JP2007190152A - 温水治療装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】患者の身体の大きさが異なるような場合でも、常に良好な温熱治療が受けられる温水治療装置を提供すること。
【解決手段】治療槽1の外側から治療槽1へ患者を出し入れするための介助支援システム3とを備えた温水治療装置である。介助支援システム3は、患者を乗せる乗せ部材10と、乗せ部材10を治療槽1の内部と外部との間を移動させる位置移動装置11とを備え、乗せ部材10は、患者の下腿部を支持する下腿載置部と、患者の臀部を支持する臀部載置部と、患者の上体を支持する上体載置部と、を有し、下腿載置部は、臀部載置部の一端部に上下回動可能に連結され、上体載置部は臀部載置部の他端部に上下回動可能に連結されている。
【選択図】図1
【解決手段】治療槽1の外側から治療槽1へ患者を出し入れするための介助支援システム3とを備えた温水治療装置である。介助支援システム3は、患者を乗せる乗せ部材10と、乗せ部材10を治療槽1の内部と外部との間を移動させる位置移動装置11とを備え、乗せ部材10は、患者の下腿部を支持する下腿載置部と、患者の臀部を支持する臀部載置部と、患者の上体を支持する上体載置部と、を有し、下腿載置部は、臀部載置部の一端部に上下回動可能に連結され、上体載置部は臀部載置部の他端部に上下回動可能に連結されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、所定の温度に制御した液体で、人体を所定の温度に加温し治療する温水治療器に関する。
従来、患者の全身を体温より高い温度(例えば、39℃〜42℃)で一定時間保持することにより、感染症又は癌などの病気を温熱治療する装置として、特開平10−33626号公報(特許文献1)には、浴槽、強制循環ボイラー、制御手段、制御部等からなる温浴型温熱治療装置が開示されている。
この装置では、比較的急速な深部体温の上昇が実現できるが、患者を好適に浴槽に出入りさせる構成及び浴槽内に患者を好適に保持する構成等は開示されていない。従って、身体の不自由な患者を浴槽内で治療するための補助者の労力が大きいという欠点があり、患者を浴槽に容易に出入りさせたり、患者を浴槽内に保持する装置が要望されていた。
特開2004−97405号公報(特許文献2)には、患者の頭部以外のほぼ全身を液体に浸す治療槽と、治療槽内の液体を所定の温度に制御する温調部と、治療槽へ患者を出し入れする為の介助支援システムとを備え、該温調部により温度制御された液体で患者のほぼ全身の体温を所定の温度に制御する温水治療装置が開示され、特に、前記介助支援システムは、患者を乗せる乗せ部材と、乗せ部材又は治療槽を移動させて、乗せ部材を治療槽の内部と外部とに位置移動させる位置移動装置とからなり、患者に生体モニターの端末部材が装着され、該装着される部位を支持する装着部位支持装置が、前記治療槽又は乗せ部材に取着されてなる温水治療装置が提案されている。
この装置では、患者を乗せ部材に乗せた状態で患者を治療槽の内部と外部とに移動できるので、移動の不自由な患者でも容易に治療を受けることができる。
しかし、乗せ部材は様々な体型の患者にも適用できるように、一般の患者の身体の大きさよりも比較的大きく構成されているため、身体の小さい患者が治療を受けるような場合には、乗せ部材上で患者が移動し易く、治療槽内の液体中に患者の身体を沈めたような場合には身体に浮力が作用するので身体が安定せず、特に下腿部が浮き上がり易く、良好な治療が受けられないという欠点がある。
また、身体の大きい患者の場合には、窮屈な状態で温熱治療を受ける場合があり、そのような場合には、血行の流れが悪くなるため良好な温熱治療が行えないという欠点がある。
特開平10−33626号公報
特開2004−97405号公報
本発明は上記の課題を解決したもので、患者の身体の大きさが異なるような場合でも、常に良好な温熱治療が受けられる温水治療装置を提供することを目的とする。
