JP2011107285A - 光量分割プリズムおよび撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入射光束に対する角度依存性が低く安定した光量分割性能を発揮し得る光量分割プリズムおよび撮像装置を得る。
【解決手段】第1プリズム10の第1の界面11と第2プリズム20の第2の界面21との間に、第1プリズム10の屈折率とは異なる屈折率を有する接着層31を、第1の界面11と密接するように形成し、第1プリズム10に入射された光束Lを、第1の界面11と接着層31との境界部において、屈折率の差に起因するフレネル反射によって、該境界部で反射する第1光束Lと該境界部を透過する第2光束Lとに分割する。
【選択図】図1

Description

本発明は、入射された光束を複数の光束に分割して出射する光量分割プリズムに関し、特に、明暗差の大きい被写体からの光束を光量が互いに異なる複数の出力光束に分割するのに好適な光量分割プリズムおよびこれを備えた撮像装置に関する。
従来の光量分割プリズムとしては、デジタル方式のスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置に搭載される色分割プリズムが良く知られている。この色分割プリズムは、2つのプリズムの接合部にダイクロイックフィルタ(ダイクロイック膜)が形成されており、該接合部に入射した光束をダイクロイックフィルタで反射される所定波長帯域の光束と、ダイクロイックフィルタを透過する別の波長帯域の光束とに分割し、分割された各光束を波長帯域別の各撮像素子に導くように構成されている。
ところで、デジタル方式の撮像装置において用いられるCCD等の撮像素子は、再生処理可能な画像の階調に関するダイナミックレンジが、従来の銀塩フィルムに比べて一般的に狭いという傾向がある。このため、明暗差の大きい被写体を撮像した場合、画面内の明領域が露出オーバーで階調が無くなってしまう、いわゆる白トビの現象や、これとは逆に、画面内の暗領域が露出アンダーで階調が無くなってしまう、いわゆる黒ツブレの現象が発生し易いという問題がある。
従来、このような明暗差の大きい被写体を撮影する場合でも、白トビや黒ツブレが生じていない画像を得るための技術が提案されている。例えば下記特許文献1には、明暗差の大きい被写体からの光束を、光量小の光束と光量大の光束に分割するための光量分割プリズムを搭載した撮像装置が提案されている。この撮像装置は、光量分割プリズムにより分割された光量小の光束から明領域の画像情報を取得するとともに、光量大の光束から暗領域の画像情報を取得し、これらの画像情報を合成することによって、白トビや黒ツブレが生じていない画像を形成するように構成されている。
この撮像装置における光量分割プリズムは、上述の色分割プリズムにおけるダイクロイックフィルタに替えて、2つのプリズムの接合部に反射型NDフィルタを配置したものであり、該接合部に入射した光束を反射型NDフィルタにより光量小の光束と光量大の光束に分割し、分割された各光束を明領域撮像用および暗領域撮像用の各撮像素子に導くように構成されている。
特開2007−281816号公報
上述した色分割プリズムや上記特許文献1に記載の光量分割プリズムは、ダイクロイックフィルタや反射型NDフィルタにおける誘電体薄膜または金属薄膜の膜厚を調整することによって光量の分割比を調整することが可能なものであるが、これらのフィルタにおける膜厚の精度を確保することは難しく、また、これらのフィルタが、光束の入射角度の違いによって反射/透過率が大きく変化してしまうという角度依存性を有しているため、安定した光量分割性能を発揮することが難しいという問題を有している。
特に、角度依存性が高いことよる影響は、開口数の大きい明るいレンズを搭載した撮像装置において顕著となり、良好な画像を得ることを妨げる要因の1つとなっている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、入射光束に対する角度依存性が低く、安定した光量分割性能を発揮し得る光量分割プリズムおよびこのような光量分割プリズムを備えた撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明に係る光量分割プリズムは、光軸に沿って入射された光束を複数の光束に分割して出射する光量分割プリズムであって、
前記光軸上に配された第1の界面を有し、かつ第1の屈折率を有する材料により形成された第1プリズムと、該第1の屈折率とは異なる第2の屈折率を有する接着剤を用いて、該第1の界面に密接するように形成された接着層と、該接着層を介して該第1の界面と対向する第2の界面を有し、かつ該接着層により該第1プリズムと接着された第2プリズムとを備え、
