JP2003102029A - カラー撮像装置、カラー撮像装置の光学フィルタ、及びカラー撮像装置の交換レンズ - Google Patents

カラー撮像装置、カラー撮像装置の光学フィルタ、及びカラー撮像装置の交換レンズ

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JP2003102029A
JP2003102029A JP2001286962A JP2001286962A JP2003102029A JP 2003102029 A JP2003102029 A JP 2003102029A JP 2001286962 A JP2001286962 A JP 2001286962A JP 2001286962 A JP2001286962 A JP 2001286962A JP 2003102029 A JP2003102029 A JP 2003102029A
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Hideo Hojuyama
秀雄 宝珠山
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/20Filters

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー撮像装置において簡単かつ確実に高い
色再現性を得る。 【解決手段】 撮影光学系が結像する被写体の可視光像
を、互いに異なる分光感度を有した複数種の受光部によ
り検出するカラー撮像素子と、前記カラー撮像素子に入
射する光束中に挿入され、かつその光束の可視光領域に
おける特定波長の光量を低減する光学部材とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子カメラ、ビデ
オカメラなどのカラー撮像装置、そのカラー撮像装置の
光学フィルタ、及びそのカラー撮像装置の交換レンズに
関する。
【0002】
【従来の技術】電子カメラの内部に備えられるカラー撮
像素子には、光の入射面側にカラーフィルタアレイが配
置されている。カラーフィルタアレイは、R(赤)色、
G(緑)色、B(青)色の3つの色成分に対応する3種
のフィルタを繰り返し配置しているので、撮像素子の各
画素には、それぞれR色、G色、B色の何れかの色成分
にしか感応しないような分光感度が付与される。
【0003】因みに、カラー撮像素子の画素出力のうち
不足している色成分の信号は、隣接画素の画素出力に基
づく補間(画素補間)によって生成される。これによっ
て、各画素位置について各色成分の信号(画素信号)が
生成される。図13は、現在実用化されている電子カメ
ラの撮像系の分光感度特性を示す図である。
【0004】ここで、電子カメラの撮像系とは、撮影レ
ンズから撮像素子に至る光学系の全体(撮影レンズ、赤
外カットフィルタ、光学ローパスフィルタ、撮像素子な
ど)を指す。よって、撮像系の分光感度特性は、撮影レ
ンズの分光透過率、赤外カットフィルタの分光透過率、
光学ローパスフィルタの分光透過率、及び撮像素子の分
光感度により決まる。
【0005】図13において、RはR色成分の分光感度
特性であり、GはG色成分の分光感度特性であり、Bは
B色成分の分光感度特性である。ところで、電子カメラ
が良好な色再現性を有するためには、その分光感度特性
が、人間の眼が平均的に有している分光感度特性(周
知)に似ていることが好ましい。
【0006】しかし、図13に示すように、従来の電子
カメラの撮像系では、人間の眼と比較すると、B色成分
の分光感度特性カーブとG色成分の分光感度特性カーブ
との重複領域が大きく、また、G色成分の分光感度特性
カーブとR色成分の分光感度特性カーブとの重複領域が
大きい。したがって、彩度の高い被写体が、実際よりも
低い彩度でしか再現されない可能性がある。
【0007】そこで、電子カメラの内部には、前記画素
補間を行う回路(画素補間回路)よりも後段に、色補正
処理を施す信号処理回路(色補正回路)が備えられ、こ
の色補正処理によって、良好な色再現性を電子カメラに
付与している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、色補正
処理は、その原理が画素信号の増幅であるので、S/N
