JP6169984B2 - 熱電モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、恒温槽、冷蔵庫、自動車用のシートクーラー、半導体製造装置、レーザーダイオードまたは廃熱発電等に使用される熱電モジュールに関するものである。
熱電モジュールとして、例えば、特許文献1あるいは特許文献2に開示された熱電モジュールが知られている。熱電モジュールは、例えば熱電素子に電力を供給することによって、その熱電素子の一端側と他端側との間に温度差を生じさせることができる。また、熱電モジュールは、例えば熱電素子の一端側と他端側との間に温度差を与えることによって、電力を生じさせることができる。これらの性質を活かして、熱電モジュールは温度調節または熱電発電等に用いられる。
特許文献に開示された熱電モジュールを始めとして従来の熱電モジュールにおいては、具体的な構成はいくらか異なるものの、複数の熱電素子がこれらを電気的に直列に接続するための配線導体を介して2枚の基板に挟まれている。そして、少なくとも一方の基板上に、温度測定または温度制御を行なうための温度検知素子、例えばサーミスタを備えている。
従来の熱電モジュールにおいては、温度検知素子についての電気的な接続は、その電極の片方は配線導体を通じて熱電素子に接続され、もう片方は配線導体を通じて外部回路に接続するためのリード部材に接続されていた。その一例を図5に部分平面図で示す。
図5は、従来の熱電モジュールの例における温度検知素子近傍の要部を示す部分平面図である。図5に示す熱電モジュール40において、1は下側基板としての第1支持基板、2は上側基板としての第2支持基板である。なお、図5においては第2支持基板2を透視して示している。また、断面図ではないが適宜にハッチングを施している。3は熱電素子であり、n型熱電素子3aおよびp型熱電素子3bがそれぞれ複数配列されている。4は温度検知素子、5は配線導体、6はリード部材である。配線導体5は第1支持基板1の上面および第2支持基板2の下面にそれぞれ配設されており、複数の熱電素子3を電気的に直列に接続するとともに熱電素子3の一部に温度検知素子4を接続しており、さらに外部回路との電力等の入出力のためのリード部材6が接続されている。
この例に示すように、従来の熱電モジュール40においては、温度検知素子4は電極の片方が配線導体5bを通じて熱電素子3に接続され、もう片方の電極が配線導体5aを通じてリード部材6に接続されていた。
特開平10−247752号公報 特開2003−78088号公報
ここで、温度検知素子4は、熱負荷がかかると温度検知素子4内の導電性樹脂が膨張し、膨張によって導電性樹脂内の導電物質間の接合が遮断されることで絶縁体になることによって、回路に流れる電流を遮断するという機能を有している。
しかしながら、従来の熱電モジュール40においては、温度検知素子4が配線導体5aを通じてリード部材6側から受ける熱量と、配線導体5bを通じて熱電素子3との接続側から受ける熱量とには、リード部材6は熱源でない一方で熱電素子3は熱源であるために、違いが生じることがあった。この温度検知素子4が受ける熱量の違いにより、本来の機能を発現するはずの膨張に達するまでの時間と異なった時間になることとなって、例えば過電流によって熱電モジュール40が熱暴走をした際に温度検知素子4が正常に機能せず、熱電モジュール40が発熱を続けてしまい、その結果、熱電モジュール40が破壊するという不具合が発生することがあるという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたものであり、温度検知素子における熱的偏りを低減して熱暴走による破壊という不具合の発生を低減することができる熱電モジュールを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態の熱電モジュールは、第1領域および該第1領域に隣接する第2領域を有する上面を備えた第1支持基板と、前記第1領域に下面が対向するように設けられた第2支持基板と、前記第1領域および前記第2支持基板の間に複数配列された熱電素子と、前記第2領域に実装された温度検知素子と、前記第1支持基板上に設けられた、前記熱電素子を外部電源に接続するための2つのリード部材とを備えており、該温度検知素子は前記第1支持基板上に形成された2つの配線導体に接続されているとともに、該2つの配線導体が前記熱電素子のうちの異なる熱電素子にそれぞれ接続されており、前記2つのリード部材、前記熱電素子、前記2つの配線導体および前記温度検知素子が前記2つのリード部材を始点および終点として直列に電気的に接続されているとともに、前記2つのリード部材のそれぞれと前記温度検知素子との間に複数の前記熱電素子がそれぞれ接続されていることを特徴とするものである。
