JP6167717B2 - サスペンション装置 - Google Patents

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本発明は、サスペンション装置に関し、特に、電動モータを内蔵した駆動モータユニットを備えた転舵輪の懸架を行うものに関する。
従来、駆動モータユニットを備えた転舵輪の懸架を行うサスペンション装置として、車輪を支持し、転舵力が入力されるナックルを二部品で構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術は、車体に対し上下動作可能に一端を締結されたロアアームと、このロアアームの他端に締結された第1ナックルと、この第1ナックルに転舵可能に締結されるとともに、タイヤホイールを支持する第2ナックルと、を備えている。そして、モータを備えた駆動モータユニットが、第1ナックルの車体内側に締結され、この駆動モータユニットの出力軸が第1ナックルおよび第2ナックルを貫通し、等速ジョイントを介してタイヤホイールに結合されている。
したがって、駆動モータユニットは、ロアアームに連結された第2ナックルと一体的に、車体に対して上下移動する。
また、操舵時には、この操舵力が、第2ナックルに入力され、第2ナックルが、操舵方向に固定された第1ナックルに対して、タイヤホイールと共に回動する。
特開2004−122953号公報
しかしながら、従来技術にあっては、タイヤホイールの車内側位置に大径の駆動モータユニットが、非転舵部材である第1ナックルに固定されているため、大舵角転舵時にタイヤ側面と駆動モータユニット側面とが干渉するおそれがあった。
このため、タイヤホイールが転舵する際の最大舵角が制約されてしまうという問題があった。
本発明は、上述の従来の問題点に着目してなされたもので、転舵輪の最大舵角を確保可能なサスペンション装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、駆動モータユニットを、ロアアームを介して車両上下方向に変位可能に支持された車体側ナックルと、この車体側ナックルに対して転舵方向に回動可能に軸支持されて車輪を回転可能に支持する車輪側ナックルと、の間に形成された空間部に配置した状態で車輪側ナックルに支持した構造としたことを特徴とするサスペンション装置とした。
本発明のサスペンション装置では、転舵時には、駆動モータユニットが車輪側ナックルと共に回動する。このため、駆動モータユニットが車体側ナックルなどの車体側に固定されたものと比較して、駆動モータユニットが車輪と干渉しにくくなる。
また、駆動モータユニットは、車輪側ナックルと車体側ナックルとの間の空間部に配置されているため、転舵の際に車輪側ナックルと共に回動した際に、車体側ナックルに干渉しにくく、この干渉によって転舵が妨げられることも抑制できる。
以上のように、本発明では、転舵時に、車輪と駆動モータユニットとの干渉および駆動モータユニットと車体側ナックルとの干渉が生じにくい。よって、本発明では、駆動モータユニットを車体側ナックルなどの転舵時に回動されない部材に取り付けたものと比較して、最大転舵角度の確保が容易である。
実施の形態1のサスペンション装置の右前輪の部分を車両前方から見た正面図である。 実施の形態1のサスペンション装置を車両上方から見下ろした図であって、図1のS2−S2線の位置における切断状態を示す断面図である。 実施の形態1のサスペンション装置における上部構造を示す平面図である。 実施の形態1のサスペンション装置における上部構造を示す断面図であって、図3のS4−S4線の位置における切断状態を示している。 実施の形態1のサスペンション装置を適用した電動車両の全体概略図である。 実施の形態1のサスペンション装置の作用説明図であって、図1と同様の正面図を用いた説明図である。 実施の形態1のサスペンション装置の作用説明図であり、図2と同様の平面図を用いた説明図である。 実施の形態2のサスペンション装置の右前輪の部分を車両前方から見た正面図である。 実施の形態3のサスペンション装置の右前輪の部分を車両前方から見た正面図である。 実施の形態4のサスペンション装置の右前輪の部分を示す車両上方から見た平面図である。 実施の形態4のサスペンション装置の作用説明図であり(a)は全車輪を横向きにした転舵状態を示し、(b)は信地旋回モードの転舵状態を示し、(c)は平行移動モードの転舵状態を示し、(d)は小回り旋回モードの転舵状態を示している。 実施の形態5のサスペンション装置の右前輪の部分を示す車両上方から見た平面図である。 実施の形態5のサスペンション装置を適用した電動車両の全体概略図である。
