JP6184673B2 - 飲料水ディスペンサの水報知機構 - Google Patents

飲料水ディスペンサの水報知機構 Download PDF

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本発明は、飲料水を冷却もしくは加熱して供給することができる飲料水ディスペンサの水報知機構に関するものである。
昨今、日本国内では人々の健康面および安全面への意識が高まるに連れて、飲用のミネラルウォーターの利用が急速に伸びており、一般の生活に浸透してきている。このようなミネラルウォーターは、細菌などが十分に処理されたり、飲用時の不快臭を吸着材などで取り除いたりといった処理が施され、その上でミネラル分を摂取できる飲用水に調製されている。
ミネラルウォーターが普及している傾向は、従来から飲料水を購入する習慣の多かった欧米をはじめ、昨今では、経済発展が著しい中国、韓国、インドなどのアジア諸国にも波及の兆しがある。
ミネラルウォーターには、国内ではスーパーマーケットなどで販売される500mL〜2L程後の個人消費型のコンパクトなタイプがある。一方で、最近では、ポリカーボネートやポリエチレンテレフタレート(PET)などの樹脂製で、10〜12L程度の大容量ボトルも使用される。大容量ボトルにはメーカー側でミネラルウォーターを充填し、それを家庭や飲食店、病院、各種オフィスなどに運搬して使用される。ここで使用される大容量ボトルは、ディスペンサやサーバと称される採水装置にセットして、必要な時に必要な量だけ取り出して利用される。最近はこのような使用形態が増えてきている。
このような大容量ボトルでは、飲用水が充填されたボトルが相当の重量であることから、製造メーカーあるいはその仲介業者が、ユーザーの元までボトルを宅配する。そして、使用後のボトルは回収して、洗浄、再使用するようなリターナブルシステムが取られる事が多い。
一方で、最近は全国各地のさまざまな顧客に対応するため、ワンウェイ方式と称される形態を採るビジネスモデルも増えてきている。このようなワンウェイ方式では、大容量ボトルを、PETのように一般のユーザーが各自治体でも廃棄が容易な素材を用いたカートリッジ式とする。この大容量ボトルにミネラルウォーターを充填し、一般の宅配便業者を介してユーザー側へ届ける。届けられた大容量ボトルをユーザー自身がディスペンサヘ装填し、飲用に供する。使用済みの大容量ボトルは各ユーザーが各自治体において廃棄する。
このような飲料水ディスペンサは、一般に、筐体と、飲料水の供給源であるボトルから供給された飲料水を貯留する貯留槽と、上記貯留槽に貯留された飲料水を供給する供給機構とを備えている。
特開2009―40470号公報
上記のような飲料水ディスペンサでは、冷水を貯留する貯留槽に使用する断熱材の断熱効率が不十分になると、貯留槽周りの冷却管によって空気中の湿気が水滴化し、飲料水ディスペンサ内部で滴下することがある。また、稀ではあるが、初期不良や経時劣化で貯留槽にクラックが入っていたり、飲料水ディスペンサのメンテナンス時の人為的なミスにより、タンクや周りの配管に破損などを来たすことも起こりうる。そうすると、飲料水ディスペンサ内部で製品の飲料水が滴下する。このようなときに、水滴量がわずかであれば、床面に落ちたとしても短時間で蒸発して特に問題にはならない。しかし、水量が多くなると、床面を汚してトラブルになる。また、筐体がスチールであれば、床面にさびが生じて問題がより大きくなってしまう。
図6は、このような業者のリターナブル式やワンウェイ式の大容量ボトルが用いられる飲料水ディスペンサにおいて、従来行われている内部の水滴落下によるトラブル予防の一例を示す。この例では、筐体4の下部にトレイ20を敷くことによりトラブルを防止している。符号3は供給機構である。
ところが、床面の汚れ程度に留まらない量の水が飲料水ディスペンサ30内部で落下すると、飲料水ディスペンサ30内部の電気系統やコンプレッサなどの機器に悪影響を与える。場合によっては、飲料水ディスペンサ30自体の故障も引き起こす可能性がある。また、ユーザーは飲料水ディスペンサ30で水漏れが生じていることに気づかないことが多いことから、単に飲料水ディスペンサ30下部にトレイ20を敷くだけでは、トレイ20の容量を超えて水が落下し、オーバーフローしてもわからない。そうすると、飲料水ディスペンサ30の不具合や、床面の汚れの兆候を見過ごしてしまう。このように、トレイ20を敷くだけでは、根本的な問題の解決にはなっていない。