本発明の一実施形態の熱電モジュールによれば、温度検知素子が、第1支持基板上に形成された2つの配線導体に接続されているとともに、これら2つの配線導体が熱電素子のうちの異なる熱電素子にそれぞれ接続されていることから、温度検知素子へ両方の電極から伝えられる熱がいずれも熱電素子からのものとなって温度検知素子における熱的偏りが低減されるため、温度検知素子を正常に機能させることができ、熱電モジュールの熱暴走による破壊といった不具合の発生を低減することができる。
本発明の一実施形態の熱電モジュールを示す分解斜視図である。 図1に示した熱電モジュールにおける要部を示す部分平面図である。 本発明の他の実施形態の熱電モジュールにおける要部を示す部分平面図である。 本発明のさらに他の実施形態の熱電モジュールにおける要部を示す部分平面図である。 従来の熱電モジュールの例における要部を示す部分平面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る熱電モジュールについて、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態の熱電モジュール10を示す分解斜視図である。図2は図1
に示した熱電モジュール10における温度検知素子4近傍の要部を示す部分平面図である。なお、図1においては、後述する配線導体5の記載は省略している。また、図2においては、部材を把握しやすくするために、第2支持基板2を透視して示し、断面図ではないが適宜にハッチングを施している。図1および図2に示すように、本発明の一実施形態の熱電モジュール10は、第1領域1aおよびこの第1領域1aに隣接する第2領域1bを有する上面を備えた第1支持基板1と、第1領域1aに下面が対向するように設けられた第2支持基板2と、第1支持基板1の第1領域1aおよび第2支持基板2の間に複数配列された熱電素子3と、第1支持基板1の第2領域1bに実装された温度検知素子4とを備えている。この温度検知素子4は、第1支持基板1上に形成された2つの配線導体5(5a,5b)に接続されているとともに、これら2つの配線導体5(5a,5b)が複数の熱電素子3のうちの異なる熱電素子3(3a,3b)にそれぞれ接続されている。これにより、熱電素子3(3a,3b)から発生する熱量は基本的に同じであるため、2つの配線導体5(5a,5b)から両方の電極を介して温度検知素子4へ伝えられる熱がほぼ等しくなって、温度検知素子4における熱的偏りが低減される。その結果、過電流による熱電素子3の異常発熱に対して温度検知素子4が本来の機能を正常に発現できるようになるので、熱電モジュール10の熱暴走による、熱電モジュール10の熱電素子3と第1支持基板1または第2支持基板2との間の断線による破壊という不具合の発生が低減できる。
なお、本実施形態は、熱電モジュール10を例えば自動車のシート温調のために、車載用シートクーラーとして使用する場合の例で説明する。そのため、第1支持基板1および第2支持基板2にはそれぞれ外側に放熱用のフィン7が接合されている。例えば、ブロアの風をこのフィン7に通すことで冷風とし、車載用シートクーラーとして自動車のシートの冷却等に利用される。なお、同様にブロアの風をこのフィン7に通すことで温風とし、車載用シートヒーターとして自動車のシートの加熱等に利用されてもよい。
<第1支持基板1および第2支持基板2>