本発明の温水治療装置は、患者の頭部以外のほぼ全身を液体に浸す治療槽と、該治療槽内の液体を所定の温度に制御する温調部と、該治療槽の外側から該治療槽へ患者を出し入れするための介助支援システムとを備え、該温調部により温度制御された液体で、該治療槽内の患者のほぼ全身の体温を所定の温度に制御する温水治療装置であって、該介助支援システムは、患者を乗せる乗せ部材と、該乗せ部材又は治療槽を移動させて乗せ部材を治療槽の内部と外部との間を移動させる位置移動装置とを備え、該乗せ部材は、患者の下腿部を支持する下腿載置部と、患者の臀部を支持する臀部載置部と、患者の上体を支持する上体載置部と、を有し、該下腿載置部は、該臀部載置部の一端部に上下回動可能に連結され、該上体載置部は該臀部載置部の他端部に上下回動可能に連結され、該下腿載置部の遊端部に患者の足を支持する足載置部が設けられ、該上体載置部の遊端部に頭部載置部が伸縮可能に連結され、該下腿載置部は伸縮可能に構成されており、そのことにより上記目的が達成される。
一実施態様では、前記臀部載置部の端部に上方へ傾斜した傾斜片が形成され、該傾斜片の端部に前記乗せ部材の下腿載置部が上下回動可能に連結されている。
一実施態様では、前記乗せ部材の上体載置部が、前記臀部載置部の端部から所定角度起きており、少なくとも患者の頭部を液面より上に支持する。
一実施態様では、前記治療槽内の患者の上方を覆う外蓋を有し、該外蓋は、患者の顔に冷風を吹き付けるダクトを有する。
一実施態様では、一端部が患者に連結されるワイヤまたはチューブの他端部が、治療槽の近傍位置に配置されたレールに移動可能に連結されている。
本発明の他の温水治療装置は、患者の頭部以外のほぼ全身を液体に浸す治療槽と、該治療槽内の液体を所定の温度に制御する温調部と、該治療槽の外側から該治療槽へ患者を出し入れするための介助支援システムとを備え、該温調部により温度制御された液体で、該治療槽内の患者のほぼ全身の体温を所定の温度に制御する温水治療装置であって、該介助支援システムは、患者を乗せる乗せ部材と、該乗せ部材又は治療槽を移動させて乗せ部材を治療槽の内部と外部との間を移動させる位置移動装置とを備え、さらに、該治療槽内の患者の上方を覆う外蓋を有し、該外蓋は、患者の顔に向けて冷風を吹き付けるダクトを有し、該ダクトに冷風供給装置が接続されており、そのことにより上記目的が達成される。
本発明のさらに他の温水治療装置は、患者の頭部以外のほぼ全身を液体に浸す治療槽と、該治療槽内の液体を所定の温度に制御する温調部と、該治療槽の外側から該治療槽へ患者を出し入れするための介助支援システムとを備え、該温調部により温度制御された液体で、該治療槽内の患者のほぼ全身の体温を所定の温度に制御する温水治療装置であって、該介助支援システムは、患者を乗せる乗せ部材と、該乗せ部材又は治療槽を移動させて乗せ部材を治療槽の内部と外部との間を移動させる位置移動装置とを備え、一端部が患者に連結されるワイヤまたはチューブの他端部が、治療槽の近傍位置に配置されたレールに移動可能に連結されており、そのことにより上記目的が達成される。
本発明のさらに他の温水治療装置は、患者の頭部以外のほぼ全身を液体に浸す治療槽と、該治療槽内の液体を所定の温度に制御する温調部と、該治療槽の外側から該治療槽へ患者を出し入れするための介助支援システムとを備え、該温調部により温度制御された液体で、該治療槽内の患者のほぼ全身の体温を所定の温度に制御する温水治療装置であって、該介助支援システムは、患者を乗せる乗せ部材と、該乗せ部材又は治療槽を移動させて乗せ部材を治療槽の内部と外部との間を移動させる位置移動装置とを備え、該治療槽に、内面に開口する複数の温水吐出口が設けられ、該複数の温水吐出口のうち、少なくとも2つの温水吐出口を連結する複数の第1の連結管が設けられ、該複数の第1連結管のうち少なくとも2つの第1の連結管を連結する第2の連結管が設けられ、該第2連結管に温水が供給されるように構成されており、そのことにより上記目的が達成される。
(作用)
本発明の温水治療装置では、温調部で治療槽内の液体を所定の温度に制御し、所定温度に加温した治療槽内の液体で患者のほぼ全身の体温を温度制御して患者を治療する。
本発明の温水治療装置では、温調部で治療槽内の液体を所定の温度に制御し、所定温度に加温した治療槽内の液体で患者のほぼ全身の体温を温度制御して患者を治療する。
介助支援システムの乗せ部材上に患者を乗せ、介助支援システムによって患者を治療槽へ出し入れする。
ここで、乗せ部材は、患者の下腿部を支持する下腿載置部と、患者の臀部を支持する臀部載置部と、患者の上体を支持する上体載置部と、を有し、該下腿載置部は、該臀部載置部の一端部に上下回動可能に連結され、該上体載置部は該臀部載置部の他端部に上下回動可能に連結され、該下腿載置部の遊端部に患者の足を支持する足載置部が設けられ、該上体載置部の遊端部に頭部載置部が伸縮可能に連結され、該下腿載置部は伸縮可能に構成されている。
