JP6169013B2 - 走行支援システム - Google Patents

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本発明は、行支援システムに関する。
従来、道路の交通状況に関する情報を収集して交通流を予測し、最適な交通流に制御するための車線運用支援が行われている。しかしながら、本方式では、収集された交通状況から将来の交通流を予測するため、一般的な交通流は制御できるものの、特定の車両に応じて交通流を制御することができないという問題があった。
特開2008−059390号公報
本発明が解決しようとする課題は、特定の車両に応じて交通流を制御することができる走行支援システムを提供することである。
実施形態の走行支援システムは、情報送信装置と、路側処理装置と、表示装置とを持つ。情報送信装置は、登録情報記憶部と、通信部とを持つ。登録情報記憶部は、走行支援の対象の対象車両に関する走行予定経路が入力されると、少なくとも前記対象車両の車載器の識別情報と、走行経路とを対応付けた走行予定に関する登録情報を記憶する。通信部は、前記登録情報を前記路側処理装置に送信する。路側処理装置は、登録情報記憶部と、通信部と、選択部とを持つ。登録情報記憶部は、前記情報送信装置から送信された前記登録情報を記憶する。通信部は、走行車両と通信を行い、走行車両の車載器の識別情報を取得する。選択部は、取得した前記車載器の識別情報と、前記登録情報記憶部に記憶されている登録情報との比較結果から、前記走行車両から取得した前記車載器の識別情報に一致する登録情報がある場合、前記表示装置に対して表示させる、前記走行支援の対象の対象車両の走行を支援するための走行支援情報を選択する。前記選択部で選択された走行支援情報を前記表示装置に対して表示させる。
実施形態における走行支援システム100のシステム構成を表すシステム構成図。 実施形態における情報送信装置10の機能構成を表す概略ブロック図。 テーブルの具体例を示す図。 実施形態における路側処理装置20の機能構成を表す概略ブロック図。 表示情報テーブルの具体例を示す図。 実施形態における路側処理装置20の処理の流れを示すフローチャート。 実施形態における走行支援システム100の動作を示すシーケンス図。
以下、実施形態の路側処理装置及び走行支援システムを、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態における走行支援システム100のシステム構成を表すシステム構成図である。
走行支援システム100は、情報送信装置10、路側処理装置20及び表示装置30を備える。
情報送信装置10は、走行支援を所望するユーザ(以下、単に「ユーザ」という。)が通信装置40に入力した有料道路(例えば、高速道路)の走行予定に関する情報(以下、「走行予定情報」という。)に基づいて、ユーザの情報を登録する。情報送信装置10は、登録したユーザの情報(以下、「登録情報」という。)を路側処理装置20に送信する。通信装置40に入力される走行予定情報には、例えばユーザが所有している車両に搭載されている車載器の識別情報(以下、「車載ID」という。)や、走行支援所望日や、入口IC(Inter Change)や、出口ICなどの情報が含まれる。
路側処理装置20は、有料道路の路側帯に設置された装置である。路側処理装置20は、ネットワークを介して情報送信装置10との間で通信を行うことによって登録情報を受信する。また、路側処理装置20は、車載器との間で無線通信を行う。また、路側処理装置20は、表示装置30との間で通信を行うことによって、ユーザの車両(以下、「対象車両」という。)の走行を支援するための情報(以下、「走行支援情報」という。)を送信する。走行支援情報は、例えば対象車両以外の車両に対して走行速度の抑制を促すための文字列の情報である。
表示装置30は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置である。表示装置30は、路側処理装置20から送信された走行支援情報を表示する。
通信装置40は、例えばパーソナルコンピュータ、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット装置、携帯電話等の情報処理装置を用いて構成される。通信装置40は、ユーザの操作に応じて、走行予定情報を情報送信装置10に送信する。
次に、図1を用いて走行支援システム100の処理の流れについて説明する。図1に示される車両70−1が対象車両であり、車両70−2〜70−5が対象車両以外の車両である。この説明では、対象車両70−1が入口IC50から出口IC60まで走行する場合を例に説明する。また、走行支援システム100では、ユーザが予め情報登録を行う事前処理と、実際に対象車両70−1が有料道路を走行している際に行われる本処理とがある。