第1支持基板1および第2支持基板2は、第1支持基板1の第1領域1aおよびそれに対向する第2支持基板2で熱電素子3(3a,3b)を支持し、第1支持基板1の第2領域1bで温度検知素子4を支持するための部材である。第1および第2支持基板1,2には熱電素子3(3a,3b)および温度検知素子4に電力を供給するための配線導体5が設けられることから、第1および第2支持基板1,2の少なくとも配線導体5側は絶縁材料からなる。第1および第2支持基板1,2としては、例えば、アルミナフィラーを添加してなるエポキシ樹脂板または酸化アルミニウム質焼結体もしくは窒化アルミニウム質焼結体等のセラミック板の熱電素子3(3a,3b)と反対側の主面に、外部への伝熱または放熱用の銅板(図示せず)を貼り合わせた基板を用いることができる。また、第1および第2支持基板1,2の他の例としては、銅板、銀板または銀−パラジウム板の熱電素子3(3a,3b)側の主面に、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、酸化アルミニウム質焼結体または窒化アルミニウム質焼結体等からなる絶縁性のセラミック層を設けた基板を用いることができる。
第1および第2支持基板1,2は、平面視したときの形状が、例えば四角形状または多角形状等である。形状が四角形状である場合には、寸法は、例えば縦を40〜55mm、横を20〜25mm、厚さを0.1〜0.3mmに設定することができる。
<熱電素子3>
熱電素子3は、ペルチェ効果によって温度調節を行なうため、またはゼーベック効果によって発電を行なうための部材である。本実施形態においては、熱電素子3aをp型とし、熱電素子3bをn型としている。これらp型熱電素子3aおよびn型熱電素子3bは、例えばA型結晶(AはBiおよび/またはSb、BはTeおよび/またはSe)からなる熱電材料、好ましくはBi(ビスマス)またはTe(テルル)系の熱電材料で本体部が形成されている。具体的には、p型熱電素子3aは、例えばBiTe(テルル化ビスマス)とSbTe(テルル化アンチモン)との固溶体からなる熱電材料で形成される。また、n型熱電素子3bは、例えばBiTe(テルル化ビスマス)とSbSe(セレン化ビスマス)との固溶体からなる熱電材料で形成されている。
ここで、p型熱電素子3aとなる熱電材料は、一度溶融させてから固化させたビスマス、アンチモンおよびテルルからなるp型の形成材料を、ブリッジマン法によって一方向に凝固させて棒状にしたものである。また、n型熱電素子3bとなる熱電材料は、一度溶融させてから固化させたビスマス、テルルおよびセレンからなるn型の形成材料を、ブリッジマン法によって一方向に凝固させて棒状にしたものである。
これらの棒状の熱電材料の側面にメッキが付着することを防止するレジストをコーティングした後、ワイヤーソーを用いて、例えば0.3〜5mmの長さに切断する。次いで、切断面のみに電解メッキを用いてニッケル層および錫層を順次形成する。p型熱電素子3aおよびn型熱電素子3bの形状は、例えば、円柱状、四角柱状または多角柱状等にすることができる。特に、形状を円柱状にすることが好ましい。これにより、ヒートサイクル下において熱電素子3a,3bに生じる熱応力の影響を低減できる。熱電素子3a,3bを円柱状に形成する場合には、寸法は、例えば直径が1〜3mmに設定される。
熱電素子3(3a,3b)は、第1支持基板1の上面の第1領域1aおよびこれに対向する第2支持基板2の下面の間に、熱電素子3(3a,3b)の直径の0.5〜2倍の間隔で縦横の並びに複数配列される。そして、熱電素子3(3a,3b)は、配線導体5にこの配線導体5と同様のパターンに塗布された半田によって、配線導体5に接合されている。複数の熱電素子3(3a,3b)は、隣接するp型熱電素子3aとn型熱電素子3bとが配線導体5によって交互に直列に接続されて、全体として直列に電気的に接続されている。
<温度検知素子4>
温度検知素子4は、過電流が流れた際にそれ自体が膨張することで絶縁体になり、回路に流れる電流を遮断する機能を有する。温度検知素子4は、例えば銅板と温度応答性のポリエチレン樹脂にカーボンブラックを分散させた導電体との積層体であり、両端に電極を有し、上下面は保護樹脂でコーティングされている。熱電素子3および配線導体5で構成された回路に過電流が流れることによって温度検知素子4の温度が上昇すると、温度応答性のポリエチレン樹脂が膨張し、このポリエチレン樹脂に分散されたカーボンブラック間の接合が切れることで絶縁体になって、回路に流れる電流を遮断することができる。このため、温度検知素子4に加わる熱量が部分で異なると、導電体の膨張速度が異なることになり、機能の発現までの時間が異なることになる。そうなると、熱電モジュール10が過電流によって熱暴走した際は、回路に流れる電流を遮断する機能を発揮する時間が本来よりも遅くなる場合に、熱電モジュール10の内部において熱電素子3と第1支持基板1または第2支持基板2との間の接合が切れてしまい、熱電モジュール10が破壊することとなる。
