JP6184256B2 - 微生物燃料電池用カソード及びその製造方法、並びに微生物燃料電池 - Google Patents
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Description
しかしながら、エアカソードは、酸素透過性を有する多孔性素材によって形成されるため、充分な耐水性を備えていないのが現状である。通常、エアカソードは、フラッディングを防止するために、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で被覆されることによって撥水性を付与される。よって、PTFEによる被覆量を増すことによって、エアカソードの耐水性を一定程度向上させることは可能であると考えられるものの、PTFEの被覆量が増加すると、エアカソードにおける酸素拡散性が悪化して、発電効率が低下するという問題がある。また、PTFEは高価であるため、エアカソードの製造費が増大するおそれがある。
そこで、製造費が低廉であり、且つ酸素拡散性が良好でありながら、耐水性に優れるエアカソードを実現する手段が求められている。
したがって、本発明の課題は、耐水性に優れた微生物燃料電池用カソード及びその製造方法、並びに微生物燃料電池を提供することにある。
本実施形態に係る微生物燃料電池1は、電解液を保持する電解槽がカソード槽とアノード槽とに隔離されていない一槽型微生物燃料電池であって、主に、電解槽10と、アノード20と、エアカソードであるカソード30とを備えてなる。
この微生物燃料電池1では、電解槽10に電解液Sが保持され、アノード20とカソード30との間に抵抗体を介して外部回路40が接続されることによって、電池回路が構成される。そして、電解槽10に、微生物による酸化分解の基質が連続的に供給されると、微生物が基質を酸化分解して電子を生成し、この電子がアノード20で集電されることによって、燃料の供給に応じて持続的な発電を行う燃料電池として働く。
酸化分解の基質としては、微生物が資化可能な有機物や無機物の一種以上を含有してよく、有機物としては、例えば、糖質、脂質、タンパク質等、無機物としては、例えば、アンモニア、硫化水素、酸化鉄等が例示される。すなわち、本実施形態に係る微生物燃料電池1を微生物廃水処理に適用する場合には、電解液Sは、生活廃水、産業廃水等の処理すべき廃水で構成すればよい。
微生物を電解槽10に保持する形態としては、電解液S中に微生物を浮遊させる形態に限られるものではなく、電解槽10の槽内部に固定化する形態や、槽内部のアノード20に固定化する形態としてもよい。
微生物としては、基質の酸化分解により生成した電子を、アノード20へ直接的に電子伝達する微生物を含むことが好ましい。このような微生物としては、例えば、Geobacter属、Shewanella属等に属する細菌が挙げられる。
メディエータとしては、例えば、メチレンブルー、ニュートラルレッド、トルイジンブルーO、チオニン、フェノチアジノン、ガロシアニン、フタロシアニン、フェロセン等が挙げられる。
アノード20は、電子伝導性を有し、電気化学的に安定であると共に、表面積が大きく、アノード反応の基質や生成物の拡散性に優れた材質からなることが好ましく、例えば、カーボンフェルト、カーボンクロス、カーボンペーパ等の炭素繊維系材料や、白金、ステンレス等の金属材料で形成することができる。
アノード20には、基質を酸化分解する微生物やメディエータを固定化してもよい。
本実施形態に係る微生物燃料電池用カソード30は、ガス透過性を有するエアカソードであって、カソード基材31と、止水層32と、触媒層33とを含んでなる。カソード30は、薄板状、膜状、筒状(中空糸状)等の形状における一主面に形成された止水層32が、槽外部の空気等と接触し、止水層32が形成された面とは反対側の他主面に形成された触媒層33が、電解液Sと接触するように電解槽10の槽体部に配置される。そして、槽体部に配置されたカソード30は、電解液Sを保持する槽体を電解槽10と共に構成して、槽外部から槽内部側への酸素の拡散を許容する一方で、槽内部から槽外部側への電解液Sの漏出を防止する。
