JP6169539B2 - カーテンエアバッグ装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第1の実施形態を適用した車両102を車内側から見た側面図である。図1(a)は、車両の車室側面上方に二点鎖線で示したルーフサイドレール104にカーテンエアバッグ装置100が収納されている状態を例示し、図1(b)は、カーテンエアバッグ装置100のクッション部110が展開した状態を例示している。
図2は、図1のカーテンエアバッグ装置100を車内側のやや後方から見た斜視図である。図2(a)はカーテンエアバッグ装置100全体を例示し、図2(b)は図2(a)のプロテクタ120単体を例示する図である。図2(a)(b)に例示するように、プロテクタ120は、車両前後方向に長尺な樹脂製の部材である。プロテクタ120は、クッション部110を、クッション部110の上面から車外側にわたって覆い、クッション部110の展開方向を規制する。図2(a)に例示するように、プロテクタ120はクッション部110の一部に取り付けられているが、全体に取り付けられることもある。
図3は、図2のカーテンエアバッグ装置と比較例のカーテンエアバッグ装置との比較図である。図3(a)は、図2(a)の本発明の第1実施形態にかかるプロテクタ120のA−A断面図であり、図3(b)は、比較例としてのプロテクタ120aの対応する断面図である。図3に示すように、プロテクタ120、120aの車内側(図3の左側)および下側は開放されている。よって、クッション部110、110aは、矢印132、132aで示す方向に案内されて展開する。矢印132、132aの先に表す二点鎖線によって、展開途中のクッション部110、110aをそれぞれ示している。
図4(a)は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第2実施形態を例示する断面図である。第2実施形態では、プロテクタ220の第1エッジ230の断面の輪郭は、内面側に曲線250を含み、外面側にも曲線260を含む。第2エッジ240も第1エッジ230と同様の形状を有している。本実施形態のように、第1エッジ230および第2エッジ240の断面の輪郭が専ら曲線を含む場合も、「鈍い形状」に該当する。したがって、第1エッジ230および第2エッジ240にクッション部110(図3参照。以下同様)が擦れてバーストする可能性を低減することができる。
図4(b)は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第3実施形態を例示する断面図である。第3実施形態においても、プロテクタ320の第1エッジ330の断面の輪郭は、内面側に曲線350を含み、外面側に曲線360を含む。ただし曲線350と曲線360との間には窪み370が形成されていて、これも曲線である。また、第2エッジ340の断面の輪郭は、プロテクタの外面側に膨らんだ玉縁状の曲線380である。このように窪み370を有していたり、プロテクタ320の外面側に膨らむ玉縁状の曲線380を有していても、曲線で構成されている限り「鈍い形状」に該当し、本発明によるバースト防止効果を同様に得ることができる。
図4(c)は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第4実施形態を例示する断面図である。第4実施形態では、プロテクタ520は、クッション部110と反対側の方向に向けて突出しているフランジ部500を備えている。フランジ部500は、第1エッジ530を含んで構成されている。第2エッジ540も同様の形状を有している。クッション部110が接触するのは曲線570で構成される湾曲部である。したがって、クッション部110のバースト発生を防止することが可能である。
図4(d)は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第5実施形態を例示する断面図である。第5実施形態では、プロテクタ620の第1エッジ630は、ちょうど、図3(a)の第1実施形態の第1エッジ130を外面側にフランジ状に湾曲させた形状を有する。すなわち、図4(d)のフランジ部600の第1エッジ630の断面の輪郭は、曲線650と鈍角660とを含む。フランジ部600の断面の輪郭は、曲線670を含む。第2エッジ640も同様の形状を有している。
図5(a)は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第6実施形態を例示する断面図である。第6実施形態では、図5(a)の第1エッジ730の断面の輪郭は、フランジ部700による曲線770とともに、車内側に膨らんだ玉縁状の曲線750を含み、外面側に曲線760を含んでいる。また、第2エッジ740は、フランジ部を有する点では第1エッジ730と同様であるが、玉縁状の曲線780は、第1エッジの曲線750とは異なり、プロテクタ720の内側の輪郭を延長した方向(車外側)に膨らんでいる。本実施形態におけるプロテクタ720のうち、クッション部110に接触する可能性が最も高い部分は、曲線770で構成される湾曲部である。これに次いでクッション部110に接触する可能性が高いのは、玉縁状の曲線750、780である。これらが曲線であることから、クッション部110のバーストが防止されている。
