JP6172811B2 - Ag−Sn合金めっき液及び電子部品の製造方法 - Google Patents

Ag−Sn合金めっき液及び電子部品の製造方法 Download PDF

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本発明は、Ag−Sn合金めっき膜を有する電子部品、前記Ag−Sn合金めっき膜を形成するためのAg−Snめっき液、及び前記電子部品の製造方法に関する。詳しくは、コネクタ、接点等として好適な電子部品に関する。
電子機器用接続部品であるコネクタやスイッチには、黄銅やリン青銅の表面に銅やニッケルの下地めっきを施し、さらにその上に銀めっきを施した材料が多く使用される。銀は電気および熱の良導体であるために、銀は上記のようにコネクタやスイッチまたはリードフレームなどのめっきとして用いられる。
前記銀めっきとして、電気自動車用のコネクタ、接点として硬質であり、高温耐性のあるAg(合金)めっきが求められている。
硬質のAg系めっき材として、Ag−Sbが報告されているが、熱処理によって硬度が低下しやすく、また、Sbは毒性があり、作業上好ましくない。
また、大電流を印加することができ、低い摩擦係数と、高い耐熱性とが両立されためっき部材及びコネクタ用めっき端子の製造方法として、銅又は銅合金よりなる母材の表面に接触させてニッケル下地めっき層を形成し、最下層および最表層を銀めっき層としてスズめっき層と銀めっき層とを交互に積層した積層構造をニッケル下地めっき層に接触させて形成した後に、加熱を行い、母材の表面を被覆する銀−スズ合金層と、銀−スズ合金層を被覆し、最表面に露出する銀被覆層とを形成する方法が開示されている(特許文献1)。しかし、この方法は工程数が多く、かつ加熱が必要なため、コストが高くなるなどの問題があった。
銀−スズ合金めっき液としては、ピロリン酸スズ錯体と銀イオンを含むピロリン酸系めつき液にアンチモン0.2乃至1.0g/を含有せしめたことを特徴とする、銀―スズ合金めつき液(特許文献2)等が開示されているが、Snが経時的に析出するため、めっき浴の安定性に問題があった。
特開2014−005549号公報 特開1985−026691号公報
本発明は、硬度が高く、また熱処理後も硬度が下がらないAg−Snめっき膜を有する電子部品を提供することを目的とする。更には、電気抵抗率が銀と比較してほぼ同等であり、耐摩耗性にも優れるAg−Snめっき膜を有する電子部品を低コストで提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意検討を行った結果、以下の電子部品により上記課題が解決されることを見い出し、本発明に至った。
即ち、本発明は以下の通りである。
(1)銅素材、もしくは銅めっき膜上に直接、もしくは下地Niめっき膜を介してめっきによって形成される、膜厚が0.1〜100μmであり、Sn品位が10〜30質量%でかつ、Ag−Sn合金めっき膜の硬度が、マイクロビッカース硬さでHv150以上でかつ、大気中で熱処理(200℃×1hr.)したときの硬度低下が、熱処理前の硬度の20%以下であるAg−Sn合金めっき膜を有する電子部品における、前記Ag−Sn合金めっき膜を形成するためのAg−Sn合金めっき液であって、
少なくとも銀イオン濃度5〜40g/L、シアンイオン濃度10〜60g/Lであり、かつ、カルボキシル基を含む酸のSn塩をSnイオン濃度5〜40g/Lになるように含有することを特徴とするAg−Sn合金めっき液。
(2)前記電子部品がコネクタもしくは接点であることを特徴とする前記(1)記載のAg−Sn合金めっき液
(3)銅素材、もしくは銅めっき膜上に直接、もしくは下地Niめっき膜を介して、前記()に記載のAg−Sn合金めっき液を用いて、Ag−Sn合金めっき膜を形成することを特徴とする電子部品の製造方法。
本発明によると、硬度が高く、熱処理による脆弱化が抑制され、耐摩耗性があり、また、電気抵抗率も銀とほぼ同等である電子部品が得られる。電気自動車用コネクタ、接点として好適な硬質で高温耐性のあるAg−Snめっき膜を有する電子部品が得られる。また、電子部品を作製する工程が少なく、加熱も必要としないため、低コストで前記電子部品が得られる。
