JP6169539B2 - カーテンエアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の側面衝突時やロールオーバ(横転)時に車室側面に沿って膨張展開して乗員を保護するカーテンエアバッグ装置に関するものである。
現在、エアバッグ装置は、車両への衝突など、緊急時に生じた衝撃から乗員を保護するために、車内の至るところに設置されている。その中でカーテンエアバッグ装置は、車両の車室側面上部に収納されたクッション部を有し、車両の側面衝突(側突)などによって車両が衝撃を受けた時に、クッション部がドアガラスに沿って展開する。カーテンエアバッグ装置は、このように展開したクッション部によって乗員の頭部を中心とした上半身を保護する。またカーテンエアバッグ装置は、車両がロールオーバした際の乗員の車外への飛び出しを防止する。
緊急時には迅速・確実にクッション部を作動させる必要があるため、クッション部が展開する方向を規制するプロテクタがクッション部に取り付けられることがある(例えば特許文献1および2)。プロテクタは、カバーと称されることもあり、巻回され車両前後方向に長尺な状態で収納されるクッション部を、その上面から車外側にわたって覆う長尺な樹脂製の部材である。プロテクタの車内側および下側は開放されている。クッション部は、これらプロテクタの開放された方向に専ら案内されて展開し、それ以外の方向に展開するなどの無駄な挙動を生じないため、迅速に展開可能である。またプロテクタは、膨張展開するクッション部が車室側面に衝突してバーストする危険性を防ぐ役割も有する。
特開2012−148595号公報 国際公開第2012/096103号
しかし、クッション部は急激に膨張展開するため、プロテクタ自体によってバーストしてしまうおそれがある。例えば特許文献1には、クッション部が展開した際に、車体内面のパーティングラインに当接して発生するバーストを防止するために、プロテクタの上方に保護部を配置する技術が記載されている。また特許文献2には、クッション部が膨張展開する際にクッション部からプロテクタが外れにくくするための技術が記載されている。このように、カーテンエアバッグ装置のクッション部にプロテクタを設ける技術は従来から存在するものの、プロテクタ自体を原因とするクッション部のバーストについて対策をとっている従来技術は見られない。
本発明はこのような課題に鑑み、クッション部が膨張展開する際に、プロテクタによって引き起こされるバーストを防止し、さらに、クッション部の展開性能を安定させることも可能なカーテンエアバッグ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の代表的な構成は、車両の車室側面上方に巻回され車両前後方向に長尺な状態で収納されるクッション部と、クッション部をクッション部の上面から車外側にわたって覆い、クッション部の展開方向を規制する車両前後方向に長尺な樹脂製のプロテクタとを備え、プロテクタの車両前後方向に延びる端部に形成されるエッジのうち、展開中のクッション部に接触する部分は、鈍い形状を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、急激に膨張展開するクッション部が、エッジに擦れることで発生するバーストを防ぐことが可能であるとともに、展開性能を安定させることも可能である。
当該カーテンエアバッグ装置のプロテクタのエッジの断面において、クッション部と反対側のプロテクタ外面の輪郭は、鈍い形状を含むとよい。
クッション部と反対側のプロテクタ外面の輪郭は、クッション部に必ず接触するとは限らないが、本願では接触する可能性があるとみなしている。したがって、上記の構成によれば、バーストをより十全に防ぐことが可能であるとともに、展開性能を安定させることも可能である。
上記鈍い形状は、曲線を含んでよい。かかる構成によれば、エッジの形状は滑らかなものとなるため、クッション部がエッジに擦れてもバーストする可能性をさらに低減することが可能である。
上記鈍い形状は、鈍角を含んでよい。かかる構成によれば、クッション部の膨張展開の際に、クッション部がプロテクタのエッジに擦れた場合であっても、エッジの形状が鈍角であるため、クッション部をバーストすることなく展開させることが可能である。
上記鈍角は、プロテクタのパーティングラインであってもよい。かかる構成によれば、部材を射出成形する際に生じるパーティングラインがエッジに形成されたとしても、鈍角にすることで、パーティングラインによるバーストの発生を防ぐことが可能である。
上記プロテクタは、クッション部と反対側の方向に向けて突出しているフランジ部を備え、フランジ部は、エッジを含むとよい。かかる構成によると、クッション部は展開時にフランジ部の内面側に擦れて展開されるため、エッジへのクッション部の接触を防ぐことが可能となり、バーストを防ぎつつ、安定した展開性能を持たせることが可能である。