よって、患者の身長等に応じて、大腿載置部を伸張し、および上体載置部を伸張できるので、窮屈な姿勢で患者が治療を受けることがない。
さらに、浮力が身体に作用した場合でも、足が浮いてその足の位置が治療中に変わることもなく、また足保持部によって下腿部が保持されるので、足が治療中に移動することもない。また、膝を折って温熱治療を受けることができるので、血行を促進することができる。
半身浴の温熱治療を受ける際には、上体載置部を下方へ折り曲げることによって患者の全身を液体中に浸漬し、患者の全身を加温した後、上体載置部を上動させることによって患者の上半身(特に、肺が液面から上方へでるように)を液体から出すようにした状態で、温熱治療を施すことができる。
また、患者の右手(又は左手)にセンサを装着し、そのセンサを見ながら、加温すると共に、ワイヤ、チューブを患者に取り付けて行うが、そのワイヤ、チューブが邪魔にならないように、レールにワイヤー、チューブの端部を移動可能に連結することにより、治療空間を有効に利用できる。
特に、治療槽内の患者の上方を覆う外蓋を設け、外蓋に患者の顔に冷風を吹き付けるダクトを設け、ダクトに冷風供給装置が接続されていると、ダクトから、冷風を治療中の患者の顔に向けて吹き付けることができ、この冷風は人体の顔にある冷受容体を刺激することで、熱によるストレスを軽減できる。
また、一端部が患者に連結されるワイヤまたはチューブの他端部が、治療槽の近傍位置に配置されたレールに移動可能に連結されていることにより、ワイヤまたはチューブをレールに沿って移動できるので、これらが治療の邪魔になることがない。
さらに、治療槽に、内面に開口する複数の温水吐出口が設けられ、該複数の温水吐出口のうち、少なくとも2つの温水吐出口を連結する複数の第1の連結管が設けられ、該複数の第1連結管のうち少なくとも2つの第1の連結管を連結する第2の連結管が設けられ、該第2連結管に温水が供給されるように構成されていることにより、第2連結管に供給された温水を複数の第1連結管に分水し、それからさらに、各温水吐出口に分水できるため、均一に温調された温水が治療槽に注入される。
本発明によれば、患者の体のサイズが異なるような場合でも、常に良好な温熱治療が受けられる温水治療装置を提供できる。
また、膝を折って温熱治療を受けることができるので、患者の血行を促進して効果的な温熱治療を受けることができる。
温熱治療時に、浮力が患者の体に作用した場合でも、体が浮いて移動することがなく、従って、確実な温熱治療が行える。
患者の身長等に応じて、大腿載置部を伸張し、および上体載置部を伸張できるので、患者の体格等にかかわらず、患者が治療中に移動することを防止して、効果的な治療が行える。
また、患者の全身を加温した後、上体載置部を上動させることによって患者の上半身(特に、肺が液面から上方へでるように)を液体から出すようにした状態で、温熱治療を施すことができるので、所定の体温を維持しながら、患者へのストレスの負担を軽減することができ、比較的短時間で半身浴の治療が行える。
以下に本発明の実施形態を示す。
(温熱治療装置の全体構成)
図1〜図10は、第1実施例の温熱治療装置4の全体構成を示す。
図1〜図10は、第1実施例の温熱治療装置4の全体構成を示す。
この温水治療装置4は、患者の頭部以外のほぼ全身(あるいは、ほぼ肺から下の下半身)を液体に沈めて所定温度で加温する治療槽1と、前記治療槽1内の液体を所定の温度に制御する温調部2と、前記治療槽1へ患者を出し入れする為の介助支援システム3とを備える。
治療槽1内に入れられる液体としては、水、これに薬液を混入したもの、あるいはアルカリイオン水、陰イオン水等を使用することができる。特に、水を電気分解した陰イオン水が好ましい。
このような陰イオン水を使用することにより、治療槽1内の液体の電位を下げることができる。また、患者への刺激を軽減でき、さらに患者への熱の湿潤性を高めて、温熱治療効果を高めることができる。
前記温水治療装置4は温調部2により治療槽1内の液体が温度制御され、その温度制御された液体で患者のほぼ全身の体温を所定の温度(例えば、39℃〜42℃)に制御するものである。
(治療槽)
