JP5714134B2 - カーテンエアバッグ - Google Patents

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Description

本発明は、車両の側面衝突時やロールオーバ(横転)時に、乗員保護を目的として車両室内の側面部に沿って膨張展開するカーテンエアバッグに関するものである。
近年、車両には高い安全性が求められている。この傾向は世界各国に共通していて、現在では世界各国でエアバッグが車両の安全装置としてほぼ標準装備されている。そして、車両開発に関係する事業者ではさらなる安全性向上が重要な開発テーマとして掲げられていて、これに伴って日々新たなエアバッグが開発されている。
車両の安全性の評価基準は各国において異なっていて、各事業者は製造品が多国の評価基準に対応し得るよう開発を行っている。例えば世界最大の自動車保有台数をほこる米国では、NHTSA(米国高速道路交通安全局)によってFMVSS(米国連邦自動車安全基準)が制定されている。そして現在、NHTSAが今後定める予定のFMVSSの規則策定の通知(NPRM;Notice of Proposed Rule Making:Docket Number;NHTSA-2009-0183)には「側突時・ロールオーバ(横転)時において、放出緩和システムによりサイドウィンドウを通した乗員の車外放出の見込みを減少させる」という要件が提案されている。この要件は、放出緩和システムを成す車外放出軽減対策装置としてカーテンエアバッグを備えることで達成可能である。なお、本願明細書で示される規則策定通知(NPRM:Docket No. NHTSA-2009-0183)は、正式に制定されたFMVSS226の基になっている。
カーテンエアバッグは、ドア上方に設置されていて、衝撃発生時に車両のサイドウィンドウに沿って膨張展開して乗員の保護を行うエアバッグである。通常のカーテンエアバッグは、膨張展開した際の圧力持続時間がフロントエアバッグ等よりも長くなっている。側面衝突に続いてロールオーバが発生した場合などは衝撃が発生し得る時間が長いからである。このように、カーテンエアバッグはロールオーバ時にまで膨張状態を維持することで、乗員を拘束して車外放出防止を図っている。
膨張したカーテンエアバッグに乗員が衝突すると、カーテンエアバッグは車外側に凸にたわむように変形する。カーテンエアバッグが乗員の車外放出防止効果を高めるためには、乗員との接触時におけるかかる変形を抑制し、乗員が衝突する前と形状が可能な限り変わらないことが望ましい。
特許文献1に記載の保護バッグ(カーテンエアバッグ)は、その車内側または車外側の外面を覆う外皮基布を備えている。この外皮基布は、カーテンエアバッグの凹陥部(表裏の基布が接合しているために膨張しない部分)における乗員の保護を図るために設けられている。特許文献1では、外皮基布を取り付けることで基布が多重になって剛性が高まり、乗員との接触時における変形を抑えられるとしている。
特開2003−72500号公報
本発明者らは、カーテンエアバッグの膨張領域であるチャンバ部がガスを利用して車内側および車外側に膨張した際、非膨張領域である非チャンバ部には、車両前後方向に撓みが発生することを見出した。ここでの非チャンバ部とは、例えば、ファーストインパクトの保護エリアではなく、FMVSS226の保護が必要な非膨張領域を想定している。
ファーストインパクトとは、車両に側面衝突が生じて、乗員が車室側面に衝突する第1段の衝撃をいう。そして、ファーストインパクトの次の段階として、車両にロールオーバが生じると、乗員はガラスの割れた窓から車外に放出されてしまうおそれもある。すなわち、非チャンバ部では、ファーストインパクトの次の段階での車外放出防止性能を確保する必要がある。
ところが、撓みが発生した非チャンバ部では、張力が損なわれてしまい、車外放出防止性能を十分に確保できない可能性がある。特許文献1に記載の技術は、非チャンバ部だけでなくチャンバ部も覆う大きな布材である外皮基布によって、非チャンバ部での変形を抑制するものであるが、チャンバ部の膨張展開に伴って非チャンバ部に発生する撓みについては何ら対策が講じられていない。
このため、たとえ、外皮基布によって非チャンバ部が覆われていたとしても、膨張展開時に発生する非チャンバ部の撓みによって、非チャンバ部の張力が損なわれるという点は、依然として解消されていない。
