JP6173103B2 - 回転加工機の油圧装置 - Google Patents

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Description

本発明は、金属素材を回転させながら油圧シリンダを用いて成形ローラを押し当てて塑性加工又は成形加工を行うフローフォーミング加工機又はスピンニング加工機等の回転加工機における油圧装置に関する。
回転加工機として、例えば、車両用ホイールやクラッチハウジング等の製造において鋳造又は鍛造された金属素材のワークを成形加工又は圧延塑性加工を施すために用いられるスピニング加工機やフローフォーミング加工機等が知られている(特許文献1、特許文献2等)。例えば、図7に示すように、車両用ホイールの製造に使用されるスピニング加工機500は、主軸510のモータ511により回転する成形金型512と心押し金型513とで鋳造後又は鍛造後のワークWを強圧し、回転するワークWの外周に成形ローラ515を押し当てて移動させながら成形ないしは塑性変形させて製品形状に仕上げる装置であり、成形ローラ515や心押し金型513の駆動には、一般に油圧装置が使用されている。
特開2007−289986号公報 特開2000−42685号公報
図7に示したスピニング加工機500では、心押し金型513側の油圧シリンダ521aと、成形ローラ515側の2軸の油圧シリンダ521b,521cとを1台の油圧ポンプ523に接続し、モータ524によって油圧ポンプ523を駆動するとともにバルブV1,V2,V3を制御して各油圧シリンダ521a,521b,521cを作動させる油圧装置を構成している。この油圧装置は、成形ローラ515、心押し金型513などを動かす為に、すべての動作に必要な油圧と油流量を出力できる油圧ポンプ523と、この油圧ポンプ523を駆動するモータ524とを備え、油圧ポンプ523は、常にスピニング加工機500にとって必要な最高圧力と吐出量を保持しながら常時回転して各油圧シリンダ521a,521b,521cが同時に動作しても速度ならびに精度等に狂いが無いようにしている。また、各油圧シリンダ521a,521b,521cの一部又は全部が停止している時でも、油圧ポンプ523は、バルブV1から油をタンクTに戻すことによってポンプ圧を維持している。つまり、成形ローラ515の軌跡が油圧シリンダ521b,521cの圧力変動により変化すると製品精度に直結するため、すべての油圧シリンダ521a,521b,521cが同時に動いても各油圧シリンダ521a,521b,521cの圧力が下がらないように油圧ポンプ523及びモータ524は常にフル運転されている。また、近年は、スピニング加工機やフローフォーミング加工機等において成形時間短縮のため成形ローラを複数具備することが多く、成形ローラの数の増加に伴って油圧シリンダの数が増える。その結果、油圧ポンプは能力がより大きい余裕を持ったものが必要となり、しかも、多量の作動油を常時バルブから油タンクに戻すためモータの騒音ならびにバルブからの騒音がより増大し、製品加工に必要なエネルギーの何倍もの電気を必要としていた。
本発明は、以上の事情に鑑み、回転加工機の油圧装置において省電力ならびに低騒音を実現するものを提供することを目的とする。
本発明に係る回転加工機の油圧装置は、
油圧シリンダを備え、金属素材のワークを回転させながら成形ローラにより塑性加工又は成形加工を行う回転加工機の油圧装置であって、
油圧シリンダの第1、第2室側ポートの各々に接続されて作動油を給排する第1、第2双方向油圧ポンプと、
第1、第2双方向油圧ポンプの各々に接続されてポンプを正逆方向に駆動する第1、第2サーボモータと、
第1、第2双方向油圧ポンプの反シリンダ側を連結する連結回路と、
連結回路に接続されて第1、第2双方向油圧ポンプへ油圧を与える油圧発生器と、
第1、第2サーボモータを個々に回転数と回転方向とを制御指令して油圧シリンダのピストンロッドの位置を制御する制御装置とを備える。
上記構成より、油圧シリンダを多く備える場合でも、各油圧シリンダごとにサーボモータの回転を制御するだけで油圧シリンダのピストンロッドの位置制御が可能となる。従って、各油圧シリンダの駆動を各々独立して構成することができ、各油圧シリンダを連結する配管やバルブが不要となる。また、従来のように回転加工機全体で1台の大能力の油圧ポンプ及びモータを用いる場合に比べ、各々の油圧シリンダにおける必要な能力に対応した双方向油圧ポンプ及びサーボモータを装備することができる。従って、回転加工機全体として、エネルギー効率が大幅に向上し、大幅な節電と騒音低下が実現される。
