JP6175633B2 - 回転型差動変圧器 - Google Patents

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Description

本発明は、ロータの回転に応じた信号を出力する回転型差動変圧器に関する。
従来用いられていたこの種の回転型差動変圧器(RVDT)としては、例えば下記の特許文献1等に示されている構成を挙げることができる。すなわち、従来構成では、ステータコア、ステータコアに取付けられた複数のコイル及びステータコアの内側に配置されたロータにより回転型差動変圧器本体を構成し、この回転型差動変圧器本体を金属ケースの内部に格納している。
特開平09−65630号公報
上記のような従来の回転型差動変圧器では、回転型差動変圧器本体を金属ケースの内部に格納することで磁気シールドを行っているが、回転型差動変圧器が使用される環境によっては金属ケースだけでは磁気シールドが不十分となり、外部磁気の影響を受けて出力にノイズが発生する場合がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、磁気シールドをより確実に行うことができ、出力への外部磁気の影響を小さくできる回転型差動変圧器を提供することである。
本発明に係る回転型差動変圧器は、ステータコア、ステータコアに取付けられた複数のコイル、及びステータコアの内側に配置されたロータを有し、ロータの回転に応じた信号をコイルから出力する回転型差動変圧器本体と、回転型差動変圧器本体が内部に格納された円筒状の金属ケースと、金属ケースの内周面に沿って延在するように金属シートが環状に湾曲されることによりそれぞれ構成され、ロータの軸方向に沿うステータコアの両側に配置された第1及び第2シールド部材とを備える。
本発明の回転型差動変圧器によれば、金属ケースの内周面に沿って延在するように金属シートが環状に湾曲されることによりそれぞれ構成された第1及び第2シールド部材がロータの軸方向に沿うステータコアの両側に配置されているので、磁気シールドをより確実に行うことができ、出力への外部磁気の影響を小さくできる。
本発明の実施の形態1による回転型差動変圧器を示す一部断面の側面図である。 図1の回転型差動変圧器を示す正面図である。 図1の回転型差動変圧器を示す背面図である。 図1の図1の第1及び第2シールド部材を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1による回転型差動変圧器を示す一部断面の側面図であり、図2は図1の回転型差動変圧器を示す正面図であり、図3は図1の回転型差動変圧器を示す背面図であり、図4は図1の第1及び第2シールド部材4,5を示す斜視図である。図において、回転型差動変圧器(RVDT)には、回転型差動変圧器本体1、軸体2、金属ケース3並びに第1及び第2シールド部材4,5が設けられている。
図1に示すように、回転型差動変圧器本体1は、ステータコア10、複数のコイル11及びロータ12を含んでいる。周知のように、ステータコア10は、周方向に互いに間隔を置いて複数の磁極10aが内方に向けて突出された輪状体である。コイル11は、ステータコア10の各磁極10aに巻回されている。ロータ12は、例えば特開平09−65630号公報等に示されているように、ステータコア10との間のギャップパーミアンスが回転角度に応じて変化する外形を有しており、ステータコア10の内側に配置されている。このロータ12には図示しない検出対象に接続される軸体2が固定されており、ロータ12は検出対象とともに回転される。コイル11からは、ロータ12の回転に応じた信号が出力される。
回転型差動変圧器本体1は、金属ケース3の内部に格納されている。金属ケース3は、ケース本体30と後蓋31とを含んでいる。
ケース本体30は、円筒状の第1周壁部300と、この第1周壁部300の一端に設けられた円板状の前板部301とを含んでいる。図1に示すように第1周壁部300の内周面には周方向全体に渡って段部300aが形成されており、上述したステータコア10は段部300aに当接されるように金属ケース3内に配置されている。前板部301には、軸体2の一端側を軸支する第1ベアリング301aが設けられている。
後蓋31は、円筒状の第2周壁部310と、この第2周壁部310の一端に設けられた円板状の後板部311とを含んでいる。第2周壁部310は、その第2周壁部310の先端がステータコア10に当接されるように第1周壁部300の内部に挿入されている。すなわち、ステータコア10は、段部300a及び第2周壁部310の先端により位置決めされている。後板部311には、軸体2の他端側を軸支する第2ベアリング311aが設けられている。また、後板部311には、コイル11から延びる配線11aを導出する一対の開口部311bが設けられている(図3参照)。
第1及び第2シールド部材4,5は、金属ケース3の第1及び第2周壁部300,310の内周面に沿って延在するように板状の金属シートが環状に湾曲されることによりそれぞれ構成されたものである(図4参照)。図1及び図4に示すように、第1及び第2シールド部材4,5は、ロータ12の軸方向に沿うステータコア10の両側に配置されている。具体的には、第1シールド部材4は前板部301の端面とステータコア10の端面とに当接されるように配置されており、第2シールド部材5は後板部311の端面とステータコア10の端面とに当接されるように配置されている。
第1及び第2シールド部材4,5を構成する金属シートは、例えば金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、鉄、鉛又はパーマロイ等の磁気遮蔽性能が高い素材により構成されている。このような第1及び第2シールド部材4,5がステータコア10の両側に配置されることで、磁気シールドがより確実に行われ、出力への外部磁気の影響が小さくされる。特に、第1及び第2シールド部材4,5をパーマロイで構成した場合、磁気シールドのみならず、回転型差動変圧器内の変圧比も向上される。すなわち、第1及び第2シールド部材4,5の金属シートはパーマロイで構成されることが好ましい。
次に、図1〜図4の回転型差動変圧器の製造方法を説明する。まず、ケース本体30を準備し、段部300aよりも前板部301側に位置する第1周壁部300の内周面に接着剤を塗布する。その次に、第1周壁部300の内径よりも小径な環状に湾曲させるように構成する金属シートを拘束するとともに、その金属シートを第1周壁部300の内部に挿入し、その後に金属シートを解放する。これにより、第1シールド部材4が弾性回復及び接着により第1周壁部300の内周面に固定される。
また、後蓋31を準備し、第2周壁部310の内周面に接着剤を塗布する。その次に、第2周壁部310の内径よりも小径な環状に湾曲させるように金属シートを拘束するとともに、その金属シートを第2周壁部310の内部に挿入し、その後に金属シートを解放する。これにより、第2シールド部材5が弾性回復及び接着により第2周壁部310の内周面に固定される。
その次に、ステータコア10の端面が第1シールド部材4及び段部300aに当接するように、回転型差動変圧器本体1を第1周壁部300内に装入する。そして、第2周壁部310及び第2シールド部材5の先端がステータコア10の端面に当接するように後蓋31をケース本体30に取付けて、回転型差動変圧器の組み立てを完了させる。
このような回転型差動変圧器では、金属ケース3の内周面に沿って延在するように金属シートが環状に湾曲されることによりそれぞれ構成された第1及び第2シールド部材4,5がロータ12の軸方向に沿うステータコア10の両側に配置されているので、磁気シールドをより確実に行うことができ、出力への外部磁気の影響を小さくできる。
また、第1及び第2シールド部材4,5は、弾性回復及び接着により金属ケース3の内周面に固定されているので、より確実に第1及び第2シールド部材4,5を金属ケース3の内周面に沿わせることができ、より確実に磁気シールドを行うことができる。
さらに、第1及び第2シールド部材4,5を構成する金属シートがパーマロイにより構成されているので、磁気シールド性能だけでなく変圧比も向上でき、出力特性をさらに良くすることができる。
1 回転型差動変圧器本体
10 ステータコア
11 コイル
12 ロータ
3 金属ケース
4,5 第1及び第2シールド部材

