JP6179733B2 - スプリットユニット - Google Patents

スプリットユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6179733B2
JP6179733B2 JP2014520903A JP2014520903A JP6179733B2 JP 6179733 B2 JP6179733 B2 JP 6179733B2 JP 2014520903 A JP2014520903 A JP 2014520903A JP 2014520903 A JP2014520903 A JP 2014520903A JP 6179733 B2 JP6179733 B2 JP 6179733B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
beam splitter
incident
prism
imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014520903A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2013190785A1 (ja
Inventor
裕二 永石
裕二 永石
島崎 浩昭
浩昭 島崎
津田 賢治郎
賢治郎 津田
増野 貴司
貴司 増野
梶野 修
修 梶野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2014520903A priority Critical patent/JP6179733B2/ja
Publication of JPWO2013190785A1 publication Critical patent/JPWO2013190785A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6179733B2 publication Critical patent/JP6179733B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/20Image signal generators
    • H04N13/204Image signal generators using stereoscopic image cameras
    • H04N13/239Image signal generators using stereoscopic image cameras using two 2D image sensors having a relative position equal to or related to the interocular distance
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/10Beam splitting or combining systems
    • G02B27/1006Beam splitting or combining systems for splitting or combining different wavelengths
    • G02B27/1013Beam splitting or combining systems for splitting or combining different wavelengths for colour or multispectral image sensors, e.g. splitting an image into monochromatic image components on respective sensors
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/10Beam splitting or combining systems
    • G02B27/14Beam splitting or combining systems operating by reflection only
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/04Prisms
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B35/00Stereoscopic photography
    • G03B35/08Stereoscopic photography by simultaneous recording
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B35/00Stereoscopic photography
    • G03B35/08Stereoscopic photography by simultaneous recording
    • G03B35/10Stereoscopic photography by simultaneous recording having single camera with stereoscopic-base-defining system
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/20Image signal generators
    • H04N13/204Image signal generators using stereoscopic image cameras
    • H04N13/207Image signal generators using stereoscopic image cameras using a single 2D image sensor
    • H04N13/214Image signal generators using stereoscopic image cameras using a single 2D image sensor using spectral multiplexing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

