JP6180207B2 - 送風機及び空気調和装置 - Google Patents

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本発明は、送風機及びこの送風機を備える空気調和装置に関する。
ビル等の建物において、複数の空間を空気調和する手段として、マルチエアコンが広く採用されている。このマルチエアコンにおいては、室外機が複数設置されており、これらの複数の室外機は、総設置スペースを減らすため、密接に配置されている。このため、室外機は、側部から空気が排出される構造ではなく、上部から排出されるトップフロー構造を有していることが多い。なお、その際、空気は室外機の側部から吸入される。
このようなトップフロー構造を有する室外機として、特許文献1には、側面に空気吸込口を備えた筐体と、筐体内に配置された複数の熱交換器と、ファン(送風機)と、複数の熱交換器の間に介在する圧損シートとを備える室外機が開示されている。この従来技術においては、空気吸込口から吸入された空気が、熱交換器によって熱交換される際、一部の空気が圧損シートを通過して風速を落とし、圧損シートを通過しなかったそのほかの空気が風速を維持した状態で、筐体内に導入される。このように、この特許文献1は、熱交換器を通過する空気の風速を調整することによって、送風機から排出される空気の風速を均一化させようとするものである。
この特許文献1に記載されたようなトップフロー構造を有する室外機の送風機に使用されるモータとしては、誘導モータが採用されていることが多く、風路の確保の観点及びコスト削減の観点から、小さい径のモータが使用されていることが多い。一方、モータは、その径が大きいほど、銅損(巻線に電流が流れることにより生じる損失)に対する鉄損(モータ内のステータに生じるヒステリシス損等)の割合が小さくなり、これに伴って、モータ自体の損失が減少するため、モータの効率が向上する。このように、モータの径が大きいほど、モータの効率は向上する。
特開2011−102662号公報(請求項1)
トップフロー構造を有する室外機において、熱交換器を介して筐体の内部に導入された空気は、室外機の上部に設置された送風機に到達し、送風機によって排出される。従って、この室外機においては、空気が流通する風路を十分に確保する必要がある。このため、図13に示すように、モータ3の径r2は、モータ3から延びるシャフト4の先端に取り付けられたファンボス51の径r1よりも、小さく設計されていることが多い。なお、このファンボス51は、モータ3によるシャフト4の回転を羽根52に伝達する中継部材である。
一方、寒冷地に設置された空気調和装置の室外機、又は冬季に使用される空気調和装置の室外機において、これらの室外機は、冷たい空気に曝されているため、室外機の羽根及びファンボスが凍結する場合がある。従来のモータにおいて、モータの効率向上のために、モータの径を大きくして、図14に示すように、モータ3の径r3が、ファンボス51の径r1よりも大きくすると、ファンボス51の周縁部が凍結して形成されたつらら8が成長して、その直下のモータ3に到達する虞がある。この場合、つらら8によって、ファンボス51とモータ3とが相互に固定されてしまい、モータ3が駆動しても、モータ3に固定されたファンボス51が回転しない。これにより、羽根52も回転せず、従って、室外機が正常に動作しない虞がある。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたもので、寒冷地に設置されたり、冬季に使用されたりしても、つららによって、ファンボスとモータとが固定されることを抑制する送風機及びこの送風機を備える空気調和装置を提供するものである。
本発明に係る送風機は、ハウジング及びハウジングから上方に向かって延びるシャフトを備えるモータと、モータの上部のシャフトに取り付けられ、シャフトの回転に伴って回転するファンボスを備える羽根車と、ハウジングとファンボスとの間に介在するように、シャフトに挿入され、シャフト及びハウジングに対し回転自在に配置された仕切り板と、を有し、仕切り板の幅は、ハウジングの幅以上であることを特徴とする。
本発明によれば、ハウジングとファンボスとの間に、仕切り板を介在させているため、ファンボスが凍結してつららが形成されても、このつららは、仕切り板に遮られて、ハウジングまで到達し難い。このため、つららが形成されていても、送風機をスムーズに起動させることができる。
