JP6174644B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description
本発明は、左右のレーンマークを高精度に認識可能な画像処理装置に関する。
特許文献1では、撮像画像中から車両が走行する走行レーンの境界であるレーン境界線を検出するレーン境界線検出装置において、レーン境界線を精度よく検出できるようにすることを目的としている([0005]、要約)。
当該目的を達成するため、特許文献1(要約)では、レーン境界線を検出する際の逸脱警報処理にて、撮像画像中において当該車両の走行方向に沿って並ぶ複数のエッジ成分を表すレーン境界線候補毎に、各レーン境界線候補がレーン境界線である可能性の高さを表す確からしさを、各レーン境界線候補の形状に基づいて算出する(S320)。そして、当該車両に先行して走行する車両を表す先行車両の位置の近傍にあるレーン境界線候補に対応する確からしさをより高い値に変更し(S330、S340)、最も高い確からしさに対応するレーン境界線候補を、レーン境界線として特定する(S380)。
レーン境界線候補が先行車両の位置の近傍にあるか否か(又はこれに基づく確からしさPPi)を、レーン境界線候補と先行車両の左右いずれかの端部(レーン境界線候補に近い側の端部)との距離(端部距離)に基づいて判定する(図5(b)、[0042]、[0043])。
上記のように、特許文献1では、レーン境界線候補と先行車両の左右いずれかの端部(レーン境界線候補に近い側の端部)との距離(端部距離)を用いる(図5(b)、[0042]、[0043])。換言すると、特許文献1では、左レーン境界線を先行車両の左端部と比較し、右レーン境界線を先行車両の右端部と比較してレーン境界線を左右別々に判定している。
このため、特許文献1では、正しい組合せとならない場合がある。例えば、古い白線の消し忘れ又は道路補修痕若しくはブレーキ痕が残っている場合、左右レーン境界線を別々に判定すると、古い白線がたまたま信頼度の高い位置にある場合に採用してしまう可能性がある。また、渋滞時に特許文献1の技術を用いる場合、先行車両が自車に近いことから認識対象とできる白線の長さが短く、認識精度が低くなってしまう。
本発明は上記のような課題を考慮してなされたものであり、レーンマークの認識を高精度に行うことが可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、
撮像部が撮像した周辺画像から左右のレーンマークを認識するレーンマーク認識部と、
前記周辺画像から先行車両を認識する先行車両認識部と
を備えるものであって、
前記レーンマーク認識部は、前記左右のレーンマーク間の基準位置と前記先行車両の基準位置との幅方向の偏差自体又は前記偏差に基づく値が閾値内である前記左右のレーンマークを真のレーンマークのペアであると判断することを特徴とする。
撮像部が撮像した周辺画像から左右のレーンマークを認識するレーンマーク認識部と、
前記周辺画像から先行車両を認識する先行車両認識部と
を備えるものであって、
前記レーンマーク認識部は、前記左右のレーンマーク間の基準位置と前記先行車両の基準位置との幅方向の偏差自体又は前記偏差に基づく値が閾値内である前記左右のレーンマークを真のレーンマークのペアであると判断することを特徴とする。
本発明によれば、左右のレーンマーク間の基準位置と先行車両の基準位置との幅方向の偏差自体又は前記偏差に基づく値が閾値内である左右のレーンマークを真のレーンマークのペアであると判断する。このため、正しい左右のレーンマークのペアを精度良く認識することが可能となる。
前記レーンマーク認識部は、自車の進行方向における複数の位置で前記幅方向の偏差を求めてもよい。また、前記レーンマーク認識部は、前記幅方向の偏差の合計若しくは平均又は前記複数の位置それぞれにおける前記幅方向の偏差が前記閾値内である前記左右のレーンマークを真のレーンマークのペアと判断してもよい。これにより、複数の位置における幅方向の偏差を用いることでレーンマークのペアを精度良く認識することが可能となる。
前記レーンマーク認識部は、前記左右のレーンマーク間の距離に応じて前記閾値を設定してもよい。これにより、左右のレーンマークにより規定されるレーン幅に合わせて、レーンマークのペアを精度良く認識することが可能となる。
本発明によれば、レーンマークの認識を高精度に行うことが可能となる。
A.一実施形態
[A1.構成]
