JP6185064B2 - 完全に絶縁された直接ワイヤ接続を備える気密端子 - Google Patents

完全に絶縁された直接ワイヤ接続を備える気密端子 Download PDF

Info

Publication number
JP6185064B2
JP6185064B2 JP2015526545A JP2015526545A JP6185064B2 JP 6185064 B2 JP6185064 B2 JP 6185064B2 JP 2015526545 A JP2015526545 A JP 2015526545A JP 2015526545 A JP2015526545 A JP 2015526545A JP 6185064 B2 JP6185064 B2 JP 6185064B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
wires
hermetic
wire
tubes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015526545A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015528630A (ja
Inventor
クラーッセン、ヘンドリク・ヘルマヌス
コルクマン、アルベルトゥス・ヤン・ヘンドリク
パテレク、フランツ・ディーテル
Original Assignee
エマソン エレクトリック コー.
エマソン エレクトリック コー.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エマソン エレクトリック コー., エマソン エレクトリック コー. filed Critical エマソン エレクトリック コー.
Publication of JP2015528630A publication Critical patent/JP2015528630A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6185064B2 publication Critical patent/JP6185064B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/521Sealing between contact members and housing, e.g. sealing insert
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C23/00Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C23/008Hermetic pumps
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/70Insulation of connections
    • H01R4/72Insulation of connections using a heat shrinking insulating sleeve
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2240/00Components
    • F04C2240/80Other components
    • F04C2240/803Electric connectors or cables; Fittings therefor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5216Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases characterised by the sealing material, e.g. gels or resins