実施の形態1に係る空気調和装置1を示す概略図である。 実施の形態1に係る空気調和装置1の室外機1aを示す斜視図である。 実施の形態1に係る空気調和装置1の室外機1aを示す上面図である。 実施の形態1に係る空気調和装置1の室外機1aを示す断面図である。 実施の形態1におけるモータ3を示す斜視図である。 実施の形態1における送風機2を示す断面図である。 実施の形態1における仕切り板7を示す斜視図である。 実施の形態1におけるモータ3を示す正面図である。 実施の形態1に係る送風機2の動作を示す正面図である。 実施の形態1に係る送風機2につらら8が形成されたときの動作を示す正面図である。 実施の形態2に係る送風機2におけるモータ3を示す正面図である。 実施の形態3に係る送風機2におけるモータ3を示す正面図である。 従来の空気調和装置の送風機を示す正面図である。 従来の空気調和装置の送風機を示す正面図である。
以下、本発明に係る送風機及び空気調和装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る空気調和装置1を示す概略図である。この図1に基づいて、空気調和装置1について説明する。図1に示すように、空気調和装置1は、室外機1aと室内機1bとを備えている。このうち、室外機1aには、送風機2、圧縮機12、第1の熱交換器13及び膨張手段14が設けられており、室内機1bには、第2の熱交換器15が設けられている。これらの圧縮機12、第1の熱交換器13、膨張手段14及び第2の熱交換器15が、配管接続され、この配管に冷媒が循環している。これにより、冷媒回路が構成されている。
次に、空気調和装置1の室外機1aについて説明する。図2は、実施の形態1に係る空気調和装置1の室外機1aを示す斜視図、図3は、実施の形態1に係る空気調和装置1の室外機1aを示す上面図、図4は、実施の形態1に係る空気調和装置1の室外機1aを示す断面図である。図2に示すように、室外機1aは、例えばトップフロー構造を有している。この室外機1aは、直方体状の筐体11の内部に圧縮機12、第1の熱交換器13及び膨張手段14が設けられており、第1の熱交換器13で熱交換された空気が、図3に示すように、室外機1aの上部に設置された送風機2によって、室外機1aの外部に排出される。図4に示すように、室外機1aの上部に設置された送風機2は、羽根車5と、この羽根車5を駆動するためのモータ3とを備えている。
次に、モータ3について説明する。図5は、実施の形態1におけるモータ3を示す斜視図、図6は、実施の形態1における送風機2を示す断面図である。モータ3は、例えばDCブラシレスモータであり、モータ3の基台31が、室外機1aの内部に取り付けられることによって、室外機1aの内部にモータ3が設置される。この基台31は、例えば、四角形状をなしており、周縁部は屈曲してフランジ31aとなっている。図5に示すように、基台31には、端子ケーブル32の一端部が取り付けられており、この端子ケーブル32の他端部は、室外機1aの内部に設置された電源(図示せず)に接続されている。そして、この電源から、端子ケーブル32を介して、モータ3に電力が供給される。
図6に示すように、基台31の中心には、棒状のシャフト4が設けられており、このシャフト4の基端には、第1のベアリング33aが取り付けられている。基台31の上方(矢印Z1方向)において、シャフト4には、円筒状のロータ34がシャフト4と同軸に固定されている。更に、このロータ34の周囲には、円筒状のステータ35がシャフト4と同軸に設けられている。このステータ35は、ステータコイル36と、ステータコイル36が巻回されたインシュレータ37とから構成されている。ステータ35は、ステータコイル36に流れる電流によって回転磁界を発生し、この回転磁界と同じ周期でロータ34を回転させる。そして、ロータ34が回転することによって、このロータ34の中心に設置されているシャフト4も回転する。
また、ロータ34の上方(矢印Z1方向)には、第2のベアリング33bが設けられており、この第2のベアリング33bと上記の第1のベアリング33aとによって、シャフト4の回転を円滑なものとしている。ハウジング38は、これらのロータ34、ステータ35、第1のベアリング33a及び第2のベアリング33bを保護するものであり、モータ3の外殻を構成する。このハウジング38は、これらの部材を封止するモールドとしてもよい。なお、ハウジング38は、シャフト4に沿って突出しており、第2のベアリング33bを収納するベアリングハウジング38aを有する。そして、このベアリングハウジング38aの上方(矢印Z1方向)には、このベアリングハウジング38aを覆うように、有底円筒状のフリンガ6がシャフト4に固定されている。このフリンガ6は、モータ3の内部、即ちハウジング38の内部に水等の異物が混入することを抑制している。そして、フリンガ6とモータ3との間には、仕切り板7が介在している。