前記第1プリズムに入射された光束を、前記第1の界面と前記接着層との境界部において、前記第1の屈折率と前記第2の屈折率との差によって、該境界部で反射する第1光束と該境界部を透過する第2光束とに分割することを特徴とする。
本発明の光量分割プリズムにおいては、前記第2の界面に、前記第2光束の反射を防止する反射防止膜が形成されていることが好ましい。
また、本発明に係る撮像装置は、本発明の光量分割プリズムと、該光量分割プリズムから出射された前記第1光束を受光する第1撮像素子と、該光量分割プリズムから出射された前記第2光束を受光する第2撮像素子と、該第1撮像素子および該第2撮像素子からの各出力信号に基づき、該第1光束に担持された画像情報と該第2光束に担持された画像情報とを含む合成画像を形成する画像形成手段と、を備えてなることを特徴とする。
本発明に係る光量分割プリズムは、上述のように、第1プリズムの屈折率(第1の屈折率)と接着層の屈折率(第2の屈折率)との差によって、第1の界面と接着層との境界部において、入射光束を分割するように構成されており、これにより、以下のような効果を奏する。
すなわち、第1の界面と前記接着層との境界部における光束の反射/透過率は、光束の入射角度により変化するものの、第1の屈折率と第2の屈折率との差を調整することにより、所定の入射角度範囲内における角度依存性を極めて小さくすることが可能となる。また、現在一般的に使用されている光学硝材や光学部品用の接着剤は、屈折率の精度が十分に保証されたものとなっている。
したがって、本発明の光量分割プリズムによれば、第1および第2の屈折率と光軸に対する第1の界面の角度を適宜設定することにより、第1の界面に入射された光束に対する角度依存性を低くすることができるので、入射光束を構成する各光線の入射角度のばらつきに影響されることなく、安定した光量分割性能を発揮することが可能となる。
また、本発明に係る撮像装置によれば、このような本発明の光量分割プリズムを備えていることにより、開口数の大きい明るいレンズを搭載して、明暗差の大きい被写体を撮像するような場合でも、被写体からの光束を光量分割プリズムにより良好に分割することができるので、第1撮像素子に入射される第1光束と第2撮像素子に入射される第2光束の各光量を調整することにより、白トビや黒ツブレが生じていない良好な画像を形成することが可能となる。
実施例1に係る光量分割プリズムを備えた撮像装置の構成図である。 実施例2に係る光量分割プリズムの構成図である。 実施例1に係る光量分割プリズムの角度依存性を示す図である。 実施例2に係る光量分割プリズムの角度依存性を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、上述の図面を用いて説明する。なお、図1、2は、各実施形態の構成を概略的に示すものであり、各部材の大きさや形状、位置関係等を正確に表したものではない。
図1に示す撮像装置は、明暗差の大きい被写体を撮影する場合でも、白トビや黒ツブレが生じていない画像を形成し得るように構成されているものであり、実施例1に係る光量分割プリズム1と、この光量分割プリズム1から出射された第1光束Lを受光する第1撮像素子41と、光量分割プリズム1から出射された第2光束Lを受光する第2撮像素子42と、これら第1撮像素子41および第2撮像素子42からの各出力信号に基づき、第1光束Lに担持された画像情報と第2光束Lに担持された画像情報とを含む画像(合成画像)を形成する画像形成部43と、を備えてなる。また、光量分割プリズム1の図中左側(被写体側)には、入射された光束Lの偏光状態を解消する(P偏光成分(P波)とS偏光成分(S波)が互いに等しくなるようにする)偏光解消板44と、赤外光をカットするIRカットフィルタ45とが配置されている。さらに、偏光解消板44の図中左側には、図示せぬ結像光学系が適宜配置される。
上記光量分割プリズム1は、光軸X上に配された第1の界面11を有し、かつ第1の屈折率N(実施例1ではN=1.71)を有する光学硝材により形成された第1プリズム10と、第1の屈折率Nとは異なる第2の屈折率N(実施例1ではN=1.52)を有する接着剤を用いて、第1の界面11に密接するように形成された接着層31と、該接着層31を介して第1の界面11と対向する第2の界面21を有し、かつ接着層31により第1プリズム10と接着された第2プリズム20とを備えてなる。
この光量分割プリズム1は、上記偏光解消板44および上記IRカットフィルタ45を透過した後に第1プリズム10の入射側端面12から該第1プリズム10に入射された光束Lを、上記第1の界面11と上記接着層31との境界部において、上述の第1の屈折率Nと第2の屈折率Nとの差に起因するフレネル反射によって、該境界部で反射する第1光束Lと該境界部を透過する第2光束L(該境界部において屈折する)とに分割するように構成されている。なお、上記第2の界面21には、第2光束Lの反射を防止する反射防止膜32が形成されている。