また飲料水ディスペンサ30の水漏れ対策という観点における公知文献として、出願人は上記特許文献1(特開2009−40470)をキャッチしている。特許文献1には、ボトルの破損による飲料水ディスペンサ30内の冷水タンクヘの過剰な流入による水漏れ防止のために、余分な水を外部で排出する排出管を備えた飲料水ディスペンサ30が開示されている。しかしながら、特許文献1は、ボトルの破損に対する予防のものであって、上述したような飲料水ディスペンサ30下部の冷水タンクやその周りの配水管が破損したとしても、水漏れ防止としての機能は働かない。また、水漏れが続いたとしても、周りのユーザーは目視で確認するまでその事実に気づかないことには変わりは無い。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、極めて簡単な機構で漏水等のトラブルを報知できる飲料水ディスペンサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の飲料水ディスペンサの水報知機構は、
筐体の上部に着脱可能に設置されたボトルから飲料水の供給を受け、筐体内部の貯留槽に貯留された飲料水を供給機構によって供給する飲料水ディスペンサにおいて、
筐体の下部に敷設される水受けトレイと、この水受けトレイに溜まった水を検知するセンサと、センサからの検知信号によって水受けトレイに水が溜まったことを報知する報知手段とを備え、
上記水受けトレイの平面視における大きさ形状は、少なくとも筐体の平面視における大きさ形状をカバーしており、その後方の縁部は、筐体の背面に設けられた段部の最後方位置よりも外側に位置しており、
水受けトレイと報知手段を分離可能とし、報知手段を水受けトレイより上部に浮かせた位置に設置を可能とした
ことを要旨とする。
本発明の飲料水ディスペンサの水報知機構は、筐体の下部に敷設される水受けトレイと、この水受けトレイに溜まった水を検知するセンサと、センサからの検知信号によって水受けトレイに水が溜まったことを報知する報知手段とを備えている。
これにより、ボトルの破損やボトル取付け部の不具合、貯留槽のトラブルや結露等、なんらかの原因で水が滴下したときに、水受けトレイに水が溜まるとそれをセンサで検知して報知する。したがって、従来のように、ユーザーが気づかないうちに水受けトレイがオーバーフローして床面を汚すようなトラブルを未然に防ぐことができる。このように、極めて簡単な機構で漏水等のトラブルを未然に防ぐことができる。
上記水受けトレイの平面視における大きさ形状を、少なくとも筐体の平面視における大きさ形状をカバーしており、その後方の縁部は、筐体の背面に設けられた段部の最後方位置よりも外側に位置するものとした。このようにすることにより、段部や冷媒配管などを伝って滴下した水も確実に水受けトレイで捕捉でき、床面を汚す心配がない。
また、水受けトレイと報知手段を分離可能とし、報知手段を水受けトレイより上部に浮かせた位置に設置を可能としたことにより、例えば、水受けトレイの底面積が狭く、報知手段が必要以上にすぐに発音してしまう場合には、報知手段のセンサの位置を通常より若干上部に位置決めして設置できる。また、報知手段は、従来の水受けトレイに対して取り付けることにより本発明の水報知機構となりうる構成とすることもできる。
一般的な飲料水ディスペンサの構成を示す図である。 料水ディスペンサの水報知機構を示す図である。 実施形態の飲料水ディスペンサの水報知機構を示す図である。 実施形態の飲料水ディスペンサの水報知機構を示す図である。 実施形態の飲料水ディスペンサの水報知機構を示す図である。 従来の飲料水ディスペンサの水報知機構を示す図である。
つぎに、本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明が適用される飲料水ディスペンサの一般的な構造を示す。
