JPH0279582A - 立体テレビジョン用撮像装置 - Google Patents
立体テレビジョン用撮像装置Info
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- JPH0279582A JPH0279582A JP63230433A JP23043388A JPH0279582A JP H0279582 A JPH0279582 A JP H0279582A JP 63230433 A JP63230433 A JP 63230433A JP 23043388 A JP23043388 A JP 23043388A JP H0279582 A JPH0279582 A JP H0279582A
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- polarized light
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Landscapes
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、被写体の立体映像を得るための立体テレビジ
ョン用撮像装置に間する。
ョン用撮像装置に間する。
従来の技術
近年、ビデオディスクを用いてテレビジョンに立体映像
を得るシステムが開発されている。この種の立体映像は
2眼式立体映像と呼ばれ、斧右の眼の視差によって立体
感を得るというものである。
を得るシステムが開発されている。この種の立体映像は
2眼式立体映像と呼ばれ、斧右の眼の視差によって立体
感を得るというものである。
つまり、右眼用と左□眼用の各々の映像をフィールド毎
に交互に再生し; その映像信号と同期して開閉する液
晶シャッター眼鏡を通して、右眼と左眼とで交互に映像
を見るものである。このような立体テレビジョンシステ
ムにおいては、右眼と左眼とに対応する2種類′め映像
信号を作るための立体テレビジョン用撮像装置が必要で
ある。
に交互に再生し; その映像信号と同期して開閉する液
晶シャッター眼鏡を通して、右眼と左眼とで交互に映像
を見るものである。このような立体テレビジョンシステ
ムにおいては、右眼と左眼とに対応する2種類′め映像
信号を作るための立体テレビジョン用撮像装置が必要で
ある。
この立体テレビジョン用撮像装置として、1台のビデオ
カメラと液晶シャッターを用いた装置が、昭和59年度
電子通信学会総合全国大会講演論文集5−80頁に「液
晶シャッターを利用した二眼式立体画像の時分割撮像・
表示システム」として開示されている。
カメラと液晶シャッターを用いた装置が、昭和59年度
電子通信学会総合全国大会講演論文集5−80頁に「液
晶シャッターを利用した二眼式立体画像の時分割撮像・
表示システム」として開示されている。
第4図は、その立体テレビジョン用撮像装置であり、l
はビデオカメラ、2はハーフミラ−13はプリズム、4
.5は液晶シャッターであり、液晶シャッター4.5を
フィールド毎に交互に開閉して、右眼用と左眼用の映像
信号を得るものである。
はビデオカメラ、2はハーフミラ−13はプリズム、4
.5は液晶シャッターであり、液晶シャッター4.5を
フィールド毎に交互に開閉して、右眼用と左眼用の映像
信号を得るものである。
発明が解決しようとする課題
従来の第4図のような構成だと、比較的簡単な光学系構
成で立体テレビジョンの撮像が可能になる。しかし、液
晶シャッターとハーフミラ−を使用することで、撮像す
る光の利用効率が低下するという問題がある。つまり、
液晶シャッターは原理的に偏光板を必ず用いるため、透
過率は50%以下であり、ハーフミラ−も透過率と反射
率は50%以下である。そのため、液晶シャッターとハ
ーフミラ−を併せた光の利用効率は25%以下となり、
画質の低下をもたらす原因となる。実際には光の吸収も
生じるため、効率はざらに低下することになる。
成で立体テレビジョンの撮像が可能になる。しかし、液
晶シャッターとハーフミラ−を使用することで、撮像す
る光の利用効率が低下するという問題がある。つまり、
液晶シャッターは原理的に偏光板を必ず用いるため、透
過率は50%以下であり、ハーフミラ−も透過率と反射
率は50%以下である。そのため、液晶シャッターとハ
ーフミラ−を併せた光の利用効率は25%以下となり、
画質の低下をもたらす原因となる。実際には光の吸収も
生じるため、効率はざらに低下することになる。