の低下が伴う。このため、たとえ彩度が向上しても、そ
の色相が実際の色相と大幅に異なってしまう可能性があ
る。
【0009】しかも、一般に、電子カメラ内の色補正処
理は、色補正回路の規模を抑えることを目的として、単
純な線形変換の処理であるに過ぎないので、或る色の画
素信号に対して仮に適切であったとしても、他の色の画
素信号に対しては不適となり、全色についての色再現性
を向上させることはできない。すなわち、従来、高い色
再現性を得るためには、S/Nの低下や回路規模の増大
を許容せざるを得なかった。
【0010】なお、電子カメラの撮像系の分光感度特性
(図13参照)の改善は、カラーフィルタアレイの3種
のフィルタの材料をそれぞれ適切に選択することにより
可能と考えられるが、上記したように特性カーブの重複
領域を少なくするという微細な改善を、この材料の選択
により行うことは、極めて困難である。そこで本発明
は、簡単かつ確実に高い色再現性を得ることのできるカ
ラー撮像装置、簡単かつ確実に高い色再現性をカラー撮
像装置に付与することのできるカラー撮像装置の光学フ
ィルタ、及び、簡単かつ確実に高い色再現性をカラー撮
像装置に付与することのできるカラー撮像装置の交換レ
ンズを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のカラー
撮像装置は、撮影光学系が結像する被写体の可視光像
を、互いに異なる分光感度を有した複数種の受光部によ
り検出するカラー撮像素子と、前記カラー撮像素子に入
射する光束中に挿入され、かつその光束の可視光領域に
おける特定波長の光量を低減する光学部材とを備えたこ
とを特徴とする。
【0012】請求項2に記載のカラー撮像装置は、請求
項1に記載のカラー撮像装置において、前記特定波長
は、前記カラー撮像素子の異種の受光部が共通して検出
可能な波長域内の波長であることを特徴とする。
【0013】請求項3に記載のカラー撮像装置は、請求
項1に記載のカラー撮像装置において、前記特定波長
は、波長域480nm〜520nm内の波長であること
を特徴とする。請求項4に記載のカラー撮像装置は、請
求項1に記載のカラー撮像装置において、前記特定波長
は、波長域580nm〜620nm内の波長であること
を特徴とする。
【0014】請求項5に記載のカラー撮像装置は、請求
項1に記載のカラー撮像装置において、前記特定波長
は、波長域480nm〜520nm内の波長、及び波長
域580nm〜620nm内の波長であることを特徴と
する。請求項6に記載のカラー撮像装置は、請求項1〜
請求項5の何れか1項に記載のカラー撮像装置におい
て、前記光学部材は、前記カラー撮像素子の保護ガラス
に形成された薄膜からなることを特徴とする。
【0015】請求項7に記載のカラー撮像装置は、請求
項1〜請求項5の何れか1項に記載のカラー撮像装置に
おいて、前記光学部材は、前記撮影光学系の被写体側の
面に形成された薄膜からなることを特徴とする。請求項
8に記載のカラー撮像装置の光学フィルタは、撮影光学
系が結像する被写体の可視光像を、互いに異なる分光感
度を有した複数種の受光部により検出するカラー撮像素
子を備えたカラー撮像装置に適用されるカラー撮像装置
の光学フィルタであって、前記カラー撮像素子に入射す
る光束中に挿入可能であり、かつその光束の可視光領域
における特定波長の光量を低減することを特徴とする。
【0016】請求項9に記載のカラー撮像装置の光学フ
ィルタは、請求項8に記載のカラー撮像装置の光学フィ
ルタ前記特定波長は、前記カラー撮像素子の異種の受光
部が共通して検出可能な波長域内の波長であることを特
徴とする。請求項10に記載のカラー撮像装置の光学フ
ィルタは、請求項8に記載のカラー撮像装置の光学フィ
ルタにおいて、前記特定波長は、波長域480nm〜5
20nm内の波長であることを特徴とする。
【0017】請求項11に記載のカラー撮像装置の光学
フィルタは、請求項8に記載のカラー撮像装置の光学フ
ィルタにおいて、前記特定波長は、波長域580nm〜
620nm内の波長であることを特徴とする。請求項1
2に記載のカラー撮像装置の光学フィルタは、請求項8
に記載のカラー撮像装置の光学フィルタにおいて、前記
特定波長は、波長域480nm〜520nm内の特定波
長、及び波長域580nm〜620nm内の波長である