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

本開示は気密端子に関し、より詳細には、完全に絶縁された直接ワイヤ接続を備える気密端子に関する。
このセクションは、本開示に関連する、必ずしも従来技術であるとは限らない背景情報を提供する。
気密端子組立体は、気密圧縮機の内部が気密封止されることを保証しながら、電流を外部電源から気密圧縮機のモータ巻き線へと搬送する。気密端子装置は、1つまたは複数の端子ピンとクラスタブロックとを含む端子を含むことができる。端子は、圧縮機ハウジングに対して気密封止され得る。端子ピンは、端子を貫通して延び、端子に対して気密封止される。端子ピンの第1の端部は、外部電源へと送られるワイヤに接続することができ、また端子ピンの第2の端部は、気密圧縮機のモータ巻き線へと送られるワイヤに接続することができる。
端子ピンの第2の端部は、通常、ワイヤコネクタを介してモータ巻き線に送られるワイヤに接続される。クラスタブロックは、ワイヤと端子ピンの間で電気的な接続を確立し、かつ維持するために、ワイヤコネクタを端子ピンに固定する。クラスタブロックは、ワイヤと端子ピンの間の電気的な接続部を絶縁することができる。
このセクションは、本開示の全体的な要約を提供するが、その完全な範囲またはその特徴のすべての包括的な開示ではない。
本開示の原理による気密端子組立体は、端子本体と、端子本体を通って延びる複数の端子ピンと、端子本体と端子ピンの間で気密封止を生ずるように、端子ピンと端子本体の間に配置される複数のガラス対金属封止部とを含む。端子本体の第1の側は、気密圧縮機の外側に配置されるように構成される。端子本体の第2の側は、気密圧縮機内に配置されるように構成される。端子本体の外側面は、気密圧縮機のハウジングに対して気密封止されるように構成される。端子ピンはそれぞれ、気密圧縮機の外側に配置された電源に接続するための第1の端部と、気密圧縮機内に配置されたモータ巻き線に接続するための、端子本体の第2の側に配置された第2の端部とを有する。
一例では、端子ピンのそれぞれは、端子ピンの第2の端部の中へと軸方向に延びる止まり穴を備える。止まり穴は、モータ巻き線に接続するための複数のワイヤを受け入れるように構成される。他の例では、端子ピンのそれぞれは、第2の端部に隣接して位置しかつその長手方向軸に直角に延びる貫通穴を備える。貫通穴は、モータ巻き線に接続するための複数のワイヤを受け入れるように構成される。
本開示の原理による気密端子組立体の代替実施形態は、端子本体と、端子本体を通って延びる複数の導電性の管と、管を端子本体に気密封止するために、管と端子本体の間に配置された複数のガラス対金属封止部とを含む。管のそれぞれは、端子本体の第1の側に配置された第1の端部と、端子本体の第2の側に配置された第2の端部とを有する。管は、気密圧縮機の外側に配置された電源を気密圧縮機内に配置されたモータ巻き線に接続するための複数のワイヤを受け入れるように構成される。
一例では、管のそれぞれは、ワイヤを受け入れるように軸方向に貫通して延びる貫通穴を備える。他の例では、管のそれぞれは、その第1の端部の中へと軸方向に延びる第1の止まり穴と、その第2の端部の中に軸方向に延びる第2の止まり穴とを備える。第1の止まり穴は、電源に接続される第1の複数のワイヤを受け入れるように構成される。第2の止まり穴は、モータ巻き線に接続される第2の複数のワイヤを受け入れるように構成される。
本明細書で提供される記述から、可用性のさらなる範囲が明らかになろう。本要約における記述および特定の例は、単に例示するためのものに過ぎず、本開示の範囲を限定するようには意図されていない。
本件の実施形態を以下に記載する。
[形態1] 気密圧縮機の外側に配置されるように構成された第1の側、前記気密圧縮機内に配置されるように構成された第2の側、および前記気密圧縮機のハウジングに気密封止されるように構成された外側面を有する端子本体と、
前記端子本体を通って延びる複数の端子ピンであって、前記端子ピンのそれぞれが、前記気密圧縮機の外側に配置された電源に接続するための、前記端子本体の前記第1の側に配置された第1の端部、および前記気密圧縮機内に配置されたモータ巻き線に接続するための、前記端子本体の前記第2の側に配置された第2の端部を有し、前記端子ピンのそれぞれが、前記端子ピンの前記第2の端部の中へと軸方向に延びる止まり穴を備え、前記止まり穴が、前記モータ巻き線に接続するための複数のワイヤを受け入れるように構成される、複数の端子ピンと、
前記端子本体と前記端子ピンの間で第1の気密封止を生ずるように、前記端子ピンと前記端子本体の間に配置された複数のガラス対金属封止部と、
前記端子ピンと前記ワイヤの間の接続部を絶縁するために、前記端子ピンと前記ワイヤの周囲に配置された第1の絶縁材料とを備え、
ここにおいて、前記ワイヤが、第2の絶縁材料により部分的に覆われ、前記第2の絶縁材料が、前記止まり穴の中に挿入される前記ワイヤの端部を覆っておらず、また前記第1の絶縁材料が、前記ガラス対金属封止部から前記第2の絶縁材料により覆われた前記ワイヤのセグメントまで延びる、気密端子組立体。
[形態2] 前記止まり穴を囲む前記端子ピンの一部が、前記ワイヤを前記止まり穴の中に保持し、かつ前記ワイヤを前記端子ピンに直接接続するように変形される、形態1に記載の気密端子組立体。
[形態3] 前記止まり穴を囲む前記端子ピンの一部が圧着される、形態2に記載の気密端子組立体。
[形態4] 前記第2の絶縁材料が、前記止まり穴の中に挿入される前記ワイヤの前記端部からはがされる、形態1に記載の気密端子組立体。
[形態5] 前記第1の絶縁材料が、熱収縮チューブを備える、形態1に記載の気密端子組立体。
[形態6] 前記ワイヤと前記第2の絶縁材料の間で第2の気密封止が生ずるようにするために、前記第2の絶縁材料の内側表面に接着剤が塗布される、形態5に記載の気密端子組立体。
[形態7] 気密圧縮機の外側に配置されるように構成された第1の側、前記気密圧縮機内に配置されるように構成された第2の側、および前記気密圧縮機のハウジングに気密封止されるように構成された外側面を有する端子本体と、
前記端子本体を通って延びる複数の端子ピンであって、前記端子ピンのそれぞれが、前記気密圧縮機の外側に配置された電源に接続するための、前記端子本体の前記第1の側に配置された第1の端部、および前記気密圧縮機内に配置されたモータ巻き線に接続するための、前記端子本体の前記第2の側に配置された第2の端部を有し、前記端子ピンのそれぞれが、前記第2の端部に隣接して位置しかつ中を貫通して延び、その長手方向軸に直角な貫通穴を有する円筒形本体を備え、前記貫通穴が、前記モータ巻き線に接続するための複数のワイヤを受け入れるように構成される、複数の端子ピンと
を備える気密端子組立体。
[形態8] 前記貫通穴のそれぞれが、前記端子ピンのうちのそれぞれ1つの長手方向中間点からの第1の距離、および前記端子ピンのうちの前記それぞれの1つの前記第2の端部からの、前記第1の距離に満たない第2の距離に位置する、形態7に記載の気密端子組立体。
[形態9] 形態7に記載の前記気密端子組立体と、
前記ワイヤとを備え、ここにおいて、前記ワイヤが、前記ワイヤを前記端子ピンにろう付けすること、および半田付けすることの一方により前記端子ピンに接合される、気密端子装置。
[形態10] 形態7に記載の前記気密端子組立体と、
前記ワイヤとを備え、ここにおいて、前記ワイヤが、前記ワイヤを前記端子ピンに抵抗溶接することにより前記端子ピンに接合される、気密端子装置。
[形態11] 気密圧縮機の外側に配置されるように構成された第1の側、前記気密圧縮機内に配置されるように構成された第2の側、および前記気密圧縮機のハウジングに気密封止されるように構成された外側面を有する端子本体と、
前記端子本体を通って延びる複数の導電性の管であって、前記管のそれぞれが、前記端子本体の前記第1の側に配置された第1の端部、および前記端子本体の前記第2の側に配置された第2の端部を有し、前記管が、前記気密圧縮機の外側に配置された電源を、前記気密圧縮機内に配置されたモータ巻き線に接続するための複数のワイヤを受け入れるように構成される、複数の導電性の管と、
ここにおいて、前記管のそれぞれが、前記ワイヤを受け入れるために、その長手方向軸に沿って各管を貫通して延びる貫通穴を画定しており、
前記管を前記端子本体に気密封止させるために、前記管と前記端子本体の間に配置された複数のガラス対金属封止部と
を備える気密端子組立体。
[形態12] 形態11に記載の前記気密端子組立体と、