また、第1、第2の双方向油圧ポンプは、反シリンダ側が連結回路で連結され且つ連結回路に油圧発生器を接続して第1、第2双方向油圧ポンプへ油圧が与えられるので、油圧シリンダの第1室と第2室との容量の差や加圧時の作動油の圧縮等が補われる。しかも、第1、第2の双方向油圧ポンプの油圧立ち上がり特性が向上されるとともに自給能力が向上し、油圧シリンダのピストンロッドの加減速時に発生するキャビテーションや、ピストンロッドが前進から後退又は後退から前進するときの息つき現象を防止することができる。従って、油圧シリンダのピストンロッドを滑らかに移動制御することができる。
上記油圧装置において、
連結回路から油圧シリンダの第1室側ポート又は第2室側ポートへと連通する中継回路と、
中継回路に接続する電磁バルブと、
高速移動時には電磁バルブの切り替えにより油圧シリンダの押し側のポートへ第1、第2双方向油圧ポンプの両方から作動油を供給させるためのバルブ制御手段とを備える。
これにより、例えば、成形ローラがワークと接触しない無負荷状態のとき等に、油圧シリンダの押し側のポートへ大量の作動油を送り込んで油圧シリンダのピストンロッドを高速移動させることができる。従って、ワーク加工前には成形ローラを素早くワークに接近させ、ワーク加工完了後には成形ローラを素早くワークから離反させることができる。よって、全体として生産サイクルタイムを大幅に短縮することができる。
また、上記油圧装置において、
油圧発生器は、内部空間を圧縮空気により加圧して連結回路から作動油を吸い込むとともに吸い込んだ作動油を加圧して連結回路へ排出する構成とし、さらに、作動油の吸い込み側に設けられたチェック弁付き吸い込みポートと、作動油の排出側に設けられたチェック弁付き排出ポートと、吸い込みポート側又は排出ポート側に設けられた浄化フィルタと、作動油を冷却する冷却ユニットとを備える。
これにより、浄化フィルタによって使用時に発生した金属粉等を捕集して清浄油とし、使用時に圧縮等で温度上昇した作動油を冷却ユニットによって冷却し、この浄化及び冷却した作動油が双方向油圧ポンプに供給されるようにしたから、双方向油圧ポンプのポンプ寿命を向上することができる。また、連結回路を通じて双方向油圧ポンプへ供給される作動油を油圧発生器によって加圧することにより配管抵抗等による圧力損失が補われるから、双方向油圧ポンプの自吸能力が大幅に改善され、ポンプ起動をはじめとした油圧立ち上がり特性を向上することができる。
上記油圧装置において、
油圧シリンダのピストンロッドの位置を検知するシリンダ位置センサと、
第1、第2サーボモータの各々に接続されて回転制御する第1、第2のサーボアンプと、
第1、第2サーボアンプに回転数指令を出力する位置制御ユニットとを備え、
位置制御ユニットは、制御装置における目標制御位置及び目標制御速度に関する制御情報と、シリンダ位置センサから入力されるシリンダ位置情報とを基に演算した第1、第2サーボモータの各々の回転数指令を第1、第2サーボアンプの各々に出力することにより、第1、第2サーボモータは油圧シリンダのピストンロッドの現在位置が制御装置の目標制御位置と一致するように第1、第2双方向油圧ポンプを駆動制御させて、ピストンロッドの実際の位置が制御装置の制御指令に追従して作動するように構成することが望ましい。
一般に、油圧装置では、油圧ポンプや油圧シリンダ等からの内部リーク、油圧シリンダのピストンロッドの前進と後退のときの必要な油量の変化や作動油の圧縮、さらにはワークから受ける外力等の諸要因より、制御装置による目標制御位置どおりに油圧シリンダのピストンロッドが移動されないことがある。
本構成によれば、上記位置制御ユニットにより制御装置における現在の制御情報及びシリンダ位置センサからの現在のシリンダ位置情報を基にして演算した回転数指令でもって第1、第2サーボモータを制御し第1、第2双方向油圧ポンプを駆動させる。従って、ピストンロッドに連結する成形ローラの実際の位置を制御装置の予め設定された目標制御位置に正しく追従させることができ、制御装置で認識している目標制御位置が成形ローラの実際の位置と狂いなく一致するから、ワークの加工精度を向上することができる。
上記油圧装置において、
第1、第2双方向油圧ポンプは、ギヤポンプが使用されることが望ましい。
