JP2010268097A - 3次元表示装置及び3次元表示方法 - Google Patents

3次元表示装置及び3次元表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010268097A
JP2010268097A JP2009116161A JP2009116161A JP2010268097A JP 2010268097 A JP2010268097 A JP 2010268097A JP 2009116161 A JP2009116161 A JP 2009116161A JP 2009116161 A JP2009116161 A JP 2009116161A JP 2010268097 A JP2010268097 A JP 2010268097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
images
parallax
frame image
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2009116161A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Ishiyama
英二 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2009116161A priority Critical patent/JP2010268097A/ja
Publication of JP2010268097A publication Critical patent/JP2010268097A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】3次元表示装置及び3次元表示方法並びにプログラムにおいて、3次元表示された3次元画像の端部における不自然な見え方を解消する。
【解決手段】視差を有する複数の画像G1,G2に基づいた3次元画像の3次元表示時に、適切に立体視される主画像ML,MRの左右両端部及び/又は上下両端部の画像に対応する複数の画像G1,G2間の視差量を取得し、複数の画像G1,G2の各々の周縁部に所定のフレーム画像FL,FRを配設し、取得した視差量に基づいて、複数の画像G1,G2のうちの少なくとも1つの画像のフレーム画像FL,FRを修正してフレーム画像FL,FRを立体視可能にする。
【選択図】図9

Description

本発明は、複数の画像を立体視可能なように3次元表示する3次元表示装置および方法並びに3次元表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
複数の画像を組み合わせて3次元表示することにより、視差を利用して立体視できることが知られている。このような立体視は、同一の被写体を異なる位置から複数のカメラを用いて撮影することにより複数の画像を取得し、複数の画像に含まれる被写体の視差を利用して複数の画像を3次元表示することにより行うことができる。
具体的には、裸眼平衡法により立体視を実現する方式の場合、複数の画像を並べて配置して3次元表示を行うことができる。また、複数の画像の色を例えば赤と青のように異ならせて重ね合わせたり、複数の画像の偏光方向を異ならせて重ね合わせることにより、複数の画像を合成して3次元表示を行うことができる。この場合赤青メガネや偏光メガネ等の画像分離メガネを用いて、3次元表示された画像を目の自動焦点機能により融合視することにより、立体視を行うことができる(アナグリフ方式、偏光フィルタ方式)。
また、偏光メガネ等を使用しなくても、パララックスバリア方式およびレンチキュラー方式のように、複数の画像を立体視可能な3次元表示モニタに表示して立体視することも可能である。この場合、複数の画像を垂直方向に短冊状に切り取って交互に配置することにより3次元表示が行われる。また、画像分離メガネを使用したり、光学素子を液晶に貼ることで左右の画像の光線方向を変えながら、左右の画像を交互に表示することにより、3次元表示を行う方式も提案されている(スキャンバックライト方式)。
また、上述したような3次元表示を行うための撮影を行う、複数の撮影部を有する複眼カメラが提案されている。このような複眼カメラは3次元表示モニタを備え、複数の撮影部が取得した画像から3次元表示用の3次元画像を生成し、生成した3次元画像を3次元表示モニタに3次元表示することができる。
ところで、3次元表示するための複数の画像は被写体を異なる視点から撮影することにより取得されるため、その左右の端部において、他の画像には存在しない領域が存在することとなる。例えば、図18に示すような2つの画像G1,G2を用いて3次元表示を行う場合、画像G1における領域A51は画像G2には存在せず、画像G2における領域A52は画像G1には存在しない。このような画像を3次元表示した場合において、画像の端部にいる人物が、表示面から手前側に飛び出して見えるような位置にあるとしても、人物の一部が画像G2には存在しないことから、3次元画像の左端部において人物の立体感が突然なくなって人物の左半分が2次元表示されるため、3次元画像の見え方がその端部において非常に不自然なものとなる。
このため、手前側に飛び出して立体視される物体について、一方の画像についてはすべての情報があるものの、他方の画像については情報が欠落しているために3次元表示できない場合には、一方の画像についてマスク等を用いてその物体の情報を欠落させることにより、3次元表示を行う手法が提案されている(特許文献1)。また、複数のオブジェクトを含む画像を3次元表示した際に、オブジェクトの立体感を変更する手法が提案されている(特許文献2)。
特開平8−65715号公報 特開2005−65162号公報
しかしながら、特許文献1に記載された手法においては、物体が3次元表示できなくなる状態を解消できるものの、特定の物体のみを対象としているため、その物体の後や手前に存在する物体についてはやはり立体感が突然なくなってしまう。このため、3次元画像が表示面から手前側に飛び出して見えるような立体感を有する場合、画像を見た観察者は、3次元画像が非常に不自然に見えることとなる。また特許文献2に記載された手法においては、オブジェクト全体を引っ込めるように立体感を変更した場合に、全体の立体感が低下してしまう虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、3次元表示された3次元画像の端部における不自然な見え方を解消することができる3次元表示装置及び3次元表示方法並びにプログラムを提供することを目的とするものである。
本発明の第1の3次元表示装置は、視差を有する複数の画像に基づいて3次元画像の3次元表示を行う表示手段と、
前記3次元表示時に、適切に立体視される主画像の左右両端部及び/又は上下両端部の画像に対応する前記複数の画像間の視差量を取得する視差量取得手段と、
前記複数の画像の各々の周縁部に所定のフレーム画像を配設するフレーム画像配設手段と、
前記視差量取得手段により取得した視差量に基づいて、前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像の前記フレーム画像を修正して前記フレーム画像を立体視可能にするフレーム画像立体視制御手段とを備えてなることを特徴とするものである。
また本発明の第2の3次元表示装置は、視差を有する複数の画像に基づいて3次元画像の3次元表示を行う表示手段と、
前記3次元表示時に、適切に立体視される主画像の左右両端部及び/又は上下両端部の画像に対応する前記複数の画像間の視差量を取得する視差量取得手段と、
前記複数の画像の各々の周縁部に配置する所定のフレーム画像を生成するフレーム画像生成手段と、
前記視差量取得手段により取得した視差量に基づいて、前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像に配置する前記フレーム画像を修正して前記フレーム画像を立体視可能にするフレーム画像立体視制御手段と、
