JP6171879B2 - レーザ成形装置 - Google Patents
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Description
さらに、ツルーイングおよびドレッシングは、アブレーション加工であるため、被成形工具に対する熱影響が少ない。従って、高い加工精度を得ることができる。
このように、レイリー範囲の長さの異なるレーザ光を用いることで、ツルーイングおよびドレッシングを確実に行うことができる。
本実施形態のレーザ成形装置は、被成形工具10に対して、レーザ光によりツルーイングおよびドレッシングを行う。つまり、レーザ成形装置は、ツルーイング用の第一レーザ光21(図1Aに示す)とドレッシング用の第二レーザ光31(図1Bに示す)を照射可能である。
ツルーイングは、図1Aおよび図2Aに示すように、第一レーザ光21により行う。ツルーイングは、砥粒11および結合剤12に対してレーザ加工を行うことで、被成形工具10の表面を成形する。
ドレッシングは、図1Bおよび図2Bに示すように、第二レーザ光31により行う。ドレッシングは、砥粒11を加工せずに結合剤12のみをレーザ加工することで、被成形工具10の表面の目立てを行う。つまり、ドレッシングは、砥粒11を結合剤12から露出させる。
ここで、ツルーイングとドレッシングとを対比する。ツルーイング用の第一レーザ光21による集光点23のエネルギー密度は、ドレッシング用の第二レーザ光31による集光点33のエネルギー密度より大きく設定されている。具体的には、第一レーザ光21が砥粒11および結合剤12を加工可能なエネルギー密度であるのに対して、第二レーザ光31が砥粒11を加工不能であり結合剤12のみ加工可能なエネルギー密度である。
上記実施形態においては、第一レーザ光21および第二レーザ光31は、被成形工具10の表面の法線方向から照射した。本実施形態においては、図3に示すように、ツルーイング用の第一レーザ光41は、第一レンズ42によって被成形工具10の表面に照射され、被成形工具10の表面を集光点43とする。第一レーザ光41は、被成形工具10の表面の法線および接面に対して角度を有する方向から照射する。ここでは、図3に示すように、第一レーザ光41の照射方向は、被成形工具10の法線から角度θ(0°<θ<90°)を有する方向である。
第一、第二実施形態においては、第二レーザ光31は、被成形工具10の表面の法線方向から照射するものとしたが、被成形工具10の表面の接面に対して0°より大きく90°より小さな角度を有するようにしてもよい。
次に、同一光源を用いて第一レーザ光21および第二レーザ光31を照射するレーザ成形装置100について説明する。レーザ成形装置100は、図4に示すように、1つの光源101と、光源101から出力されたレーザ光を2つに分岐するビームスプリッタ102(レーザ光分岐装置)と、分岐された一方のレーザ光の光量を低減させるNDフィルタ103と、NDフィルタ103を通過したレーザ光を反射させる反射板104と、反射板104にて反射されたレーザ光の幅を低減するビーム幅変更器105と、レンズ106とを備える。
Claims (6)
- 砥粒と前記砥粒を結合する結合剤とを備える被成形工具に対して、レーザ光によりツルーイングおよびドレッシングを行うレーザ成形装置であって、
前記砥粒のレーザ加工閾値は、前記結合剤のレーザ加工閾値より大きく、
前記レーザ成形装置は、前記砥粒および前記結合剤をアブレーション加工可能なツルーイング用の第一レーザ光と、前記結合剤をアブレーション加工可能であって前記砥粒を加工不能なドレッシング用の第二レーザ光とを照射し、
前記第一レーザ光および前記第二レーザ光は、前記被成形工具の表面の接面に対して角度を有する方向から照射され、
前記第一レーザ光による集光点のエネルギー密度は、前記第二レーザ光による集光点のエネルギー密度より大きく設定され、
前記第一レーザ光のレイリー範囲に含まれる前記被成形工具の表面からの深さは、前記第二レーザ光のレイリー範囲に含まれる前記被成形工具の表面からの深さより浅く設定される、
レーザ成形装置。 - 前記第一レーザ光のレイリー範囲の長さが前記第二レーザ光のレイリー範囲の長さより短く設定されることにより、前記第一レーザ光のレイリー範囲に含まれる前記被成形工具の表面からの深さが、前記第二レーザ光のレイリー範囲に含まれる前記被成形工具の表面からの深さより浅く設定される、請求項1のレーザ成形装置。
- 前記第一レーザ光の集光点および前記第二レーザ光の集光点は、前記被成形工具の表面に位置するように設定される、請求項2のレーザ成形装置。
- 前記第一レーザ光および前記第二レーザ光は、前記被成形工具の表面の法線方向から照射される、請求項2または3の何れか一項のレーザ成形装置。
- 前記被成形工具は、前記第一レーザ光および前記第二レーザ光を透過する、請求項1〜4の何れか一項のレーザ成形装置。
- 前記レーザ成形装置は、
1つの光源と、
前記光源から出力されたレーザ光を分岐して、前記第一レーザ光と前記第二レーザ光とが干渉しないように前記第一レーザ光および前記第二レーザ光を前記被成形工具に対して同時に照射するレーザ光分岐装置と、
を備える、
請求項1〜5の何れか一項のレーザ成形装置。
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