以下、本発明のサスペンション装置を実施するための形態を、図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1のサスペンション装置について説明する。
実施の形態1のサスペンション装置は、図5に示す電動車両MVの左右前輪WFL,WFRに適用されている。
以下に、このサスペンション装置について説明するのにあたり、右前輪WFRに適用されたものについて説明する。なお、各車輪WFL,WFR,WRL,WRRの説明にあたり、これらの1輪に特定しない場合には、単に車輪Wとして説明する。
図1は、実施の形態1のサスペンション装置の右前輪WFRの部分を車両前方から見た正面図である。
右前輪WFRは、外周部にタイヤ10aを備えているとともに、中心部にホイール10bを備えている。
右前輪WFRは、ハブ20に回転可能に取り付けられ、車軸Qを中心として回転する。
ハブ20は、車輪側ナックル50に取り付けられている。なお、車輪側ナックル50に支持されたハブ20には、ブレーキディスク30が取り付けられ、ブレーキディスク30は、車輪側ナックル50に取り付けられたブレーキキャリパ31(図2参照)により、右前輪WFRに制動力を付与する。
ここで、車輪側ナックル50およびこれを支持する車体側ナックル70について説明する。
車輪側ナックル50は、右前輪WFRに対して車幅方向で車内側に配置されている。また、この車輪側ナックル50に対して、さらに、車幅方向で車内側に車体側ナックル70が設けられている。
この車体側ナックル70は、詳細は後述するが、車体に対して車両上下方向に移動可能に支持され、この車体側ナックル70に、車輪側ナックル50が、車両上下方向に沿って延在するキングピン軸Kpを中心に、水平方向に変位可能に支持されている。
したがって、この車輪側ナックル50にハブ20を介して支持された右前輪WFRは、キングピン軸Kpを中心として転舵可能に支持されている。
車体側ナックル70は、上端部の上部軸支持部70aおよび下端部の下部軸支持部70eに対して中間部70fが車幅方向で車内側に配置されるよう、車両前方から見て弓形形状に形成されている。
車体側ナックル70は、上部軸支持部70aは、タイヤ10aの車幅方向で車内側の位置に配置され、車輪側ナックル50の上端部50aを、キングピン軸Kpを中心に回動可能に支持している。さらに、下部軸支持部70eは、ホイール10bの内径側の位置に配置され、車輪側ナックル50の下端部50bを、キングピン軸Kpを中心に回動可能に支持している。
なお、両ナックル50,70の各部50a,70aおよび各部50b,70eの配置に基づいて、キングピン軸Kpの下端部は、右前輪WFRの中心線Ce1の設置位置の近傍に配置されている。右前輪WFRは、転舵時には、このキングピン軸Kpを中心に水平方向に回動(転舵)する。
上述した車体側ナックル70と車輪側ナックル50との間には、車幅方向の空間部100が形成されている。
すなわち、車体側ナックル70は、上述したように、中間部70fが車幅方向で車内側に湾曲した弓形状に形成されている。
一方、車輪側ナックル50は、その中間部に、車幅方向で車外側に湾曲されてホイール10bの内径方向位置に配置された湾曲部50cを備えている。
したがって、車体側ナックル70と車輪側ナックル50との間には、車両前方から見て車幅方向に間隔を有した空間部100が設けられている。
この空間部100には、駆動モータユニット60が配置されており、この駆動モータユニット60は、車輪側ナックル50に固定されている。
この駆動モータユニット60は、右前輪WFRに制動力および駆動力を与えるもので、図示を省略するが、内部に電動モータが設けられているとともに、この電動モータの出力を減速して車軸に伝達する減速歯車機構が設けられている。
次に、車体側ナックル70の車体BDへの連結構造について説明する。
車体側ナックル70の上部軸支持部70aの近傍は、アッパアーム90の先端部に車両前後方向に延在された回動軸91を中心に回動可能に連結されている。また、アッパアーム90の基端部は、車両前後方向に延在された回動軸92を中心に車両上下方向に回動可能に車体BDに、連結されている。
車体側ナックル70の下部において、車輪側ナックル50を支持する下部軸支持部70eよりも車両上方位置で、ロアアーム40の先端部に車両前後方向に延在された回動軸41を中心に回動可能に連結されている。また、ロアアーム40の基端部は、車両前後方向に延在された回動軸42を中心に車両上下方向に回動可能に連結されている。