(A1−1.全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置としての走行支援電子制御装置44(以下「走行支援ECU44」又は「ECU44」ともいう。)を備える走行支援システム12を搭載した車両10の構成を示すブロック図である。車両10(以下「自車10」ともいう。)は、走行支援システム12に加え、駆動力制御システム14、制動力制御システム16、電動パワーステアリングシステム18(以下「EPSシステム18」という。)及び車速センサ20を有する。
[A1.構成]
(A1−1.全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置としての走行支援電子制御装置44(以下「走行支援ECU44」又は「ECU44」ともいう。)を備える走行支援システム12を搭載した車両10の構成を示すブロック図である。車両10(以下「自車10」ともいう。)は、走行支援システム12に加え、駆動力制御システム14、制動力制御システム16、電動パワーステアリングシステム18(以下「EPSシステム18」という。)及び車速センサ20を有する。
走行支援システム12は、自車10の周囲に現れる各種の周辺物体100(例えば、他車(先行車両102(図2A〜図2C)を含む。)並びに図示しない歩行者及び壁)及びレーンマーク112l、112r(図2A〜図2C)を検出する。そして、走行支援システム12は、周辺物体100及びレーンマーク112l、112rを用いて自車10の走行を支援する。
駆動力制御システム14の電子制御装置30(以下「駆動ECU30」又は「ECU30」という。)は、車両10の駆動力制御を実行する。駆動力制御に際し、駆動ECU30は、図示しないエンジン等の制御を介して車両10の駆動力を制御する。本実施形態の駆動力制御には、自動クルーズ制御を含む。自動クルーズ制御は、車速V[km/h]を目標車速Vtarに一致させるように車両10を走行させる制御である。
制動力制御システム16の電子制御装置32(以下「制動ECU32」又は「ECU32」という。)は、車両10の制動力制御を実行する。制動力制御に際し、制動ECU32は、図示しないブレーキ機構等の制御を介して車両10の制動力を制御する。
EPSシステム18の電子制御装置34(以下「EPS ECU34」又は「ECU34」という。)は、操舵アシスト制御を実行する。操舵アシスト制御に際し、EPS ECU34は、電動パワーステアリング装置の構成要素{電動モータ、トルクセンサ及び舵角センサ(いずれも図示せず)等}の制御を介して運転者による操舵をアシストする。
車速センサ20は、車両10の車速Vを検出して走行支援システム12等に出力する。
(A1−2.走行支援システム12)
図1に示すように、走行支援システム12は、走行支援ECU44に加え、カメラ40及びレーダ42を有する。
図1に示すように、走行支援システム12は、走行支援ECU44に加え、カメラ40及びレーダ42を有する。
(A1−2−1.カメラ40)
カメラ40(撮像部)は、車両10の周囲(周辺物体100及びレーンマーク112l、112rを含む。)の画像Imc(以下「周辺画像Imc」又は「撮像画像Imc」ともいう。)を取得する。そして、画像Imcに対応する信号(以下「画像信号Sic」又は「信号Sic」という。)をECU44に出力する。信号Sicは、カメラ40が取得した情報Ic(以下「カメラ情報Ic」ともいう。)を含む。以下では、カメラ40が検出した検出物体100を「カメラ物標100c」ともいう。
カメラ40(撮像部)は、車両10の周囲(周辺物体100及びレーンマーク112l、112rを含む。)の画像Imc(以下「周辺画像Imc」又は「撮像画像Imc」ともいう。)を取得する。そして、画像Imcに対応する信号(以下「画像信号Sic」又は「信号Sic」という。)をECU44に出力する。信号Sicは、カメラ40が取得した情報Ic(以下「カメラ情報Ic」ともいう。)を含む。以下では、カメラ40が検出した検出物体100を「カメラ物標100c」ともいう。
本実施形態では、1つのカメラ40を用いるが、2つのカメラ40を左右対称に配置させてステレオカメラを構成してもよい。カメラ40は、1秒間に15フレーム以上(例えば30フレーム)で画像Imcを取得する。カメラ40は、主に可視光領域の波長を有する光を利用するモノクロカメラであるが、カラーカメラ又は赤外線カメラであってもよい。カメラ40は、例えば、車両10の車室内の前方部分における車幅方向中心部(例えば、バックミラー周辺)に配置されている。或いは、カメラ40は、車両10の前部バンパー部における車幅方向中心部に配置されてもよい。
(A1−2−2.レーダ42)