ところで、双方向油圧ポンプは、双方向に回転可能に構成されて双方向に作動油を吐出可能なポンプであればその機能を実現できるが、実用的に入手できる斜板ピストンポンプは高速回転時に騒音が大きく、しかも回転数を構造上高くすることが困難であり、また、ベーンポンプも内部に可動部分を持つため回転数を高くすることが困難である。
一方、ギヤポンプは構造上可動部分が無く相対的に騒音も少なく且つ回転数を高く上げられる。従って、ギヤポンプにより双方向油圧ポンプを構成することでサーボモータとの組み合わせにより、低圧で大油量の作動油を油圧シリンダへ供給してピストンロッドを高速移動させることができ、また、ピストンロッドを低速移動させて製品成形するワーク加工時では作動油の低吐出でもって高トルクを実現することができる。且つ、双方向油圧ポンプを小型化でき、これと組み合わせるサーボモータも最小のものとできるから、さらに節電と低騒音を実現することができる。
上記油圧装置において、
油圧シリンダの第1室と第2室のそれぞれの内圧を検知するシリンダ圧力センサを有し、
制御装置は、ワーク加工時には、油圧シリンダの第1室と第2室へ作動油がともに供給される方向に第1、第2双方向油圧ポンプを駆動制御してシリンダ圧力センサにより油圧シリンダの内圧を監視し油圧シリンダの第1室及び第2室が同時に内部加圧される状態で油圧シリンダのピストンロッドを進退移動させるように構成することが望ましい。
ところで、1台の双方向油圧ポンプで油圧シリンダを駆動する油圧装置を構成する場合は必ずチェック弁と圧抜回路が必要となり、油圧シリンダを前進から後退又は後退から前進するときには油圧シリンダの内圧がゼロとなるまでポンプ動作を一時停止しなければならず、油圧シリンダに内圧が残存する状態で双方向油圧ポンプを逆転すると残存する内圧によってチェック弁が動作不良を起こし、油圧シリンダの滑らかな前後進を得ることが難しい。そのため、このような油圧装置ではスピンニング加工機やフローフォーミング加工機等の回転加工機において成形荷重がかかった状態で油圧シリンダを前後に滑らかに移動させる動作には対応困難であった。
本構成によれば、第1、第2双方向油圧ポンプにより油圧シリンダの第1室及び第2室ともに内部加圧することで、油圧シリンダの前進から後退、後退から前進するときに油圧シリンダの内圧がゼロとなるまでポンプ動作を待機する必要が無く油圧シリンダの方向切り替えを素早く且つ滑らかに行うことができる。しかも、油圧シリンダの第1室、第2室ともに積極的な内圧を付与することで、ピストンロッドに連結する成形ローラ等の移動方向の剛性を向上することができる。従って、ワーク加工時に成形荷重がかかった状態でも油圧シリンダを滑らかに移動させることができ、且つワーク素材の偏肉による機械振動を阻止することができる。よって、ワークの加工精度を向上することができる。
上記油圧装置において、
制御装置は、成形終了後の製品取り出しと材料のワーク投入の間は、第1、第2サーボモータのモータ制御電源をオフ制御とすることが望ましい。
これにより、さらに節電と低騒音の向上を図ることができる。
以上のように、本発明によれば、油圧シリンダを多く備える場合でも、各油圧シリンダごとにサーボモータの回転を制御するだけで油圧シリンダのピストンロッドの位置制御が精度良く行える。従って、回転加工機全体として、エネルギー効率が大幅に向上し、大幅な節電と騒音低下が実現される。
回転加工機としてスピンドル加工機の構成を示す模式図である。 成形ローラを複数配置した状態を示す平面図である。 実施形態における油圧装置の油圧回路構成を示すブロック図である。 他の実施形態における油圧装置の油圧回路構成を示すブロック図である。 さらに、他の実施形態における油圧装置の油圧回路構成を示すブロック図である。 油圧発生器の設備(冷却ユニット、浄化フィルタ)における他の付設例を示す模式図である。 従来のスピニング加工機の構成を示す模式図である。
以下の実施形態では、回転加工機の一例として、車両用ホイールのスピンニング加工機を示して説明する。
図1に示すように、スピニング加工機1は、円盤状の鋳造素材又は鍛造素材からなるワークWをスピニング加工する装置であり、モータ11によって回転される主軸10と、主軸10と連結され且つワークWが取り付けられる成形金型12と、成形金型12に取り付けられたワークWを上から押さえて固定する心押し金型13と、回転するワークWの外周に押し当てスピニング加工を行う成形ローラ15とを備える。