また、図2に示すように、ロアアーム40は、車輪(右前輪WFR)側の搖動軸で車体側ナックル70を車両前後方向から挟み込み、車体側の搖動軸で車体BDに連結される台形型の形状に形成されている。そのため、車体側ナックル70が、車体BDに対してキングピン軸Kpを中心とする回転方向には回転しないよう拘束され、車体BDに対して上下方向にのみ可動となっている。
なお、このようなロアアーム40による車体側ナックル70の回転拘束は、アッパアーム90を用いて行うようにしてもよい。
また、車体側ナックル70の中間部70fと車体BDとの間には、ショックアブソーバ80が介在され、右前輪WFRにかかる上下方向の荷重が、車体側ナックル70からショックアブソーバ80へ、レバー比が略1のまま伝達される構造となっている。なお、ショックアブソーバ80は、下端部が軸支持部81により車体側ナックル70に対する車両前後方向を向いた軸支持部81を中心とする相対回動変位を吸収可能に連結されている。
さらに、図2に示すように、車体側ナックル70およびロアアーム40は、水平方向で、内輪側フル転舵時の右前輪WFRinと、外輪側フル転舵時の右前輪WFRoutとで、右前輪WFRと干渉しない位置に配置されている。なお、内輪側フル転舵は、右前輪WFRを最も車内方向に向けた転舵状態のことであり、外輪側フル転舵は、右前輪WFRを最も車外方向に向けた転舵状態のことである。
加えて、車体側ナックル70は、内輪側フル転舵時の右前輪WFRinの中心線Ce2と、外輪側フル転舵時の右前輪WFRoutの中心線Ce3と、の2等分線上近傍に配置されている。
また、ロアアーム40の車両上方に配置されたショックアブソーバ80も、水平方向で、内輪側フル転舵時の右前輪WFRinと、外輪側フル転舵時の右前輪WFRoutとの間に配置され、右前輪WFRと干渉しない位置に配置されている。そして、ショックアブソーバ80も内輪側フル転舵時の右前輪WFRinの中心線Ce2と、外輪側フル転舵時の右前輪WFRoutの中心線Ce3と、の2等分線上近傍に配置されている。
すなわち、図6において、斜線にて示す右前輪WFRに対して車幅方向で車内側の領域である車内側領域RAと、および右前輪WFRに対して車両情報の領域である上方領域RBは、転舵時に右前輪WFRと干渉しない領域である。また、ホイール10bの内部空間領域RCも、転舵時に右前輪WFRと干渉しない領域である。
このように、ショックアブソーバ80および車体側ナックル70は、車内側領域RAに配置されており、転舵時に右前輪WFRと干渉することは無い。
次に、右前輪WFRを転舵させる転舵装置12について説明する。
転舵装置12は、図3に示すように、車体側ナックル70の上部軸支持部70aに取り付けられ、車輪側ナックル50を水平方向に転動させるものであり、ステアリングモータ12aとウォームギヤボックス12bとを備えている。
また、ウォームギヤボックス12bは、ステアリングモータ12aにより回転駆動されるウォームギヤ12cと、このウォームギヤ12cと噛み合うウォームホイール12dと、を備えている。このウォームホイール12dは、図4に示すように、車体側ナックル70の上部軸支持部70aを貫通した駆動軸50dの外周に結合されている。したがって、ステアリングモータ12aが、ウォームギヤボックス12bのウォームギヤを回転させることにより、車輪側ナックル50に対してキングピン軸Kpを中心とする転舵トルクを与えることが可能な構成となっている。
転舵装置12のステアリングモータ12aの駆動は、図5に示すコントローラ130により制御される。
すなわち、コントローラ130は、ステアリングホイール120に設けられた操舵角センサ131から操舵角が入力され、この操舵角に応じて、ステアリングモータ12aを駆動させて、左右前輪WFL,WFRの転舵角α、βを制御する。
なお、この転舵時には、車両のトレッドをwとし、ホイールベースをLとすると、左右前輪WFL,WFRの内外輪差に伴う転舵角α,βの関係は、アッカーマン・ジャントの関係から下記(1)式により表される。
w/L=cotβ−cotα ・・・(1)。
(実施の形態1の効果)
以下に、実施の形態1のサスペンション装置の効果を列挙する。
1)実施の形態1のサスペンション装置は、
先端部を車両上下方向に変位可能に基端部(回動軸42)が車体BDに連結されたロアアーム40と、