前記複数の画像の各々の主画像と前記フレーム画像とを合成するフレーム画像合成手段とを備えてなることを特徴とするものである。
なお本発明において「3次元表示される3次元画像」は、実際に3次元形状を有する画像ではなく、観察者が立体的に見ることができる画像のことをいう。また本発明において「複数の画像の各々の周縁部」は、主画像の外側領域をいうが、主画像の領域を含んでいても良い。また本発明において「適切に立体視される主画像」は、他の画像には存在しない領域が存在する画像を3次元表示したときに突然立体感がなくなる画像を除いた領域をいう。
また本発明のよる3次元表示装置においては、前記フレーム画像立体視制御手段が、前記主画像の左右両端部及び/又は上下両端部における最大視差量と、前記フレーム画像における前記主画像との境界領域の視差量とが一致するように前記フレーム画像の修正を制御するものであってもよい。
また本発明による3次元表示装置においては、前記フレーム画像立体視制御手段が、前記フレーム画像における視差量が外縁部側からに主画像側向けて徐々に大きくなるように前記フレーム画像の修正を制御するものであってもよい。
また本発明による3次元表示装置においては、前記フレーム画像立体視制御手段が、前記フレーム画像における視差量が前記視差量取得手段により取得した視差量の最大値よりも大きい値となるように前記フレーム画像の修正を制御するものであってもよい。
本発明による第1の3次元表示方法は、視差を有する複数の画像に基づいて3次元画像の3次元表示を行う表示手段を備えてなる3次元表示装置における3次元表示方法において、
前記3次元表示時に、適切に立体視される主画像の左右両端部及び/又は上下両端部の画像に対応する前記複数の画像間の視差量を取得し、
前記複数の画像の各々の周縁部に所定のフレーム画像を配設し、
前記取得した視差量に基づいて、前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像の前記フレーム画像を修正して前記フレーム画像を立体視可能にすることを特徴とするものである。
また本発明による第2の3次元表示方法は、視差を有する複数の画像に基づいて3次元画像の3次元表示を行う表示手段を備えてなる3次元表示装置における3次元表示方法において、
前記3次元表示時に、適切に立体視される主画像の左右両端部及び/又は上下両端部の画像に対応する前記複数の画像間の視差量を取得し、
前記複数の画像の各々の周縁部に配置する所定のフレーム画像を生成し、
前記取得した視差量に基づいて、前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像に配置する前記フレーム画像を修正して前記フレーム画像を立体視可能にし、
前記複数の画像の各々の主画像と前記フレーム画像とを合成することを特徴とするものである。
なお本発明による3次元表示方法においては、前記主画像の左右両端部及び/又は上下両端部における最大視差量と、前記フレーム画像における前記主画像との境界領域の視差量とが一致するように前記フレーム画像の修正を制御してもよい。
また本発明による3次元表示方法においては、前記フレーム画像における視差量が外縁部側からに主画像側向けて徐々に大きくなるように前記フレーム画像の修正を制御してもよい。
また本発明による3次元表示方法においては、前記フレーム画像における視差量が前記取得した視差量の最大値よりも大きい値となるように前記フレーム画像の修正を制御してもよい。
なお本発明による3次元表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明によれば、視差を有する複数の画像の各々の周縁部に、前記複数の画像に基づいて3次元表示された3次元画像のうち適切に立体視される主画像の左右両端部及び/又は上下両端部の視差量に基づいて立体視可能にされたフレーム画像を配設するので、複数の画像の周囲において互いに見えない領域が存在する場合であっても、その領域にフレーム画像が表示されることにより立体感が突然なくなることがなくなるため、3次元画像の端部における不自然な見え方を解消することができる。
本発明の第1の実施形態による3次元表示装置を適用した複眼カメラの内部構成を示す概略ブロック図 撮影部の構成を示す図 第1及び第2の画像を3次元表示した場合の立体感を示す図 第1及び第2の画像の周囲にフレーム画像を配設した状態を示す図 主画像の右端部の対応点の検索を説明するための図 対応点間の視差を第2の画像とともに示す図 主画像の左端部の対応点の検索を説明するための図 対応点間の視差を第1の画像とともに示す図 フレーム画像の立体感の制御を説明する図 水平方向における3次元表示を説明する図 垂直方向における3次元表示を説明する図 修正される前のフレーム画像の一例を示す図 修正後の第1の画像のフレーム画像及び第2の画像のフレーム画像の一例を示す図 上端フレームの修正を説明する図 第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態による3次元表示装置を適用した複眼カメラの内部構成を示す概略ブロック図 第1及び第2の画像にそれぞれ合成するフレーム画像の一例を示す図 第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 3次元表示するための複数の画像を示す図
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態による3次元表示装置を適用した複眼カメラの内部構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように第1の実施形態による複眼カメラ1は、2つの撮影部21A,21B、撮影制御部22、画像処理部23、圧縮/伸長処理部24、フレームメモリ25、メディア制御部26、内部メモリ27、および表示制御部28を備える。なお、撮影部21A,21Bは、所定の基線長および輻輳角を持って被写体を撮影可能なように配置されている。また、撮影部21A,21Bの垂直方向の位置は同一であるものとする。
図2は撮影部21A,21Bの構成を示す図である。図2に示すように、撮影部21A,21Bは、フォーカスレンズ10A,10B、ズームレンズ11A,11B、絞り12A,12B、シャッタ13A,13B、CCD14A,14B、アナログフロントエンド(AFE)15A,15BおよびA/D変換部16A,16Bをそれぞれ備える。また、撮影部21A,21Bは、フォーカスレンズ10A,10Bを駆動するフォーカスレンズ駆動部17A,17Bおよびズームレンズ11A,11Bを駆動するズームレンズ駆動部18A,18Bを備える。
フォーカスレンズ10A,10Bは被写体に焦点を合わせるためものであり、モータとモータドライバとからなるフォーカスレンズ駆動部17A,17Bによって光軸方向に移動可能である。フォーカスレンズ駆動部17A,17Bは、後述する撮影制御部22が行うAF処理により得られる合焦データに基づいてフォーカスレンズ10A,10Bの移動を制御する。
ズームレンズ11A,11Bは、ズーム機能を実現するためのものであり、モータとモータドライバとからなるズームレンズ駆動部18A,18Bによって光軸方向に移動可能である。ズームレンズ駆動部18A,18Bは入力部34に含まれるズームレバーを操作することによりCPU33において得られるズームデータに基づいて、ズームレンズ11A,11Bの移動を制御する。
絞り12A,12Bは、撮影制御部22が行うAE処理により得られる絞り値データに基づいて、不図示の絞り駆動部により絞り径の調整が行われる。
シャッタ13A,13Bはメカニカルシャッタであり、不図示のシャッタ駆動部により、AE処理により得られるシャッタスピードに応じて駆動される。
CCD14A,14Bは、多数の受光素子を2次元的に配列した光電面を有しており、被写体光がこの光電面に結像して光電変換されてアナログ撮影信号が取得される。また、CCD14A,14Bの前面にはR,G,B各色のフィルタが規則的に配列されたカラーフィルタが配設されている。
AFE15A,15Bは、CCD14A,14Bから出力されるアナログ撮影信号に対して、アナログ撮影信号のノイズを除去する処理、およびアナログ撮影信号のゲインを調節する処理(以下アナログ処理とする)を施す。