これに対して本実施形態の熱電モジュール10によれば、温度検知素子4が、第1支持基板1上に形成された2つの配線導体5に接続されているとともに、これら2つの配線導体5が熱電素子3(3a,3b)のうちの異なる熱電素子3(3a,3b)にそれぞれ接続されていることから、温度検知素子4へ両方の電極から伝えられる熱がいずれも熱電素子3(3a,3b)からのものとなって温度検知素子4における熱的偏りが低減されるため、温度検知素子4を正常に機能させることができ、熱電モジュール10の熱暴走による破壊といった不具合の発生を低減することができる。
温度検知素子4は、平面視したときの形状が例えば四角形状であり、寸法は、例えば縦が1〜8mm、横が1〜8mm、高さが0.5〜3mmに設定することができる。
なお、温度検知素子4は、上述の構成のものに限られない。温度を検知して回路の電流を制御する機能を有するものであれば、本発明の熱電モジュール10において熱的偏りを低減して本来の機能を正常に発揮させることができるので、本発明の効果を奏するものとして使用可能である。
<配線導体5>
配線導体5は、主として熱電素子3(3a,3b)に電力を供給するため、または熱電素子3(3a,3b)で生じた電力を取り出すための部材である。配線導体5は複数の熱電素子3(3a,3b)および温度検知素子4を電気的に接続するように設けられている。具体的には、第1支持基板1の第1領域1a上において隣接するp型熱電素子3aおよびn型熱電素子3bを順に直列に電気的に接続し、さらに第1支持基板1の第2領域1b上において温度検知素子4をこれらに直列に電気的に接続している。ここで、温度検知素子4は、第1支持基板1の第2領域1b上に形成された2つの配線導体5(5a,5b)に接続されているとともに、これら2つの配線導体5a,5bが熱電素子3(3a,3b)のうちの異なる熱電素子3(3a,3b)にそれぞれ接続されている。本例では、温度検知素子4に接続された配線導体5のうち図2に示すリード部材6側の配線導体5aは図2において左側の熱電素子3(3a,3b)のn型熱電素子3bに接続されており、反対側の配線導体5bは図2において右側の熱電素子3(3a,3b)のp型熱電素子3aに接続されている。なお、温度検知素子4と熱電素子3(3a,3b)との接続関係はこの例に限定されるものではなく、p型熱電素子3aとn型熱電素子3bとが逆になっていても構わない。
配線導体5は、例えば銅、銀または銀−パラジウム等によって形成される。配線導体5は、例えば第1および第2支持基板1,2の熱電素子3側の主面に銅板を貼り付けておき、これを所望のパターンにエッチングすることによって形成される。また、打ち抜き加工によって成形した銅板を第1および第2支持基板1,2の熱電素子3側の主面に貼り付けてもよい。
配線導体5の形状および寸法は、配線導体5によって接続する熱電素子3(3a,3b)および温度検知素子4の形状、配列および寸法に応じて適宜に設定すればよい。
<リード部材6>
リード部材6は、熱電モジュール10内の回路に電流を流すための電流の入口および出口の役割を果たすものである。リード部材6は、例えば太さが0.1〜0.2mmの銅線を10〜30本縒り合わせたものを、ポリエチレン樹脂で被覆している。その片側の端部は配線導体5への接合のために縒り合わせた銅線が1〜5mmの長さで剥き出しになっており、もう片側の端部には銅合金を銅メッキおよび錫メッキしたターミナル電極を有している。リード部材6の全体の形状は例えば円柱状であり、寸法は、例えば径は0.5〜2mm程度、長さは2cm〜20cm程度まで設定できる。
<フィン7>
フィン7は、これを通過する気体に、電力を供給した熱電素子3の一端側と他端側との間に発生した温度差を第1および第2支持基板1,2を介して効率よく伝えるため、またはこれを通過する気体の熱を第1および第2支持基板1,2を介して熱電素子3に効率よく伝えて熱電素子3の一端側と他端側に温度差を発生させることによって電力を生じさせるための部材である。フィン7は、熱伝導率の高い、例えば銅、銀またはアルミニウム等によって形成される。また、フィン7の形状および寸法などは、フィン7を通過する気体