この飲料水ディスペンサ30は、筐体4と、飲料水の供給源から供給された飲料水を貯留する貯留槽2と、上記貯留槽2に貯留された飲料水を供給する供給機構3とを備えている。この例は、飲料水の供給源としてボトル1を使用している。
上記筐体4は、上部にボトル1を逆さまにして取り付け、前面に設けた供給機構3を構成するコック5から飲料水を供給するようになっている。この例では、筐体4の内部に、ボトル1から供給された飲料水を貯留する貯留部が2つ設けられている。すなわち、上記貯留槽2は、飲料水を冷やして冷水として貯留し、この貯留槽とは別に、飲料水を加熱して温水として貯留する温水槽6が設けられている。そして、貯留槽2の冷水は冷水供給管7を介してコック5から取り出され、温水槽6の温水は温水供給管8を介してコック(図では隠れて見えない)から取り出される。
上記ボトル1は、例えばPET製のガロンボトルを使用することができる。ボトル1を逆さまにしてボトルネック10を下向けにした状態で、筐体4の上部に設けられたボトル取付部9に取り付けられる。上記ボトル取付部9は、ボトルネック10が嵌合される嵌合部の中央に、ボトル1の口から差し込まれて飲料水の供給を受けるための受水管11が立設されている。上記ボトル1から供給された飲料水は、貯留槽2に貯留される。
上記貯留槽2には、ボトル1から飲料水の供給を受ける上側受水層12と、上側受水層12に供給された飲料水を貯めて冷却するための下側冷水層13とを仕切るセパレータ14が設けられている。
上記セパレータ14は、貯留槽2の内部空間を上側空間である上側受水層12と下側空間である下側冷水層13に仕切るもので、セパレータ14の周囲と貯留槽2の内面との間には隙間15が形成されて、ボトル1から上側受水層12に受け入れられた飲料水は上記隙間15を通って下側冷水層13に流れるようになっている。
上記貯留槽2の外周には、セパレータ14で仕切られた下側冷水層13に対応する部分に、冷却管21が巻回され、下側冷水層13に貯留された飲料水を冷却する。また、貯留槽2の底部には、下側冷水層13に連通するように冷水供給管7が接続され、下側冷水層13において冷却された冷水をコック5から取り出せるようになっている。
また、セパレータ14の中央部には、二次供給管17を介して温水槽6に通じる貫通管16が垂下していて、上側受水層12に受け入れられて貯留されている飲料水を、貫通管16および二次供給管17を通して、貯留槽2の下側に設けられた温水槽6に供給するようになっている。
温水槽6は、貯留槽2の下側に設けられ、上記二次供給管17および貫通管16を介して、貯留槽2の上側受水層12と連通し、上側受水層12に受け入れられて貯留されている飲料水が、貫通管16および二次供給管17を通してほとんど冷却されることなく温水槽6に供給されるようになっている。上記温水槽6には、内部に貯留された飲料水を加熱するヒータ22が設けられている。上記温水槽6の上部には、温水供給管8が接続されてコック(図では隠れて見えない)から温水を取り出せるようになっている。このとき、温水槽6に貯留された温水には、二次供給管17および貫通管16を介して上部の貯留槽2に貯留された水の水圧がかかっているため、コックを開けるとその水圧で温水が取り出される。また、上記温水槽6の底部には、ドレン管23が接続されている。
一方、貯留槽2の上部には、上述したように、ボトル1を取り付けるボトル取付部9が設けられている。貯留槽2の上部開口は、上記ボトル取付部9が設けられた蓋部材24により、上記ボトル取付部9にボトル1が取り付けられた状態で上記貯留槽2内を密閉空間にしうるようになっている。また、上記蓋部材24には、上記貯留槽2の水位に応じて開閉するフロート弁25が設けられている。
上記フロート弁25は、通常は開弁しており、貯留槽2の水位が一定以上に上がると水面によって押し上げられて閉弁するようになっている。通常時に、冷水または温水が供給機構3によって取り出されると、内部空間に外気を取り入れて供給機構3による水の供給を停止させないようになっている。一定以上水位が下がってボトル1の口より水面が下がると、ボトル1内の飲料水が上側受水層12内に導入され、再びボトル1の口より水面が上がると、ボトル1からの水の導入は停止する。このとき、水位の上昇による上部空間内の圧力を外に逃がすようになっている。