本開示は、立体映像を撮影する際に、被写体からの光を分光する部材に関する。
特許文献1は、3次元の画像を表示するための画像データを得る画像処理装置を開示する。この画像処理装置は、ハーフミラー101d、第1の反射鏡101e、第2の反射鏡101fおよび第3の反射鏡101hを備える。これにより、被写体から入射される光を分光して第1のCCD101gおよび第2のCCD101jのそれぞれに入射させることができる。
特開2007−318307号公報
本開示は、左右差の少ない立体画像を生成することができるスプリットユニットを提供する。
本開示にかかるスプリットユニットは、入射面から入射する光のうちの一部である第1撮像光を透過させ、入射面から入射する光のうちの他の一部である第2撮像光を反射させるビームスプリッタと、ビームスプリッタによる反射後の第2撮像光を反射させる反射部材とを備える。反射部材の反射率およびビームスプリッタの分光比のうち少なくとも一方が、以下の数式に基づいて設定される。
T=d/(1+d)
R=1−T
ここで、
T:ビームスプリッタの透過率(0≦T≦1)、
R:ビームスプリッタの反射率(0≦R≦1)、
d:反射部材の反射率(0≦d≦1)である。
本開示にかかるスプリットユニットは、従来のスプリットよりも左右差の少ない映像を生成することが可能となる。
撮影システムを示す図 反射ミラーの特性を考慮した際の作用を説明する図 プリズムへの光の入射角を説明するための図 P偏光またはS偏光におけるプリズムへの入射角とプリズムの透過率の関係を示す図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、出願人は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図1〜4を用いて、実施の形態1を説明する。
図1は、撮影システムを示す図である。
上記撮影システムは、プリズムユニット100、第1撮像装置120および第2撮像装置130を備える。
プリズムユニット100は、被写体からの光を分光し、第1撮像光104および第2撮像光105を生成する。
第1撮像装置120は、プリズムユニット100で分光して得られる第1撮像光104に基づいて、立体映像を構成する映像のうち第1視点映像を生成する。
第2撮像装置130は、プリズムユニット100で分光して得られる第2撮像光105に基づいて、立体映像を構成する映像のうち第2視点映像を生成する。
以下、プリズムユニット100の具体的な構成について説明する。
プリズムユニット100は、プリズム101および反射ミラー110を備える。
プリズム101は、光を透過させる樹脂素材で形成された直方体形状の部材である。プリズム101は、入射面102から入射する被写体からの光をビームスプリッタ面103で分光し、第1撮像光104および第2撮像光105を出射する。具体的に、ビームスプリッタ面103は、被写体が反射する光のうち一部である第1撮像光104を透過させる一方、被写体が反射する光のうち他の一部である第2撮像光105を反射させる。ビームスプリッタ面103は、プリズム101内において、入射面102に対して略45度の角度を有するように形成される。このビームスプリッタ面103の分光特性は、少なくとも反射ミラー110の反射特性に依存する。このビームスプリッタ面103の分光特性の具体的な設定方法は後述する。
なお、プリズム101は、上記で説明した樹脂素材に限定されるものではなく、ガラス系素材を利用しても構わない。つまり、直方体形状の物体であり、ビームスプリッタ面を有するものであればどのようなものを利用しても構わない。
反射ミラー110は、プリズム101のビームスプリッタ面103で反射した光を再度反射させる。反射ミラー110の反射特性は、少なくともビームスプリッタ面103における分光特性に依存する。この反射ミラー110の反射特性の具体的な設定方法は後述する。
(プリズム101および反射ミラー110における特性の具体的な設定方法)
反射ミラー110の反射特性およびビームスプリッタ面103の分光比のうち少なくとも一方は、反射ミラー110による反射後の第2撮像光105の光量と、プリズム101を透過した第1撮像光104の光量とが略同一となるように設定される。
反射ミラー110の反射特性が予め決まっている場合におけるビームスプリッタ面103の分光特性の設定方法について、図面を参照しながら説明する。
図2は、反射ミラー110の特性を考慮した際の作用を説明する図である。図2(a)は、比較例に係るスプリットユニットを示し、図2(b)は、本開示におけるスプリットユニットを示している。
ここで、図2に示す反射ミラー110が、プリズム101からの第2撮像光105を反射することによって光量を90%に減少させるという分光特性を有する場合を想定する。
反射ミラーが上記反射特性を有する場合に、ビームスプリッタ面103の分光比を50:50、すなわち、被写体からの光を50%透過させ、50%反射させるように設定すると、図2(a)に示すように、第1撮像装置120には被写体からの光のうち50%が入射する。一方、ビームスプリッタ面103で反射された光は、反射ミラー110による反射の結果90%に減少するため、第2撮像装置130には、被写体からの光のうち45%が入射する。つまり、反射ミラー110の反射特性を考慮せずにビームスプリッタ面103の分光特性を設定した場合、第1撮像装置120および第2撮像装置130で撮影して得られる第1視点画像および第2視点画像には輝度差が生じる。第1視点画像および第2視点画像に輝度差があると、立体画像を再現した場合に視聴者に違和感を与えてしまう可能性がある。
一方、本開示におけるスプリットユニットでは、図2(a)の比較例と同じ反射特性の反射ミラー110を用いているが、図2(b)に示すように、ビームスプリッタ面103の分光比を47.4:52.6、すなわち、被写体からの光を47.4%透過させ、52.6%反射させるように設定されている。この場合、ビームスプリッタ面103を透過した第1撮像光104は、被写体からの光のうち47.4%となり、ビームスプリッタ面103で反射された光が反射ミラー110で再度反射された後の第2撮像光105は、被写体からの光のうち47.3%となる。つまり、第1撮像光104および第2撮像光105の光量差が小さくなり、第1撮像装置120および第2撮像装置130で得られる第1視点画像および第2視点画像の輝度差も小さくなる。これにより、視聴者が立体映像を視聴した際の違和感を低減させることができる。
ここで、ビームスプリッタ面103の分光特性は、ビームスプリッタ面103の透過光率をT(0≦T≦1)、反射率をR(0≦R≦1)および反射ミラー110の反射率をd(0≦d≦1)とするとき、下記の式によって決定できる。
(数1) T=d/(1+d)
(数2) R=1−T
なお、上記の説明では反射ミラー110の反射特性が予め決定されている場合を説明した。しかし、ビームスプリッタ面103の分光特性が予め決定されている場合、上記の数式を用いて反射ミラー110の反射係数を好適に設定することもできる。
また、上記の数式から得られる値はひとつの指標であって、厳密に数式から得られる値を利用せずとも構わない。つまり、数式から得られる値に近い値を利用しても本実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、プリズム101の分光特性は、プリズム101に入射される入射角、偏光成分によって異なる。よって、プリズム101の分光特性は、入射角および偏光成分を考慮して設定するのが好ましい。
