JP6179972B2 - 入浴装置 - Google Patents

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Description

本発明は、寝たきりの高齢者や身体不自由者などの被介助者を入浴させる介護用の入浴装置に関するものである。
従来より、寝たきりの高齢者や身体不自由者などの被介助者を乗せた担架をストレッチャーに載せて搬送し、浴槽に横付けした後、担架のみを浴槽内の支持台の上方に移動させて、浴槽を昇降機構により上昇させて被介助者を浴湯に浸漬し入浴させる介護用の入浴装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種の入浴装置には、オーバーフロー水位を超越した浴湯を入浴装置外に排出するためのオーバーフロー口が設けられている。ここで、大柄な被介助者を載せた担架を浴湯に浸漬した場合、オーバーフロー口から浴湯が溢水して浴湯量が減少した結果、次の被介助者が肩まで充分に浴湯に浸かって入浴することができない場合がある。この場合、介助者が手動操作により給湯をしなければならず、多忙な介助者にとってこの給湯操作が非常に煩わしいという問題点を有していた。また、介護用入浴装置が設置されることの多い介護老人福祉施設や介護老人保健施設は年ごとに狭小化してきており、従来の大型の入浴装置から小型の入浴装置、特に浴槽容積の小型化が求められる傾向にある。浴槽容積の小型化が進めば、入浴時に浴湯がオーバーフローする頻度の増加が当然に予想され、上述した問題点がより深刻になることが懸念される。また、ランニングコストを抑えるため、湯量の少量化も求められている。
特許3002181号公報
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、繰り返し入浴を行う際に、介助者が入浴後の浴湯量を気にすることなく、手動で足し湯の操作をする必要のない入浴装置を提供することを主たる目的とする。
請求項1に記載の入浴装置は、浴槽と、該浴槽内に設けられ被介助者が載置される担架を支持する架台と、を備え、前記担架を前記架台で支持した状態で前記浴槽と前記架台との少なくとも一方を他方に対して昇降動作させることにより、被介助者を入浴に供する入浴装置であって、前記浴槽は、オーバーフローした浴湯を前記入浴装置外に排出する排出手段と、入浴適正水位を検出する適正水位センサと、を有し、前記浴槽を下降させるための操作入力、および/または、前記架台を上昇させるための操作入力に応答して前記適正水位センサにより前記浴槽内の浴湯水位が前記入浴適正水位にあると判定され、その後の前記浴槽の下降および/または前記架台の上昇に伴って、前記浴槽内の浴湯水位が、入浴中の前記浴湯のオーバーフローにより、前記入浴適正水位を下回った場合に、前記入浴適正水位まで自動で湯を行うことを特徴とする。なお、前記オーバーフローした浴湯を入浴装置外に排出する排出手段は、浴槽側壁上面に設けたオーバーフロー口により構成することができるが、前記排出手段は、前記オーバーフロー口に限定されず、オーバーフロー口が無く、浴槽上面そのものを前記排出手段とし、オーバーフローした浴湯を入浴装置外に排出する構成であってもよい。
請求項1によれば、オーバーフローにより浴湯水位が入浴適正水位を下回ると、入浴適正水位まで自動で給湯がなされるので、次の入浴準備をする際に介助者が手動で給湯操作を一々行う必要がなくなり、その結果、入浴準備にかかる操作手数を一つ減らすことができ、介助者の操作負担を軽減することができる。
また、入浴後の浴湯量を常に気にしておく必要がないので、介助者の心理的負担を軽減できる。また、浴湯の温度を検出する温度センサを入浴適正水位の直下近傍の浴槽側側壁位置に設けた場合に、給湯により常に浴湯を入浴適正水位にキープできるので、浴湯の温度を温度センサで確実に検出することができる。特に、浴槽容積を低減することにより浴湯がオーバーフローする頻度が高くなった場合に、本発明は非常に有効である。
