JP6186213B2 - 注出キャップ - Google Patents
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Description
また、シール部、装着筒部、及び注出筒部が一体に形成されて、注出キャップが構成されているので、部品点数が抑えられ、例えば組み立て工数を削減できるなど、製造コストを低減することができる。
また、注出キャップの全体が容器本体に対して上下動することにより、容器本体内と注出筒部内との連通、及びその遮断が切り替えられるので、シール箇所を、容器本体の口部とシール部との間の一箇所とすることが可能になり、良好なシール性を容易に確保することができる。
また、装着筒部に、前記外気導入部が形成されているので、内容物を注出孔から注出するのに伴い、外気導入部を通して外気を容器本体内に導入することが可能になり、内容物を注出孔から効率よく注出することができる。
また、注出筒部のうち、先端に内容物の注出孔が形成され、かつ基端部にシール部と装着筒部との間に開口する連通孔が形成されているので、簡易な構成で前述の作用効果を有する注出キャップを確実に得ることができる。
本実施形態の注出キャップ1は、図1に示されるように、内容物が収容される容器本体101の口部102内に着脱自在に嵌合されるシール部11と、口部102に外装される装着筒部12と、内部がシール部11と装着筒部12との間の隙間Xに連通するとともに、先端に内容物の注出孔13が形成された注出筒部14と、を備え、これらのシール部11、装着筒部12、及び注出筒部14が一体に形成されている。
注出筒部14は、基端がシール部11に連結されるとともに、先端側が装着筒部12に連結されている。注出筒部14の先端に内容物の注出孔13が形成されている。本実施形態では、注出筒部14は、シール部11の頂壁部11aに突設されている。注出筒部14は、頂壁部11aから斜め上方に突出している。注出筒部14の先端は、装着筒部12より径方向の外側に突出している。また、注出筒部14の基端部には、その内部と、シール部11と装着筒部12との間の隙間Xと、を連通する連通孔19が形成されている。連通孔19は下方に開口している。
装着筒部12は、雌ねじ筒部15の雌ねじ部を、口部102の雄ねじ部に対して緩めたり、締め込んだりすることで、容器本体101に対して上下動するように構成されている。
そして、装着筒部12には、立ち上がり筒部16の上端のうち、フランジ部17の両周端縁同士の間に位置する部分、及びフランジ部17の両周端縁から一体に上方に向けて延び、注出筒部14に至る突出部18が備えられている。突出部18は、注出筒部14における連通孔19の開口周縁部に接続されており、連通孔19を外側から覆っている。
規制部23は、装着筒部12の内周面に全周にわたって連続して延びる突条状に形成されている。規制部23が、容器本体101の口部102の外周面に形成された係止部103に係止されることで、注出キャップ1の容器本体101に対するこれ以上の上昇が規制される。
本実施形態では、規制部23は、雌ねじ筒部15と立ち上がり筒部16との接続部分に形成され、係止部103は、口部102における雄ねじ部の上方に位置する上端部に、全周にわたって連続して延びる突条状に形成されている。係止部103は、装着筒部12の立ち上がり筒部16の内周面に、液密にかつ摺動自在に当接している。
また、シール部11、装着筒部12、及び注出筒部14が一体に形成されて、注出キャップ1が構成されているので、部品点数が抑えられ、例えば組み立て工数を削減できるなど、製造コストを低減することができる。
また、注出キャップ1の全体が容器本体101に対して上下動することにより、容器本体101内と注出筒部14内との連通、及びその遮断が切り替えられるので、シール箇所を、容器本体101の口部102とシール部11との間の一箇所とすることが可能になり、良好なシール性を容易に確保することができる。
また、注出筒部14のうち、先端に内容物の注出孔13が形成され、かつ基端部にシール部11と装着筒部12との間の隙間Xに開口する連通孔19が形成されているので、簡易な構成で前述の作用効果を有する注出キャップ1を確実に得ることができる。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
以下、具体的に説明する。
装着筒部31は、雌ねじ筒部15と、雌ねじ筒部15の上端から上方に向けて延びる立ち上がり筒部33と、を備えている。立ち上がり筒部33の上端のうち、一部33aは注出筒部14に連結され、残部には、注出筒部14及びシール部11を上方から一体に覆う被覆壁部34の外周縁部が連結されている。被覆壁部34の下面と、シール部11の頂壁部11a、及び注出筒部14の各上面と、の間に、キャップ軸O方向の隙間が設けられており、この隙間が前述の外気導入部32となっている。