治療槽1は上方が開放するほぼ箱状に形成され、治療槽1内に上記した液体が注入される。図5に示すように、この液面の上面には内蓋6が配置され、液体の上面を内蓋6で覆って液体の温度が外部へ逃げることが極力防止され、液体の温度がほぼ一定に保たれるように構成されている。内蓋6には開口部8が形成され、この開口部8を通して患者の首あるいは上半身が液体から上方へ出される。
治療槽1は上方が開放するほぼ箱状に形成され、治療槽1内に上記した液体が注入される。図5に示すように、この液面の上面には内蓋6が配置され、液体の上面を内蓋6で覆って液体の温度が外部へ逃げることが極力防止され、液体の温度がほぼ一定に保たれるように構成されている。内蓋6には開口部8が形成され、この開口部8を通して患者の首あるいは上半身が液体から上方へ出される。
内蓋6としては、例えば、発泡構造に形成された保温材の表裏面にアルミ箔を積層したもので構成することができる。
治療槽1の開放部において、治療槽1内の患者の頭部あるいは上半身を除いて(上体浸入部を除いて)、患者を覆う外蓋7が配設される。この外蓋7には1本あるいは複数本のダクト9が配管され、ダクト9の端部に形成されたノズル部9aが患者の顔側を向くように構成されている。このダクト9を通して10℃〜25℃(室温)の冷風を、治療中の患者の顔に向けて吹き付けるようになっている。特に、この冷風は、人体の顔にある冷受容体を刺激し、熱によるストレスを軽減するように、患者の冷受容体に向けて吹き付けるようにするのが好ましい。ダクト9には従来より公知の冷風供給装置が接続される。
なお、治療槽1内に患者の上体が浸入する上体浸入部の周囲には、施療者及び生体モニター5が接近できる施療空間22が確保される(図1参照)。特に、患者の頭部付近における治療槽1の周囲には施療空間22が形成されている。
(温調部)
温調部2は、上記治療槽1に液体を供給するために治療槽1の近傍位置に設定されている。
温調部2は、上記治療槽1に液体を供給するために治療槽1の近傍位置に設定されている。
この温調部2には、装置を操作する操作パネル19を有し、また図7の系統図に示すように、治療槽1に湯を導入する給湯配管26と、給湯配管26に水を導入する給水配管29と、湯を導入する給湯配管30と、治療槽1内液体を循環する配管33と、該配管33に接続された、循環ポンプ13、フィルター34、イオン水に分解するための電解モジュール35、および液体を加温する治療槽ヒーター12と、治療槽1内に設けられ液体の温度を測る治療槽温度センサー36と、を備えている。さらに、排水配管31と、治療槽1に流入する湯水に薬液を注入し得る薬液注入口32と、治療後、治療槽1に消毒用の薬液を注入できる薬液注入装置を備えることができる。更に、治療槽1内の液体を渦流させるエジェクター装置を設置してもよい。図中、37はストレーナー、38は濃度計である。
この実施例では、治療槽1の内壁に8つの湯水吐出口(ノズル)23が設けられ、隣接する2つのノズル23を接続する第1の連結管61が設けられ、さらに隣接する第1の連結管61を連結する第2の連結管62が設けられ、さらに第2連結管62を連結する第3の連結管63が設けられている。そして、この第3の連結管63に上記した配管33が接続されている。このような構成とすることにより、配管33からの温水を第3の連結管63を介して第2の連結管62に分配し、さらに第1の連結管61に分配するので、治療槽1内へ温度が均一に調整された温水を供給できる。
操作パネル19は、図8に示すように、タッチパネル40内に、給湯温度設定項目41と、給湯スイッチ42と、浸漬開始から浸漬終了までの時間を示す治療時間表示43と、消毒・洗浄・排水スイッチ44と、リセットスイッチ45などを有する。さらに、給湯設定温度を示す表示部46と、治療槽温度設定を示す表示部47と、測定値を示す表示部48とを有する。
(介助支援システム)
図1〜4、図9および図10に示すように、介助支援システム3は、患者を乗せる乗せ部材10と、乗せ部材10又は治療槽1を移動させて、乗せ部材10を治療槽1の内部と外部とに移動させる位置移動装置11を有する。
図1〜4、図9および図10に示すように、介助支援システム3は、患者を乗せる乗せ部材10と、乗せ部材10又は治療槽1を移動させて、乗せ部材10を治療槽1の内部と外部とに移動させる位置移動装置11を有する。
図2、3に示す位置移動装置11の具体例は、乗せ部材10を支持し該乗せ部材10を水平方向及び垂直方向に移動させる昇降ストレッチャー15である。