本発明はこのような点に鑑みて、1台のビデオカメラと
液晶シャッターを使用して立体テレビジョンの撮像を行
い、光の利用効率を向上させた立体テレビジョン用撮像
装置を提供することを目的とする。
液晶シャッターを使用して立体テレビジョンの撮像を行
い、光の利用効率を向上させた立体テレビジョン用撮像
装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
本発明は、撮像レンズの光軸方向と異なる方向から被写
体の光束を受Cすで反射偏向させる全反射ミラーと、前
記撮像レンズの光軸方向からの光束をP偏光に変換する
第1の偏光板と、前記全反射ミラーからの光束をS偏光
に変換する第2の偏光板と、前記P偏光を半分以上透過
直進させ、かつ前記S偏光を半分以上反射偏向させて同
一方向に向かわせる偏光ビームスプリッタ−と、前記二
つの偏光板の前方または重犯偏光ビームスプリッタ−の
後方に、旋光作用を制御する液晶素子と、前記液晶素子
を介して第3の偏光板とを設けて1[するものである。
体の光束を受Cすで反射偏向させる全反射ミラーと、前
記撮像レンズの光軸方向からの光束をP偏光に変換する
第1の偏光板と、前記全反射ミラーからの光束をS偏光
に変換する第2の偏光板と、前記P偏光を半分以上透過
直進させ、かつ前記S偏光を半分以上反射偏向させて同
一方向に向かわせる偏光ビームスプリッタ−と、前記二
つの偏光板の前方または重犯偏光ビームスプリッタ−の
後方に、旋光作用を制御する液晶素子と、前記液晶素子
を介して第3の偏光板とを設けて1[するものである。
作用
本発明では、第1、第2の偏光板にてP偏光とS偏光に
限定した光のみを、P偏光は透過、S偏光は反射となる
よう、偏光ビー11スプリツターに入射させる。このと
きの偏光板での透過率は最大だと50%であるが、偏光
ビームスプリッタ−では、P偏光を50%以上透過直進
させ、S偏光を50%以上反射偏向させることは容易と
なる。さらに第1、第2の偏光板に、液晶素子と第3の
偏光板を作用させて、P偏光の光とS偏光の光をフィー
ルド毎に交互に透過遮断させられる。このようにして、
従来よりも容易に光の利用効率を高くでき、明るく良好
な立体テレビジョン映像を得ることができるものである
。
限定した光のみを、P偏光は透過、S偏光は反射となる
よう、偏光ビー11スプリツターに入射させる。このと
きの偏光板での透過率は最大だと50%であるが、偏光
ビームスプリッタ−では、P偏光を50%以上透過直進
させ、S偏光を50%以上反射偏向させることは容易と
なる。さらに第1、第2の偏光板に、液晶素子と第3の
偏光板を作用させて、P偏光の光とS偏光の光をフィー
ルド毎に交互に透過遮断させられる。このようにして、
従来よりも容易に光の利用効率を高くでき、明るく良好
な立体テレビジョン映像を得ることができるものである
。
実施例
以下、本発明の実施例を図面にもとずいて説明する。
− 第1図は本発明の立体テレビジョン用撮像装置の一実施
例を示す平面図である。
− 第1図は本発明の立体テレビジョン用撮像装置の一実施
例を示す平面図である。
同図において、11はビデオカメラのズームレンズ(正
確にはその鏡筒)、12.13は被写体からの光束(正
確にはその光軸)であり、光束12はズームレンズ11
の光軸方向から入射する光束を、光束13はズームレン
ズ11の光軸方向と異なる方向から入射する光束を表わ
す。14は偏光ビームスプリッタ−で、偏光分割を行う
光学多層膜を内在させたプリズムブロックである。
確にはその鏡筒)、12.13は被写体からの光束(正
確にはその光軸)であり、光束12はズームレンズ11
の光軸方向から入射する光束を、光束13はズームレン
ズ11の光軸方向と異なる方向から入射する光束を表わ
す。14は偏光ビームスプリッタ−で、偏光分割を行う
光学多層膜を内在させたプリズムブロックである。
第2図は、第1図の偏光ビームスプリッタ−14の分光
特性図である。P偏光の透過率は80〜90%、S偏光
の透過率は10〜20%である。
特性図である。P偏光の透過率は80〜90%、S偏光
の透過率は10〜20%である。
誘電体の光学多層膜で作成するため、吸収損失は極めて
少なく、反射率は透過率のほぼ逆の特性となる。
少なく、反射率は透過率のほぼ逆の特性となる。
第1図におち)で、15は第1の偏光板で、偏光ビーム
スプリッタ−14にP偏光のみ入射させるように、偏光
方向を設定する。16は第2の偏光板で、偏光ビームス