心押し金型13は、取付台14に対して回動可能に取り付けられており、取付台14には取付台14とともに心押し金型13を上下方向(ワーク押さえ方向)に移動させる油圧シリンダ21aを備えた送り機構20aが設けられている。成形ローラ15は、クロステーブル3に取り付けられている。クロステーブル3は、固定台31と、固定台31上にワークWの回転軸方向(Z軸方向又は上下方向)に移動可能に取り付けられた昇降台32と、昇降台32上にワークWの径方向(X軸方向又は横方向)に移動可能に取り付けられた横行台33とを有する。横行台33のワーク対向側に成形ローラ15が取り付けられている。そして、クロステーブル3において、昇降台32には昇降台32とともに成形ローラ15をワークWの回転軸方向に移動させる油圧シリンダ21bを備えた送り機構20bが設けられており、また、横行台33には横行台33とともに成形ローラ15をワークWの径方向に移動させる油圧シリンダ21cを備えた送り機構20cが設けられている。
そして、スピンニング加工機1によるスピニング加工は、成形金型12にワークWをセットして心押し金型13でワークWを上から押さえて固定し、主軸10を回転させてワークWを回転させた状態で、成形ローラ15をワーク径方向へ移動させてワークWの外周に押し当てると共に成形ローラ15をワーク回転軸方向へ移動させることにより、ワークWにおいて車両用ホイールのリムの成形が行われる。図2に示すように、スピニング加工機1において、成形ローラ15をワークWの周囲に等間隔に4台設置し、これら4台の成形ローラ15a〜15dを同時に可動させることができ、これにより、スピニングの加工時間を大幅に短縮することができる。なお、成形ローラ15は、4台設置することに限定されず、1台又は他の複数台設置するようにしてもよい。
上述したスピニング加工機1において、心押し金型13側の送り機構20a、成形ローラ15側の2軸の各送り機構20b,20cは、各々独立した油圧ユニットを構成する油圧装置2を備える。なお、各送り機構20a,20b,20cの油圧装置2は、基本的に同じ構成要素からなるので、代表して、成形ローラ15をワーク径方向へ移動させる送り機構20cの油圧装置2について、以下に説明する。
図3に示すように、油圧装置2は、油圧シリンダ21の第1、第2室側ポート21AP,21BPの各々に接続されて作動油を給排する第1、第2双方向油圧ポンプ23L,23Rと、第1、第2双方向油圧ポンプ23L,23Rの各々に接続されてポンプを正逆方向に駆動する第1、第2サーボモータ24L,24Rと、第1、第2サーボモータ24L,24Rの各々に接続されて回転制御する第1、第2サーボアンプ25L,25Rと、第1、第2双方向油圧ポンプ23L,23Rの反シリンダ側を連結する連結回路27と、連結回路27に接続されて第1、第2双方向油圧ポンプ23L,23Rへ油圧を与える油圧発生器9と、油圧装置2を制御する制御部4とを備える。なお、油圧シリンダ21は、図3に示した片ロッド式のものに限らず、両ロッド式のものでもよい。以下では、必要に応じて、「第1」、「第2」を略して、双方向油圧ポンプ23、サーボモータ24、サーボアンプ25と称することがある。
双方向油圧ポンプ23は、双方向に回転可能に構成されて双方向に作動油を吐出可能なポンプであれば各種のポンプを使用することができるが、好ましくは、ギヤポンプが使用される。つまり、ギヤポンプによれば、構造上可動部分が無く相対的に騒音も少なく且つ回転数を高く上げられる。従って、ギヤポンプにより双方向油圧ポンプ23を構成することでサーボモータ24との組み合わせにより、低圧で大油量の作動油を油圧シリンダ21へ供給してピストンロッド22を高速移動させることができ、また、ピストンロッド22を低速移動させて製品成形するワーク加工時では作動油の低吐出でもって高トルクを実現することができる。さらには、双方向油圧ポンプ23を小型化でき、これと組み合わせるサーボモータ24も最小のものとできるから、節電と低騒音を実現することができる。
油圧装置2には、油圧シリンダ21に隣接してリニアスケール(シリンダ位置センサ)5が一体に設けられており、リニアスケール5の検出ロッド51の先端部が油圧シリンダ21のピストンロッド22の取付対象物(横行台33)に接続されている。リニアスケール5によりピストンロッド21の位置ひいては成形ローラ15のワーク径方向での実際の位置が検出される。リニアスケール5が検出するシリンダ位置情報は、位置制御ユニット61に入力される。