昇降ストレッチャー15は、伸縮作動する伸縮部を有し、乗せ部材10を昇降させるものである。又、伸縮部は、乗せ部材10を患者の移乗に適する上方高さで自動停止させ、更に、乗せ部材10を患者に麻酔を掛ける作業に適する下方高さで自動停止させるものである。例えば、患者の腰の高さあたりを上方高さなどとする。なお、麻酔は任意に行うことができ、患者に麻酔を掛けないで作業することもできる。
図9および図10に示すように、乗せ部材10は、患者の下腿部を支持する下腿載置部101と、患者の臀部を支持する臀部載置部102と、患者の上体を支持する上体載置部103と、を有する。臀部載置部102の端部に上方へ傾斜して傾斜片102aが形成されている。この傾斜片102aの端部に、下腿載置部101が上下回動可能に連結されている。また、上体載置部103は該臀部載置部102の他端部に上下回動可能に連結されている。該下腿載置部101の遊端部に患者の足を支持する足載置部104が設けられ、該上体載置部103の遊端部に頭部載置部105が伸縮可能に連結されている。さらに、下腿載置部101は伸縮可能に構成されている。
上記下腿載置部101は任意の傾斜角度に該臀部載置部102に固定でき、また上体載置部103も任意の傾斜角度に該臀部載置部102に固定できるように構成されている。
さらに、頭部載置部105も任意の伸縮程度で該上体載置部103に固定でき、下腿載置部101も任意の伸縮程度で固定できるように構成されている。
これら部材の角度および伸縮程度は患者の体格、温熱治療のレベル等に応じて調整される。
上記乗せ部材10の上体載置部103は、臀部載置部102の端部から所定角度だけ起きており、少なくとも患者の頭部を液面より上に支持できるようになっている。
また、乗せ部材10の下腿載置部101は、臀部載置部102より高位に曲折形成される。下腿載置部101に対向する前記治療槽1の下体浸入部1bは上げ底に形成される。
(装着部位支持装置)
患者に生体モニターの端末部材が装着される。その装着される部位を支持する装着部位支持装置60が、前記乗せ部材10に脱着可能に取着される。例えば、配線の先端に電子体温センサーがある場合には、その配線の他端を装着部位支持装置が支持する。
患者に生体モニターの端末部材が装着される。その装着される部位を支持する装着部位支持装置60が、前記乗せ部材10に脱着可能に取着される。例えば、配線の先端に電子体温センサーがある場合には、その配線の他端を装着部位支持装置が支持する。
図10に示すように、患者を乗せる乗せ部材上に乗せられた患者の上方位置に配置するように、アーム70が乗せ部材に回動可能に取り付けられており、このアーム70に装着部位支持装置60が取り付けられている。患者が乗せ部材上に乗り降りする際には、アーム70を回動して乗せ部材の上方が開放される。アーム70に1つ又は2つの装着部位支持装置60を固着してもよい。乗せ部材の側面には、アームの取り付け位置と反対側において患者を保護するガード部材が設けられる。
装着部位支持装置60は、患者の上肢を支える面状部材と、面状部材をアーム70に取着する支持具とを有する。支持具は、通常はアーム70にノブネジなどで止められる。面状部材60はアーム70に対して傾斜可能に連結され、またアーム70の直交する方向に(ほぼ載せ部材の面方向に)、移動可能になっている。
このように、装着部位支持装置60は、角度と位置移動ができる構造となっており、患者の甲又は腕などに取り付けた装着部位が液面より上にでるように調整される。
治療槽1の上体浸入部には、ホース、コード等を適宜支持するレールが配設されている。例えば、患者の右手にセンサを装着し、そのセンサを見ながら液体を加温する。この場合、ワイヤ、チューブを患者に取り付けて行うが、そのワイヤ、チューブが邪魔にならないように、レールにワイヤー、チューブの端部を移動可能に連結することにより、治療空間を有効に利用できる。
(装置の準備)
第1実施例の温熱治療装置4を使用する際には、先ず、給水、給湯配管から治療槽1へ、湯、水を適宜にミキシングしながら注ぎ、治療槽1内に所定温度で給湯する。治療槽1が満水になると該治療槽1の湯を治療槽1へ治療槽循環用ポンプ13を用いて送る。
第1実施例の温熱治療装置4を使用する際には、先ず、給水、給湯配管から治療槽1へ、湯、水を適宜にミキシングしながら注ぎ、治療槽1内に所定温度で給湯する。治療槽1が満水になると該治療槽1の湯を治療槽1へ治療槽循環用ポンプ13を用いて送る。
(患者の準備)
昇降ストレッチャー15の乗せ部材10に患者を乗せ、治療槽1の直上に移動する。