請求項2に記載の入浴装置は、請求項1に記載の入浴装置において、前記給湯の開始前、若しくは前記給湯開始直後に、介助者等に対して前記給湯の報知を行うことを特徴とする。
請求項2によれば、例えば、入浴完了時に給湯が突如開始され、入浴装置の操作に習熟していない介助者が驚き慌ててしまうことを防止できる。
請求項3に記載の入浴装置は、請求項1または2に記載の入浴装置において、前記給湯の禁止設定を可能としたことを特徴とする。
請求項3によれば、例えば、介助者が最終の被介助者の入浴に際して、自動での給湯を禁止するように設定しておくことで、入浴完了時に湯が無駄に足されることなく、節湯ができ経済的である。
請求項4に記載の入浴装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の入浴装置において、前記浴槽内の浴湯の温度を検出する浴湯温度検出手段を設け、前記浴湯温度検出手段で検出した浴湯の温度に応じて前記給湯の温度を変更できるようにしたことを特徴とする。
請求項4によれば、例えば、設定給湯温度に対して浴湯の温度が低下しているときは、設定給湯温度より若干高めの温度の湯を足すことで浴湯の温度低下を抑えることができ、また、より短時間で浴湯の温度を設定給湯温度まで復帰させることができる。
本発明では、繰り返し入浴を行う際に、介助者が入浴後の浴湯量を気にすることなく、手動で給湯操作をする必要のない入浴装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る入浴装置を示す模式図である。 図2は、同入浴装置の外観を示す斜視図である。 図3は、同入浴装置が備える操作パネルの概略構成図である。 図4は、同入浴装置の電気関係の概略構成図である。 図5は、同入浴装置の入浴回数を考慮した場合の動作説明に供するフローチャートである。 図6は、同入浴装置の入浴時間を考慮した場合の動作説明に供するフローチャートである。 図7は、同入浴装置のオーバーフローを考慮した場合の動作説明に供するフローチャートである。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係る入浴装置を説明する。入浴装置1は、寝たきりの高齢者等の被介助者(以下、入浴者という)が仰臥姿勢で横たわる担架2を載せた平面視略長方形状のストレッチャー3の一方長辺方向を、平面視略長方形状の浴槽4の一方長辺方向に対して横付けし両者を連結し、担架2を浴槽4の入浴部5内に設けられる支持台6方向にスライド移動させた後、入浴部5内に湯を給湯した浴槽4を上昇させることにより入浴者を湯に浸漬して入浴を行わせるものである。浴槽4の側壁上部外面4aに操作パネル7が配備される。
浴槽4は浴室床面7aに複数の接地脚7bを介して載置される基台8上に配置されている。浴槽4は基台8上に配備される浴槽昇降機構9によって、所定下限位置(非入浴位置)と所定上限位置との区間を昇降可能に構成されている。
浴槽昇降機構9は、基台8の上面と浴槽4の底壁4aの下面との間に設けられるX字状のパンタグラフ9aと、ロッド9bの先端部がパンタグラフ9aの所定位置に連結され、かつ、ピストン部9cが基台8に軸着される油圧シリンダとから構成される。
従って、ピストン部9cに対してロッド部9bを伸長すると、パンタグラフ9aが閉脚方向に駆動され、これにより浴槽4が上昇し、逆に、ロッド9bを収縮させるとパンタグラフ9aが開脚方向に駆動され、これにより浴槽2は下降する。
また、基台8上には一端部が基台8に固定されると共に浴槽4の底壁4aの略中心部を貫通して鉛直状に支柱部10が延設され、この支柱部10の他端部に担架2を支持する支持台6が設けられている。支持台6の上面中央には担架2の載置を検出する近接センサ6aが配置される。
支持台6の長手方向の上面左右端の各位置には、入浴者が仰臥姿勢で載置される担架2を、支持台6上の所定位置に案内する案内レール11、11が所定の間隔を有して平行態様に配設されている。