プリッタ−14にS偏光のみ入射させるように、偏光方
向を設定する。17.18は液晶素子で、偏光方向を約
90°回転可能な、つまり旋光作用をON、OFF制御
できるTN型の液晶である。19.20は第3の偏光板
で、液晶素子17.1日への入射光を直線偏光に限定す
る偏光子になり、その偏光方向は第1、第2の偏光板1
5.16に各々一致させる。液晶素子17.18の偏光
方向は、OFF時に第1、第2の偏光板15.16の偏
光方向と各々直交するように、ON時に第1.第2の偏
光板15.16の偏光方向と各々一致するように設ける
。21は全反射ミラーで、金属膜を用いた全反射面を有
する。
スプリッタ−14にP偏光のみ入射させるように、偏光
方向を設定する。16は第2の偏光板で、偏光ビームス
プリッタ−14にS偏光のみ入射させるように、偏光方
向を設定する。17.18は液晶素子で、偏光方向を約
90°回転可能な、つまり旋光作用をON、OFF制御
できるTN型の液晶である。19.20は第3の偏光板
で、液晶素子17.1日への入射光を直線偏光に限定す
る偏光子になり、その偏光方向は第1、第2の偏光板1
5.16に各々一致させる。液晶素子17.18の偏光
方向は、OFF時に第1、第2の偏光板15.16の偏
光方向と各々直交するように、ON時に第1.第2の偏
光板15.16の偏光方向と各々一致するように設ける
。21は全反射ミラーで、金属膜を用いた全反射面を有
する。
次に、上記実施例の動作を説明する。
光束12.13はもともと自然光であり、光の振動ベク
トルの方向分布は一様であるが、第3の偏光板19.2
0によって、光束12をP偏光として、光束13をS@
光として、液晶素子17.18に入射させる。液晶素子
17.18は、映像信号と同期してフィールド毎に交互
にON、OFF動作させ、光束12.13の偏光方向を
交互に回転させる。光束12.13の偏光方向が、第1
、第2の偏光板15.16の偏光方向と交互に一致して
、偏光ビームスプリッタ−14に交互に入射させられる
。このときの光の透過率は最大だと50%である。そし
て、第1の偏光板15を通過した光束12は、偏光ビー
ムスプリッタ−14に対して偏光方向が一致して最大の
透過率(第2図の80〜90%)となり、第2の偏光板
16を通過した光束13は、最大の反射率(80から9
0%)となる。これらを併せると、光束12.13共に
光の利用効率は最大で40〜45%となり、従来の2倍
近く高められる。このように、液晶素子17.18の動
作によって光束12.13を高い効率でズームレンズ1
1に入射させられ、良質な2眼式の立体テレビジョン用
の撮像が可能となる。
トルの方向分布は一様であるが、第3の偏光板19.2
0によって、光束12をP偏光として、光束13をS@
光として、液晶素子17.18に入射させる。液晶素子
17.18は、映像信号と同期してフィールド毎に交互
にON、OFF動作させ、光束12.13の偏光方向を
交互に回転させる。光束12.13の偏光方向が、第1
、第2の偏光板15.16の偏光方向と交互に一致して
、偏光ビームスプリッタ−14に交互に入射させられる
。このときの光の透過率は最大だと50%である。そし
て、第1の偏光板15を通過した光束12は、偏光ビー
ムスプリッタ−14に対して偏光方向が一致して最大の
透過率(第2図の80〜90%)となり、第2の偏光板
16を通過した光束13は、最大の反射率(80から9
0%)となる。これらを併せると、光束12.13共に
光の利用効率は最大で40〜45%となり、従来の2倍
近く高められる。このように、液晶素子17.18の動
作によって光束12.13を高い効率でズームレンズ1
1に入射させられ、良質な2眼式の立体テレビジョン用
の撮像が可能となる。
上記実施例では、液晶素子17.18を2個用いるが、
透過時の偏光方向のみ精度良く一致させるよう制御すれ
ば良いため、旋光作用の設定が容易になり、動作の高速
化も図り易い。偏光ビームスプリッタ−14の分光特性
は、−船釣なレーザー用途のものとは異なり、第2図に
示したような可視光全域にわたる広帯域の特性を持たせ
る。ちなみにP偏光とS偏光の分離度を、広帯域にわた
ってさらに100%近くまで高めることは、設計的にも
製造的にも難しく問題が多い。例えば、光学多層膜の層
数が多くなったり、高屈折率の硝子材料を必要としたり
する他、特性の入射角依存性が大きくなり、画質の色再
現性などに対しても好ましくない傾向が現れる。第2図
のような特性であれば、比較的容易に実現でき、第1、