昇降ストレッチャー15の乗せ部材10に患者を乗せ、治療槽1の直上に移動する。
ここで、患者の体格に合わせて頭部載置部105を伸縮して上体載置部103に固定し、また下腿載置部101を伸縮して固定する。同時に、下腿載置部101の臀部載置部102に対する傾斜角度を調整すると共に、上体載置部103の臀部載置部102に対する角度を調整して所定の傾斜角度に固定する。
次に、患者に麻酔を掛けた後、該患者に生体モニター5から出た各種端末部材を、上腕、鎖骨部、顔面等に装着する。生体監視に係る監視項目は、直腸温度、心電図、心拍数、点滴による薬液投与、血圧、SPO2、その他である。
各種端末部材の具体例は、電極、注射針、温度センサー、光発受光器、その他であり、コード及びホースで生体モニター5に接続される。装着部位支持装置60を乗せ部材10から上方へ突出させ、該装着部位支持装置で装着部位60を支持する。
次に、昇降ストレッチャー15の伸縮部を駆動して乗せ部材10を下降させ、患者を液体中へ浸入させ、治療を開始する。所定の治療温度に調節した液体で、患者を昇温し所定温度に制御し、感染症又は癌等の治療を行なう。また、本発明の装置は、糖尿病患者等にも適用できる。
その際、液面上に内蓋6を載置し、内蓋6に形成した開口部から患者の頭部(もしくは肺から上半身)を液面上に出すようにする。また、治療槽1の上部に外蓋7を配置する。
なお、治療開始時は、全身を加温し、所定時間経過後に半身のみを加温する場合には、上記乗せ部材10の上体載置部103を臀部載置部102の端部から所定角度だけ起こして、患者の上半身を液面から出すようにしてもよい。
(治療中、温度制御)
治療槽1内の湯を配管33を介してポンプ13で循環移動させ、治療槽1内の湯温度を一定にする。ノズル23が、治療槽1の内壁面の対向する位置に複数配置されているので、各ノズル23から湯を治療槽1内へ噴出することにより、湯は治療槽1内で均一に混合される。上記したように、治療槽1への湯の供給は、治療槽1の内壁面に配置した4つのノズルのうち2つのノズルをそれぞれ第1の配管で連結し、異なる第1の配管をさらに第2の配管で連結し、さらに異なる第2の配管を第3の配管で連結し、異なる第3の配管をさらに第4の配管で連結して、第4の配管に湯を供給するようにしている。このように構成することにより、治療槽1内に温度が均等な湯を供給することができる。
治療槽1内の湯を配管33を介してポンプ13で循環移動させ、治療槽1内の湯温度を一定にする。ノズル23が、治療槽1の内壁面の対向する位置に複数配置されているので、各ノズル23から湯を治療槽1内へ噴出することにより、湯は治療槽1内で均一に混合される。上記したように、治療槽1への湯の供給は、治療槽1の内壁面に配置した4つのノズルのうち2つのノズルをそれぞれ第1の配管で連結し、異なる第1の配管をさらに第2の配管で連結し、さらに異なる第2の配管を第3の配管で連結し、異なる第3の配管をさらに第4の配管で連結して、第4の配管に湯を供給するようにしている。このように構成することにより、治療槽1内に温度が均等な湯を供給することができる。
温調部2が有する温度制御機能で、治療槽1内の液体の湯温を制御する。温度制御機能は、温度センサーの入力を得て、給水弁、給湯弁を開閉操作し、治療槽ヒーターを通電制御する。
(給湯)
給湯温度をタッチパネル内の給湯温度設定項目で、設定し、給湯スイッチで、治療槽1へ給湯を開始し、所定水位になると給湯を停止し、常時循環し、恒温制御を行い、設定温度に達したら、操作パネル19の操作部の表示が「給湯完了」であることを、確認し、表示する。
給湯温度をタッチパネル内の給湯温度設定項目で、設定し、給湯スイッチで、治療槽1へ給湯を開始し、所定水位になると給湯を停止し、常時循環し、恒温制御を行い、設定温度に達したら、操作パネル19の操作部の表示が「給湯完了」であることを、確認し、表示する。
(治療槽温度の設定)
患者に直腸温度センサーを装着し、直腸温度が操作パネル19に表示されているかを確認の上、至適な治療温度で治療槽温度設定項目で、設定し、設定温度に達したら、操作パネル19の操作部の表示が「浸漬可能」であることを確認し表示する。
患者に直腸温度センサーを装着し、直腸温度が操作パネル19に表示されているかを確認の上、至適な治療温度で治療槽温度設定項目で、設定し、設定温度に達したら、操作パネル19の操作部の表示が「浸漬可能」であることを確認し表示する。
(治療開始)