基台8上に設けられる直立部12の上下各位置には浴槽4の上限位置センサ13と、浴槽入浴位置センサ14と、浴槽退浴位置センサ15とが設けられる。上限位置センサ13と浴槽入浴位置センサ14と浴槽退浴位置センサ15とは、例えば、リミットスイッチにより構成される。側壁4bの外面には、上限位置センサ13と浴槽入浴位置センサ14と浴槽退浴位置センサ15とをON/OFF操作する突片18が取着されている。
浴槽退浴位置センサ15がONとなっている所定下限位置から浴槽4が上昇を開始し、浴槽入浴位置センサ14がONとなる位置にまで浴槽4が上昇すると、その上昇動作が一時停止する。これ以降、浴槽4は自動では上昇せず、後述する浴槽上昇・下降・停止操作部7hを介助者が手動で操作し浴槽4を上昇させる。上限位置センサ13がONとなる所定上限位置まで浴槽4を上昇させることができる。
一方、浴槽4の下降については、介助者が後述の浴槽上昇・下降・停止操作部7hにより意図的に下降動作を停止しない限り、所定上限位置から所定下限位置まで自動で浴槽4が下降する構成になっている。
また、浴槽4の側壁4bの内面には浴槽内上方温度センサ16と、浴槽内下方温度センサ17とが設けられる。
浴槽4の側壁4bの上部は、略水平壁4cとなり、この水平壁4cに浴槽4をオーバーフローした浴湯を入浴装置1外に排出する手段としてのオーバーフロー口4dが形成されている。図1では、浴槽4の入浴部5内の浴湯の湯面5aは、オーバーフロー口4dと略同一水平位置にあり、浴湯の湯面5aがオーバーフロー口4dよりも上方に超過しようとすると、浴湯はオーバーフローし、そのオーバーフローした浴湯はオーバーフロー口4dから矢印Cで示すように入浴装置1外に排出される。なお、オーバーフロー口4dが設けられないときは、前記水平壁4cの上部に位置する側壁4eを削除し、オーバーフローした浴湯を矢印Dで示すように入浴装置1外に排出する構成としてもよい。
なお、図1は浴槽4が所定上限位置にまで上昇した状態を示している。また、所定下限位置にある浴槽4は、同図中で一点鎖線Aでもって、その概略形状が示されている。19は給湯配管20内の湯温を検知する温度センサ、21は給湯源からの給水と給湯とを混合することにより予め設定された温度の湯に調整して供給する電動ミキシングバルブである。
給湯配管20には、給湯用電磁弁20aと、この給湯用電磁弁20aの下流で給湯配管20の給湯口22近傍に給湯配管20内を流れる湯流量を計測する流量センサ23とが介装されている。流量センサ23は給湯配管20内を流れた湯流量を計測することにより入浴部5内に給湯された給湯量を算出する。浴槽4の入浴部5内には、担架2に載置された入浴者が浴槽4の入浴部5内で入浴を適正に行うのに適した水位である入浴適正水位を検出する適正水位センサ24が配設されていると共に、浴槽4の入浴部5内の浴湯が前記したオーバーフローしたことを検出するオーバーフロー水位センサ25が配設されている。
入浴装置1に設けられる噴流発生装置27は、浴槽4の側壁4bに形成される湯吸込口30に接続され浴湯を吸い込む循環配管31と、この循環配管31から四本管に分岐し、各分岐管と側壁4bとにわたって配設される噴流ノズル32と、各噴流ノズル32に対し空気を送り込む空気送込口33と、循環配管31の中途位置に介装され吸い込んだ浴湯を4基の各噴流ノズル32より浴槽4内に向かって噴出させる噴流ポンプ34とから構成される。
この噴流発生装置27が浴槽4の浴湯及び後述する薬液を攪拌する浴湯・薬液攪拌手段として用いられる。なお、図1では、噴流ノズル32は浴槽4の外部に図示されているが、これは噴流ノズル32と空気送込口33と噴流ポンプ34との関係を明瞭に図示するためにあえてこのように図示しているのであって、噴流ノズル32は浴槽4内に設置されている。各噴流ノズル32の設置位置は、浴槽4の側壁4bに対して、図1中、二点鎖線Bでもって示す位置、すなわち、適正水位センサ24の若干下方位置で、かつ、担架2に載置された入浴者に噴流ノズル32からの噴流が適正に当たる位置である。