レーダ42は、電磁波(ここではミリ波)である送信波Wtを車両10の外部に出力し、送信波Wtのうち検出物体100(例えば、図示しない歩行者、他車(先行車両102(図2A〜図2C))を含む。)に反射して戻って来る反射波Wrを受信する。そして、反射波Wrに対応する検出信号(以下「反射波信号Swr」又は「信号Swr」という。)をECU44に出力する。信号Swrは、レーダ42が取得した情報Ir(以下「レーダ情報Ir」ともいう。)を含む。以下では、レーダ42が検出した検出物体100を「レーダ物標100r」ともいう。
レーダ42は、電磁波(ここではミリ波)である送信波Wtを車両10の外部に出力し、送信波Wtのうち検出物体100(例えば、図示しない歩行者、他車(先行車両102(図2A〜図2C))を含む。)に反射して戻って来る反射波Wrを受信する。そして、反射波Wrに対応する検出信号(以下「反射波信号Swr」又は「信号Swr」という。)をECU44に出力する。信号Swrは、レーダ42が取得した情報Ir(以下「レーダ情報Ir」ともいう。)を含む。以下では、レーダ42が検出した検出物体100を「レーダ物標100r」ともいう。
レーダ42は、車両10の前側(例えば、フロントバンパ及び/又はフロントグリル)に配置される。前側に加えて又は前側に代えて、車両10の後ろ側(例えば、リアバンパ及び/又はリアグリル)又は側方(例えば、フロントバンパの側方)に配置してもよい。ミリ波を出力するレーダ42の代わりに、レーザレーダ、超音波センサ等のセンサを用いることもできる。
カメラ40及びレーダ42の少なくとも一方を用いることで、検出物体100までの距離Lv、検出物体100の種類等を求めることができる。
(A1−2−3.走行支援ECU44)
走行支援ECU44は、走行支援システム12の全体を制御するものであり、図1に示すように、入出力部50、演算部52及び記憶部54を有する。
走行支援ECU44は、走行支援システム12の全体を制御するものであり、図1に示すように、入出力部50、演算部52及び記憶部54を有する。
カメラ40からの画像信号Sic及びレーダ42からの反射波信号Swrは、入出力部50を介して走行支援ECU44に供給される。また、走行支援ECU44と、駆動ECU30、制動ECU32及びEPS ECU34との間の通信は、入出力部50及び通信線56を介して行われる。入出力部50は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する図示しないA/D変換回路を備える。
演算部52は、カメラ40及びレーダ42からの各信号Sic、Swr及び車速センサ20からの車速Vに基づく演算を行い、演算結果に基づき、駆動ECU30、制動ECU32及びEPS ECU34に対する信号を生成する。
図1に示すように、演算部52は、先行車両認識部60、レーンマーク認識部62及び走行支援部64を有する。認識部60、62及び支援部64は、記憶部54に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。前記プログラムは、図示しない無線通信装置(携帯電話機、スマートフォン等)を介して外部から供給されてもよい。前記プログラムの一部をハードウェア(回路部品)で構成することもできる。
先行車両認識部60は、カメラ40からのカメラ情報Ic及びレーダ42からのレーダ情報Irに基づいて先行車両102を認識する。先行車両認識部60は、カメラ情報Icを処理するカメラ情報処理部70と、レーダ情報Irを処理するレーダ情報処理部72とを有する。
カメラ情報処理部70は、カメラ40からのカメラ情報Icに基づいて先行車両102を認識する。カメラ情報処理部70は、先行車両102の認識に際し、例えば、パターンマッチングを用いる。レーダ情報処理部72は、レーダ42からのレーダ情報Irに基づいて先行車両102を認識する。レーダ情報処理部72は、先行車両102の認識に際し、例えば、検出物体100の大きさ、移動速度等を用いる。カメラ情報処理部70とレーダ情報処理部72の処理(又はカメラ物標100cとレーダ物標100r)を組み合わせることで先行車両102の位置、種類等を認識してもよい。
レーンマーク認識部62は、カメラ40からのカメラ情報Ic及び先行車両認識部60が認識した先行車両102の情報Ilv(以下「先行車両情報Ilv」ともいう。)に基づいてレーンマーク112l、112rを認識する。レーンマーク認識部62は、カメラ情報Icを処理するカメラ情報処理部74と、レーンマーク112l、112rの信頼度Dcを判定する信頼度判定部76とを有する。
カメラ情報処理部74は、カメラ40からのカメラ情報Icに基づいて左右のレーンマーク112l、112r(候補)を認識する。カメラ情報処理部74は、レーンマーク112l、112rの認識に際し、例えば、パターンマッチングを用いる。信頼度判定部76は、カメラ情報処理部74が認識したレーンマーク112l、112rの信頼度Dを判定し、信頼度Dに基づいて真のレーンマーク112l、112rのペアを判断する。