ことを特徴とする。
【0018】請求項13に記載のカラー撮像装置の交換
レンズは、被写体の可視光像を、互いに異なる分光感度
を有した複数種の受光部により検出するカラー撮像素子
を備えたカラー撮像装置に適用されるカラー撮像装置の
交換レンズであって、前記被写体の像を前記カラー撮像
素子上に結像する撮影光学系と、前記カラー撮像素子に
入射する光束中に挿入され、かつその光束の可視光領域
における特定波長の光量を低減する光学部材とを備えた
ことを特徴とする。
【0019】請求項14に記載のカラー撮像装置の交換
レンズは、請求項13に記載のカラー撮像装置の交換レ
ンズにおいて、前記特定波長は、前記カラー撮像素子の
異種の受光部が共通して検出可能な波長域内の波長であ
ることを特徴とする。請求項15に記載のカラー撮像装
置の交換レンズは、請求項13に記載のカラー撮像装置
の交換レンズにおいて、前記特定波長は、波長域480
nm〜520nm内の波長であることを特徴とする。
【0020】請求項16に記載のカラー撮像装置の交換
レンズは、請求項13に記載のカラー撮像装置の交換レ
ンズにおいて、前記特定波長は、波長域580nm〜6
20nm内の波長であることを特徴とする。請求項17
に記載のカラー撮像装置の交換レンズは、請求項13に
記載のカラー撮像装置の交換レンズにおいて、前記特定
波長は、波長域480nm〜520nm内の特定波長、
及び波長域580nm〜620nm内の波長であること
を特徴とする。
【0021】請求項18に記載のカラー撮像装置の交換
レンズは、請求項13〜請求項17に記載のカラー撮像
装置の交換レンズにおいて、前記光学部材は、前記撮影
光学系の被写体側の面に形成された薄膜からなることを
特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0023】<第1実施形態>図1、図2、図3、図
4、図6を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、電子カメラ1の構成を説明する図である。本実
施形態の電子カメラ1は、従来の電子カメラと同様、撮
像素子13を備える。本実施形態の撮像素子13は、そ
の前面にカラーフィルタアレイ(不図示)が形成された
カラー撮像素子である。
【0024】なお、図1に示した電子カメラ1は、電子
カメラ本体11と交換レンズ12とからなるレンズ交換
型となっているが、レンズ一体型であってもよい(以
下、レンズ交換型であるとして説明する。)。ここで、
電子カメラ1の撮像系は、交換レンズ12内の撮影光学
系12a、電子カメラ本体11内の撮像素子13、及び
撮像素子13の保護ガラス14である。
【0025】図2は、本実施形態の電子カメラ1の撮像
系を説明する図である。撮影光学系12aには、複数の
レンズ、例えば、被写体側から順にレンズL1、L2、
L3、L4が配置される。撮像素子13が配置されるの
は、撮影光学系12aの像面近傍である。また、保護ガ
ラス14が配置されるのは、撮像素子13の前面(撮影
光学系12a側の面)である。
【0026】保護ガラス14内には、赤外カットフィル
タや光学ローパスフィルタなどからなるフィルタ14が
形成される。このように、本実施形態の電子カメラ1の
撮像系の構成は、従来の電子カメラの撮像系の構成と何
ら変わりない。但し、本実施形態の電子カメラ1におい
ては、撮像系の最も被写体側の面(すなわちレンズL1
の被写体側の面S1)に、所定の分光透過特性を有した
BG色分離用薄膜が形成される。
【0027】このBG色分離用薄膜は、例えば、所定の
波長域の光を反射することにより所定の分光透過特性を
示す光学薄膜である。光学薄膜は、蒸着によってレンズ
L1に形成される。図3は、BG色分離用薄膜の分光透
過特性を示す図である。図3に明らかなように、この分
光透過特性は、撮像素子13に入射する光束の可視光領
域(400〜700nm)における特定波長の光量を低
減するものである。
【0028】この特定波長は、波長域480nm〜52
0nm内の波長である。特に、図3では、490nmの
波長の光量を、最もよく低減するものを示した。このよ
うに、BG色分離用薄膜の分光透過特性は、B色とG色
の略中間の色に相当する波長において逆ピーク(バレ
ー)を迎える「V字型カーブ」を描いている。
【0029】図4は、本実施形態の電子カメラ1の撮像