患者を治療槽1内へ浸漬完了後、浸漬開始スイッチで、操作パネル19内に「治療中」の表示がされ、治療時間の累計が表示される。治療中は、適宜治療槽温度を変更する。
患者を治療槽1内へ浸漬完了後、浸漬開始スイッチで、操作パネル19内に「治療中」の表示がされ、治療時間の累計が表示される。治療中は、適宜治療槽温度を変更する。
(治療終了)
患者を治療槽1外へ移動後、浸漬終了スイッチを押すと操作パネル19内の「治療中」の表示が「治療終了」となる。
患者を治療槽1外へ移動後、浸漬終了スイッチを押すと操作パネル19内の「治療中」の表示が「治療終了」となる。
(消毒・洗浄・排水)
治療終了後、消毒・洗浄スイッチで、次亜塩素酸ナトリウム(濃度500ppm)を注入し、20分間循環させ消毒する。
治療終了後、消毒・洗浄スイッチで、次亜塩素酸ナトリウム(濃度500ppm)を注入し、20分間循環させ消毒する。
消毒終了後、排水を行い、温水で10分間洗浄を行い、治療機内の湯を排水する。
図11に示す第2実施例は、第1実施例に係る昇降ストレッチャーを片持ちリフト16に代えたものである。
片持ちリフト16は、乗せ部材10の、患者の足部側を片持ち支持し、頭部側を開放しており、施療者が患者の上体に接近し易いように配慮して構成される。
即ち、片持ちリフト16は、治療槽1の下体浸入部側に設置され、乗せ部材10の下腿載置部101側を支持する。
片持ちリフトは、乗せ部材10を治療槽1の内部と外部とに所定の軌跡をもって移動させる。この場合にも、乗せ部材10は上記のように構成される。
図12に示す第3実施例は、第1実施例における昇降ストレッチャー15を、治療槽1内に設けられ、乗せ部材10を固定的に支持する固定台に代え、治療槽1を、治療槽昇降機17で昇降可能に支持される昇降治療槽37に代えたものである。
治療の際は、先ず、患者を乗せ部材10に乗せ、麻酔、端末部材の装着等を行なう。次に、液体を収容した昇降治療槽1を治療槽昇降機で上昇させ、患者を液体に浸ける。液体の温度を制御し、患者の体温を制御し治療する。
図13に示す第4実施例は、第1実施例における昇降ストレッチャー15を、治療槽1内に伸縮可能に内蔵設置される内蔵昇降リフト18に代えたものである。乗せ部材10は、内蔵昇降リフトで昇降される。
治療の際は、患者を乗せ部材10に乗せ、麻酔、端末部材の装着を行なう。昇降乗せ部材10を下降させ、患者を治療槽1内の液体に浸ける。液体の温度を所定の一定温度に制御し、患者の体温を上昇させ治療する。この場合にも、乗せ部材10は上記のように構成される。
1 治療槽
2 温調部
3 介助支援システム
4 温水治療装置
5 生体モニター
10 乗せ部材
11 位置移動装置
15 昇降ストレッチャー
16 片持ちリフト
2 温調部
3 介助支援システム
4 温水治療装置
5 生体モニター
10 乗せ部材
11 位置移動装置
15 昇降ストレッチャー
16 片持ちリフト
Claims (8)
- 患者の頭部以外のほぼ全身を液体に浸す治療槽と、該治療槽内の液体を所定の温度に制御する温調部と、該治療槽の外側から該治療槽へ患者を出し入れするための介助支援システムとを備え、
該温調部により温度制御された液体で、該治療槽内の患者のほぼ全身の体温を所定の温度に制御する温水治療装置であって、
該介助支援システムは、患者を乗せる乗せ部材と、該乗せ部材又は治療槽を移動させて乗せ部材を治療槽の内部と外部との間を移動させる位置移動装置とを備え、
該乗せ部材は、患者の下腿部を支持する下腿載置部と、患者の臀部を支持する臀部載置部と、患者の上体を支持する上体載置部と、を有し、
該下腿載置部は、該臀部載置部の一端部に上下回動可能に連結され、該上体載置部は該臀部載置部の他端部に上下回動可能に連結され、
該下腿載置部の遊端部に患者の足を支持する足載置部が設けられ、該上体載置部の遊端部に頭部載置部が伸縮可能に連結され、該下腿載置部は伸縮可能に構成されている温水治療装置。 - 前記臀部載置部の端部に上方へ傾斜した傾斜片が形成され、該傾斜片の端部に前記乗せ部材の下腿載置部が上下回動可能に連結されている請求項1に記載の温水治療装置。
- 前記乗せ部材の上体載置部が、前記臀部載置部の端部から所定角度起きており、少なくとも患者の頭部を液面より上に支持する請求項1に記載の温水治療装置。
- 前記治療槽内の患者の上方を覆う外蓋を有し、該外蓋は、患者の顔に冷風を吹き付けるダクトを有する請求項1に記載の温水治療装置。