上記課題を解決するために、本発明の他の代表的な構成は、車両の車室側面上方に巻回され車両前後方向に長尺な状態で収納されるクッション部と、クッション部をクッション部の上面から車外側にわたって覆いクッション部の展開方向を規制する車両前後方向に長尺な樹脂製のプロテクタとを備え、プロテクタは、収納状態のクッション部に接触する内面と、車両のルーフサイドレールに面する外面と、車両前後方向に延びる端部に形成されるエッジとを備え、プロテクタの長手方向に直交する断面において、エッジのうち、内面と外面との間隔であるプロテクタの厚みを等分割する中心線よりも外面の側にプロテクタのパーティングラインが設けられていて、エッジのうち、内面の側は曲面で形成されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、プロテクタのエッジのうち、厚みの中心線よりも外面の側にパーティングラインが設けられている。このため、急激に膨張展開するクッション部が、パーティングラインに接触せず、バーストが発生し難い。一方、エッジのうち、内面の側は曲面で形成されている。このため、膨張展開するクッション部が曲面に接触し、これによりバーストを防ぐことが可能となる。
上記エッジの断面において、クッション部と反対側に位置するプロテクタ外面の輪郭は、曲線または鈍角を含むとよい。これにより、エッジの形状は滑らかなものとなるため、膨張展開するクッション部がエッジに擦れてもバーストする可能性をさらに低減できる。
上記パーティングラインは、鈍角を成すとよい。このようにすれば、膨張展開するクッション部がパーティングラインに接触しても、バーストが発生し難い。
上記プロテクタは、クッション部と反対側の方向に向けて突出していて、エッジを含むフランジ部を備えるとよい。これにより、膨張展開するクッション部がフランジ部の内面側に擦れるため、バーストを防ぎつつ、安定した展開性能を持たせることができる。
上記プロテクタは、クッション部をプロテクタに係止するテープを巻き付けるテープ巻きエリアであって、内面と、外面と、エッジとを含むテープ巻きエリアを有し、プロテクタの長手方向に直交する断面において、エッジのうち、内面と外面との間隔であるプロテクタの厚みを等分割する中心線よりも外面の側にパーティングラインが設けられていて、エッジのうち、内面の側は曲面で形成されているとよい。
このようにプロテクタでは、テープ巻きエリアにおいて、エッジのうち、厚みの中心線よりも外面の側にパーティングラインが設けられ、内面の側は曲面で形成されている。このため、急激に膨張展開するクッション部が、テープ巻きエリアにおいてパーティングラインに接触せず、曲面に接触するため、バーストを防止できる。また、テープ巻きエリアでは、プロテクタの長手方向に直交する断面を上記のような形状としたので、車両搭載までのプロセス中でテープが切れることを防止できる。ここで、車両搭載までのプロセスとは、例えば、テープを巻き付けてクッション部をプロテクタに係止し、その係止された状態のまま箱詰めして輸送し、最終的に作業者によって車両に取付けられるまでの過程を含む。なお車両に取付けられる際には、プロテクタを単にルーフサイドレールなどに固定するだけでなく、さらにその後、クッション部およびプロテクタを車室側から覆うように内装材が取付けられる。このような過程も含めて、車両搭載までのプロセスと称する。
本発明によれば、クッション部が膨張展開する際に、プロテクタによって引き起こされるバーストを防止し、さらに、クッション部の展開性能を安定させることも可能なカーテンエアバッグ装置を提供することが可能である。また、テープ巻きエリアに本発明を適用したので、車両搭載までのプロセス中でテープが切れてしまうことを防止できる。
本発明によるカーテンエアバッグ装置の第1の実施形態を適用した車両を車内側から見た側面図である。 図1のカーテンエアバッグ装置を車内側のやや後方から見た斜視図である。 図2のカーテンエアバッグ装置と比較例のカーテンエアバッグ装置との比較図である。 本発明によるカーテンエアバッグ装置の第2、第3、第4および第5実施形態を例示する、図3(a)に対応する図である。 本発明によるカーテンエアバッグ装置の第6および第7実施形態を例示する、図3(a)に対応する図である。 プロテクタの成形時の様子を例示する断面図である。 本発明によるカーテンエアバッグ装置の第8実施形態を例示する、図3(a)に対応する図である。 本発明によるカーテンエアバッグ装置の第9実施形態を例示する図である。 図8のカーテンエアバッグ装置の断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(カーテンエアバッグ装置)