走行支援部64は、先行車両認識部60からの先行車両情報Ilvと、レーンマーク認識部62が認識したレーンマーク112l、112rの情報Ilm(以下「レーンマーク情報Ilm」ともいう。)に基づいて車両10の走行支援を行う。ここでの走行支援は、例えば、レーン・キープ・アシスト・システム(LKAS)制御及びロード・デパーチャ・ミティゲーション(RDM)制御の一方又は両方を含むことができる。LKAS制御及びRDM制御については後述する。
記憶部54は、デジタル信号に変換された撮像信号、各種演算処理に供される一時データ等を記憶するRAM(Random Access Memory)、及び実行プログラム、テーブル又はマップ等を記憶するROM(Read Only Memory)等で構成される。
[A2.走行支援制御]
(A2−1.概要)
本実施形態の走行支援制御は、レーンマーク認識制御及び車両制御を備える。レーンマーク認識制御では、レーンマーク112l、112rを認識する。車両制御では、レーンマーク認識制御で認識したレーンマーク112l、112r等を用いて、車両10の動作を制御する。
(A2−1.概要)
本実施形態の走行支援制御は、レーンマーク認識制御及び車両制御を備える。レーンマーク認識制御では、レーンマーク112l、112rを認識する。車両制御では、レーンマーク認識制御で認識したレーンマーク112l、112r等を用いて、車両10の動作を制御する。
(A2−2.レーンマーク認識制御)
(A2−2−1.基本的な考え方)
図2A、図2B及び図2Cは、本実施形態のレーンマーク認識制御を説明するための第1、第2及び第3説明図である。図2A、図2B及び図2Cでは、自車10及び先行車両102が走行レーン110を走行している状態を示している。走行レーン110は、自車10又は先行車両102を基準として左右のレーンマーク112l、112rにより特定される。
(A2−2−1.基本的な考え方)
図2A、図2B及び図2Cは、本実施形態のレーンマーク認識制御を説明するための第1、第2及び第3説明図である。図2A、図2B及び図2Cでは、自車10及び先行車両102が走行レーン110を走行している状態を示している。走行レーン110は、自車10又は先行車両102を基準として左右のレーンマーク112l、112rにより特定される。
図2Aに示すように、本実施形態では、走行支援ECU44が、レーンマーク112l、112r間の基準線Lreflm(又はこれを構成する複数の基準位置Preflm)をカメラ情報Icに基づいて特定する。本実施形態において、基準線Lreflmは、レーンマーク112l、112rからの距離が等しい中心線である。或いは、中心線から左又は右に所定距離ずれた線を基準線Lreflmとしてもよい。
また、図2Bに示すように、本実施形態では、ECU44が、先行車両102の走行軌跡Lt(又はこれを構成する複数の基準位置Preflv)を特定する。本実施形態において、走行軌跡Lt(又は基準位置Preflv)は、先行車両102の左右の中央に対応して設定される。或いは、先行車両102の中央から左又は右に所定距離ずれた位置に対応して走行軌跡Ltを設定してもよい。以下では、基準位置Preflmをレーンマーク基準位置Preflmともいい、基準位置Preflvを先行車両基準位置Preflvともいう。
さらに、図2Cに示すように、本実施形態では、ECU44が、3つの基準位置Pref(Pref1、Pref2、Pref3)において、レーンマーク112l、112r間の基準線Lreflm(又は基準位置Preflm)と、先行車両102の走行軌跡Lt(又は基準位置Preflv)との幅方向の偏差Dw(Dw1、Dw2、Dw3)を算出する。
ここでの基準位置Pref(以下「偏差基準位置Pref」ともいう。)は、進行方向(X方向)の座標を示し、幅方向(Y方向)の座標を含まない。但し、走行レーン110がカーブ路である場合、カーブ路に沿って幅方向の偏差Dwを算出するため、進行方向は単なる直線ではなく、曲線として定義可能である。
ここでの偏差基準位置Pref1は、自車10の位置Phv(以下「自車位置Phv」ともいう。)に対応する。自車位置Phvは、例えば、自車10の最も前方の中央位置に設定される。偏差基準位置Pref2は、制御目標位置Ptarに対応する。制御目標位置Ptarは、例えばLKAS制御において自車10を走行レーン110の中央に移動させるに当たり、いずれの地点にて自車10が走行レーン110の中央に到達すればよいかを表す位置である。制御目標位置Ptarは、車速V(及び車速Vに対応する目標時間)に応じて変化させることができる。偏差基準位置Pref3は、先行車両102の位置Plv(以下「先行車両位置Plv」ともいう。)に対応する。先行車両位置Plvは、例えば、先行車両102の最も後方の中央位置に設定される。