図3は、プリズム101への光の入射角を説明するための図であり、図4は、P偏光またはS偏光におけるプリズムへの入射角とプリズムの透過率の関係を示す図である。以下の説明では、プリズム101への入射角として、0度、±15度を考える。ここで、入射角は、プリズム101の入射面に対して直交する直線に対して入射光がなす角度をいい、プリズムの入射面に対して直交する方向に光が入射した場合の入射角を0度とする。入射角の符号は、入射面に対して上方から斜めに入射する光の角度を正とし、入射面に対して下方から斜めに入射する光の角度を負としている。また、図4において、P(X)は、X度の入射角を有するP偏光を表し、S(X)は、X度の入射角を有するS偏光を表し、AVEは、図4に示す6種類の光の透過率の平均を表す。
プリズム101の分光特性は、図4に示すようにプリズム101の入射角および偏光方式によって異なる。図4の例では、P偏光の透過率と比べて、S偏光の透過率が相対的に高くなっている。また、同じ偏光成分の光であっても、入射角が異なると透過率に差が生じる。上記の数式に従って、ミラー110の反射率およびビームスプリッタ面103の分光比の一方を他方に依存して設定することで、ミラー110により反射された光とビームスプリッタ面103を透過した光との光量の均一化を図ることに加え、プリズム101の分光特性を、少なくとも2つ以上の入射状態の平均に基づいて設定することが好ましい。これにより、1つの状態には最適化されないものの、様々な状態を考慮することができる。
具体的には、例えば、撮像範囲内の水面等の界面で反射が生じている場合には、P偏光とS偏光との反射率の相違により、分岐された2つの光で当該界面からの反射光の光量に差が生じる。このような状況を想定して、P偏光およびS偏光の透過率の平均に基づいてビームスプリッタ面103の分光比を設定することによって、界面で反射している被写体を撮影する場合でも、第1撮像装置120で得られる第1視点画像と、第2撮像装置130で得られる第2視点画像との差を小さくすることができる。この結果、視聴者が界面で反射している被写体を含む立体映像を視聴した際の違和感を低減させることができる。
また、実際の撮影シーンでは、プリズム101の入射面に対して直交する方向(入射角0度)からだけでなく、様々な方向から被写体からの光が入射する。このような状況を想定して、様々な入射角を有する光の透過率の平均に基づいてビームスプリッタ面103の分光比を設定することによって、特定の入射角成分の光が多く入射する場合でも、第1撮像装置120で得られる第1視点画像と、第2撮像装置130で得られる第2視点画像との差を小さくすることができる。この結果、視聴者が様々な撮影シーンで撮影された立体映像を視聴した際の違和感を低減させることができる。
ここで、ビームスプリッタ面103の分光比は、入射光の波長によって変化するので、所定の設計中心波長(例えば、550nm)の光が入射したときに、プリズムユニット100で分岐された2つの光の光量が略等しくなり、設計中心波長の前後では、ビームスプリッタ面103の分光比は、一定の許容範囲内に収まるように設定する。図4の例では、可視領域内におけるビームスプリッタ面103の透過率が10%以内となるように、ビームスプリッタ面の分光比が設定されている。このように設定することによって、様々な撮影シーンにおいて、分岐された2つの光の光量差を低減することができる。
また、第1撮像装置120で得られる第1視点画像と、第2撮像装置130で得られる第2視点画像との輝度差が、0%以上35%以下となるように、反射ミラー110の反射率およびビームスプリッタ面103の分光特性の少なくとも一方が設定される。これにより、視聴者に与える違和感を低減することができる。この範囲内でも、第1視点画像と第2視点画像との輝度差が0%以上12%以下であれば、視聴者に与える違和感の低減に更に有効である。
なお、図4の例では、入射角度が異なるP偏光および入射角が異なるS偏光の透過率の平均に基づいて、プリズム101の分光特性を設定しているが、入射角度を考慮せず、所定の入射角を有するP偏光およびS偏光の透過率の平均に基づいて、プリズム101の分光特性を設定してもよい。また、偏光成分を考慮せず、入射角が異なる複数種類の光の透過率の平均にのみ基づいて、プリズム101の分光特性を設定してもよい。
また、本実施の形態のように、様々な撮影状態を考慮してプリズム101の分光特性を最適化してもよいが、予めプリズムユニット100を用いる撮影状態が決まっているのであれば、その撮影状態のみを考慮してプリズム101の分光特性を設定してもよい。
以上のように、本実施の形態において、プリズムユニット100は、被写体が反射する光のうち一部である第1撮像光104を透過させる一方、被写体が反射する光のうち他の一部である第2撮像光105を反射させるプリズム101と、反射後の第2撮像光105を反射させる反射ミラー110と、を備え、反射ミラー110における反射後の第2撮像光105の輝度と、プリズムを透過した第1撮像光104の輝度と、が略同一となるように、反射ミラー110における反射率およびプリズム101の分光特性のうち少なくとも一方を設定する。
これにより、第1撮像光104の光量と第2撮像光105の光量とを略同一にすることができる。そのため、第1撮像光104を撮影して得られる第1視点画像および第2撮像光105を撮影して得られる第2視点画像を立体映像として視聴した際、輝度差が低減し、視聴者に与える違和感を低減させることができる。
また、本実施の形態において、プリズム101の透過率をT(0≦T≦1)、反射率をR(0≦R≦1)および反射ミラー110の反射率をd(0≦d≦1)とするとき、T=d/(1+d)、R=1−Tとする。
これにより、分光特性および反射特性を数学的に設定することができる。そのため、製作者はプリズム101および反射ミラー110の特性を容易に設定することができる。
また、本実施の形態において、プリズム101の分光比率は、少なくとも一つ以上の入射角度で測定したP偏光とS偏光の透過率の平均から算出する。
これにより、様々な撮影状態または条件に対応するプリズムユニット100を設計することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本開示における実装の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態をまとめて説明する。
上記の実施の形態では、ビームスプリッタの一例としてプリズム101を説明した。ビームスプリッタとしてプリズム101を用いれば、撮影装置全体を小型化することができる。しかし、ビームスプリッタは、これに限定されない。例えば、ハーフミラーをビームスプリッタとして用いてもよい。ビームスプリッタとしてハーフミラーを用いれば、ビームスプリッタ面103が樹脂素材で覆われていないので、分光特性を容易に調整することができる。要するに、ビームスプリッタは、被写体が反射する光のうち一部である第1撮像光を透過させる一方、前記被写体が反射する光のうち他の一部である第2撮像光を反射させる部材であればよい。
本開示は、第1撮像光104の輝度と第2撮像光105の輝度を略同一にすることができるスプリッタユニットに適用可能である。具体的には、一般的な立体映像を撮影するカメラなどに、本開示は適用可能である。
100 プリズムユニット
101 プリズム
102 入射面
103 ビームスプリッタ面
104 第1撮像光
105 第2撮像光
110 反射ミラー
120 第1撮像装置
130 第2撮像装置