入浴装置1の操作パネル7に装備される浴湯・薬液攪拌操作部7gが操作されると、噴流ポンプ34が作動を開始し、浴槽4内の浴湯が湯吸込口30から吸い込まれ循環配管31内を循環して各噴流ノズル32から噴流として噴出される。
以上の構成において、入浴装置1には、噴流発生装置27に接続され、浴槽4内、または浴槽4内ないし循環配管31内の湯の殺菌を行うための薬液注入装置35が設けられている。
薬液注入装置35は、浴湯を含む入浴装置1内の殺菌に用いる薬液を貯める薬液タンク36と、この薬液タンク36から延在し循環配管31に接続される薬液注入配管37と、この薬液注入配管37の中途位置に介装される薬液注入ポンプ38を有している。従って、薬液注入ポンプ38を作動させると薬液タンク36から薬液が循環配管31内を流れる湯へ注入される。図1中、39は薬液の逆流を防止する逆流防止弁である。
図3を参照して操作パネル7を説明すると、この操作パネル7は、入浴装置の動作電源の入/切操作のための電源入/切操作部7aと、入浴時間の表示のための入浴時間表示部7bと、給湯温度・増し湯温度の表示と給湯・増し湯の設定操作のための給湯・増し湯温度表示・操作部7cと、薬液濃度の表示と薬液濃度の切り替え操作のための薬液濃度表示・操作部7dと、薬液注入操作を行うための薬液注入操作部7e、入浴回数あるいは入浴時間を設定したり、設定入浴回数や設定入浴時間の変更操作のための閾値変更操作部7fと、浴湯や薬液の攪拌操作のための浴湯・薬液攪拌操作部7gと、浴槽4を上昇・下降・停止操作のための浴槽上昇・下降・停止操作部7hと、入浴回数の表示のための入浴回数表示部7iと、を有する。なお、本発明において、給湯とは空の浴槽4に湯を最初に注ぐ操作及び浴湯水位が入浴適正水位を下回った場合に浴槽4に湯を注ぐ操作のことをいい、一方、増し湯とは浴湯水位が入浴適正水位以上のときに湯を注ぐ操作のことをいうものとする。
さらに、操作パネル7は、給湯の開始前、若しくは、給湯開始直後に、介助者や入浴者等に給湯の報知を行う給湯報知部7jと、給湯が行われることを禁止するときに操作される給湯禁止操作部7kと、を有する。
図4を参照して、本実施形態の入浴装置1における主たる電気的構成を説明する。図4では、操作パネル7と、制御部40と、各種センサ50(センサ6a,13,14,15,16,17,24,25)と、給湯用電磁弁20aと、浴槽昇降機構9と、浴槽4と、薬液注入ポンプ38と、噴流ポンプ34と、電動ミキシングバルブ21と、タイマ41とが示される。制御部40は、マイクロコンピュータを主体に構成され、操作パネル7からの操作入力、各種センサ50からのセンサ入力と、タイマ41からの計時入力等に応答して、給湯用電磁弁20a、浴槽昇降機構9、噴流ポンプ34薬液注入ポンプ38、電動ミキシングバルブ21等の駆動制御を行うと共に、操作パネル7上で各種表示を行わせることができる機能を備えている。また、制御部40は、操作パネル4上の給湯報知部7jを制御して、給湯の開始前、若しくは前記給湯開始直後に、介助者等に対して前記給湯の報知を行う。給湯報知部7jは、音声や画像表示等で前記報知を行ってよい。この報知により、例えば、入浴完了時に給湯が突如開始され、入浴装置の操作に習熟していない介助者が驚き慌ててしまうことを防止できる。
制御部40は、タイマ41の入力、各種センサ50のうち浴槽入浴位置センサ14および浴槽退浴位置センサ15のセンサ入力等に基づいて入浴回数あるいは入浴時間を計測できる機能を有する。また、操作パネル7内の薬液注入操作部7eは、薬液注入装置35の作動を指示する作動指示手段となり、制御部40は、前記指示入力に応答して薬液注入装置35を作動させる。操作パネル6の浴湯・薬液攪拌操作部7gは、操作されることにより、噴流発生装置27の作動を指示し、制御部40は、その操作入力に応答して噴流発生装置27を作動させて、浴湯や薬液を攪拌する。