このロアアーム40の先端部に連結され、非転舵時の車輪Wに対し、車幅方向で車体側に配置された車体側ナックル70と、
この車体側ナックル70との間に空間部100を形成して車体側ナックル70に対して転舵方向に回動可能に軸支持されているとともに、車輪Wを回転可能に支持する車輪側ナックル50と、
空間部100に配置されて、車輪側ナックル50に支持され、車輪Wに駆動力を与える駆動モータユニット60と、
を備えていることを特徴とする。
実施の形態1では、駆動モータユニット60を、車輪側ナックル50に支持したため、転舵時には、駆動モータユニット60は、車輪側ナックル50および車輪Wと一体的に空間部100を移動する。
したがって、従来のように大径の駆動モータユニット60が車輪Wの近傍で固定配置されたものと比較して、転舵角を大きくしたときに、車輪Wと駆動モータユニット60とが干渉することが無くなり、転舵角を大きくすることが可能となる。
加えて、車体側ナックル70に駆動モータユニットを支持した場合と比較して、ロアアーム40および車体側ナックル70を、車輪Wの転舵領域から車体BD側に回避させることが可能となり、これによっても、転舵角を大きくすることが可能となる。
特に、本実施の形態1では、車輪側ナックル50に椀曲部50cを形成して、車輪側ナックル50の中間部を、ホイール10b内に配置した。
これによっても、空間部100が車幅方向に広がり、駆動モータユニット60を収容するスペースが拡大し、転舵角をいっそう増大できる。
2)実施の形態1のサスペンション装置は、
車輪側ナックル50は、車体側ナックル70に設けられた上部軸支持部70aおよび下部軸支持部70eに対してキングピン軸Kpを中心に回動可能に支持され、
上部軸支持部70aは、車両上下方向で駆動モータユニット60よりも上方に配置され、かつ、車幅方向で、非転舵時の車輪Wよりも車内側位置に配置され、
下部軸支持部70eは、車両上下方向で駆動モータユニット60よりも下方に配置され、かつ、車幅方向で、車輪Wのホイール10b内に配置されていることを特徴とする。
駆動モータユニット60は、出力トルクを大きくすると大型化を招く。
それに対し、本実施の形態1では、上部軸支持部70aを駆動モータユニット60よりも上方で、車輪Wよりも車内側位置に配置したため、駆動モータユニット60を大型化しても、上部軸支持部70aと干渉することがなくなる。
よって、特許文献1のように、この上部軸支持部をホイール内に配置したものと比較して、駆動モータユニット60の大型化が可能となり、出力トルクの増大が容易となる。
一方、下部軸支持部70eは、ホイール10b内に配置したため、キングピン軸Kpの延長線を、車輪Wの中心軸の近傍に配置可能、すなわち、スクラブ半径を小さく抑えることが可能である。
すなわち、特許文献1に記載の従来技術では、上部軸支持部および下部軸支持部をホイール内に配置していたため、駆動モータユニットの大型化が難しく、大出力の確保が難しかった。また、これを解消するために、上方軸支持部および下方軸支持部をホイールの外部に配置すると、駆動モータユニットの大型化は可能となるが、キングピン軸が車輪中心線から離れてスクラブ半径の増大を招く。このようにスクラブ半径が大きな状態で、大舵角化を図った場合には、制駆動力外乱を助長する虞があった。
本実施の形態1では、上部軸支持部70aを車輪Wよりも車内側位置に配置して駆動モータユニット60の大型化を図りつつ、下部軸支持部70eは、ホイール10b内に配置して、スクラブ半径を小さく抑え、上記問題を解消可能である。
3)実施の形態1のサスペンション装置は、
ロアアーム40は、車両上下方向で、下部軸支持部70eよりも高い位置で車体側ナックル70に連結されていることを特徴とする。
したがって、特許文献1に記載の技術のように、車体側ナックル70に対し、ロアアーム40を下部軸支持部70eよりも低い位置で連結したものと比較して、転舵時における車輪Wとの干渉を回避可能となり、最大転舵角の増大が可能となる。
図7は、ロアアーム40の連結位置の比較を示している。
本実施の形態1におけるロアアーム40の連結位置(回動軸41)に対し、ロアアーム40を、下部軸支持部70eの近傍で接続した場合の回動軸041を二点鎖線により示す。
この場合、右前輪WFRの外輪側転舵時には、二点鎖線の位置にて回動軸041に干渉し、その位置で最大舵角(Wfull1)が規定される。
それに対して、本実施の形態1では、右前輪WFRが回動軸41に干渉するのは、同図の一点鎖線により示す位置であり、その分、最大舵角(Wfull2)を大きくすることが可能となる。
