JP6177374B2 - 道路側溝の保護装置 - Google Patents

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Description


本発明は、道路側溝の保護装置に係り、更に詳しくは、盛土区間堤防と、切土区間L字状側溝及び擁壁などを有する道路側溝に対してコンクリートの腐食防止及び路肩(保護路肩及び斜面を含む)区間の草本類の生長の遮断を図って物理的、化学的及び生物学的な環境に対する耐久性を向上させる道路側溝の保護装置に関する。
一般に、道路側溝とは、盛土区間の堤防及び切土区間のL字状側溝などを網羅する用語であるが、前記堤防とは、道路と路肩との間の境界線に設ける縁石状の構造物であり、道路及び歩道がある場合にはその境界線に設けられた部分のことをいう。
通常の堤防の設置方法について述べると、図14に示すように、地盤(基層)を押し固めた後、所定の高さを持たせるために地盤の上に型枠を設けて基礎コンクリート1を目的の高さに打設した後、基礎コンクリート1がある程度養生される前に鉄筋2を設けてコンクリートの養生後に型枠を設けて縁石状の堤防3を形成する。
このようにして形成される堤防3は、冬期に散布される塩化カルシウムなどの除雪材に対して耐塩性に劣っているという問題があるが故に、たとえメンテナンスを行うとしても、再び外部の衝撃により破損され易いという問題が繰り返し発生し、その結果、メンテナンスに長い時間及び高いコストがかかるという問題がある。
また、堤防とつながる路肩土の地表面に草本類(雑草など)の成長に伴い、ガードレール又は交通安全施設物が識別不能であるが故に、自生した草本類(雑草など)の除草作業を人力を投入して周期的に行うことを余儀なくされるため、道路管理庁にとっては、道路施設物のメンテナンスに多大な難点を抱えている。
大韓民国登録特許第1314298号 大韓民国公開特許第2012−0133296号
本発明は上述した問題を解消するために案出されたものであり、その目的は、堤防の表面に包み込まれるように設けた保護板を用いて堤防の物理的、化学的及び生物学的な環境に対する耐久性を向上させる道路側溝の保護装置を提供することにその目的がある。
また、本発明の他の目的は、道路側溝又は道路側溝と連接される土により形成された路肩及び斜面に四季を通して草本類の生育環境を源泉的に遮断する道路側溝の保護装置を提供することにある。
更に、本発明の更に他の目的は、道路の利用者に道路境界、ガードレール又は交通安全施設物の視認性を最大限に確保させる道路側溝の保護装置を提供することにある。
更にまた、本発明の更に他の目的は、複数枚の層に積み重ねられた保護板又は防草板を選択的に引き剥がすように堤防若しくは斜面の持続的な保護機能を行う道路側溝の保護装置を提供することにある。
これらに加えて、本発明の更に他の目的は、保護板又は防草板の光の反射機能及び蓄光機能をもたせて道路境界の視認性を向上させる道路側溝の保護装置を提供することにある。
上述した目的を達成するために案出された本発明による道路側溝の保護装置は、車道と非車道との間の境界の床面に設けられる床面側溝と、前記床面側溝の上面のうち非車道との境界に縁石状に突設される堤防と、を有する道路側溝を保護する装置であって、前記床面側溝と当接する面を除く堤防の露出された表面に保護板が包み込まれるように設けて堤防の腐食を防ぐとともに、雑草の生育を防ぐことを特徴とする。
本発明によれば、前記堤防とつながる非車道地面に防草板を覆うように設けるものを更に備えるが、前記防草板及び保護板は一体化されるように貼り合わせられることが好ましい。
本発明によれば、前記保護板は、前記堤防の前面に積み重ねられる第1の面と、前記第1の面と接ぎ合せられ、且つ、折り曲げられて堤防の上面に積み重ねられる第2の面と、を備えることが好ましい。
本発明によれば、前記保護板は、前記堤防の前面に積み重ねられる第1の面と、前記第1の面と接ぎ合せられ、且つ、水平に折り曲げられて堤防の上面に積み重ねられる第2の面と、前記第2の面と接ぎ合せられ、且つ、垂直に折り曲げられて非車道地面よりも高い段差を有する個所の堤防の背面に積み重ねられる第3の面と、を備えることが好ましい。
本発明によれば、前記堤防の表面に包み込まれる保護板は、貼合手段により貼り合わせられるが、前記貼合手段は、接着剤により貼り合わせられるか、或いは、ボルト及びナットの締め付けにより貼り合わせられることが好ましい。
本発明によれば、前記保護板は、一枚以上の層に積み重ねることが好ましい。
本発明によれば、前記防草板は、一枚以上の層に積み重ねることが好ましい。
本発明によれば、前記保護板及び防草板には、鋼板、合成樹脂、ゴム及び木材のうちのいずれか一種が適用されることが好ましい。
本発明によれば、前記保護板及び防草板は、互いに連接される端部にそれぞれ第3の段差及び第4の段差を形成して重なり合って接ぎ合わせられることが好ましい。
本発明によれば、前記保護板は、前記第2の面の一方の上面に第1の段差を形成し、前記第2の面の他方の下面に第2の段差を形成して、複数枚の保護板を連続して接ぎ合わせるに際して、保護板の第1の段差とは異なる個所の保護板の第2の段差が重なり合うように積み重ねられて接ぎ合わせられることが好ましい。
本発明によれば、前記保護板及び防草板において重なり合う第3の段差及び第4の段差は、貼合手段により貼り合わせられることが好ましい。
以上述べたように、本発明による道路側溝の保護装置は、車道と非車道との間の境界の床面に設けられる床面側溝と、前記床面側溝の上面のうち非車道との境界に縁石状に突設される堤防と、を有する道路側溝を保護する装置であって、前記床面側溝と当接する面を除く堤防の露出された表面に保護板が包み込まれるように設けて堤防の腐食を防ぐとともに、雑草の生育を防ぎ、且つ、前記堤防とつながる非車道地面に防草板を覆うように設けるものを更に備えるが、前記防草板及び保護板は貼り合わせられる。
これにより、堤防の表面に包み込まれるように設けた保護板を用いて堤防の水分接触の防止や冬期に散布される除雪材などの塩化カルシウムの接触防止を図って、道路構造物の耐久性の確保及びコスト節減を両立させるという効果があり、堤防の腐食、亀裂又は外部的な損傷を防ぐという効果がある。
具体的に、車両が通行するときに発生する振動に起因する堤防の表面の引き剥がし及び亀裂の発生を防いで耐振性を向上させ、冬期に散布される塩化カルシウムなどの除雪材に対する耐塩性を保証して堤防の物理的及び化学的な環境に対する耐久性を向上させるという効果がある。
また、防草板は、道路路肩の地表面及び斜面における草本類の成長環境を四季を通して抑えて植物の根による道路構造物(堤防など)の亀裂の発生を抑えるとともに、草本類の成長を遮断して境界壁、ガードレール又は交通安全施設物の識別力を保証するという効果がある。
更に、本発明による道路側溝の保護装置は、前記保護板又は防草板を一枚以上の層に積み重ね、複数枚の層に積み重ねられる保護板又は防草板を接着剤を用いて部分的に貼り合わせて保護板又は防草板同士の積み重ね状態を維持するとともに、長期に亘っての使用により保護板又は防草板に外部的な損傷が与えられると、最外側に積み重ねられて露出された保護板又は防草板を引き剥がして次の保護板又は防草板を露出させて堤防若しくは斜面の持続的な保護機能を行うという効果がある。
更にまた、本発明による道路側溝の保護装置は、保護板の表面には反射紙を更に積み重ねるか、或いは、保護板又は反射紙の表面に交通安全標識をプリントする。
これにより、反射紙の光の反射輝度を高めて堤防の位置を正確に確認することができ、遠距離からも優れた視認性を発揮するという効果がある。
特に、反射紙の表面には蓄光物質をコーティングしたり、蓄光物質を用いて交通安全標識を表示したりして光の蓄積機能を有する蓄光物質を用いて夜間における堤防の視認性を向上させるとともに、道路の利用者に対して必要な情報を予め正確に伝え、且つ、統一感のある均一な行動が行われるように統制することにより、交通の疎通を増進し、道路上の安全を保証するという効果がある。
本発明による道路側溝の保護装置の保護板を堤防に設けた状態を示す状態図である。 (a)及び(b)は、本発明による道路側溝の保護装置の保護板を示す斜視図である。 本発明による道路側溝の保護装置のうち保護板の他の実施形態が堤防に設けられた状態を示す状態図である。 (a)及び(b)は、本発明による道路側溝の保護装置の保護板を示す斜視図である。 本発明による道路側溝の保護装置の保護板及び防草板の設置状態を示す状態図である。 本発明による道路側溝の保護装置の保護板及び防草板の貼り合わせ状態を示す斜視図である。 本発明による道路側溝の保護装置の保護板及び防草板の他の実施形態による貼り合わせ状態を示す状態図である。 本発明による道路側溝の保護装置の保護板及び防草板の他の実施形態による貼り合わせ状態を示す斜視図である。 (a)〜(c)は本発明による道路側溝の保護装置のプレートを示す正面図である。 本発明による道路側溝の保護装置のうち複数枚の保護板を堤防に設けた状態を示す状態図である。 本発明による道路側溝の保護装置のうち複数枚の保護板に対する他の実施形態を堤防に設けた状態を示す状態図である。 本発明による道路側溝の保護装置のうち複数枚の保護板及び防草板を設けた状態を示す状態図である。 本発明による道路側溝の保護装置のうち複数枚の保護板及び防草板を設けた他の実施形態を示す状態図である。 従来の技術による側溝を設けた状態を示す断面図である。
以下、添付図面に基づき、本発明による道路側溝の保護装置について詳細に説明する。まず、図中、同じ構成要素又は部品には、できる限り同じ参照符号を付しているということに留意しなければならない。本発明による道路側溝の保護装置について説明するに当たって、関連する公知の機能又は構成についての具体的な説明は、本発明の要旨を曖昧にしないために省略する。
本明細書において用いられる度合いの用語である約、実質的になどは、言及された意味に固有な製造及び物質の許容誤差が提示されるときにその数値で又はその数値に近い意味として用いられ、本発明の理解への一助となるために正確な又は絶対的な数値が言及された開示内容を非良心的な侵害者が不当に利用することを防ぐために用いられる。
本明細書において用いられる用語「堤防」とは、道路側溝の排水構造物のうち盛土区間に縁石状に設けられる構造物であり、切土区間ではL字状の側溝で表わされる用語として定義される。
また、本明細書において用いられる用語「路肩」とは、道路標準横断の構成上、車道の外側にガードレール、通信など公共施設物の設置及び故障車の待避など安全のために設けられる空間であり、保護路肩を含む部分のことをいう。
図1は、本発明による道路側溝の保護装置の保護板を堤防に設けた状態を示す状態図であり、図2の(a)及び(b)は、本発明による道路側溝の保護装置の保護板を示す斜視図であり、図3は、本発明による道路側溝の保護装置のうち保護板の他の実施形態が堤防に設けられた状態を示す状態図であり、図4の(a)及び(b)は、本発明による道路側溝の保護装置の保護板を示す斜視図である。また、図5は、本発明による道路側溝の保護装置の保護板及び防草板の設置状態を示す状態図であり、図6は、本発明による道路側溝の保護装置の保護板及び防草板の貼り合わせ状態を示す斜視図であり、図7は、本発明による道路側溝の保護装置の保護板及び防草板の他の実施形態による貼り合わせ状態を示す状態図である。更に、図8は、本発明による道路側溝の保護装置の保護板及び防草板の他の実施形態による貼り合わせ状態を示す斜視図であり、図9の(a)〜(c)は、本発明による道路側溝の保護装置のプレートを示す正面図であり、図10は、本発明による道路側溝の保護装置のうち複数枚の保護板を堤防に設けた状態を示す状態図である。更にまた、図11は、本発明による道路側溝の保護装置のうち複数枚の保護板に対する他の実施形態を堤防に設けた状態を示す状態図であり、図12は、本発明による道路側溝の保護装置のうち複数枚の保護板及び防草板を設けた状態を示す状態図であり、図13は、本発明による道路側溝の保護装置のうち複数枚の保護板及び防草板を設けた他の実施形態を示す状態図である。
道路側溝10は、車道と非車道、すなわち、車道と非車道の路肩路面との間の境界に設けられる構造物であり、コンクリートを機械若しくは人力により打設して養生し、車道と非車道を分離するために道路の上に設けられる。
道路側溝10は、地盤を押し固め、次いで、所定の高さを持たせるために地盤の上に基礎コンクリートを堤防12が配置される個所に適当に打設した後、これが固くなってある程度の強さを有すると、その上に第2のコンクリートを打設した後に養生した床面側溝11と、前記床面側溝11の上面のうち非道路境界に突設する堤防12と、を備える。
通常、床面側溝11は、前記道路側から前記道路の外側に向かって下向きに傾いた角度を形成して集水、排水の機能を行う。
まず、図1乃至図2bに示すように、本発明による道路側溝の保護装置は、前記床面側溝11と当接する面を除く堤防12の露出された表面に保護板110が包み込まれるように設けて堤防12の腐食を防ぎ、且つ、雑草の生育を防ぐ。
また、前記堤防12とつながる非道路地面に防草板120を覆うように設けるものを更に備えるが、前記防草板120及び保護板110は連接して貼り合わせられる(図5乃至図8を参照すること)。
すなわち、前記保護板110は、堤防12の腐食を防ぐための手段であり、防草板120は、非道路側の斜面における植物の生長を防ぐための手段である。
もちろん、保護板110は、堤防12の継ぎ目の境界において生長する植物の自生環境を根本的に防ぐ。
まず、保護板110は、前記堤防12の前面に積み重ねられる第1の面111と、前記第1の面111と接ぎ合せられ、折り曲げられて堤防12の上面に積み重ねられる第2の面112と、を備える(図2(a)及び図2(b)を参照すること)。
前記保護板110は、前記堤防12の表面に包み込まれるように貼合手段117により貼り合わせられるが、前記貼合手段117は、接着剤により貼り合わせられるか、或いは、ボルト及びナットの締め付けにより貼り合わせられる。
また、前記保護板110は堤防12に包み込まれるが、前記保護板110の長さには特に制限がないが、1m〜4mの長さに製造されて堤防12に包み込まれる。なお、図2(a)を参照すると、保護板110と保護板110との間の上部には他の保護板110を接ぎ当てることがあるが、これは、気温差により冬期に保護板110の長さが縮まる場合、堤防が外部に露出されて腐食されることを防ぐためである。
或いは、前記保護板110は、前記堤防12の前面に積み重ねられる第1の面111と、前記第1の面111と接ぎ合せられ、水平に折り曲げられて堤防12上面に積み重ねられる第2の面112と、前記第2の面112と接ぎ合せられ、垂直に折り曲げられて非道路地面よりも高い段差を有する個所の堤防12の背面に積み重ねられる第3の面113と、を備える(図3乃至図4(b)を参照すること)。
すなわち、保護板110は、堤防12と非道路、すなわち、斜面との高さ段差の有無に応じてその構成が異なってくる。
換言すると、堤防12の上面と非道路及び斜面の高さが同じである場合、保護板110の第1の面111及び第2の面112を適用し、堤防12が非道路若しくは斜面の高さよりも高いため段差が生じる場合、第3の面113を介して堤防12の背面に露出された部分を包み込む。
このとき、前記堤防12の表面に包み込まれる保護板は、貼合手段117を用いて貼り合わせる。
また、前記保護板110は、一枚以上の層に積み重ねる(図10及び図11を参照すること。)
複数枚の層に積み重ねられる保護板110は、貼合手段117を用いて部分的に貼り合わせて保護板110同士の積み重ね状態を維持し、且つ、長期に亘っての使用により保護板110に外部的な損傷が与えられると、最外側に積み重ねられた保護板110を引き剥がして次の保護板110を露出させて堤防12の保護機能を行う。この場合、長期に亘って堤防12を取り替える必要がなく、保護板110を引き剥がすという簡単な工事で施工することができるというメリットがある。
更に、前記保護板110は、長さを有する堤防12に接ぎ合せられるように前記第2の面112の一方の上面に第1の段差114を形成し、前記第2の面112の他方の下面に第2の段差115を形成して、複数枚の保護板110を連続して接ぎ合わせるに際して、保護板110の第1の段差114とは異なる個所の保護板110の第2の段差115が重なり合うように積み重ねられて接ぎ合せられる。
ここで、連続して接ぎ合せられる保護板110の第1の段差114及び第2の段差115は、貼合手段117により貼り合わせられる(図4(b)を参照すること)。
前記保護板110には、鋼板、合成樹脂、ゴム及び木材のうちのいずれか一種が適用される。
特に、合成樹脂には、PVC、PE、HDPE、PU、PPに加えて、プラスチック製品が適用されることが好ましい。
要するに、上述した材質からなる保護板110は、堤防12の表面に包み込まれるように設けられて堤防12の水分の接触防止や冬期に散布される除雪材などの塩化カルシウム接触防止を図り、且つ、四季を通して草本類の成長環境を遮断して堤防12の腐食、亀裂又は外部的損傷を防ぐという効果がある。
また、保護板110の表面には反射紙が更に積み重ねられるか、或いは、交通安全標識をプリントする。
これは、道路に応じて堤防12の配列状態が変わるが、反射紙の光の反射輝度を高めて堤防12の位置を正確に確認することができ、遠距離からも優れた視認性を発揮する。
特に、反射紙の表面には蓄光物質が更にコーティングされる。
これにより、反射紙に蓄光機能を行わせて日光や車両の前照灯などの人造光源などから発せられる光を吸収してより低いエネルギーである緑色又は青緑色の光に常温で長時間に亘って発光する蓄光物質及び再帰反射の機能を両方とも行わせる。
また、反射の機能及び発光の機能を複合的に使用するが、光の投射時に反射の機能を行い、蓄光時には光を蓄積して光のない状態で発光をすることにより、夜間の走行時に堤防12の視認性を向上させて交通事故を防ぐ。
或いは、反射紙の表面に蓄光物質を用いて交通安全標識を表示して道路の利用者に対して必要な情報を予め正確に伝え、且つ、 統一感のある均一な行動が行われるように統制することにより、交通の疎通を増進し、道路上の安全を保証する。
一方、床面側溝11と保護板110の第1の面111との間には隙間が生じて異物が入り込んで堤防12において腐食などが生じる虞があるが、これを防ぐために、シリコンなどを用いて隙間を閉塞する。
図5乃至図8に示すように、前記防草板120は、前記堤防12とつながる非車道若しくは斜面の地面を覆うように設けるが、前記防草板120及び保護板110は連接して貼り合わせられる。
前記防草板120が設けられる非車道若しくは斜面は、道路の一方の側に配設される。このとき、道路が車両専用道路である場合、非車道若しくは斜面に生長した植物の除草作業に難点がある。
これを補うために、防草板120は、側溝に近い位置の非車道若しくは斜面を覆って地面への日光を遮断して植物の生長を遮断する。
要するに、防草板120は、非道路若しくは斜面に四季を通して草本類の成長環境を抑えて植物の根による道路側溝10の亀裂の発生を抑えるとともに、草本類の成長を遮断して境界壁、ガードレール又は交通安全施設物の識別力を保証する。
ここで、非道路若しくは斜面にはガイドレール13が設けられるが、防草板120を設けるときに干渉が生じる虞があるため、草板120の側面にガイドレール13の柱を収容する溝122が形成される(図8を参照すること)。
或いは、本発明による道路側溝の保護装置は、ガイドレール13の柱の周りを収容する別途のプレート123を更に備える(図9を参照すること)。すなわち、前記プレート123をガイドレール13の柱の下端部の周りに取り付け、前記防草板120の側面にプレート123を収容する溝122を形成する(図8を参照すること)。
また、前記防草板は、一枚以上の層に積み重ねられる(図12及び図13を参照すること)。
複数枚の層に積み重ねられる防草板120は、貼合手段117を用いて部分的に貼り合わせて防草板120同士の積み重ね状態を維持するとともに、長期に亘っての使用により防草板120に外部的な損傷が与えられると、最外側に積み重ねられて露出された防草板120を引き剥がして次の防草板120を露出させて非道路若しくは斜面の保護機能を行う。
上記の防草板120には、鋼板、合成樹脂、ゴム及び木材のうちのいずれか一種が適用される。
特に、合成樹脂には、PVC、PE、HDPE、PU、PPに加えて、プラスチック製品が適用されることが好ましい。
また、防草板120及び保護板110を緊密に連接して貼り合わせる状態に維持するためには、防草板120及び保護板110間の連接個所を重ね合わせて貼り合わせる。
更に、前記保護板110及び防草板120は、互いに連接される端部にそれぞれ第3の段差116及び第4の段差121を形成して更に緊密に重ね合わせて貼り合わせる。
ここで、第3の段差116及び第4の段差121は、貼合手段117により貼り合わせられる(図6を参照すること)。
このような構成を有する道路側溝の保護装置によれば、堤防12の表面に包み込まれるように設けた保護板110を用いて堤防12の水分接触の防止や冬期に散布される除雪材などの塩化カルシウムの接触防止を図り、且つ、四季を通して草本類の成長環境を遮断して堤防12の腐食、亀裂又は外部的な損傷を防いで物理的及び化学低な環境に対する耐久性を向上させるという効果がある。
また、非道路若しくは斜面に草本類の成長環境を四季を通して抑えて植物の根による側溝の亀裂の発生を抑えるとともに、草本類の成長を遮断して境界壁、ガードレール又は交通安全施設物の識別力を保証するという効果がある。
更に、前記保護板110又は防草板120を一枚以上の層に積み重ね、損傷の有無に応じて露出された保護板110又は防草板120を選択的に引き剥がして次に積み重ねられた保護板110又は防草板120を用いて堤防12又は斜面の持続的な保護機能を行うという効果がある。
更にまた、保護板110又は防草板120に光反射機能及び蓄光機能を持たせて、道路境界の視認性を向上させるという効果がある。
以上述べたように、本発明は、上述した実施形態及び添付図面に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の置換、変形及び変更を加えることができるということは、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者にとって自明である。
10:道路側溝
11:床面側溝
12:堤防
13:ガイドレール
100:道路側溝の保護装置
110:保護板
111:第1の面
112:第2の面
113:第3の面
114:第1の段差
115:第2の段差
116:第3の段差
117:貼合手段
120:防草板
121:第4の段差
122:溝
123:プレート

Claims (10)

  1. 車道と非車道との間の境界の床面に設けられる床面側溝と、前記床面側溝の上面のうち非車道との境界に縁石状に突設される堤防と、を有する道路側溝を保護する装置であって、
    前記床面側溝と当接する面を除く堤防の露出された表面を保護板が包み込むように設けられて堤防の腐食を防ぐとともに、雑草の生育を防ぎ、
    前記保護板は二枚以上の層に積み重ねられ、複数枚に積み重ねられた保護板同士は貼合手段を用いて部分的に貼り合わせて保護板を次第に引き剥がし可能にすることを特徴とする、道路側溝の保護装置。
  2. 前記堤防とつながる非車道地面を防草板が覆うように設けられ、前記防草板及び保護板は貼り合わせられることを特徴とする請求項1に記載の道路側溝の保護装置。
  3. 前記保護板は、
    前記堤防の前面に積み重ねられる第1の面と、
    前記第1の面と接ぎ合せられ、且つ、折り曲げられて堤防の上面に積み重ねられる第2の面と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の道路側溝の保護装置。
  4. 前記保護板は、
    前記堤防の前面に積み重ねられる第1の面と、
    前記第1の面と接ぎ合せられ、且つ、水平に折り曲げられて堤防の上面に積み重ねられる第2の面と、
    前記第2の面と接ぎ合せられ、且つ、垂直に折り曲げられて非車道地面よりも高い段差を有する個所の堤防の背面に積み重ねられる第3の面と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の道路側溝の保護装置。
  5. 前記堤防の表面に包み込まれる保護板は、貼合手段により貼り合わせられ、前記貼合手段は、接着剤により貼り合わせられるか、或いは、ボルト及びナットの締め付けにより貼り合わせられることを特徴とする請求項1に記載の道路側溝の保護装置。
  6. 前記防草板は枚以上の層に積み重ねるが、複数枚に積み重ねられた防草板同士は貼合手段を用いて部分的に貼り合わせて防草板を次第に引き剥がし可能にすることを特徴とする請求項2に記載の道路側溝の保護装置。
  7. 前記保護板及び防草板には、鋼板、合成樹脂、ゴム及び木材のうちのいずれか一種が適用されることを特徴とする請求項2に記載の道路側溝の保護装置。
  8. 前記保護板及び防草板は、互いに連接される端部にそれぞれ第3の段差及び第4の段差を形成して重なり合って接ぎ合わせられることを特徴とする請求項2に記載の道路側溝の保護装置。
  9. 前記保護板は、
    前記第2の面の一方の上面に第1の段差を形成し、前記第2の面の他方の下面に第2の段差を形成して、
    複数枚の保護板を連続して接ぎ合わせるに際して、保護板の第1の段差とは異なる個所の保護板の第2の段差が重なり合うように積み重ねられて接ぎ合わせられることを特徴とする請求項3に記載の道路側溝の保護装置。
  10. 前記保護板及び防草板において重なり合う第3の段差及び第4の段差は、貼合手段により貼り合わせられることを特徴とする請求項に記載の道路側溝の保護装置。
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