- 一端部が患者に連結されるワイヤまたはチューブの他端部が、治療槽の近傍位置に配置されたレールに移動可能に連結されている請求項1に記載の温水治療装置。
- 患者の頭部以外のほぼ全身を液体に浸す治療槽と、該治療槽内の液体を所定の温度に制御する温調部と、該治療槽の外側から該治療槽へ患者を出し入れするための介助支援システムとを備え、
該温調部により温度制御された液体で、該治療槽内の患者のほぼ全身の体温を所定の温度に制御する温水治療装置であって、
該介助支援システムは、患者を乗せる乗せ部材と、該乗せ部材又は治療槽を移動させて乗せ部材を治療槽の内部と外部との間を移動させる位置移動装置とを備え、
さらに、該治療槽内の患者の上方を覆う外蓋を有し、該外蓋は、患者の顔に向けて冷風を吹き付けるダクトを有し、
該ダクトに冷風供給装置が接続されている温水治療装置。 - 患者の頭部以外のほぼ全身を液体に浸す治療槽と、該治療槽内の液体を所定の温度に制御する温調部と、該治療槽の外側から該治療槽へ患者を出し入れするための介助支援システムとを備え、
該温調部により温度制御された液体で、該治療槽内の患者のほぼ全身の体温を所定の温度に制御する温水治療装置であって、
該介助支援システムは、患者を乗せる乗せ部材と、該乗せ部材又は治療槽を移動させて乗せ部材を治療槽の内部と外部との間を移動させる位置移動装置とを備え、
一端部が患者に連結されるワイヤまたはチューブの他端部が、治療槽の近傍位置に配置されたレールに移動可能に連結されている温水治療装置。 - 患者の頭部以外のほぼ全身を液体に浸す治療槽と、該治療槽内の液体を所定の温度に制御する温調部と、該治療槽の外側から該治療槽へ患者を出し入れするための介助支援システムとを備え、
該温調部により温度制御された液体で、該治療槽内の患者のほぼ全身の体温を所定の温度に制御する温水治療装置であって、
該介助支援システムは、患者を乗せる乗せ部材と、該乗せ部材又は治療槽を移動させて乗せ部材を治療槽の内部と外部との間を移動させる位置移動装置とを備え、
該治療槽に、内面に開口する複数の温水吐出口が設けられ、該複数の温水吐出口のうち、少なくとも2つの温水吐出口を連結する複数の第1の連結管が設けられ、該複数の第1連結管のうち少なくとも2つの第1の連結管を連結する第2の連結管が設けられ、該第2連結管に温水が供給されるように構成されている温水治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006010388A JP2007190152A (ja) | 2006-01-18 | 2006-01-18 | 温水治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006010388A JP2007190152A (ja) | 2006-01-18 | 2006-01-18 | 温水治療装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007190152A true JP2007190152A (ja) | 2007-08-02 |
Family
ID=38446300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006010388A Withdrawn JP2007190152A (ja) | 2006-01-18 | 2006-01-18 | 温水治療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007190152A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013138764A (ja) * | 2011-12-31 | 2013-07-18 | Hiroyuki Kurihara | 温冷熱治療装置 |
-
2006
- 2006-01-18 JP JP2006010388A patent/JP2007190152A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013138764A (ja) * | 2011-12-31 | 2013-07-18 | Hiroyuki Kurihara | 温冷熱治療装置 |
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