まず、事前処理について説明する。ユーザは、通信装置40を操作して走行予定情報を入力する。通信装置40は、入力された走行予定情報を情報送信装置10に送信する。情報送信装置10は、通信装置40から走行予定情報を受信し、受信した走行予定情報に基づいてユーザの情報を登録する。情報送信装置10は、登録情報を路側処理装置20に送信する。なお、情報送信装置10は、登録情報を有料道路の路側帯に設置されている全ての路側処理装置20に送信してもよいし、対象車両70−1が走行する入口ICから出口ICまでの路側帯に設置されている路側処理装置20に送信してもよい。路側処理装置20は、情報送信装置10から登録情報を受信して蓄積する。以上で事前処理についての説明を終了する。
次に、本処理について説明する。対象車両70−1が有料道路の走行中に路側処理装置20の通信可能範囲内に進入すると、対象車両70−1に搭載されている車載器は車載IDを送信する。路側処理装置20は、対象車両70−1に搭載されている車載器から車載IDを受信し、受信した車載IDと登録情報に含まれる車載IDとが一致し、かつ、登録情報に含まれる走行支援所望日と車載IDを受信した日にちとが一致するか否か判定する。判定の結果、車載IDと登録情報に含まれる車載IDとが一致し、かつ、登録情報に含まれる走行支援所望日と車載IDを受信した日にちとが一致する場合、路側処理装置20は走行支援情報を表示装置30に送信する。
一方、車載IDと登録情報に含まれる車載IDとが一致しない場合や登録情報に含まれる走行支援所望日と車載IDを受信した日にちとが一致しない場合、路側処理装置20は処理を終了する。
表示装置30は、路側処理装置20から受信した走行支援情報を表示する。図1に示されるような場面で表示装置30に表示される走行支援情報としては、例えば「この先の分岐でスピードの遅い車両が右折します。スピードを落としてください。」などの文字列が表示される。
上述したように、本実施形態では、特定の車両(対象車両70−1)に応じて対象車両以外の車両70−2〜70−5の走行を制御する。以上で本処理についての説明を終了する。
以下、走行支援システム100の詳細について説明する。
図2は、実施形態における情報送信装置10の機能構成を表す概略ブロック図である。
情報送信装置10は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、情報送信プログラムを実行する。情報送信プログラムの実行によって、情報送信装置10は、通信部101、制御部102、走行経路情報記憶部103、検索部104、登録情報記憶部105を備える装置として機能する。なお、情報送信装置10の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、乗換情報表示プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、乗換情報表示プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部101は、通信装置40との間で通信を行う。通信部101は、例えば走行予定情報を通信装置40から受信する。また、通信部101は、路側処理装置20との間で通信を行う。通信部101は、例えば所定のタイミングで登録情報を路側処理装置20に送信する。所定のタイミングとは、例えば情報登録が行われてから所定の時間(例えば、1分、10分、1時間)が経過したタイミングであってもよいし、登録情報によって示される走行支援所望日になったタイミングであってもよいし、その他のタイミングであってもよい。
制御部102は、情報送信装置10の各機能部を制御する。制御部102は、例えば通信部101を制御して、所定のタイミングで登録情報を路側処理装置20に送信させる。
走行経路情報記憶部103は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。走行経路情報記憶部103は、走行経路検索テーブルを記憶している。
検索部104は、通信部101によって受信された走行予定情報と走行経路検索テーブルとに基づいて、対象車両70−1が走行する走行経路を検索する。
登録情報記憶部105は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。登録情報記憶部105は、登録情報テーブルを記憶している。
図3は、情報送信装置10が記憶するテーブルの具体例を示す図である。
図3(A)は、走行経路検索テーブルの具体例を示す図である。走行経路検索テーブルは、走行経路に関する情報を表すレコード91を複数有する。レコード91は、入口ID、出口ID及び走行経路の各値を有する。入口IDは、有料道路の入口IC50を一意に識別するための識別情報を表す。出口IDは、有料道路の出口IC60を一意に識別するための識別情報を表す。走行経路は、入口IC50から出口IC60までの走行経路を表す。