図1は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第1の実施形態を適用した車両102を車内側から見た側面図である。図1(a)は、車両の車室側面上方に二点鎖線で示したルーフサイドレール104にカーテンエアバッグ装置100が収納されている状態を例示し、図1(b)は、カーテンエアバッグ装置100のクッション部110が展開した状態を例示している。
図1では、本来であれば車室の内装によって隠されているカーテンエアバッグ装置100を、説明の便宜上、内装を図示省略して車内から見える状態で例示している。また、本実施形態にかかるカーテンエアバッグ装置100は車両右側面に設けられているが、左側面のカーテンエアバッグ装置にも適用してよいことは言うまでもない。
カーテンエアバッグ装置100は、クッション部110と、プロテクタ120とを備えている。クッション部110は、車室側面上方に巻回され車両前後方向に長尺な状態で収納されている。
カーテンエアバッグ装置100は、クッション部110の基布の上部に設けられた複数のクッションタブ122を備えている。クッションタブ122は、プロテクタ120の存在する領域では、プロテクタ120の上面に開けられた孔から上部に突出し、ルーフサイドレール104にプロテクタ120とともに取り付けられる。
カーテンエアバッグ装置100は、クッション部110にガスを供給する、シリンダ型インフレータ128を備えている。側面衝突時やロールオーバ時には、車両102に備えられたセンサ(図示省略)が衝撃を感知し、シリンダ型インフレータ128へ発火信号を発信する。するとシリンダ型インフレータ128の火薬が燃焼し、発生したガスがクッション部110へ供給される。
ガスがクッション部110へ供給されると、図1(b)に例示するように、サイドウインドウ126に沿うようにクッション部110が下方へ膨張展開し、乗員の頭部を中心とした上半身を保護する。車両前後方向に延びたクッション部110は、前部座席および後部座席のどちらの乗員も保護が可能である。
(プロテクタ)
図2は、図1のカーテンエアバッグ装置100を車内側のやや後方から見た斜視図である。図2(a)はカーテンエアバッグ装置100全体を例示し、図2(b)は図2(a)のプロテクタ120単体を例示する図である。図2(a)(b)に例示するように、プロテクタ120は、車両前後方向に長尺な樹脂製の部材である。プロテクタ120は、クッション部110を、クッション部110の上面から車外側にわたって覆い、クッション部110の展開方向を規制する。図2(a)に例示するように、プロテクタ120はクッション部110の一部に取り付けられているが、全体に取り付けられることもある。
(第1実施形態)
図3は、図2のカーテンエアバッグ装置と比較例のカーテンエアバッグ装置との比較図である。図3(a)は、図2(a)の本発明の第1実施形態にかかるプロテクタ120のA−A断面図であり、図3(b)は、比較例としてのプロテクタ120aの対応する断面図である。図3に示すように、プロテクタ120、120aの車内側(図3の左側)および下側は開放されている。よって、クッション部110、110aは、矢印132、132aで示す方向に案内されて展開する。矢印132、132aの先に表す二点鎖線によって、展開途中のクッション部110、110aをそれぞれ示している。
図3に例示するように、カーテンエアバッグ装置100および比較例のカーテンエアバッグ装置はそれぞれ、プロテクタ120、120aの車両前後方向に延びる端部に形成されるエッジを備えている。本実施形態では、プロテクタ120、120aの車内側に車両前後方向に形成されるエッジを第1エッジ130、130aと称している。また、プロテクタ120、120aの下端部に車両前後方向に形成されるエッジを第2エッジ140、140aと称している。図3によると、クッション部110、110aは、プロテクタ120、120aの第1エッジ130、130aおよび第2エッジ140、140aの内面側および外面側に接触する。図3(a)によれば、本実施形態によるカーテンエアバッグ装置100の第1エッジ130および第2エッジ140は、両方とも、少なくとも、展開中のクッション部110に接触する部分において、鈍い形状を有している。
ここで「鈍い」(dull)とは、「尖鋭(sharp)でない」意であり、本発明のすべての実施形態に共通する特徴である。第1実施形態の形状をより具体的に説明すると、図3(a)に示すように、第1エッジ130の断面の輪郭は、内面側に曲線150を含み、外面側に鈍角160を含む。第1エッジ130の曲線150に相当する部位は滑らかな形状を有し、クッション部110と接触してもバーストを引き起こすことはない。第1エッジ130の鈍角160に相当する部位は、滑らかではないものの、鈍角であるため、これもクッション部110のバーストを引き起こすことはない。第2エッジ140も第1エッジ130と同様の形状を有する。