系の分光感度特性を示す図である。図4において、点線
で示すのが従来の撮像系の分光感度特性であり、実線で
示すのが本実施形態の撮像系の分光感度特性である。図
4からは、BG色分離用薄膜が形成された結果、B色成
分の分光感度特性カーブとG色成分の分光感度特性カー
ブとの重複領域が小さく抑えられているのがわかる。
【0030】さらには、BG色分離用薄膜の形成によっ
て、B色成分の分光感度特性カーブのピーク波長が46
5nmから450nmへと移行し、また、G色成分の分
光感度特性カーブのピーク波長が530nmから540
nmへと移行している。これら移行により、撮像系の分
光感度特性は、眼の分光感度特性(周知)にさらに近づ
いている。
【0031】以上、本実施形態では、従来の電子カメラ
の撮像系にBG色分離用薄膜(図3参照)を形成するだ
けで、確実に高い色再現性を得ることができる(図4参
照)。また、本実施形態では、良好な色再現性を得るに
当たり、BG色分離用薄膜を交換レンズ12内に形成し
ただけなので、電子カメラ本体11としては、従来の電
子カメラ本体をそのまま使用することができるという利
点もある。
【0032】なお、本実施形態において、BG色分離用
薄膜として光学薄膜を利用すれば、付与すべき分光透過
特性カーブに応じてその膜構造は(公知の膜設計の手法
により)簡単に導き出されるという利点がある。但し、
一般に、光学薄膜の分光透過特性は、光の入射角度に依
存するという難点もある。しかし、本実施形態では、B
G色分離用薄膜の形成面がレンズ面(つまり瞳面)であ
るので、撮像素子13(つまり像面)の各位置に入射す
る各光束の入出力特性は、均一化される。よって、電子
カメラ1により取得される再現画像では、画像の中央部
/周辺部の相違に依らず均一な色再現性が得られる。
【0033】また、一般に、光学薄膜は、低減させるべ
き波長の光を反射することによって前記分光透過特性を
実現させるので、迷光を発生させ、ひいては再現画像上
にフレアやゴーストを発生させる虞がある。しかし、本
実施形態では、BG色分離用薄膜の形成面が撮像系の最
も被写体側の面とされるので、反射した光が撮像系内に
迷光を発生させる可能性は抑えられる。
【0034】<第2実施形態>図5、図6、図7を参照
して本発明の第2実施形態を説明する。なお、ここで
は、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。図
5は、本実施形態の電子カメラ1の撮像系を説明する図
である。本実施形態の電子カメラ1の撮像系には、BG
色分離用薄膜に代えて、図6に示すような分光透過特性
を有したBG・GR色分離用薄膜が形成される。このB
G・GR色分離用薄膜の形成位置は、第1実施形態にお
けるBG色分離用薄膜と同じ面S1である。
【0035】図6に明らかなように、BG・GR色分離
用薄膜の分光透過特性も、撮像素子13に入射する光束
の可視光領域(400〜700nm)における特定波長
の光量を低減するものである。このBG・GR色分離用
薄膜も、例えば、所定の波長域の光を反射することによ
り所定の分光透過特性を示す光学薄膜である。
【0036】但し、特定波長は2つあって、波長域48
0nm〜520nm内の波長、及び波長域580nm〜
620nm内の波長である。特に、図6では、490n
mの波長、及び585nmの波長の光量を主に低減する
ものを示した。このように、BG・GR色分離用薄膜の
分光透過特性は、B色とG色との略中間の色に相当する
波長、及びG色とR色との略中間の色に相当する波長と
において逆ピーク(バレー)を迎える「W字型カーブ」
を描いている。
【0037】図7は、本実施形態の電子カメラ1の撮像
系の分光感度特性を示す図である。図7において、点線
で示すのが従来の撮像系の分光感度特性であり、実線で
示すのが本実施形態の撮像系の分光感度特性である。図
7からは、BG・GR色分離用薄膜が形成された結果、
B色成分の分光感度特性カーブとG色成分の分光感度特
性カーブとの重複領域、及びG色成分の分光感度特性カ
ーブとR色成分の分光感度特性カーブとの重複領域が小
さく抑えられているのがわかる。
【0038】さらには、BG・GR色分離用薄膜の形成
によって、B色成分の分光感度特性カーブのピーク波長
が465nmから450nmへと移行し、また、G色成