図5(b)は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第7実施形態を例示する断面図である。第7実施形態におけるプロテクタ820は、図4(a)の第2実施形態の第1エッジ230と、図4(d)の第5実施形態の第2エッジ640と同様の形状を有している。そのため、符号もそれらと同様のものを付している。本実施形態のように、図3(a)、図4(a)〜(d)および図5(a)に示した各実施形態の第1エッジおよび第2エッジは、どのように組み合わせてもよく、本発明によるクッション部110のバースト防止効果を得ることが可能である。
図6は、プロテクタの成形時の様子を例示する断面図である。図6(a)では、プロテクタ920の成形時の様子を例示している。図6(a)に例示するように、プロテクタ920は、3つの型(金型)194、194a、194bによって成形可能である。これら3つの型194、194a、194bを合わせて樹脂を注入することで、図6(a)に例示するようにプロテクタ920が成形される。矢印196、196a、196bは、プロテクタ920の成形後に型194、194a、194bをそれぞれ退避させる方向を示している。
図7は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第8実施形態を例示する、図3(a)に対応する図である。図7に例示するプロテクタ120Bは、内面170と、外面172と、第1エッジ130と、第2エッジ140とを備える。内面170は、収納状態のクッション部110に接触する。外面172は、車両のルーフサイドレール104(図1参照)に面している。第1エッジ130および第2エッジ140は、車両前後方向に延びる端部にそれぞれ形成されている。
図8は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第9実施形態を例示する図である。図9は、図8のカーテンエアバッグ装置の断面図である。図9(a)、図9(b)、図9(c)は、プロテクタ120CのB−B断面、C−C断面、D−D断面をそれぞれ示す図である。
Claims (6)
- 車両の車室側面上方に巻回され車両前後方向に長尺な状態で収納されるクッション部と、
前記クッション部を該クッション部の上面から車外側にわたって覆い該クッション部の展開方向を規制する車両前後方向に長尺な樹脂製のプロテクタとを備え、
前記プロテクタは、前記クッション部を前記プロテクタに係止するテープを巻き付けるテープ巻きエリアを有し、
前記クッション部は、前記プロテクタの車両前後方向に延びる長手方向に沿った端部の、前記プロテクタの当該長手方向に直交する断面における輪郭であるエッジからはみ出して膨張展開し、
前記プロテクタの前記エッジは、鈍い形状を有し、
前記プロテクタは、収納状態の前記クッション部に接触する内面と、車両のルーフサイドレールに面する外面とを備え、
前記プロテクタの長手方向に直交する断面において、前記エッジのうち、前記内面と前記外面との間隔である該プロテクタの厚みを等分割する中心線よりも前記外面の側に前記プロテクタのパーティングラインが設けられていて、前記エッジのうち、前記内面の側は曲面で形成されていることを特徴とするカーテンエアバッグ装置。 - 前記プロテクタの長手方向に直交する断面において、前記クッション部と反対側の前記プロテクタ外面の輪郭は、鈍い形状を含むことを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前記鈍い形状は、曲線を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前記鈍い形状は、鈍角を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ装置。
- 車両の車室側面上方に巻回され車両前後方向に長尺な状態で収納されるクッション部と、
前記クッション部を該クッション部の上面から車外側にわたって覆い該クッション部の展開方向を規制する車両前後方向に長尺な樹脂製のプロテクタとを備え、
前記プロテクタは、前記クッション部を前記プロテクタに係止するテープを巻き付けるテープ巻きエリアを有し、
前記クッション部は、前記プロテクタの車両前後方向に延びる長手方向に沿った端部の、前記プロテクタの当該長手方向に直交する断面における輪郭であるエッジからはみ出して膨張展開し、
前記プロテクタの前記エッジは、鈍い形状を有し、
前記鈍い形状は、鈍角を含み、
前記鈍角は、前記プロテクタのパーティングラインであることを特徴とするカーテンエアバッグ装置。 - 前記プロテクタは、前記クッション部と反対側の方向に向けて突出しているフランジ部を備え、
前記フランジ部は、前記エッジを含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ装置。
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