カソード基材31は、電子伝導性を有し、電気化学的に安定であると共に、表面積が大きく、カソード反応の基質や生成物の拡散性に優れた材質からなることが好ましく、例えば、カーボンフェルト、カーボンクロス、カーボンペーパ等の炭素繊維系材料や、白金、ステンレス等の金属材料で形成することができる。
カソード30は、一主面が空気等と接触し、他主面が電解液Sと接触しているため、電解液Sの水位に応じた水圧を電解槽10の槽内部側から受けることになる。カソード基材31や触媒層33は耐水性に乏しいため、これらの耐水圧を超える水圧を受けると、電解液Sが槽外部に漏出するおそれがある。しかしながら、撥水性及び耐水性に優れるシリコーンを含有してなる止水層32を設けることによって、カソード30の耐水度が向上し、電解槽10に保持される電解液Sの漏出を防止する作用が得られる。
図2における横軸は、カソード基材31の単位面積あたりに形成した止水層32におけるシリコーンの質量(塗膜密度)、縦軸は、カソード30の耐水圧(kPa)を表している。
このような傾向を示す理由としては、カーボンクロス等で形成されるカソード基材31の耐水圧が、主として、繊維の製織による織目等の空孔の存在に依存している点が挙げられる。シリコーンで止水層32を形成した際に空孔が残存していると耐水圧は充分には向上しないが、全空孔がシリコーンの塗膜で覆われた以降は耐水圧が有意に増大していくことになる。
したがって、止水層32の密度は、少なくとも、カソード基材31が有する空孔を被覆できる程度以上の密度であれば、微生物燃料電池用カソード1に付与する所望の耐水度に応じて調整することができる。カソード30の耐水度としては、例えば、常温の静水に対する値で、100kPa以上となる密度とすることが好ましい。耐水度が100kPa以上であれば、10m程度の水深の廃水処理槽に適用しても耐水性を確保することができる。なお、このように所望の耐水度が達成される密度で止水層32を形成する場合であっても、シリコーンは、PTFE等と比較して安価であるため、カソード30の製造費を抑えることが可能である。
図3における横軸は、カソード基材31の単位面積あたりに形成した止水層32におけるシリコーンの質量(塗膜密度、又は止水層32の厚さ)、縦軸は、カソード30の酸素透過率(%)を表している。酸素透過率は、カソード30を介した総括酸素移動容量係数を、止水層32が形成されていないカソードを介した総括酸素移動容量係数に対する分率として表される値である。
総括酸素移動容量係数(K)は、カソードで隔てられた槽間における酸素移動を計測することにより求めることができ、カソード反応が停止しており、槽内の溶存酸素濃度の時間変化が無い場合には、
K={2.303/(t2−t1)}log{(CS−C1)/(CS−C2)}・・(式1)
と表わされる。ここで、CSは、飽和溶存酸素濃度(mg/L)、C1は、t1時間後の溶存酸素濃度(mg/L)、C2は、t2時間後の溶存酸素濃度(mg/L)である。なお、図3では、塗膜がない(塗膜密度が0である)ときの酸素透過率を100%としている。
このような傾向を示す理由としては、カソード30への酸素の拡散が、表面の微細構造の有無によって大きく左右される点が挙げられる。塗膜密度が小さい場合には、カソード基材31の表面の凹凸によって止水層32が不均一な厚さとなるため、酸素が比較的容易に透過する箇所が局所的に生じることによって酸素透過性が確保されると考えられる。これに対して、シリコーンの塗膜密度が過大となると、カソード基材31の表面の凹凸の凹部にシリコーンが充填された後、止水層32の厚さが均一に成長していくため、シリコーンの塗膜密度に比例して酸素透過性が低下していくことになる。
したがって、止水層32の酸素透過性を確保する観点からは、止水層32の密度は、カソード基材31の表面の凹凸の凹部が完全にはシリコーン樹脂によって満たされない程度に抑えられていることが望まれる。止水層32が、カソード基材31の表面形状に由来する凹凸を有することは、水の接触角を大きくする上でも有効である。
止水層32を構成するシリコーンとしては、このような流動性を有する状態から硬化反応を経て非流動性に変化するオルガノポリシロキサンであれば、シリコーンレジン等の塑性組成物、シリコーンゴム等の弾性組成物のいずれであってもよい。