そして、ECU44は、偏差Dwを用いてレーンマーク112l、112r又は走行レーン110の信頼度Dcを判定する。そして、ECU44は、信頼度Dcの高いレーンマーク112l、112r又は走行レーン110を用いて走行支援を行う一方、信頼度Dcの低いレーンマーク112l、112r又は走行レーン110は走行支援に用いない。
なお、図2A〜図2Cからわかるように、レーンマーク認識制御では、自車10の前後方向(X方向)及び左右方向(Y方向)の座標が特定できればよい。このため、レーンマーク認識制御では、自車10の高さ方向(Z方向)の座標を省略することができる。
(A2−2−2.具体的な処理)
図3は、本実施形態におけるレーンマーク認識制御のフローチャートである。図3のステップS1において、走行支援ECU44(レーダ情報処理部72)は、レーダ情報Irに基づいて先行車両102が存在するか否かを判定する。レーダ情報Irに基づいて先行車両102が存在する場合(S1:YES)、ステップS2に進む。
図3は、本実施形態におけるレーンマーク認識制御のフローチャートである。図3のステップS1において、走行支援ECU44(レーダ情報処理部72)は、レーダ情報Irに基づいて先行車両102が存在するか否かを判定する。レーダ情報Irに基づいて先行車両102が存在する場合(S1:YES)、ステップS2に進む。
ステップS2において、ECU44(カメラ情報処理部70)は、カメラ情報Icに基づいて先行車両102が存在するか否かを判定する。カメラ情報Icに基づいて先行車両102が存在する場合(S2:YES)、ステップS3に進む。カメラ情報Ic及びレーダ情報Irを組み合わせることで(換言すると、ステップS1、S2を統合して)、先行車両102の存在の有無を判定してもよい。
ステップS3において、ECU44(カメラ情報処理部74)は、カメラ情報Icに基づいて左右両方のレーンマーク112l、112rが存在するか否かを判定する。左右両方のレーンマーク112l、112rが存在する場合(S3:YES)、ステップS4に進む。左右一方のみレーンマーク112l、112rが存在する場合、ステップS3はNO(偽)となる。
ステップS4において、ECU44(先行車両認識部60)は、自車10と先行車両102との間の車間距離Lvを算出する。ステップS5において、ECU44(先行車両認識部60)は、自車10と先行車両102との間の車間距離Lvが所定範囲内であるか否かを判定する。ここでの所定範囲は、例えば、カメラ40及びレーダ42の検出精度がよい範囲に合わせて設定される。車間距離Lvが所定範囲内である場合(S5:YES)、ステップS6に進む。
ステップS6において、ECU44(レーンマーク認識部62)は、左右のレーンマーク112l、112r間の距離Wl(以下「レーン幅Wl」ともいう。)(図2A)を算出する。ここでのレーン幅Wlは、自車10から先行車両102までの間における特定地点(例えば、制御目標位置Ptar又は先行車両位置Plv)における幅方向の距離である。
ステップS7において、ECU44(信頼度判定部76)は、レーン幅Wlに基づいて3つの幅偏差閾値THdw及び1つの幅偏差合計閾値THdtotal(以下「合計閾値THdtotal」ともいう。)を設定する。幅偏差閾値THdwは、レーンマーク基準位置Preflmと先行車両基準位置Preflvの幅偏差Dwの許容値としての閾値である。本実施形態では、レーン幅Wlが大きいほど、幅偏差閾値THdw及び合計閾値THdtotalを大きくする。但し、幅偏差閾値THdw及び合計閾値THdtotalを固定値としてもよい。
本実施形態では、自車位置Phv、制御目標位置Ptar及び先行車両位置Plvに対応する基準位置Pref1、Pref2、Pref3の3箇所について幅偏差閾値THdwを設定する(図2Cの幅偏差Dw1、Dw2、Dw3参照)。レーンマーク112l、112rの近似曲線の次数(2次曲線、3次曲線等)によって基準位置Pref毎の偏差Dwの大きさは変化する。このため、基準位置Pref1、Pref2、Pref3毎に幅偏差閾値THdwを設定することで、レーンマーク112l、112rの認識精度を高めることが可能となる。但し、幅偏差閾値THdwは、基準位置Pref1、Pref2、Pref3それぞれで同じ値としてもよい。
幅偏差合計閾値THdtotalは、偏差Dw1、Dw2、Dw3の合計Dtotalの許容値としての閾値である。本実施形態の合計Dtotalは、偏差Dw1、Dw2、Dw3の絶対値の合計値として定義される。或いは、合計Dtotalは、正負が混在する偏差Dw1、Dw2、Dw3をそのまま足し合わせたものであってもよい。