A/D変換部16A,16Bは、AFE15A,15Bによりアナログ処理が施されたアナログ撮影信号をデジタル信号に変換する。なお、撮影部21Aにより取得されるデジタルの画像データにより表される画像を第1の画像G1、撮影部21Bにより取得される画像データにより表される画像を第2の画像G2とする。
撮影制御部22は、不図示のAF処理部およびAE処理部を有する。AF処理部は入力部34に含まれるレリーズボタンの半押し操作により撮影部21A,21Bが取得したプレ画像に基づいて合焦領域を決定するとともにレンズ10A,10Bの焦点位置を決定し、撮影部21A,21Bに出力する。AE処理部は、プレ画像の明るさを輝度評価値として算出し、輝度評価値に基づいて絞り値とシャッタ速度とを決定し、撮影部21A,21Bに出力する。
ここで、AF処理による焦点位置の検出方式としては、例えば、所望とする被写体にピントが合った状態では画像のコントラストが高くなるという特徴を利用して合焦位置を検出するパッシブ方式が考えられる。より具体的には、プレ画像を複数のAF領域に分割し、各AF領域内の画像に対してハイパスフィルタによるフィルタリング処理を施して、AF領域毎に高周波成分の評価値であるAF評価値を算出し、最も評価が高い、すなわちフィルタによる出力値が最も高いAF領域を合焦領域として検出する。
また、撮影制御部22は、レリーズボタンの全押し操作により、撮影部21A,21Bに対して第1及び第2の画像G1,G2の本画像を取得させる本撮影の指示を行う。なお、レリーズボタンが操作される前は、撮影制御部22は、撮影部21Aに対して撮影範囲を確認させるための、本画像よりも画素数が少ないスルー画像を、所定時間間隔(例えば1/30秒間隔)にて順次取得させる指示を行う。
画像処理部23は、撮影部21A,21Bが取得した第1及び第2の画像G1,G2のデジタルの画像データに対して、ホワイトバランスを調整する処理、階調補正、シャープネス補正、および色補正等の画像処理を施す。なお、画像処理部23における処理後の第1及び第2の画像についても、処理前の参照符号G1,G2を用いるものとする。
圧縮/伸長処理部24は、画像処理部23によって処理が施され、後述するように3次元表示のために第1及び第2の画像G1,G2の本画像から生成された3次元画像を表す画像データに対して、例えば、JPEG等の圧縮形式で圧縮処理を行い、3次元表示を行うための3次元画像ファイルを生成する。この3次元画像ファイルは、第1及び第2の画像G1,G2の画像データおよび3次元画像の画像データを含むものとなる。また、この画像ファイルには、Exifフォーマット等に基づいて、撮影日時等の付帯情報が格納されたタグが付与される。
フレームメモリ25は、撮影部21A,21Bが取得した第1及び第2の画像G1,G2を表す画像データに対して、前述の画像処理部23が行う処理を含む各種処理を行う際に使用する作業用メモリである。
メディア制御部26は、記録メディア29にアクセスして3次元画像ファイル等の書き込みと読み込みの制御を行う。
内部メモリ27は、撮影部21A,21Bの基線長および輻輳角、複眼カメラ1において設定される各種定数、並びにCPU33が実行するプログラム等を記憶する。また、後述するように視差量取得部30によって取得された視差量の情報や、フレーム画像配設部31によって設定される端部領域の範囲の情報等も記憶する。
表示制御部28は、撮影時においてフレームメモリ25に格納された第1及び第2の画像G1,G2をモニタ20に2次元表示させたり、記録メディア29に記録されている第1及び第2の画像G1,G2をモニタ20に2次元表示させたりする。また、表示制御部28は、第1及び第2の画像G1,G2をモニタ20に3次元表示させるために、モニタ20の3次元表示方式に合わせた3次元処理を行って、第1及び第2の画像G1,G2をモニタ20に3次元表示する。
ここで、本実施形態における3次元表示としては、公知の任意の方式を用いることができる。例えば、第1及び第2の画像G1,G2を並べて表示して裸眼平衡法により立体視を行う方式、またはモニタ20にレンチキュラーレンズを貼り付け、モニタ20の表示面の所定位置に画像G1,G2を表示することにより、左右の目に第1及び第2の画像G1,G2を入射させて3次元表示を実現するレンチキュラー方式を用いることができる。さらに、モニタ20のバックライトの光路を光学的に左右の目に対応するように交互に分離し、モニタ20の表示面に第1及び第2の画像G1,G2をバックライトの左右への分離にあわせて交互に表示することにより、3次元表示を実現するスキャンバックライト方式等を用いることができる。
なお、モニタ20は3次元表示方式に応じた加工がなされている。例えば、3次元表示方式がレンチキュラー方式の場合には、モニタ20の表示面にレンチキュラーレンズが取り付けられており、スキャンバックライト方式の場合には、左右の画像の光線方向を変えるための光学素子がモニタ20の表示面に取り付けられている。
また表示制御部28は、記録メディア29に記録されている3次元画像をモニタ20に3次元表示することも可能である。なお、2次元表示と3次元表示との切り替えは自動で行ってもよく、入力部34を用いての撮影者からの指示により行ってもよい。ここで、3次元表示が行われている場合、レリーズボタンが押下されるまでは、第1及び第2の画像G1,G2のスルー画像がモニタ20に3次元表示される。
なお、表示モードが3次元表示に切り替えられた場合には、後述するように第1及び第2の画像G1,G2の双方が表示に用いられ、2次元表示に切り替えられた場合は第1及び第2の画像G1,G2のいずれか一方が表示に用いられる。本実施形態においては、第1の画像G1を2次元表示に用いるものとする。
CPU33は、レリーズボタン等を含む入力部34からの信号に応じて複眼カメラ1の各部を制御する。
データバス35は、複眼カメラ1を構成する各部およびCPU33に接続されており、複眼カメラ1における各種データおよび各種情報のやり取りを行う。
ここで図3に第1及び第2の画像G1,G2を3次元表示した場合の立体感を示す図を示す。なお、ここでは、スキャンバックライト方式により第1及び第2の画像G1,G2を交互に表示する3次元表示を行うものとして説明する。また、3次元画像は画像の全体において、モニタ20の表示面20Aから手前側に飛び出して見えるような立体感を有するものとする。図3に示すように、第1及び第2の画像G1,G2を3次元表示することにより、3次元画像はモニタ20の表示面20Aから手前側に飛び出すように立体視することができる。しかしながら、第1及び第2の画像G1,G2は被写体を異なる視点から撮影することにより取得されるため、上記図18に示すように、第1及び第2の画像G1,G2の端部に、双方に共通しない領域A51,A52が含まれることとなる。このため、3次元画像上においては、左目で見える範囲HLと右目で見える範囲HRとが異なるものとなり、その結果、3次元画像上において、左目でのみしか視認できない部分BLおよび右目のみでしか視認できない部分BRが現れることとなる。
このように3次元画像上において、左目でのみしか視認できない部分BLおよび右目のみでしか視認できない部分BRが現れると、部分BL,BRに隣接する立体視可能な部分が手前側に飛び出して立体視できる場合、その境界において立体感が突然なくなるため、3次元画像が非常に不自然に見えることとなる。
そこで本実施形態においては、3次元表示された3次元画像の端部における不自然な見え方を解消するために、視差量取得部30、フレーム画像配設部31、フレーム画像立体視制御部32を備えるものとする。ここで図4に第1及び第2の画像G1,G2の周縁部にフレーム画像を配設した状態を示す図、図5に主画像の右端部の対応点の検索を説明するための図を示す。なお、第1及び第2の画像G1,G2は、図4に示すように山を背景として二人の人物P1,P2を含み、山と人物P1,P2との間に建物を含む画像とする。