第2の偏光板15.16によって入射光の偏光方向を限
定しているので、P偏光の透過率とS偏光の反射率を最
大限生かすことができる。
透過時の偏光方向のみ精度良く一致させるよう制御すれ
ば良いため、旋光作用の設定が容易になり、動作の高速
化も図り易い。偏光ビームスプリッタ−14の分光特性
は、−船釣なレーザー用途のものとは異なり、第2図に
示したような可視光全域にわたる広帯域の特性を持たせ
る。ちなみにP偏光とS偏光の分離度を、広帯域にわた
ってさらに100%近くまで高めることは、設計的にも
製造的にも難しく問題が多い。例えば、光学多層膜の層
数が多くなったり、高屈折率の硝子材料を必要としたり
する他、特性の入射角依存性が大きくなり、画質の色再
現性などに対しても好ましくない傾向が現れる。第2図
のような特性であれば、比較的容易に実現でき、第1、
第2の偏光板15.16によって入射光の偏光方向を限
定しているので、P偏光の透過率とS偏光の反射率を最
大限生かすことができる。
第3図は本発明の立体テレビジョン用撮像装置における
、他の実施例を示す平面図である。同図において、31
はビデオカメラのズームレンズ(正確にはその鏡筒)、
32.33は被写体からの光束(正確にはその光軸)で
あり、光束32はズームレンズ31の光軸方向から入射
する光束を、光束33はズームレンズ31の光軸方向と
異なる方向から入射する光束を表わす。34は偏光ビー
ムスプリッタ−で、偏光分割を行う光学多層膜を内在さ
せたプリズムブロックである。偏光ビームスプリッタ−
34の分光特性は、第2図の場合と同様とする。つまり
、可視光全域にわたりP偏光の透過率は80〜90%、
S偏光の透過率は10〜20%である。第3図の35は
第1の偏光板で、偏光ビームスプリッタ−34にP偏光
のみ入射させるように、偏光方向を設定する。36は第
2の偏光板で、偏光ビームスプリッタ−34にS偏光の
み入射させるように、偏光方向を設定する。37は液晶
素子で、偏光方向を比較的正確に9Q’回転可能な、つ
まり旋光作用をON、OFF制御できるTN型の液晶で
ある。38は第3の偏光板で、液晶素子37の出射光の
検光子として働き、 “その偏光方向は第1、第2の
偏光板351.36のどちらかに一致させる。液晶素子
37の偏光方向は、OFF時に第1、第2の偏光板35
.36の偏光方向のどちらかと一致するように、ON時
には残りのどちらかと一致するように設定する。39は
全反射ミラーで、金属膜を用いた全反射面を有する。
、他の実施例を示す平面図である。同図において、31
はビデオカメラのズームレンズ(正確にはその鏡筒)、
32.33は被写体からの光束(正確にはその光軸)で
あり、光束32はズームレンズ31の光軸方向から入射
する光束を、光束33はズームレンズ31の光軸方向と
異なる方向から入射する光束を表わす。34は偏光ビー
ムスプリッタ−で、偏光分割を行う光学多層膜を内在さ
せたプリズムブロックである。偏光ビームスプリッタ−
34の分光特性は、第2図の場合と同様とする。つまり
、可視光全域にわたりP偏光の透過率は80〜90%、
S偏光の透過率は10〜20%である。第3図の35は
第1の偏光板で、偏光ビームスプリッタ−34にP偏光
のみ入射させるように、偏光方向を設定する。36は第
2の偏光板で、偏光ビームスプリッタ−34にS偏光の
み入射させるように、偏光方向を設定する。37は液晶
素子で、偏光方向を比較的正確に9Q’回転可能な、つ
まり旋光作用をON、OFF制御できるTN型の液晶で
ある。38は第3の偏光板で、液晶素子37の出射光の
検光子として働き、 “その偏光方向は第1、第2の
偏光板351.36のどちらかに一致させる。液晶素子
37の偏光方向は、OFF時に第1、第2の偏光板35
.36の偏光方向のどちらかと一致するように、ON時
には残りのどちらかと一致するように設定する。39は
全反射ミラーで、金属膜を用いた全反射面を有する。
光束32.33はもともと自然光であるが、第1、第2
の偏光板35.36によって、光束32をP偏光として
、光束33をS偏光として、偏光ビームスプリッタ−3
4に入射させる。このときの光の透過率は最大だと50
%である。第1の偏光板35を通過した光束32は、偏
光ビームスブリッター34に対して偏光方向が一致して
最大の透過率(第2図の80〜90%)となり、第2の
偏光板36を通過した光束33は、最大の反射率(80
から90%)となる。そして、液晶素子37は、映像信