一方、ボトル1に万一クラックなどが入っていた場合は、上述した水位の変動によるボトル1からの導入と停止がうまく働かなくなり、ボトル1から貯留槽2に水がどんどん流れ落ち、そのままでは貯留槽2があふれてしまう。そこで、一定以上水位が上昇したときに、フロート弁25が押し上げられて弁を閉じ、上記貯留槽2内を密閉空間にしてボトル1から貯留槽2へ水が流れ落ちるのを停止し、貯留槽2があふれるの防止するようになっている。このように、上記フロート弁25は、貯留槽2の内部圧力の開放と吸気を行ない、万一のリークトラブル発生時には、貯留槽2内の水位を利用した止水弁として機能する。
筐体4の底部には、貯留槽2の下側冷水層13の周辺に巻回された冷却管21に冷媒を供給するためのコンプレッサ26が設置されている。コンプレッサ26と冷却管は冷媒配管18によって接続されている。
上記筐体4の背面には上部側が後方に張り出す段部19が設けられている。この段部19より上側に貯留槽2が収容されており、貯留槽2には図示しない断熱材が巻回されて下側冷水層13の保冷を行っている。このように、段部19により、断熱材の収容空間を確保するようになっている。また、段部19より下側の背面部には、冷媒配管18が配管されている。このように、段部19により、冷媒配管18の配管空間を確保するようになっている。
図2は、飲料水ディスペンサの水報知機構を示す概略図である。
飲料水ディスペンサ30は、図1で説明したものと同様のものである。すなわち、筐体4の上部に着脱可能に設置されたボトル1(図2には示していない)から飲料水の供給を受け、筐体4内部の貯留槽2や温水槽6に貯留された飲料水を供給機構3によって供給するものである。
この水報知機構は、筐体4の下部に敷設される水受けトレイ20と、この水受けトレイ20に溜まった水を検知するセンサ31と、センサ31からの検知信号によって水受けトレイ20に水が溜まったことを報知する報知手段とを備えている。
この例では、水受けトレイ20の一辺側に水を感知するセンサ31つきのアラームユニット32を付けた構成である。
上記水受けトレイ20の平面視における大きさ形状は、少なくとも筐体4の平面視における大きさ形状をカバーするものである。すなわち、後方の縁部は、筐体4の背面に設けられた段部19の最後方位置よりも外側に位置している。このようにすることにより、段部19や冷媒配管18を伝って滴下した水も確実に水受けトレイ20で捕捉でき、床面を汚す心配がない。
アラームユニット32は、付属するセンサ31のほか、内蔵される発音器、増幅器、電池など(図示していない)から構成される。
センサ31は一対の電極から構成される。一対の電極からなるセンサ31が水で電気的に繋がって通電することによって発音器が鳴り出すようになっている。この例では一例として円形型電極を使用している。
センサ31は、水受けトレイ20の水が溜まる受け部において、溜まった水が溢れ出さないレベルの水面高さ位置に設置される。あまりに受け部の底に近いとすぐにアラームが鳴ってしまうし、溢れ出すギリギリの高さでは、ユーザーの対処が遅れてしまうことが考えられる。したがって、受け部の底と溢れ出すギリギリの高さとの中間くらいの高さに設けるのが好ましい。
ここで用いる電池は、飲料水ディスペンサ30自体のメンテナンスなどを考慮すると、自己放電で劣化しても数年程度持つものが望ましい。この例では一例として3年持つものを使用している。
アラームが鳴れば、ユーザーが飲料水ディスペンサ30からボトル1を取り外すことにより漏水等はそこまでで停止する。このため、それ以上の被害拡大が防止され、床面を濡らしたり汚したりするトラブルを未然に防止できる。
図3は第1実施形態を示す。
この例は、水受けトレイ20とアラームユニット32を分離可能にしたものである。このようなアラームユニット32が水受けトレイ20から分離できるものでは、アラームユニット32を水受けトレイ20より若干上部に浮かせた位置に設置が可能となる。このようにすることにより、例えば、水受けトレイ20の底面積が狭く、アラームユニット32が必要以上にすぐに発音してしまう場合には、アラームユニット32のセンサ31の位置を通常より若干上部に位置決めして設置できる。