すなわち、入浴装置1は、図5のフローチャートにおいて入浴回数または図6のフローチャートにおいて入浴時間を計数し、この計数値が所定閾値に達すると、薬液注入装置35から薬液の注入を許可するようにしたものである。
まず、入浴回数を考慮して薬液注入を行う図5の薬液注入フローチャートを説明する。制御部40は、この薬液注入フローチャートを実行制御する。
ステップn1において、入浴回数をカウントする。入浴回数は、浴槽4が下降位置にあって浴槽退浴位置センサ15のセンサ入力があり、次いで浴槽4が上昇して浴槽入浴位置センサ14からセンサ入力があり、さらに、浴槽4が下降して浴槽退浴位置センサ15からセンサ入力があると、入浴回数を1回としてカウントする。ただし、浴槽4が下降位置にあって浴槽退浴位置センサ15のセンサ入力があり、浴槽入浴位置センサ14からセンサ入力があってから、浴槽4が下降したり、上昇したりしても、浴槽退浴位置センサ15からセンサ入力が無ければ、入浴回数にカウントしない。入浴回数を1回カウントすると、ステップn2に移行する。入浴回数は入浴回数表示部7iに表示される。
なお、入浴回数の検出は、支持台6の上面に設けた近接センサ6aのセンサ入力に基づいた支持台6上の担架4の有無判断からも入浴回数の計数は可能であるし、また、ストレッチャー3と浴槽4との機械的連結を検知するセンサを設け、このセンサからのセンサ入力に基づいても入浴回数の計数は可能である。
ステップn2において、入浴回数が設定入浴回数、例えば3回に達したかを判定する。入浴回数が設定入浴回数(所定閾値)に達したと判定すると、ステップn3に移行する。
ステップn3において、薬液の注入を待機する。薬液の注入は、浴槽退浴位置センサ15が検出する位置、すなわち、浴槽4が下限にあり、入浴者が非入浴状態であるときに薬液が注入される。噴流発生装置27は薬液注入と同時に動作を開始する。
ステップn4において、浴槽退浴位置センサ15からセンサ入力があるまでは、ステップn3に戻り、センサ入力があったと判定すると、ステップn5に移行する。
ステップn5において、適正水位センサ24からセンサ入力があったかを判定する。適正水位センサ24からセンサ入力があるまで薬液を注入せず、噴流発生装置27も作動しない。入浴後の浴湯量が適正水位センサ24で検出され、オーバーフロー水位センサ25で未検出の範囲内にあるときは、入浴位置が適正水位センサ24までの水位の浴湯量に対して、設定濃度(例えば1ppm)となるよう薬液注入装置35から薬液を注入する。適正水位センサ24からセンサ入力があったと判定すると、ステップn6に移行する。
ステップn6において、薬液注入操作部7eの操作が行われたかを判定する。薬液注入操作部7eの操作が行われないと薬液注入はされない。ステップn6で薬液注入操作部(薬液注入装置35の作動指示手段)7eの操作が行われたと判定すると、ステップn7に移行する。
ステップn7において、薬液の注入が開始される。注入される薬液量は、操作パネル7で介助者が任意に選択できるようにしてよい。例えば0.5ppm、1ppm、1.5ppm、2ppmの中から選択する。あるいは、介助者が操作パネルで濃度を増減調整して0.5〜2ppmの間で自由に濃度設定できるようにしてもよい。尚、薬液注入が開始されると、これまでにカウントされていた入浴回数はリセットされる。
ステップn8において、薬液の注入を停止する。なお、設定入浴回数は、各福祉施設での入浴状況等を考慮し、予め入浴回数により低下する薬液濃度の傾向を測定した上で設定することが望ましい。設定入浴回数の変更は、閾値変更操作部7fを介して行えばよい。設定入浴回数として零回を設定することも可能である。零回を設定した場合は、入浴回数以外の条件を満たせば薬液注入を行うことができ、入浴回数による薬液注入の制限を受けることなく臨機応変に薬液注入をしたい場合などに有効である。
