JP6183159B2 - 車両におけるスプリングハウスの取り付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両におけるスプリングハウスの取り付け構造に関する。
車両のサスペンション装置を収容するスプリングハウスは、車両の骨格構造を構成するアッパフレームに溶接されることでアッパフレームに接合され、アッパフレームがサスペンション装置に入力する衝撃荷重を受けるように構成されている。
特許文献1、2には、アッパフレームとスプリングハウスとの接合部が以下のように構成されたものが開示されている。
アッパフレームは、2つのフレームメンバーが合わされて構成され、アッパフレームの車幅方向内側の上部に、2つのフレームメンバーから互いに合わされてそれぞれ上方に突出するメンバーフランジが設けられている。
スプリングハウスは、その車幅方向外側の上部に、上方に突出するハウスフランジが設けられている。
そして、2つのフレームメンバーの各メンバーフランジとハウスフランジとが合わされ、スポット溶接などの溶接によって接合されている。
このようなアッパフレームとスプリングハウスとの接合部は、雨天時、タイヤによって巻き上げられた水分が付着しやすく腐食しやすいため、アッパフレームとスプリングハウスには予め防錆用表面処理がなされている。
しかしながら、アッパフレームとスプリングハウスとの接合部は、溶接を用いているため、防錆用表面処理は溶接により焼けてしまっている。そのため、溶接後、メンバーフランジとハウスフランジとが合わされている箇所、言い換えると、2つのメンバーフランジの上端面とハウスフランジの上端面とに沿って水の侵入を防止するシール材を塗布することで防錆を図っている。
実開昭57−47576号公報 実開昭59−185171号公報
一方、重ね合わされたフランジの上端面の厚さは、それらフランジの厚さを加えた寸法となっており小さい。そのため、シール材を塗布する際にシール材がフランジの上端面から落下しやすく、シール材を均一に塗布し難く、塗布作業自体も難しいものとなっている。
また、車両のボンネットを開いてエンジンルームの内部を見た場合、アッパフレームとスプリングハウスとの接合部が目に入るため、シール材が塗布されている部分は見栄えがよいものとはいえず、車両の商品価値を損ねることが懸念される。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、アッパフレームとスプリングハウスとの接合部の耐久性の向上を図りつつ作業性の向上を図れ、車両の商品価値を高める上で有利な車両におけるスプリングハウスの取り付け構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、2つのフレームメンバーが合わされて構成され車両の前後方向に延在するアッパフレームと、前記アッパフレームの車幅方向内側に配置されサスペンション装置のスプリングを収容するスプリングハウスとを備え、前記アッパフレームの車幅方向内側の上部に、前記2つのフレームメンバーから互いに合わされてそれぞれ上方に突出するメンバーフランジが設けられ、前記スプリングハウスの車幅方向外側の上部に、上方に突出するハウスフランジが設けられ、前記2つのフレームメンバーの各メンバーフランジと前記ハウスフランジとが合わされ溶接により接合された車両におけるスプリングハウスの取り付け構造であって、前記ハウスフランジの上端は前記メンバーフランジの上端よりも高く形成されると共に、前記ハウスフランジの上端から車幅方向外側に屈曲したハウス屈曲片が設けられ、前記メンバーフランジと前記ハウスフランジが接合された箇所を液密に封止するシール材が、前記ハウスフランジの車幅方向外方かつ前記ハウス屈曲片の下方で前記各メンバーフランジの上方に設けられていることを特徴とする車両におけるスプリングハウスの取り付け構造である。
請求項2記載の発明は、前記アッパフレームの車幅方向内側で前記スプリングハウスの前方にフェンダーシールドが車両の前後方向において前記スプリングハウスと連続状に配置され、前記フェンダーシールドの車幅方向外側の上部に、上方に突出するフェンダーフランジが前記ハウスフランジと連続するように設けられると共に、前記フェンダーフランジの上端から車幅方向外方に屈曲したフェンダー屈曲片が前記ハウス屈曲片と連続するように設けられ、前記2つのフレームメンバーの各メンバーフランジと前記フェンダーフランジとが合わされ溶接により接合され、前記メンバーフランジと前記フェンダーフランジが接合された箇所を液密に封止するシール材が、前記フェンダーフランジの車幅方向外方かつ前記フェンダー屈曲片の下方で前記メンバーフランジの上方に、前記メンバーフランジと前記ハウスフランジが接合された箇所を液密に封止するシール材と連続状に設けられていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、重ね合わされたメンバーフランジの上端面にシール材を塗布するにあたっては、ハウスフランジ、ハウス屈曲片をガイドとしてシール材を塗布でき、シール材の塗布作業の作業性の向上を図る上で有利となり、シール材を均一にかつ安定して塗布する上で有利となる。