号と同期してフィールド毎に交互にON、OFF動作さ
せ、光束32.33の偏光方向を共に回転させる。光束
32.33の偏光方向が、検光子となる第3の偏光板3
8の偏光方向と交互に一致することになり、ズームレン
ズ31に交互に入射させられる。これらの効率を併せる
と、光束32.33共に最大で40〜45%となり、従
来の2倍近く高められる。このように、液晶素子37の
動作によって光束32.33を高い効率でズームレンズ
31に入射させられ、良質な2眼式の立体テレビジョン
用の撮像が可能となる。
の偏光板35.36によって、光束32をP偏光として
、光束33をS偏光として、偏光ビームスプリッタ−3
4に入射させる。このときの光の透過率は最大だと50
%である。第1の偏光板35を通過した光束32は、偏
光ビームスブリッター34に対して偏光方向が一致して
最大の透過率(第2図の80〜90%)となり、第2の
偏光板36を通過した光束33は、最大の反射率(80
から90%)となる。そして、液晶素子37は、映像信
号と同期してフィールド毎に交互にON、OFF動作さ
せ、光束32.33の偏光方向を共に回転させる。光束
32.33の偏光方向が、検光子となる第3の偏光板3
8の偏光方向と交互に一致することになり、ズームレン
ズ31に交互に入射させられる。これらの効率を併せる
と、光束32.33共に最大で40〜45%となり、従
来の2倍近く高められる。このように、液晶素子37の
動作によって光束32.33を高い効率でズームレンズ
31に入射させられ、良質な2眼式の立体テレビジョン
用の撮像が可能となる。
以上のような他の実施例では、液晶素子37が1個で済
む。第2図のような分光特性の偏光ビームスプリッタ−
34と第1、第2の偏光板35.36を用いることによ
って、比較的容易に、液晶索子の簡素化が実現できる。
む。第2図のような分光特性の偏光ビームスプリッタ−
34と第1、第2の偏光板35.36を用いることによ
って、比較的容易に、液晶索子の簡素化が実現できる。
発明の効果
本発明の立体テレビジョン用撮像装置は、第1、第2の
偏光板にてP偏光とS偏光に限定した光のみを、P偏光
透過、S偏光反射となるよう、偏光ビームスプリッタ−
に入射させる。さらに第1、第2の偏光板に、液晶素子
と第3の偏光板を作用させて、P偏光の光とS偏光の光
をフィールド毎に交互に透過遮断させる。このようにし
て、従来よりも容易に光の利用効率を高くでき、1台の
ビデオカメラで、明るく良好な立体テレビジョン映像を
得ることを可能とするものである。
偏光板にてP偏光とS偏光に限定した光のみを、P偏光
透過、S偏光反射となるよう、偏光ビームスプリッタ−
に入射させる。さらに第1、第2の偏光板に、液晶素子
と第3の偏光板を作用させて、P偏光の光とS偏光の光
をフィールド毎に交互に透過遮断させる。このようにし
て、従来よりも容易に光の利用効率を高くでき、1台の
ビデオカメラで、明るく良好な立体テレビジョン映像を
得ることを可能とするものである。
第1図は本発明の一実施例における立体テレビジョン用
撮像装置の平面図、第2図は同実施例および他の実施例
における偏光ビームスプリッタ−の分光特性図、第3図
は本発明の他の実施例における立体テレビジョン用撮像
装置の平面図、第4図は従来の立体テレビジョン用撮像
装置の平面図である。 ll、31・・・・・・ズームレンズ、14.34・・
・・・・偏光ビームスプリッタ−115,35・・・・
・・第1の偏光板、16.36・・・・・・第2の偏光
板、17.18.37・・・・・・液晶素子、19.2
0.38・・・・・・第3の偏光板、21.39・・・
・・・全反射ミラー。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第1図 11−−−−−−ズームレンズ゛ 14・−−−−一偵勧μヒームスブ1ハンター15・−
−−−−W、1の偏光板 16−−−−−−第2の偏光板 17.18−・液晶素子 19.20−第3の偏光板 2]−−−・−・全反4寸ミラー 第2図 400 5(X) 600
700波長(nm ) 第3図 31−−−−−ス5ムレンス” 34−−−・−偏光ヒームスブリッター35〜−−−一
第1の偏光板 36−−−−−第2の偏光板 37−−−−づ夜晶素子 38−−−−一第3の偏光板 39−一−−全反射ミラー
撮像装置の平面図、第2図は同実施例および他の実施例
における偏光ビームスプリッタ−の分光特性図、第3図
は本発明の他の実施例における立体テレビジョン用撮像