上述のフレネル反射による反射率Rおよび透過率Tは、一般に、下式(1)および下式(2)によりそれぞれ求められる。ここで、下式(1)、(2)における入射角θおよび透過角θは、下式(3)のスネルの法則を満たすとしている。また、下式(3)の入射側の屈折率Nおよび透過側の屈折率Nは、上述の第1の屈折率N(後述する第2実施例における第1の屈折率N´も同じ)および第2の屈折率N(第2実施例における第2の屈折率N´も同じ)にそれぞれ相当するものである。
Figure 2011107285
上式(1)に基づき、実施例1において、上記第1の界面11と上記接着層31との境界部における反射率の角度依存性を求めた結果を図3に示す。なお、実施例1において、P波とは、上記光軸Xと上記第1の界面11の垂線とを含む入射面(図1の紙面に平行)に対し電場の振動面が平行となる偏光成分を意味し、S波とは、電場の振動面が上記入射面に対し垂直となる偏光成分を意味する。
図3に示すように実施例1では、上記光束L(P波の光量とS波の光量が互いに等しいとする)に対する反射率の角度依存性が、上記第1の界面11に対する入射角度が0〜
36度の範囲内において極めて小さくなっている(反射率が略0.4%で一定)。そこで、実施例1では、上記光軸Xと上記第1の界面11の垂線とのなす角度を24度に設定し(上記範囲内の他の角度に設定しても良い)、これにより、上記第1の界面11に入射した上記光束Lが開口数の大きい明るい光束である場合でも、この光束Lの光量を、該光束Lを構成する各光線の入射角度のばらつきに影響されることなく、上記第1光束Lの光量と上記第2光束Lの光量(光量比0.4:99.6)に、安定して分割することが可能となっている。
上記第1の界面11と上記接着層31との境界部において、光量小の第1光束Lと光量大の第2光束Lとに分割された後、第1光束Lは、上記第1プリズム10の入射側端面12で全反射され、さらに該第1プリズム10の出射側端面13から上記第1撮像素子41に向けて出射される。一方、第2光束Lは、上記接着層31および上記反射防止膜32を透過して、上記第2の界面21から第2プリズム20に入射した後、該第2プリズム20の出射側端面22から上記第2撮像素子42に向けて出射される。
第1撮像素子41は、第1プリズム10から出射された第1光束Lを受光し、該第1光束Lに担持された画像情報(被写体の明領域の画像情報)を取得して、その画像信号を上記画像形成部43に出力するように構成されている。一方、第2撮像素子42は、第2プリズム20から出射された第2光束Lを受光し、該第2光束Lに担持された画像情報(被写体の暗領域の画像情報)を取得して、その画像信号を上記画像形成部43に出力するように構成されている。なお、第1撮像素子41および第2撮像素子42は、モノクロ用のCCDやCMOS等の固体撮像素子から構成されている。
上記画像形成部43は、被写体の明暗差が通常の撮像素子のダイナミックレンジを超えている場合でも、第1撮像素子41により撮像された画像信号を増幅させ、第2撮像素子42により撮像された画像信号を減衰させるなどの処理をして合成することにより、最終的に、明領域では画像信号が減衰され、暗領域では画像信号が増幅されるので、明暗差が圧縮されて、モニタ等の出力媒体が表示可能なダイナミックレンジの中に入り、これにより、白トビや黒ツブレが生じていない被写体全域の画像(モノクロ画像)を形成し得る。
次に、図2を参照しながら、本発明に係る光量分割プリズムの第2実施例について説明する。この第2実施例の光量分割プリズム2は、図2に示すようにキューブ型のものであり、光軸Y上に配された第1の界面51を有し、かつ第1の屈折率N´(実施例2ではN´=1.52)を有する光学硝材により形成された第1プリズム50と、第1の屈折率N´とは異なる第2の屈折率N´(実施例2ではN´=1.70)を有する接着剤を用いて、第1の界面51に密接するように形成された接着層71と、該接着層71を介して第1の界面51と対向する第2の界面61を有し、かつ接着層71により第1プリズム50と接着された第2プリズム60とを備えてなる。
この光量分割プリズム2は、第1プリズム50の入射側端面52から該第1プリズム50に入射された光束L´を、上記第1の界面51と上記接着層71との境界部において、上述の第1の屈折率N´と第2の屈折率N´との差に起因するフレネル反射によって、該境界部で反射する第1光束L´と該境界部を透過する第2光束L´(該境界部において屈折する)とに分割するように構成されている。なお、上記第2の界面61には、第2光束L´の反射を防止する反射防止膜72が形成されている。
また、この光量分割プリズム2は、実施例1の光量分割プリズム1と同様に、撮像装置に搭載することが可能であり、その場合、光量分割プリズム2の図中左側(被写体側)には、実施例1の態様に準じて、偏光解消板やIRカットフィルタ、結像光学系が適宜配置される。さらに、第1光束L´が出射される第1プリズム50の出射側端面53の後段(図中上方)および第2光束L´が出射される第2プリズム60の出射側端面62の後段(図中右方)には、実施例1の態様に準じて、第1撮像素子および第2撮像素子がそれぞれ配置される。