ステップS8において、ECU44(信頼度判定部76)は、基準位置Pref1、Pref2、Pref3に対応する3箇所のレーンマーク基準位置Preflm(Preflm1、Preflm2、Preflm3)を算出する。レーンマーク基準位置Preflmは、進行方向(X方向)に垂直な方向(Y方向)における座標を示す。また、レーンマーク基準位置Preflm1、Preflm2、Preflm3はいずれも現時点における位置を示す。
ステップS9において、ECU44(信頼度判定部76)は、基準位置Pref1、Pref2、Pref3に対応する3箇所の先行車両基準位置Preflv(Preflv1、Preflv2、Preflv3)を算出する。先行車両基準位置Preflmは、進行方向(X方向)に垂直な方向(Y方向)における座標を示す。先行車両基準位置Preflv3は、現在の先行車両位置Plvであり、ECU44は、先行車両102の現在位置に基づいて先行車両基準位置Preflv3を算出する。ECU44は、先行車両102の走行軌跡Ltを記憶しておくことで先行車両基準位置Preflv1、Preflv2を特定する。
ステップS10において、ECU44(信頼度判定部76)は、基準位置Pref1、Pref2、Pref3それぞれについて幅方向の偏差Dw(Dw1、Dw2、Dw3)を算出する(図2C参照)。ステップS11において、ECU44(信頼度判定部76)は、偏差Dwの合計Dtotalを算出する。上記のように、本実施形態の偏差合計Dtotalは、各偏差Dwの絶対値の和である(Dtotal=|Dw1|+|Dw2|+|Dw3|)。
ステップS12において、ECU44(信頼度判定部76)は、各偏差Dw(Dw1、Dw2、Dw3)が幅偏差閾値THdwを下回るか否かを判定する。各偏差Dwが幅偏差閾値THdwを下回る場合(S12:YES)、今回のレーンマーク112l、112r(又は走行レーン110)の信頼度Dcは高いといえるため、ステップS13に進む。なお、いずれか1つでも偏差Dwが幅偏差閾値THdwを下回らない場合(S12:NO)、ステップS12の判定は、NO(偽)となる。
ステップS13において、ECU44(信頼度判定部76)は、偏差合計Dtotalが合計閾値THdtotalを下回るか否かを判定する。偏差合計Dtotalが合計閾値THdtotalを下回る場合(S13:YES)、今回のレーンマーク112l、112r(又は走行レーン110)の信頼度Dcはさらに高いといえる。そこで、ステップS14において、ECU44(信頼度判定部76)は、レーンマーク112l、112rを確定する。換言すると、ECU44は、左右のレーンマーク112l、112rを真のレーンマークのペアと判断する。
図3のステップS1〜S3、S5、S12、S13のいずれかがNO(偽)である場合、ステップS15において、ECU44は、エラー時処理を実行する。先行車両102が検出されなかった場合(S1:NO又はS2:NO)、ECU44は、例えば、カメラ40に基づくレーンマーク112l、112rをそのまま用いる。或いは、幅偏差Dw1、Dw2、Dw3のいずれかが閾値THdwを下回らない場合(S12:NO)又は幅偏差合計Dtotalが閾値THdtotalを下回らない場合(S13:NO)、ECU44は、例えば、前回の演算周期において確定したレーンマーク基準位置Preflnを、今回の演算周期までの自車10の移動距離で補正して用いる。
(A2−3.車両制御)
車両制御は、レーンマーク認識制御で認識したレーンマーク112l、112r等を用いて、車両10の動作を制御する。具体的には、本実施形態の車両制御において、走行支援ECU44は、LKAS制御及びRDM制御を実行する。
車両制御は、レーンマーク認識制御で認識したレーンマーク112l、112r等を用いて、車両10の動作を制御する。具体的には、本実施形態の車両制御において、走行支援ECU44は、LKAS制御及びRDM制御を実行する。
LKAS制御では、走行レーン110の所定位置(例えば走行レーン110の中央)に沿って走れるようステアリング操作を支援することで運転負荷を軽減する。LKAS制御に際し、ECU44は、車両10が走行レーン110の所定位置を走行するようにEPS ECU34に対してステアリング舵角の指令を出力する。LKAS制御は、上述した自動クルーズ制御と組み合わせて用いてもよい。
RDM制御では、車両10が走行レーン110を逸脱しそうなとき又は逸脱したとき、ブレーキ及びステアリングを制御することにより、車両10が走行レーン110から逸脱することを抑制する。RDM制御に際し、ECU44は、走行レーン110からの逸脱を防止させるため、制動力ECU32に対して制動指令を出力すると共に、EPS ECU34に対してステアリング舵角の指令を出力する。