本発明の電子部品は、銅素材、もしくは銅めっき膜上に直接、もしくは下地Niめっき膜を介してAg−Sn合金めっき膜を有する電子部品であり、前記Ag−Sn合金めっき膜の膜厚が0.1〜100μm、Sn品位が10〜30質量%、Ag−Sn合金めっき膜の硬度が、マイクロビッカース硬さでHv150以上、かつ、熱処理(200℃×1hr.)による硬度低下が、熱処理前の硬度の20%以下である。
前記銅素材としては、銅もしくは銅合金が挙げられる。銅合金としては、銅を主成分とし、Ni,Si,Fe,Zn,Sn,Mg,P,Cr,Mn,Zr,Ti,Sb等の元素の1種または2種以上を含有する合金、例えばCu−Fe−Zn−P系銅合金等を挙げることができる。尚、前記銅を主成分とする銅合金とは、銅を50質量%以上含有する銅合金を言う。
また、前記銅めっき膜は、従来公知の銅めっき液を用いて、公知の方法によって形成されるもので良い。前記めっき膜が形成される基材としては、鉄系合金等が挙げられる。好ましく用いられる鉄系合金としては、ステンレス鋼(SUS)、42アロイ等が挙げられる。
銅めっき膜の厚さは0.1〜10μmが好ましい。
前記下地Niめっき膜は、従来公知のNiめっき液を用いて、公知の方法により形成することができるが、下地Niめっき層を形成するめっき液としては、スルファミン浴が好ましい。
下地Niめっき膜を設けることにより、銅素材又は銅めっき膜の銅成分がAg−Sn合金めっき層に拡散するのを抑制することができ、好ましい。
下地Niめっき膜の厚さは、0.1〜10μmが好ましい。
Ag−Sn合金めっき膜は、膜厚が0.1〜100μmである。前記膜厚が0.1〜100μmであると、所定の耐摩耗性、硬度等に優れた電子部品を低コストで得ることができる。
前記膜厚が0.1μm未満であると、摩耗により短時間で電気信頼性が低下し、好ましくない。また、前記膜厚が100μmを超えると製造コストが高くなり、好ましくない。
上記めっき膜の膜厚は、蛍光X線膜厚計により測定することができる。
前記Ag−Sn合金めっき膜は、Sn品位が10〜30質量%であることが必要である。
Sn品位が10質量%未満であると、銀めっきの硬度が低く、好ましくない。
Sn品位が30質量%を超えると、電気抵抗が上がり、好ましくない。
上記Ag−Sn合金めっき膜のSn品位は、ICP−AESで銀とSnの定量分析を行い算出することができる。
前記Ag−Sn合金めっき膜は、マイクロビッカース硬さがHv150以上でかつ、熱処理(200℃×1hr.)による硬度低下が、熱処理前の硬度の20%以下である。
Ag−Sn合金めっき膜が上記の特性を有することにより、該Ag−Sn合金めっき膜を有する本発明の電子部品は、硬度が要求されるコネクタ、電子部品接点として好ましく用いることができる。
マイクロビッカース硬さの試験は、被膜に測定端子を刺して、その硬さを評価する。
即ち、上記マイクロビッカース硬さは、マイクロビッカース硬さ試験機を用いて、荷重10gで、形成したAg−Sn合金めっき膜を測定した値である(JIS Z 2244、ビッカース硬さ試験−試験方法準拠)。
熱処理(200℃×1hr.)するための加熱方法としては、特に限定されるものではなく、例えば、ホットプレートまたは熱風循環式オーブンなどを用いて行うことができる。
前記Ag−Sn合金めっき膜は、少なくとも銀イオン濃度5〜40g/L、シアンイオン濃度10〜60g/Lであり、かつ、カルボキシル基を含む酸のSn塩をSnイオン濃度5〜40g/Lとなるように含有するめっき液を用いて形成することができる。
カルボキシル基を含む酸のSn塩を5〜40g/Lとなるように加えることで、液の安定性が向上し、Sn品位が10〜30質量%であるAg−Sn合金が再現性よくめっき出来る。
カルボキシル基を含む酸とのSn塩の含有量が、Snイオン濃度で5g/L未満であると、Ag−Sn合金めっき膜中のSn品位が低くなり、当該合金めっき膜の硬度が低下し、好ましくない。
40g/Lを超えると、めっき液の安定性が低下して、Ag−Sn合金めっき膜の組成のばらつきが大きくなり、また、Ag−Sn合金めっき膜中のSn品位が高くなることで、電気抵抗率が高くなり、好ましくない。