本発明は、このような課題に鑑み、非チャンバ部での車外放出防止性能を向上できるカーテンエアバッグを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるカーテンエアバッグの代表的な構成は、車両室内の側面部上方に収納されて側面部に沿って膨張展開するカーテンエアバッグであって、ガスを利用して膨張するチャンバ部と、チャンバ部の下端縁の一部に形成された膨張しない非チャンバ部とを有し、カーテンエアバッグの膨張展開前において、カーテンエアバッグの長手方向の直線寸法は、非チャンバ部を設けたことで、非チャンバ部を設ける前よりも小さくなっていることを特徴とする。なお、本願では、単に「直線寸法」と記載する場合、「膨張展開前のカーテンエアバッグの長手方向の直線寸法」を示すものとする。
ここで、カーテンエアバッグは、チャンバ部が車内側および車外側に膨張すると、車両前後方向に撓んで下端縁の寸法が小さくなるという挙動を示す。このため、上記構成によれば、チャンバ部の膨張に伴って下端縁が車両前後方向に撓むことを見込んで、非チャンバ部を設けている。すなわち、カーテンエアバッグの膨張展開前において、直線寸法は、非チャンバ部を設けることで、非チャンバ部を設ける前よりも小さくなる。その結果、チャンバ部の膨張に伴う下端縁の撓みを、非チャンバ部の下端縁で相殺できる。よって、チャンバ部が膨張した場合であっても、非チャンバ部の下端縁は撓むことがなく、張力が損なわれない。したがって、非チャンバ部での車外放出防止性能を向上できる。
チャンバ部は、下端縁の一部が途中で上方に湾曲していて、非チャンバ部は、チャンバ部の、前記湾曲によって形成された空隙部に設けられ、非チャンバ部形成後の空隙部の下端縁の直線寸法は、非チャンバ部形成前における直線寸法より小さいとよい。
上記構成では、チャンバ部の膨張に伴って空隙部の下端縁が車両前後方向に撓むことを見込んで、非チャンバ部の下端縁の直線寸法を、非チャンバ部形成前における空隙部の下端縁の寸法より予め小さく設定している。そして、空隙部の下端縁の寸法より小さい下端縁を有する非チャンバ部を空隙部に設けることで、チャンバ部の膨張に伴う空隙部の下端縁の撓みを、非チャンバ部の下端縁で相殺できる。したがって、チャンバ部が膨張した場合であっても、非チャンバ部の下端縁は撓むことがなく、張力が損なわれない。
空隙部は、カーテンエアバッグの長手方向において両端部以外の部分に設けられるとよい。これにより、空隙部の両サイドに、ガスを利用して膨張するチャンバ部が位置することになる。よって、空隙部の両サイドに位置するチャンバ部の膨張に伴う空隙部の下端縁の撓みを、空隙部に設けられた非チャンバ部でより吸収できる。
非チャンバ部は、チャンバ部とは別体の基布から形成されていて、空隙部に接合されているとよい。これにより、別体の基布が空隙部に接合されると、空隙部の下端縁の寸法より小さい下端縁を有する非チャンバ部が形成される。よって、チャンバ部が膨張しても、非チャンバ部の下端縁は撓むことがなく、張力が損なわれない。さらに、非チャンバ部がチャンバ部とは別体の基布であるので、チャンバ部を形成するために必要な布の面積を小さくできる。このため、1枚の布からより多くのチャンバ部を形成できることになり、歩留まりを向上できる。
非チャンバ部は、チャンバ部と一体の基布で形成され、非チャンバ部の少なくとも下端縁の一部分が部分的に重ねられ接合されているとよい。これにより、一体の基布を部分的に重ねて接合するという簡素な構成で、非チャンバ部の下端縁の直線寸法を、接合前における直線寸法より小さくできる。このため、チャンバ部が膨張しても、非チャンバ部の下端縁は撓むことがなく、張力が損なわれない。
非チャンバ部は、チャンバ部と一体の基布で形成され、非チャンバ部はその下端縁を横切るスリットを有し、スリットの縁同士が重ねられ接合されているとよい。これにより、一体の基布にスリットを形成し、スリットの縁同士を重ねて接合するという簡素な構成で、非チャンバ部の下端縁の直線寸法を、接合前における直線寸法より小さくできる。このため、上記同様に、チャンバ部が膨張しても、非チャンバ部の下端縁は撓むことがなく、張力が損なわれない。
接合は、縫製によってなされるとよい。なお接合は、縫製に限られず、接着、溶着など他の手段を用いることも可能である。