[A3.本実施形態の効果]
以上のように、本実施形態によれば、左右のレーンマーク112l、112r間の基準位置Preflnと先行車両102の基準位置Preflvとの幅方向の偏差Dwが閾値THdw内であり且つ合計Dtotalが閾値THdtotal内である左右のレーンマーク112l、112rを真のレーンマーク112l、112rのペアであると判断する(図3のS12〜S14)。このため、正しい左右のレーンマーク112l、112rのペアを精度良く認識することが可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、左右のレーンマーク112l、112r間の基準位置Preflnと先行車両102の基準位置Preflvとの幅方向の偏差Dwが閾値THdw内であり且つ合計Dtotalが閾値THdtotal内である左右のレーンマーク112l、112rを真のレーンマーク112l、112rのペアであると判断する(図3のS12〜S14)。このため、正しい左右のレーンマーク112l、112rのペアを精度良く認識することが可能となる。
本実施形態において、レーンマーク認識部62は、自車10の進行方向における複数の基準位置Pref1、Pref2、Pref3で幅方向の偏差Dw1、Dw2、Dw3を求める(図2C、図3のS10)。そして、レーンマーク認識部62は、複数の基準位置Pref1、Pref2、Pref3それぞれにおける幅方向の偏差Dw1、Dw2、Dw3が閾値THdw内であり且つ合計Dtotalが閾値THdtotal内である左右のレーンマーク112l、112rを真のレーンマーク112l、112rのペアと判断する(図3のS12、S14)。これにより、複数の基準位置Pref1、Pref2、Pref3における幅方向の偏差Dw1、Dw2、Dw3を用いることでレーンマーク112l、112rのペアを精度良く認識することが可能となる。
本実施形態において、レーンマーク認識部62は、左右のレーンマーク112l、112r間の距離であるレーン幅Wl(図2A)に応じて幅偏差閾値THdw及び幅偏差合計閾値THdtotalを設定する(図3のS7)。これにより、左右のレーンマーク112l、112rにより規定されるレーン幅Wlに合わせて、レーンマーク112l、112rのペアを精度良く認識することが可能となる。
B.変形例
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、本明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、本明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
[B1.適用対象]
上記実施形態では、走行支援システム12を車両10に適用したが(図1)、これに限らず、別の対象に適用してもよい。例えば、走行支援システム12を航空機等の移動物体に用いることもできる。或いは、走行支援システム12を、ロボットに適用してもよい。これらの場合、先行車両102の代わりに先行する移動物体を用いることとなる。
上記実施形態では、走行支援システム12を車両10に適用したが(図1)、これに限らず、別の対象に適用してもよい。例えば、走行支援システム12を航空機等の移動物体に用いることもできる。或いは、走行支援システム12を、ロボットに適用してもよい。これらの場合、先行車両102の代わりに先行する移動物体を用いることとなる。
[B2.走行支援システム12の構成]
上記実施形態では、先行車両102を検出するため、カメラ40(カメラ情報Ic)及びレーダ42(レーダ情報Ir)を用いた(図3のS1、S2)。しかしながら、例えば、先行車両102を検出する観点からすれば、これに限らない。例えば、先行車両102の検出にはカメラ40及びレーダ42のいずれか一方のみを用いてもよい。
上記実施形態では、先行車両102を検出するため、カメラ40(カメラ情報Ic)及びレーダ42(レーダ情報Ir)を用いた(図3のS1、S2)。しかしながら、例えば、先行車両102を検出する観点からすれば、これに限らない。例えば、先行車両102の検出にはカメラ40及びレーダ42のいずれか一方のみを用いてもよい。
また、上記実施形態では、先行車両102を検出する際、カメラ情報Icとレーダ情報Irを別々に用いた(図3のS1、S2)。しかしながら、両者を組み合わせて先行車両102を検出してもよい。
[B3.走行支援ECU44の制御]