図3(A)に示される例では、走行経路検索テーブルには3つの入口IDが記録されている。これら3つの入力IDは、“AAA”、“AAA”、“BBB”である。図3(A)において、走行経路検索テーブルの最上段の行は、入口IDの値が“AAA”、出口IDの値が“BBB”、走行経路の値が“DD”である。すなわち、入口ID“AAA”で識別される入口IC50から出口ID“BBB”で識別される出口IC60までに走行経路“DD”を走行することが表されている。
図3(B)は、登録情報テーブルの具体例を示す図である。登録情報テーブルは、登録された対象車両70−1の走行予定に関する情報を表すレコード92を複数有する。レコード92は、車載ID、入口ID、出口ID、走行経路及び走行支援所望日の各値を有する。車載IDは、車両に搭載されている車載器を一意に識別するための識別情報を表す。入口IDは、有料道路の入口IC50を一意に識別するための識別情報を表す。出口IDは、有料道路の出口IC60を一意に識別するための識別情報を表す。入口IC50から出口IC60までの走行経路を表す。なお、走行経路の情報は、登録情報に含まれる。走行支援所望日は、対象車両70−1のユーザが走行支援を所望している日にちを表す。
図3(B)に示される例では、登録情報テーブルには1つの車載IDが記録されている。この1つの車載IDは、“XXX”である。図3(B)において、登録情報テーブルの最上段の行は、車載IDの値が“XXX”、入口IDの値が“AAA”、出口IDの値が“BBB”、走行経路の値が“DD”、走行支援所望日の値が“20YY/YY/YY”である。すなわち、車載ID“XXX”で識別される車載器を搭載している車両が、日にち“20YY/YY/YY”に、入口ID“AAA”で識別される入口IC50から出口ID“BBB”で識別される出口IC60まで走行経路“DD”を走行する際に走行支援を所望していることが表されている。
図4は、実施形態における路側処理装置20の機能構成を表す概略ブロック図である。
路側処理装置20は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、表示情報選択プログラムを実行する。表示情報選択プログラムの実行によって、路側処理装置20は、通信部201、制御部202、登録情報記憶部203、判定部204、表示情報記憶部205、選択部206を備える装置として機能する。なお、路側処理装置20の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、表示情報選択プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、表示情報選択プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部201は、情報送信装置10との間で通信を行う。通信部201は、例えば情報送信装置10から登録情報を受信する。また、通信部201は、有料道路を走行している車両に搭載されている車載器との間で通信を行う。通信部201は、例えば車載器から車載IDの情報を受信する。また、通信部201は、表示装置30との間で通信を行う。通信部201は、例えば走行支援情報を表示装置30に送信する。
制御部202は、路側処理装置20の各機能部を制御する。
登録情報記憶部203は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。登録情報記憶部203は、登録情報テーブルを記憶している。なお、登録情報記憶部203が記憶する登録情報テーブルには、情報送信装置10が記憶する登録情報テーブルの項目と同様の項目が存在する。すなわち、登録情報記憶部203が記憶する登録情報テーブルには、車載ID、入口ID、出口ID、走行経路及び走行支援所望日の項目が存在する。また、登録情報記憶部203が記憶する登録情報テーブルには、情報送信装置10から送信された登録情報が記録される。
判定部204は、通信部201によって受信された車載IDの情報と登録情報記憶部203が記憶する登録情報テーブルとに基づいて判定する。具体的には、判定部204は、受信された車載IDの情報と登録情報テーブルに記録されている車載IDの情報とが一致し、かつ、車載IDが受信された日にちと登録情報テーブルに記録されている走行支援所望日とが一致するか否か判定する。
表示情報記憶部205は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。表示情報記憶部205は、表示情報テーブルを記憶している。
選択部206は、判定部204の判定結果と表示情報テーブルとに基づいて走行支援情報を選択する。
図5は、路側処理装置20が記憶している表示情報テーブルの具体例を示す図である。