と第1および第2支持基板1,2を介して熱電素子3との間で効率よく所望の熱交換ができるように、熱電モジュール10の仕様に応じて適宜設定すればよい。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良などが可能である。例えば、上述の熱電モジュール10は、車載用シートクーラーに用いる例を示したが、これに限られない。具体的には、例えば車載用バッテリー冷却等のために用いられてもよい。
<変形例1>
次に、本発明の他の実施形態である変形例1の熱電モジュールについて説明する。
図3は本発明の他の実施形態の熱電モジュール20における要部を示す、図2と同様の部分平面図である。図3に示す熱電モジュール20は図1および図2に示す熱電モジュール10と基本的に同じ構成であるが、要部において違いがある。図3に示すように、本実施形態の熱電モジュールは、熱電素子3を外部電源に接続するための2つのリード部材6を第1支持基板1上にさらに備え、2つのリード部材6、熱電素子3(3a,3b)、2つの配線導体5(5a,5b)および温度検知素子4が2つのリード部材6を始点および終点として直列に電気的に接続されているとともに、2つのリード部材6のそれぞれと温度検知素子4との間に複数の熱電素子3(3a,3b)がそれぞれ接続されている。図3に示す例では、温度検知素子4の図3における左側に接続された配線導体5aには、その先の図3における右側のリード部材6との間に3組の熱電素子3(3a,3b)が接続されている。一方、右側に接続された配線導体5bには、図3における左側のリード部材6との間に、図3に示した1組の熱電素子3(3a,3b)の先に図示しない多数の熱電素子3(3a,3b)が接続されている。これにより、第1支持基板1の全体に同じ熱量を発生させる熱源である熱電素子3(3a,3b)が配列しているので、第1支持基板1が均熱化するようになる。そのため、温度検知素子4に加わる熱負荷が、配線導体5(5a,5b)間で同じ熱量を発生させる熱源である熱電素子3(3a,3b)からの熱負荷によってほぼ均等になることで、温度検知素子4への熱負荷も一様にほぼ均等になるので、温度検知素子4の応答精度を向上させることができる。
<変形例2>
次に、本発明のさらに他の実施形態である変形例2の熱電モジュールについて説明する。
図4は本発明の変形例2の熱電モジュール30の要部を示す図2と同様の部分平面図である。なお、図4においてはリード部材6および配線導体5の一部は図示していない。図4に示す熱電モジュール30においては、温度検知素子4が近傍の配線導体5(5a,5b)の一部とともに樹脂8によって覆われている。なお、図4においては、樹脂8によって覆われている温度検知素子4を破線で示している。この例の熱電モジュール30のように、樹脂8で温度検知素子4およびこの温度検知素子4下の配線導体5を覆うことにより、この樹脂8は固体であることからその量が変動することが基本的には無いため、温度検知素子4周りの環境は、空気に晒されてその空気が揺らぐ場合よりも安定した状態になる。よって、温度検知素子4の使用環境が熱平衡で安定な状態となりやすくなるため、温度検知素子4の応答精度を向上させることができる。また、温度検知素子4は銅板と導電体との積層体で、全体として一様に同じ構造をしていることから、温度検知素子4の両方の電極から放出される熱も均一化するため、温度検知素子4にそれぞれ接続された2つの熱電素子3と温度検知素子4との間の熱収支がほぼ同程度となり、温度検知素子4の応答性を向上させることができる。
この樹脂8としては、例えばシリコーン樹脂やエラストマー系樹脂等が使用できる。こ
れらの樹脂を、温度検知素子4が外気と接触しないよう全体に密着するように例えばシリンダー塗布器で温度検知素子4の表面に塗布して、これを固化させることで樹脂8が形成される。
温度検知素子4を覆う樹脂8には、シリコーン樹脂を用いることが好ましい。シリコーン樹脂は撥水性であり、第1支持基板1の第2領域1bの上面が表面粗さRaが15〜25μmの樹脂またはセラミックスである場合にそれとの密着性もよいので、温度検知素子4への水分の侵入を効果的に防ぐことができる。それにより、水分による温度検知素子4の腐食あるいはリークによる誤作動の発生を防ぐことができるので、温度検知素子4を安定して作動させることが可能となる。また、熱電モジュール30の温度上昇によって温度検知素子4や配線導体5が膨張する際に、温度検知素子4の周りを覆う樹脂8が固いものであった場合には膨張が妨げられ、温度検知素子4が導電体から絶縁体になるための膨張も妨げられるために、温度検知素子4が誤った温度で作動してしまって熱電モジュール30の熱暴走を誘発するおそれがある。これに対して、樹脂8にシリコーン樹脂を用いることで、シリコーン樹脂の柔軟性によってそれを防ぐことができるため、温度検知素子4の応答精度を向上させることができる。
