2.5cmである。なお、部分A1、部分A2、部分B1及び部分B2のX方向の幅は2.5〜5.0cm程度が好ましい。
ここで積層シート2を、シートをずらした方向(図3中のX方向)について、5つの領域(第1〜5領域)に区分することができる。
第1領域(図3中のA1に相当)は、一方の長辺近傍に位置し、保護シート11と透湿防水シート10とが存在せず、図3中のZ方向の上側から見ると保護シート12が剥き出しになっている。
第2領域(図3中のA2に相当)は、第1領域と第3領域との間に位置し、保護シート11が存在せず、透湿防水シート10と保護シート12とが積層された2層の部分であり、図3中のZ方向の上側から見ると透湿防水シート10が剥き出しになっている。
第3領域は、第2領域と第4領域との間で、積層シート2の長辺方向の中心線を含む位置にあり、ここには保護シート11と透湿防水シート10と保護シート12とが積層され、図3中のZ方向の上側から見ると保護シート11が剥き出しになっており、図3中のZ方向の下側から見ると保護シート12が剥き出しになっている。
第4領域(図3中のB2に相当)は、第3領域と第5領域との間に位置し、保護シート12が存在せず、保護シート11と透湿防水シート10とが積層された2層の部分であり、図3中のZ方向の下側から見ると透湿防水シート10が剥き出しになっている。
第5領域(図3中のB1に相当)は、他方の長辺近傍に位置し、透湿防水シート10と保護シート12とが存在せず、図3中のZ方向の下側から見ると保護シート11が剥き出しになっている。
ここで積層シート2を2枚以上用意し(うち2枚を「第1積層シート2a」、「第2積層シート2b」とする)、第1積層シート2aの第2領域の上に、第2積層シート2bの第4領域を重ねることにより、第1積層シート2aの透湿防水シート10と、第2積層シート2bの透湿防水シート10とが接するように重ね合わせることができる。よって透湿防水シート10同士を直接接合することができ、接合部分において防水性を損なわないようにするができる。
同時に、第1積層シート2aの第3領域の上に、第2積層シート2bの第5領域を重ねることにより、第1積層シート2aの保護シート11と、第2積層シート2bの保護シート11とが接するように重ね合わせることができる。よって保護シート11同士を直接接合することができ、接合部分において耐候性及び強度を損なわないようにするができる。
同時に、第1積層シート2aの第1領域の上に、第2積層シート2bの第3領域を重ねることにより、第1積層シート2aの保護シート12と、第2積層シート2bの保護シート12とが接するように重ね合わせることができる。よって保護シート12同士を直接接合することができ、接合部分において耐候性及び強度を損なわないようにするができる。
なお、接合部分において防水性を損なわないようにするには、透湿防水シート10を直接重ね合わせて接合しなくてはならないので、積層シート2は第2領域と第4領域とを必ず備えていなければならない。また保護シート11及び保護シート12を直接重ね合わせて接合しなくても防水性が損なわれることはないので第1領域及び第5領域はなくしてもよい。また接合部分において強度を確保するには、第1領域及び第5領域のどちらか一方があればよい。
保護シート12の素材は、特に制限はなく、例えば、保護シート11と同様のものを用いることができる。保護シート12の目付及び厚みは、保護シート11と同様である。透湿防水シート10と保護シート12の接着方法は特に制限はなく、透湿防水シート10と保護シート11の接着方法と同様である。
図4(a)、(b)は、本発明の実施形態2に係る積層シートの接合方法の概略を示す断面図である。
(1)合わせ工程において、図4(a)に示すように、第1積層シート2aの第2領域の上面に、第2積層シート2bの第4領域の下面が接するように重ね合わせることにより、透湿防水シート10同士を直接接触させる(図4中の矢印C)。
(2)接着工程において、図4(b)に示すように、合わせ工程により重ね合わせた部分を加熱して、少なくとも、透湿防水シート10同士を熱溶着する。
以上のように、本発明の実施形態2に係る積層シートによれば、3層構造積層シートにおいて透湿防水シート同士を直接接触させて接合することができるので、接合部分において防水性を損なうことがない。
なお、透湿防水シート10同士を直接重ね合わせて接合するとともに、第1積層シート2aの第3領域の上面に、第2積層シート1bの第5領域の下面が接するように重ね合わせて(図4中の矢印D)熱溶着することにより、保護シート11同士を直接接合し、且つ、第1積層シート2aの第1領域の上面に、第2積層シート1bの第3領域の下面が接するように重ね合わせて(図4中の矢印E)熱溶着することにより、保護シート12同士を直接接合し、接合部分の強度を高めることが好ましい。
(実施形態3)