次に、羽根車5について説明する。図6に示すように、羽根車5は、ファンボス51と羽根52とを備えている。このうち、ファンボス51は、有底円筒状をなしており、シャフト4の先端に取り付けられている。これにより、シャフト4が回転すると、それに伴ってファンボス51も回転する。また、羽根52は、ファンボス51の外周壁に、ファンボス51と一体的に形成されている。よって、ファンボス51が回転すると、それに伴って羽根52も回転する。この羽根52は、室外機1aに導入された空気を、室外機1aの外部に排出するものである。そして、ファンボス51の幅rfは、モータ3の外殻を構成するハウジング38の幅rm以下の大きさを有する。これにより、モータ3の効率を確保している。
次に、仕切り板7について説明する。図7は、実施の形態1における仕切り板7を示す斜視図、図8は、実施の形態1におけるモータ3を示す正面図である。図7に示すように、仕切り板7は、中心に円形の孔7aが設けられた円板状をなしている。図8に示すように、仕切り板7は、ハウジング38の上面に載置されており、この仕切り板7の中心に設けられた孔7aの径は、ベアリングハウジング38aの径よりも大きい。そして、この仕切り板7は、シャフト4に挿入され、ハウジング38に対し、回転自在に配置されている。また、孔7aにより、仕切り板7は、ベアリングハウジング38aを避けて、ハウジング38の上面に載置されている。そして、このベアリングハウジング38a及び仕切り板7の上方に、フリンガ6が、ベアリングハウジング38a及び仕切り板7から離間した状態で、シャフト4に固定されている。そして、図5に示すように、この仕切り板7の幅rbは、ハウジング38の幅rm以上の大きさを有する。
なお、仕切り板7の幅rbが、ハウジング38の幅rmよりも大きい場合、仕切り板7がハウジング38に載置されている状態で、仕切り板7の周縁部は、ハウジング38から張り出している。この張り出している部分は、仕切り板7が可撓性を有するものである場合、自重により、ハウジング38の側に傾斜する。なお、仕切り板7は、例えば厚さが3mmであるゴム板とすることができる。この場合、ゴム板として、CR(クロロプレンゴム)を使用することができる。なお、仕切り板7の厚さは、適宜設計することが可能である。また、仕切り板7は耐候性を有していることが好ましく、その材質は、ゴム板に限らず、樹脂の板としてもよいし、金属の板としてもよい。
次に、本実施の形態に係る空気調和装置1の作用について説明する。先ず、通常時の空気調和装置1の動作について説明する。図9は、実施の形態1に係る送風機2の動作を示す正面図である。図9に示すように、モータ3が駆動して、シャフト4が回転すると、それに伴って、シャフト4に固定されたフリンガ6及びシャフト4の先端に設けられたファンボス51が回転する。そして、ファンボス51が回転することに伴って、羽根52が回転する。これにより、室外機1aの内部に導入された空気が排出される。その際、仕切り板7は、シャフト4及びフリンガ6のいずれにも固定されていないため、シャフト4の回転に伴って回転することはない。
次に、ファンボス51につららが形成されたときの空気調和装置1の動作について説明する。図10は、実施の形態1に係る送風機2につらら8が形成されたときの動作を示す正面図である。空気調和装置1が、寒冷地に設置されたり、冬季に使用されたりすると、室外機1aは、冷たい空気に曝されるため、羽根52及びファンボス51が凍結する場合がある。図10に示すように、ファンボス51の周縁部が凍結してつらら8が形成されると、つらら8は、その直下に設置された仕切り板7に到達する。そして、このつらら8によって、ファンボス51と仕切り板7とが固定される。この状態で、モータ3が駆動して、シャフト4が回転すると、ファンボス51と仕切り板7とは、つらら8によって固定されているため、シャフト4の回転によるファンボス51の回転に伴って、仕切り板7も一緒に回転する。
従来の空気調和装置の室外機1aでは、図14に示すように、ファンボス51の周縁部に形成されたつらら8が、そのままモータ3に到達するため、つらら8によって、ファンボス51とモータ3とが固定される。このため、モータ3が駆動して、シャフト4が回転しようとしても、シャフト4の先端に設けられたファンボス51が回転せず、従ってシャフト4自体が回転しない。これにより、羽根52も回転しない。