また、温度検知素子4とともに近傍の配線導体5(5a,5b)を樹脂8で覆う場合には、配線導体5(5a,5b)とこれを覆う樹脂8との間に空隙があることが好ましい。配線導体5(5a,5b)と樹脂8との間に空隙があることで、熱電モジュール30の温度が上昇して配線導体5(5a,5b)が熱膨張する際に、配線導体5(5a,5b)が樹脂8に束縛されることなく膨張することができるようになる。それにより、配線導体5(5a,5b)の密度が低下するので、配線導体5(5a,5b)の熱抵抗が低下し、熱電素子3(3a,3b)から発せられる熱を熱抵抗に妨げられることなく温度検知素子4へ伝えられるため、温度検知素子4の応答精度を向上させることができる。
このような配線導体5(5a,5b)と樹脂8との間の空隙は、様々な形状および大きさであってよいが、例えば配線導体5(5a,5b)と第1支持基板1と樹脂8との3面を有する空隙であり、大きさが配線導体5(5a,5b)に沿って長さが0.1〜1mm、幅が10〜50μm、高さが10〜100μmの楕円柱状であることが好ましい。
本発明の熱電モジュールは、例えば実施形態の熱電モジュール10を例にとると、例えば以下のようにして製造することができる。
まず、熱電素子3を第1支持基板1の第1領域1aに配設した配線導体5に接合する。
具体的には、第1支持基板1上に形成した配線導体5の熱電素子3との接合箇所に半田ペーストを塗布し、半田層を形成する。ここで、半田ペーストの塗布方法としては、メタルマスクまたはスクリーンメッシュを用いたスクリーン印刷法がコストおよび量産性の観点から好ましい。
次いで、半田層が形成された配線導体5の上に熱電素子3を配列する。熱電素子3はp型熱電素子3aおよびn型熱電素子3bの2種類の素子を交互に配列することが必要である。交互に配列する方法としては公知の技術を用いることができるが、特にp型熱電素子3aおよびn型熱電素子3bのそれぞれを別々に振動させながら配列穴加工された治具に振り込む振込み方式で配列させた後、この治具に配列された熱電素子3を転写するようにして第1支持基板1上に配列する方法が簡便で好ましい。このとき、p型熱電素子3aとn型熱電素子3bとを交互に配列する。
第1支持基板1上に熱電素子3(p型熱電素子3aおよびn型熱電素子3b)を配列し
た後、熱電素子3(p型熱電素子3aおよびn型熱電素子3b)の上面に反対側の第2支持基板2を設置する。具体的には、配線導体5の表面に半田ペーストが塗布された第2支持基板2を、熱電素子3(p型熱電素子3aおよびn型熱電素子3b)の上面に公知の技術によって半田接合する。半田接合の方法としては、リフロー炉あるいはヒーターによる加熱等のいずれでもよいが、第2支持基板2に樹脂製のものを用いる場合であれば、熱電素子3の上下面に第1および第2支持基板1,2を介して圧力をかけながら加熱することが、半田と熱電素子3(p型熱電素子3aおよびn型熱電素子3b)との密着性を高める上で好ましい。
次に、第1支持基板1の第2領域1bに形成された、それぞれ異なる熱電素子3が接続された2つの配線導体5に、温度検知素子4を接合する。具体的には、第1支持基板1の第2領域1b上に形成された2つの配線導体5(5a,5b)の上に温度検知素子4を配置する。この温度検知素子4を例えば板バネで第1支持基板1に固定する。そして、温度検知素子4の両側の電極を、それぞれ糸半田を用いて第1支持基板1上に形成した配線導体5(5a,5b)と接合する。以上のようにp型熱電素子3aおよびn型熱電素子3bと配線導体5とを半田で接合する際に上下で交互に順次接合することによって、複数のp型熱電素子3aおよびn型熱電素子3bを全体として電気的に直列に接続する。
次に、熱電モジュール10の熱電素子3を配列した部分の外周部を封止するため、封止材の材料を印刷またはディスペンサ等で外周部の第1支持基板1と第2支持基板2との間に塗布する。封止材の材料としては、例えばエポキシ樹脂を用いる。