4)実施の形態1のサスペンション装置は、
車体側ナックル70と車体BDとの間にショックアブソーバ80が介在され、
車体側ナックル70とショックアブソーバ80とは、その少なくとも一部が、水平方向で、非転舵時の車輪Wに対して、最も車内方向に向けた内輪側フル転舵時の車輪Wの中心線Ce2と、最も車外方向に向けた外輪側フル転舵時の車輪Wの中心線Ce3との2等分線上に配置されていることを特徴とする。
したがって、内輪側フル転舵時および外輪側フル転舵時に、車輪Wが、車体側ナックル70およびショックアブソーバ80と干渉しにくく、最大転舵角を、より増大させることが可能である。
5)実施の形態1のサスペンション装置は、
ショックアブソーバ80は、上端が車体BDに連結される一方で、下端が車体側ナックル70に連結されていることを特徴とする。
ショックアブソーバ80は、その下端部を車体側ナックル70に連結したため、ロアアーム40に連結した場合と比較して、車体側ナックル70を、車体BDに近づけて配置することが可能となる。これにより、車体側ナックル70と車輪Wとの間隔を確保して、最大舵角を増大させることが可能となるとともに、駆動モータユニット60の設置スペースの確保も容易となる。
さらに、車体側ナックル70は、車輪Wと一体的に上下動しレバー比が略1で動作するため、ショックアブソーバ80をロアアーム40に連結してレバー比が1未満となるものと比較して、緩衝効果が得やすくなる。また、これによりショックアブソーバ80として、径が小さいものを用いることが可能となり、その分、最大舵角の増大を図ることが可能となる。
6)実施の形態1のサスペンション装置は、
車体側ナックル70との上部と車体BDとの間に、車体側ナックル70の上下動を許容するアッパアーム90が介在され、
このアッパアーム90は、車幅方向で車体側ナックル70よりも車内側の車内側領域RAに配置されていることを特徴とする。
車体側ナックル70が、アッパアーム90およびロアアーム40を介して車体BDに連結されるため、ショックアブソーバ80に曲げ応力が入りにくくなる。また、これによって、曲げ応力が大きく作用するものと比較して、ショックアブソーバ80として相対的に小径のものの使用が可能となり、転舵時の車輪Wとの干渉を抑制して、最大舵角の増大を図ることが可能となる。
加えて、アッパアーム90は、車内側領域RAに配置されており、車輪Wの転舵時に車輪Wと干渉しにくく、最大転舵角の増大を図ることができる。
(他の実施の形態)
次に、他の実施の形態のサスペンション装置について説明する。
なお、他の実施の形態は、実施の形態1の変形例であるため、実施の形態1と共通する構成には実施の形態1と同じ符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点のみ説明する。
(実施の形態2)
実施の形態2は、実施の形態1の変形例であり、図8に示すように、ショックアブソーバ280の下端部を車体側ナックル70に一体に結合したことを特徴としている。
したがって、ショックアブソーバ280は、実施の形態1にてアッパアーム90の機能も有し、アッパアーム90を廃止している。
よって、実施の形態2では、上記1)〜5)の効果に加え、アッパアーム90を含む部品点数を削減することができ、コストや重量を低減可能である。
なお、ショックアブソーバ280の下端部は、実施の形態1と同様に、車輪Wと一体的に上下動しレバー比が略1で動作するため、車体側ナックル70との相対変位も生じにくく、車体側ナックル70と一体的な結合が可能である。
(実施の形態3)
実施の形態3は、実施の形態1の変形例であり、図9に示すように、ショックアブソーバ380の下端部がロアアーム40の中間部に、車両前後方向に沿う方向の回動軸381を中心として回動可能に連結されている。
この場合も、内輪側フル転舵時および外輪側フル転舵時に、車輪Wが、車体側ナックル70およびショックアブソーバ380と干渉しにくく、最大転舵角を、より増大させることが可能である。
3−1)実施の形態3のサスペンション装置は、
ロアアーム40と車体BDとの間にショックアブソーバ380が介在されていることを特徴とするとともに、
実施の形態1で示したように、車体側ナックル70とショックアブソーバ380とは、その少なくとも一部が、水平方向で、非転舵時の車輪Wに対して、最も車内方向に向けた内輪側フル転舵時の車輪Wの中心線Ce2と、最も車外方向に向けた外輪側フル転舵時の車輪Wの中心線Ce3との2等分線上に配置(図2参照)されていることを特徴とする。