これに対し、本実施の形態1に係る空気調和装置1の室外機1aは、図10に示すように、ファンボス51の周縁部に形成されたつらら8が、モータ3に到達することを仕切り板7が遮る。そして、この仕切り板7は、モータ3に固定されておらず、載置されているだけである。このため、ファンボス51と仕切り板7とが固定されても、ファンボス51とモータ3とが固定されることはない。従って、本実施の形態1では、寒冷地に限らず、冬季において0℃を下回る環境下で使用され、空気調和装置1の室外機1aにつらら8が形成されていても、送風機2をスムーズに起動させることができる。このように、送風機2を備える空気調和装置1は、全環境に対応することが可能である。
なお、仕切り板7は、モータ3に固定されていないため、羽根52が回転することにより、その風圧によって、仕切り板7が浮き上がる場合もある。しかし、仕切り板7の上方(矢印Z1方向)には、フリンガ6が配置されているため、図10に示すように、仕切り板7が上昇しようとしても、この仕切り板7がフリンガ6に当たり、仕切り板7の上昇が阻止される。このように、仕切り板7を、フリンガ6とモータ3との間に介在させることにより、風圧による仕切り板7の浮き上がりを抑制することができる。
また、つららは、ファンボス51の周縁部ではない部分にも形成されることもある。しかし、ファンボス51の直下には、仕切り板7又はフリンガ6が配置されているため、つららが成長しても、仕切り板7又はフリンガ6のいずれかに到達し、モータ3のハウジング38にまで到達しない。このため、つららが形成される位置にかかわらず、ファンボス51とモータ3とが固定されることを抑制することができる。
なお、ファンボス51とモータ3との間の距離を離すことによって、つららが成長してモータ3まで到達することを遅らせることはできる。しかし、この場合、羽根52によって排出されるまでの空気の風路を確保する点で問題となる。室外機1aに導入された空気は、室外機1aの上部に設置された羽根52の回転により、室外機1aの内部を上昇していき、モータ3の周囲を通って、羽根52及びファンボス51にまで到達し、その後、室外機1aの上部から排出される。その際、ファンボス51とモータ3との間隔が広いと、その分だけ、室外機1aに導入された空気は、早くモータ3に到達する。このモータ3は、空気の流通を妨げる障壁となるため、ファンボス51とモータ3との間の距離を離すと、その分だけ、空気は早くモータ3に到達するため、空気の流通の妨げになり易い。従って、つららがモータ3まで到達することを遅らせるために、ファンボス51とモータ3との間の距離を離すと、風路の抵抗が増加する。これに対し、本実施の形態1は、仕切り板7を設けることによって、つららがモータ3まで到達することを阻止しているため、ファンボス51とモータ3とを近づけることができる。従って、空気が流通する風路を十分に確保することができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2に係る空気調和装置1について説明する。図11は、実施の形態2に係る送風機2におけるモータ3を示す正面図である。本実施の形態2は、仕切り板7とフリンガ6とが一体的に形成されている点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
本実施の形態2では、図11に示すように、仕切り板7とフリンガ6とが一体的に形成されている。具体的には、フリンガ6の周縁部の下面が、仕切り板7の上面に接合されることにより、これらのフリンガ6と仕切り板7とが一体的に形成されている。そして、本実施の形態2は、つららが形成されたときの動作については、実施の形態1と共通する。これに対し、通常時の空気調和装置1の動作が、実施の形態1と相違する。即ち、通常時において、モータ3が駆動して、シャフト4が回転すると、それに伴って、シャフト4に固定されたフリンガ6が回転するだけでなく、フリンガ6と一体的に形成された仕切り板7も同時に回転する。このように、実施の形態2においては、つららが形成されたときだけではなく、つららが形成されていない通常時においても、仕切り板7は回転する。これにより、実施の形態1で得られる効果に加え、仕切り板7とフリンガ6との一体的な形成によるコスト削減という効果を奏する。
実施の形態3.