図5は、表示情報テーブルの具体例を示す図である。表示情報テーブルは、走行支援情報を表すレコード93を複数有する。レコード93は、入口ID、出口ID、走行経路及び走行支援情報の各値を有する。入口IDは、有料道路の入口IC50を一意に識別するための識別情報を表す。出口IDは、有料道路の出口IC60を一意に識別するための識別情報を表す。走行経路は、入口IC50から出口IC60までの走行経路を表す。走行支援情報は、対象車両の走行を支援するための情報を表す。
図5に示される例では、表示情報テーブルには1つの入口IDが登録されている。この1つの入力IDは、“AAA”である。図5において、表示情報テーブルの最上段の行は、入口IDの値が“AAA”、出口IDの値が“BBB”、走行経路の値が“DD”、走行支援情報の値が“この先の分岐でスピードの遅い車両が右折します。スピードを落としてください。”である。すなわち、入口ID“AAA”で識別される入口IC50から出口ID“BBB”で識別される出口IC60まで走行経路“DD”を走行する対象車両70−1を支援するための情報が“この先の分岐でスピードの遅い車両が右折します。スピードを落としてください。”であることが表されている。
図6は、実施形態における路側処理装置20の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図6では、登録情報記憶部203に記憶されている登録情報テーブルに既に登録情報が記録されている場合を例に説明する。
通信部201は、有料道路を走行している車両に搭載されている車載器から車載IDを受信する(ステップS101)。判定部204は、受信された車載IDと登録情報記憶部203に記憶されている登録情報テーブルに記録されている車載IDとが一致するか否か判定する(ステップS102)。車載IDが一致しない場合(ステップS102−NO)、路側処理装置20は処理を終了する。
一方、車載IDが一致する場合(ステップS102−YES)、判定部204は車載IDが受信された日にちと登録情報テーブルに記録されている走行支援所望日とが一致するか否か判定する(ステップS103)。日にちが一致しない場合(ステップS103−NO)、路側処理装置20は処理を終了する。
一方、日にちが一致する場合(ステップS103−YES)、選択部206は表示情報記憶部205に記憶されている表示情報テーブルと登録情報テーブルとに基づいて走行支援情報を選択する(ステップS104)。具体的には、選択部206は、登録情報記憶部203に記憶されている登録情報テーブルを読み出す。選択部206は、読み出した登録情報テーブルから、車載ID及び走行支援所望日に対応するレコードを選択する。選択部206は、選択したレコードの入口IC50、出口IC60及び走行経路の各値を取得する。その後、選択部206は、表示情報記憶部205に記憶されている表示情報テーブルを読み出す。選択部206は、読み出した表示情報テーブルから、取得した入口IC50、出口IC60及び走行経路の各値に対応するレコード93を選択する。選択部206は、選択したレコード93の走行支援情報の値を取得する。通信部201は、選択部206によって選択された走行支援情報を表示装置30に送信する(ステップS105)。
図7は、実施形態における走行支援システム100の動作を示すシーケンス図である。
通信装置40は、ユーザの操作に応じて走行予定情報の入力を受け付ける(ステップS201)。通信装置40は、入力された走行予定情報を情報送信装置10に送信する(ステップS202)。
情報送信装置10の通信部101は、通信装置40から走行予定情報を受信する(ステップS203)。検索部104は、走行経路テーブルを参照し、受信された走行予定情報によって示される入口IC50及び出口IC60に対応する走行経路を検索する(ステップS204)。
具体的には、検索部104は、走行経路情報記憶部103に記憶されている走行経路テーブルを読み出す。検索部104は、読み出した走行経路テーブルから、通信部101を介して受信された走行予定情報によって示される入口IC50及び出口IC60に対応するレコード92を選択する。そして、検索部104は、選択したレコード92の走行経路の値を検索結果として取得する。走行予定情報によって示される入口IC50及び出口IC60に対応するレコード92が複数存在する場合、検索部104は走行予定情報によって示される入口IC50及び出口IC60に対応するレコード92の走行経路の値を検索結果として全て取得する。一方、走行予定情報によって示される入口IC50及び出口IC60に対応するレコード92が存在しない場合、検索部104は該当なしの情報を検索結果として取得する。通信部101は、検索結果を通信装置40に送信する(ステップS205)。
通信装置40は、情報送信装置10から検索結果を受信し、受信した検索結果を表示する(ステップS206)。例えば、検索結果として複数の走行経路の情報が含まれる場合、通信装置40は検索結果として受信した全ての走行経路の情報を表示する。また、検索結果として1つの走行経路の情報が含まれる場合、通信装置40は検索結果として受信した1つの走行経路の情報を表示する。また、検索結果として該当なしの情報が含まれる場合、通信装置40は該当なしの情報を表示する。その後、通信装置40は、ユーザから走行経路の選択を受け付ける(ステップS207)。走行経路の選択がなされると、通信装置40は選択結果を情報送信装置10に送信する(ステップS208)。