本発明によれば、非チャンバ部での車外放出防止性能を向上できるカーテンエアバッグを提供することができる。
本発明の実施形態におけるカーテンエアバッグを例示する概略図である。 図1のカーテンエアバッグのクッション部を例示する図である。 図2のクッション部の非チャンバ部を形成する工程を例示する図である。 図3の非チャンバ部を形成する際の寸法関係を説明する模式図である。 図3のクッション部を複数形成する工程を例示する図である。 比較例のカーテンエアバッグのクッション部を例示する図である。 他の非チャンバ部を形成する工程を例示する図である。 図7(a)の非チャンバ部を含むカーテンエアバッグのクッション部を例示する図である。
100、200A…カーテンエアバッグ、102…車両、104…インフレータ、106…ルーフサイドレール、108…前部座席、110…後部座席、114、116…サイドウィンドウ、120…フロントピラー、122…センタピラー、124…リアピラー、130、230A…クッション部、130a、130b…シーム部、132…ダクト部、134a、134b、134c…チャンバ部、136…タブ、140、140A、240A、240B…非チャンバ部、142、142A、142a、142B、242、242A…下端縁、144、144a…当て布、146、146a…空隙部、148、148a…縁部
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施形態におけるカーテンエアバッグ100を例示する概略図である。図中では、カーテンエアバッグ100の非展開時を例示している。なお、カーテンエアバッグ100は、車両102の右側面用のものであるが、図示を省略する左側面用のカーテンエアバッグも同様の対称な構造を有する。
カーテンエアバッグ100は、ガス発生装置であるインフレータ104を備えていて、インフレータ104から供給されるガスの圧力によりクッション部130(図2参照)が膨張展開して乗員を拘束するものである。
カーテンエアバッグ100は、図示のように巻回された状態(または折り畳まれた状態)で、車両室内の側面部上方の仮想線で示すルーフサイドレール106に取り付けられて収納される。カーテンエアバッグ100は、例えば、その表面を構成する基布を表裏で縫製したり、OPW(One-Piece Woven)を用いて紡織したりすることにより袋状に形成される。
車両102は、車両前方から前部座席108および後部座席110が配置された2列シートの車両である。車両102の側面部には、車両前方からサイドウィンドウ114、116が設置されている。各サイドウィンドウの車両前後方向には、ルーフ(天井)を支えるピラー(柱)が設けられている。これらのピラーは、車両102の前方からフロントピラー120、センタピラー122、リアピラー124と呼ばれる。
図2は、図1のカーテンエアバッグ100のクッション部130を例示する図である。図中では、カーテンエアバッグ100のクッション部130が膨張展開した状態を示している。
上記車両102に側面衝突時やロールオーバ(横転)等が発生すると、クッション部130は、インフレータ104から供給されるガスを利用して、車室の側面部であるサイドウィンドウ114等に沿うように下方へ膨張展開する。
クッション部130は、例えば、シーム部130a、130bによって、ガスの流通経路となるダクト部132と、乗員との接触が想定される複数のチャンバ部134a〜134cとに区画されている。また、クッション部130の上端部には、タブ136が設けられている。さらに、クッション部130は、チャンバ部134bとチャンバ部134cとの間に位置する非チャンバ部140を備えている。
シーム部130a、130bは、膨張しない領域であり、例えばクッション部130の表裏の基布を接合する等により形成されている。ダクト部132は、クッション部130の上端部側で車両前後方向に延びている。タブ136は、クッション部130を車両102に取り付ける際に用いる帯状の部材である。
チャンバ部134a〜134cは、車両102に側面衝突が生じて、乗員が車室側面に衝突する第1段の衝撃(ファーストインパクト)を受けることを想定した膨張領域である。このため、チャンバ部134a〜134cは、車両102の側面部および座席の構成から想定される乗員との接触位置に配置されている。また、チャンバ部134a〜134cは、ガスを利用して車内側および車外側に膨張する。