分の分光感度特性カーブのピーク波長が530nmから
540nmへと移行し、R色成分の分光感度特性カーブ
のピーク波長が595nmから610nmへと移行して
いる。
【0039】これら移行により、撮像系の分光感度特性
は、眼の分光感度特性(周知)にさらに近づいている
(第1実施形態よりも、さらに近づいている。)。以
上、本実施形態では、従来の電子カメラの撮像系にBG
・GR色分離用薄膜(図6参照)を形成するだけで、確
実に高い色再現性を得ることができる(図7参照)。
【0040】また、本実施形態では、良好な色再現性を
得るに当たり、BG・GR色分離用薄膜を交換レンズ1
2内に形成しただけなので、電子カメラ本体11として
は、従来の電子カメラ本体をそのまま使用することがで
きるという利点もある。なお、本実施形態において、B
CR色分離用薄膜として光学薄膜を利用すれば、付与す
べき分光透過特性カーブに応じてその膜構造は(公知の
膜設計の手法により)簡単に導き出されるという利点が
ある。但し、一般に、光学薄膜の分光透過特性は、光の
入射角度に依存するという難点もある。
【0041】しかし、本実施形態では、BG・GR色分
離用薄膜の形成面がレンズ面(つまり瞳面)であるの
で、撮像素子13(つまり像面)の各位置に入射する各
光束の入出力特性は、均一化される。よって、電子カメ
ラ1により取得される再現画像では、画像の中央部/周
辺部の相違に依らず均一な色再現性が得られる。また、
一般に、光学薄膜は、低減させるべき波長の光を反射す
ることによって前記分光透過特性を実現させるので、迷
光を発生させ、ひいては再現画像上にフレアやゴースト
を発生させる虞がある。
【0042】しかし、本実施形態では、BG・GR色分
離用薄膜の形成面が撮像系の最も被写体側の面とされる
ので、反射した光が撮像系内に迷光を発生させる可能性
は抑えられる。 <第3実施形態>図8、図9を参照して本発明の第3実
施形態を説明する。なお、ここでは、第1実施形態との
相違点についてのみ説明する。
【0043】図8は、本実施形態の電子カメラ1の撮像
系を説明する図である。本実施形態の電子カメラ1の撮
像系には、BG色分離用薄膜に加えて、さらに図9
(b)に示すような分光透過特性を有したGR色分離用
薄膜が形成される。GR色分離用薄膜の形成位置は、撮
像素子13の保護ガラス14である。このGR色分離用
薄膜も、例えば、所定の波長域の光を反射することによ
り所定の分光透過特性を示す光学薄膜である。
【0044】なお、複数の層からなる保護ガラス14に
おけるこのGR色分離用薄膜の形成位置は、保護ガラス
14の被写体側の面、保護ガラス14の撮像素子13側
の面、保護ガラス14の内部層、の何れであってもよ
い。因みに、図9(a)は、BG色分離用薄膜の分光透
過特性を示す図である。BG色分離用薄膜については、
第1実施形態において説明したとおりである。
【0045】また、図9(b)に示したGR色分離用薄
膜の分光透過特性も、撮像素子13に入射する光束の可
視光領域(400〜700nm)における特定波長の光
量を低減するものである。但し、特定波長は、波長域5
80nm〜620nm内の波長である。特に、図9
(b)では、585nmの波長の光量を低減するものを
示した。
【0046】因みに、GR色分離用薄膜の分光透過特性
は、585nmにおいて逆ピーク(バレー)を迎える
「V字型カーブ」を描いている。以上2つの薄膜(BG
色分離用薄膜、GR色分離用薄膜)は、第2実施形態の
BG・GR色分離用薄膜とほぼ同じ働きをするので、本
実施形態の撮像系の分光感度特性は、第2実施形態の分
光感度特性とほぼ同じになる(図7参照)。
【0047】なお、本実施形態において、BG色分離用
薄膜及び/又はGR色分離用薄膜として光学薄膜を利用
すれば、付与すべき分光透過特性カーブに応じてその膜
構造は(公知の膜設計の手法により)簡単に導き出され
るという利点がある。 <第4実施形態>図10、図11を参照して本発明の第
4実施形態を説明する。なお、ここでは、第1実施形態
との相違点についてのみ説明する。
【0048】図10は、本実施形態の電子カメラ1の撮
像系を説明する図である。本実施形態の撮像系には、B
G色分離用薄膜に加えて、BR色分離用薄膜(図9
(b)参照)がレンズL1の像面側S3に形成され、か