情報送信装置10の通信部101は、通信装置40から選択結果を受信し、受信した選択結果によって示される走行経路の情報と、走行予定情報として受信した車載ID、入口IC50、出口IC60及び走行支援所望日の各情報とを登録情報テーブルに記録する(ステップS209)。通信部101は、所定のタイミングが経過すると、制御部102の制御に従って登録情報を路側処理装置20に送信する(ステップS210)。
路側処理装置20の通信部201は、情報送信装置10から登録情報を受信する(ステップS211)。制御部202は、通信部201を介して受信した登録情報を登録情報記憶部203に記録する(ステップS212)。
その後、対象車両70−1が路側処理装置20の通信可能範囲内に近付くと、対象車両70−1に搭載されている車載器は車載IDを送信する(ステップS213)。通信部201は、車載器から送信される車載IDを受信する(ステップS214)。判定部204は、受信された車載IDと、登録情報テーブルに記録されている車載IDとが一致し、かつ、車載IDが受信された日にちと走行支援所望日とが一致するか否か判定する(ステップS215)。
判定の結果、車載ID及び走行支援所望日が一致すると、選択部206は表示情報テーブルを参照し、登録情報に含まれる入口IC50、出口IC60及び走行経路の各情報に基づいて走行支援情報を選択する(ステップS216)。通信部201は、選択部206によって選択された走行支援情報を表示装置30に送信する(ステップS217)。
表示装置30は、路側処理装置20から送信された走行支援情報を受信する(ステップS218)。表示装置30は、受信した走行支援情報を表示する(ステップS219)。
以上のように構成された走行支援システム100によれば、事前に登録された登録情報に基づいて、路側帯付近に設置された表示装置30に対象車両の走行を支援するための走行支援情報を表示させることができる。これにより、対象車両以外の車両に対して走行速度の制御などの注意を促すことができる。そのため、特定の車両に応じて交通流を制御することが可能になる。その結果、対象車両以外の車両の走行が制御され、対象車両が目的の出口にスムーズに向かうことができる。
以下、変形例について説明する。
入口IC50から出口IC60までの間には、路側処理装置20が複数台設置されていてもよい。また、入口IC50から出口IC60までの間には、表示装置30が複数台設置されていてもよい。
本実施形態では、表示装置30が出口IC60付近に設置される構成を示したが、これに限定される必要はない。表示装置30は、例えば入口IC50付近に設置されてもよいし、路側帯であればどのような場所に設置されてもよい。
走行予定情報には、ペーパードライバーであるか否かの情報や、年齢の情報などが含まれてもよい。
本実施形態では、ユーザが通信装置40を用いて走行予定情報の登録を行う構成を示したが、カーナビゲーション装置を用いて走行予定情報の登録が行われてもよい。以下、具体的に説明する。まず、ユーザは、カーナビゲーション装置を操作して目的地の情報と現在位置の情報とを入力する。カーナビゲーション装置は、入力された目的地の情報と現在位置の情報とに基づいて、対象車両70−1が目的地までに利用する有料道路の入口IC50及び出口ICの情報を検索する。カーナビゲーション装置は、検索結果を画面に表示し、ユーザから車載IDの入力を受け付ける。ユーザから車載IDの情報が入力されると、カーナビゲーション装置は車載ID、入口IC50及び出口ICの情報を走行予定情報として情報送信装置10に送信する。情報送信装置10は、カーナビゲーション装置から送信された走行予定情報を受信し、ユーザの情報を登録する。なお、上記の車載IDとして、ユーザが事前にカーナビゲーション装置に車載IDを登録している場合には、登録されている車載IDが送信されてもよい。また、現在位置の情報は、ユーザが入力してもよいし、カーナビゲーション装置がGPS(Global Positioning System)衛星と無線通信することによって取得してもよい。
路側処理装置20の選択部206は、対象車両70−1が走行する車線に応じて走行支援情報の表示有無を判定するように構成されてもよい。具体的には、選択部206は、対象車両70−1が走行する車線が、対象車両70−1の目的としている出口IC60に最も近い車線ではない場合に走行支援情報の選択を行い、出口IC60に最も近い車線である場合に走行支援情報の選択を行わない。このように構成される場合、路側処理装置20は車線検出部を更に備える。車線検出部は、対象車両70−1が走行する車線を検出する。より具体的には、車線検出部は、予め記憶している道路判定閾値と、自装置と対象車両70−1に搭載されている車載器との距離に基づいて対象車両70−1が走行する車線を検出する。道路判定閾値とは、車両が走行している車線を検出するための基準となる値であり、例えば車線ごとに設定される。また、表示情報テーブルには、出口IDに対応付けて出口車線の情報がさらに登録される。出口車線の情報とは、出口IDで識別される出口IC60に最も近い車線を示す情報である。選択部206は、車線検出部が検出した結果と表示情報テーブルに基づいて走行支援情報の表示有無を判定する。