非チャンバ部140は、非膨張領域であり、ファーストインパクトの次の段階として、車両102にロールオーバが生じて、乗員がガラスの割れた窓から車外に放出されてしまう事態を想定して形成されている。このため、非チャンバ部140では、ファーストインパクトの次の段階での車外放出防止性能を確保する必要がある。
以下、図2および図3を参照して、非チャンバ部140について説明する。図3は、図2のクッション部130の非チャンバ部140を形成する工程を例示する図である。なお図3に示すクッション部130は膨張展開前の状態を示している。
非チャンバ部140は、図3に示すように、クッション部130の長手方向の直線寸法Laである下端縁142Aを有していて、チャンバ部134a〜134cとは別体の基布(当て布)144から形成されている。そして、当て布144は、矢印Aに示すようにクッション部130に形成された空隙部146に接合(例えば縫製)により設けられる。ここで接合は、縫製が最も好ましいが、これに限られず、接着、溶着など他の手段を用いてよい。なお、図2には、空隙部146に非チャンバ部140が設けられた状態が示されている。以下、単に直線寸法と記載した場合は、クッション部130あるいはカーテンエアバッグ100の長手方向の直線寸法を意図している。
空隙部146は、図3に示すように、クッション部130の長手方向において両端部以外に形成されていて、両サイドに膨張領域であるチャンバ部134bおよびチャンバ部134cが位置している。空隙部146は、チャンバ部134bおよびチャンバ部134cの実質的に直線状の下端縁の一部が途中で上方に湾曲することで形成された領域であり、その縁部148には上記したように当て布144が縫製される。
また、空隙部146は、当て布144が縫製される前(非チャンバ部140の形成前)の状態で、クッション部130の長手方向の直線寸法Lbである下端縁142Bを有する。ここで、非チャンバ部140の下端縁142Aの直線寸法Laは、空隙部146の下端縁142Bの直線寸法Lbより小さい(La<Lb)。
このため、クッション部130では、図2に示すように空隙部146に非チャンバ部140が設けられた後(非チャンバ部140の形成後)の状態で、空隙部146の下端縁142Bの直線寸法が図3に示す直線寸法Lbから図2に示す直線寸法Laに小さくなる。つまり、空隙部146に非チャンバ部140が設けられると、空隙部146の下端縁142Bは、図2に示すように、非チャンバ部140の下端縁142Aと一致するので、直線寸法Laになる。言い換えると、空隙部146に非チャンバ部140を設けることで、空隙部146の下端縁142Bは、直線寸法が小さくなるように、非チャンバ部140の下端縁142Aに引き寄せられる。
図4は、図3の非チャンバ部140を形成する際の寸法関係を説明する模式図である。図4(a)は、非チャンバ部140を模式的に示す図である。図4(b)は、他の非チャンバ部140Aを模式的に示す図である。空隙部146は、図4(a)に模式的に示すように、ほぼ台形の形状を有している。ここでは、上辺の寸法を「a」、下辺(空隙部146の下端縁)の寸法を「b」とした。一方、非チャンバ部140を形成する当て布144は、図4(b)に模式的に示すように、ほぼ長方形の形状を有している。ここでは、上辺の寸法を「a´」、便宜的に示す非チャンバ部140の下端縁142の寸法を「b´」とした。
ところで、クッション部130は、チャンバ部134a〜134cが車内側および車外側に膨張すると、空隙部146が車両前後方向に撓んで下端縁の寸法、すなわち図4(a)に示す台形の下辺の寸法が小さくなるという挙動を示す。そこで、クッション部130では、非チャンバ部140の下端縁142の寸法「b´」を、空隙部146の下辺の寸法「b」よりも小さく設定している(b>b´)。
つまり、クッション部130では、チャンバ部134a〜134cの膨張に伴って、空隙部146の下辺が車両前後方向に撓むことを見込んで、非チャンバ部140を形成する当て布144の下端縁142の寸法を、空隙部146の下辺の寸法よりも予め小さく設定している。