前記ワイヤとを備え、ここにおいて、前記ワイヤが前記管の前記貫通穴を通って延びる、気密端子装置。
[形態13] 形態11に記載の前記気密端子組立体と、
前記ワイヤとを備え、ここにおいて、前記ワイヤのそれぞれが、前記電源に接続するためのねじ付き端部を有する、気密端子装置。
[形態14] 前記ワイヤを前記管の中に保持するために、前記ワイヤの前記ねじ付き端部の1つにそれぞれがねじ込まれる複数のナットをさらに備える、形態13に記載の気密端子装置。
[形態15] 前記ワイヤが、前記ワイヤを前記管にろう付け、半田付け、および溶接することのうちの1つにより前記管に気密接続される、形態12に記載の気密端子組立体。
[形態16] 前記ワイヤが、接着剤を用いて前記管に気密接続される、形態11に記載の気密端子組立体。
[形態17] 前記管が、前記ワイヤを前記管に気密接続するために圧着される、形態11に記載の気密端子組立体。
[形態18] 前記端子ピンのそれぞれが、前記管の前記第1の端部の中へと軸方向に延びる第1の止まり穴と、前記管の前記第2の端部の中へと軸方向に延びる第2の止まり穴とを備え、前記第1の止まり穴が、前記電源に接続される第1の複数のワイヤを受け入れるように構成され、前記第2の止まり穴が、前記モータ巻き線に接続される第2の複数のワイヤを受け入れるように構成される、形態20に記載の気密端子組立体。
[形態19] 前記第1の複数のワイヤ、および前記第2の複数のワイヤが、前記第1の複数のワイヤおよび前記第2の複数のワイヤを前記端子ピンにろう付け、半田付け、および溶接することのうちの1つにより、前記端子ピンに気密接続される、形態18に記載の気密端子組立体。
[形態20] 気密圧縮機の外側に配置されるように構成された第1の側、前記気密圧縮機内に配置されるように構成された第2の側、および前記気密圧縮機のハウジングに気密封止されるように構成された外側面を有する端子本体と、
前記端子本体を通って延びる複数の端子ピンであって、前記端子ピンのそれぞれが、前記気密圧縮機の外側に配置された電源に接続するための、前記端子本体の前記第1の側に配置された第1の端部、および前記気密圧縮機内に配置されたモータ巻き線に接続するための、前記端子本体の前記第2の側に配置された第2の端部を有する単一の円筒形本体を含み、前記端子ピンのそれぞれが、前記円筒形本体の前記第1の端部および前記第2の端部の少なくとも一方の中へと軸方向に延びる止まり穴を画定し、前記止まり穴のそれぞれが、複数のワイヤの1つを受け入れるように構成される、複数の端子ピンと、
複数のガラス対金属封止部であって、前記ガラス対金属封止部の1つが、前記端子本体と前記端子ピンのそれぞれとの間で気密封止を生じるように、前記端子本体と前記端子ピンのそれぞれとの間に配置される、複数のガラス対金属封止部と
を備える気密端子組立体。
本明細書で説明する図面は、すべての可能な実装形態ではなく、選択された実施形態を例示するためのものに過ぎず、本開示の範囲を限定するようには意図されていない。
気密端子組立体およびクラスタブロックを含む、従来技術による気密圧縮機の部分断面図。 図1の気密端子組立体およびクラスタブロックの上面図。 図1の気密端子組立体およびクラスタブロックの側面図。 図1の気密端子組立体およびクラスタブロックの正面図。 気密端子とモータ巻き線に送られるワイヤとの間の電気的な接続を示すために、クラスタブロックの本体部分が除去された図1の気密端子組立体の斜視図。 クラスタブロックが分解された状態にある図1の気密端子組立体およびクラスタブロックの斜視図。 気密端子組立体を含む本開示の原理による気密端子装置の斜視図。 図7で示す線8−8に沿った図7の気密端子装置の横断面図。 気密端子組立体のピンとモータ巻き線に送られるワイヤとの間の電気的な接続部を絶縁する熱収縮チューブを備えた図7の気密端子装置の斜視図。 図9で示された線10−10に沿った図9の気密端子装置の正面断面図。 本開示の原理による気密端子装置の代替実施形態の斜視図。 本開示の原理による気密端子装置の他の代替実施形態の斜視図。 本開示の原理による気密端子装置の他の代替実施形態の正面断面図。 本開示の原理による気密端子装置のさらに他の代替実施形態の正面部分断面図。 本開示の原理による気密端子装置の他の代替実施形態の一部の正面部分断面図。
対応する参照数字は、図面のいくつかの図を通して対応する部分を示す。
次に添付図面を参照して、例示的な実施形態をより十分に述べるものとする。図1を次に参照すると、例示的な気密圧縮機10は、ハウジング12と、モータ14と、排出管16と、気密端子装置18とを含む。ハウジング12は、上側部分20と下側部分22とを含む。上側部分20および下側部分22は、例えば、ろう付けまたは溶接により共に気密封止される。モータ14は、ハウジング12内に配置される。端子装置18は、図示のように、上側部分20に(例えば、圧縮機10の上部に)取り付けることができる、または端子装置18は、下側部分22に(例えば、圧縮機10の側部に)取り付けることができる。
モータ14は、固定子24と回転子26とを含む。固定子24は、巻き線28を有し、締まり嵌めによりハウジング12に固定される。回転子26は、端部キャップ30と中心開口部32とを有する。釣合いおもり34が、端部キャップ30に取り付けられ、またクランク軸36が、締まり嵌めにより中心開口部32に固定される。クランク軸36は、例えば、スクロール圧縮機、回転ねじ圧縮機、または往復圧縮機などに含まれるタイプの圧縮機構(図示せず)に駆動可能に結合される。
モータ14は、クランク軸36を回転して圧縮機構を駆動する。次いで、圧縮機構は、冷媒を圧縮し、圧縮された冷媒は、ハウジング12の内部に排出される。ハウジング12の内部の圧縮された冷媒は、次いで、排出管16を通して排出される。排出管16は、ハウジング12の上側部分20を通って延び、例えば、半田付けなどによりハウジング12に対して気密封止される。
端子装置18は、電流を、圧縮機10の外部の電源(図示せず)から、圧縮機ハウジング12の内側のモータ14へと搬送する。図2から図6をさらに参照すると、端子装置18は、端子組立体38とクラスタブロック組立体39とを含む。端子組立体38は、端子板または本体40と、端子本体40を通って延びる端子ピン42とを含む。端子本体40は、例えば、ろう付けまたは溶接により、ハウジング12に気密封止される。ピン42は、例えば、ガラス対金属封止部により端子本体40に気密封止される。
ピン42はそれぞれ、第1の端部44と第2の端部46とを有する。ピン42の第1の端部44は、電源へ送られるワイヤ(図示せず)に電気的に接続され得る。端子組立体38は、これらのワイヤを含むことができる。ピン42の第2の端部46は、ワイヤコネクタ50(図5および図6)によりワイヤ48に電気的に接続される。ワイヤ48は、モータ14の巻き線28へと送られる。クラスタブロック組立体39は、ワイヤ48と、ワイヤコネクタ50と、電気的接続をその間で確立しかつ維持するためにワイヤコネクタ50をピン42に固定するクラスタブロック本体51とを含む。クラスタブロック本体51は、プラスチック誘電体から形成することができ、またピン42とワイヤコネクタ50の間の接続部を電気的に絶縁することができる。ワイヤコネクタ50は、(例えば、圧入嵌めを用いて)クラスタブロック本体51に埋め込むことができ、次いで、クラスタブロック本体51をピン42の上に摺動させることができる。
いくつかの圧縮機用途において、ポリアルキレングリコール(PAG)油とR134A冷媒の組合せなど、圧縮機10の内部の媒体にはわずかに導電性がある。さらに、端子装置18における金属構成要素は、この導電性媒体に露出され得る。その結果、ピン42間、ピン42と隣接する電気的に接続された構成要素との間、ピン42と端子本体40の間、かつ/またはピン42とハウジング12の間の絶縁抵抗が大幅に低下する可能性がある。これは、電気的な損失を生じ、ハウジング12が接地されていない場合、ハウジング12を電気的に帯電させるおそれがある。
気密圧縮機内に存在し得る導電性媒体は、PAG油とR134A冷媒の組合せに限定されることはなく、自動車用途で使用される様々な冷媒を含むことができる。導電性媒体が気密圧縮機内の端子ピンを互いに、かつ近くの構成要素に短絡させる問題は、端子ピンの位置によって悪化させることもあり得る。例えば、いくつかの圧縮機用途では、端子ピンが共に接近しており、円ではなく直線に方向付けられる必要があり得る。