オルガノポリシロキサン骨格の末端を反応性基で置換することによって分子間で架橋硬化させることが可能となるため、カソード基材31の表面の空孔や凹凸に浸透したシリコーンを硬化させることで、カソード基材31と止水層32とを、アンカー効果に基づいて良好に接着させることができる。架橋硬化するシリコーンとしては、例えば、湿気硬化性のシリコーン樹脂「セメダイン8060」(セメダイン株式会社製)等のコーキング剤が商業的に利用可能である。
一般にシリコーンは絶縁性であるため、シリコーンで止水層32を形成すると、カソード基材31の表面がシリコーンで絶縁されて、カソード反応への電子の供与が妨げられるおそれがある。しかしながら、電子伝導に寄与する導電性物質を止水層32中に分散させることによって、電子伝導性の低下を抑制することができる。
導電性物質の含有量が0.1質量%以上であれば、電子伝導性の低下を抑制する作用を有意に得ることができる。また、導電性物質の含有量が10質量%以下であれば、シリコーンとの混合が比較的容易であるため、導電性物質の分散性や、止水層32の形成時におけるシリコーンの流動性を確保することができる。
カソード触媒としては、白金や白金−ルテニウム合金等の白金系触媒が好適であるが、コバルト−ポルフィリン錯体やマンガン酸化物等の非白金系触媒であってもよい。
触媒層33には、止水層32においてと同様の種から選択される導電性物質を含有させてもよい。例えば、導電性物質を、カソード触媒とは独立して触媒層33に含有させる形態や、カソード触媒を担持させた状態で触媒層33に含有させる形態を採用することができる。カソード触媒を担持させた導電性物質としては、例えば、白金担持炭素粉末等が商業的に利用可能である。
形成する触媒層33に導電性物質を含有させる場合は、例えば、導電性物質をカソード触媒と共に混合してカソード基材31に塗布してよく、導電性物質にカソード触媒を担持させて、これをカソード基材31に塗布してもよい。
塗布するシリコーンは、塗工に適した流動性を有することが好ましく、例えば、5×102mPa・s以上5×104mPa・s以下程度の粘度を有することが好ましい。よって、必要な場合には、シリコーンにジエチルエーテル、トルエン、キシレン、テトラヒドロフラン等の溶剤を添加して希釈してもよい。流動性を有するシリコーンをカソード基材31に塗布した後、シリコーンを硬化させることによって止水層32が形成される。硬化反応の形態は、縮合反応型、付加反応型のいずれであってもよく、塗布するシリコーンには必要に応じて硬化反応触媒を混合してもよい。
止水層32に導電性物質を含有させる場合は、塗布するシリコーンに予め導電性物質を混合して、これをカソード基材31に塗布すればよい。
実施例1として、シリコーンと導電性物質とを含有する止水層を備える微生物燃料電池用カソードを、次の手順で製造した。
カソード基材31としては、カーボンクロス「PL200N」(Formosa Plastics Corporation製)を用いた。このカソード基材31は、PTFE溶液に浸漬した後、350℃で乾燥させることで基材表面を撥水処理して、以後の手順に供した。
触媒としては、白金触媒担持カーボン「TEC10E70TPM」(田中貴金属販売株式会社製)を用いた。この触媒を結着剤に分散させて、触媒量が0.5mg/cm2となるようにカソード基材31の片面上に塗布し、加熱処理して触媒層33を形成した。なお、結着剤としては、5%ナフィオン分散溶液「DE520CS」(和光純薬工業株式会社製)とポリテトラフルオロエチレン(和光純薬工業株式会社製)を用いた。
シリコーンとしては、湿気硬化性のシリコーン樹脂「セメダイン8060」(セメダイン株式会社製)を用いた。
99質量%のシリコーンと1質量%の導電性物質をあらかじめ混合し、これを塗膜密度が220g/m2となるようにカソード基材31の片面上に塗布し、シリコーンを硬化させて止水層32を形成した。なお、導電性物質としては、カーボンブラック「EPC600JD」(ケッチェン・ブラック・インターナショナル社製)を用いた。
実施例2として、導電性物質を含有しない止水層を備える微生物燃料電池用カソードを製造した。
なお、実施例2に係る微生物燃料電池用カソードは、止水層32の形成において導電性物質を用いない点を除いて、実施例1と同様の手順で製造した。
比較例1として、止水層32を備えない微生物燃料電池用カソードを製造した。