視差量取得部30は、第1及び第2の画像G1,G2において、第1及び第2の画像G1,G2に基づいた3次元画像がモニタ20に表示されるときに、モニタ20の表示面20Aよりも手前側に立体視される画像のうち適切に立体視される画像つまり図3において部分BL,BRを除く部分BMに対応する画像(以下、主画像という)中の左右両端部の画像に対応する画像間の視差量を取得するものである。図4において、第1の画像G1の主画像は主画像ML、第2の画像G2の主画像は主画像MRである。なお視差量の取得方法については後で詳細に説明する。
フレーム画像配設部31は、第1の画像G1と第2の画像G2の各々の周縁部に所定のフレーム画像FL,FRを配設する。フレーム画像FL,FRは、図4に示す如く、フレーム画像FLは、右端フレームFL1、左端フレームFL2、上端フレームFL3および下端フレームFL4の4つの台形のフレームからなり、フレーム画像FRは、右端フレームFR1、左端フレームFR2、上端フレームFR3および下端フレームFR4の4つの台形のフレームからなる。フレーム画像FL,FRは図4に示すように、第1及び第2の画像G1,G2の各々の周縁部の元の画像の換わりに、第1及び第2の画像G1,G2に合成されたものであり、上記元の画像とは異なる画像で形成されている。本実施形態ではフレーム画像FL,FRは、水平方向に所定間隔を有して垂直方向に延びる複数の線、いわゆる縦じま形状の画像とする(図9参照)。なお縦じまの太さは任意に設定することができる。またフレーム画像FL,FRの画像としては、横じま形状ではなく、視差のある方向(水平方向)にテクスチャ(輝度の変化)があるものが好ましい。
また右端フレームFL1,FR1及び左端フレームFL2,FR2の水平方向の幅をa、下端フレームFL3,FR3及び上端フレームFL4,FR4の垂直方向の幅をbとし、各端部フレームの幅a,bの情報は内部メモリ27に記憶される。なおa,bの値は予め定められた数値を使用するものとし、数値は例えば撮影者が入力部34を操作することによって任意に設定することができる。
視差量取得部30は、図5に示す如く、第1及び第2の画像G1,G2のうち第1の画像G1を基準画像に設定し、第1の画像G1の主画像MLにおける右端部の領域において、y方向に並ぶ画素列40(斜線で示す)を設定し、画素列40の各画素について第2の画像G2との対応点を検索する。ここで、撮影部21A,21Bの垂直方向の位置は同一であるため、視差量取得部30は、右端部の領域の各画素について、画素列40の各画素を含む所定サイズのブロックを設定し、ブロックをx方向にのみ移動しながら相関値を算出するブロックマッチングを行い、最も大きい相関となる相関値を得た第2の画像G2上の画素を、対象の画素の対応点として検索する。
これにより、図5に示すように第2の画像G2において、画素列40の各画素の対応点が検索される。ここで、第2の画像G2において検索された対応点から見た第1の画像G1の画素列40における画素は、第2の画像G2の対応点から見た対応点となる。したがって、以降の説明においては、第1の画像G1の画素列の各画素を対応点と称することがあるものとする。なお、図5および以降の説明においては、説明のために実際の画素よりも対応点および画素列の各画素を拡大して示している。そして視差量取得部30は検索された対応点間の視差量を算出し、算出した視差量のうち最も大きい値の最大視差量D1の情報を内部メモリ27に記憶する。
なお本実施形態においては、第1及び第2の画像G1,G2において、共通の位置(画像の左上隅の位置)を原点とし、水平方向をx方向、垂直方向をy方向とする座標系を設定しているものとする。このような座標系を設定した場合において、第1及び第2の画像G1,G2上の対応点間のx方向における位置の差が対応点間の視差であり、視差が大きいほど立体感が大きくなる。ここで図6に対応点間の視差を第2の画像G2とともに示す図を示す。図6に示すように、人物P1に対応する対応点間の視差は大きく、視差は正の値となっている。また、画素列40における山や建物の部分は、第2の画像G2の主画像MRの画角から外れており、第2の画像G2の主画像MRには含まれないことから、対応点は検索されていない。
次に図7に主画像の左端部の対応点の検索を説明するための図、図8に対応点間の視差を第1の画像G1とともに示す図を示す。視差量取得部30は、図7に示す如く、第1及び第2の画像G1,G2のうち第2の画像G2を基準画像に設定し、第2の画像G2の主画像MRにおける左端部の領域において、y方向に並ぶ画素列41(斜線で示す)を設定し、画素列41の各画素について第1の画像G1との対応点を検索する。そして視差量取得部30は検索された対応点間の視差量を算出し、算出した視差量のうち最も大きい値の最大視差量D2の情報を内部メモリ27に記憶する。
なお対応点の検索方法としては上述した第1の画像G1の右端部と同様であるため、詳細な説明は省略する。本実施形態では、図7に示す如く、第1の画像G1の主画像ML上に存在する人物P1が、第2の画像G2の主画像MR上に存在する人物P1よりも映っている範囲が少ない、つまり第2の画像G2の主画像MR上に存在する人物P1の左半身が第1の画像G1の主画像ML上に存在していないため、主画像ML,MRの右端部の対応点を検索する場合には第1の画像G1を基準画像に設定し、主画像ML,MRの左端部の対応点を検索する場合にも同様の理由で第2の画像G2を基準画像に設定する。
図8に示すように、人物P2に対応する対応点間の視差は正の値ではあるが上述した人物P1に対応する対応点間の視差よりも小さい。つまり人物P2は人物P1よりも撮影部21A,21Bから離れたところに位置している。また、画素列41における山の部分は、第1の画像G1の画角から外れており、第1の画像G1には含まれないことから、対応点は検索されていない。
次にフレーム画像立体視制御部32について以下説明する。フレーム画像立体視制御部32は視差量取得部30により取得されて内部メモリ27に記憶された視差量に基づいて、第1,第2の画像G1,G2のうちの少なくとも一方の画像のフレーム画像FL,FRを修正して、フレーム画像FL,FRを立体視可能にするものである。ここで図9にフレーム画像FL,FRの立体感の制御を説明する図、図10Aに水平方向における3次元表示を説明する図、図10Bに垂直方向における3次元表示を説明する図を示す。
フレーム画像立体視制御部32は、内部メモリ27に記憶された視差量D1,D2のうち大きい値の視差量、つまり本実施形態では視差量D1を選択して、この視差量D1が正の値であるか否かを判別し、正の値である場合に第1,第2の画像G1,G2のうちの少なくとも一方の画像のフレーム画像FL,FRを修正する。視差量D1が正の値である場合には、第1及び第2の画像G1,G2を3次元表示したときに、モニタ20の表示面20Aよりも手前側に立体視される部分が含まれることになり、負の値である場合には、モニタ20の表示面20Aよりも手前側に立体視される部分がなく表示面20Aよりも奥側つまり表示面20Aよりも凹んだ位置に立体視される部分が含まれることになる。
本実施形態では、第1の画像G1の左端フレームFL2と第2の画像G2の右端フレームFR1をそれぞれx方向に視差量D1となるように拡大して各画像G1,G2に上書きするように修正することにより、主画像ML,MRの左右端部の最大視差量D1と左端フレームFL2,FR2間及び右端フレームFL1,FR1間の最大視差量D1を一致させるので、第1,第2の画像G1,G2に基づく3次元画像をモニタ20に表示したときに主画像ML,MRに対応する3次元画像の立体感とフレームFL,FRに対応する3次元画像の立体感とが一致する、すなわち飛び出し量が同じになる。なおフレーム画像の修正方法については後で詳細に説明する。
フレーム画像立体視制御部32によりフレーム画像FL,FRが修正された後の第1及び第2の画像G1,G2の主画像ML,MRに基づいた3次元画像は水平方向では、図10Aに示す如く、主画像の右端部の点K1が最大視差量D1となった対応点に対応する点であり、この点K1が表示面20Aより最も手前側に位置して見える点となる。そしてフレーム画像がこの点K1と同じ飛び出し量で3次元表示されることにより、フレーム画像を配設する前の画像に存在していた左目及び右目のそれぞれのみに視認される部分がなくなり、左右端部における不自然な見え方を解消することができる。