また、油圧シリンダ21と第1、第2双方向油圧ポンプ23L,23Rを接続する配管のうち、押し側経路28には、圧力センサ(シリンダ圧力センサ)7Lが設けられており、圧力センサ7Lにより油圧シリンダ21の第1室(ヘッド室)21Aの実際の内圧が検出される。引き側経路29にも、同様に圧力センサ(シリンダ圧力センサ)7Rが設けられており、圧力センサ7Rにより油圧シリンダ21の第2室(ロッド室)21Bの実際の内圧が検出される。これら圧力センサ7L,7Rが検出するシリンダ圧力情報は、位置制御ユニット61に入力される。
油圧発生器9は、連結回路27から作動油を吸い込むとともに吸い込んだ作動油を加圧して連結回路27へ排出する構成としている。すなわち、油圧発生器9は、タンク90内に一定量の作動油が貯留されており、タンク90の頂部の接続口93にコンプレッサー等のエアー発生器(不図示)が配管接続されてエアー発生器からタンク90内上部空間に圧縮空気(エアー圧が1〜15kg/cm)が常時供給されて加圧されている。そして、油圧発生器9は、連結回路27からタンク90の上部に接続されて連結回路27から作動油をタンク90内に取り込むチェック弁付き吸い込みポート91と、タンク90底部から連結回路27に接続されてタンク90内の作動油を連結回路27へと供給するチェック弁付き排出ポート92と、タンク90内の排出ポート92側に設けられた浄化フィルタ94と、タンク90内に配設されてタンク90内の作動油を冷却する冷却管(冷却ユニット)95とを備える。なお、図6(a)に示すように冷却ユニット95aを吸い込みポート側のチェック弁91からタンク90までの間のタンク90外に設置してもよい。図6(b)に示すように浄化フィルタ94aを排出ポート側のチェック弁92からタンク90までの間のタンク90外に設置してもよい。また、冷却ユニット95aと浄化フィルタ94aをともにタンク90外に設置してもよい。
吸い込みポート91は、連結経路27における排出ポート92の接続点をバイパスさせたバイパス路27Bから引き込むように配管接続されてチェック弁により作動油の流れが連結回路27からタンク90へ向かう方向に制御されている。排出ポート92は、チェック弁によりタンク90内から作動油が流出する方向に制御されている。また、連結経路27におけるバイパス路27Bの内側には、排出ポート92の接続点を跨いで左右のそれぞれにチェック弁27L,27Rが設けられており、これらチェック弁27L,27Rにより排出ポート92から流出する作動油の流れが第1、第1の双方向油圧ポンプ23L,23Rのそれぞれに向かう方向に分流するように制御されている。
油圧発生器9によれば、第1、第2双方向油圧ポンプ23L,23Rへ油圧が与えられるので、油圧シリンダ21の第1室と第2室との容量の差や加圧時の作動油の圧縮等が補われる。油圧シリンダ21のピストンロッド22の加減速時に発生するキャビテーションや、ピストンロッド22が前進から後退又は後退から前進するときの息つき現象を防止することができる。従って、油圧シリンダ21のピストンロッド22を滑らかに移動制御することができる。また、油圧発生器9によって連結回路27を通じて双方向油圧ポンプ23へ供給される作動油を加圧することにより配管抵抗等による圧力損失が補われるから、双方向油圧ポンプ23の自吸能力が大幅に改善され、ポンプ起動をはじめとした油圧立ち上がり特性を向上することができる。さらに、浄化フィルタ94によって使用時に発生した金属粉等を捕集して清浄油とし、使用時に圧縮等で温度上昇した作動油を冷却管95によって冷却し、この浄化及び冷却した作動油が双方向油圧ポンプ23に供給されるようにしたから、双方向油圧ポンプ23のポンプ寿命を向上することができる。
制御部4には、第1、第2サーボモータ23L,23Rを個々に回転数と回転方向とを制御指令して第1、第2双方向油圧ポンプ23L,23Rを駆動することにより油圧シリンダ21のピストンロッド22を動作制御する数値制御装置6を備える。なお、制御部4には、モータ制御電源装置63を備え、このモータ制御電源装置63は、成形終了後の製品取り出しと材料のワーク投入の間は、第1、第2サーボモータ24L,24Rのモータ制御電源をオフ制御とし、節電と低騒音の向上を図るようにしている。