図3に対応させて説明すると、クッション部130では、非チャンバ部140の下端縁142Aの直線寸法Laが、非チャンバ部140の形成前における、空隙部146の下端縁142Bの直線寸法Lbより小さく設定されている。そして、非チャンバ部140の形成後には、空隙部146の下端縁142Bの直線寸法は、図2に示すように、非チャンバ部140の下端縁142Aの直線寸法Laに一致して小さくなる。このことは、カーテンエアバッグ100の膨張展開前において、非チャンバ部140形成後での空隙部146の下端縁142Bの直線寸法は、非チャンバ部140形成前における直線寸法より小さいことを意味する。
再び図4を参照して説明する。一例として、空隙部146の下辺が所定量(例えば、10cm程度)だけ車両前後方向に撓んだとしても、非チャンバ部140の下端縁142の寸法を、この空隙部146の下辺の寸法よりも10cm以上に小さい寸法に予め設定すればよい。言い換えると、非チャンバ部140の下端縁142の寸法を、車両前後方向に撓んだ後の空隙部146の下辺の寸法以下に予め設定すればよい。
そして、クッション部130では、空隙部146の下辺の寸法より小さい下端縁142を有する非チャンバ部140が空隙部146に設けられている。このため、クッション部130では、チャンバ部134a〜134cの膨張に伴う空隙部146の下辺の撓みを、非チャンバ部140の下端縁142で相殺できる。その結果、チャンバ部134a〜134cが膨張しても、非チャンバ部140の下端縁142が撓むことがない。
つまり、クッション部130は、図2に示すように、空隙部146に非チャンバ部140を設けると、空隙部146の下端縁142Bの直線寸法が直線寸法Lb(図3参照)から直線寸法Laに小さくなっている。このため、クッション部130は、たとえ膨張展開した状態であっても、非チャンバ部140の下端縁142Aは撓まない。特に、クッション部130では、空隙部140の両サイドに、チャンバ部134b、134cが位置するので、チャンバ部134b、134cの膨張に伴う空隙部142の下端縁142Bの撓みを、空隙部146に設けられた非チャンバ部140でより吸収できる。
したがって、クッション部130では、膨張展開時に非チャンバ部140の張力が損なわれず、非チャンバ部140での車外放出防止性能を向上できる。なお、図4(a)に示す非チャンバ部140の上辺の寸法「a´」は、空隙部146の上辺の寸法「a」とほぼ同一であればよい(a≒a´)。このようにすれば、非チャンバ部140の上辺を空隙部146の縁部148に縫製できる。
また、非チャンバ部140と空隙部146とは、上記各寸法の大小関係、すなわち「a≒a´」および「b>b´」を保っているのであれば、適宜の形状であってもよい。例えば、図4(b)に示すように、非チャンバ部140Aを形成する当て布144aは、逆台形の形状を有してもよい。この場合には、各寸法の大小関係を保つように、空隙部146aの形状をほぼ長方形としてもよい。
そして、空隙部146aの縁部148aに当て布144aを縫製することで、膨張展開時に張力が損なわれず、車外放出防止性能を向上できる非チャンバ部140Aを形成できる。
図5は、図3のクッション部130を複数形成する工程を例示する図である。図中では、クッション部130の車内側に位置する基布152A〜152Gを、1枚の基布150からそれぞれ切り出す場合を例示している。なお、基布152A〜152Gは、上記空隙部146をそれぞれ有している。
基布152A〜152Cは、図5(a)に示すように、上記インフレータ104が挿入される凸部154を有している。そこで、空隙部146に凸部154が位置するように基布152A〜152Cを同一方向に並べて配置することで、1枚の基布150から3枚の基布152A〜152Cを切り出すことが可能となる。
基布152D〜152Gは、図5(b)に示すように、上記凸部154を有していない。この場合には、基布152Dおよび基布152Eは、図5(b)に示すように、空隙部146にチャンバ部156が入り込むように互い違いの方向に配置されている。基布152Fおよび基布152Gも、上記同様に互い違いの方向に配置されている。このように配置することで、1枚の基布150から4枚の基布152D〜152Gを切り出すことが可能となる。
したがって、クッション部130が空隙部146を有しているので、その分、クッション部130を形成するために必要な面積が小さくなる。そして、図5(a)および図5(b)に示したように、空隙部146を利用して配置を工夫することで、1枚の基布150から複数の基布150A〜150Gを切り出すことができ、歩留まりを向上できる。
