JP6167991B2 - ロータリードライヤの漏れ鉱回収装置 - Google Patents
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Description
第2発明のロータリードライヤの漏れ鉱回収装置は、第1発明において、前記回収箱は、複数の小箱を環状に連接して構成されていることを特徴とする。
第3発明のロータリードライヤの漏れ鉱回収装置は、第2発明において、前記小箱は、前記回転胴部の回転方向と反対側の側壁が、前記装入口の半径方向に対して前記回転胴部の回転方向側に傾斜していることを特徴とする。
第4発明のロータリードライヤの漏れ鉱回収装置は、第2発明において、前記小箱は、前記回転胴部の回転方向の側壁および回転方向と反対側の側壁が、前記装入口の半径方向に対して前記回転胴部の回転方向側に傾斜しており、前記回転方向側の側壁は、前記回転方向と反対側の側壁に比べて、傾斜角度が大きいことを特徴とする。
第5発明のロータリードライヤの漏れ鉱回収装置は、第1発明において、前記回収箱は、一体の部材として構成された環状の箱であり、内部に周方向に所定間隔で仕切り板が設けられていることを特徴とする。
第2発明によれば、回収箱が複数の小箱から構成されているので、設備コストを抑えることができ、メンテナンスが容易となる。
第3発明によれば、小箱の回転方向と反対側の側壁が傾斜しているので、小箱が上昇している間に漏れ鉱が小箱から出ないように保持することができる。そのため、小箱が頂部付近に達してから漏れ鉱を落下させることができ、漏れ鉱をシュートまで運ぶことができる。
第4発明によれば、回転方向側の側壁は回転方向と反対側の側壁に比べて傾斜角度が大きいので、隣り合う小箱を開口縁同士を接触させて隙間なく配置でき、漏れ鉱をできるだけ多く回収することができる。
第5発明によれば、隣り合う仕切り板に挟まれた空間で、装入口から漏れ出た漏れ鉱を回収できる。また、回収された漏れ鉱が回収箱の回転にともない鏡板の頂部付近に達して落下すると、シュートによりコンベアに導かれ再びロータリードライヤに装入できる。
まず、ロータリードライヤについて説明する。ロータリードライヤは、ロータリースチームドライヤや、乾燥用ロータリーキルン等、回転式の乾燥機である。
つぎに、本発明の第1実施形態に係る漏れ鉱回収装置Aについて説明する。
図1および図2に示すように、漏れ鉱回収装置Aは上記のようなロータリードライヤ2に設けられる。漏れ鉱回収装置Aは、回収箱11と、シュート12とを備えている。回収箱11は鏡板21に設けられ、回転胴部20とともに回転する。一方、シュート12は図示しない架台に設けられており、地上に対して固定されている。
ロータリードライヤ2を運転させると回転胴部20が回転する。本実施形態では、回転胴部20は図1における時計回り(白抜き矢印の向き)に回転する。ベルトコンベア23により回転胴部20の内部に被乾燥物Xを装入すると、一部の被乾燥物Xが装入口22から漏れ出る場合がある。このように装入口22から漏れ出た被乾燥物Xを「漏れ鉱」と称する。なお、図1および図2において一本線矢印は漏れ鉱の流れを示す。
つぎに、本発明の第2実施形態に係る漏れ鉱回収装置Bについて説明する。
図4および図5に示すように、漏れ鉱回収装置Bは回収箱11が一体の部材として構成された形態である。その余の構成は第1実施形態に係る漏れ鉱回収装置Aと同様であるので、同一部材に同一符号を付して説明を省略する。なお、図4および図5において、一本線矢印は漏れ鉱の流れを示す。
10 小箱
11 回収箱
12 シュート
13 開口部
14 開口部
2 ロータリードライヤ
20 回転胴部
21 鏡板
22 装入口
23 ベルトコンベア
24 内筒管
Claims (5)
- ロータリードライヤに設けられる漏れ鉱回収装置であって、
前記ロータリードライヤは、回転胴部の鏡板に装入口が設けられ、該装入口には被乾燥物を搬送するコンベアが挿入されており、
前記鏡板に前記装入口の周囲を環状に囲むように設けられ、該装入口の中心に向けて開口する回収箱と、
前記コンベアの上方であって該コンベアと前記回収箱との間に設けられたシュートと、を備える
ことを特徴とするロータリードライヤの漏れ鉱回収装置。 - 前記回収箱は、複数の小箱を環状に連接して構成されている
ことを特徴とする請求項1記載のロータリードライヤの漏れ鉱回収装置。 - 前記小箱は、前記回転胴部の回転方向と反対側の側壁が、前記装入口の半径方向に対して前記回転胴部の回転方向側に傾斜している
ことを特徴とする請求項2記載のロータリードライヤの漏れ鉱回収装置。 - 前記小箱は、前記回転胴部の回転方向の側壁および回転方向と反対側の側壁が、前記装入口の半径方向に対して前記回転胴部の回転方向側に傾斜しており、
前記回転方向側の側壁は、前記回転方向と反対側の側壁に比べて、傾斜角度が大きい
ことを特徴とする請求項2記載のロータリードライヤの漏れ鉱回収装置。 - 前記回収箱は、一体の部材として構成された環状の箱であり、内部に周方向に所定間隔で仕切り板が設けられている
ことを特徴とする請求項1記載のロータリードライヤの漏れ鉱回収装置。
Priority Applications (1)
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JP2014109842A JP6167991B2 (ja) | 2014-05-28 | 2014-05-28 | ロータリードライヤの漏れ鉱回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014109842A JP6167991B2 (ja) | 2014-05-28 | 2014-05-28 | ロータリードライヤの漏れ鉱回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015224823A JP2015224823A (ja) | 2015-12-14 |
JP6167991B2 true JP6167991B2 (ja) | 2017-07-26 |
Family
ID=54841716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014109842A Active JP6167991B2 (ja) | 2014-05-28 | 2014-05-28 | ロータリードライヤの漏れ鉱回収装置 |
Country Status (1)
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Family Cites Families (5)
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-
2014
- 2014-05-28 JP JP2014109842A patent/JP6167991B2/ja active Active
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