したがって、内輪側フル転舵時および外輪側フル転舵時に、車輪Wが、車体側ナックル70およびショックアブソーバ380と干渉しにくく、最大転舵角を、より増大させることが可能である。
また、ショックアブソーバ380は、車体側ナックル70よりも車体側に配置されるため、車輪Wの転舵時に車輪Wと干渉しにくくなる。
なお、この実施の形態3にあっても、上記1)〜3)および6)に記載した効果を奏する。
(実施の形態4)
実施の形態4は、ロアアーム440および車体側ナックル470の配置が実施の形態1と異ならせ、また、転舵装置12の配置が実施の形態1と異なる。
すなわち、実施の形態4では、左前輪WFLが、図10に示すように、図において時計回り方向である内輪側フル転舵時の転舵角度βFinが、非転舵時の車輪Wに対して略90度の転舵が可能に構成されている。また、図において反時計回り方向である外輪側フル転舵時の転舵角度βFoutも、通常の転舵に支障の無い転舵角を確保しており、両フル転舵時の角度は90度以上となっている。
このため、ロアアーム440および車体側ナックル470の設置位置が実施の形態1と異なり、両フル転舵時の車輪中心軸Ce5,Ce6に対して、その2等分線上に配置されて、両フル転舵時に車輪Wと干渉しない位置に配置されている。
さらに、本実施の形態4のサスペンション装置は、電動車両MVの4輪に適用されている。この電動車両MVへの搭載にあたり、サスペンション装置の設置の向きを、電動車両MVの前後と左右で対称となるように取り付けられている。
すなわち、左右前輪WFL,WFRは、Y方向が車両前方を向くように取り付けられている。また、図10に示す左前輪WFLに対して、右前輪WFRは、左右対称となるように設置されている。これにより、左右前輪WFL,WFRは、内輪側フル転舵時に、図11(a)に示すように車体BDに対して真横を向く。
一方、左右後輪WRL,WRRは、Y方向が車両後方を向くように設置されている。また、右後輪WRRは、図10に示す向きで車体BDに取り付けられ、左後輪WRLは、図10と左右対称の向きで車体BDに取り付けられている。
これにより、左右後輪WRL,WRRも、内輪側フル転舵時に、図11(a)に示すように、各車輪Wが車体BDに対して真横を向く。
このように、全輪WFL,WFR,WRL,WRRが、同時に真横(X方向)を向くため、電動車両MVを真横に移動可能となり、縦列駐車時などの車両の取り回しが容易となる。
さらに、実施の形態4では、各車輪Wを、図11(b)に示すように、車軸が、電動車両MVの中央の点CEを通るように転舵させて、各転舵角αF、βF、αR、βRを同一角度とする信地旋回(その場旋回)モードとすることができる。
この場合、電動車両MVは、点CEを中心として、その場で旋回するため、小回り性に優れる。
また、この場合、アッカーマン・ジャントの関係から、図11(b)に示された右前輪転舵角αFと、左前輪転舵角βFと、右後輪転舵角αRと、左後輪転舵角βRは、下記の式(2)により表される。
αF=βF=αR=βR=tan-1(L/w) ・・・(2)
なお、wはトレッドであり、Lはホイールベースである。このように、右前輪転舵角αF、左前輪転舵角βF、右後輪転舵角αR、および左後輪転舵角βRは、それぞれ、トレッドwとホイールベースLとから一義的に決まる。
また、転舵装置12を4輪に設けていることから、図11(c)に示すように、右前輪転舵角αFと、左前輪転舵角βFと、右後輪転舵角αRと、左後輪転舵角βRを、同位相で同一角度とする平行移動モードを形成することも可能である。
また、実施の形態4では、図11(d)に示す小回り旋回モードによる転舵が可能である。
この小回り旋回モードは、車両旋回中心を、図11(d)に示すように、後車軸延長線からLRだけ車両前方の位置となるよう左右前輪WFL,WFRと左右後輪WRL,WRRとを逆位相で転舵させるモードである。
この小回り旋回モードにおける、右前輪転舵角αFと、左前輪転舵角βFと、右後輪転舵角αRと、左後輪転舵角βRとは、アッカーマン・ジャントの関係から、下記の式(3)(4)(5)により表される。
w/(L−LR)=cotβF−cotαF ・・・(3)
cotαF=(L−LR)/LR)・cotαF ・・・(4)
w/LR=cotβR−cotαR ・・・(5)
この小回り旋回モードでは、高い小回り旋回性能が得られる。
以上説明した実施の形態4のサスペンション装置は、以下に列挙する効果を有する。
4−1)実施の形態4のサスペンション装置は、