また、必要に応じて、熱電モジュール30のように、温度検知素子4上に樹脂8を印刷またはディスペンサ等で塗布して温度検知素子4を覆う。樹脂8の材料としては、例えばシリコーン樹脂を用いる。
また、必要に応じて、第1支持基板1の配線導体5にリード部材6を接合する。具体的には、第1支持基板1の第2領域1b上に形成したリード取付用の配線導体5の上にリード部材6を配置する。このリード部材6を例えば板バネで第1支持基板1に固定する。そして、リード部材6を糸半田を用いて配線導体5と接合する。
そして、第1支持基板1の下面および第2支持基板2の上面に、それぞれフィン7を接合する。フィン7は、第1支持基板1の下面および第2支持基板2の上面に公知の技術によって半田接合する。半田接合の方法としては、両支持基板の表面に半田ペーストをメタルマスクもしくはスクリーンメッシュを用いて印刷し、フィン7を治具で両支持基板の表面と接触するように固定した状態で、リフロー炉あるいはヒーターによる加熱等の方法で接合すればよい。
以上により、熱電モジュール10が得られる。
以下、本発明の熱電モジュールの実施例を説明する。
まず、ビスマス、アンチモン、テルル、セレンから成るn型熱電材料およびp型熱電材料をブリッジマン法によって溶融凝固させ、直径1mmの断面円形の棒状の材料を作製した。具体的には、n型熱電材料はBiTe(テルル化ビスマス)とBiSe(セレン化ビスマス)との固溶体で作製し、p型熱電材料はBiTe(テルル化ビスマス)とSbTe(テルル化アンチモン)との固溶体で作製した。ここで、材料の表面を粗化するため、棒状のn型熱電材料およびp型熱電材料の表面に硝酸でエッチング処理を行なった。
次に、被覆層で被覆した棒状のn型熱電材料および棒状のp型熱電材料を高さ(厚さ)が0.8mmになるようにワイヤーソーにて切断し、n型熱電素子3bおよびp型熱電素子3aを得た。得られたp型熱電素子3aおよびn型熱電素子3bには、電解メッキで切断面にニッケル層を形成した。
次に、一方主面にエポキシ樹脂から成る厚さが70μmの絶縁層が形成され、その上に厚さが70μmの配線導体5が形成された銅製の第1支持基板1(縦53.9mm×横22.4mm×厚さ210μm)を準備した。そして、この第1領域1aの配線導体5上に半田ペーストをスクリーン印刷した。
さらに、この半田ペースト上に、p型熱電素子3aおよびn型熱電素子3bが交互に電気的に直列に接続されるように、マウンターを使用して各熱電素子3(3a,3b)を168個ずつ配設した。このように配列されたp型熱電素子3aおよびn型熱電素子3bを第1支持基板1と第2支持基板2とで挟み込むようにし、熱電素子3の上下面に基板を介して圧力を加えながらリフロー炉で加熱して、配線導体5に熱電素子3を半田を介して接合した。
次に、第1支持基板1の第1領域1aおよび第2支持基板2の外周部に封止材としてエポキシ樹脂をディスペンサを用いて厚さ1.5mmで塗布し、その後、80℃で1時間かけてエポキシ樹脂を熱硬化させて封止した。その後、第1支持基板1の下面および第2支持基板2の上面に銅製のフィン7を半田を挟んでそれぞれ配置し、リフロー炉を通してそれぞれのフィン7を半田で接合した。
次に、第1支持基板1の第2領域1bの2つの配線導体5(5a,5b)上に温度検知素子4を位置決めして1個配置した。その後、試料1では、温度検知素子4の両側の電極をスズ−銀−銅からなる糸半田にて、2つの配線導体5のそれぞれに接合した。この試料1では、2つの配線導体5のそれぞれに異なる熱電素子3が接続されているものとした。一方、試料2では、温度検知素子4の片側の電極を、第1支持基板1上の熱電素子3が接続されている1つの配線導体5に配置し、もう片側の電極を、銅線を樹脂で被覆したリード線を1本温度検知素子4と共に熱電素子3が接続されていないもう1つの配線導体5に配置して、それぞれスズ−銀−銅からなる糸半田にて接合した。
次に、試料1には、リード部材6としての銅線を樹脂で被覆したリード線2本を、リード部材6−配線導体5−複数の熱電素子3−配線導体5−温度検知素子4−配線導体5−複数の熱電素子3−配線導体5−リード部材6の直列回路になるように、第1支持基板3の第2領域1b上に形成された配線導体5にそれぞれスズ−銀−銅からなる糸半田にて接合した。一方、試料2には、銅線を樹脂で被覆したリード部材6−配線導体5−複数の熱電素子3−配線導体5−温度検知素子4−リード部材6の直列回路になるように、もう1本のリード部材6としての銅線を樹脂で被覆したリード線を、第1支持基板1の第2領域1b上に形成された配線導体5にスズ−銀−銅からなる糸半田にて接合した。以上のようにして、本発明の熱電モジュールの実施例としての試料1と、比較例としての試料2とを組み立てた。