また、車両のボンネットを開いても、アッパフレームとスプリングハウスとの接合部に塗布されたシール材はハウス屈曲片により隠され、見栄えの向上を図れ、車両の商品価値を高める上で有利となる。
請求項2記載の発明によれば、重ね合わされたメンバーフランジの上端面にシール材を塗布するにあたっては、フェンダーフランジ、フェンダー屈曲片をガイドとしてシール材を塗布でき、シール材塗布作業の作業性の向上を図る上で有利となり、シール材を均一にかつ安定して塗布する上で有利となる。
また、車両のボンネットを開いても、アッパフレームとフェンダーシールドとの接合部に塗布されたシール材はフェンダー屈曲片により隠され、見栄えの向上を図れ、車両の商品価値を高める上で有利となる。
実施の形態に係る車両におけるスプリングハウスの取り付け構造を示す斜視図である。 実施の形態に係る車両におけるスプリングハウスの取り付け構造を示す分解斜視図である。 図1のAA線断面図である。 実施の形態に係る車両におけるスプリングハウスの取り付け構造の詳細を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施の形態の車両は、フロントサイドメンバー10と、アッパフレーム12と、スプリングハウス14と、フェンダーシールド16とを含んで構成されている。
フロントサイドメンバー10およびアッパフレーム12は、車両の骨格部材を構成するものである。
フロントサイドメンバー10は、車幅方向の両側にそれぞれ設けられ、それぞれ車両の前後方向に延在し、閉断面構造を構成している。
図1、図3に示すように、フロントサイドメンバー10は、その車幅方向の外側の箇所が、スプリングハウス14およびフェンダーシールド16と溶接され接合されている。
アッパフレーム12は、フロントサイドメンバー10の車幅方向外側の両側にそれぞれ設けられ、それぞれ車両の前後方向に延在し、閉断面構造を構成している。
図1、図3に示すように、アッパフレーム12は、その車幅方向の内側の箇所が、スプリングハウス14およびフェンダーシールド16と溶接され接合されている。
より詳細に説明すると、アッパフレーム12は、車幅方向外側に位置するアウタフレーム12Aと、アウタフレーム12Aの車幅方向内側に位置するインナフレーム12Bとが合わされて構成されている。本実施の形態では、アウタフレーム12Aとインナフレーム12Bとでアッパフレーム12を閉断面構造としている。
図3に示すように、アウタフレーム12Aは、断面ハット形状を呈し、上方に位置する上フランジ部1202と、下方に位置する下フランジ部1204と、上フランジ部1202および下フランジ部1204を接続する断面コ字状の中間部1206とを有し、車両の前後方向に延在している。
中間部1206は、上方に位置する上板部1210と、上板部1210の上フランジ部1202と反対側から下方に垂設される側板部1212と、側板部1212の下端から下フランジ部1204に接続する下板部1214とで構成されている。
上板部1210は、上フランジ部1202から側板部1212に至るにつれて次第に下方に近づく傾斜面をなすように構成されている。そのため、タイヤから巻き上げられてアッパフレーム12に付着した水は、上フランジ部1202に向かうことなく、図中矢印で示すように傾斜面に沿って下方に導かれ、アッパフレーム12の下方に排水されるように図られている。
インナフレーム12Bは、上フランジ部1202と下フランジ部1204とを接続するに足る幅を有する帯板状を呈し車両の前後方向に延在している。
インナフレーム12Bの上部は、アウタフレーム12Aの上フランジ部1202に重ね合わされる上フランジ部1222とされ、インナフレーム12Bの下部は、アウタフレーム12Aの下フランジ部1204に重ね合わされる下フランジ部1224とされている。
そして、インナフレーム12Bの上フランジ部1202および下フランジ部1204が、アウタフレーム12Aの上フランジ部1222および下フランジ部1224に重ね合わされ、重ね合わされた部分が後述するように溶接されることでアッパフレーム12が構成されている。