図7および図8を次に参照すると、気密端子組立体60は、端子本体62と、端子本体62を通って延びる端子ピン64とを含む。端子本体62およびピン64は、金属(例えば、鋼材)から形成され得る。端子本体62とピン64の間の境界面は、ガラス対金属封止部66により気密封止され得る。
ピン64の第1の端部68は、電源へと送られるワイヤ(図示せず)に電気的に接続され得る。ピン64の第2の端部70は、圧縮機内のモータ巻き線へと送ることのできるワイヤ72に電気的に接続される。ワイヤ72は、金属(例えば、銅、ニッケル)から形成することができる。
ワイヤ72は、絶縁体74を用いて電気的に絶縁することができ、また絶縁体74は、ワイヤ72の端部76からはがすことができる。同心の止まり穴78を、ピン64の第2の端部70の中に形成する(例えば、機械加工する)ことができ、またワイヤ72の端部76を、止まり穴78の中に挿入することができる。ピン64の第2の端部70は次いで、ピン64とワイヤ72の間で直接の電気的接続を生ずるように変形(例えば、圧着)させることができる。止まり穴78は、金属の破片が、ガラス対金属封止部66を貫通し、そこに割れ目を生ずることを回避するために、ピン64が端子組立体60に取り付けられる前にピン64の第2の端部70の中に機械加工することができる。
図9および図10をさらに参照すれば、ピン64とワイヤ72の間の直接接続部を絶縁するために、熱収縮チューブ80がピン64とワイヤ72の周囲に配置され得る。チューブ80は、ワイヤ72がピン64の中に挿入される前にワイヤ72の上に摺動させ、次いで、ワイヤ72がピン64の中に挿入されると、ピン64の上に摺動させることができる。熱が次いでチューブ80に加えられて、ワイヤ72とチューブ80の間の境界面を封止することができる。チューブ80は、端子本体62の内側表面82から、絶縁体74により絶縁されたワイヤ72のセグメント84まで延びることができる。
チューブ80は、圧縮機内の導電性媒体と、ピン64を含む端子組立体60およびワイヤ72の電流を搬送する構成要素の通常であれば露出される部分との間の接触を阻止する。チューブ80は、1つまたは複数の冷媒と適合性のある材料から形成され得る。チューブ80は、チューブ80とワイヤ72の間の封止を向上させるために、チューブ80の内側面に塗布された接着層を含むことができる。
ワイヤコネクタおよび/またはクラスタブロック本体を用いてピン64をワイヤ72に取り付けるのではなく、ピン64をワイヤ72に直接接続することは、端子組立体60を実装するコストを低減する。さらにクラスタブロック本体をなくすことは、ピン64とワイヤ72の間のコンパクトな接続を可能にし、それは、端子組立体60に必要な取付けスペース量を低減する。チューブ80を用いて、ピン64とワイヤ72の間の直接接続部を絶縁することは、導電性媒体が端子組立体60を囲んでいる場合であっても、ピン64(および近くの構成要素)の間の絶縁抵抗が低下しないようにする。
図11を次に参照すると、気密端子組立体90は、端子本体92と、端子本体92を通って延びる端子ピン94とを含む。端子本体92およびピン94は、金属(例えば、鋼材)から形成され得る。端子本体92とピン94の間の境界面は、ガラス対金属封止部96で気密封止され得る。
ピン94の第1の端部98は、電源へと送られるワイヤ(図示せず)に電気的に接続され得る。ピン94の第2の端部100は、圧縮機内のモータ巻き線へと送ることのできるワイヤ102に電気的に接続される。ワイヤ102は、金属(例えば、銅、ニッケル)から形成され得る。
ワイヤ102は、絶縁体104を用いて電気的に絶縁され、また絶縁体104は、ワイヤ102の端部106からはがすことができる。貫通穴108が、ピン94の長手方向軸に直角に、ピン94の中に形成(例えば、穴開け)され得る。貫通穴108は、ピン64の第2の端部70に隣接して(例えば、ピン64の長手方向中間点よりも第2の端部70の近くに)位置することができる。ワイヤ102のはがされた端部106は、貫通穴108の中に挿入され得る。ワイヤ102の端部106は次いで、接合部110を形成し、かつピン94とワイヤ102の間で直接の電気的接続を生ずるように、例えば、半田付けまたはろう付けによりピン94に接合され得る。代替的には、ピン94の端部106が貫通穴108の中に挿入される前に、ピン94の端部106に半田を塗布することができる。ピン94に接続されたワイヤ102に使用され得る例示的な半田は、ALPHA(登録商標)OM−5100 62Sn/36Pb/2Agと、ALPHA(登録商標)OM−338PT鉛フリー(RoHS準拠)とを含む。
ピン94とワイヤ102の間の接合部110は、高温のろう付けまたは低温の半田付けを用いて形成され得る。高温のろう付けは、ガラス対金属封止部96が端子本体92とピン94の間で形成される前、形成される間に、またはその後に行うことができる。低温の半田付けの場合は、ピン94は銅のコアを有することができ、また(固体銅の)ワイヤ102は、ピン94の銅のコアに直接半田付けされて、接合部110の付着性を向上させ、かつ接合部110の電気抵抗を減少させることができる。熱収縮チューブなどの絶縁体は、接合部110の周囲に、ピン94の周囲に、かつ/またはワイヤ102の露出された部分の周囲に配置することができる。
図12を次に参照すると、気密端子組立体120は、端子本体122と、端子本体122を通って延びる端子ピン124とを含む。端子本体122およびピン124は、金属(例えば、鋼材)から形成され得る。端子本体122とピン124の間の境界面は、ガラス対金属封止部126により気密封止され得る。
ピン124の第1の端部128は、電源に送られるワイヤ(図示せず)に電気的に接続され得る。ピン124の第2の端部130は、圧縮機内のモータ巻き線へと送ることのできるワイヤ132に電気的に接続される。ワイヤ132は、金属(例えば、銅、ニッケル)から形成され得る。
ワイヤ132は、絶縁体134を用いて電気的に絶縁することができ、また絶縁体134は、ワイヤ132の端部136からはがすことができる。ワイヤ132のはがされた端部136は、接合部140を形成し、かつピン124とワイヤ132の間で直接の電気的な接続を生じさせるために、例えば、抵抗(例えば、スポット)溶接などにより、ピン124の外側表面138に接合され得る。熱収縮チューブなどの絶縁体が、接合部140の周囲に、ピン124の周囲に、かつ/またはワイヤ132の露出された部分の周囲に配置され得る。
図13を次に参照すると、気密端子組立体150は、端子本体152と、端子本体152を通って延びる管154とを含む。端子本体152および管154は、金属(例えば、鋼材)から形成され得る。端子本体152と管154の間の境界面は、ガラス対金属封止部156により気密封止され得る。
ワイヤ158は、管154を通って直接延びており、管154とワイヤ158の間の境界面は気密封止され得る。ワイヤ158の第1の端部160は、電源へと送ることができる。ワイヤ158の第2の端部162は、圧縮機内のモータ巻き線に電気的に接続され得る。ワイヤ158は、金属(例えば、銅、ニッケル)から形成され得る。
ワイヤ158は、例えば、ろう付け、半田付け、または溶接(例えば、レーザ溶接)により、管154に対して気密接続され得る。管154は、(例えば、銅の)ワイヤ158を管154に対して容易にレーザ溶接できるように、(例えば、銅の)めっきを含むことができる。ワイヤ158は、ワイヤ158が管154の中に挿入された後、例えば、接着剤(例えば、エポキシ、のり)により、かつ/または管154を変形させる(例えば、圧着する)ことにより管154に気密接続され得る。
図14を次に参照すると、ワイヤ158がワイヤ164で置き換えられた端子組立体150の一部が示されている。ワイヤ164は、管154を通して挿入することができ、またワイヤ164が管154から後退してはずれないように、ナット166を、ワイヤ164の第1の端部168にねじ込むことができる。外部ワイヤ(図示せず)は、ねじ接続によりワイヤ164の第1の端部168に電気的に接続され、かつ電源へと送ることができる。ワイヤ164の第2の端部170は、圧縮機内のモータ巻き線へと送ることができる。
ワイヤ164は、金属(例えば、銅、ニッケルアルミニウム合金)から形成され得る。ワイヤ164は、ステンレス鋼の被覆を備えた銅のコアを有することができ、被覆の少なくとも一部は、ワイヤ164を管154に気密接続するために取り除くことができる。ワイヤ164の外径は、最大化することができ、また管154の太さは、ねじ接続を達成するために最小化され得る。