図5は、本発明に係る実施形態3の積層シートの外観図である。図5に示す積層シート3は、図5中のX方向を短辺(ここでは207.5cm)、図5中のY方向を長辺(ここでは100m)とする長尺の反物であって、実施形態2の積層シート2における保護シート11と透湿防水シート10との間に補強シート13を追加したものであり、保護シート11、補強シート13、透湿防水シート10及び保護シート12が上から順に図5中のZ方向に積層されている。なお、実施形態1の積層シート1及び実施形態2の積層シート2と同様の構成には同一番号を付し、その説明を省略する。
補強シート13は透湿防水シート10の第1主面に積層され、保護シート11は補強シート13の上に積層され、保護シート12は透湿防水シート10の第2主面に積層される。
補強シート13は、透湿防水シート10の強度不足を補い、且つ、積層シート3を接合する際の接合部分の引っ張り強度を高める強化材であって、透湿性があり、透湿防水シート10よりも少なくとも一方向の引っ張り強度が高い。なお、補強シート13は、透湿防水シート10の透湿性能を損なうことがないように、透湿防水シート10と較べて透湿性が高いことが好ましい。また、補強シート13は、保護シート11及び保護シート12と較べて融点が低いことが好ましい。
例えば、透湿防水シート10をポリエチレン製の多孔質シートとし(融点100〜120℃)、保護シート11及び保護シート12をポリエステル製(融点260℃)とするような、透湿防水シート10の融点に較べて他層の融点が大きい場合には、透湿防水シート10を熱溶着させる際に他層を同時に熱溶着させることが難しい。そこで、このような場合に、透湿防水シート10よりも強度があり、透湿防水シート10と融点が近く、且つ、透湿性がある補強シート13を追加することにより、透湿防水シート10を熱溶着させる際に、補強シート13を同時に熱溶着させることができ、接合部分の強度を高めることが可能となる。
図5に示すように、積層シート3の一端辺Aにおいて、透湿防水シート10と補強シート13と保護シート11とを、積層面に対して平行な一方向(図5中のX方向)に段々にずらして配するとともに、透湿防水シート10と保護シート12とを透湿防水シート10の第2主面に対して平行な一方向(図5中のX方向)に段々にずらして配している。同様に積層シート2の一端辺Bにおいて、保護シート12と透湿防水シート10とを第2主面に対して平行な一方向(図5中のX方向)にずらして配するとともに、保護シート11と補強シート13と透湿防水シート10とを、積層面に対して平行な一方向(図5中のX方向)に段々にずらして配している。
ここで一端辺Aと一端辺Bではシートのずれ方が逆である。一端辺Aでは保護シート12だけの部分A1と、保護シート12と透湿防水シート10とからなる2層の部分A2と、保護シート12と透湿防水シート10と補強シート13とからなる3層の部分A3とがある。一端辺Bでは保護シート11だけの部分B1と、保護シート11と補強シート13とからなる2層の部分B2と、保護シート11と補強シート13と透湿防水シート10とからなる3層の部分B3とがある。ここでは透湿防水シート10のX方向の幅、補強シート13のX方向の幅、保護シート11のX方向の幅、及び、保護シート12のX方向の幅を同じ(ここでは2.0m)にしているので、部分A1〜A3と部分B1〜B3のX方向の幅は同じになり、ここではどの幅も2.5cmである。なお、部分A1〜A3と部分B1〜B3のX方向の幅は2.5〜5.0cm程度が好ましい。
ここで積層シート3を、シートをずらした方向(図5中のX方向)について、7つの領域(第1〜7領域)に区分することができる。
第1領域(図5中のA1に相当)は、一方の長辺近傍に位置し、保護シート11と補強シート13と透湿防水シート10とが存在せず、図5中のZ方向の上側から見ると保護シート12が剥き出しになっている。
第2領域(図5中のA2に相当)は、第1領域と第3領域との間に位置し、保護シート11と補強シート13とが存在せず、透湿防水シート10と保護シート12とが積層された2層の部分であり、図5中のZ方向の上側から見ると透湿防水シート10が剥き出しになっている。
第3領域(図5中のA3に相当)は、第2領域と第4領域との間に位置し、保護シート11が存在せず、補強シート13と透湿防水シート10と保護シート12とが積層された3層の部分であり、図5中のZ方向の上側から見ると補強シート13が剥き出しになっている。
第4領域は、第3領域と第5領域との間で、積層シート3の長辺方向の中心線を含む位置にあり、ここには保護シート11と補強シート13と透湿防水シート10と保護シート12とが積層され、図5中のZ方向の上側から見ると保護シート11が剥き出しになっており、図5中のZ方向の下側から見ると保護シート12が剥き出しになっている。
第5領域(図5中のB3に相当)は、第4領域と第6領域との間に位置し、保護シート12が存在せず、保護シート11と補強シート13と透湿防水シート10とが積層された3層の部分であり、図5中のZ方向の下側から見ると透湿防水シート10が剥き出しになっている。