Claims (5)

  1. 入射面から入射する光のうちの一部である第1撮像光を透過させ、入射面から入射する光のうちの他の一部である第2撮像光を反射させるビームスプリッタと、
    前記ビームスプリッタによる反射後の第2撮像光を反射させる反射部材とを備え、
    前記反射部材の反射率および前記ビームスプリッタの分光特性のうち少なくとも一方が、以下の数式に基づいて設定される、スプリットユニット:
    T=d/(1+d)
    R=1−T
    ここで、
    T:前記ビームスプリッタの透過率(0≦T≦1)、
    R:前記ビームスプリッタの反射率(0≦R≦1)、
    d:前記反射部材の反射率(0≦d≦1)
    である。
  2. 前記ビームスプリッタの分光比は、所定の設計中心波長の光が入射したときに、前記反射部材による反射後の第2撮像光の光量と、前記ビームスプリッタを透過した前記第1撮像光の光量とが略同一となり、かつ、前記設計中心波長以外の可視領域の波長の光が入射したときに、一定の許容範囲内に収まるように設定される、請求項1記載のスプリットユニット。
  3. 前記反射部材による反射後の第2撮像光によって形成される画像の輝度と、前記ビームスプリッタを透過した前記第1撮像光によって形成される画像の輝度との差が0%以上35%以下となるように、前記反射部材の反射率および前記ビームスプリッタの分光特性のうち少なくとも一方が設定される、請求項1記載のスプリットユニット。
  4. 前記ビームスプリッタの分光比は、P偏光とS偏光の透過率の平均に基づいて設定される、請求項1記載のスプリットユニット。
  5. 前記ビームスプリッタの分光比は、複数の入射角を有するP偏光および複数の入射角を有するS偏光の透過率の平均に基づいて設定される、請求項4記載のスプリットユニット。
JP2014520903A 2012-06-18 2013-06-04 スプリットユニット Expired - Fee Related JP6179733B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014520903A JP6179733B2 (ja) 2012-06-18 2013-06-04 スプリットユニット