前記カルボキシル基を含む酸としては、例えば、酢酸、蓚酸、マロン酸、コハク酸、グリコール酸、酒石酸、クエン酸、グルコン酸、エチレンジアミンテトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、トリエチレンテトラミンヘキサ酢酸等が挙げられる。蓚酸、酒石酸、クエン酸、エチレンジアミンテトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸等が好ましい。
また、銀イオン濃度は5〜40g/Lであることが好ましい。銀イオン濃度が5g/L未満であると、Ag−Sn合金めっき膜のSn品位が高くなり、30質量%を超える場合があり、銀イオン濃度が40g/Lを超えるとAg−Sn合金めっき膜のSn品位が10質量%未満となる場合がある。
シアンイオン濃度は10〜60g/Lであることが好ましい。シアンイオン濃度が10g/L未満であると、Ag−Sn合金めっき膜のSn品位が10質量%未満となる場合があり、シアンイオン濃度が60g/Lを超えると、Ag−Sn合金めっき膜のSn品位が高くなり、30質量%を超える場合がある。
Sn品位が10〜30質量%であるAg−Snめっき膜を得るには、上記各成分のバランスが重要である。
Ag−Sn合金めっき液に用いられる、銀イオン源となる銀化合物としては、シアン化銀カリウム、塩化銀、臭化銀、フッ化銀、硝酸銀、スルファミン酸銀、シアン化銀などを用いることが出来る。水に対する安定性の点からは、シアン化銀カリウムが好ましい。
シアンイオン源となるシアン化合物としては、シアン化カリウム、シアン化ナトリウム等が挙げられる。銀イオン源となる銀化合物としてシアン化銀、シアン化銀カリウム等を用いた場合、これらもシアンイオン源となる。
前記Ag−Sn合金めっき液には、銀めっきを光沢化するため、セレン、アンチモン等の金属を微量添加しても良い。また、同じ目的で硫黄系の有機物、例えばメルカプトベンゾチアゾール、メルカプトオキサゾールを添加しても良い。
浴中のSnの酸化を防止するため、有機芳香族系の酸化防止剤、例えばジヒドロキシナフタレン、ヒドロキシキノリンを添加しても良い。
本発明におけるAg−Sn合金めっき膜は、前記Ag−Sn合金めっき液を用いためっきにより得ることができる。めっきを行う際は、電流密度1A/dm2以上で電気めっきし、Ag−Sn合金めっき皮膜を析出させることが好ましく、さらに好ましくは2〜20A/dm2の範囲で行うのがより好ましい。1A/dm2未満の電流密度ではSnと銀を共析させることが困難であり、20A/dm2以上の条件でめっきを行うとヤケなどにより、硬度が低下する恐れがある。また、めっき浴温度は10〜40℃、電解時間は5秒〜20分が好ましい。
また、前記Ag−Sn合金めっき液を用いて得られるAg−Sn合金めっき膜は、前記したように、硬度が高く、熱処理後の硬度の低下20%以下であるが、更に電気抵抗率が銀と比較してほぼ同等となり、耐摩耗性にも優れる。
電気抵抗率としては、30μΩ・cm以下が好ましく、前記Ag−Sn合金めっき液により、9〜30μΩ・cmのAg−Sn合金めっき膜が得られる。
前記Ag−Sn合金めっきの前にAgストライクめっきを行ってもよい。Agストライクめっきを行うことにより、Ag−Sn合金めっき膜の密着性が良くなる。
本発明の電子部品は、銅素材、又は銅めっき膜上に、直接もしくは下地Niめっき膜を介して、前記Ag−Sn合金めっき液を用いて、Ag−Sn合金めっき膜を形成することにより製造することができる。
本発明の電子部品は、上述のように硬質であり、加熱による硬さの低下がなく、耐摩耗性に優れ、接触抵抗は上昇しないので、電子機器用接続部品であるコネクタやスイッチに好適に用いることができる。特に、電気自動車に用いられているスイッチの可動接点及び/又は固定接点として好適に用いることができる。
次に、実施例に基づいて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれに制限されるものではない。
[実施例1〜15、比較例1〜9]
