JP6169013B2 - 走行支援システム - Google Patents
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図1は、実施形態における走行支援システム100のシステム構成を表すシステム構成図である。
走行支援システム100は、情報送信装置10、路側処理装置20及び表示装置30を備える。
情報送信装置10は、走行支援を所望するユーザ(以下、単に「ユーザ」という。)が通信装置40に入力した有料道路(例えば、高速道路)の走行予定に関する情報(以下、「走行予定情報」という。)に基づいて、ユーザの情報を登録する。情報送信装置10は、登録したユーザの情報(以下、「登録情報」という。)を路側処理装置20に送信する。通信装置40に入力される走行予定情報には、例えばユーザが所有している車両に搭載されている車載器の識別情報(以下、「車載ID」という。)や、走行支援所望日や、入口IC(Inter Change)や、出口ICなどの情報が含まれる。
通信装置40は、例えばパーソナルコンピュータ、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット装置、携帯電話等の情報処理装置を用いて構成される。通信装置40は、ユーザの操作に応じて、走行予定情報を情報送信装置10に送信する。
まず、事前処理について説明する。ユーザは、通信装置40を操作して走行予定情報を入力する。通信装置40は、入力された走行予定情報を情報送信装置10に送信する。情報送信装置10は、通信装置40から走行予定情報を受信し、受信した走行予定情報に基づいてユーザの情報を登録する。情報送信装置10は、登録情報を路側処理装置20に送信する。なお、情報送信装置10は、登録情報を有料道路の路側帯に設置されている全ての路側処理装置20に送信してもよいし、対象車両70−1が走行する入口ICから出口ICまでの路側帯に設置されている路側処理装置20に送信してもよい。路側処理装置20は、情報送信装置10から登録情報を受信して蓄積する。以上で事前処理についての説明を終了する。
表示装置30は、路側処理装置20から受信した走行支援情報を表示する。図1に示されるような場面で表示装置30に表示される走行支援情報としては、例えば「この先の分岐でスピードの遅い車両が右折します。スピードを落としてください。」などの文字列が表示される。
上述したように、本実施形態では、特定の車両(対象車両70−1)に応じて対象車両以外の車両70−2〜70−5の走行を制御する。以上で本処理についての説明を終了する。
以下、走行支援システム100の詳細について説明する。
情報送信装置10は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、情報送信プログラムを実行する。情報送信プログラムの実行によって、情報送信装置10は、通信部101、制御部102、走行経路情報記憶部103、検索部104、登録情報記憶部105を備える装置として機能する。なお、情報送信装置10の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、乗換情報表示プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、乗換情報表示プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
走行経路情報記憶部103は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。走行経路情報記憶部103は、走行経路検索テーブルを記憶している。
検索部104は、通信部101によって受信された走行予定情報と走行経路検索テーブルとに基づいて、対象車両70−1が走行する走行経路を検索する。
登録情報記憶部105は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。登録情報記憶部105は、登録情報テーブルを記憶している。
図3(A)は、走行経路検索テーブルの具体例を示す図である。走行経路検索テーブルは、走行経路に関する情報を表すレコード91を複数有する。レコード91は、入口ID、出口ID及び走行経路の各値を有する。入口IDは、有料道路の入口IC50を一意に識別するための識別情報を表す。出口IDは、有料道路の出口IC60を一意に識別するための識別情報を表す。走行経路は、入口IC50から出口IC60までの走行経路を表す。
路側処理装置20は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、表示情報選択プログラムを実行する。表示情報選択プログラムの実行によって、路側処理装置20は、通信部201、制御部202、登録情報記憶部203、判定部204、表示情報記憶部205、選択部206を備える装置として機能する。なお、路側処理装置20の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、表示情報選択プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、表示情報選択プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
制御部202は、路側処理装置20の各機能部を制御する。
選択部206は、判定部204の判定結果と表示情報テーブルとに基づいて走行支援情報を選択する。