また、制御部4には、第1、第2サーボアンプ25L,25Rに回転数指令を出力する位置制御ユニット61を備える。位置制御ユニット61は、数値制御装置6における目標制御位置及び目標制御速度に関する制御情報と、リニアスケール5から入力されるシリンダ位置情報と、圧力センサ7L,7Rから入力されるシリンダ圧力情報とを基に演算した第1、第2サーボモータ24L,24Rの各々の回転数指令を第1、第2サーボアンプ25L,25Rの各々に出力し、第1、第2サーボモータ24L,24Rは油圧シリンダ21のピストンロッド22の現在位置が数値制御装置6の目標制御位置と一致するように第1、第2双方向油圧ポンプ23L,23Rを駆動制御し、ピストンロッド22の実際の位置が数値制御装置6の制御指令に追従して作動するように制御する。
そして、高速移動時、例えば、ワーク加工前後に成形ローラ15をワークWへ接近又は後退させるときのように成形ローラ15がワークWと接触しない無負荷状態のときは、制御部4により、油圧シリンダ21の一方のシリンダ室側ポート(21AP又は21BP)に作動油が供給され、他方のシリンダ室側ポート(21AP又は21BP)から作動油が排出されるように、第1、第2双方向油圧ポンプ23L,23Rのそれぞれを回転制御する。従って、ワーク加工前には成形ローラ15を素早くワークWに接近させ、ワーク加工完了後には成形ローラ15を素早くワークWから離反させることができ、全体として生産サイクルタイムを短縮することができる。この場合、第1、第2の双方向油圧ポンプ23L,23Rの反シリンダ側では、連結回路27を通じて油圧発生器9により油圧が与えられているので、油圧シリンダ21の第1室21Aと第2室21Bとの容量の差が補われ、またピストンロッド22の加速時や減速時に発生するキャビテーションが防止され、よって、ピストンロッド22及び成形ローラ15が円滑に移動される。
一方、ワーク加工時、すなわち成形ローラ15がワークWと接触して負荷状態にあるときは、制御部4により、油圧シリンダ21の第1室21A及び第2室21Bへ作動油がともに供給される方向に第1、第2の双方向油圧ポンプ23L,23Rを回転制御して、油圧シリンダ21の第1室21A及び第2室21Bが同時に内部加圧される状態でピストンロッド22を進退移動させるように、第1、第2の双方向油圧ポンプ23L,23Rのそれぞれを回転制御する。これにより、ピストンロッド22の前進から後退、後退から前進するときに油圧シリンダ21の内圧がゼロとなるまでポンプ動作を待機させる必要が無く油圧シリンダ21の方向切り替えを素早く且つ滑らかに行うことができる。しかも、油圧シリンダ21の第1室21A、第2室21Bともに積極的な内圧が付与されることで、ピストンロッド22に連結する成形ローラ15の移動方向の剛性が向上される。従って、ワーク加工時に成形荷重がかかった状態でも成形ローラ15を滑らかに移動させることができ、且つワーク素材の偏肉による機械振動を阻止することができる。
しかも、位置制御ユニット61により、数値制御装置6の制御情報と、リニアスケール5からのシリンダ位置情報と、各圧力センサ7L,7Rからのシリンダ圧力情報とを基に演算した第1、第2サーボモータ24L,24Rの各々の回転数指令を第1、第2サーボアンプ25L,25Rの各々に出力し、第1、第2サーボモータ24L,24Rは成形ローラ15の現在位置が数値制御装置6の目標制御位置と一致するように第1、第2双方向油圧ポンプ23L,23Rを駆動制御し、成形ローラ15の実際の位置が数値制御装置6の制御指令に追従して作動するように制御される。よって、数値制御装置6で認識している目標制御位置が成形ローラ15の実際の位置と狂いなく一致するから、ワークの加工精度を向上することができる。
以上の油圧装置2によれば、油圧シリンダを多く備える場合でも、各油圧シリンダごとにサーボモータの回転を制御するだけで油圧シリンダのピストンロッドの位置制御が精度良く行える。また、従来のように回転加工機全体で1台の大能力の油圧ポンプ及びモータを用いる場合に比べ、各々の油圧シリンダにおける必要な能力に対応した双方向油圧ポンプ及びサーボモータを装備することができる。従って、回転加工機全体として、エネルギー効率が大幅に向上し、大幅な節電と騒音低下が実現される。
(他の実施形態)
他の実施形態における油圧装置では、図3に示す油圧装置2において、さらに、高速移動用の電磁バルブ8と、電磁バルブの切り替えを制御するバルブ制御部62とを備える。
すなわち、図4に示すように、他の実施形態としての油圧装置2Aでは、第2の双方向油圧ポンプ23Rと油圧発生器9との間の連結回路27から押し側経路28へと繋がる中継回路26Rを設け、この中継回路26Rと引き側経路29とに電磁バルブ8Rを設ける。