一方、図3(b)の比較例では、プロテクタ120aの第1エッジ130aの断面の輪郭は、内面側に鈍角150aを含むが、外面側には鋭角160aを含む。そのため、第1エッジ130aは、展開中のクッション部110aに接触する部分が鈍い形状とは言えない。第2エッジ140aも第1エッジ130aと同様の形状を有する。
図3(a)(b)に例示するように、クッション部110、110aは、急激に膨張展開する過程で、二点鎖線で示すように、第1エッジ130、130aおよび第2エッジ140、140aに擦れる。その際に、図3(b)の比較例のプロテクタ120aでは、第1エッジ130aおよび第2エッジ140aに擦れて、クッション部110aがバーストする可能性がある。
一方、図3(a)に例示する本実施形態によれば、第1エッジ130および第2エッジ140が鈍い形状を有していることから、クッション部110が第1エッジ130および第2エッジに接触しても、バーストを防止することが可能である。さらに、これら第1エッジ130および第2エッジ140の鈍い形状は、クッション部110が第1エッジ130および第2エッジ140に引っ掛かることも防止し、クッション部110の展開性能を安定させることが可能である。
図4は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第2、第3、第4および第5実施形態を例示する、図3(a)に対応する図である。図5は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第6および第7実施形態を例示する、図3(a)に対応する図である。以下の実施形態では、第1実施形態と異なる点のみ説明し、第1実施形態と同様の要素は同一の符号で示す。
(第2実施形態)
図4(a)は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第2実施形態を例示する断面図である。第2実施形態では、プロテクタ220の第1エッジ230の断面の輪郭は、内面側に曲線250を含み、外面側にも曲線260を含む。第2エッジ240も第1エッジ230と同様の形状を有している。本実施形態のように、第1エッジ230および第2エッジ240の断面の輪郭が専ら曲線を含む場合も、「鈍い形状」に該当する。したがって、第1エッジ230および第2エッジ240にクッション部110(図3参照。以下同様)が擦れてバーストする可能性を低減することができる。
図4(a)において、クッション部110と反対側のプロテクタ220の外面の輪郭、つまり、曲線260のような第1エッジ230の外面側は、クッション部110と必ず接触するとは限らない。しかし、かかる箇所は、クッション部110が接触する可能性の高い部分であるため、本実施形態では、鈍い形状(曲線)とし、バーストの危険性をより低減している。
(第3実施形態)
図4(b)は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第3実施形態を例示する断面図である。第3実施形態においても、プロテクタ320の第1エッジ330の断面の輪郭は、内面側に曲線350を含み、外面側に曲線360を含む。ただし曲線350と曲線360との間には窪み370が形成されていて、これも曲線である。また、第2エッジ340の断面の輪郭は、プロテクタの外面側に膨らんだ玉縁状の曲線380である。このように窪み370を有していたり、プロテクタ320の外面側に膨らむ玉縁状の曲線380を有していても、曲線で構成されている限り「鈍い形状」に該当し、本発明によるバースト防止効果を同様に得ることができる。
(第4の実施形態)
図4(c)は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第4実施形態を例示する断面図である。第4実施形態では、プロテクタ520は、クッション部110と反対側の方向に向けて突出しているフランジ部500を備えている。フランジ部500は、第1エッジ530を含んで構成されている。第2エッジ540も同様の形状を有している。クッション部110が接触するのは曲線570で構成される湾曲部である。したがって、クッション部110のバースト発生を防止することが可能である。