車体側ナックル470とショックアブソーバ480とは、水平方向で、最も車内方向に向けた内輪側フル転舵時の車輪Wと最も車外方向に向けた外輪側フル転舵時の車輪Wと、の間に配置され、
車輪側ナックル50には、左右独立して転舵可能な転舵装置12が連結され、
この転舵装置12は、内輪側フル転舵時は、車輪Wを非転舵時に対して略90度転舵可能に構成されていることを特徴とする。
上記のように、車輪Wを非転舵時に対して、略90度の向きまで転舵可能であるため、これを4輪の全てに適用することにより、図11(a)に示すように、全ての車輪Wを横向きとして、車両を真横に走行させることが可能となる。これにより、車両の高い取り回し性能が得られる。
4−2)実施の形態4のサスペンション装置は、
左右前輪WFL,WFRの転舵装置12および左右後輪WRL,WRRの転舵装置12は、各輪Wを、内輪側フル転舵時に前記略90度の向きまで転舵可能に配置したことを特徴とする。
これにより、左右前輪WFL,WFRの内輪側への各転舵角βF、αFと、左右後輪WRL,WRRの内輪側への各転舵角βR,αRと、を同一角度として、信地旋回(その場旋回)が可能となる。これにより、車両の小回り性能を大幅に高めることができる。
4−3)実施の形態4のサスペンション装置は、
4輪の全てに転舵装置12を設けた構成とした。
これにより、転舵モードとして、小回り旋回モードや平行移動モードなどバリエーションが増え、高い取り回し性能を得ることができる。
(実施の形態5)
実施の形態5のサスペンション装置は、実施の形態1の変形例であり、構造上は実施の形態1と同様であるが、図12に示すように、車輪Wの内輪側フル転舵角度INθmaxと外輪側フル転舵角度OUTθmaxとは、両者の合計が90度以上で、かつ、両者が対称に同一角度となるように構成されている。
そして、ロアアーム540、車体側ナックル570、ショックアブソーバ580は、両フル転舵角度INθmax、OUTθmaxの1/2の角度の線上、すなわち、非転舵時の車軸方向に配置されている。
そして、このサスペンション装置が4輪、すなわち、左右前輪WFL,WFRおよび左右後輪WRL,WRRに設けられている。
また、実施の形態5のサスペンション装置では、実施の形態4とは異なり、全輪のサスペンション装置のY方向が、図13に示すように、車両前方を向くように取り付けられている。
この実施の形態5にあっても、図13に示すように、信地旋回モードによる転舵が可能である。
なお、この場合、実施の形態4と異なり、左右前輪WFL,WFRは、内輪側に転舵させるのに対し、左右後輪WRL,WRRは、外輪側に転舵させる。
また、この実施の形態5にあっても、実施の形態4と同様に、小回り旋回モードや平行移動モードによる転舵が可能である。
5−1)実施の形態5のサスペンション装置は、
車輪側ナックル50には、左右独立して転舵可能な転舵装置12が連結され、
この転舵装置12は、内輪側フル転舵時の転舵角である内輪側フル転舵角INθmaxと外輪側フル転舵時の転舵角である外輪側フル転舵角OUTθmaxとの合計が90度以上に形成され、かつ、車輪Wが、非転舵時の車輪の車軸方向に対して、内輪側フル転舵時と外輪側フル転舵時とで略対称となる位置を向くように構成されていることを特徴とする。
したがって、このサスペンション装置を、左右前輪WFL,WFRと左右後輪WRL,WRRとに適用することにより、前後で左右輪を逆方向の「ハ」の字に転舵して、信地旋回(その場旋回)が可能となり、車両の小回り性能を向上させることができる。
加えて、左右前輪WFL,WFRと左右後輪WRL,WRRとを逆位相に転舵させる小回り旋回モードや、両者を同位相に転舵させる平行移動モードの転舵も可能であり、これによっても小回り性能や操縦安定性能を向上させることができる。
したがって、さまざまな走行シーンに応じた所望の車両平面運動を実現させることが可能になる。
以上、本発明のサスペンション装置を実施の形態に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施の形態では、車体側ナックルの下部軸支持部をホイール内に配置した例を示したが、ホイール形状などに基づき、ホイール外に設けてもよい。
また、上部軸支持部も、例えば、図6の上方領域RBのように、車輪の上方に配置してもよい。この場合、下部軸支持部をホイール内に配置すれば、キングピン軸の傾きを抑えることが可能であり、このように上部軸支持部の配置に基づいて車輪に干渉することなく、キングピン軸の傾きを調節することが可能である。