また垂直方向では、図10Bに示す如く、フレーム画像を配設する前は、上図に示す如く全域では3次元画像の立体視ができているが上下の端部で3次元画像が切断されてしまっていて、上述したようにフレーム画像を配設することにより、下図に示す如く、切断されてしまう上下の端部の位置にフレームが表示されるので上下の端部における不自然な見え方を解消することができる。
なお本実施形態では、第1及び第2の画像G1,G2における左右端部の視差量のうちの最大視差量からフレーム画像の視差量を決定したが、本発明はこれに限られるものではなく、左右端部及び上下端部の視差量のうちの最大視差量から決定してもよい。なお上下端部における最大視差量の取得方法は、上述した左右端部における最大視差量の取得方法と同様であるため説明は省略する。
また本実施形態では画像ML,MRの左右端部の最大視差量と左端フレームFL2,FR2間及び右端フレームFL1,FR1間の最大視差量とを同じ値にしたが、本発明はこれに限られるものではなく、左端フレームFL2,FR2間及び右端フレームFL1,FR1間の最大視差量が画像ML,MRの左右端部の最大視差量よりも大きな値にしてもよい。このように大きな値にすることにより、第1,第2の画像G1,G2に基づく3次元画像をモニタ20に表示したときに主画像ML,MRに対応する3次元画像の立体感よりもフレームFL,FRに対応する3次元画像の立体感のほうがより強くなる、すなわち飛び出し量が多くなる。
次にフレーム画像立体視制御部32によるフレーム画像の修正方法について以下説明する。図11は修正される前のフレーム画像の一例を示す図、図12は修正後の第1の画像G1のフレーム画像FL及び第2の画像G2のフレーム画像FRの一例を示す図、図13は上端フレームFL4の修正を説明する図である。
図11に示すように修正される前のフレーム画像すなわちフレーム画像配設部31により第1及び第2の画像G1,G2にそれぞれ配設されるフレーム画像FL,FRにおいて、左右端フレームの内側間の幅を幅Win、外側間の幅を幅Woutとし、上下端フレームの内側間の幅を幅Hin、外側間の幅を幅Houtとすると、左右端フレームFL1,FL2,FR1,FR2の水平方向の幅aはa=(Wout−Win)/2、上下端フレームFL3,FL4,FR3,FR4の垂直方向の幅bはb=(Hout−Hin)/2で表すことができる。なお幅Hin及び幅Houtの図示は省略する。
そして図12に示すように、先ず第2の画像G2の右端フレームFR1の修正は視差量取得部30が取得した最大視差量をDmaxとしたときに、右端フレームFR1の水平方向の幅はaであることから、フレーム画像立体視制御部32は右端フレームFR1を水平方向に(a+Dmax)/a倍に拡大するように修正して第2の画像Gに上書きする。また第1の画像G1の左端フレームFL2についても上述した第2の画像G2の右端フレームFR1と同様にして(a+Dmax)/a倍に拡大するように修正して第1の画像G1に上書きする。本実施形態では第1の画像G1の右端フレームFL1及び第2の画像G2の左端フレームFR2については修正を行わずにそのまま使用する。
このようにフレーム画像立体視制御部32によって修正を行うことにより、第2の画像G2における右端フレームFR1中の模様(本実施形態では縦じま)は、右端に近づくほど第1の画像G1における右端フレームFL1の模様(本実施形態では縦じま)との視差が小さくなり、右端においては視差が0となる。同様に第1の画像G1における左端フレームFL2中の模様(本実施形態では縦じま)は、左端に近づくほど第2の画像G2における左端フレームFR2の模様(本実施形態では縦じま)との視差が小さくなり、左端においては視差が0となる。
このため、図10Aに示すように、フレーム表示によって左目及び右目のそれぞれのみに視認される部分がなくなると共に、左右の端部に向かうにつれて徐々にフレーム画像の立体感が小さくなる。すなわちフレーム画像は、モニタ20の表示面20Aから3次元表示される主画像との境界に向かって徐々に立体感が強くなる、つまり飛び出すように形成される。
そして第1の画像G1の左端フレームFL2及び第2の画像G2の右端フレームFR1を上述したように修正すると共に第1の画像G1の上下端フレームFL3,FL4及び第2の画像G2の上下端フレームFR3,FR4の修正を行う。以下に第1の画像G1の上端フレームFL4の修正について説明する。
図13の最上図に示すように、第1の画像G1の左端フレームFL2を修正する前は、このフレームFL2の水平方向の幅はa、上端フレームFL4の垂直方向の幅はbであり、図13の次の図に示すように、上端フレームFL4の左端及び右端の斜め方向に延びる辺の水平方向の長さはa、垂直方向の長さはbとなっている。
上述したように視差量取得部30が取得した最大視差量がDmaxのときには、図13の次の図に示すように、上端フレームFL4の下端辺をDmax/2だけ右方向にずらすと共に縦じまも下端がDmax/2だけ右方向にずれた斜線になるように修正する。そして図13の最下図に示すように、第1の画像G1の左端フレームFL2を修正した後は、このフレームの水平方向の幅はa+Dmaxであるため、上端フレームFL4の上記斜線になるように修正した縦じまをそのままの形状に保ちつつ上端フレームFL4の左端の斜め方向に延びる辺の水平方向の幅がa+Dmaxに、右端の斜め方向に延びる辺の水平方向の幅がaになるようにそれぞれ上端フレームFL4の形状を修正する。なお下端フレームFL3についても上記と同様にして修正を行い、修正したフレーム画像を第1の画像G1に上書きする。
また第2の画像G2についても同様にして修正を行うが、第2の画像G2については、上端フレームFR3の下端辺をDmax/2だけ左方向にずらすと共に縦じまも下端がDmax/2だけ左方向にずれた斜線になるように修正し、修正したフレーム画像を第2の画像G2に上書きする。
このようにフレーム画像立体視制御部32によって修正を行うことにより、第1の画像G1及び第2の画像G2における上端フレームFL4,FR4中の模様(本実施形態では縦じま)は、上端に近づくほど上端フレームFL4と上端フレームFR4との間の視差が小さくなり、上端においては視差が0となる。同様に下端フレームFL3,FR3中の模様(本実施形態では縦じま)は、下端に近づくほど下端フレームFL3と下端フレームFR3との間の視差が小さくなり、下端においては視差が0となる。
このため、図10Bに示すように、フレーム画像は上下の端部で切断される部分がなくなると共に、上下の外縁部に向かうにつれて徐々にフレーム画像の立体感が小さくなる。すなわちフレーム画像は、モニタ20の表示面20Aから3次元表示される主画像との境界に向かって徐々に立体感が強くなる、つまり飛び出すように形成される。
なお本実施形態では上述したように、フレーム画像の形状をフレーム画像の外縁端部をモニタ20の表示面20Aと同じ飛び出し量にし、フレーム画像の内側端部を主画像の左右端部と同じ飛び出し量にして、上記内側端部から外縁端部に向けて徐々に立体感がなくなる、つまり飛び出し量が小さくなる形状としたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば任意のカーブ形状を有する立体フレームなども公知のCG作成手法を用いることにより作成することができる。本実施形態の3次元表示装置を適用した複眼カメラ1は以上のように構成されている。
次に上記複眼カメラ1によって行われる3次元表示方法について以下説明する。図14は第1の実施形態の3次元表示装置における3次元表示方法の一連の処理を示すフローチャートである。なお3次元表示される画像はスルー画像であっても記録メディア29に記録された画像であってもよい。
複眼カメラ1は、図14に示す如く、先ずCPU33が撮影者により撮影されたスルー画像または記録メディア29に記録された画像の表示の指示がなされたか否かを判別し(ステップST1)、表示指示がなされている場合(ステップST1;YES)には、フレーム画像配設部31が第1の画像G1及び第2の画像G2において主画像を除いたフレーム画像を配設する端部領域を設定する(ステップST2)。