本実施形態において、第1エッジ530のうち、プロテクタ520の内側の輪郭は、鋭角550である。これは、本実施形態がフランジ部500を備えることで、鋭角550がクッション部110と接触する可能性が低くなるからである。例えば図4(a)の曲線250は、プロテクタ220の内側の輪郭という点では鋭角550と同様であるが、クッション部110とほとんど確実に接触する点で、鋭角550と異なる。
(第5実施形態)
図4(d)は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第5実施形態を例示する断面図である。第5実施形態では、プロテクタ620の第1エッジ630は、ちょうど、図3(a)の第1実施形態の第1エッジ130を外面側にフランジ状に湾曲させた形状を有する。すなわち、図4(d)のフランジ部600の第1エッジ630の断面の輪郭は、曲線650と鈍角660とを含む。フランジ部600の断面の輪郭は、曲線670を含む。第2エッジ640も同様の形状を有している。
本実施形態では、クッション部110が接触する可能性が最も高いのは、曲線670で構成される湾曲部である。フランジ部600を備えたことで曲線650にクッション部110が接触する可能性は低いが、たとえ曲線650に接触してもバーストのおそれはない。この点で本実施形態は、曲線650と同様の箇所に鋭角550を有する図4(c)の第3の実施形態よりも安全性の高いものとなっている。また本実施形態の鈍角660にはクッション部110が接触しないとみなせるので、その形状は問題にならない。
(第6実施形態)
図5(a)は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第6実施形態を例示する断面図である。第6実施形態では、図5(a)の第1エッジ730の断面の輪郭は、フランジ部700による曲線770とともに、車内側に膨らんだ玉縁状の曲線750を含み、外面側に曲線760を含んでいる。また、第2エッジ740は、フランジ部を有する点では第1エッジ730と同様であるが、玉縁状の曲線780は、第1エッジの曲線750とは異なり、プロテクタ720の内側の輪郭を延長した方向(車外側)に膨らんでいる。本実施形態におけるプロテクタ720のうち、クッション部110に接触する可能性が最も高い部分は、曲線770で構成される湾曲部である。これに次いでクッション部110に接触する可能性が高いのは、玉縁状の曲線750、780である。これらが曲線であることから、クッション部110のバーストが防止されている。
なお、図4(c)(d)および図5(a)の実施形態では、フランジ部500、600、700を有することで、プロテクタ520、620、720の断面の輪郭は、2直角(180°)以上の内角を有する部位590、690、790を含む。部位590、690、790は鈍角とは言えないが、かかる部位も外側に向かう尖鋭な形状ではないため、「鈍い形状」に該当する。ただし、部位590、690、790にクッション部110が接触する可能性は皆無であるため、仮に部位590、690、790が外側に向かう尖鋭な形状を含んでいても、問題はない。
(第7実施形態)
図5(b)は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第7実施形態を例示する断面図である。第7実施形態におけるプロテクタ820は、図4(a)の第2実施形態の第1エッジ230と、図4(d)の第5実施形態の第2エッジ640と同様の形状を有している。そのため、符号もそれらと同様のものを付している。本実施形態のように、図3(a)、図4(a)〜(d)および図5(a)に示した各実施形態の第1エッジおよび第2エッジは、どのように組み合わせてもよく、本発明によるクッション部110のバースト防止効果を得ることが可能である。
(パーティングライン)
図6は、プロテクタの成形時の様子を例示する断面図である。図6(a)では、プロテクタ920の成形時の様子を例示している。図6(a)に例示するように、プロテクタ920は、3つの型(金型)194、194a、194bによって成形可能である。これら3つの型194、194a、194bを合わせて樹脂を注入することで、図6(a)に例示するようにプロテクタ920が成形される。矢印196、196a、196bは、プロテクタ920の成形後に型194、194a、194bをそれぞれ退避させる方向を示している。
図6(a)によれば、型194、194a、194bの合わせ目には、車両前後方向にパーティングライン190、190a、190bが形成される。本実施形態では、これらパーティングライン190、190a、190bは、いずれも、プロテクタ920のエッジには設けられていない。第1エッジ930および第2エッジ940のようにクッション部110が接触するおそれのある部位にパーティングラインを設けると、バーストの原因となりやすいからである。