以上の図5のフローチャートの実行により、浴槽4への給湯または増し湯がなされなくても、浴槽4への入浴回数が設定入浴回数(所定閾値)に達すると、介助者は、薬液注入操作部7eを操作して薬液を注入することが可能となるので、入浴の繰り返しに伴う薬液濃度の低下を防ぎ、浴湯の濃度を適切に維持管理することができる。また、薬液を注入するために、浴湯の濃度検知装置やフィードバック制御装置を追加する必要もないので、入浴装置1が大型化することはなく、従来の入浴装置1のサイズを維持でき、従来に比して大幅なコストアップにもならず経済的である。
次に、入浴時間を考慮して薬液注入を行う図6の薬液注入フローチャートを説明する。制御部40は、このフローチャートを実行制御する。
ステップn9において、タイマ41による入浴時間のカウント動作を待機する。
ステップn10において、浴槽入浴位置センサ14からセンサ入力があったかを判定する。浴槽入浴位置センサ14からセンサ入力があったと判定すると、浴槽4に入浴中であるとしてステップn11に移行する。
ステップn11において、前記入浴中における入浴時間をカウントする。浴槽4が所定下限位置まで下降し、浴槽退浴位置センサ15からセンサ入力があると、入浴時間のカウントを中止する。制御部40は、この入浴時間を累計する。入浴時間は、入浴時間表示部7bに表示される。
ステップn12において、入浴時間のカウントの累計時間が設定入浴時間(所定閾値)に達したかどうかを判定する。この設定入浴時間は、例えば20分とする。
ステップn12において、入浴時間の累計時間が設定入浴時間に達したと判定すると、ステップn13に移行する。
ステップn13において、薬液の注入を待機する。薬液の注入は、浴槽退浴位置センサ15が検出する位置、すなわち、浴槽4が下限にあり、入浴者が非入浴状態であるときに薬液が注入される。尚、薬液注入が開始されると、これまでの累計の入浴時間はリセットされる。
ステップn14において、浴槽退浴位置センサ15からセンサ入力があるまでは、ステップn13に戻る。浴槽退浴位置センサ15からセンサ入力があったと判定すると、浴槽4が下降位置にあるとしてステップn15に移行する。
ステップn15において、適正水位センサ24からセンサ入力があったかを判定する。適正水位センサ24からセンサ入力があったと判定すると、浴槽4が下降位置にあって、且つ、浴槽4に薬液の注入に必要な量の浴湯があるとしてステップn16に移行する。
ステップn16において、薬液注入操作部7eの操作が行われたかを判定する。薬液注入操作部7eの操作が行われないと薬液注入はされない。ステップn6で薬液注入操作部7eの操作が行われたと判定すると、ステップn17に移行する。
ステップn17において、薬液の注入を開始する。薬液の注入量は、図5のフローチャートと同様である。
ステップn18において、薬液の注入を停止する。なお、設定入浴時間は、各福祉施設での入浴状況等を考慮し、予め入浴時間により低下する薬液濃度の傾向を測定した上で設定することが望ましい。設定入浴時間の変更は、閾値変更操作部7fを介して行えばよい。設定入浴時間として零分を設定することも可能である。零を設定した場合は、入浴時間以外の条件を満たせば薬液注入を行うことができ、入浴時間による薬液注入の制限を受けることなく臨機応変に薬液注入をしたい場合などに有効である。
以上の図6のフローチャートの実行により、浴槽4への給湯または増し湯がなされなくても、浴槽4への入浴時間が設定時間(所定閾値)に達すると、介助者は、薬液注入操作部7eを操作して薬液を注入することが可能となるので、入浴の繰り返しに伴う薬液濃度の低下を防ぎ、浴湯の濃度を適切に維持管理することができる。また、薬液濃度を注入するために、浴湯の濃度検知装置やフィードバック制御装置を追加する必要もないので、入浴装置1が大型化することはなく、従来の入浴装置1のサイズを維持でき、従来に比して大幅なコストアップにもならず経済的である。