リン青銅基板(C5191,25mm×20mm×0.2mmt)に、銀ストライクめっきを0.05μm行った後、実施例1〜13、または比較例1〜9のAg−Sn合金めっき浴によるAg−Sn合金めっき行なっためっき基板を実施例1〜13、比較例1〜9の供試材とした。Ag−Sn合金めっきは、電流密度2A/dm2、浴温25℃で行った。
また、リン青銅基板(C5191,25mm×20mm×0.2mmt)に、スルファミン酸浴によるニッケルめっきを3μm、銀ストライクめっきを0.05μm行った後、実施例1と同じAg−Sn合金めっき浴によるAg−Sn合金めっきを行なっためっき基板を実施例14の供試材とした。
ステンレス合金(SUS304,25mm×20mm×0.2mmt)に、シアン銅浴による銅めっきを2μm、銀ストライクめっきを0.05μm行った後、実施例1と同じAg−Sn合金めっき浴によるAg−Sn合金めっきを行なっためっき基板を実施例15の供試材とした。
上記供試材のAg−Snめっき膜中のSn品位は、ICP−AESで銀とSnの定量分析を行い算出した。
上記供試材のAg−Snめっき膜の硬度は、マイクロビッカース硬さ試験機(マツザワ製 MMT−X7)で測定した。
また、めっき膜を、ホットプレートを用い、大気中で200℃×1hrの熱処理を行った後、硬度を同様にマイクロビッカース硬さ試験機(マツザワ製 MMT−X7)で測定した。
上記供試材の電気抵抗率を、抵抗率測定器 (エヌピイエス製Model Σ-5+)を用い、直流4探針法(荷重400g)で測定した。
上記供試材の初期の接触抵抗、及び以下の条件で摺動摩耗試験を行った後の接触抵抗を測定した。
接触抵抗測定条件:
装置:山崎式接点シミュレータCRS−1
条件:接点荷重10g(Auプローブ)、摺動距離1mm
摺動摩耗試験条件:
装置:山崎精機研究所製CRS−G2050−JNS
条件:〔荷重〕1.6N、〔摺動範囲〕0.2mm、〔摺動速度〕1mm/s、
〔回数〕5万回
評価基準:
○:<10mΩ
△:10〜100mΩ
×:>100mΩ
また、熱処理しためっき基板に対し、耐摩耗試験を行った。耐摩耗試験はJISH8682記載の方法に準拠し、スガ摩耗試験機(NUS−IS03)を用い、荷重500gf(削れ面積 12mm×31mm)、#1500エメリー研磨紙、200往復の条件で実施した。
評価基準:
○:耐摩耗試験でのめっき被膜削れ量が15mg未満
△:耐摩耗試験でのめっき被膜削れ量が15mg以上30g未満
×:耐摩耗試験でのめっき被膜削れ量が30mg以上
実施例1〜13、比較例1〜7で調製したAg−Sn合金めっき浴を、容量50mlのガラス製スクリュー管瓶に30ml分取した後、密栓して温度50℃に保持した乾燥器中に放置し、めっき浴の安定性を評価した。
評価基準:
○:1ヶ月以上沈殿の発生がみられなかった。
△:1週間から1ヶ月の間で沈殿の発生がみられた。
×:1週間以下で沈殿の発生がみられた。
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Claims (3)

  1. 銅素材、もしくは銅めっき膜上に直接、もしくは下地Niめっき膜を介してめっきによって形成される、膜厚が0.1〜100μmであり、Sn品位が10〜30質量%でかつ、Ag−Sn合金めっき膜の硬度が、マイクロビッカース硬さでHv150以上でかつ、大気中で熱処理(200℃×1hr.)したときの硬度低下が、熱処理前の硬度の20%以下であるAg−Sn合金めっき膜を有する電子部品における、前記Ag−Sn合金めっき膜を形成するためのAg−Sn合金めっき液であって、
    少なくとも銀イオン濃度5〜40g/L、シアンイオン濃度10〜60g/Lであり、かつ、カルボキシル基を含む酸のSn塩をSnイオン濃度5〜40g/Lになるように含有することを特徴とするAg−Sn合金めっき液。
  2. 前記電子部品がコネクタもしくは接点であることを特徴とする請求項1記載のAg−Sn合金めっき液
  3. 銅素材、もしくは銅めっき膜上に直接、もしくは下地Niめっき膜を介して、請求項に記載のAg−Sn合金めっき液を用いて、Ag−Sn合金めっき膜を形成することを特徴とする電子部品の製造方法。
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