パーティングライン190a、190bのように、プロテクタ920の外面に形成されるパーティングラインは、クッション部110に接触するおそれがないため、その形状に特に留意する必要はない。一方、図6(a)に例示するように、やむなく、プロテクタ920の内面にパーティングライン190が形成されてしまうことがある。かかるパーティングライン190の断面の輪郭は、鈍角に形成されている。これにより、クッション部110がパーティングライン190に接触してもバーストの発生を防止することができる。
図6(b)は、2つの型202、202aによってプロテクタ420を成形する様子を例示している。これらの2つの型202、202aを合わせて樹脂を注入することによって図6(b)に例示するようにプロテクタ420が成形される。矢印204、204aは、プロテクタ120の成形後に型202、202aをそれぞれ退避させる方向を示している。
既に図6(a)のパーティングライン190a、190bについて述べた通り、パーティングラインがプロテクタの外面に形成されている場合は、その形状に留意する必要はない。しかし、図6(b)に例示するように、クッション部110が接触するおそれのある第1エッジ430および第2エッジ440に形成されるパーティングライン200、200aが、仮に鋭角などの尖鋭な形状で形成されていれば、バーストの原因となってしまう。
しかし、図6(b)の第1エッジ430の外面側に形成されるパーティングライン200は、極めて大きな鈍角となっている。したがって、パーティングライン200がクッション部110のバーストを引き起こすことはない。
図6(b)の第2エッジ440では、その内面側でも外面側でもない間の部分にパーティングライン200aが形成されている。このパーティングライン200aも鈍角に形成されている。したがって、クッション部110のバーストを防止することが可能である。
かかる鈍角のパーティングライン190、200、200aは、図6に例示するように、型194、194b、202、202aの形状を予め、鈍角のパーティングライン190、200、200aが形成されるような形状にしておくことで成形可能である。なおパーティングライン190、200、200aの断面の輪郭は、鈍角に限定されず、本願にいう「鈍い」形状であれば、いかなる形状にしてもよい。
(第8実施形態)
図7は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第8実施形態を例示する、図3(a)に対応する図である。図7に例示するプロテクタ120Bは、内面170と、外面172と、第1エッジ130と、第2エッジ140とを備える。内面170は、収納状態のクッション部110に接触する。外面172は、車両のルーフサイドレール104(図1参照)に面している。第1エッジ130および第2エッジ140は、車両前後方向に延びる端部にそれぞれ形成されている。
また図中には、第1エッジ130および第2エッジ140に中心線174、176が鎖線で例示されている。この中心線174、176は、プロテクタ120Bの内面170と外面172との間隔であるプロテクタ120Bの厚みを等分割する中心線である。
一例として第1エッジ130では、プロテクタ120Bの長手方向に直交する断面において、厚みの中心線174よりも外面172の側にプロテクタ120BのパーティングラインLaが設けられている。また、第1エッジ130のうち、内面170の側は曲線150を含む曲面で形成されている。なお第1エッジ130の鈍角160に相当する部位が、パーティングラインLaであってもよい。また、第2エッジ140も第1エッジ130と同様の構成を有してよい。
このように、プロテクタ120Bの例えば第1エッジ130のうち、厚みの中心線174よりも外面172の側にパーティングラインLaが設けられている。したがって本実施形態では、急激に膨張展開するクッション部110が、パーティングラインLaに接触せず、バーストが発生し難い。また、第1エッジ130のうち、内面170の側は曲面で形成されている。このため、本実施形態では、膨張展開するクッション部110が曲面に接触し、これによりバーストを防止できる。
(第9実施形態)
図8は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第9実施形態を例示する図である。図9は、図8のカーテンエアバッグ装置の断面図である。図9(a)、図9(b)、図9(c)は、プロテクタ120CのB−B断面、C−C断面、D−D断面をそれぞれ示す図である。