また、第1の双方向油圧ポンプ23Lと油圧発生器9との間の連結回路27から引き側経路29へと繋がる中継回路26Lを設け、この中継回路26Lと押し側経路28とに電磁バルブ8Lを設ける。
そして、ピストンロッド22を突出方向、すなわち成形ローラ15をワーク接近側へ高速移動させる場合、制御部4により、第1の双方向油圧ポンプ23Lは油圧シリンダ21の押し側シリンダ室のポート(第1室側ポート21AP)に作動油を供給するように駆動し、一方、第2の双方向油圧ポンプ23Rは油圧シリンダ21の引き側シリンダ室のポート(第2室側ポート21BP)から作動油を排出するように駆動するが、バルブ制御部62により電磁バルブ8Rを切り替えて、第2の双方向油圧ポンプ23Rから吐出される作動油が中継回路26Rを通じて油圧シリンダ21の押し側シリンダ室のポート(第1室側ポート21AP)へ供給されるようにする。このとき、電磁バルブ8Lは、油圧シリンダ21の第1室側ポート21APと第1の双方向油圧ポンプ23Lとを連通させ、中継回路26Lを遮断する位置に保持されている。これにより、第1、第2双方向油圧ポンプ23L,23Rの両方から油圧シリンダ21の押し側シリンダ室のポート(第1室側ポート21AP)へ作動油が供給されることとなり、油圧シリンダ21の押し側シリンダ室(第1室21A)へ大量の作動油を送り込んで油圧シリンダ21のピストンロッド22を高速移動させることができる。従って、ワーク加工前には成形ローラを素早くワークに接近させることがでる。
ピストンロッド22を没入方向、すなわち成形ローラ15をワーク離反側へ高速移動させる場合、制御部4により、第2の双方向油圧ポンプ23Rは油圧シリンダ21の引き側シリンダ室のポート(第2室側ポート21BP)に作動油を供給するように駆動し、一方、第1の双方向油圧ポンプ23Lは油圧シリンダ21の押し側シリンダ室のポート(第1室側ポート21AP)から作動油を排出するように駆動するが、バルブ制御部62により電磁バルブ8Lを切り替えて、第1の双方向油圧ポンプ23Lから吐出される作動油が中継回路26Lを通じて油圧シリンダ21の引き側シリンダ室のポート(第2室側ポート21BP)へ供給されるようにする。このとき、電磁バルブ8Rは、油圧シリンダ21の第2室側ポート21BPと第2の双方向油圧ポンプ23Rとを連通させ、中継回路26Rを遮断する位置に保持されている。これにより、第1、第2双方向油圧ポンプ23L,23Rの両方から油圧シリンダ21の引き側シリンダ室のポート(第2室側ポート21BP)へ作動油が供給されることとなり、油圧シリンダ21の引き側シリンダ室(第2室21B)へ大量の作動油を送り込んで油圧シリンダ21のピストンロッド22を高速移動させることができる。従って、ワーク加工後には成形ローラを素早くワークに接近させることがでる。
以上より、ワーク加工前後において成形ローラ15がワークWと接触しない無負荷状態とのきに成形ローラを高速移動させることで、全体として生産サイクルタイムを大幅に短縮することができる。
なお、電磁バルブ及び中継回路は、油圧シリンダ21の第1室側ポート21APと第2室側ポート21BPの両方に設けるが、第1室側ポート21AP又は第2室側ポート21BPの一方に設けることでもよい。例えば、図5に示す油圧装置2Bとして、第2の双方向油圧ポンプ23Rから吐出する作動油が油圧シリンダ21の第1室側ポート21APへと直接供給されるようにした電磁バルブ8及び中継回路26を設けるようにし、ワーク加工前には成形ローラ15をワーク接近側へ高速移動させる構成としてもよい。
1 スピニング加工機(回転加工機)
2 油圧装置
5 リニアスケール(シリンダ位置センサ)
6 制御装置
7L,7R 圧力センサ(シリンダ圧力センサ)
8 電磁バルブ
9 油圧発生器
15 成形ローラ
21 油圧シリンダ
21A 第1室
21B 第2室
21AP 第1室側ポート
21BP 第2室側ポート
22 ピストンロッド
23L 第1双方向油圧ポンプ
23R 第2双方向油圧ポンプ
24L 第1サーボモータ
24R 第2サーボモータ
25L 第1のサーボアンプ
25R 第2のサーボアンプ
26 中継回路
27 連結回路
61 位置制御ユニット
62 バルブ制御手段
91 チェック弁付き吸い込みポート
92 チェック弁付き排出ポート
94 浄化フィルタ
95 冷却ユニット

Claims (6)

  1. 油圧シリンダを備え、金属素材のワークを回転させながら成形ローラにより塑性加工又は成形加工を行う回転加工機の油圧装置であって、