図15を次に参照すると、管154が管172で置き換えられ、またワイヤ158がワイヤ174、176で置き換えられた端子組立体150の一部が示されている。止まり穴178、180は、管172の両端の中に形成する(例えば、機械加工する)ことができる。ワイヤ174は、止まり穴178の中に挿入され、電源へと送られ得る。ワイヤ176は、止まり穴180の中に挿入され、圧縮機内のモータ巻き線へと送ることができる。
管172は、金属(例えば、鋼材)から形成され得る。管172の設計により、止まり穴180は止まり穴178から気密封止されているので、ワイヤ174、176と管172の間の気密封止を必要としない。さらにワイヤ174、176は、異なる直径を有することができる(例えば、ワイヤ174は、ワイヤ176よりも小さな直径を有することができる)。
本開示の諸実施形態の要素または機構は、相互に交換可能である。一例では、図9および図10を参照して論じた熱収縮チューブは、図11から図15で示されたワイヤおよびピンの露出した部分を覆うために使用され得る。他の例では、図12を参照して論じた抵抗溶接は、ピンがワイヤに圧着された後、図7から図10で示されたワイヤとピンの間の電気的な接続を向上させるために使用され得る。
諸実施形態に関する前述の記述は、例示および説明のために提供されている。それは、網羅的であること、または本開示を限定することを意図していない。特定の実施形態の個々の要素または機構は、概して、その特定の実施形態に限定されないが、適用可能な場合には、相互に交換可能であり、また特に示され、または述べられていなくても選択された実施形態で使用可能である。それらはまた同様に多くの方法で変更することができる。このような変形形態は、本開示から逸脱するものと見なすべきではなく、このようなすべての変更は、本開示の範囲に含まれることが意図されている。
以下に、出願当初の特許請求の範囲の記載事項を付記する。
[条項1] 気密圧縮機の外側に配置されるように構成された第1の側、前記気密圧縮機内に配置されるように構成された第2の側、および前記気密圧縮機のハウジングに気密封止されるように構成された外側面を有する端子本体と、
前記端子本体を通って延びる複数の端子ピンであって、前記複数の端子ピンのそれぞれが、前記気密圧縮機の外側に配置された電源に接続するための、前記端子本体の前記第1の側に配置された第1の端部、および前記気密圧縮機内に配置された複数のモータ巻き線に接続するための、前記端子本体の前記第2の側に配置された第2の端部を有し、前記複数の端子ピンのそれぞれが、前記複数の端子ピンの前記第2の端部の中へと軸方向に延びる止まり穴を備え、前記複数の止まり穴が、前記モータ巻き線に接続するための複数のワイヤを受け入れるように構成される、複数の端子ピンと、
前記端子本体と前記端子ピンの間で第1の気密封止を生ずるように、前記複数の端子ピンと前記端子本体の間に配置された複数のガラス対金属封止部と
を備える気密端子組立体。
[条項2] 前記複数の止まり穴を囲む前記複数の端子ピンの一部が、前記複数のワイヤを前記複数の止まり穴の中に保持し、かつ前記複数のワイヤを前記複数の端子ピンに直接接続するように変形される、条項1に記載の気密端子組立体。
[条項3] 前記複数の止まり穴を囲む前記複数の端子ピンの一部が圧着される、条項2に記載の気密端子組立体。
[条項4] 前記複数の端子ピンと前記複数のワイヤの間の接続部を絶縁するために、前記複数の端子ピンおよび前記複数のワイヤの周囲に配置された第1の絶縁材料をさらに備える、条項3に記載の気密端子組立体。
[条項5] 前記複数のワイヤが、第2の絶縁材料により部分的に覆われ、前記第2の絶縁材料が、前記複数の止まり穴の中に挿入される前記複数のワイヤの端部からはがされ、また前記第1の絶縁材料が、前記ガラス対金属封止部から、前記第2の絶縁材料により覆われた前記複数のワイヤのセグメントまで延びる、条項4に記載の気密端子組立体。
[条項6] 前記第1の絶縁材料が、熱収縮チューブを備える、条項5に記載の気密端子組立体。
[条項7] 前記複数のワイヤと前記第2の絶縁材料の間で第2の気密封止が生ずるようにするために、前記第2の絶縁材料の内側表面に接着剤が塗布される、条項6に記載の気密端子組立体。
[条項8] 気密圧縮機の外側に配置されるように構成された第1の側、前記気密圧縮機内に配置されるように構成された第2の側、および前記気密圧縮機のハウジングに気密封止されるように構成された外側面を有する端子本体と、
前記端子本体を通って延びる複数の端子ピンであって、前記複数の端子ピンのそれぞれが、前記気密圧縮機の外側に配置された電源に接続するための、前記端子本体の前記第1の側に配置された第1の端部、および前記気密圧縮機内に配置された複数のモータ巻き線に接続するための、前記端子本体の前記第2の側に配置された第2の端部を有し、前記複数の端子ピンのそれぞれが、前記第2の端部に隣接して位置しかつ前記複数の端子ピンの長手方向軸に直角に延びる貫通穴を備え、前記複数の貫通穴が、前記複数のモータ巻き線に接続するための複数のワイヤを受け入れるように構成される、複数の端子ピンと
を備える気密端子組立体。
[条項9] 前記複数の貫通穴のそれぞれが、前記複数の端子ピンのうちのそれぞれ1つの長手方向中間点からの第1の距離、および前記複数の端子ピンのうちの前記それぞれの1つの前記第2の端部からの、前記第1の距離に満たない第2の距離に位置する、条項8に記載の気密端子組立体。
[条項10] 条項8に記載の前記気密端子組立体と、
前記複数のワイヤとを備え、ここにおいて、前記複数のワイヤが、前記複数のワイヤを前記複数の端子ピンにろう付けすること、および半田付けすることの一方により前記複数の端子ピンに接合される、気密端子装置。
[条項11] 条項8に記載の前記気密端子組立体と、
前記複数のワイヤとを備え、ここにおいて、前記複数のワイヤが、前記複数のワイヤを前記複数の端子ピンに抵抗溶接することにより前記端子ピンに接合される、気密端子装置。
[条項12] 気密圧縮機の外側に配置されるように構成された第1の側、前記気密圧縮機内に配置されるように構成された第2の側、および前記気密圧縮機のハウジングに気密封止されるように構成された外側面を有する端子本体と、
前記端子本体を通って延びる複数の導電性の管であって、前記管のそれぞれが、前記端子本体の前記第1の側に配置された第1の端部、および前記端子本体の前記第2の側に配置された第2の端部を有し、前記管が、前記気密圧縮機の外側に配置された電源を、前記気密圧縮機内に配置されたモータ巻き線に接続するための複数のワイヤを受け入れるように構成される、複数の導電性の管と、
前記管を前記端子本体に気密封止させるために、前記管と前記端子本体の間に配置された複数のガラス対金属封止部と
を備える気密端子組立体。
[条項13] 条項12に記載の前記気密端子組立体と、
前記複数のワイヤとを備え、ここにおいて、前記管のそれぞれが、前記複数のワイヤを受け入れるように軸方向に貫通して延びる貫通穴を備える、気密端子装置。
[条項14] 条項12に記載の前記気密端子組立体と、
前記複数のワイヤとを備え、ここにおいて、前記複数のワイヤのそれぞれが、前記電源に接続するためのねじ付き端部を有する、気密端子装置。
[条項15] 前記複数のワイヤを前記管の中に保持するために、前記複数のワイヤの前記ねじ付き端部の1つにそれぞれがねじ込まれる複数のナットをさらに備える、条項14に記載の気密端子装置。
[条項16] 前記複数のワイヤが、前記複数のワイヤを前記管にろう付け、半田付け、および溶接することのうちの1つにより前記管に気密接続される、条項12に記載の気密端子組立体。
[条項17] 前記複数のワイヤが、接着剤を用いて前記複数の管に気密接続される、条項12に記載の気密端子組立体。
[条項18] 前記複数の管が、前記複数のワイヤを前記複数の管に気密接続するために圧着される、条項12に記載の気密端子組立体。
[条項19] 前記複数の管のそれぞれが、前記管の前記第1の端部の中へと軸方向に延びる第1の止まり穴と、前記管の前記第2の端部の中へと軸方向に延びる第2の止まり穴とを備え、前記第1の止まり穴が、前記電源に接続される第1の複数のワイヤを受け入れるように構成され、前記第2の止まり穴が、前記モータ巻き線に接続される第2の複数のワイヤを受け入れるように構成される、条項12に記載の気密端子組立体。
[条項20] 前記第1の複数のワイヤ、および前記第2の複数のワイヤが、前記第1の複数のワイヤおよび前記第2の複数のワイヤを前記管にろう付け、半田付け、および溶接することのうちの1つにより、前記複数の管に気密接続される、条項19に記載の気密端子組立体。