次に視差量取得部30が、第1の画像G1及び第2の画像G2において主画像の左右端部において各々の画像間の対応点を検索し(ステップST3)、検索した対応点の視差量を取得する(ステップST4)。そしてフレーム画像配設部31が第1の画像G1及び第2の画像G2において各々の周縁部に所定のフレーム画像を配設する(ステップST5)。
そして視差量取得部30が第1の画像G1及び第2の画像G2基づいてモニタ20に3次元表示される主画像の左右端部において、モニタ20の表示面20Aよりも手前側に立体視される部分が存在するか否かを判別する(ステップST6)。なお視差量取得部30が取得した視差量の最大値が正の値のときに、モニタ20の表示面20Aよりも手前側に立体視される部分が存在するものとする。
ステップST6にてモニタ20の表示面20Aよりも手前側に立体視される部分が存在する場合(ステップST6;YES)には、フレーム画像立体視制御部32が取得された視差量に基づいて、上述したようにしてフレーム画像を修正し(ステップST7)、表示制御部28がフレーム画像を修正した第1の画像G1及び第2の画像G2をモニタ20の立体方式に合わせて3次元処理を行って(ステップST8)、モニタ20に3次元表示する(ステップST9)。これによりモニタ20の観察者は、適切に立体視できる主画像の外側領域に、この主画像の左右端部と同じ飛び出し量のフレーム画像を立体視することができるので、3次元画像の端部における不自然な見え方を解消することができる。
一方、ステップST6にてモニタ20の表示面20Aよりも手前側に立体視される部分が存在しない場合(ステップST6;NO)には、フレーム画像配設部31によって配設されたフレーム画像を修正せずに、処理をステップST8へ移行して、フレーム画像を修正していない第1の画像G1及び第2の画像G2をモニタ20の立体方式に合わせて3次元処理を行って(ステップST8)、モニタ20に3次元表示する(ステップST9)。このときモニタ20に表示されるフレーム画像は立体視することができない2次元画像となる。以上のようにして複眼カメラ1による3次元表示が行われる。
なお本実施形態では、フレーム配設部31が配設するフレーム画像すなわちフレーム画像立体視制御部32による修正前のフレーム画像を立体視できない2次元画像としたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば予め定められた一定の視差量を持つ第1の画像G1及び第2の画像G2のフレーム画像を上記修正前のフレーム画像としてもよい。この場合ステップST6にてモニタ20の表示面20Aよりも手前側に立体視される部分が存在するか否かの判別は、視差量取得部30が取得した最大視差量が、上記予め定められた視差量よりも大きいか否かで判別するものとし、大きい場合にモニタ20の表示面20Aよりも手前側に立体視される部分が存在すると判別する。
このように、上記第1の実施形態においては、第1及び第2の画像G1,G2の3次元表示時に、3次元表示された3次元画像のうち適切に立体視される主画像の左右両端部の飛び出し量と同じ飛び出し量を有するフレーム画像を3次元画像の周縁部に表示するので、第1及び第2の画像G1,G2の周囲において互いに見えない領域が存在する場合であっても、その領域にフレーム画像が表示されることにより立体感が突然なくなることがなくなるため、3次元画像の端部における不自然な見え方を解消することができる。
次いで、本発明の第2の実施形態について説明する。図15は本発明の第2の実施形態による3次元表示装置を適用した複眼カメラ1−2の内部構成を示す概略ブロック図、図16は第1及び第2の画像G1,G2にそれぞれ合成するフレーム画像FL,FRの一例を示す図である。なお図15に示す本実施形態の複眼カメラ1−2において図1に示す第1の実施形態の複眼カメラ1と同様の箇所は同符号で示して説明を省略し、異なる箇所についてのみ詳細に説明する。
本実施形態の複眼カメラ1−2は、図15に示す如く、上述した第1の複眼カメラ1−2のフレーム画像配設部31を備えておらず、フレーム画像生成部40及びフレーム画像合成部41を備えている。
フレーム画像生成部40は、第1の画像G1と第2の画像G2の周縁部にそれぞれ配置するためのフレーム画像FL,FRを生成する。そして本実施形態のフレーム画像立体視制御部32’はこのフレーム画像FL,FRを視差量取得部30により取得した視差量に基づいて修正し、図16に示すフレーム画像FL,FRを生成する。なおこのフレーム画像FL,FRの形状及びフレーム画像FL,FRの修正方法については上述した実施形態のフレーム画像FL,FRと同様であるため説明は省略する。またフレーム画像合成部41は、第1の画像G1とフレーム画像FL、第2の画像G2とフレーム画像FRをそれぞれ合成するものである。本実施形態の複眼カメラ1−2は以上のように構成されている。
次に上記複眼カメラ1−2によって行われる3次元表示方法について以下説明する。図17は第2の実施形態の複眼カメラ1−2における3次元表示方法の一連の処理を示すフ
ローチャートである。なお図17のフローチャートにおいて図14に示すフローチャートと同様の処理は同じステップ番号で示して説明を省略する。
複眼カメラ1−2は、図17に示す如く、ステップST4にて視差量取得部30が視差量を取得すると(ステップST4)、フレーム画像生成部40がフレーム画像FL,FRを生成する(ステップST11)。
そして次にステップST6にてモニタ20の表示面20Aよりも手前側に立体視される部分が存在する場合(ステップST6;YES)には、フレーム画像立体視制御部32’が取得された視差量に基づいて上記生成されたフレーム画像を修正して図16に示すフレーム画像FL,FRを生成した後に(ステップST7)、モニタ20の表示面20Aよりも手前側に立体視される部分が存在しない場合(ステップST6;NO)には、上記生成されたフレーム画像を修正せずに、フレーム画像合成部41が第1及び第2の画像G1,G2の主画像ML,MRとフレーム画像FL,FRをそれぞれ合成して図9に示す合成画像を生成する(ステップST12)。以上のようにして複眼カメラ1−2による3次元表示が行われる。
このように、上記第2の実施形態においては、上記第1の実施形態と同様に第1及び第2の画像G1,G2の3次元表示時に、3次元表示された3次元画像のうち適切に立体視される主画像の左右両端部の飛び出し量と同じ飛び出し量を有するフレーム画像を3次元画像の周縁部に表示するので、第1及び第2の画像G1,G2の周囲において互いに見えない領域が存在する場合であっても、その領域にフレーム画像が表示されることにより立体感が突然なくなることがなくなるため、3次元画像の端部における不自然な見え方を解消することができる。
なお、上記第1および第2の実施形態においては、第1の画像G1及び第2の画像G2のどちらか一方のみの左右端フレームを修正して視差量を変更するようにしているが、第1の画像G1と第2の画像G2の両方の左右端フレームを修正して視差量を変更してもよい。
また、上記第1および第2の実施形態においては、第1及び第2の画像G1,G2の端部における視差が0となるようにフレーム画像を修正しているが、必ずしも0とする必要はなく、第1及び第2の画像G1,G2の端部が、モニタ20の表示面に近い立体感を有する程度の視差となるようにフレーム画像を修正するようにしてもよい。
また、上記第1および第2の実施形態においては、複眼カメラ1に2つの撮影部21A,21Bを設け、2つの画像G1,G2を用いて3次元表示を行っているが、3以上の撮影部を設け、3以上の画像を用いて3次元表示を行う場合にも本発明を適用することができる。
また、上記第1および第2の実施形態においては、本発明による3次元表示装置を複眼カメラ1に適用しているが、撮影部21A,21Bを備えずに3次元表示装置を単独で提供するようにしてもよい。この場合、同一の被写体を異なる複数の位置において撮影することにより取得した複数の画像が3次元表示装置に入力され、上記実施形態と同様に3次元表示処理が行われる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、コンピュータを、上記の3次元表示処理に対応する手段として機能させ、図14,図17に示すような処理を行わせるプログラムも、本発明の実施形態の1つである。また、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体も、本発明の実施形態の1つである。