つBG・GR色分離用薄膜(図6参照)が、撮像素子1
3の保護ガラス14に形成される。図11は、本実施形
態の電子カメラ1の撮像系の分光感度特性を示す図であ
る。
【0049】図11において、点線で示すのが従来の撮
像系の分光感度特性であり、実線で示すのが本実施形態
の撮像系の分光感度特性である。図11に明らかなよう
に、本実施形態でも、各色成分の分光感度特性カーブ同
士の重複領域が良く抑制されており、人間の眼の分光感
度特性に近づいているので、色再現性は良好となる。
【0050】なお、本実施形態の撮像系の分光感度特性
は、上記各実施形態よりもさらに人間の眼の分光感度特
性に近づいている。以上、本実施形態のように、BG色
分離用薄膜とBG・GR色分離用薄膜とを重複使用して
も、また、GR色分離用薄膜とBG・GR色分離用薄膜
とを重複使用しても、良好な色再現性が得られる。
【0051】なお、本実施形態において、BG色分離用
薄膜、BR色分離用薄膜、BG・GR色分離用薄膜の何
れか又は全部として光学薄膜を利用すれば、付与すべき
分光透過特性カーブに応じてその膜構造は(公知の膜設
計の手法により)簡単に導き出されるという利点があ
る。 <第1実施形態〜第4実施形態の補足>ここで、上記各
実施形態では、交換レンズ12内に色分離用薄膜が形成
されているが、同じ色分離用薄膜を保護ガラス14の側
に形成すれば、従来の電子カメラ本体に変更を加えるだ
けで、従来の交換レンズには変更を加えることなく良好
な色再現性を得ることができる(すなわち、良好な色再
現性を得るに当たり、従来の交換レンズをそのまま使用
できる。)。
【0052】また、上記第3実施形態及び第4実施形態
では、電子カメラ本体11内に色分離用薄膜が形成され
ているが、それと同じ色分離用薄膜を交換レンズ12の
側に形成すれば、従来の交換レンズに変更を加えるだけ
で、従来の電子カメラ本体に変更を加えることなく良好
な色再現性を得ることができる(すなわち、良好な色再
現性を得るに当たり、従来の電子カメラ本体をそのまま
使用できる。)。
【0053】なお、色分離用薄膜の分光透過特性の調
整、色分離用薄膜を各種の形状の面に形成すること、2
つ以上の色分離用薄膜を同一の光学部材に形成するこ
と、色分離用薄膜を光学部材の内部層に形成することな
どは、公知の各種の成膜技術によってそれぞれ可能であ
る。実際の電子カメラの撮像系における色分離用薄膜の
種類及び形成箇所については、各種の要求に応じて適当
に選択されることが好ましい。また、各色分離用薄膜の
正確な分光透過特性は、その形成箇所や撮像素子13の
固有の分光感度特性などに応じて適宜設定されることが
好ましい。
【0054】<第5実施形態>図12を参照して本発明
の第5実施形態を説明する。図12は、本実施形態の電
子カメラシステムを説明する図である。本実施形態で説
明するのは、電子カメラ1’と、色分離用フィルタ52
とからなるカメラシステムである。
【0055】色分離用フィルタ52は、透明基板(例え
ば透明のガラス)上に、上記各実施形態で説明したBG
色分離用薄膜(図3、図9(a)参照)、BG・GR色
分離用薄膜(図6参照)、GR色分離用薄膜(図9
(b)参照)の少なくとも何れか1つの色分離用薄膜が
形成されたフィルタである。この色分離用フィルタ52
は、電子カメラ1’の撮像系の何れかの箇所(例えば、
交換レンズ12’の最も被写体側)に着脱可能である。
色分離用フィルタ52は、例えば、その周縁部から環状
の支持部材52aにより峡持され、かつこの支持部材5
2aを介して電子カメラ1’の撮像系の鏡筒に対し着脱
される。
【0056】なお、電子カメラ1’の構成は、従来の電
子カメラと同じでよいが、少なくとも、この分離用フィ
ルタ52の挿入箇所には、支持部材52aを係止する係
止部(不図示)が形成されているとする。このような色
分離用フィルタ52は、上記各実施形態で説明した各色
分離用薄膜と同様に、良好な色再現性を電子カメラ1’
の撮像系に付与することができる。
【0057】また、本実施形態によれば、良好な色再現
性を得るに当たり、分離用フィルタ52を使用するの
で、従来の電子カメラ(電子カメラ本体及び交換レン
ズ)を使用することも可能である。 <その他>上記各実施形態では、色分離用薄膜として、
所定の波長域の光を反射することにより所定の分光透過
特性を示すものを例に挙げたが、所定の波長域の光を吸