したがって、本実施の形態では、アウタフレーム12Aと、インナフレーム12Bとが、アッパフレーム12を構成する2つのフレームメンバーに相当し、アウタフレーム12Aの上フランジ部1202と、インナフレーム12Bの上フランジ部1222とがそれぞれメンバーフランジに相当している。また、インナフレーム12Bの上フランジ部1202および下フランジ部1204と、アウタフレーム12Aの上フランジ部1222および下フランジ部1224は、アッパフレーム12の全長にわたって延在している。
図3に示すように、スプリングハウス14は、アッパフレーム12の車幅方向内側に配置されサスペンション装置のスプリング18を収容するものである。
図2に示すように、スプリングハウス14は、スプリングハウスパネル14Aと、スプリングハウスブラケット14Bとが接合されることで構成されている。
スプリングハウスパネル14Aは、半円筒状の本体1402と、本体1402の両側から上方に延出する第1、第2のハウスフランジ1404、1406とを有している。
第1、第2のハウスフランジ1404、1406の上端は上フランジ部1202、1222の上端よりも高く形成されると共に、第1、第2のハウスフランジ1404、1406の上端に、車幅方向外側に屈曲したハウス屈曲片1408A、1408Bが設けられている。
スプリングハウスブラケット14Bは、本体1402の上部を閉塞する半円形の板部1410と、板部1410の円弧部から下方に垂設された半円筒状の取付片部1412と、板部1410の直線部から上方に起立する第3のハウスフランジ1414とを有している。
第3のハウスフランジ1414の上端は上フランジ部1202、1222の上端よりも高く形成されると共に、第3のハウスフランジ1414の上端に、車幅方向外側に屈曲したハウス屈曲片1408Cが設けられている。
そして、図3に示すように、スプリングハウスパネル14Aの本体1402の上部内側にスプリングハウスブラケット14Bの取付片部1412が重ね合わされ、それら重ね合わされた部分が溶接されることでスプリングハウスパネル14Aとスプリングハウスブラケット14Bとが接合されている。また、本体1402の上部とスプリングハウスブラケット14Bの取付片部1412とが接合された箇所を液密に封止するシール材15が本体1402の上部と取り付け片部1412に沿って塗布されている。
この接合により第1、第2のハウスフランジ1404、1406の間が第3のハウスフランジ1414で接続され、第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414が車両の前後方向に連続状に配置されることになる。
また、第1、第2のハウスフランジ1404、1406のハウス屈曲片1408A、1408Bの間が第3のハウスフランジ1414のハウス屈曲片1408Cで接続され、第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414のハウス屈曲片1408A、1408B、1408Cが車両の前後方向に連続状に配置されることになる。
すなわち、本実施の形態では、第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414がハウスフランジに相当している。
図1に示すように、フェンダーシールド16は、アッパフレーム12の車幅方向内側でスプリングハウス14の前方の箇所に、車両の前後方向においてスプリングハウス14と連続状に配置されている。
フェンダーシールド16の車幅方向外側の上部に、上方に突出するフェンダーフランジ1602が第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414と連続するように設けられている。詳細には、フェンダーフランジ1602が第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414と同じ高さで設けられている。
さらに、フェンダーフランジ1602の上端から車幅方向外方に屈曲したフェンダー屈曲片1604がハウス屈曲片1408A、1408B、1408Cと連続するように設けられている。詳細には、フェンダー屈曲片1604がハウス屈曲片1408A、1408B、1408Cと同じ高さ、同じ突出量で設けられている。
そして、図3に示すように、上フランジ部1202、1222と、第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414とが合わされ溶接により接合され、上フランジ部1202、122と、フェンダーフランジ1602とが合わされ溶接により接合されている。図中符号Wは溶接箇所を示している。
この接合により第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414とフェンダーフランジ1602とが車両の前後方向に連続状に配置されることになる。