次に、図7を参照して浴湯のオーバーフローに伴う制御部40の制御動作を説明する。図7のフローチャートは、オーバーフローにより浴湯水位が入浴適正水位を下回ると、入浴適正水位まで自動で給湯がなされるように制御するためのものである。浴槽4には、担架2に載置された入浴者が入浴している場合と、入浴していない場合とがある。そして、ステップn19において、制御部40は、操作パネル7内の浴槽上昇・下降・停止操作部7hの操作により、浴槽4を下降させるための操作入力が入力される。制御部40は、この操作入力に応答してステップn20で適正水位センサ24のセンサ入力から浴槽内の浴湯水位が適正か否かを判定する。適正水位センサ24から適正水位で無いと判定すると、ステップn21で制御部40は浴槽昇降機構9を制御して浴槽4を下降させ、次いで、ステップn22で浴槽退浴位置センサ15からのセンサ入力により、浴槽4が所定下限位置まで下降したとして浴槽昇降機構9を制御して、ステップn23で浴槽4の下降を停止させる。
一方、ステップn20で制御部40は適正水位センサ24から浴槽4の水位が適正であると判定すると、ステップn24で浴槽昇降機構9を制御して浴槽4を下降させ、次いで、ステップn25で、再度、適正水位センサ24のセンサ入力から浴槽4の水位が適正であるか否かを判定する。このとき、浴槽4が下降していく際、担架2は架台6で固定されているので、浴槽4内の水位は低下してくる。しかし、浴湯がオーバーフロー口4dからオーバーフローしていないときは、浴槽4の水位は、適正水位センサ24より上方に位置する。そのため、ステップn25で、制御部40は、浴槽4の水位が適正であると判定し、次いで、ステップn26で浴槽退浴位置センサ15からのセンサ入力により、浴槽4が所定下限位置まで下降したと判定すると、浴槽昇降機構9を制御して、ステップn27で浴槽4の下降を停止させる。この実施形態では、ステップn20,n24−n27により、入浴者が大柄でなく、そのため、入浴しても、オーバーフロー口4dからの浴湯がオーバーフローしていないときは、入浴者が入浴終了して退浴しても、浴槽4内の浴湯水位が、適正水位センサ24で検出される入浴適正水位を下回っていないので、制御部40は、給湯用電磁弁20aを閉成状態を維持して給湯をしない。これにより、次の入浴準備をする際に介助者が手動で給湯を行う必要はない。
しかし、大柄な入浴者が入浴して、オーバーフロー口4dからの浴湯がオーバーフローすると、オーバーフローした分、浴槽4内の浴湯量が減少しているので、ステップn24で浴槽4が下降して、浴槽4内の浴湯水位が、適正水位センサ24で検出される入浴適正水位を下回ると、ステップn25で制御部40は適正水位センサ24から浴槽4の水位が適正で無いと判定することになる。そこで、ステップn28で浴槽退浴位置センサ15からのセンサ入力により、浴槽4が所定下限位置まで下降すると、浴槽昇降機構9を制御して、ステップn29で浴槽4の下降を停止させる。
そして、制御部40は、ステップn30で、給湯用電磁弁20aを開側に制御し、給湯口22から浴槽4に給湯する。このとき、制御部40は、操作パネル7内の給湯報知部7jを制御して、給湯の開始前若しくは給湯開始直後に介助者等に報知する。この報知により、例えば、入浴完了時に給湯が突如開始され、入浴装置1の操作に習熟していない介助者が驚き慌ててしまうことを防止する。次いで、制御部40は、ステップn31で適正水位センサ24からのセンサ入力により浴槽4の水位が適正であると判定すると、ステップn32で給湯用電磁弁20aを閉側に制御して給湯を停止する。なお、制御部40は、浴槽内上方温度センサ16および浴槽内下方温度センサ17からのセンサ入力のうち、検出温度が高い方のセンサ入力により、設定した給湯温度に対して浴湯の温度が低下していると判定すると、電動ミキシングバルブ19を制御して、給湯源からの給水と給湯との混合を調整して、給湯の温度を設定した給湯温度よりも高めに変更する。この給湯温度の変更により、浴湯の温度低下を抑えることができる。