Claims (5)

  1. ステータコア、前記ステータコアに取付けられた複数のコイル、及び前記ステータコアの内側に配置されたロータを有し、前記ロータの回転に応じた信号を前記コイルから出力する回転型差動変圧器本体と、
    前記回転型差動変圧器本体が内部に格納された円筒状の金属ケースと、
    前記金属ケースの内周面に沿って延在するように金属シートが環状に湾曲されることによりそれぞれ構成され、前記ロータの軸方向に沿う前記ステータコアの両側に配置された第1及び第2シールド部材と
    を備えていることを特徴とする回転型差動変圧器。
  2. 前記第1及び第2シールド部材は、弾性回復及び接着により前記金属ケースの内周面に固定されていることを特徴とする請求項1記載の回転型差動変圧器。
  3. 前記第1及び第2シールド部材を構成する前記金属シートは、パーマロイにより構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転型差動変圧器。
  4. 前記金属ケースは、ケース本体と後蓋とを含んでおり、
    前記ケース本体は、内周面に段部が形成された円筒状の第1周壁部を含んでおり、
    前記後蓋は、円筒状の第2周壁部を含んでおり、
    前記ステータコアは、前記段部及び前記第2周壁部の先端により位置決めされている、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の回転型差動変圧器。
  5. 前記第1及び第2シールド部材は、前記第1及び第2周壁部の内周面に沿って延在されている、
    請求項4記載の回転型差動変圧器。
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