また、第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414のハウス屈曲片1408A、1408B、1408Cとフェンダーシールド16のフェンダー屈曲片1604とが車両の前後方向に連続状に配置されることになる。
そして、図3、図4に示すように、上フランジ部1202、1222と第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414が接合された箇所を液密に封止するシール材20が、第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414の車幅方向外方かつ各ハウス屈曲片1408A、1408B、1408Cの下方で上フランジ部1202、1222の上方に設けられている。
より詳細には、第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414と上フランジ部1202、1222の上端面と各ハウス屈曲片1408A、1408B、1408Cとによって側方と下方と上方が囲まれた第1の空間が形成されており、この第1の空間にシール材20が充填されている。
また、上フランジ部1202、1222とフェンダーフランジ1602が接合された箇所を液密に封止するシール材20が、フェンダーフランジ1602の車幅方向外方かつフェンダー屈曲片1604の下方で上フランジ部1202、1222の上端面の上方に、上フランジ部1202、1222と第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414が接合された箇所を液密に封止するシール材20と連続状に設けられている。
より詳細には、フェンダーフランジ1602と上フランジ部1202、1222の上端面とフェンダー屈曲片1604とによって側方と下方と上方とが囲まれた第2の空間が形成されており、この第2の空間にシール材20が充填されている。
そして、第1の空間と第2の空間が連続状に設けられ、第1の空間と第2の空間とにわたってシール材20が充填されている。
本実施の形態によれば、上フランジ部1202、1222と第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414が接合された箇所を液密に封止するシール材20が、第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414の車幅方向外方かつ各ハウス屈曲片1408A、1408B、1408Cの下方で上フランジ部1202、1222の上端面の上方に設けられている。
そのため、重ね合わされた上フランジ部1202、1222の上端面にシール材20を塗布するにあたっては、第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414と、上フランジ部1202、1222の上端面と、各ハウス屈曲片1408A、1408B、1408Cとで3方向が囲まれた箇所にシール材20を充填することになる。
したがって、重ね合わされた上フランジ部1202、1222の上端面の厚さは小さい寸法であるものの、第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414、各ハウス屈曲片1408A、1408B、1408Cをガイドとしてシール材20を塗布でき、シール材20の塗布作業の作業性の向上を図る上で有利となり、シール材20を均一にかつ安定して塗布する上で有利となる。
また、シール材20を均一にかつ安定して塗布することができることから、シール材20によって上フランジ部1202、1222と第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414との間への水の侵入を確実に防止する上で有利となり、アッパフレーム12とスプリングハウス14との接合部の防錆を図れ、耐久性の向上を図る上で有利となる。
また、アッパフレーム12とスプリングハウス14との接合部に塗布されたシール材20は、各ハウス屈曲片1408A、1408B、1408Cにより隠されるため、車両のボンネットを開いてエンジンルームの内部を見た場合、シール材20が塗布された部分が目に入ることがなく、見栄えの向上を図れ、車両の商品価値を高める上で有利となる。
また、本実施の形態では、上フランジ部1202、1222とフェンダーフランジ1602が接合された箇所を液密に封止するシール材20が、フェンダーフランジ1602の車幅方向外方かつフェンダー屈曲片1604の下方で上フランジ部1202、1222の上端面の上方に、前記のシール材20と連続状に設けられている。