また、アラームユニット32は、従来の水受けトレイ20に対して取り付けることにより本発明の水報知機構となりうる構成とすることもできる。
それ以外は図2のものと同様であり、同様の作用効果を奏する。
図4は第実施形態を示す。
この例は、アラームユニット32のセンサ31に、通電によりスイッチの入る携帯電話等の発信機能を備えた通信モバイル33を備えたものである。これにより、業者の管理センター34側に飲料水ディスペンサ30のユーザー別の水漏れ情報を、電話番号の着信履歴や電子メールなどで伝えることが可能となる。管理センター34側の業者のサービスマンがユーザー側に急行することも可能となる。不測の水漏れの事態でも、被害拡大しないように比較的早急に対処することができる。特に、耳の不自由なユーザーや、身体が不自由なユーザーが使用する場合に、メリットが大きい。
それ以外は上記第1実施形態と同様であり、同様の作用効果を奏する。
図5は第実施形態を示す。
この例は、水受けトレイ20にドレン35を設け、アラームユニット32に接続された電磁弁36をドレン35の途中に設けたものである。電磁弁36から出るドレン35の先は外部への排水口に常に連結させておく。電磁弁36は、センサ31による水の検知信号により開弁する。このようにすることにより、水漏れ時にアラームが鴫ると同時に、電磁弁36が開放され、水受けトレイ20がオーバーフローする前に、漏れた水が排水できる。水漏れした場合に、ユーザーの手を介することなく、外部への排水処理が自動的に行われる。
それ以外は上記第1実施形態と同様であり、同様の作用効果を奏する。
以上のように、本実施形態の報知機構によれば、次の作用効果を奏する。
床面の汚れ程度に止まらない量の水が飲料水ディスペンサ30内部で落下した場合、センサ31で検知し、アラームユニット32でアラーム音が発せられるため、ユーザーは水漏れが起こっていることが早くわかり、うっかりと見過ごすことはない。これにより、ボトル1を飲料水ディスペンサ30から抜くなどして、水供給を停止させるなどの応急処置を取ることが早くなる。
同時に、さらに飲料水ディスペンサ30の専門知識を有する対応が必要な場合には、早急に専門家に連絡することが出来る。
これにより、飲料水ディスペンサ30内部の電気系統やコンプレッサ26などの機器に悪影響を与える可能性が格段に減る。結果として、飲料水ディスペンサ30のメンテナンスが容易になるだけでなく、ユーザーにとっても、正常利用できる可能性が格段に増加する。
上述した報知機構は、飲料水ディスペンサ30のリターナブル式とか、ワンウェイ式などといった、ビジネスモデルや飲料水ディスペンサ30の形式に関わらず、あらゆる場面で使用可能なものである。
1:ボトル
2:貯留槽
3:供給機構
4:筐体
5:コック
6:温水槽
7:冷水供給管
8:温水供給管
9:ボトル取付部
10:ボトルネック
11:受水管
12:上側受水層
13:下側冷水層
14:セパレータ
15:隙間
16:貫通管
17:二次供給管
18:冷媒配管
19:段部
20:水受けトレイ
21:冷却管
22:ヒータ
23:ドレン管
24:蓋部材
25:フロート弁
26:コンプレッサ
30:飲料水ディスペンサ
31:センサ
32:アラームユニット
33:通信モバイル
34:管理センター
35:ドレン
36:電磁弁

Claims (1)

  1. 筐体の上部に着脱可能に設置されたボトルから飲料水の供給を受け、筐体内部の貯留槽に貯留された飲料水を供給機構によって供給する飲料水ディスペンサにおいて、
    筐体の下部に敷設される水受けトレイと、この水受けトレイに溜まった水を検知するセンサと、センサからの検知信号によって水受けトレイに水が溜まったことを報知する報知手段とを備え、
    上記水受けトレイの平面視における大きさ形状は、少なくとも筐体の平面視における大きさ形状をカバーしており、その後方の縁部は、筐体の背面に設けられた段部の最後方位置よりも外側に位置しており、
    水受けトレイと報知手段を分離可能とし、報知手段を水受けトレイより上部に浮かせた位置に設置を可能とした
    ことを特徴とする飲料水ディスペンサの水報知機構。
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