Claims (9)

  1. 気密圧縮機の外側に配置されるように構成された第1の側、前記気密圧縮機内に配置されるように構成された第2の側、および前記気密圧縮機のハウジングに気密封止されるように構成された外側面を有する端子本体と、
    前記端子本体を通って延びる複数の導電性の管であって、前記管のそれぞれが、前記端子本体の前記第1の側に配置された第1の端部、および前記端子本体の前記第2の側に配置された第2の端部を有し、前記管が、前記気密圧縮機の外側に配置された電源を、前記気密圧縮機内に配置されたモータ巻き線に接続するための複数のワイヤを受け入れるように構成され、ここにおいて、前記管のそれぞれが、前記ワイヤを受け入れるために軸方向に貫通して延びる貫通穴を備える、複数の導電性の管と、
    前記管を前記端子本体に気密封止させるために、前記管と前記端子本体の間に配置された複数のガラス対金属封止部と
    を備える気密端子組立体。
  2. 請求項に記載の前記気密端子組立体と、前記複数のワイヤとを備える、気密端子装置。
  3. 請求項に記載の前記気密端子組立体と、
    前記複数のワイヤとを備え、ここにおいて、前記複数のワイヤのそれぞれが、前記電源に接続するためのねじ付き端部を有する、気密端子装置。
  4. 前記複数のワイヤを前記管の中に保持するために、前記複数のワイヤの前記ねじ付き端部の1つにそれぞれがねじ込まれる複数のナットをさらに備える、請求項に記載の気密端子装置。
  5. 前記複数のワイヤが、前記複数のワイヤを前記管にろう付け、半田付け、および溶接することのうちの1つにより前記管に気密接続される、請求項に記載の気密端子組立体。
  6. 前記複数のワイヤが、接着剤を用いて前記複数の管に気密接続される、請求項に記載の気密端子組立体。
  7. 前記複数の管が、前記複数のワイヤを前記複数の管に気密接続するために圧着される、請求項に記載の気密端子組立体。
  8. 気密圧縮機の外側に配置されるように構成された第1の側、前記気密圧縮機内に配置されるように構成された第2の側、および前記気密圧縮機のハウジングに気密封止されるように構成された外側面を有する端子本体と、
    前記端子本体を通って延びる複数の導電性の管であって、前記管のそれぞれが、前記端子本体の前記第1の側に配置された第1の端部、および前記端子本体の前記第2の側に配置された第2の端部を有し、前記複数の管が、前記気密圧縮機の外側に配置された電源を、前記気密圧縮機内に配置された複数のモータ巻き線に接続するための複数のワイヤを受け入れるように構成される、複数の導電性の管と、
    前記複数の管を前記端子本体に気密封止するために、前記複数の管と前記端子本体の間に配置された複数のガラス対金属封止部とを備え、
    ここにおいて、前記複数の管のそれぞれが、前記管の前記第1の端部の中へと軸方向に、かつ部分的にだけ延びる第1の止まり穴と、前記複数の管の前記第2の端部の中へと軸方向に、かつ部分的にだけ延びる第2の止まり穴とを備え、前記第1の止まり穴が、前記電源に接続される第1の複数のワイヤを受け入れるように構成され、前記第2の止まり穴が、前記モータ巻き線に接続される第2の複数のワイヤを受け入れるように構成される、
    気密端子組立体。
  9. 前記第1の複数のワイヤ、および前記第2の複数のワイヤが、前記第1の複数のワイヤおよび前記第2の複数のワイヤを前記管にろう付け、半田付け、および溶接することのうちの1つにより、前記複数の管に気密接続される、請求項に記載の気密端子組立体。
JP2015526545A 2012-08-08 2013-07-12 完全に絶縁された直接ワイヤ接続を備える気密端子 Active JP6185064B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/569,499 US8851923B2 (en) 2012-08-08 2012-08-08 Hermetically sealed terminal pins with holes for connecting to wires
US13/569,499 2012-08-08
PCT/US2013/050281 WO2014025493A1 (en) 2012-08-08 2013-07-12 Hermetic terminal with fully insulated direct wire connection