収することにより所定の分光透過特性を示すものであっ
てもよい。
【0058】上記各実施形態は、電子カメラについて説
明したが、本発明は、他のカラー撮像装置(ビデオカメ
ラなど)にも適用可能である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
簡単かつ確実に高い色再現性を得ることのできるカラー
撮像装置、簡単かつ確実に高い色再現性をカラー撮像装
置に付与することのできるカラー撮像装置の光学フィル
タ、及び、簡単かつ確実に高い色再現性をカラー撮像装
置に付与することのできるカラー撮像装置の交換レンズ
が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子カメラ1の構成を説明する図である。
【図2】第1実施形態の電子カメラ1の撮像系を説明す
る図である。
【図3】BG色分離用薄膜の分光透過特性を示す図であ
る。
【図4】第1実施形態の電子カメラ1の撮像系の分光感
度特性を示す図である。
【図5】第2実施形態の電子カメラ1の撮像系を説明す
る図である。
【図6】BG・GR色分離用薄膜の分光透過特性を示す
図である。
【図7】第2実施形態の電子カメラ1の撮像系の分光感
度特性を示す図である。
【図8】第3実施形態の電子カメラ1の撮像系を説明す
る図である。
【図9】(a)は、BG色分離用薄膜の分光透過特性を
示す図である。(b)は、GR色分離用薄膜の分光透過
特性を示す図である。
【図10】第4実施形態の電子カメラ1の撮像系を説明
する図である。
【図11】第4実施形態の電子カメラ1の撮像系の分光
感度特性を示す図である。
【図12】第5実施形態の電子カメラシステムを説明す
る図である。
【図13】従来の電子カメラの撮像系の分光感度特性を
示す図である。
【符号の説明】
1,1’ 電子カメラ(請求項におけるカラー撮像装置
に対応) 11,11’ 電子カメラ本体(請求項におけるカラー
撮像装置に対応) 12,12’ 交換レンズ(請求項における交換レンズ
に対応) 12a,12a’ 撮影光学系(請求項における撮影光
学系に対応) 13 撮像素子(請求項におけるカラー撮像素子に対
応) 14 保護ガラス(請求項における撮影光学系に対応) 15 ファインダ光学系 16 分割測光センサ 17 ミラーボックス L1,L2,L3,L4 レンズ 52 色分離用フィルタ(請求項における光学フィルタ
に対応) 52a 支持部材(請求項における光学フィルタに対
応)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/238 H04N 5/238 Z 5C065 5/335 5/335 V Fターム(参考) 2H048 CA05 CA14 CA20 CA24 FA05 FA15 FA22 FA24 2H083 AA01 AA26 AA32 AA54 2H087 KA02 KA03 LA01 NA00 PA04 PA17 PB04 QA02 QA07 QA17 QA21 QA26 QA34 QA42 QA45 RA42 RA43 RA44 5C022 AB13 AC07 AC42 AC54 5C024 AX01 CY04 EX18 EX23 EX42 EX52 5C065 BB30 CC01 EE06 EE13 EE14 EE16

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系が結像する被写体の可視光像
    を、互いに異なる分光感度を有した複数種の受光部によ
    り検出するカラー撮像素子と、 前記カラー撮像素子に入射する光束中に挿入され、かつ
    その光束の可視光領域における特定波長の光量を低減す
    る光学部材とを備えたことを特徴とするカラー撮像装
    置。
  2. 【請求項2】 前記特定波長は、 前記カラー撮像素子の異種の受光部が共通して検出可能
    な波長域内の波長であることを特徴とする請求項1に記
    載のカラー撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記特定波長は、 波長域480nm〜520nm内の波長であることを特