そのため、重ね合わされた上フランジ部1202、1222の上端面にシール材20を塗布するにあたっては、フェンダーフランジ1602と、上フランジ部1202、1222の上端面と、フェンダー屈曲片1604とで3方向が囲まれた箇所にシール材20を充填することになる。
したがって、重ね合わされた上フランジ部1202、1222の上端面の厚さは小さい寸法であるものの、フェンダーフランジ1602、フェンダー屈曲片1604をガイドとしてシール材20を塗布でき、シール材20の塗布作業の作業性の向上を図る上で有利となり、シール材20を均一にかつ安定して塗布する上で有利となる。
また、シール材20を均一にかつ安定して塗布することができることから、シール材20によって上フランジ部1202、1222とフェンダーフランジ1602との間への水の侵入を確実に防止する上で有利となり、アッパフレーム12とフェンダーシールド16との接合部の防錆を図れ、耐久性の向上を図る上で有利となる。
また、上フランジ部1202、1222が車両の前後方向に連続して延在しており、第1、第2、第3のハウスフランジ1404、1406、1414とフェンダーフランジ1602が車両の前後方向に連続して延在していることから、上フランジ部1202、1222へのシール材20の塗布をアッパフレーム12の全長にわたって連続して行なえ、シール材20の塗布作業の作業性の向上を図る上でより有利となり、シール材20を均一にかつ安定して塗布する上でより有利となる。
また、アッパフレーム12とフェンダーシールド16との接合部に塗布されたシール材20は、フェンダー屈曲片1604により隠されるため、車両のボンネットを開いてエンジンルームの内部を見た場合、シール材20が塗布された部分が目に入ることがなく、見栄えの向上を図れ、車両の商品価値を高める上で有利となる。
12 アッパフレーム
12A アウタフレーム(フレームメンバー)
12B インナフレーム(フレームメンバー)
1202 上フランジ部(メンバーフランジ)
1222 上フランジ部(メンバーフランジ)
14 スプリングハウス
1404 第1のハウスフランジ(ハウスフランジ)
1406 第2のハウスフランジ(ハウスフランジ)
1414 第3のハウスフランジ(ハウスフランジ)
1408A、1408B、1408C ハウス屈曲片
16 フェンダーシールド
1602 フェンダーフランジ
1604 フェンダー屈曲片
20 シール材

Claims (2)

  1. 2つのフレームメンバーが合わされて構成され車両の前後方向に延在するアッパフレームと、
    前記アッパフレームの車幅方向内側に配置されサスペンション装置のスプリングを収容するスプリングハウスとを備え、
    前記アッパフレームの車幅方向内側の上部に、前記2つのフレームメンバーから互いに合わされてそれぞれ上方に突出するメンバーフランジが設けられ、
    前記スプリングハウスの車幅方向外側の上部に、上方に突出するハウスフランジが設けられ、
    前記2つのフレームメンバーの各メンバーフランジと前記ハウスフランジとが合わされ溶接により接合された車両におけるスプリングハウスの取り付け構造であって、
    前記ハウスフランジの上端は前記メンバーフランジの上端よりも高く形成されると共に、前記ハウスフランジの上端から車幅方向外側に屈曲したハウス屈曲片が設けられ、
    前記メンバーフランジと前記ハウスフランジが接合された箇所を液密に封止するシール材が、前記ハウスフランジの車幅方向外方かつ前記ハウス屈曲片の下方で前記各メンバーフランジの上方に設けられている、
    ことを特徴とする車両におけるスプリングハウスの取り付け構造。
  2. 前記アッパフレームの車幅方向内側で前記スプリングハウスの前方にフェンダーシールドが車両の前後方向において前記スプリングハウスと連続状に配置され、
    前記フェンダーシールドの車幅方向外側の上部に、上方に突出するフェンダーフランジが前記ハウスフランジと連続するように設けられると共に、前記フェンダーフランジの上端から車幅方向外方に屈曲したフェンダー屈曲片が前記ハウス屈曲片と連続するように設けられ、
    前記2つのフレームメンバーの各メンバーフランジと前記フェンダーフランジとが合わされ溶接により接合され、
    前記メンバーフランジと前記フェンダーフランジが接合された箇所を液密に封止するシール材が、前記フェンダーフランジの車幅方向外方かつ前記フェンダー屈曲片の下方で前記メンバーフランジの上方に、前記メンバーフランジと前記ハウスフランジが接合された箇所を液密に封止するシール材と連続状に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両におけるスプリングハウスの取り付け構造。
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