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015528630A JP2015528630A (ja) 2015-09-28
JP6185064B2 true JP6185064B2 (ja) 2017-08-23

Family

ID=50066528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015526545A Active JP6185064B2 (ja) 2012-08-08 2013-07-12 完全に絶縁された直接ワイヤ接続を備える気密端子

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8851923B2 (ja)
EP (1) EP2883283A4 (ja)
JP (1) JP6185064B2 (ja)
KR (1) KR101817144B1 (ja)
CN (1) CN104685719A (ja)
WO (1) WO2014025493A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104247167B (zh) * 2012-04-05 2017-03-08 莫列斯公司 高功率电连接器
US9077098B2 (en) * 2012-06-14 2015-07-07 Magna Electronics Inc. Electrical connector with sealed pins
USD720301S1 (en) * 2012-08-14 2014-12-30 Emerson Electric Co. Hermetic terminal
US20140209345A1 (en) * 2013-01-25 2014-07-31 Curtiss-Wright Flow Control Corporation Power Connector for an Electrical Motor
US9929497B2 (en) * 2015-11-04 2018-03-27 Emerson Climate Technologies, Inc. Plug assembly for a compressor including a conduit adaptor
USD832795S1 (en) 2017-01-17 2018-11-06 Schott Japan Corporation Hermetic terminal
USD832794S1 (en) 2017-01-17 2018-11-06 Schott Japan Corporation Hermetic terminal
US10923860B2 (en) * 2019-02-25 2021-02-16 J.S.T. Corporation Method for shielding and grounding a connector assembly from electromagnetic interference (EMI) using conductive seal and conductive housing
CN114467364A (zh) * 2019-09-30 2022-05-10 日立金属株式会社 气密连接用单元、气密连接用组件、气密容器和气化器、以及气密连接用组件的制造方法
WO2024168034A1 (en) * 2023-02-07 2024-08-15 Tyco Fire & Security Gmbh Electrical and liquid feedthrough system for a compressor