次に、実施の形態3に係る空気調和装置1について説明する。図12は、実施の形態3に係る送風機2におけるモータ3を示す正面図である。本実施の形態3は、仕切り板7の周縁部がハウジング38の側に傾斜した傾斜部7bとなっている点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態3では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
本実施の形態3では、図12に示すように、仕切り板7の周縁部が、モータ3の側に傾斜した傾斜部7bとなっている。実施の形態1においても、仕切り板7の幅rbが、ハウジング38の幅rmよりも大きい場合、仕切り板7の周縁部がハウジング38から張り出している部分が、自重により、ハウジング38の側に傾斜することもある。本実施の形態3では、自重だけではなく、積極的に、仕切り板7の周縁部を傾斜させている点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態3は、実施の形態1で得られる効果に加え、仕切り板7の周縁部に傾斜部7bが形成されていることにより、つららが仕切り板7に到達した後、仕切り板7の周縁部に回り込んで、モータ3まで到達することが抑制されるという効果を奏する。
なお、本発明に係る送風機2の仕切り板7は、平板に限らず、同心円状の溝が形成された板であってもよい。また、仕切り板7は、シャフト4に固定されていてもよい。
1 空気調和装置、1a 室外機、1b 室内機、2 送風機、3 モータ、4 シャフト、5 羽根車、6 フリンガ、7 仕切り板、7a 孔、7b 傾斜部、8 つらら、11 筐体、12 圧縮機、13 第1の熱交換器、14 膨張手段、15 第2の熱交換器、31 基台、31a フランジ、32 端子ケーブル、33a 第1のベアリング、33b 第2のベアリング、34 ロータ、35 ステータ、36 ステータコイル、37 インシュレータ、38 ハウジング、38a ベアリングハウジング、51 ファンボス、52 羽根。

Claims (6)

  1. ハウジング及び前記ハウジングから上方に向かって延びるシャフトを備えるモータと、
    前記モータの上部の前記シャフトに取り付けられ、前記シャフトの回転に伴って回転するファンボスを備える羽根車と、
    前記ハウジングと前記ファンボスとの間に介在するように、前記シャフトに挿入され、前記シャフト及び前記ハウジングに対し回転自在に配置された仕切り板と、を有し、
    前記仕切り板の幅は、前記ハウジングの幅以上である
    ことを特徴とする送風機。
  2. 前記仕切り板は、前記ハウジングの上面に載置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の送風機。
  3. 前記ファンボスの幅は、前記ハウジングの幅以下である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の送風機。
  4. 前記シャフトにおける前記仕切り板と前記羽根車との間に設けられ、前記モータの内部に異物が混入することを抑制するフリンガを更に有する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の送風機。
  5. 前記仕切り板は、その周縁部が前記ハウジングの側に傾斜している
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の送風機。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の送風機、圧縮機、第1の熱交換器及び膨張手段を備える室外機と、
    第2の熱交換器を備える室内機と、を有し、
    前記圧縮機、前記第1の熱交換器、前記膨張手段及び前記第2の熱交換器が、配管接続され、冷媒が循環する冷媒回路が構成されている
    ことを特徴とする空気調和装置。
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