図8に例示するプロテクタ120Cは、テープ巻きエリア180、182、184を有する。テープ巻きエリア180、182、184は、クッション部110をプロテクタ120Cに係止するテープを巻き付けるためのエリアである。テープ巻きエリア180、182、184は、図9(a)、図9(b)、図9(c)に例示するように、内面180a、182a、184aと、外面180b、182b、184bとを含む。内面180a、182a、184aは、収納状態のクッション部110に接触する。外面180b、182b、184bは、車両のルーフサイドレール104(図1参照)に面している。
さらにテープ巻きエリア180、182、184は、図示のように、第1エッジ180c、182c、184cと第2エッジ180d、182d、184dとをそれぞれ含む。第1エッジ180c、182c、184cおよび第2エッジ180d、182d、184dは、車両前後方向に延びる端部にそれぞれ形成されている。
また図中には、第1エッジ180c、182c、184cに中心線180e、182e、184eが鎖線でそれぞれ例示されている。この中心線180e、182e、184eは、プロテクタ120Cの内面180a、182a、184aと外面180b、182b、184bとの間隔であるプロテクタ120Cの厚みを等分割する中心線である。
一例として第1エッジ180c、182c、184cでは、プロテクタ120Cの長手方向に直交する断面において、厚みの中心線180e、182e、184eよりも外面180b、182b、184bの側にプロテクタ120CのパーティングラインLb、Lc、Ldがそれぞれ設けられている。また、第1エッジ180c、182c、184cのうち、内面180a、182a、184aの側は曲面180f、182f、184fで形成されている。
なお第2エッジ180d、182d、184dも第1エッジ180c、182c、184cと同様の構成を有してよい。すなわち、第2エッジ180d、182d、184dには、中心線180g、182g、184gが鎖線でそれぞれ例示されている。この中心線180g、182g、184gは、上記中心線180e、182e、184eと同様に、内面180a、182a、184aと外面180b、182b、184bとの間隔であるプロテクタ120Cの厚みを等分割する中心線である。
一例として第2エッジ180d、182d、184dでは、プロテクタ120Cの長手方向に直交する断面において、厚みの中心線180g、182g、184gよりも外面180b、182b、184bの側にプロテクタ120CのパーティングラインLe、Lf、Lgがそれぞれ設けられている。また、第2エッジ180d、182d、184dのうち、内面180a、182a、184aの側は曲面180h、182h、184hで形成されている。
このようにすれば、プロテクタ120Cでは、急激に膨張展開するクッション部110が、テープ巻きエリア180、182、184においてパーティングラインLb、Lc、Ld、Le、Lf、Lgに接触せず、曲面180f、182f、184f、180h、182h、184hに接触する。このため、本実施形態によれば、テープ巻きエリア180、182、184においてバーストを防止できる。
また、プロテクタ120Cでは、テープ巻きエリア180、182、184においてプロテクタ120Cの長手方向に直交する断面を上記形状としたので、車両搭載までのプロセス中でテープが切れることも防止できる。車両搭載までのプロセスとは、例えば、テープを巻き付けてクッション部110をプロテクタ120Cに係止し、その係止状態のまま箱詰めして輸送し、最終的に作業者によって車両に取付けられるまでの過程を含む。さらに車両に取付けられる際には、プロテクタ120Cを単にルーフサイドレール104などに固定するだけでなく、さらにその後、クッション部110およびプロテクタ120Cを車室側から覆うように内装材が取付けられる。このような過程も含めて、車両搭載までのプロセスという。
なお上記プロテクタ120B、120Cでは、各エッジの断面において、クッション部110と反対側に位置するプロテクタ外面の輪郭が、曲線または鈍角を含むようにしてよい。これにより、各エッジの形状は滑らかなものとなるため、膨張展開するクッション部110が各エッジに擦れてもバーストする可能性をさらに低減できる。
また各パーティングラインLa、Lb、Lc、Ld、Le、Lf、Lgは、鈍角を成してもよい。このようにすれば、膨張展開するクッション部110が各パーティングラインLa、Lb、Lc、Ld、Le、Lf、Lgに仮に接触しても、バーストが発生し難い。さらに、上記プロテクタ120B、120Cは、図4(c)、図4(d)、図5(a)に例示するようなクッション部110と反対側の方向に向けて突出する、各エッジを含むフランジ部530、630、730を有してもよい。これにより、上記プロテクタ120B、120Cによれば、膨張展開するクッション部110が各フランジ部530、630、730の内面側に擦れるため、バーストを防ぎつつ、クッション部110に安定した展開性能を持たせることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両の側面衝突時やロールオーバ(横転)時に車室側面に沿って膨張展開して乗員を保護するカーテンエアバッグ装置に利用することができる。