1,1−2 複眼カメラ
20 モニタ
21A,21B 撮影部
22 撮影制御部
28 表示制御部(表示手段)
30 視差量取得部(視差量取得手段)
31 フレーム画像配設部(フレーム画像配設手段)
32,32’ フレーム画像立体視制御部(フレーム画像立体視制御手段)
40 フレーム画像生成部(フレーム画像生成手段)
41 フレーム画像合成部(フレーム画像合成手段)

Claims (15)

  1. 視差を有する複数の画像に基づいて3次元画像の3次元表示を行う表示手段と、
    前記3次元表示時に、適切に立体視される主画像の左右両端部及び/又は上下両端部の画像に対応する前記複数の画像間の視差量を取得する視差量取得手段と、
    前記複数の画像の各々の周縁部に所定のフレーム画像を配設するフレーム画像配設手段と、
    前記視差量取得手段により取得した視差量に基づいて、前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像の前記フレーム画像を修正して前記フレーム画像を立体視可能にするフレーム画像立体視制御手段とを備えてなることを特徴とする3次元表示装置。
  2. 視差を有する複数の画像に基づいて3次元画像の3次元表示を行う表示手段と、
    前記3次元表示時に、適切に立体視される主画像の左右両端部及び/又は上下両端部の画像に対応する前記複数の画像間の視差量を取得する視差量取得手段と、
    前記複数の画像の各々の周縁部に配置する所定のフレーム画像を生成するフレーム画像生成手段と、
    前記視差量取得手段により取得した視差量に基づいて、前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像に配置する前記フレーム画像を修正して前記フレーム画像を立体視可能にするフレーム画像立体視制御手段と、
    前記複数の画像の各々の主画像と前記フレーム画像とを合成するフレーム画像合成手段とを備えてなることを特徴とする3次元表示装置。
  3. 前記フレーム画像立体視制御手段が、前記主画像の左右両端部及び/又は上下両端部における最大視差量と、前記フレーム画像における前記主画像との境界領域の視差量とが一致するように前記フレーム画像の修正を制御するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の3次元表示装置。
  4. 前記フレーム画像立体視制御手段が、前記フレーム画像における視差量が外縁部側からに主画像側向けて徐々に大きくなるように前記フレーム画像の修正を制御するものであることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の3次元表示装置。
  5. 前記フレーム画像立体視制御手段が、前記フレーム画像における視差量が前記視差量取得手段により取得した視差量の最大値よりも大きい値となるように前記フレーム画像の修正を制御するものであることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の3次元表示装置。
  6. 視差を有する複数の画像に基づいて3次元画像の3次元表示を行う表示手段を備えてなる3次元表示装置における3次元表示方法において、
    前記3次元表示時に、適切に立体視される主画像の左右両端部及び/又は上下両端部の画像に対応する前記複数の画像間の視差量を取得し、
    前記複数の画像の各々の周縁部に所定のフレーム画像を配設し、
    前記取得した視差量に基づいて、前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像の前記フレーム画像を修正して前記フレーム画像を立体視可能にすることを特徴とする3次元表示方法。
  7. 視差を有する複数の画像に基づいて3次元画像の3次元表示を行う表示手段を備えてなる3次元表示装置における3次元表示方法において、
    前記3次元表示時に、適切に立体視される主画像の左右両端部及び/又は上下両端部の画像に対応する前記複数の画像間の視差量を取得し、
    前記複数の画像の各々の周縁部に配置する所定のフレーム画像を生成し、
    前記取得した視差量に基づいて、前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像に配置する前記フレーム画像を修正して前記フレーム画像を立体視可能にし、
    前記複数の画像の各々の主画像と前記フレーム画像とを合成することを特徴とする3次元表示方法。
  8. 前記主画像の左右両端部及び/又は上下両端部における最大視差量と、前記フレーム画像における前記主画像との境界領域の視差量とが一致するように前記フレーム画像の修正を制御することを特徴とする請求項6又は7に記載の3次元表示方法。
  9. 前記フレーム画像における視差量が外縁部側からに主画像側向けて徐々に大きくなるように前記フレーム画像の修正を制御することを特徴とする請求項6〜8いずれか1項に記載の3次元表示方法。
  10. 前記フレーム画像における視差量が前記取得した視差量の最大値よりも大きい値となるように前記フレーム画像の修正を制御することを特徴とする請求項6〜9いずれか1項に記載の3次元表示方法。
  11. 視差を有する複数の画像に基づいて3次元画像の3次元表示を行う表示手段を備えてなる3次元表示装置における3次元表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    前記3次元表示時に、適切に立体視される主画像の左右両端部及び/又は上下両端部の画像に対応する前記複数の画像間の視差量を取得し、
    前記複数の画像の各々の周縁部に所定のフレーム画像を配設し、
    前記取得した視差量に基づいて、前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像の前記フレーム画像を修正して前記フレーム画像を立体視可能にすることをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 視差を有する複数の画像に基づいて3次元画像の3次元表示を行う表示手段を備えてなる3次元表示装置における3次元表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    前記3次元表示時に、適切に立体視される主画像の左右両端部及び/又は上下両端部の画像に対応する前記複数の画像間の視差量を取得し、
    前記複数の画像の各々の周縁部に配置する所定のフレーム画像を生成し、
    前記取得した視差量に基づいて、前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像に配置する前記フレーム画像を修正して前記フレーム画像を立体視可能にし、
    前記複数の画像の各々の主画像と前記フレーム画像とを合成することをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  13. 前記主画像の左右両端部及び/又は上下両端部における最大視差量と、前記フレーム画像における前記主画像との境界領域の視差量とが一致するように前記フレーム画像の修正を制御することをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項11又は12に記載のプログラム。
  14. 前記フレーム画像における視差量が外縁部側からに主画像側向けて徐々に大きくなるように前記フレーム画像の修正を制御することをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項11〜13いずれか1項に記載のプログラム。