図6は、比較例のカーテンエアバッグ200のクッション部230を例示する図である。図6(a)は、クッション部230の膨張前の状態を示す図である。図6(b)は、クッション部230の膨張後の状態を示す図である。なお、図中では、上記実施形態のカーテンエアバッグ100に示す部材と同一部材には同一符号を付し、説明を適宜省略する。
クッション部230は、別体の基布である当て布144に代えて、チャンバ部134a〜134cと一体の基布244によって、非チャンバ部240が形成されている点で、上記カーテンエアバッグ100のクッション部130と異なる。
非チャンバ部240では、図6(a)に示すように、チャンバ部134a〜134cが膨張する前の状態で、下端縁242は撓んでいない。しかし、クッション部230では、図6(b)に示すように、チャンバ部134a〜134cが膨張した後の状態で、非チャンバ部240の下端縁242が撓んでしまう。
この理由は、クッション部230では、チャンバ部134a〜134cが車内側および車外側に膨張すると、非チャンバ部240が車両前後方向に撓むことを考慮していないためである。その結果、クッション部230では、膨張展開時に非チャンバ部240の張力が損なわれ、非チャンバ部240での車外放出防止性能を十分に確保できない。
以下、図7を参照して、比較例としたカーテンエアバッグ200の下端縁242に撓みを発生させないための工程について説明する。図7は、他の非チャンバ部240A、240Bを形成する工程を例示する図である。なお、図中では、比較例とした非チャンバ部240と、実施形態としての非チャンバ部240A、240Bとを模式的に示している。
非チャンバ部240Aは、図7(a)に示すように、上記チャンバ部134a〜134cと一体の基布244を部分的に重ねて接合(例えば、縫製)することで形成してもよい。すなわち、まず、非チャンバ部240の基布244に示すライン246aを摘み上げて山折りとし、さらに、ライン246bを谷折りにする。続いて、基布244を部分的に重ね合わせ、この状態で縫製ライン248に示すように縫製すればよい。このようにして、非チャンバ部240Aは、少なくとも下端縁242の一部分が部分的に重ねられ縫製されることで形成される。
非チャンバ部240Bは、図7(b)に示すように、スリット250を有する。スリット250は、非チャンバ部240の基布244の下端縁242を横切るように形成されている。非チャンバ部240Bは、スリット250の縁252a、252b同士を重ね合わせた状態で接合されていて、例えば、縫製ライン254に示すように縫製して形成されている。このようにすれば、下端縁242の車両前後方向の寸法を小さくした非チャンバ部240A、240Bを形成できる。
図8は、図7(a)の非チャンバ部240Aを含むカーテンエアバッグ200Aのクッション部230Aを例示する図である。図8(a)は、図6(a)を再掲して示している。図8(b)は、非チャンバ部240Aを含むカーテンエアバッグ200Aを示している。なお、図7(b)の非チャンバ部240Bを含むカーテンエアバッグは、カーテンエアバッグ200Aと同一構成を有するので、図示を省略している。
比較例のカーテンエアバッグ200では、図8(a)に示すように、非チャンバ部240の下端縁242は、カーテンエアバッグ200の長手方向の直線寸法Lcを有する。
これに対して、カーテンエアバッグ200Aでは、図8(b)に示すように、上記非チャンバ部240Aを含んでいる。非チャンバ部240Aは、カーテンエアバッグ200Aの長手方向の直線寸法Ldを有する下端縁242Aを有する。ここで、非チャンバ部240Aの下端縁242Aは、図7(a)に示したように、基布244を部分的に重ねて縫製することで形成されている。このため、非チャンバ部240Aの下端縁242Aの直線寸法は、非チャンバ部240の下端縁242の直線寸法(すなわち、縫製前における直線寸法)より小さい(Ld<Lc)。
また、図7(b)の非チャンバ部240Bを含むカーテンエアバッグにおいても、カーテンエアバッグ200Aと同様に、非チャンバ部240Bの下端縁の直線寸法Ldを有する。ここで、非チャンバ部240Bの下端縁は、図7(b)に示したように、基布244のスリット250の縁252a、252b同士を重ね合わせた状態で縫製することで形成されている。このため、非チャンバ部240Bの下端縁の直線寸法は、非チャンバ部240Aと同様に、縫製前における直線寸法より小さい(Ld<Lc)。