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012136595 2012-06-18
JP2012136595 2012-06-18
PCT/JP2013/003514 WO2013190785A1 (ja) 2012-06-18 2013-06-04 スプリットユニット
JP2014520903A JP6179733B2 (ja) 2012-06-18 2013-06-04 スプリットユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2013190785A1 JPWO2013190785A1 (ja) 2016-02-08
JP6179733B2 true JP6179733B2 (ja) 2017-08-16

Family

ID=49768400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014520903A Expired - Fee Related JP6179733B2 (ja) 2012-06-18 2013-06-04 スプリットユニット

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9323062B2 (ja)
JP (1) JP6179733B2 (ja)
WO (1) WO2013190785A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104469340B (zh) * 2014-12-01 2017-03-15 深圳凯澳斯科技有限公司 一种立体视频共光心成像系统及其成像方法
JP6257874B1 (ja) * 2016-05-27 2018-01-10 オリンパス株式会社 対物光学系及びそれを備えた内視鏡装置
JPWO2023047458A1 (ja) * 2021-09-21 2023-03-30

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0279582A (ja) * 1988-09-14 1990-03-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 立体テレビジョン用撮像装置
JPH0564044A (ja) 1991-09-05 1993-03-12 Canon Inc 撮像装置
US5386228A (en) 1991-06-20 1995-01-31 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup device including means for adjusting sensitivity of image pickup elements
JPH07221924A (ja) 1994-01-31 1995-08-18 Chiyuunichi Denshi:Kk 撮像装置
JPH09113846A (ja) * 1995-10-13 1997-05-02 Tsushin Hoso Kiko 立体画像表示装置及びその方法
US7188954B2 (en) * 2003-03-14 2007-03-13 Victor Company Of Japan Limited Image displaying apparatus and color separating-combining optical system
JP2004309751A (ja) * 2003-04-07 2004-11-04 Victor Co Of Japan Ltd 色分解合成光学系及び画像表示装置
JP4293821B2 (ja) * 2003-04-09 2009-07-08 株式会社エヌエイチケイメディアテクノロジー 立体撮像装置
JP2007318307A (ja) 2006-05-24 2007-12-06 Fujifilm Corp 画像処理方法、撮影装置、および画像処理装置
JP5335375B2 (ja) 2008-10-31 2013-11-06 キヤノン株式会社 画像表示装置
JP4570175B1 (ja) 2009-09-16 2010-10-27 株式会社ナナオ 立体画像表示装置
EP2695371A2 (en) * 2011-04-07 2014-02-12 Coster, Leonard Method and apparatus for multiple camera alignment and use

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2013190785A1 (ja) 2016-02-08
WO2013190785A1 (ja) 2013-12-27
US9323062B2 (en) 2016-04-26
US20150098132A1 (en) 2015-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110300905B (zh) 用于具有集成的偏振器的显示设备的方法和系统
CA2921760C (en) Polarization conversion system and method for stereoscopic projection
US20120002018A1 (en) Three-dimensional image capture device
CN103415807B (zh) 立体图像拍摄装置
JP5213998B2 (ja) 立体撮影装置、およびそれを備えた電子機器
KR101315612B1 (ko) 2차원-3차원 공존을 위한 편광 3차원 시스템의 2차원 품질 향상 장치, 방법 및 시스템
US11048031B2 (en) See-through display apparatus
JP6179733B2 (ja) スプリットユニット
JP2012142737A5 (ja)
US9179127B2 (en) Three-dimensional imaging device, imaging element, light transmissive portion, and image processing device
EP3086160B1 (en) Stereoscopic image device having improved brightness
US9507166B2 (en) Illumination system for stereoscopic projection device
JP5045504B2 (ja) 光学系
US20160195802A1 (en) Polarized projection device and polarized projection system using the same
JP6824757B2 (ja) 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム
TWI715145B (zh) 具有雙對焦平面的虛擬實境光學裝置
JP5825932B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、及び記録媒体
JP2010268097A (ja) 3次元表示装置及び3次元表示方法
JP2011107285A (ja) 光量分割プリズムおよび撮像装置
TWI383660B (zh) 影像處理方法及影像處理裝置
JP4926471B2 (ja) 光学素子およびそれを有する撮像装置
JP2017212678A (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、プログラム、記憶媒体
US20140055753A1 (en) 3d projection optical system and dual-chip light splitting and light combining module thereof
JP5485738B2 (ja) 投射表示装置
JP2010154479A (ja) 立体画像再生装置、立体画像再生プログラム、撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160218

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170704

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6179733

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees