JP6177353B2 - ペイントローラ - Google Patents

ペイントローラ Download PDF

Info

Publication number
JP6177353B2
JP6177353B2 JP2015560564A JP2015560564A JP6177353B2 JP 6177353 B2 JP6177353 B2 JP 6177353B2 JP 2015560564 A JP2015560564 A JP 2015560564A JP 2015560564 A JP2015560564 A JP 2015560564A JP 6177353 B2 JP6177353 B2 JP 6177353B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snap element
snap
paint roller
counter
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015560564A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016513580A5 (ja
JP2016513580A (ja
Inventor
ネスポリ・アレッサンドロ
Original Assignee
ピーアイエー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ピーアイエー株式会社 filed Critical ピーアイエー株式会社
Publication of JP2016513580A publication Critical patent/JP2016513580A/ja
Publication of JP2016513580A5 publication Critical patent/JP2016513580A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6177353B2 publication Critical patent/JP6177353B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C17/00Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
    • B05C17/02Rollers ; Hand tools comprising coating rollers or coating endless belts
    • B05C17/0205Rollers ; Hand tools comprising coating rollers or coating endless belts characterised by the handle, e.g. handle shape or material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C17/00Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
    • B05C17/02Rollers ; Hand tools comprising coating rollers or coating endless belts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

本発明は、表面、特に、壁、天井等の平坦面に、塗料を塗布するペイントローラに関する。
特許文献1には、請求項1の前提部に記載された構成を備えるペイントローラが開示されている。
特許文献2には、別のペイントローラが開示されている。同文献のペイントローラは、ハンドルを一方の端部に有するブラケットを備えている。このブラケットの他方の端部は、前記ハンドルの方向と直交するようにして延びており、そこには塗布ロールが回転可能に保持される。この塗布ロールを回転可能に支持するための軸受は、スリーブを含む。このスリーブは、前記塗布ロール内側に設けられた筒体内で回転可能に保持される。そのスリーブ内に前記ブラケットの他方の端部が挿入されて、この他方の端部が摩擦力で保持される。
特許文献3には、ペイントローラであって、ブラケット(すなわち、スピンドル)の他方の端部が保持キャップによって固定されたペイントローラが開示されている。この保持キャップは、前記スピンドルの自由端部に取り付けられる。
これらの公知のペイントローラには、ブラケットと塗布ロールとの取外し(分解)が不便であるという短所がある。具体的に述べると、ブラケットから塗布ロールを取り外すには、片手で塗布ロールを握って、反対側の手でブラケットを軸方向に引っ張る必要がある。そのため、片手又は両手が塗料で汚れてしまう。
また、従来のペイントローラに塗料を付着させる場合、塗布ロールの一部が塗料に浸かるまで当該塗布ロールをグリッドに沿って塗料の液面に向かって進ませる。塗布ロールの表面全体にほぼ同量の塗料を均一に付着させるために、この作業を何回か繰り返す。しかし、一部に塗料を付着させたばかりで塗布ロールをグリッドから持ち上げると、塗布ロールのうちの塗料の付着した部分が床に向く位置へと塗布ロールが重力に従って勝手に回転してしまう。これは、塗布ロールに塗料を均一に覆わせるうえで厄介である。
欧州特許出願公開第0672463号明細書 西独国特許出願公開第3410468号明細書 米国特許第3102327号明細書
本発明の目的は、当該技術分野の短所を解消することである。具体的に述べると、本発明の目的は、簡単に分解(取外し)可能なペイントローラを提供することである。本発明のさらなる目的は、塗布ロールに塗料を均一に付着させ易くすることである。
上記の目的は、請求項1の構成によって達成される。本発明の実施形態は、請求項2〜17の構成によって示される。
本発明では、ブラケットと塗布ロールとの接続及び切離しを可能にするプッシュ−プッシュ機構を設けることを提案する。
プッシュ−プッシュ機構は、従来から例えばボールペン等の分野で知られている。上記提案のようにプッシュ−プッシュ機構を設ける構成には、塗布ロールの自由先端面を地面に置き、ブラケットをその地面の方向に押圧するだけで、プッシュ−プッシュ機構のロックが解除され、これによって塗布ロールをブラケットから切り離せるという利点がある。このようにして、ブラケットを塗布ロールから抜き取ることができる。換言すると、好ましくは、前記プッシュ−プッシュ機構は、前記ブラケットをそのエンド部位の延在方向に平行な押圧方向に押圧することによって接続及び切離しが達成されるように実現されている。この押圧方向とは、前記ペイントローラのうち、前記ブラケットのエンド部位が挿入される側の端部とは反対側の端部である自由端部に向かう方向のことである。エンド部位の延在方向は、通常、塗布ロールの回転軸心を規定する。このように本発明によれば、ブラケットから塗布ロールを切り離すのに、塗布ロールを手で握る必要がなくなる。上記提案の発明により、塗布ロールを簡単に且つ便利に交換することができる。
本発明の一実施形態では、前記エンド部位に、スナップエレメントが設けられる。前記塗布ロールの塗布ロール筒体の第1の端部に、前記スナップエレメントに対応するカウンタースナップエレメントが設けられ得る。また、前記スナップエレメントを前記カウンタースナップエレメントの方向に動かすとこれらスナップエレメントおよびカウンタースナップエレメントを押し離す弾性力を生成する、ばね手段が設けられる。また、前記スナップエレメントを弾性力に抗して前記カウンタースナップエレメントの方向に押圧するとそのスナップエレメントが当該カウンタースナップエレメントと係合し、前記スナップエレメントを弾性力に抗して前記カウンタースナップエレメントの方向に引き続き押圧するとそのスナップエレメントが当該カウンタースナップエレメントから離脱して前記塗布ロールを前記ブラケットから切り離すことが可能となるように、前記ばね手段、前記スナップエレメントおよび前記カウンタースナップエレメントが協働する。
本発明の有利な一実施形態では、前記スナップエレメントが、前記ブラケット上において、そのスナップエレメントの軸方向移動を制限する第1および第2のストッパ間で回転可能に支持される。
本発明の有利な他の実施形態では、前記ばね手段によって前記スナップエレメントおよび前記カウンタースナップエレメントに加えられる弾性力が、そのスナップエレメントを当該カウンタースナップエレメントに対する係合位置に保持する。しかし、その係合位置から前記スナップエレメントを前記カウンタースナップエレメントの方向に押圧すると係合が外れるので、そのスナップエレメントを当該カウンタースナップエレメントから軸方向に引き離すことができる。
前記スナップエレメントおよび前記カウンタースナップエレメントは、これらスナップエレメントおよびカウンタースナップエレメントが係合状態では互いに対して回転できないように形成され得る。これを実現するには、前記スナップエレメントの外周に径方向のタング(舌部)を設けて、かつ、前記カウンタースナップエレメントに当該径方向のタング(舌部)に対応する溝を設ければよい。これは、その係合状態において、前記塗布ロールの回転が前記スナップエレメントに伝達されること、すなわち、前記スナップエレメントが前記ブラケットのエンド部位および当該エンド部位に固定保持されたスリーブに対して回転することを意味する。
有利なさらなる他の実施形態において、前記スリーブには、その表面に複数の凹所が設けられており、前記スナップエレメントには、そのスナップエレメントが前記スリーブの周りで回転すると前記凹所に係合及び離脱する弾性タング(elastic tongue)が設けられている。このように弾性タング体と凹所とが相互作用することにより、前記塗布ロールが前記ブラケットのエンド部位の周りを回転する際にこの回転に抗する摩擦がもたらされる。前記スリーブに設けられた前記凹所とこれに係合及び離脱する前記弾性タング体とが協働することにより、塗布ロールの回転が間欠的に阻害されるようになる。前記ブラケットに対する前記塗布ロールの自由回転に抗する摩擦は、当該塗布ロールによって囲まれた空間内への塗料の浸入に対して密封する密封部材(sealing)によってもたらすことも可能である。具体的に述べると、このような密封部材は、前記ブラケットのエンド部位と前記スナップエレメントおよび/または前記カウンタースナップエレメントとの間、および/または前記スナップエレメントと前記カウンタースナップエレメントとの間に設けられ得る。
前記ブラケットに対する前記塗布ロール筒体の自由回転をそのような回転に抗する摩擦力をもたらす装置によって阻害する、上記の実施形態は、それ単独でも一発明と見なすことができ、従来のペイントローラと組み合わせて使用することが可能である。この思想の好ましい一実施形態では、その摩擦力等が、回転角度に依存して変化する。
前記カウンタースナップエレメントは、前記塗布ロール筒体の第1の端部内に挿入される第1のエンドピースの一部であってもよい。
前記第1のストッパは、前記ブラケットに径方向突起として形成され得る。具体的に述べると、前記ブラケットから径方向に延びる2つの互いに反対側の径方向突起が形成され得る。前記第2のストッパは、前記ブラケットに固定されるスリーブで作製され得る。このようなスリーブは、プラスチック材で作製され得る。このようなスリーブは、前記ブラケット上に摩擦係合で保持され得る。
有利なさらなる他の実施形態では、前記ばね手段が、前記ブラケットで支持される。具体的に述べると、前記ばね手段は、前記スナップエレメントで保持され得る。本提案の実施形態では、プッシュ−プッシュ機構のほとんどの部品が、ブラケットで保持される。結果として、作業部位を形成する塗布ロールを、簡単に且つ低コストで製造することが可能になる。
本発明のさらなる他の実施形態では、前記プッシュ−プッシュ機構が、代案の構造を有
してもよい。代案のプッシュ−プッシュ機構では、前記エンド部位に、第1のカム筒と第2のカム筒とを含むスナップ構造体が設けられ、これら第1のカム筒および第2のカム筒は前記ブラケットに回転可能に支持され、前記第1のカム筒は、その第1の端面に、複数の第1のカムを有しており、前記第1のカム筒は、当該第1のカム筒の軸方向移動を制限する2つのストッパ間で前記ブラケットに支持され、前記第2のカム筒は、前記第1のカム筒に回転可能に係合し、前記第2のカム筒は、第2の端面に、前記第1のカムと係合可能な複数の第2のカムを有しており、これら第2のカムは、係止位置および非係止位置において、前記第1のカムに対して回転可能であり、前記非係止位置では、それらカム間に、前記塗布ロール筒体の内面に設けられた軸方向に延びるタング(舌部)に対応する軸方向溝が形成されることにより、当該非係止位置において、前記スナップ構造体を前記塗布ロール筒体内に挿入することが可能となり、前記塗布ロール筒体に、第3のストッパが設けられ、前記スナップ構造体を前記第3のストッパに動かし当てると前記第2のカムを前記第1のカムに押し付ける弾性力を生成する、ばね手段が設けられている。
このような別のプッシュ−プッシュ機構は、前記ブラケットのエンド部位に保持される前記スナップ構造体が、係止状態と非係止状態の2つの異なる状態を取れるように実現されている。非係止状態では、前記スナップ構造体を保持したブラケットを、前記塗布ロール筒体内へと挿入する又は前記塗布ロール筒体から引き離すことができる。このスナップ構造体は、前記第3のストッパに押し付けられることで非係止状態から係止状態に切り替わる。係止状態では、このスナップ構造体が、前記塗布ロール筒体内の前記タング(舌部)によって保持されている。このスナップ構造体に圧力を加えると、前記第1のカム筒に設けられた溝セクションと前記第2のカム筒に設けられた溝セクションとが整列することで当該スナップ構造体を前記塗布ロール筒体から前記タング(舌部)に沿って引き離すことが可能な非係止位置に切り替わる。
一実施形態では、前記第2のカム筒が前記ばねによって前記第1のカム筒に押し付けられると共にその第2のカム筒が前記タング(舌部)との係合から外れた際に当該第2のカム筒が前記係止位置へと回転するように、前記第1のカムが第1の傾斜面を有し且つ前記第2のカムが対応する第2の傾斜面を有している。この構成によれば、前記スナップ構造体を前記塗布ロール筒体内に押し込むことにより、前記係止状態への切替えが自動的に起こる。
他の実施形態では、前記内面、前記タング(舌部)および前記第3のストッパが、前記塗布ロール筒体の第1の端部内に挿入される第3のエンドピースの一部である。
第2のエンドピースが、前記塗布ロール筒体の第2の端部内に挿入され得る。この第2のエンドピースは、前記ブラケットのエンド部位を回転可能に保持する別の凹部を有し得る。この別の凹部は、前記塗布ロール筒体と同軸の貫通孔として実現されてもよい。有利な一実施形態では、前記第2のエンドピースに、その貫通孔を閉塞又は密封するエンドキャップが設けられる。
前記第1または第3のエンドピースと前記第2のエンドピースとは、同じに構成されていてよい。これらは、プラスチック材から射出成形法で作製され得る。
本発明のさらなる他の実施形態では、プッシュ−プッシュ機構のさらなる代案を提案する。この代案のプッシュ−プッシュ機構は、前記エンド部位に設けられる別のスナップエレメントと、当該別のスナップエレメントと係合する別のカウンタースナップエレメントから構成され、前記ブラケットを前記押圧方向に押圧するとその別のスナップエレメントが前記別のカウンタースナップエレメントに対して第1の軸方向位置から第2の軸方向位置へと又は第2の軸方向位置から第1の軸方向位置へと軸方向移動される。この代替的なプッシュ−プッシュ機構は、さらに、クランピング装置を含み、このクランピング装置は、自身の位置に依存して半径が変化するように当該別のスナップエレメントによって作動されるクランピングエレメントを有する。本提案の実施形態では、プッシュ−プッシュ機構に関する全ての構成要素が、ブラケットに設けられる。結果として、塗布ロールを、塗料を保持するように構成された素材を外面に有する塗布ロール筒体のみを含む単純なものとして実現することができる。このようなプッシュ−プッシュ機構により、自身の半径を変化させるクランピングエレメントが作動される。このようにして、そのクランピングエレメントは、当該クランピングエレメントを取り囲む塗布ロール筒体をクランプする状態又はそのクランピングエレメントを塗布ロール筒体から後退させることが可能なほどに半径を変化させた状態に設定することができる。
一実施形態において、前記別のスナップエレメントは、前記エンド部位上において回転可能に保持される。この別のスナップエレメントは、その軸方向移動が制限されるようにして保持される。すなわち、この別のスナップエレメントは、回転可能ではあるが軸方向に離脱しないように保持される。この別のスナップエレメントと前記別のカウンタースナップエレメントとが係合すると、その別のカウンタースナップエレメントも前記ブラケットのエンド部位に対して回転可能に保持される。
前記別のカウンタースナップエレメントは、エンドキャップを有すると有利である。このエンドキャップと前記スナップエレメントの自由端部に設けられる作動エレメントとの間に、圧縮ばねが設けられ得る。一般的に、前記別のスナップエレメントは、前記ブラケットのエンド部位に沿って延びる筒形状を有する。前記別のカウンタースナップエレメントは、前記別のスナップエレメントを取り囲むように実現された別の筒形状を有する。作動エレメントは、前記別のカウンタースナップエレメントと連結されるエンドキャップの近傍に設けられる。この作動エレメントは、前記プッシュ−プッシュ機構により、そのエンドキャップに対して第1の軸方向位置から第2の軸方向位置へと又は第2の軸方向位置から第1の軸方向位置へと軸方向移動させることができる。このように作動エレメントの位置を変化させることにより、前記クランピング装置を、クランピング状態から解放状態へと又は解放状態からクランピング状態へと設定されるように作動することができる。
一実施形態において、前記クランピングエレメントは、前記エンドキャップから延設されて前記作動エレメントを取り囲む可撓性のホースである。この場合の前記作動エレメントは、当該作動エレメントの位置に依存して前記ホースの半径が変化する円錐形状を有するものとされる。ここで「円錐形状」という用語から、前記作動エレメントの外径が、前記エンドキャップの方向に向かって減少すると一般的に理解できる。前記作動エレメントは、その一部のみが円錐形状を有するように形成されてもよい。
好ましくは、前記クランピングエレメントの、前記作動エレメントの前記第1の位置に対応した第1の外半径が、塗布ロール筒体の内半径よりも小さく、前記クランピングエレメントの、前記作動エレメントの前記第2の位置に対応した第2の外半径が、前記塗布ロール筒体の前記内半径よりも大きい。前記第2の外半径は、クランピング状態において、径方向に圧迫された前記ホースによって前記塗布ロール筒体が保持されるように選択される。
次に、本発明を、添付の図面を参照しながら具体例によって説明する。
第1の実施形態の分解斜視図である。 図1に示す第1のスナップエレメントおよび第1のスリーブの拡大斜視図である。 図1に示すエンドピースの拡大斜視図である。 図1に示すエンドピースの側面図である。 図4の断面線A−Aに沿った断面図である。 図4に示すエンドピースの第1の斜視図である。 図4に示すエンドピースの第2の斜視図である。 第2の実施形態の分解斜視図である。 第2のスナップエレメントの拡大斜視図である。 第2のカウンタースナップエレメントの拡大斜視図である。 第2のスナップエレメントを保持したブラケットの斜視図である。 図11の拡大斜視図である。 第2の実施形態の非係止状態での側面図である。 第2の実施形態の係止状態での側面図である。 第3の実施形態の分解斜視図である。 図15に示す第3のスナップエレメントおよび第2のスリーブの拡大斜視図である。 図15に示す第3のカウンタースナップエレメントの拡大斜視図である。 第3の実施形態におけるペイントローラの断面図である。 第4の実施形態の分解斜視図である。 第4のスナップエレメントおよび第3のスリーブの拡大斜視図である。 第4のカウンタースナップエレメントの拡大斜視図である。 図21に示す第4のカウンタースナップエレメントの他の拡大斜視図である。 第4のカウンタースナップエレメントのさらなる他の斜視図である。 第4のカウンタースナップエレメントのさらなる他の斜視図である。 第4のカウンタースナップエレメントの平面図である。 図25の断面線B−Bに沿った断面図である。 第5の実施形態の分解斜視図である。 スナップ構造体の拡大斜視図である。 第3のエンドピースの斜視図である。 第5の実施形態におけるペイントローラの塗布ロールの断面図である。 第6の実施形態の分解斜視図である。 第6の実施形態においてクランピングエレメントが第1の位置にある様子を示す断面図である。 図32においてクランピングエレメントが第2の位置にある様子を示す断面図である。 第6の実施形態の部分側面図である。
図1〜図7に、ペイントローラの第1の実施形態を示す。このペイントローラは、ブラケット1を備える。ブラケット1には、従来のハンドルが一方の端部E1に設けられ得る(図示せず)。このハンドルは、プラスチックで作製され得る。他方の端部E2は、真直なエンド部位2の一部である。好ましくは、ブラケット1は、金属棒で製作されている。
符号3は、第1の塗布ロール筒体を指す。第1の塗布ロール筒体3には、その外周に、塗料を保持するように構成された素材が設けられ得る(図示せず)。第1の塗布ロール筒体3は、以下で詳述する第1のプッシュ−プッシュ機構によってブラケット1との接続及び切離しが可能である。
第1の塗布ロール筒体3の第1の端部E3内に、第1のエンドピース4が挿入される。第1の塗布ロール筒体3の第2の端部E4内に、第2のエンドピース5が挿入される。第1のエンドピース4および第2のエンドピース5は、例えば摩擦係合、接着、溶接等によって第1の塗布ロール筒体に固定される。
ブラケット1のエンド部位2には、第1のストッパ6が設けられている。第1のストッパ6は、エンド部位2を変形させてなる2つの径方向突起によって構成される。
符号7は、エンド部位2において回転可能に支持される第1のスナップエレメントを指す。第1のスナップエレメント7は、第1の貫通孔H1を中央に有している。この第1の貫通孔H1に、エンド部位2が導き通される。第1のスナップエレメント7は、その外周に2つの弾性スナップタング(elastic snap-tongue)8を有している。弾性スナップタング部8のそれぞれは、径方向のスナップ突起9を有している。スナップ突起9のそれぞれは、傾斜エッジ9aを有している。エッジ9aの傾斜は、第1のスナップエレメント7の外径方向から内径方向に向かって上昇している。弾性スナップタング部8は、スナップ突起9が第1のスナップエレメント7に対して周方向に撓み可能におよび第1のスナップエレメント7の内径方向に撓み可能に実現されている。
スナップエレメント7には、スナップ突起9とおおよそ対向するようにして、支持面9cから外径方向に延びる傾斜面9bが設けられている。傾斜面9bの傾斜は、一方の側が支持面9cによって制限された開口に向かって延びる。
符号10は、第1のスナップエレメント7の第1の円筒セクションC1内へと径方向内側に突出する弾性タング体を指す。第1の円筒セクションC1には、第1のスリーブ12の挿入を可能にするウインドウ11が設けられている。第1のスリーブ12には、弾性タング体10に対応する凹所12aが設けられている。第2の円筒セクションC2の内径は、第1の円筒セクションC1の内径よりも小さい。第2の円筒セクションC2の内径は、第1のスナップエレメント7をエンド部位2上において回転可能に保持できるように、そのエンド部位2の外径よりも僅かに大きい。
第1のスナップエレメント7は、さらに、第3の円筒セクションC3を有している。第3の円筒セクションC3の内径は、圧縮ばね13を摩擦力によって内側に保持できるように選択される。第1の円筒セクションC1と第3の円筒セクションC3とは第1のフランジ14によって隔てられており、この第1のフランジ14に、第1のばね端部E5が当接する。第2のばね端部E6は、第1のエンドピース4内に設けられた別のフランジ(図示せず)に当接する。
第3の円筒セクションC3には、第1の径方向タング15が2つ設けられている。第2の円筒セクションC2には、第1の径方向タング15と軸方向に揃う第2の径方向タング16が設けられている。
第1のエンドピース4と第2のエンドピース5とは、互いに同一に形成されている。エンドピース4,5は、第1のカウンタースナップエレメント17を有している。第1のカウンタースナップエレメント17は、第1の径方向タング15を案内する案内溝18を有している。さらに、第1の径方向タング15を案内溝18へと案内する傾斜案内レール19が設けられている。第1のカウンタースナップエレメント17は、さらに、スナップ開口22を含むスナップセクション20を有している。弾性スナップタング部8の径方向スナップ突起9が、第1のスナップエレメント7が第1のカウンタースナップエレメント17内に挿入された際にこのスナップ開口22に係合する。
エンドピース4,5のインナー側端部には、ブラケット1の他方の端部E2を挿入し易くする漏斗状の開口21が設けられている。第1の塗布ロール筒体3内への塗料の浸入を防止するために、エンドピース4,5に設けられた第2の貫通孔H2が、エンドキャップ23によって密封され得る。
エンドキャップ23には、熱可塑性ゴム、シリコン、低密度PE等で作製されたシール部材が配設されてもよい(図示せず)。同様のシール部材が、スナップエレメント7の第2の円筒セクションC2の自由端部から延びる第1のエンドフランジ16aの内側に配設されてもよい。本提案のシール部材は、塗料が第1の塗布ロール筒体3内に浸入するのを阻止する。
図4〜図6には、エンドピース4,5が詳細に描かれている。エンドピース4,5は、略円筒形状の第1のカウンタースナップエレメント17を有している。第1のカウンタースナップエレメント17のアウター側端部E7には、第2のフランジ24が設けられている。この第2のフランジ24の外径は、円筒状の第1の塗布ロール筒体3の外端外径(further outer diameter)と実質的に同一とされている。第1のカウンタースナップエレメント17からは、第2のフランジ24を支持する径方向壁25が延びている。2つの互いに反対側の径方向壁25間の径方向距離は、エンドピース4,5を摩擦力によって第1の塗布ロール筒体3内に保持できるように選択されている。
第1のカウンタースナップエレメント17のインナー側端部E8には、第1のスナップエレメント7が第1のカウンタースナップエレメント17に係止した際に圧縮ばね13が当接する、第3のストッパ26が設けられている。図示の例において、第3のストッパ26は、漏斗状のテーパの形態で実現されている。
特に図6及び図7から分かるように、第1のカウンタースナップエレメント17の内壁には、案内溝18に導く傾斜案内レール19が設けられている。
第1のカウンタースナップエレメント17の開いた端部E7の近傍には、2つのスナップセクション20が設けられている。これらのスナップセクション20は、互いに反対側に位置している。スナップセクション20のそれぞれは、スナップ開口22に導くさらなる傾斜案内レール27を含む。さらなる傾斜案内レール27は、傾斜案内溝として実現されてもよい。
以下に、第1の実施形態におけるペイントローラの機能を説明する。
第1のスナップエレメント7は、第1のストッパ6に当接する。第2のストッパは、第1のスナップエレメント7の第1の円筒セクションC1内に形成されたポケットに挿設されるスリーブ12によって形成される。第1のスナップエレメント7は、第1のストッパ6とスリーブ12との間で回転可能に保持される。
弾性タング体10とエンド部位2に固定保持されたスリーブ12の凹所12aとが協働することにより、その弾性タング体10の作用によってもたらされる摩擦力を上回る場合にのみ、第1のスナップエレメント7は回転することができる。図示の実施形態では、弾性タング体10が凹所12aに係合及び離脱することから、その摩擦力が変化する。圧縮ばね13は、その第1のばね端部E5が第1のスナップエレメント7の第3の円筒セクションC3内に保持される。
第1のスナップエレメント7を回転可能に支持したブラケット1をロックするには、エンド部位2の他方の端部E2を、第1のエンドピース4に挿入した後、漏斗状の開口21を介して第2のエンドピース5に挿入する。第1のスナップエレメント7を、第1のエンドピース4に設けられた第1のカウンタースナップエレメント17に挿入する際には、第1の径方向タング15が傾斜案内レール19に沿って案内溝18へと案内される。これにより、第1のスナップエレメント7は、第1のカウンタースナップエレメント17に対して回転できないようになる。
第1のスナップエレメント7を第1のカウンタースナップエレメント17に対してさらに挿入させると、弾性スナップタング部8が、第1の周方向に撓み変形しながら径方向のスナップ突起9を前記さらなる傾斜案内レール27上で摺動させた後、スナップセクション20のスナップ開口22に係合する。
係合状態では、圧縮ばね13が、その第1のばね端部E5でフランジ14に当接していると共に、カウンタースナップエレメント17内に設けられた第3のストッパ26にも当接している。この圧縮ばね13により、第1のスナップエレメント7を第1のカウンタースナップエレメント17から軸方向に押し離す力が加わる。これにより、第1のスナップエレメント7を、第1のカウンタースナップエレメント17に対する係止位置に保持することができる。
ブラケット1を第1の塗布ロール筒体3から切り離すには、ブラケット1を用いて、第1のスナップエレメント7を、圧縮ばね13の力に抗して第1のカウンタースナップエレメント17の方向に押圧する。すると、径方向のスナップ突起9は、その傾斜エッジ9aがスナップ開口22の下端エッジで摺動することから、径方向内側に曲げられる。これと同時に、弾性スナップタング部8のそれぞれが、前記第1の周方向とは逆の第2の周方向に曲げられながら傾斜面9b上を摺動した後、支持面9cに当接する。傾斜面9bは、弾性スナップタング部8に軸方向の圧力を加えた際に径方向の突起9が前記さらなる傾斜案内レール27に戻らないように形成されている。最後に、弾性スナップタング部8は、スナップ開口22から離脱すると、カウンタースナップエレメント17の内壁に当接するように変形して戻る。第1のスナップエレメント7は、圧縮ばね13の作用により、第1のカウンタースナップエレメント17から強制的に離される。アウター側端部E7の近傍で、径方向のスナップ突起9が、前記さらなる傾斜案内レール27に再び入る。このようにして第1のスナップエレメント7が切り離されて、ブラケット1のエンド部位2を第1のエンドピース4から引き出すことが可能になる。
第1のスナップエレメント7は、カウンタースナップエレメント17に係止すると、その第1のカウンタースナップエレメント17に対して回転できないようになる。すなわち、第1の塗布ロール筒体3が回転すると、それと同時に第1のスナップエレメント7も回転することになる。ただし、弾性タング体10とスリーブ12及びスリーブ12に設けられた凹所12aとが協働することにより、第1の塗布ロール筒体3の回転を阻害する摩擦力が発生する。これにより、第1の塗布ロール筒体3に塗料を均一に付着させ易くなる。
後述の実施形態の説明において、第1の実施形態を参照しながら既述した構成要素と同様又は同一の構成要素については、同一の符号を使用する。
図8〜図14に、本発明の第2の実施形態を示す。第2の実施形態における第2のプッシュ−プッシュ機構は、第1の実施形態を参照しながら説明した第1のプッシュ−プッシュ機構と類似している。第2のスナップエレメント28は、その一方の端部に、中央貫通孔30が設けられた第2のエンドフランジ29を有している。中央貫通孔30の内径は、ブラケット1のエンド部位2の外径よりも僅かに大きい。第2のスナップエレメント28のインナー側端部から、可撓性のバー又はロッド31が実質的に軸方向に延びており、可撓性のバー又はロッド31は、径方向に僅かに曲がっている。第2のカウンタースナップエレメント32は、軸方向に延びるバー33を含む。バー33は、エンドプレート34と連結する。エンドプレート34は、中央にさらなる貫通孔35を有している。このさらなる貫通孔35に、第3のエンドピース36を挿入することができる。
第1の実施形態と同じく、ブラケット1のエンド部位2には、第1のストッパ6が設けられている。第1のストッパ6は、エンド部位2を変形させてなる2つの径方向突起によって構成される。これに加えて、エンド部位2には、第1のストッパ6と同一に形成された第4のストッパ37が設けられている。
以下に、第2の実施形態におけるペイントローラの機能を説明する。
第2のプッシュ−プッシュ機構の機能は、第1の実施形態における第1のプッシュ−プッシュ機構の機能とおおよそ同一である。
しかし、第2の実施形態は、さらなる機能的特徴を幾つか備えており、図13及び図14を参照しながら説明する。
図13から分かるように、第2のスナップエレメント28は、第1のストッパ6と第4のストッパ37との間で回転可能に保持される。中央貫通孔30の内径は、互いに反対側の前記径方向突起間の距離よりも小さい。
第2のスナップエレメント28を第2のカウンタースナップエレメント32に挿入すると、ロッド31が、エンドプレート34に設けられたロッド貫通孔(詳細に図示せず)に挿通される。ロッド31の長さは、第2のスナップエレメント28が第2のカウンタースナップエレメント32に係止した際に、そのロッド31が径方向外側に若干曲がるように選択される。これと同時に、そのロッド31は、さらなるスナップ機構(詳細に図示せず)によって第3のエンドピース36に係止する。このような若干曲がるロッド31により、第2のスナップエレメント28が第2のカウンタースナップエレメント32に係止してなる構造体を第2の塗布ロール筒体38に挿入させる際に弾性力を付与することができる。第2の塗布ロール筒体38の内径は、エンドプレート34及び第3のエンドピース36の外径よりも僅かに大きく選択される。
図15〜図18に、本発明の第3の実施形態を示す。ブラケット1のエンド部位2には、第3のスナップエレメント39が、第1のストッパ6と第2のストッパとの間で回転可能に保持される。ここでも、第1のストッパ6は、エンド部位2を変形させてなる2つの径方向突起によって構成される。第2のストッパは、摩擦力によってエンド部位2に保持される第2のスリーブ40によって形成される。
第3のカウンタースナップエレメント43は、第1の実施形態に関連して説明した第1のカウンタースナップエレメント17と同様に形成されている。第3のカウンタースナップエレメント43は、第3の塗布ロール筒体44に挿入される。そして、第3のカウンタースナップエレメント43は、摩擦力によってその第3の塗布ロール筒体44内に保持される。第3のカウンタースナップエレメント43は、接着、溶接等によって第3の塗布ロール筒体44内に固定されるものであってもよい。第3のカウンタースナップエレメント43は、第1のカウンタースナップエレメントと同様に、2つの互いに反対側に位置したスナップセクション20を有している。その一方で、第3のスナップエレメント39には、単一の弾性スナップタング部8しか設けられていない。
第3のプッシュ−プッシュ機構は、第1の実施形態に関連して説明した第1のプッシュ−プッシュ機構と類似している。第1の実施形態における第1のプッシュ−プッシュ機構についての説明を参照されたい。
ストッパが径方向突起の形態で実現されている場合、これら径方向突起とスナップエレメントとの間に、ワッシャが設けられてもよい。第1のストッパは、プラスチックで作製されたスリーブで構成され得る。
図19〜図26に、本発明の第4の実施形態を示す。第4の実施形態における第4のプッシュ−プッシュ機構は、第1〜第3の実施形態におけるプッシュ−プッシュ機構と異なる。
第4のスナップエレメント45は、ブラケット1の真直なエンド部位2において、第1のストッパ6と第3のスリーブ46との間で回転可能に保持される。ブラケット1には、ハンドル47がその端部E1に設けられる。
第4のスナップエレメント45は、略円筒形状である。第4のスナップエレメント45は、その遠位側端部E9に、少なくとも1つの径方向に延びるスナップ突起48、好ましくは互いに反対側に位置した、径方向に延びる2つのスナップ突起48を有している。スナップ突起48のそれぞれは、ダイヤモンドの形状をしており、その鋭角は軸方向に揃っている。
符号49は、ばね支持エレメントを指す。ばね支持エレメント49は、ばね支持セクション50aおよびさらなるスナップ突起50bを有している。ばね支持エレメント49は、第4のスナップエレメント45内へと前記遠位側端部E9で挿入される。ばね支持エレメント49は、前記遠位側端部E9で前記さらなるスナップ突起50によって回転可能に保持される。
符号51は、第4のカウンタースナップエレメントを指す。第4のカウンタースナップエレメント51の内面には、カムスリット52に導く傾斜案内レール19(図23を参照)が設けられている。カムスリット52は、入口開口53および第1のエンドセクション54を有している。第1のエンドセクション54に対向するようにして、第1の傾斜案内セクション55が設けられている。第1の傾斜案内セクション55の端点に対して軸方向に対向するようにして、第2の傾斜案内セクション56が設けられている。第2の傾斜案内セクション56は、第2のエンドセクション57に導く。第2のエンドセクション57に対して軸方向に対向するようにして、第3の傾斜案内セクション58が設けられている。第3の傾斜案内セクション58は、出口開口59に導く。第1のエンドセクション54および第2のエンドセクション57は、「V」の形状をしている。
この第4のカウンタースナップエレメント51は、別の塗布ロール筒体に挿入されて、その塗布ロール筒体に固定される。
以下に、この別のプッシュ−プッシュ機構の機能を説明する。
圧縮ばね13が、ばね支持エレメント49によって第3のスナップエレメント45に対して回転可能に保持される。これにより、第4のスナップエレメント45は、第4のカウンタースナップエレメント51に対して常に回転可能となる。
第4のスナップエレメント45が第4のカウンタースナップエレメント51内に入ると、スナップ突起48が、傾斜案内レール19に沿って案内されてカムスリット52の開口53へと進入する。第4のスナップエレメント45を、第4のカウンタースナップエレメント51の第3のストッパ26に当接する圧縮ばね13の力に抗してさらに押圧すると、スナップ突起48が、第1のエンドセクション54へと案内される。これと同時に、第4のスナップエレメント45が、入口開口53から遠ざかるように周方向に回転される。第1のエンドセクション54に到達すると、第4のスナップエレメント45を軸方向にそれ以上押圧することはできない。そして加圧がなくなると、スナップ突起48は第1の傾斜案内セクション55に接触した状態になる。スナップ突起48は、第1の傾斜案内セクション55に沿って、当該第1の傾斜案内セクション55のうちの「V」の形状をした端点へと案内される。これにより、第4のスナップエレメント45は、再び第4のカウンタースナップエレメント51に対して周方向に回転される。このようにして、上記の別のプッシュ−プッシュ機構がロックされる。
再び第4のスナップエレメント45に圧力を加えると、スナップ突起48は、第2の傾斜セクション56に沿って第2のエンドセクション57へと案内される。加圧がなくなると、スナップ突起48は第3の傾斜セクション58に接触した状態になる。これにより、第4のスナップエレメント45が再び周方向に回転されることで、スナップ突起48が出口開口59と軸方向に整合し、第4のスナップエレメント45を第4のカウンタースナップエレメント51から引っ込めることが可能となる。
図27〜図30に、本発明の第5の実施形態を示す。本実施形態では、塗布ロールが第5のプッシュ−プッシュ機構を備える。この第5のプッシュ−プッシュ機構では、既述したプッシュ−プッシュ機構のスナップエレメントが「スナップ構造体」として実現されている。
図27、図28及び図30から分かるように、スナップ構造体は、第1のカム筒60を含む。第1のカム筒60は、ブラケット1のエンド部位2において、第1のストッパ6と第4のスリーブ61との間で回転可能に保持される。この第4のスリーブ61は、例えば摩擦力等によってエンド部位2に固定される。図30から分かるように、第1のストッパ6は、ストッパスリーブ61aを備え得る。このストッパスリーブ61aは、エンド部位2に設けられた径方向突起をカバーする。
第2のカム筒62は、当該第2のカム筒62の外周から延びる第3のフランジ63が第1のカム筒60の内面に設けられた周方向溝64に係合することにより、第1のカム筒60で回転可能に保持される。第3のフランジ63と周方向溝64との係合は、第2のカム筒62が軸方向に所定の距離内で移動することを可能にする係合とされる。
符号65は、第3のエンドピースを指す。第3のエンドピース65は、第1の塗布ロール筒体3に挿入されて固定される。符号13は、圧縮ばねを指す。圧縮ばね13は、第2のカム筒62に当接し、前記スナップ構造体が塗布ロール筒体3に係止した状態では、第3のエンドピース65に設けられた第3のストッパ26に当接する。
図28には、スナップ構造体の詳細が描かれている。第1のカム筒60は、その第1の端面に、互いに同一に形成された複数の第1のカム66を有している。第1のカム66間のそれぞれには、第1の溝セクション67が設けられている。第1のカム66のそれぞれは、第1の傾斜面68を有している。
第2のカム筒62は、その第2の端面に、第2のカム69を有している。第2のカム69は、第1の傾斜面68に対応する第2の傾斜面70を有している。第2のカム69には、さらに、第2の傾斜面70とは反対側に、第3の傾斜面71が設けられている。2つの第2のカム69間には、第2の溝セクション72が設けられている。
図28には、第1のカム筒60および第2のカム筒62を含むスナップ構造体であって、第2の溝セクション72が第1の溝セクション67と整列している、非係止状態のスナップ構造体が描かれている。
図29には、第3のエンドピース65が詳細に描かれている。第3のエンドピース65の円筒状の内面73には、軸方向に延びるタング74が設けられている。タング74は、第3のエンドピース65の開口に向いたその開口側端部に第1の傾斜案内面75を有し、ストッパ側に第2の傾斜案内面76を有している。なお、タング74は、前記内面73において所定の距離に沿って延びているが、その所定の距離は、前記内面73を形成する円筒セクションの軸方向長さよりも短い。図29では隠れているが、前記内面73には4つのタング74が、隣合うタング74に対してそれぞれ90°ずれて設けられている。第1のカム66及び第2のカム69の外径は、前記内面73の内径よりも僅かに小さい。
以下に、第5の実施形態における第5のプッシュ−プッシュ機構の機能を説明する。
前記スナップ構造体を第3のエンドピース65内に挿入すると、第2のカム69の第3の傾斜面71が、タング74の第1の傾斜案内面75に接触する。これにより第2のカム筒62が回転されて、第2の溝セクション72がタング74と係合するように案内され、次いで第1の溝セクション67もタング74と係合するように案内される。具体的に述べると、第1の溝セクション67は、タング74が第1の傾斜面68又は第1のカム66に設けられたさらなる第1の傾斜面68aに沿って摺動することにより、そのタング74と係合するように案内される。第2のばね端部E6が、第3のストッパ26と接触する。圧縮ばね13は、第2のカム筒62を第1のカム筒60に対し、これらがタング74に沿って移動する際に押し付ける。第2の溝セクション72がタング74を越えると、圧縮ばね13の付勢力により、第2のカム69が第1のカム66に対して第2の傾斜面70に沿って回転される。これにより、第1の溝セクション67と第2の溝セクション72とが整列しなくなる。
加圧がなくなると、タング74の第2の案内面76が第2のカム69のストッパ面77に当接する。これにより、前記スナップ構造体が係止状態になる。
再び前記スナップ構造体に圧力を加えると、第2のカム筒62がインナー側に移動することで、第2のカム69が第2の案内面76との係合から外れる。すると、第2のカム筒62が、傾斜面68,70に沿って再び第1のカム筒60に対して回転する。加圧がなくなると、第2の傾斜面70が、再びタング74の第2の案内面76に接触する。この接触が、第2のカム筒62のさらなる回転運動を、第1の溝セクション67と第2の溝セクション72とが整列するまで引き起こすので、前記スナップ構造体を第3のエンドピース65から引っ込めることが可能になる。
図31〜図34に、本発明の第6の実施形態を示す。第6のプッシュ−プッシュ機構は、第5のスナップエレメント78を含む。第5のスナップエレメント78には、その一方の端部に、弾性材料で作製されたリングディスク79が設けられる。第5のスナップエレメント78は略円筒形状をしており、かつ、その他方の端部(又は自由端部)には、円錐形状のピストンのような作動エレメント80が設けられる。作動エレメント80は、径方向に延びるビード(bead)を有し得る。作動エレメント80は、さらに、ブレークスルー部(breakthrough)82を有している。
符号83は、略円筒形状の第5のカウンタースナップエレメントを指す。特に図34から分かるように、第5のカウンタースナップエレメント83は、さらなるブレークスルー部84を有している。第5のスナップエレメント78から径方向に延びる第2の弾性スナップタング部85が、このさらなるブレークスルー部84を通って延出し得る。第5のカウンタースナップエレメント83の一方の端部から、取付タング86が延びている。組付段階では、取付タング86が前記ブレークスルー部82を通って第2のエンドキャップ87内に延出する。第2のエンドキャップ87は、前記取付タング86によって第5のカウンタースナップエレメント83に対して固定される。符号88は、第2のエンドキャップ87で固定される可撓性のホースを指す。
組付段階では、第5のスナップエレメント78が、エンド部位2を越えて押し込まれる前記リングディスク79により、そのエンド部位2において回転可能に保持される。第5のカウンタースナップエレメント83は、第2の弾性スナップタング部85が第2のブレークスルー部84と係合し且つ前記取付タング86が作動エレメント80に設けられたさらなるブレークスルー部82を通って延出することにより、第5のスナップエレメント78において保持される。これにより、第5のスナップエレメント78は、第5のカウンタースナップエレメント83に対して回転が固定された状態で保持されることになる。特に図32及び図33から分かるように、第2のエンドキャップ87と作動エレメント80との間には、別の圧縮ばね89が設けられる。この別の圧縮ばね89は、第5のスナップエレメント78を、第2のエンドキャップ87から遠ざかる方向に押し付ける。第2のエンドキャップ87は、前記取付タング86によって第5のカウンタースナップエレメント83に固定連結される。第5のスナップエレメント78は、前記別の圧縮ばね89の力に抗してさらなるブレークスルー部84の軸方向長さに沿って軸方向移動可能である。これらの既述した構成要素で形成される第6のプッシュ−プッシュ機構の全体が、ブラケット1のエンド部位2に設けられる。符号90は、第5の塗布ロール筒体を指す。
以下に、第6の実施形態におけるペイントローラの機能を説明する。
第5の塗布ロール筒体90を固定するには、ブラケット1に設けられる第6のプッシュ−プッシュ機構を、図32に示す第1の状態にする。この第1の状態では、作動エレメント80が、前記別の圧縮ばね89によって第2のエンドキャップ87に対して遠い位置(distal position)に押しやられている。ここで、第6のプッシュ−プッシュ機構を、第5の塗布ロール筒体90内に、第5のカウンタースナップエレメント83から延びる第4のフランジ91がその第5の塗布ロール筒体90に当接するまで挿入する。第2のエンドキャップ87に向かってエンド部位2の軸方向に圧力を加えると、第5のスナップエレメント78が前記別の圧縮ばね89の力に抗して第2のエンドキャップ87の方向に軸方向移動した後、第2の弾性スナップタング部85が前記ブレークスルー部84とストッパ位置で係合する。このように、第2の弾性スナップタング部85を第1の位置から第2の位置に動かし且つその第2の弾性スナップタング部85をこれらの位置に解放可能に固定する第6のプッシュ−プッシュ機構は、第1のプッシュ−プッシュ機構と同様に実現されるが、第5のカウンタースナップエレメント83からの第5のスナップエレメント78の解放を可能にする案内溝が設けられていない点で異なる。
図32と図33とを対比すると分かるように、第2の位置において作動エレメント80は、可撓性のホース88が径方向に押し付けられて第5の塗布ロール90をクランプする。第2のエンドキャップ87に向かってエンド部位2の軸方向に引き続き圧力Pを加えると、第2の弾性スナップタング部85が解放されて、第5のスナップエレメント78が、前記別の圧縮ばね89の作用によって第2のエンドキャップ87から遠ざかる方向に押圧される。可撓性のホース88の外半径が小さくなるので、第5の塗布ロール筒体90を、第6のプッシュ−プッシュ機構を支持するブラケット1から離脱させることが可能になる。
なお、添付の図面には、ブラケットと塗布ロール筒体との接続及び切離しを可能にするプッシュ−プッシュ機構の具体的な実施形態が示されているが、これら以外の構造によってプッシュ−プッシュ機構を実現することも可能であると理解されたい。
なお、添付の図面には示されていないものの、カウンタースナップエレメントと塗布ロール筒体とを一体品として形成することも可能である。
1 ブラケット
2 エンド部位
3 第1の塗布ロール筒体
4 第1のエンドピース
5 第2のエンドピース
6 第1のストッパ
7 第1のスナップエレメント
8 弾性スナップタング部
9 径方向のスナップ突起
9a 傾斜エッジ
9b 傾斜面
9c 支持面
10 弾性タング体
11 ウインドウ
12 第1のスリーブ
12a 凹所
13 圧縮ばね
14 第1のフランジ
15 第1の径方向タング
16 第2の径方向タング
16a 第1のエンドフランジ
17 第1のカウンタースナップエレメント
18 案内溝
19 傾斜案内レール
20 スナップセクション
21 漏斗状の開口
22 スナップ開口
23 エンドキャップ
24 第2のフランジ
25 径方向壁
26 第3のストッパ
27 さらなる傾斜案内レール
28 第2のスナップエレメント
29 第2のエンドフランジ
30 中央貫通孔
31 ロッド
32 第2のカウンタースナップエレメント
33 バー
34 エンドプレート
35 中央のさらなる貫通孔
36 第3のエンドピース
37 第4のストッパ
38 第2の塗布ロール筒体
39 第3のスナップエレメント
40 第2のスリーブ
41 カム
42 さらなる弾性タング体
43 第3のカウンタースナップエレメント
44 第3の塗布ロール筒体
45 第4のスナップエレメント
46 第3のスリーブ
47 ハンドル
48 スナップ突起
49 ばね支持エレメント
50a ばね支持セクション
50b さらなるスナップ突起
51 第4のカウンタースナップエレメント
52 カムスリット
53 入口開口
54 第1のエンドセクション
55 第1の傾斜案内セクション
56 第2の傾斜案内セクション
57 第2のエンドセクション
58 第3の傾斜案内セクション
59 出口開口
60 第1のカム筒
61 第4のスリーブ
61a ストッパスリーブ
62 第2のカム筒
63 第3のフランジ
64 周方向溝
65 第3のエンドピース
66 第1のカム
67 第1の溝セクション
68 第1の傾斜面
68a さらなる第1の傾斜面
69 第2のカム
70 第2の傾斜面
71 第3の傾斜面
72 第2の溝セクション
73 円筒状の内面
74 タング
75 第1の案内面
76 第2の案内面
77 ストッパ面
78 第5のスナップエレメント
79 リングディスク
80 作動エレメント
81 ビード
82 ブレークスルー部
83 第5のカウンタースナップエレメント
84 さらなるブレークスルー部
85 第2の弾性スナップタング部
86 取付タング
87 第2のエンドキャップ
88 可撓性のホース
89 別のばね
90 第5の塗布ロール筒体
91 第4のフランジ
C1 第1の円筒セクション
C2 第2の円筒セクション
C3 第3の円筒セクション
E1 端部
E2 他方の端部
E3 第1の端部
E4 第2の端部
E5 第1のばね端部
E6 第2のばね端部
E7 アウター側端部
E8 インナー側端部
E9 遠位側端部
H1 第1の貫通孔
H2 第2の貫通孔
P 圧力

Claims (22)

  1. 塗布ロールと、
    ハンドルを一方の端部(E1)に有し、前記塗布ロールを回転可能に接続可能なエンド部位(2)を他方の端部(E2)に有するブラケット(1)と、を備え、
    前記ブラケット(1)と前記塗布ロールとの接続及び切離しを可能にするプッシュ−プッシュ機構を設けており、
    前記プッシュ−プッシュ機構は、前記ブラケット(1)を前記エンド部位(2)の延在方向に平行であり、かつ、前記塗布ロールの自由端部に向けられている押圧方向に押圧することによって接続及び切離しが達成されるように実現されており、かつ、
    前記自由端部は、前記ブラケット(1)の前記エンド部位(2)が挿入される他端とは反対側の端部である、ペイントローラ。
  2. 請求項1に記載のペイントローラにおいて、前記エンド部位(2)に、スナップエレメント(7,28,39,45)が設けられ、前記塗布ロールの塗布ロール筒体(3,44)の第1の端部(E3)に、前記スナップエレメント(7,28,39,45)に対応するカウンタースナップエレメント(17,32,43,51)が設けられ、
    前記スナップエレメント(7,28,39,45)を前記カウンタースナップエレメント(17,32,43,51)の方向に動かすと前記スナップエレメント(7,28,39,45)および前記カウンタースナップエレメント(17,32,43,51)を押し離す弾性力を生成する、ばね手段が設けられ、
    前記スナップエレメント(7,28,39,45)を弾性力に抗して前記カウンタースナップエレメント(17,32,43,51)の方向に押圧すると前記スナップエレメント(7,28,39,45)が前記カウンタースナップエレメント(17,32,43,51)と係合し、前記スナップエレメント(7,28,39,45)を弾性力に抗して前記カウンタースナップエレメント(17,32,43,51)の方向に引き続き押圧すると前記スナップエレメント(7,28,39,45)が前記カウンタースナップエレメント(17,32,43,51)から離脱して前記塗布ロールを前記ブラケット(1)から切り離すことが可能となるように、前記ばね手段、前記スナップエレメント(7,28,39,45)および前記カウンタースナップエレメント(17,32,43,51)が協
    働する、ペイントローラ。
  3. 請求項2に記載のペイントローラにおいて、前記スナップエレメント(7)が、前記ブラケット(1)上において、前記スナップエレメント(7,28,39,45)の軸方向移動を制限する第1および第2のストッパ(6,12,26,37,46)間で回転可能に支持される、ペイントローラ。
  4. 請求項2または3に記載のペイントローラにおいて、前記ばね手段によって前記スナップエレメント(7,28,39,45)および前記カウンタースナップエレメント(17,32,43,51)に加えられる弾性力が、前記スナップエレメント(7,28,39,45)を前記カウンタースナップエレメント(17,32,43,51)に対する係合位置に保持する、ペイントローラ。
  5. 請求項2から4のいずれか一項に記載のペイントローラにおいて、前記スナップエレメント(7,28,39,45)および前記カウンタースナップエレメント(17,32,43,51)は、前記スナップエレメント(7,28,39,45)および前記カウンタースナップエレメント(17,32,43,51)が係合状態では互いに対して回転できないように形成されている、ペイントローラ。
  6. 請求項2から5のいずれか一項に記載のペイントローラにおいて、前記カウンタースナップエレメント(17)が、前記塗布ロール筒体(3)の第1の端部(E3)内に挿入される第1のエンドピース(4)の一部である、ペイントローラ。
  7. 請求項1に記載のペイントローラにおいて、前記エンド部位(2)に、第1のカム筒(60)と第2のカム筒(62)とを含むスナップ構造体が設けられ、前記第1のカム筒(60)および前記第2のカム筒(62)は前記ブラケット(1)において回転可能に支持され、
    前記第1のカム筒(60)は、その第1の端面に、複数の第1のカム(66)を有しており、
    前記第1のカム筒(60)は、前記ブラケット(1)上において、前記第1のカム筒(60)の軸方向移動を制限する2つのストッパ(6,12,26,37,46)間で支持され、
    前記第2のカム筒(62)は、前記第1のカム筒(60)に回転可能に係合し、
    前記第2のカム筒(62)は、第2の端面に、前記第1のカム(66)と係合可能な複数の第2のカム(69)を有しており、前記第2のカム(69)は、係止位置および非係止位置において、前記第1のカム(66)に対して回転可能であり、
    非係止位置では、それらカム(66,69)間に、前記塗布ロール筒体(3,44)の内面(73)に設けられた軸方向に延びるタング(74)に対応する軸方向溝(67,72)が形成されることにより、非係止位置において、前記スナップ構造体を前記塗布ロール筒体(3)内に挿入することが可能となり、
    前記塗布ロール筒体(3)に、第3のストッパ(26)が設けられ、
    前記スナップ構造体を前記第3のストッパ(26)に動かし当てると前記第2のカム(69)を前記第1のカム(66)に押し付ける弾性力を生成する、ばね手段(13)が設けられる、ペイントローラ。
  8. 請求項7に記載のペイントローラにおいて、前記第2のカム筒(62)が前記ばね手段によって前記第1のカム筒(60)に押し付けられると共に前記第2のカム筒(62)が前記タング(74)との係合から外れた際に前記第2のカム筒(62)が係止位置へと回転するように、前記第1のカム(66)が第1の傾斜面(68)を有し且つ前記第2のカム(69)が対応する第2の傾斜面(70)を有している、ペイントローラ。
  9. 請求項7または8に記載のペイントローラにおいて、前記内面(73)、前記タング(74)および前記第3のストッパ(26)が、前記塗布ロール筒体(3)の第1の端部(E3)内に挿入される第3のエンドピース(65)の一部である、ペイントローラ。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載のペイントローラ−において、第1のストッパ(6)が、前記ブラケット(1)に形成された径方向突起である、ペイントローラ。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載のペイントローラにおいて、第2のストッパが
    、前記ブラケット(1)に固定されるスリーブ(12、40、46)で構成される、ペ
    ントローラ。
  12. 請求項11に記載のペイントローラにおいて、前記スリーブ(12)には、その表面に
    複数の凹所(12a)が設けられており、スナップエレメント(7)には、前記スナップ
    エレメント(7)が前記スリーブ(12)の周りで回転されると前記凹所(12a)に係
    及び離脱する弾性タング体(10)が設けられている、ペイントローラ。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載のペイントローラにおいて、ばね手段が、前記ブラケット(1)で支持される、ペイントローラ。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載のペイントローラにおいて、ばね手段が、圧縮ばね(13)である、ペイントローラ。
  15. 請求項1から14のいずれか一項に記載のペイントローラにおいて、第2のエンドピース(5)が、前記塗布ロール筒体(3)の第2の端部(E4)内に挿入される、ペイントローラ。
  16. 請求項1から15のいずれか一項に記載のペイントローラにおいて、第2のエンドピース(5)に、貫通孔(H2)を密封するエンドキャップ(23)が設けられる、ペイントローラ。
  17. 請求項1から16のいずれか一項に記載のペイントローラにおいて、第1のエンドピース(4)と第2のエンドピース(5)とは、同一に構成されている、ペイントローラ。
  18. 請求項1に記載のペイントローラにおいて、前記プッシュ−プッシュ機構が、さらに、前記エンド部位(2)に設けられるスナップエレメント(78)および前記スナップエレメント(78)と係合するカウンタースナップエレメント(83)を、前記ブラケット(1)を押圧方向に押圧すると前記スナップエレメント(78)が前記カウンタースナップエレメント(83)に対して第1の軸方向位置から第2の軸方向位置へと又は第2の軸方向位置から第1の軸方向位置へと軸方向移動されるように含み、
    前記プッシュ−プッシュ機構が、さらに、クランピング装置を含み、
    前記クランピング装置は、前記スナップエレメント(78)の位置に依存して半径が変化するように前記スナップエレメント(78)によって作動されるクランピングエレメント(88)を有する、ペイントローラ。
  19. 請求項18に記載のペイントローラにおいて、前記スナップエレメント(78)が、前記エンド部位(2)上において回転可能に保持される、ペイントローラ。
  20. 請求項18または19に記載のペイントローラにおいて、前記カウンタースナップエレ
    メント(83)が、エンドキャップ(87)を有し、前記エンドキャップ(87)と前記スナップエレメント(78)の自由端部に設けられる作動エレメント(80)との間に、圧縮ばね(89)が設けられる、ペイントローラ。
  21. 請求項18から20のいずれか一項に記載のペイントローラにおいて、前記クランピングエレメントが、前記エンドキャップ(87)から延設されて前記作動エレメント(80)を取り囲む可撓性のホース(88)であり、前記作動エレメント(80)は、前記作動エレメント(80)の位置に依存して前記可撓性のホース(88)の半径が変化する円錐形状を有している、ペイントローラ。
  22. 請求項18から21のいずれか一項に記載のペイントローラにおいて、前記クランピングエレメント(88)の、前記作動エレメント(80)の第1の位置に対応した第1の外半径が、塗布ロール筒体(90)の内半径よりも小さく、前記クランピングエレメント(88)の、前記作動エレメント(80)の第2の位置に対応した第2の外半径が、前記塗布ロール筒体(90)の前記内半径よりも大きい、ペイントローラ。
JP2015560564A 2013-03-04 2013-06-20 ペイントローラ Active JP6177353B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP2013054295 2013-03-04
EPPCT/EP2013/054295 2013-03-04
PCT/EP2013/062896 WO2014135227A1 (en) 2013-03-04 2013-06-20 Paint roller

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016513580A JP2016513580A (ja) 2016-05-16
JP2016513580A5 JP2016513580A5 (ja) 2016-06-30
JP6177353B2 true JP6177353B2 (ja) 2017-08-09

Family

ID=48699758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015560564A Active JP6177353B2 (ja) 2013-03-04 2013-06-20 ペイントローラ

Country Status (11)

Country Link
US (1) US9409202B2 (ja)
EP (2) EP2964396B1 (ja)
JP (1) JP6177353B2 (ja)
CN (1) CN105263638B (ja)
AU (1) AU2013380651B2 (ja)
BR (1) BR112015021721B1 (ja)
ES (1) ES2629510T3 (ja)
PL (1) PL2964396T3 (ja)
PT (1) PT2964396T (ja)
RU (1) RU2612710C1 (ja)
WO (1) WO2014135227A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2522126B (en) 2015-01-13 2015-12-23 Coral Tools Ltd Decorating roller mounts
US20170326581A1 (en) * 2016-05-16 2017-11-16 Rogiros Pavlou Georgiou Paint roller and paint roller assembly including a paint roller and a paint roller sleeve
DE102017118205A1 (de) 2017-04-11 2018-10-11 Well Linkage Limited Malerwalze
AU201713506S (en) * 2017-06-09 2017-06-23 Australian Brushware Corp Pty Ltd Roller cover adapter
CN107366416B (zh) * 2017-06-26 2020-12-01 宁波市鄞州君航贸易有限公司 滚筒油漆刷
USD924570S1 (en) 2020-06-19 2021-07-13 William John Winter Adjustable roller assembly for micro foam covers
US20230048269A1 (en) * 2021-08-16 2023-02-16 Benjamin Philip Dawson Apex Roller
US20230211372A1 (en) * 2021-12-30 2023-07-06 391395 Ontario Limiited Cage for a paint roller

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3060555A (en) * 1959-05-25 1962-10-30 Kirshenbaum Paint roller
US3102327A (en) * 1961-05-24 1963-09-03 Wooster Brush Co Paint roller frame
US3711887A (en) * 1971-09-30 1973-01-23 Arsco Paint Rollers Inc Paint roller and bearing assembly
SU1063477A1 (ru) * 1982-12-20 1983-12-30 Всесоюзный Научно-Исследовательский И Технологический Институт Монтажа,Эксплуатации И Ремонта Машин И Оборудования Животноводческих И Птицеводческих Ферм Валик дл нанесени лакокрасочных покрытий
DE3410468A1 (de) * 1984-03-22 1985-09-26 Farbrollerfabrik Friess + Co KG, 8802 Wieseth Farbroller
CA2075575C (en) * 1991-11-29 2004-04-20 Howard Graves Paint roller frame and cage assembly
RU2069108C1 (ru) * 1993-12-24 1996-11-20 Иосиф Несанелович Брайловский Устройство для окрашивания поверхностей
DE9402914U1 (de) * 1994-02-22 1995-03-30 Sterkel GmbH Pinsel- und Farbrollerwerk, 88284 Wolpertswende Farbroller
JP3245735B2 (ja) * 1997-03-26 2002-01-15 高範 小出 塗装ローラ
AU2216700A (en) * 1998-12-23 2000-07-12 Sherwin-Williams Company, The Paint roller frame
JP3037945B1 (ja) * 1999-03-11 2000-05-08 有限会社宮内製作所 ロ―ラ支持具
US6510579B1 (en) * 2001-08-31 2003-01-28 Brenner International Corp. Roller cage assembly
DE10209565A1 (de) * 2002-03-04 2003-09-18 Erich Schlott Farb- und Flüssigmedium-Auftragswalze mit integrierter Rollstopvorrichtung zur besonderen Verschlichtung
US6902315B2 (en) * 2003-02-05 2005-06-07 Dennis Oliver Hutchinson Devices, methods and systems for mixing and stirring paints and the like
US7028365B2 (en) * 2003-03-17 2006-04-18 Purdy Corporation Paint roller support
US6941609B2 (en) * 2003-04-16 2005-09-13 James Woodruff Paint roller assembly
GB201213570D0 (en) * 2012-07-28 2012-09-12 Perreault Daniel Paint roller

Also Published As

Publication number Publication date
CN105263638B (zh) 2017-09-29
EP2964396B1 (en) 2017-03-29
WO2014135227A1 (en) 2014-09-12
PL2964396T3 (pl) 2017-09-29
PT2964396T (pt) 2017-06-08
US9409202B2 (en) 2016-08-09
AU2013380651A1 (en) 2015-09-17
EP2774689B1 (en) 2016-05-04
BR112015021721A2 (pt) 2017-07-18
EP2774689A1 (en) 2014-09-10
AU2013380651B2 (en) 2017-10-12
RU2612710C1 (ru) 2017-03-13
US20160001318A1 (en) 2016-01-07
EP2964396A1 (en) 2016-01-13
ES2629510T3 (es) 2017-08-10
CN105263638A (zh) 2016-01-20
BR112015021721B1 (pt) 2020-12-01
JP2016513580A (ja) 2016-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6177353B2 (ja) ペイントローラ
US9539848B2 (en) Writing instrument having a movable protective sleeve
KR20160023757A (ko) 곡관
KR20170006133A (ko) 화장품 용기
US8851330B1 (en) Press-on cosmetic container
JP2016513580A5 (ja)
JP2013512022A (ja) 材料塗布装置を含んでいるキット及びそのキットの使用
KR20050049408A (ko) 관조인트
JP2014503328A (ja) 生成物塗布デバイスおよびその使用法
CA2797445A1 (en) Bottle accessory for attaching a retractable spout to a bottle using a cap
CA2822121A1 (en) Paint roller
JP6125936B2 (ja) 棒状物繰出し容器
CN204239432U (zh) 一种螺钉盖组件
US9845906B2 (en) Release clip
CN107613828B (zh) 吸尘器抽吸管
EP3233302B1 (en) Roller device
TW200924669A (en) Device for snap coupling and releasing a movable part to/from a fixed part of a furniture piece
KR101918521B1 (ko) 와이퍼의 오염방지 기능이 부가된 화장품 용기
JP6453031B2 (ja) 扉錠におけるシリンダ装置
EP3546814B1 (en) Gardening fluid connection device
WO2021045066A1 (ja) 開閉体の押上げ装置
JP6062159B2 (ja) 伸縮シャフトおよび清掃具
CA2560652A1 (en) Insert for an opening of an appliance

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160510

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160510

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170125

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6177353

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250