第6領域(図5中のB2に相当)は、第5領域と第7領域との間に位置し、透湿防水シート10と保護シート12が存在せず、保護シート11と補強シート13とが積層された2層の部分であり、図5中のZ方向の下側から見ると補強シート13が剥き出しになっている。
第7領域(図5中のB1に相当)は、他方の長辺近傍に位置し、補強シート13と透湿防水シート10と保護シート12とが存在せず、図5中のZ方向の下側から見ると保護シート11が剥き出しになっている。
ここで積層シート3を2枚以上用意し(うち2枚を「第1積層シート3a」、「第2積層シート3b」とする)、第1積層シート3aの第2領域の上に、第2積層シート3bの第5領域を重ねることにより、第1積層シート3aの透湿防水シート10と、第2積層シート3bの透湿防水シート10とが接するように重ね合わせることができる。よって透湿防水シート10同士を直接接合することができ、接合部分において防水性を損なわないようにするができる。
同時に、第1積層シート3aの第4領域の上に、第2積層シート3bの第7領域を重ねることにより、第1積層シート3aの保護シート11と、第2積層シート3bの保護シート11とが接するように重ね合わせることができる。よって保護シート11同士を直接接合することができ、接合部分において耐候性を損なわないようにするができる。
同時に、第1積層シート3aの第3領域の上に、第2積層シート3bの第6領域を重ねることにより、第1積層シート3aの補強シート13と、第2積層シート3bの補強シート13とが接するように重ね合わせることができる。よって補強シート13同士を直接接合することができ、接合部分において耐候性及び強度を損なわないようにするができる。
同時に、第1積層シート3aの第1領域の上に、第2積層シート3bの第4領域を重ねることにより、第1積層シート3aの保護シート12と、第2積層シート3bの保護シート12とが接するように重ね合わせることができる。よって保護シート12同士を直接接合することができ、接合部分において耐候性及び強度を損なわないようにするができる。
なお、接合部分において防水性を損なわないようにするには、透湿防水シート10を直接重ね合わせて接合しなくてはならないので、積層シート3は第2領域と第5領域とを必ず備えていなければならない。また、接合部分において強度を確保するには、補強シート13を直接重ね合わせて接合しなくてはならないので、積層シート3は第3領域と第6領域とを必ず備えていなければならない。保護シート11及び保護シート12を直接重ね合わせて接合しなくても防水性が損なわれることはないので第1領域及び第7領域はなくしてもよい。
補強シート13の素材は、透湿防水シート10と同時に熱溶着させることができる程度の融点を持つものであればよく、透湿防水シート10と同じ素材であることが好ましい。例えば透湿防水シート10をポリエチレン製とした場合には、補強シート13としてポリエチレン製の樹脂ネットや割布(例えば、日石ブラスト社製「LX−18」、「LX−24」)などを用いることができる。
図6(a)、(b)は、本発明の実施形態3に係る積層シートの接合方法の概略を示す断面図である。
(1)合わせ工程において、図6(a)に示すように、第1積層シート3aの第2領域の上面に、第2積層シート3bの第5領域の下面が接するように重ね合わせることにより、透湿防水シート10同士を直接接触させ(図6中の矢印C)、且つ、第1積層シート3aの第3領域の上面に、第2積層シート3bの第6領域の下面が接するように重ね合わせることにより、補強シート13同士を直接接触させる(図6中の矢印D)。
(2)接着工程において、図6(b)に示すように、合わせ工程により重ね合わせた部分を加熱して、少なくとも、透湿防水シート10同士、及び、補強シート13同士を熱溶着する。
以上のように、本発明の実施形態3に係る積層シートによれば、4層構造積層シートにおいて透湿防水シート同士を直接接触させて接合することができるので、接合部分において防水性を損なうことがなく、さらに、補強シート同士を直接接触させて接合することができるので、接合部分の強度を高めることができる。
なお、実施形態3では、実施形態2の積層シート2に対して補強シート13を追加しているが、実施形態1の積層シート1に対して補強シート13を追加してもよい。この場合には、実施形態3の積層シート3から保護シート12を削除した構成になる。
(実施形態4)
図7は、本発明に係る実施形態4の積層シートの外観図である。図7に示す積層シート4は、図7中のX方向を短辺(ここでは207.5cm)、図7中のY方向を長辺(ここでは100m)とする長尺の反物であって、実施形態3の積層シート3において、積層シート3を構成する各シートをずらしている接合用の部分の少なくとも一方に、保護シート11及び保護シート12と較べて融点が低い低融点フィルム14(図7中の斜線部分)を被せたものであり、その他の構成は実施形態3の積層シート3と同様である。なお、実施形態3の積層シート3と同様の構成には同一番号を付し、その説明を省略する。