このようにステップn25、ステップn28−n32により、オーバーフロー口4dからの浴湯のオーバーフローにより、浴槽4内の浴湯水位が、適正水位センサ24で検出される入浴適正水位を下回っても、入浴適正水位まで自動で給湯が行われるので、次の入浴準備をする際に介助者が手動で給湯操作を一々行う必要がなくなり、入浴準備にかかる操作手数を一つ減らすことができ、介助者の操作負担を軽減することができる。
また、入浴後の浴湯量を常に気にしておく必要がないので、介助者の心理的負担を軽減できる。
また、浴湯の温度を検出する温度センサ16または17を入浴適正水位の直下近傍の浴槽側側壁4bに設けた場合に、給湯により常に浴湯を入浴適正水位にキープでき、浴湯の温度を確実に検出することができる。
また、浴槽4が小型化して、浴槽容積が低減する結果、浴湯がオーバーフローする頻度が高くなった場合に、非常に有効である。
また、操作パネル7内の給湯禁止操作部7kの操作入力が、制御部40に入力されると、制御部40は、給湯電磁弁20aを閉側に制御して給湯口22から給湯されることを禁止することができるので、例えば、介助者が最終の入浴者の入浴に際しては、自動での給湯を禁止するように設定しておくことで、入浴完了時に湯が無駄に足されることなく、節湯ができ経済的である。
また、制御部40は、浴槽4内の浴湯の温度を検出する温度センサ16または17で検出した浴湯の温度のうち、検出温度が高い方の温度に応じて給湯の温度を変更できるようにしてもよい。このようにすると、例えば、浴湯の温度が低下しているときは、設定した給湯温度より若干高めの温度の湯を足すことで浴湯の温度低下を抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々変更が可能である。
また、上記した入浴装置1では、浴槽4が昇降式であったが、浴槽が固定で架台が昇降する入浴装置や浴槽と架台の双方が相対的に昇降する入浴装置にも適用することができ、要するに、担架2を架台6で支持した状態で、浴槽4と架台6との少なくとも一方を他方に対して昇降動作させることにより、被介助者を入浴に供する入浴装置全般に適用できる。
1 入浴装置
2 担架
3 ストレッチャー
4 浴槽
7 操作パネル
9 昇降機構
14 浴槽入浴位置センサ
15 浴槽退浴位置センサ
24 適正水位センサ
25 オーバーフロー水位センサ
27 噴流発生装置
35 薬液注入装置

Claims (4)

  1. 浴槽と、該浴槽内に設けられ被介助者が載置される担架を支持する架台と、を備え、前記担架を前記架台で支持した状態で前記浴槽と前記架台との少なくとも一方を他方に対して昇降動作させることにより、被介助者を入浴に供する入浴装置であって、
    前記浴槽は、オーバーフローした浴湯を前記入浴装置外に排出する排出手段と、入浴適正水位を検出する適正水位センサと、を有し、前記浴槽を下降させるための操作入力、および/または、前記架台を上昇させるための操作入力に応答して前記適正水位センサにより前記浴槽内の浴湯水位が前記入浴適正水位にあると判定され、その後の前記浴槽の下降および/または前記架台の上昇に伴って、前記浴槽内の浴湯水位が、入浴中の前記浴湯のオーバーフローにより、前記入浴適正水位を下回った場合に、前記入浴適正水位まで自動で給湯を行う、ことを特徴とする入浴装置。
  2. 前記給湯の開始前、若しくは前記給湯開始直後に、介助者等に対して前記給湯の報知を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の入浴装置。
  3. 前記給湯の禁止設定を可能とした、ことを特徴とする請求項1または2に記載の入浴装置。
  4. 前記浴槽内の浴湯の温度を検出する浴湯温度検出手段を設け、前記浴湯温度検出手段で検出した浴湯の温度に応じて前記給湯の温度を変更できるようにした、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の入浴装置。
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