前掲の式(1)に基づき、実施例2において、上記第1の界面51と上記接着層71との境界部における反射率の角度依存性を求めた結果を図4に示す。なお、実施例2において、P波とは、上記光軸Yと上記第1の界面51の垂線とを含む入射面(図2の紙面に平行)に対し電場の振動面が平行となる偏光成分を意味し、S波とは、電場の振動面が上記入射面に対し垂直となる偏光成分を意味する。
図4に示すように実施例2では、上記光束L´(P波の光量とS波の光量が互いに等しいとする)に対する反射率の角度依存性が、上記第1の界面51に対する入射角度が0〜59度の範囲内において極めて小さくなっている(反射率が略0.5%で一定)。そこで、実施例1では、上記光軸Yと上記第1の界面51の垂線とのなす角度を45度に設定し(上記範囲内の他の角度に設定しても良い)、これにより、上記第1の界面51に入射した上記光束L´が開口数の大きい明るい光束である場合でも、この光束L´の光量を、該光束L´を構成する各光線の入射角度のばらつきに影響されることなく、上記第1光束L´の光量と上記第2光束L´の光量(光量比0.5:99.5)に、安定して分割することが可能となっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に態様が限定されるものではなく、種々に態様を変更することが可能である。
例えば、上述の実施形態では、第2の界面(21,61)に反射防止膜(32,72)が形成されており、これにより、第2の界面における第2光束(L,L´)の反射を防止し、反射光により生じるフレアやゴーストの発生を抑制しているが、このような反射防止膜は必ずしも必要ではない。
また、上述の実施形態では、モノクロ用の撮像素子(第1撮像素子41,第2撮像素子42)を用いてモノクロ画像を得るように構成されているが、モノクロ用の撮像素子に替えて単板式のカラー用撮像素子を用いたり、第1光束(L,L´)および第2光束(L,L´)の後段に、色分解手段および3板式のカラー用撮像素子を配置したりすることにより、カラー画像を得るように構成することも可能である。
さらに、上述の実施形態では、2つのプリズム(第1プリズム10,50、第2プリズム20,60)を組み合わせて、入射光束(L,L´)を2分割する態様を示しているが、より多くのプリズムを組み合わせることにより、入射光束を3以上の任意の数に分割するように構成することも可能である。その場合、各プリズムの接合部の全てに、本発明の構成を適用することもできるが、一部の接合部については他の構成(例えば、従来のハーフミラーの構成)を適用することもできる。
1,2 光量分割プリズム
10,50 第1プリズム
11,51 第1の界面
12,52 入射側端面
13,53 (第1プリズムの)出射側端面
20,60 第2プリズム
21,61 第2の界面
22,62 (第2プリズムの)出射側端面
31,71 接着層
32,72 反射防止膜
41 第1撮像素子
42 第2撮像素子
43 画像形成部
44 偏光解消板
45 IRカットフィルタ
,L´ 入射された光束
,L´ 第1光束
,L´ 第2光束
X,Y 光軸

Claims (3)

  1. 光軸に沿って入射された光束を複数の光束に分割して出射する光量分割プリズムであって、
    前記光軸上に配された第1の界面を有し、かつ第1の屈折率を有する材料により形成された第1プリズムと、該第1の屈折率とは異なる第2の屈折率を有する接着剤を用いて、該第1の界面に密接するように形成された接着層と、該接着層を介して該第1の界面と対向する第2の界面を有し、かつ該接着層により該第1プリズムと接着された第2プリズムとを備え、
    前記第1プリズムに入射された光束を、前記第1の界面と前記接着層との境界部において、前記第1の屈折率と前記第2の屈折率との差によって、該境界部で反射する第1光束と該境界部を透過する第2光束とに分割することを特徴とする光量分割プリズム。
  2. 前記第2の界面に、前記第2光束の反射を防止する反射防止膜が形成されていることを特徴とする請求項1記載の光量分割プリズム。
  3. 請求項1または2記載の光量分割プリズムと、該光量分割プリズムから出射された前記第1光束を受光する第1撮像素子と、該光量分割プリズムから出射された前記第2光束を受光する第2撮像素子と、該第1撮像素子および該第2撮像素子からの各出力信号に基づき、該第1光束に担持された画像情報と該第2光束に担持された画像情報とを含む合成画像を形成する画像形成手段と、を備えてなることを特徴とする撮像装置。
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