低融点フィルム14は、熱をかけると溶融し、冷えると接着するフィルム状の接着剤であり、例えば、倉敷繊維加工株式会社(通称「クラボウ」)製のクランベターN150を用いることができる。
低融点フィルム14は、合わせ工程において重ね合わせる部分全体に溶着されており、保護シート11同士、補強シート13同士、透湿防水シート10同士及び保護シート12同士を同じ条件で同時に貼り付けることができる。なお、低融点フィルム14は、透湿防水シート10の透湿性能を損なうことがないように、接合部分において透湿防水シート10と較べて透湿性が高いことが好ましい。ここで、補強シート13は熱により溶融する必要がないので、実施形態3の積層シート3のように、補強シート13の融点は保護シート11及び保護シート12と較べて低くなくてよい。
以上のように、本発明の実施形態4に係る積層シートによれば、4層構造積層シートにおいて、低融点フィルム14を介して、透湿防水シート10同士、補強シート13同士、保護シート11同士、保護シート12同士を接合することができるので、接合部分において防水性を損なうことがなく、さらに、接合部分の強度を確実に高めることができる。
なお、実施形態4では、実施形態3の積層シート3に対して低融点フィルム14を追加したが、実施形態1の積層シート1、実施形態2の積層シート2のそれぞれに対して低融点フィルム14を追加することもできる。実施形態1の積層シート1に対して低融点フィルム14を追加する場合には、積層シート4から保護シート12及び補強シート13を削除した構成になる。実施形態2の積層シート1に対して低融点フィルム14を追加する場合には、積層シート4から補強シート13を削除した構成になる。
また、実施形態1〜4では積層シートの長辺同士を段々にずらして接合する構造および方法について説明したが、これに加えて、同様の構造及び方法により積層シートの短辺同士を接合してもよい。防水性を損なわないように積層シートの短辺同士を接合できれば、反物の最後の方で生じた半端な部分の後端に、別の新しい反物の先端を接合することができるので、反物を最後まで無駄なく使い切ることができる。また、積層シートの短辺付近に、積層シートを構成する各シートを接着しない部分を設けておくだけでもよい。このような接着しない部分を設けた短辺同士を接合する際には、不要な部分を切除して段々にずらした形状にしてもよいし、あるいは積層シートを構成する各シートを交互に差し込んで接合してもよい。
以上説明したように本発明の積層シートは、積層シートを構成する各シートを積層面に対して平行にずらして配しているので、第1積層シートと第2積層シートを接合する際に、同じ種類のシート同士を直接重ね合わせて接合することができる。特に透湿防水シート同士を重ね合わせて接合することができるため、水が漏れるパスが残らず防水性を損なうことがない。
1〜4 積層シート
10 透湿防水シート
11 保護シート
12 保護シート
13 補強シート
14 低融点フィルム

Claims (7)

  1. 透湿防水シートと保護シートとを含む積層シートであって、
    前記透湿防水シートと、前記保護シートとを、積層面に対して平行にずらして配することを特徴とする積層シート。
  2. 前記保護シートは、前記透湿防水シートの第1主面に積層されており、さらに、前記透湿防水シートの第2主面に、他の保護シートを積層し、
    前記透湿防水シートと、前記他の保護シートとを、前記第2主面に対して平行にずらして配する請求項1に記載の積層シート。
  3. 前記透湿防水シートと、前記保護シートとの間に、さらに、前記透湿防水シートよりも、少なくとも一方向の引っ張り強度が高い補強シートを積層し、
    前記透湿防水シートと、前記補強シートと、前記保護シートとを、積層面に対して平行にずらして配する請求項1又は2に記載の積層シート。
  4. 前記補強シートは、前記透湿防水シートと較べて、透湿性が高い請求項3に記載の積層シート。
  5. 前記補強シートは、前記保護シートと較べて、融点が低い請求項3又は4に記載の積層シート。
  6. 該積層シートは、さらに、
    前記透湿防水シートと前記保護シートとをずらしている部分に、前記保護シートと較べて融点が低い低融点フィルムを被せている請求項1〜5のいずれか1項に記載の積層シート。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の積層シートを2枚以上用意し、第1積層シートの前記透湿防水シートと、第2積層シートの前記透湿防水シートとが接するように重ね合わせる合わせ工程と、
    前記合わせ工程により重ね合わせた部分を加熱して、少なくとも、前記2つの透湿防水シートを熱溶着する接着工程とを含むことを特徴とする積層シートの接合方法。
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