なお、比較例1に係る微生物燃料電池用カソードは、カソード基材31に止水層32を形成しない点を除いて、実施例1と同様の手順で製造した。
はじめに、製造したカソードを直径70mmの円板状に裁断し、これを内直径70mmの円筒カラムに、気密且つ水密に内壁に密着するように設置した。なお、各カソードは、触媒層33が上方を向くように設置した。続いて、円筒カラム内のカソード30の上側に300mLの水を注水して円筒カラムを密閉した後、ガス供給口を介して円筒カラム内の水の上方に圧縮空気を充填した。また、円筒カラム内のカソード30の下側は、大気圧下に開放した状態とした。
このような条件の下で、充填した圧縮空気の圧力を徐々に増大させながらカラム内圧力を測定し、カソード30の上側の水がカソード30を透過して下側に排出された時のカラム内圧力をカソード30の耐水圧として求めた。
これに対して、比較例1に係る微生物燃料電池用カソードの耐水圧は、0.6kPa程度であった。
したがって、シリコーンを含有してなる止水層をカソード基材の一面に形成することによって、耐水性に優れた微生物燃料電池用カソードを製造することが可能であることが認められた。
アノード20としては、カーボンフェルト「LFP−205」(大阪ガスケミカル株式会社製)を用いた。
また、電解槽10は、容量が500mLであり、隔膜を備えない一槽型の構成とし、電解槽10には、20mMの酢酸を含有する人工廃水と活性汚泥とを連続的に供給した。
シリコーンからなる止水層32を備える実施例2に係る微生物燃料電池用カソードを備える微生物燃料電池では、約180mW/m2となり、比較例1に対して70%の低下を示した。
これに対して、シリコーンと導電性物質とを含有する止水層32を備える実施例1に係る微生物燃料電池用カソードを備える微生物燃料電池では、約540mW/m2となり、比較例1に対して10%の低下に抑えられた。
したがって、カソードに耐水性を付与した場合であっても、止水層32に導電性物質を含有させることによって、カソード反応の効率が改善され、発電効率が回復することが確認された。すなわち、シリコーン及び導電性物質を含有してなる止水層をカソード基材の一面に形成することによって、耐水性に優れていながら、発電効率が良好な微生物燃料電池を製造することが可能であることが認められた。
10 電解槽
20 アノード
30 カソード
31 カソード基材(電極基材)
32 止水層
33 触媒層
40 外部回路
S 電解液
Claims (8)
- 電解液、微生物及び前記微生物による酸化分解の基質を保持する電解槽と、
前記電解槽の槽内部に配置されるアノードと、
前記電解槽の槽体部に配置され、一面が槽外部の空気と接触し、他面が前記電解液と接触するカソードと、
を備え、
前記カソードは、電極基材が炭素繊維系材料からなり、空気と接触する前記一面に、シリコーンと導電性物質を含有してなる止水層を有することを特徴とする微生物燃料電池。 - 前記導電性物質が、カーボンブラックであることを特徴とする請求項1に記載の微生物燃料電池。
- 前記カソードは、耐水度が100kPa以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の微生物燃料電池。
- 電子伝導性及びガス透過性を有し、炭素繊維系材料からなる電極基材を含んでなり、
前記電極基材は、一面に、シリコーンと導電性物質を含有してなる止水層を有することを特徴とする微生物燃料電池用カソード。 - 前記導電性物質が、カーボンブラックであることを特徴とする請求項4に記載の微生物燃料電池用カソード。
- 耐水度が100kPa以上であることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の微生物燃料電池用カソード。
- 電子伝導性及びガス透過性を有し、炭素繊維系材料からなる電極基材の一面に、導電性物質が混合されているシリコーンを塗布して止水層を形成する工程を含むことを特徴とする微生物燃料電池用カソードの製造方法。
- 前記導電性物質が、カーボンブラックであることを特徴とする請求項7に記載の微生物燃料電池用カソードの製造方法。
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