ここで、被覆壁部34の外周縁部のうち、注出筒部14の先端部を上方から覆う部分は、開放された自由端となっている。また、本実施形態の注出キャップ2では、前記第1実施形態のような、シール部11の周壁部11bと、立ち上がり筒部33と、を連結するフランジ部が設けられていないため、外気導入部32は、装着筒部31とシール部11との間の隙間Xに連通している。
以上より、外気は、被覆壁部34の外周縁部における前記自由端側から外気導入部32内に流入し、前記隙間Xに向けて流動する。この向きは、内容物が、注出筒部14内を注出孔13に向けて流動する方向と逆向きとなる。
このように、外気導入部32は、注出筒部14の内部に対して独立して並列に配設されているため、外気導入部32内に流入した外気が、注出筒部14内を通過する内容物に干渉することが抑えられる。
被覆壁部34は、図3及び図4に示されるような、この注出キャップ2の、注出筒部14を含む縦断面視において、径方向のうちの注出孔13側に向かうに従い漸次上方に向けて延在し、斜め上方に向けて開放されている。蓋体35は、被覆壁部34の前記自由端、及び注出孔13を一体に開閉するように配設されている。
また、前記実施形態では、装着筒部12が、雌ねじ筒部15の雌ねじ部を、口部102の雄ねじ部に対して緩めたり、締め込んだりすることで、容器本体101に対して上下動する構成を示したが、これらの雌ねじ部や雄ねじ部を形成せず、装着筒部が、容器本体の口部に対してキャップ軸O方向にスライド移動することで上下動する構成を採用してもよい。この構成において、装着筒部と口部との間に、両者の相対的なキャップ軸O回りの回転移動を規制する規制部を設けてもよい。
また、注出キャップは、前記実施形態に限らず例えば、装着筒部を有頂筒状に形成し、シール部を装着筒部の頂壁部の下面に突設し、注出筒部を、装着筒部の頂壁部の上面においてシール部より径方向の外側に位置する部分に突設し、外気導入部を、装着筒部の頂壁部において、シール部より径方向の外側に位置し、かつ注出筒部の配設された位置を回避した部分に形成するなど適宜変更してもよい。
11 シール部
12、31 装着筒部
13 注出孔
14 注出筒部
19 連通孔
32 外気導入部
101 容器本体
102 口部
Claims (2)
- 内容物が収容される容器本体の口部内に着脱自在に嵌合されるシール部と、
前記口部に上下動自在に外装される装着筒部と、
内部が前記シール部と前記装着筒部との間に連通するとともに、先端に内容物の注出孔が形成された注出筒部と、
を備え、
これらのシール部、装着筒部、及び注出筒部が一体に形成され、
前記装着筒部には、前記シール部との間に外気を導入可能な外気導入部が形成され、
前記装着筒部の上端のうち、一部は前記注出筒部に連結され、残部に、前記注出筒部、及び前記シール部を上方から一体に覆う被覆壁部が連結され、
前記外気導入部は、前記被覆壁部の下面と、前記シール部の頂壁部、及び前記注出筒部の各上面と、の間に設けられた上下方向の隙間とされ、
前記被覆壁部の外周縁部のうち、前記注出筒部の先端部を上方から覆う部分は、開放された自由端とされ、
前記被覆壁部の自由端、及び前記注出孔を一体に開放可能に閉塞する蓋体を備えることを特徴とする注出キャップ。 - 前記注出筒部は、基端が前記シール部に連結されるとともに、先端側が前記装着筒部に連結され、
前記注出筒部のうち、先端に前記注出孔が形成され、かつ基端部に前記シール部と前記装着筒部との間に開口する連通孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の注出キャップ。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2013179976A JP6186213B2 (ja) | 2013-08-30 | 2013-08-30 | 注出キャップ |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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- 2013-08-30 JP JP2013179976A patent/JP6186213B2/ja active Active
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