図5は、表示情報テーブルの具体例を示す図である。表示情報テーブルは、走行支援情報を表すレコード93を複数有する。レコード93は、入口ID、出口ID、走行経路及び走行支援情報の各値を有する。入口IDは、有料道路の入口IC50を一意に識別するための識別情報を表す。出口IDは、有料道路の出口IC60を一意に識別するための識別情報を表す。走行経路は、入口IC50から出口IC60までの走行経路を表す。走行支援情報は、対象車両の走行を支援するための情報を表す。
通信部201は、有料道路を走行している車両に搭載されている車載器から車載IDを受信する(ステップS101)。判定部204は、受信された車載IDと登録情報記憶部203に記憶されている登録情報テーブルに記録されている車載IDとが一致するか否か判定する(ステップS102)。車載IDが一致しない場合(ステップS102−NO)、路側処理装置20は処理を終了する。
一方、日にちが一致する場合(ステップS103−YES)、選択部206は表示情報記憶部205に記憶されている表示情報テーブルと登録情報テーブルとに基づいて走行支援情報を選択する(ステップS104)。具体的には、選択部206は、登録情報記憶部203に記憶されている登録情報テーブルを読み出す。選択部206は、読み出した登録情報テーブルから、車載ID及び走行支援所望日に対応するレコードを選択する。選択部206は、選択したレコードの入口IC50、出口IC60及び走行経路の各値を取得する。その後、選択部206は、表示情報記憶部205に記憶されている表示情報テーブルを読み出す。選択部206は、読み出した表示情報テーブルから、取得した入口IC50、出口IC60及び走行経路の各値に対応するレコード93を選択する。選択部206は、選択したレコード93の走行支援情報の値を取得する。通信部201は、選択部206によって選択された走行支援情報を表示装置30に送信する(ステップS105)。
通信装置40は、ユーザの操作に応じて走行予定情報の入力を受け付ける(ステップS201)。通信装置40は、入力された走行予定情報を情報送信装置10に送信する(ステップS202)。
情報送信装置10の通信部101は、通信装置40から走行予定情報を受信する(ステップS203)。検索部104は、走行経路テーブルを参照し、受信された走行予定情報によって示される入口IC50及び出口IC60に対応する走行経路を検索する(ステップS204)。
その後、対象車両70−1が路側処理装置20の通信可能範囲内に近付くと、対象車両70−1に搭載されている車載器は車載IDを送信する(ステップS213)。通信部201は、車載器から送信される車載IDを受信する(ステップS214)。判定部204は、受信された車載IDと、登録情報テーブルに記録されている車載IDとが一致し、かつ、車載IDが受信された日にちと走行支援所望日とが一致するか否か判定する(ステップS215)。
表示装置30は、路側処理装置20から送信された走行支援情報を受信する(ステップS218)。表示装置30は、受信した走行支援情報を表示する(ステップS219)。
入口IC50から出口IC60までの間には、路側処理装置20が複数台設置されていてもよい。また、入口IC50から出口IC60までの間には、表示装置30が複数台設置されていてもよい。
本実施形態では、表示装置30が出口IC60付近に設置される構成を示したが、これに限定される必要はない。表示装置30は、例えば入口IC50付近に設置されてもよいし、路側帯であればどのような場所に設置されてもよい。
走行予定情報には、ペーパードライバーであるか否かの情報や、年齢の情報などが含まれてもよい。
Claims (4)
- 情報送信装置と、路側処理装置と、表示装置を備え、走行車両に対して走行支援に必要な情報を周知することで走行支援を行う走行支援システムであって、
前記情報送信装置は、
走行支援の対象の対象車両に関する走行予定経路が入力されると、少なくとも前記対象車両の車載器の識別情報と、走行経路とを対応付けた走行予定に関する登録情報を記憶する登録情報記憶部と、
前記登録情報を前記路側処理装置に送信する通信部と、
を備え、
前記路側処理装置は、
前記情報送信装置から送信された前記登録情報を記憶する登録情報記憶部と、
走行車両と通信を行い、走行車両の車載器の識別情報を取得する通信部と、
取得した前記車載器の識別情報と、前記登録情報記憶部に記憶されている登録情報との比較結果から、前記走行車両から取得した前記車載器の識別情報に一致する登録情報がある場合、前記表示装置に対して表示させる、前記走行支援の対象の対象車両の走行を支援するための走行支援情報を選択する選択部と、
を備え、
前記選択部で選択された走行支援情報を前記表示装置に対して表示させる走行支援システム。 - 前記選択部は、前記走行予定に関する登録情報に含まれる日付情報に基づいて前記走行支援情報を選択する、請求項1記載の走行支援システム。
- 前記選択部は、前記走行予定に関する情報に含まれる入口情報と出口情報とに基づいて前記走行支援情報を選択する、請求項1記載の走行支援システム。
- 前記対象車両が走行する車線を検出する車線検出部を更に備え、
前記選択部は、前記対象車両が走行している車線が、前記対象車両の目的としている出口に最も近い車線以外の車線である場合に前記走行支援情報を選択する、請求項1記載の走行支援システム。
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JP2014022364A JP6169013B2 (ja) | 2014-02-07 | 2014-02-07 | 走行支援システム |
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