次に、組み立てたそれぞれの試料について以下の評価を行なった。ここでは、試料1および試料2を各20個準備した。評価方法は、各試料をリード部材6を介して直流電源に繋ぎ、直流電圧を印加した。具体的には、印加する電圧を4V/sで段階的に上昇させながら電圧を印加した。つまり、電圧の印加を開始してから1s(秒)後の電圧は4Vであり、3s(秒)後の電圧は12Vである。これに伴って、電圧の印加を開始してから時間が経過するにつれて、各試料を流れる電流が大きくなっている。このときの熱電モジュー
ル抵抗をリード部材6に抵抗測定器を接続して測定し、熱電モジュール全体の抵抗値が1kΩを超えた時点を温度検知素子4が機能する基準とみなし、温度検知素子4が導電体から絶縁体になり、回路に流れる電流を遮断する機能を発現するまでの時間を測定した。なお、熱電モジュールに流れる電流が遮断されるまでの時間は、温度検知素子4の温度上昇速度に比例する。即ち、配線導体5から温度検知素子4に加えられる熱量に依存する。
この評価の結果、温度検知素子4の機能発現までの時間が試料1では平均で2.7s(秒)であり、試料2では平均で4.4s(秒)であった。以上の結果から、比較例である試料2よりも本発明の実施例である試料1の方が、温度検知素子4の機能発現までの時間が短いことが確認できた。これにより、温度検知素子4の温度上昇速度は、試料2よりも試料1の方が速いことが分かった。即ち、試料1が配線導体5(5a,5b)から加えられる熱量と、試料2が配線導体から加えられる熱量とを比較すると、前者の方が大きいといえる。これは、試料1では配線導体5(5a,5b)には熱源である熱電素子3(3a,3b)が接続しているのに対し、試料2では配線導体5の一方は熱源である熱電素子3であり、もう一方はリード部材6であるためと考えられる。
このことを実証するため、同じ試料1および試料2について、各5個の試料に対して同様の実験系にて温度検知素子4の両端に熱電対を接合し、直流電圧を印加して2秒後の温度を計測した。その結果、試料1における2秒後の温度は、配線導体5a側(熱電素子3bと接続)で平均67℃、配線導体5b側(熱電素子3aと接続)で平均66℃であった。一方、試料2における2秒後の温度は、配線導体5a側(リード部材6と接続)で平均34℃、配線導体5b側(熱電素子3aと接続)で平均65℃であった。以上のことから、実施例の試料1では、温度検知素子4へ両方の電極から伝えられる熱がいずれも熱電素子3からのものとなって温度検知素子4における熱的偏りが低減されるため、温度検知素子4を正常に機能させることができ、熱電モジュール10の熱暴走による破壊という不具合の発生を低減できることが確認された。
1 第1支持基板
1a 第1領域,1b 第2領域
2 第2支持基板
3 熱電素子
3a p型熱電素子,3b n型熱電素子
4 温度検知素子
5 配線導体
5a,5b 配線導体
6 リード部材
7 フィン
8 樹脂

Claims (1)

  1. 第1領域および該第1領域に隣接する第2領域を有する上面を備えた第1支持基板と、前記第1領域に下面が対向するように設けられた第2支持基板と、前記第1領域および前記第2支持基板の間に複数配列された熱電素子と、前記第2領域に実装された温度検知素子と、前記第1支持基板上に設けられた、前記熱電素子を外部電源に接続するための2つのリード部材とを備えており、
    該温度検知素子は前記第1支持基板上に形成された2つの配線導体に接続されているとともに、該2つの配線導体が前記熱電素子のうちの異なる熱電素子にそれぞれ接続されており、
    前記2つのリード部材、前記熱電素子、前記2つの配線導体および前記温度検知素子が前記2つのリード部材を始点および終点として直列に電気的に接続されているとともに、前記2つのリード部材のそれぞれと前記温度検知素子との間に複数の前記熱電素子がそれぞれ接続されていることを特徴とする熱電モジュール。
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