図2A〜図2Cの例では、レーンマーク112l、112rとして道路の白線(実線及び破線)を想定していた。しかしながら、例えば、走行レーン110を規定するレーンマーク112l、112rとしての観点からすれば、これに限らない。例えば、レーンマーク112l、112rは、黄色線、ボッツドッツ(Botts Dots)又はキャッツアイであってもよい。或いは、レーンマーク112l、112rは、ガードレール自体又はガードレールから所定距離に設定される仮想的なマークであってもよい。
図2A〜図2Cの例では、レーンマーク112l、112rとして道路の白線(実線及び破線)を想定していた。しかしながら、例えば、走行レーン110を規定するレーンマーク112l、112rとしての観点からすれば、これに限らない。例えば、レーンマーク112l、112rは、黄色線、ボッツドッツ(Botts Dots)又はキャッツアイであってもよい。或いは、レーンマーク112l、112rは、ガードレール自体又はガードレールから所定距離に設定される仮想的なマークであってもよい。
上記実施形態では、3ヶ所の基準位置Pref(Pref1〜Pref3)において幅方向の偏差Dw(Dw1〜Dw3)を算出した(図3のS10)。しかしながら、例えば、レーンマーク112l、112rの信頼度Dcを判定する観点からすれば、これに限らない。例えば、基準位置Prefの数を、1、2又は4以上としてもよい。その場合、基準位置Prefは、先行車両102よりも先の位置に設定してもよい。
上記実施形態では、幅方向の偏差Dwの比較(図3のS12)及び幅偏差合計Dtotalの比較の両方を行った(S13)。しかしながら、例えば、レーンマーク112l、112rの信頼度Dcを判定する観点からすれば、これに限らない。例えば、偏差Dwの比較及び幅偏差合計Dtotalの比較のいずれか一方のみを行ってもよい。或いは、偏差Dwの比較又は合計Dtotalの比較の代わりに偏差Dwの平均値の比較を行ってもよい。
上記実施形態では、左右のレーンマーク112l、112r間の中心位置としてのレーンマーク基準位置Preflnと、先行車両102の中心位置としての先行車両基準位置Preflvとを比較して幅偏差Dwを算出した(図3のS10)。しかしながら、レーンマーク112l、112rの信頼度Dcを判定する観点からすれば、これに限らない。例えば、左右のレーンマーク112l、112r間の中心位置から左側又は右側に所定距離ずらした位置をレーンマーク基準位置Preflnとし、先行車両102の中心位置から左側又は右側に前記所定距離ずらした位置を先行車両基準位置Preflvとしてもよい。
10…自車 40…カメラ(撮像部)
44…走行支援ECU(画像処理装置) 60…先行車両認識部
62…レーンマーク認識部 102…先行車両
112l、112r…レーンマーク Dtotal…偏差合計
Dw…幅方向の偏差 Imc…周辺画像
Pref1、Pref2、Pref3…基準位置
Preflm…レーンマーク基準位置 Preflv…先行車両基準位置
THdw…幅偏差閾値
Wl…レーン幅(レーンマーク間の距離)
44…走行支援ECU(画像処理装置) 60…先行車両認識部
62…レーンマーク認識部 102…先行車両
112l、112r…レーンマーク Dtotal…偏差合計
Dw…幅方向の偏差 Imc…周辺画像
Pref1、Pref2、Pref3…基準位置
Preflm…レーンマーク基準位置 Preflv…先行車両基準位置
THdw…幅偏差閾値
Wl…レーン幅(レーンマーク間の距離)
Claims (3)
- 撮像部が撮像した周辺画像から左右のレーンマークを認識するレーンマーク認識部と、
前記周辺画像から先行車両を認識する先行車両認識部と
を備える画像処理装置であって、
前記レーンマーク認識部は、前記左右のレーンマーク間の基準位置と前記先行車両の基準位置との幅方向の偏差自体又は前記偏差に基づく値が閾値内である前記左右のレーンマークを真のレーンマークのペアであると判断する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置において、
前記レーンマーク認識部は、
自車の進行方向における複数の位置で前記幅方向の偏差を求め、
前記幅方向の偏差の合計若しくは平均又は前記複数の位置それぞれにおける前記幅方向の偏差が前記閾値内である前記左右のレーンマークを真のレーンマークのペアと判断する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1又は2に記載の画像処理装置において、
前記レーンマーク認識部は、前記左右のレーンマーク間の距離に応じて前記閾値を設定する
ことを特徴とする画像処理装置。
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