以下、処理の流れについて説明する。車線検出部は、車載ID及び日にち(走行支援所望日)が一致する車載器から送信される電波に基づいて自装置と車載器との距離を算出する。次に、車線検出部は、算出された距離と道路判定閾値とに基づいて対象車両70−1が走行している車線を検出する。その後、選択部206は、車線検出部が検出した結果と表示情報テーブルに基づいて走行支援情報の表示有無を判定する。例えば、選択部206は、検出結果として示される対象車両70−1が走行している車線の情報と、表示情報テーブルに登録されている出口車線の情報とが一致するか否か判定する。車線の情報と出口車線の情報とが一致する場合、選択部206は対象車両70−1が走行している車線が出口IC60に最も近い車線であると判定し、走行支援情報の選択を行わない。一方、車線の情報と出口車線の情報とが一致しない場合、選択部206は対象車両70−1が走行している車線が出口IC60に最も近い車線以外の車線であると判定し、走行支援情報を選択する。
このように構成されることにより、対象車両70−1が目的としている出口に最も近い道路を走行している場合には走行を支援する必要がないため、走行支援情報の選択が行われず、表示装置30に走行支援情報が表示されない。一方、対象車両70−1が目的としている出口に最も近い道路を走行していない場合には走行を支援する必要があるため、走行支援情報の選択が行われ、表示装置30に走行支援情報が表示される。したがって、走行を支援する必要がないのに走行支援情報が表示されてしまい、対象車両以外の車両の走行を妨げてしまうおそれを軽減することが可能になる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、対象車両の走行を支援するための走行支援情報を選択する選択部を持つことにより、特定の車両に応じて交通流を制御することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…情報送信装置(外部装置), 20…路側処理装置, 30…表示装置, 40…通信装置, 50、60…ETCシステム, 70−1〜70−5…車両, 101…通信部, 102…制御部, 103…走行経路情報記憶部, 104…検索部, 105…登録情報記憶部, 201…通信部, 202…制御部, 203…登録情報記憶部, 204…判定部, 205…表示情報記憶部, 206…選択部(取得部)

Claims (4)

  1. 情報送信装置と、路側処理装置と、表示装置を備え、走行車両に対して走行支援に必要な情報を周知することで走行支援を行う走行支援システムであって、
    前記情報送信装置は、
    走行支援の対象対象車両に関する走行予定経路が入力されると、少なくとも前記対象車両の車載器の識別情報と、走行経路とを対応付けた走行予定に関する登録情報を記憶する登録情報記憶部と、
    前記登録情報を前記路側処理装置に送信する通信部
    を備え、
    前記路側処理装置は
    記情報送信装置から送信された前記登録情報を記憶する登録情報記憶部と、
    走行車両と通信を行い、走行車両の車載器の識別情報を取得する通信部と、
    取得した前記車載器の識別情報と、前記登録情報記憶部に記憶されている登録情報の比較結果から、前記走行車両から取得した前記車載器の識別情報に一致する登録情報がある場合、前記表示装置に対して表示させる、前記走行支援の対象の対象車両の走行を支援するための走行支援情報を選択する選択部と、
    を備え
    前記選択部で選択された走行支援情報を前記表示装置に対して表示させる走行支援システム。
  2. 前記選択部は、前記走行予定に関する登録情報に含まれる日付情報に基づいて前記走行支援情報を選択する、請求項1記載の走行支援システム。
  3. 前記選択部は、前記走行予定に関する情報に含まれる入口情報と出口情報とに基づいて前記走行支援情報を選択する、請求項1記載の走行支援システム
  4. 前記対象車両が走行する車線を検出する車線検出部を更に備え、
    前記選択部は、前記対象車両が走行している車線が、前記対象車両の目的としている出口に最も近い車線以外の車線である場合に前記走行支援情報を選択する、請求項1記載の走行支援システム
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