また、転舵装置として、各車体側ナックルに、独立したステアリングモータを備え、ステアリングホイールとは機械的に連結していない構造のものを示したが、これに限定されず、機械的に連結された構造のものを用いてもよい。
12 転舵装置
40 ロアアーム
50 車輪側ナックル
60 駆動モータユニット
70 車体側ナックル
70a 上部軸支持部
70e 下部軸支持部
80 ショックアブソーバ
90 アッパアーム
100 空間部
BD 車体
Kp キングピン軸

Claims (9)

  1. 先端部を車両上下方向に変位可能に基端部が車体に連結されたロアアームと、
    このロアアームの先端部に連結され、非転舵時の車輪に対し、車幅方向で車体側に配置された車体側ナックルと、
    この車体側ナックルとの間に空間部を有して前記車体側ナックルに対して転舵方向に回動可能に軸支持されているとともに、前記車輪を回転可能に支持する車輪側ナックルと、
    前記空間部に配置されて前記車輪側ナックルに支持され、前記車輪に駆動力を与える駆動モータユニットと、
    を備えていることを特徴とするサスペンション装置。
  2. 請求項1に記載のサスペンション装置において、
    前記車輪側ナックルは、前記車体側ナックルに設けられた上部軸支持部および下部軸支持部に対してキングピン軸を中心に回動可能に支持され、
    前記上部軸支持部は、車両上下方向で前記駆動モータユニットよりも上方に配置され、かつ、車幅方向で非転舵時の前記車輪よりも車内側位置と、前記車輪の上方の位置と、のいずれかに配置され、
    前記下部軸支持部は、車両上下方向で前記駆動モータユニットよりも下方に配置され、かつ、車幅方向で、前記車輪のホイール内に配置されていることを特徴とするサスペンション装置。
  3. 求項2に記載のサスペンション装置において、
    前記ロアアームは、車両上下方向で、前記下部軸支持部よりも高い位置で前記車体側ナックルに連結されていることを特徴とするサスペンション装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のサスペンション装置において、
    前記ロアアームと前記車体側ナックルとの一方と前記車体との間にショックアブソーバが介在され、
    前記車体側ナックルと前記ショックアブソーバとは、その少なくとも一部が、水平方向で、最も車内方向に向けた内輪側フル転舵時の前記車輪の中心線と、最も車外方向に向けた外輪側フル転舵時の前記車輪の中心線との2等分線上に配置されていることを特徴とするサスペンション装置。
  5. 請求項4に記載のサスペンション装置において、
    前記車輪側ナックルには、左右独立して転舵可能な転舵装置が連結され、
    この転舵装置は、前記内輪側フル転舵時と前記外輪側フル転舵時とのいずれか一方で、前記非転舵時の前記車輪に対して略90度の横向き角度に転舵可能に構成され、かつ、前記ロアアームおよび前記車体側ナックルは、前記車輪の前記横向き角度への転舵時に前記車輪と干渉しない位置に配置されていることを特徴とするサスペンション装置。
  6. 請求項4に記載のサスペンション装置において、
    前記車輪側ナックルには、左右独立して転舵可能な転舵装置が連結され、
    この転舵装置は、前記内輪側フル転舵時と前記外輪側フル転舵時との転舵角度の合計が90度以上に形成され、かつ、前記車輪が、非転舵時の前記車輪の車軸方向に対して、前記内輪側フル転舵時と前記外輪側フル転舵時とで略対称となる位置を向くように構成されていることを特徴とするサスペンション装置。
  7. 請求項4〜請求項6のいずれか1項に記載のサスペンション装置において、
    前記ショックアブソーバは、上端が前記車体に連結される一方で、下端が前記車体側ナックルに連結されていることを特徴とするサスペンション装置。
  8. 請求項7に記載のサスペンション装置において、
    前記車体側ナックルとの上部と前記車体との間に、前記車体側ナックルの上下動を許容するアッパアームが介在され、
    このアッパアームは、車幅方向で前記車体側ナックルよりも車内側の領域に配置されていることを特徴とするサスペンション装置。
  9. 請求項7または請求項8に記載のサスペンション装置において、
    前記ショックアブソーバは、その下端が、前記車体側ナックルと一体動作するように結合されていることを特徴とするサスペンション装置。
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