    徴とする請求項1に記載のカラー撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記特定波長は、 波長域580nm〜620nm内の波長であることを特
    徴とする請求項1に記載のカラー撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記特定波長は、 波長域480nm〜520nm内の波長、及び波長域5
    80nm〜620nm内の波長であることを特徴とする
    請求項1に記載のカラー撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記光学部材は、 前記カラー撮像素子の保護ガラスに形成された薄膜から
    なることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項
    に記載のカラー撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記光学部材は、 前記撮影光学系の被写体側の面に形成された薄膜からな
    ることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に
    記載のカラー撮像装置。
  8. 【請求項8】 撮影光学系が結像する被写体の可視光像
    を、互いに異なる分光感度を有した複数種の受光部によ
    り検出するカラー撮像素子を備えたカラー撮像装置に適
    用されるカラー撮像装置の光学フィルタであって、 前記カラー撮像素子に入射する光束中に挿入可能であ
    り、かつその光束の可視光領域における特定波長の光量
    を低減することを特徴とするカラー撮像装置の光学フィ
    ルタ。
  9. 【請求項9】 前記特定波長は、 前記カラー撮像素子の異種の受光部が共通して検出可能
    な波長域内の波長であることを特徴とする請求項8に記
    載のカラー撮像装置の光学フィルタ。
  10. 【請求項10】 前記特定波長は、 波長域480nm〜520nm内の波長であることを特
    徴とする請求項8に記載のカラー撮像装置の光学フィル
    タ。
  11. 【請求項11】 前記特定波長は、 波長域580nm〜620nm内の波長であることを特
    徴とする請求項8に記載のカラー撮像装置の光学フィル
    タ。
  12. 【請求項12】 前記特定波長は、 波長域480nm〜520nm内の特定波長、及び波長
    域580nm〜620nm内の波長であることを特徴と
    する請求項8に記載のカラー撮像装置の光学フィルタ。
  13. 【請求項13】 被写体の可視光像を、互いに異なる分
    光感度を有した複数種の受光部により検出するカラー撮
    像素子を備えたカラー撮像装置に適用されるカラー撮像
    装置の交換レンズであって、 前記被写体の像を前記カラー撮像素子上に結像する撮影
    光学系と、 前記カラー撮像素子に入射する光束中に挿入され、かつ
    その光束の可視光領域における特定波長の光量を低減す
    る光学部材とを備えたことを特徴とするカラー撮像装置
    の交換レンズ。
  14. 【請求項14】 前記特定波長は、 前記カラー撮像素子の異種の受光部が共通して検出可能
    な波長域内の波長であることを特徴とする請求項13に
    記載のカラー撮像装置の交換レンズ。
  15. 【請求項15】 前記特定波長は、 波長域480nm〜520nm内の波長であることを特
    徴とする請求項13に記載のカラー撮像装置の交換レン
    ズ。
  16. 【請求項16】 前記特定波長は、 波長域580nm〜620nm内の波長であることを特
    徴とする請求項13に記載のカラー撮像装置の交換レン
    ズ。
  17. 【請求項17】 前記特定波長は、 波長域480nm〜520nm内の特定波長、及び波長
    域580nm〜620nm内の波長であることを特徴と
    する請求項13に記載のカラー撮像装置の交換レンズ。
  18. 【請求項18】 前記光学部材は、 前記撮影光学系の被写体側の面に形成された薄膜からな
    ることを特徴とする請求項13〜請求項17に記載のカ
    ラー撮像装置の交換レンズ。
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