装置の平面図、第4図は従来の立体テレビジョン用撮像
装置の平面図である。 ll、31・・・・・・ズームレンズ、14.34・・
・・・・偏光ビームスプリッタ−115,35・・・・
・・第1の偏光板、16.36・・・・・・第2の偏光
板、17.18.37・・・・・・液晶素子、19.2
0.38・・・・・・第3の偏光板、21.39・・・
・・・全反射ミラー。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第1図 11−−−−−−ズームレンズ゛ 14・−−−−一偵勧μヒームスブ1ハンター15・−
−−−−W、1の偏光板 16−−−−−−第2の偏光板 17.18−・液晶素子 19.20−第3の偏光板 2]−−−・−・全反4寸ミラー 第2図 400 5(X) 600
700波長(nm ) 第3図 31−−−−−ス5ムレンス” 34−−−・−偏光ヒームスブリッター35〜−−−一
第1の偏光板 36−−−−−第2の偏光板 37−−−−づ夜晶素子 38−−−−一第3の偏光板 39−一−−全反射ミラー
Claims (1)
- 撮像レンズの光軸方向と異なる方向から被写体の光束を
受けて反射偏向させる全反射ミラーと、前記撮像レンズ
の光軸方向からの光束をP偏光に変換する第1の偏光板
と、前記全反射ミラーからの光束をS偏光に変換する第
2の偏光板と、前記P偏光を半分以上透過直進させ、か
つ前記S偏光を半分以上反射偏向させて同一方向に向か
わせる偏光ビームスプリッターと、前記二つの偏光板の
前方または前記偏光ビームスプリッターの後方に、旋光
作用を制御する液晶素子と、前記液晶素子を介して第3
の偏光板とを設けた立体テレビジョン用撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63230433A JPH0279582A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 立体テレビジョン用撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63230433A JPH0279582A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 立体テレビジョン用撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0279582A true JPH0279582A (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=16907825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63230433A Pending JPH0279582A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 立体テレビジョン用撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0279582A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013190785A1 (ja) * | 2012-06-18 | 2013-12-27 | パナソニック株式会社 | スプリットユニット |
-
1988
- 1988-09-14 JP JP63230433A patent/JPH0279582A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013190785A1 (ja) * | 2012-06-18 | 2013-12-27 | パナソニック株式会社 | スプリットユニット |
JPWO2013190785A1 (ja) * | 2012-06-18 | 2016-02-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | スプリットユニット |
US9323062B2 (en) | 2012-06-18 | 2016-04-26 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Split unit |
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