100…カーテンエアバッグ装置、102…車両、104…ルーフサイドレール、110、110a…クッション部、120、120a、120B、120C、220、320、420、520、620、720、820、920…プロテクタ、122…クッションタブ、126…サイドウインドウ、128…シリンダ型インフレータ、130、130a、180c、182c、184c、230、330、430、530、630、730、930…第1エッジ、140、140a、180d、182d、184d、240、340、440、540、640、740、940…第2エッジ、150、250、260、350、360、380、570、650、670、750、760、770、780…曲線、150a、160、660…鈍角、160a、550…鋭角、170、180a、182a、184a…内面、172、180b、182b、184b…外面、180、182、184…テープ巻きエリア、180e、182e、184e、180g、182g、184g…中心線、180f、182f、184f、180h、182h、184h…曲面、190、190a、190b、200、200a…パーティングライン、194、194a、194b、202、202a…型(金型)、370…窪み、500、600、700…フランジ部、590、690、790…部位

Claims (6)

  1. 車両の車室側面上方に巻回され車両前後方向に長尺な状態で収納されるクッション部と、
    前記クッション部を該クッション部の上面から車外側にわたって覆い該クッション部の展開方向を規制する車両前後方向に長尺な樹脂製のプロテクタとを備え、
    前記プロテクタは、前記クッション部を前記プロテクタに係止するテープを巻き付けるテープ巻きエリアを有し、
    前記クッション部は、前記プロテクタの車両前後方向に延びる長手方向に沿った端部の、前記プロテクタの当該長手方向に直交する断面における輪郭であるエッジからはみ出して膨張展開し、
    前記プロテクタの前記エッジは、鈍い形状を有し、
    前記プロテクタは、収納状態の前記クッション部に接触する内面と、車両のルーフサイドレールに面する外面とを備え、
    前記プロテクタの長手方向に直交する断面において、前記エッジのうち、前記内面と前記外面との間隔である該プロテクタの厚みを等分割する中心線よりも前記外面の側に前記プロテクタのパーティングラインが設けられていて、前記エッジのうち、前記内面の側は曲面で形成されていることを特徴とするカーテンエアバッグ装置。
  2. 前記プロテクタの長手方向に直交する断面において、前記クッション部と反対側の前記プロテクタ外面の輪郭は、鈍い形状を含むことを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置。
  3. 前記鈍い形状は、曲線を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のカーテンエアバッグ装置。
  4. 前記鈍い形状は、鈍角を含むことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ装置。
  5. 車両の車室側面上方に巻回され車両前後方向に長尺な状態で収納されるクッション部と、
    前記クッション部を該クッション部の上面から車外側にわたって覆い該クッション部の展開方向を規制する車両前後方向に長尺な樹脂製のプロテクタとを備え、
    前記プロテクタは、前記クッション部を前記プロテクタに係止するテープを巻き付けるテープ巻きエリアを有し、
    前記クッション部は、前記プロテクタの車両前後方向に延びる長手方向に沿った端部の、前記プロテクタの当該長手方向に直交する断面における輪郭であるエッジからはみ出して膨張展開し、
    前記プロテクタの前記エッジは、鈍い形状を有し、
    前記鈍い形状は、鈍角を含み、
    前記鈍角は、前記プロテクタのパーティングラインであることを特徴とするカーテンエアバッグ装置。
  6. 前記プロテクタは、前記クッション部と反対側の方向に向けて突出しているフランジ部を備え、
    前記フランジ部は、前記エッジを含むことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ装置。
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