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3340347A (en) 1964-10-12 1967-09-05 Corning Glass Works Enclosed electronic device
US3662082A (en) * 1970-09-03 1972-05-09 G & W Electric Speciality Co High voltage cable terminating assembly
US3792416A (en) * 1972-04-03 1974-02-12 Hughes Aircraft Co System, method and seal for pressure-sensitive wire and interface sealing of electrical connector assemblies and associated contacts
US4964788A (en) 1990-03-21 1990-10-23 Tecumseh Products Company Hermetic terminal with terminal pin assemblies having fusible links and motor compressor unit including same
US4984973A (en) * 1990-03-21 1991-01-15 Tecumseh Products Company Hermetic motor compressor unit having a hermetic terminal with electrically insulating anti-tracking cap
JP2823037B2 (ja) * 1993-11-11 1998-11-11 矢崎総業株式会社 電線保持ケース
US5888088A (en) * 1995-02-22 1999-03-30 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Electrical connection construction of electrical connection box
JP3262688B2 (ja) * 1995-04-06 2002-03-04 アルパイン株式会社 電子機器の接続ターミナル
JP3691300B2 (ja) * 1999-08-26 2005-09-07 矢崎総業株式会社 防水コネクタ
JP3910327B2 (ja) * 1999-12-22 2007-04-25 松下電器産業株式会社 電動圧縮機及びその製造方法
US6273754B1 (en) * 2000-04-13 2001-08-14 Tecumseh Products Company Protective covering for the terminal assembly of a hermetic compressor assembly
US20030139092A1 (en) 2002-01-24 2003-07-24 Wen-Chang Wu Synchronous conductive wire insertion device for lamp rod and wire connecting seat
SG111255A1 (en) * 2003-10-31 2005-05-30 Tyco Electronics Raychem Kk Waterproof type lead, method of making waterproof type lead, and jig for making waterproof
CN100513943C (zh) * 2005-05-09 2009-07-15 乐金电子(天津)电器有限公司 空调压缩机过负荷保护器与接线端子的端盖安装结构
US7896712B2 (en) * 2005-12-22 2011-03-01 Tensolite, Llc Integral bonding attachment
US7241185B1 (en) * 2005-12-22 2007-07-10 Tensolite Company Integral bonding attachment
JP5113540B2 (ja) * 2008-01-23 2013-01-09 タカタ株式会社 プリテンショナ及びシートベルト装置
JP5072098B2 (ja) * 2008-01-24 2012-11-14 矢崎総業株式会社 圧着端子
FR2935202B1 (fr) 2008-08-21 2010-10-22 Labinal Dispositif de connexion entre un cable electrique et une structure conductrice, notamment pour circuit de retour de courant
JP5192440B2 (ja) * 2009-05-15 2013-05-08 株式会社神戸製鋼所 モータ及びこれを備えた圧縮機
JP4998527B2 (ja) * 2009-09-08 2012-08-15 株式会社豊田自動織機 電動圧縮機
DE102009043516A1 (de) * 2009-09-30 2011-04-07 Tyco Electronics Amp Gmbh Zweiteiliges Kontaktelement für Hochspannungssteckverbinder
EP2563464B1 (en) 2010-04-30 2018-06-06 Second Sight Medical Products, Inc. Improved biocompatible bonding method

Also Published As

Publication number Publication date
KR20150041013A (ko) 2015-04-15
KR101817144B1 (ko) 2018-01-11
US8851923B2 (en) 2014-10-07
CN104685719A (zh) 2015-06-03
JP2015528630A (ja) 2015-09-28
US20140045369A1 (en) 2014-02-13
WO2014025493A1 (en) 2014-02-13
EP2883283A1 (en) 2015-06-17
EP2883283A4 (en) 2016-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6185064B2 (ja) 完全に絶縁された直接ワイヤ接続を備える気密端子
JP5291285B2 (ja) 電動圧縮機の密封端子装置
JP5380750B2 (ja) ワイヤハーネス及びその製造方法
JP2007531208A (ja) アルミニウムから成る導電体に端子エレメントを結合する方法、及びこの方法によって製造される導電体
KR101442436B1 (ko) 밀폐형 압축기
CN100492574C (zh) 温度熔断器和使用它的电池
JP2009283458A (ja) 圧着接続構造
WO2002033149A1 (en) Ceramic heater type glow plug and method of manufacturing the glow plug
CN1389967A (zh) 用于小型马达的转子及其制造方法
WO2014083913A1 (ja) セラミックスヒータ型グロープラグ及びその製造方法
JP6394533B2 (ja) 機電一体装置
US9735551B2 (en) Surge absorber and manufacturing method thereof
CN104347271A (zh) 薄膜电容器
CN1294743A (zh) 带有螺旋形端部的绝缘导线及其连接方法
JP7548897B2 (ja) 薄型湿式電解タンタルコンデンサー
CN105024250B (zh) 一种将电阻接入电缆组件的转接器
US10113744B2 (en) Ceramic heater-type glow plug
JP6266545B2 (ja) 誘導加熱用の加熱コイル、および、それを用いた誘導加熱調理器
CN113923566B (zh) 音圈制备方法、音圈及扬声器
JP7566154B2 (ja) 気密端子
CN217740791U (zh) 一种适配多个导线的连接套筒及导电连接接头
CN218958685U (zh) 一种浸油式高功率电机的密封导电结构
JP6809989B2 (ja) 気密端子及びその製造方法
JP2006236896A (ja) 接続端子およびこれを備えた電気ヒーター
JP2024065078A (ja) 圧縮機駆動用装置の密封配置、圧縮機駆動用装置および接続配置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160229

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6185064

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250