  15. 前記フレーム画像における視差量が前記取得した視差量の最大値よりも大きい値となるように前記フレーム画像の修正を制御することをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項11〜14いずれか1項に記載のプログラム。
JP2009116161A 2009-05-13 2009-05-13 3次元表示装置及び3次元表示方法 Abandoned JP2010268097A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009116161A JP2010268097A (ja) 2009-05-13 2009-05-13 3次元表示装置及び3次元表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009116161A JP2010268097A (ja) 2009-05-13 2009-05-13 3次元表示装置及び3次元表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010268097A true JP2010268097A (ja) 2010-11-25

Family

ID=43364745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009116161A Abandoned JP2010268097A (ja) 2009-05-13 2009-05-13 3次元表示装置及び3次元表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010268097A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013042392A1 (ja) * 2011-09-21 2013-03-28 シャープ株式会社 立体画像評価装置
US9147278B2 (en) 2011-06-08 2015-09-29 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Parallax image generation device, parallax image generation method, program, and integrated circuit

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6386691A (ja) * 1986-09-30 1988-04-18 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 立体はめ込み合成画像の呈示方法
JPH089421A (ja) * 1994-06-20 1996-01-12 Sanyo Electric Co Ltd 立体映像装置
JPH0865715A (ja) * 1994-08-22 1996-03-08 Toshiba Corp 立体映像表示方法及び立体映像表示装置
JPH08234140A (ja) * 1995-02-27 1996-09-13 Atr Ningen Joho Tsushin Kenkyusho:Kk 2眼式立体画像表示方法
JP2004102526A (ja) * 2002-09-06 2004-04-02 Sony Corp 立体画像表示装置、表示処理方法及び処理プログラム
WO2007117471A2 (en) * 2006-04-07 2007-10-18 Real D Vertical surround parallax correction

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6386691A (ja) * 1986-09-30 1988-04-18 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 立体はめ込み合成画像の呈示方法
JPH089421A (ja) * 1994-06-20 1996-01-12 Sanyo Electric Co Ltd 立体映像装置
JPH0865715A (ja) * 1994-08-22 1996-03-08 Toshiba Corp 立体映像表示方法及び立体映像表示装置
JPH08234140A (ja) * 1995-02-27 1996-09-13 Atr Ningen Joho Tsushin Kenkyusho:Kk 2眼式立体画像表示方法
JP2004102526A (ja) * 2002-09-06 2004-04-02 Sony Corp 立体画像表示装置、表示処理方法及び処理プログラム
WO2007117471A2 (en) * 2006-04-07 2007-10-18 Real D Vertical surround parallax correction

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9147278B2 (en) 2011-06-08 2015-09-29 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Parallax image generation device, parallax image generation method, program, and integrated circuit
WO2013042392A1 (ja) * 2011-09-21 2013-03-28 シャープ株式会社 立体画像評価装置
JP2013070127A (ja) * 2011-09-21 2013-04-18 Sharp Corp 立体画像表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8130259B2 (en) Three-dimensional display device and method as well as program
JP4625515B2 (ja) 3次元撮影装置および方法並びにプログラム
US8199147B2 (en) Three-dimensional display apparatus, method, and program
WO2012001970A1 (ja) 画像処理装置および方法並びにプログラム
JP4895312B2 (ja) 3次元表示装置および方法並びにプログラム
JP5420076B2 (ja) 再生装置、複眼撮像装置、再生方法及びプログラム
JP2010068182A (ja) 3次元撮影装置および方法並びにプログラム
JP5214547B2 (ja) 画像表示装置および方法並びにプログラム
WO2014064946A1 (ja) 撮像装置、画像処理装置、撮像装置の制御プログラムおよび画像処理装置の制御プログラム
JP5191864B2 (ja) 3次元表示装置および方法並びにプログラム
JP2010268097A (ja) 3次元表示装置及び3次元表示方法
JP5580486B2 (ja) 画像出力装置、方法およびプログラム
JP4852169B2 (ja) 3次元表示装置および方法並びにプログラム
JP4881470B2 (ja) 3次元表示装置および方法並びにプログラム
JP2010102137A (ja) 3次元撮影装置および方法並びにプログラム
WO2012001958A1 (ja) 画像処理装置および方法並びにプログラム
JP2012124650A (ja) 撮像装置および撮像方法
JP4925070B2 (ja) 3次元撮影装置および方法並びにプログラム
JP5165742B2 (ja) 3次元撮影装置および方法並びにプログラム
JP5385354B2 (ja) 3次元表示装置および方法並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121127

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20130108