つまり、カーテンエアバッグ200Aでは、非チャンバ部240Aの下端縁242Aの寸法を、チャンバ部134a〜134cの膨張に伴って比較例の非チャンバ部240が車両前後方向に撓むことを考慮して予め小さく設定している。このため、非チャンバ部240Aの下端縁242Aは、チャンバ部134a〜134cが膨張しても、撓むことがなく、張力が損なわれない。よって、カーテンエアバッグ200Aでは、クッション部230Aが膨張展開しても、非チャンバ部240Aの下端縁242Aが撓むことがないので、車外放出防止性能を向上できる。なお、非チャンバ部240Bを含むカーテンエアバッグにおいても、非チャンバ部240Bの下端縁が撓まないので、カーテンエアバッグ200Aと同様に、車外放出防止性能を向上できる。
このように、上記各実施形態では、チャンバ部134a〜134cの膨張に伴って下端縁が車両前後方向に撓むことを見込んで、非チャンバ部140、240A、240Bを設けている。すなわち、カーテンエアバッグの膨張展開前において、カーテンエアバッグの長手方向の直線寸法は、非チャンバ部140、240A、240Bを設けることで、非チャンバ部140、240A、240Bを設ける前よりも小さくなっている。したがって、チャンバ部134a〜134cの膨張に伴う下端縁の撓みを、非チャンバ部140、240A、240Bの下端縁で相殺できる。その結果、チャンバ部134a〜134cが膨張した場合であっても、非チャンバ部140、240A、240Bの下端縁は撓むことがなく、張力が損なわれず、車外放出防止性能を向上できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上記実施形態においては本発明にかかるカーテンエアバッグ100を自動車に適用した例を説明したが、自動車以外にも航空機や船舶などに適用することも可能であり、同様の作用効果を得ることができる。
本発明は、車両の側面衝突時やロールオーバ(横転)時に、乗員保護を目的として車両室内の側面部に沿って膨張展開するカーテンエアバッグに利用することができる。

Claims (7)

  1. 車両室内の側面部上方に収納されて該側面部に沿って膨張展開するカーテンエアバッグであって、
    ガスを利用して膨張するチャンバ部と、
    前記チャンバ部の下端縁の一部に形成された膨張しない非チャンバ部とを有し、
    前記カーテンエアバッグの膨張展開前において、当該カーテンエアバッグの長手方向の直線寸法は、前記非チャンバ部を設けたことで、該非チャンバ部を設ける前よりも小さくなっていることを特徴とするカーテンエアバッグ。
  2. 前記チャンバ部は、下端縁の一部が途中で上方に湾曲していて、
    前記非チャンバ部は、前記チャンバ部の、前記湾曲によって形成された空隙部に設けられ、
    前記非チャンバ部形成後の前記空隙部の下端縁の直線寸法は、前記非チャンバ部形成前における該直線寸法より小さいことを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ。
  3. 前記空隙部は、前記カーテンエアバッグの長手方向において両端部以外の部分に設けられることを特徴とする請求項2に記載のカーテンエアバッグ。
  4. 前記非チャンバ部は、前記チャンバ部とは別体の基布から形成されていて、前記空隙部に接合されていることを特徴とする請求項2または3に記載のカーテンエアバッグ。
  5. 前記非チャンバ部は、前記チャンバ部と一体の基布で形成され、
    前記非チャンバ部の少なくとも下端縁の一部分が部分的に重ねられ接合されていることを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ。
  6. 前記非チャンバ部は、前記チャンバ部と一体の基布で形成され、
    前記非チャンバ部はその下端縁を横切るスリットを有し、該スリットの縁同士が重ねられ接合されていることを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ。
  7. 前記接合は、縫製によってなされることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ。
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