    油圧シリンダの第1、第2室側ポートの各々に接続されて作動油を給排する第1、第2双方向油圧ポンプと、
    第1、第2双方向油圧ポンプの各々に接続されてポンプを正逆方向に駆動する第1、第2サーボモータと、
    第1、第2双方向油圧ポンプの反シリンダ側を連結する連結回路と、
    連結回路に接続されて第1、第2双方向油圧ポンプへ油圧を与える油圧発生器と、
    第1、第2サーボモータを個々に回転数と回転方向とを制御指令して油圧シリンダのピストンロッドの位置を制御する制御装置とを備えるものにおいて、
    連結回路から油圧シリンダの第1室側ポート又は第2室側ポートへと連通する中継回路と、
    中継回路に接続する電磁バルブと、
    高速移動時には電磁バルブの切り替えにより油圧シリンダの押し側のポートへ第1、第2双方向油圧ポンプの両方から作動油を供給させるためのバルブ制御手段とを備える回転加工機の油圧装置。
  2. 油圧シリンダを備え、金属素材のワークを回転させながら成形ローラにより塑性加工又は成形加工を行う回転加工機の油圧装置であって、
    油圧シリンダの第1、第2室側ポートの各々に接続されて作動油を給排する第1、第2双方向油圧ポンプと、
    第1、第2双方向油圧ポンプの各々に接続されてポンプを正逆方向に駆動する第1、第2サーボモータと、
    第1、第2双方向油圧ポンプの反シリンダ側を連結する連結回路と、
    連結回路に接続されて第1、第2双方向油圧ポンプへ油圧を与える油圧発生器と、
    第1、第2サーボモータを個々に回転数と回転方向とを制御指令して油圧シリンダのピストンロッドの位置を制御する制御装置とを備えるものにおいて、
    油圧発生器は、内部空間を圧縮空気により加圧して連結回路から作動油を吸い込むとともに吸い込んだ作動油を加圧して連結回路へ排出する構成とし、さらに、作動油の吸い込み側に設けられたチェック弁付き吸い込みポートと、作動油の排出側に設けられたチェック弁付き排出ポートと、吸い込みポート側又は排出ポート側に設けられた浄化フィルタと、作動油を冷却する冷却ユニットとを備える回転加工機の油圧装置。
  3. 請求項1又は2に記載の回転加工機の油圧装置において、
    油圧シリンダのピストンロッドの位置を検知するシリンダ位置センサと、
    第1、第2サーボモータの各々に接続されて回転制御する第1、第2のサーボアンプと、
    第1、第2サーボアンプに回転数指令を出力する位置制御ユニットとを備え、
    位置制御ユニットは、制御装置における目標制御位置及び目標制御速度に関する制御情報と、シリンダ位置センサから入力されるシリンダ位置情報とを基に演算した第1、第2サーボモータの各々の回転数指令を第1、第2サーボアンプの各々に出力することにより、第1、第2サーボモータは油圧シリンダのピストンロッドの現在位置が制御装置の目標制御位置と一致するように第1、第2双方向油圧ポンプを駆動制御させて、ピストンロッドの実際の位置が制御装置の制御指令に追従して作動するように構成した回転加工機の油圧装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転加工機の油圧装置において、
    第1、第2双方向油圧ポンプは、ギヤポンプが使用される回転加工機の油圧装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転加工機の油圧装置において、
    油圧シリンダの第1室と第2室のそれぞれの内圧を検知するシリンダ圧力センサを有し、
    制御装置は、ワーク加工時には、油圧シリンダの第1室と第2室へ作動油がともに供給される方向に第1、第2双方向油圧ポンプを駆動制御してシリンダ圧力センサにより油圧シリンダの内圧を監視し油圧シリンダの第1室及び第2室が同時に内部加圧される状態で油圧シリンダのピストンロッドを進退移動させるように構成した回転加工機の油圧装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の回転加工機の油圧装置において、
    制御装置は、成形終了後の製品取り出しと材料のワーク投入の間は、第1、第2サーボモータのモータ制御電源をオフ制御とする回転加工機の油圧装置。
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