JP6167490B2 - 情報処理装置,端末装置,及び制御プログラム - Google Patents
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Description
PC2000は、電子会議を実行するホスト(サーバ)として機能する情報処理装置である。
さらに、PC2000は、タブレット3000から転送されたファイル、例えば電子会議に用いられるプレゼンテーション用の資料を格納するファイル共有サーバの機能を有している。なお、Webサーバは、タブレット3000からのリクエストに応じて生成するデータに、ファイル共有サーバが格納しているファイルへの参照を含めても良い。
ディスプレイ/プロジェクタ4000は、PC2000から出力されるデータを再生するディスプレイ又はプロジェクタである。
図26は、図25に示すPC2000及びタブレット3000のソフトウェア構成例を示す図であり、図27は、図25に示すPC2000及びタブレット3000の動作例を説明するフローチャートである。
また、ステップS101〜S105の処理は、タブレット3000−1〜3000−3の各々とPC2000との間でそれぞれ独立して実行される。従って、電子会議を行なう際には、各使用者は、自身のタブレット3000からPC2000(Webサーバ)の同一の画面、例えば発表者のプレゼンテーション用の資料を表示する画面を参照する。なお、タブレット3000のうちのいずれか1つは、PC2000に対して、ディスプレイ/プロジェクタ4000に表示させる画面(例えばプレゼンテーション用の資料)の切り替え等の制御を行なうことができる。
なお、関連する技術として、PCの画面ミラーリング機能を、複数のPCとUSB等の接続インタフェースで接続された小箱のファイルシステム(Hard Disk Drive(HDD)やメモリ等)及びPCのOperating System(OS)によって実現する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
(i)セキュリティ上、ブラウザ3000aによるPC2000へのファイルのアップロードが禁止されることがあり、この場合、タブレット3000は、所定のアプリケーションによりPC2000(ファイル共有サーバ)へファイルをアップロードすることになる。このとき、タブレット3000の仕様上、ブラウザ3200とアプリケーションとを同時に実行することができない場合がある。
(ii)LAN経由では、PC2000からタブレット3000が保持するファイルへアクセスすることができない。
(iii)タブレット3000のOSがAndroid(登録商標) OSである場合には、OSの仕様上、アドホックネットワークへ接続できない、つまりPC2000へ接続することができない。
なお、ここまで、複数のタブレットを用いて電子会議を行なう場合について説明したが、これに限定されるものではなく、複数の端末装置を用いて行なわれる種々の協調作業においても同様の問題がある。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の1つとして位置付けることができる。
〔1〕第1実施形態
〔1−1〕協調作業支援システムの説明
図1は、第1実施形態に係る協調作業支援システム1の構成例を示す図である。図1に示すように、協調作業支援システム1は、PC2、複数(例えば3つ)のタブレット3−1〜3−3(以下、タブレット3−1〜3−3を区別しない場合には、単にタブレット3という)、及びディスプレイ/プロジェクタ4を有している。
PC2は、タブレット3−1〜3−3と、それぞれケーブル1a−1〜1a−3(以下、ケーブル1a−1〜1a−3を区別しない場合には、単にケーブル1aという)を介して接続される。なお、ケーブル1aとしては、USBケーブル等のシリアルケーブルが挙げられる。また、ケーブル1aの代わりに、後述するようにBluetooth(登録商標)等の無線通信が用いられても良い。第1実施形態においては、ケーブル1aはUSBケーブルであるものとして説明する。このため、PC2は、ケーブル1a−1〜1a−3が接続されるUSB端子を有している。
さらに、PC2は、ケーブル1aを介して、タブレット3が保持するデータ、例えば電子会議に用いられるプレゼンテーション用の資料(共有ファイル)へアクセスすることができる。なお、Webサーバは、タブレット3からのリクエストに応じて生成するレスポンスに、リクエストの発行元のタブレット3、又は他のタブレット3が保持する共有ファイルへの参照を含めても良い。
タブレット3は、電子会議(協調作業)の参加者が使用する端末装置であり、それぞれUSB端子を有している。タブレット3は、PC2とUSB接続される。
なお、PC2は、図1に示すように、プロセッサ20a、メモリ20b、ドライブ20c、及びInterface(I/F,インタフェース)20dを有している。また、タブレット3は、図1に示すように、プロセッサ30a、メモリ30b、ドライブ30c、及びI/F30dを有している。
ドライブ20c,30cは、HDD等の磁気ディスク装置又は/及びSolid State Drive(SSD)等の半導体ドライブ装置、等の各種デバイスであり、種々のデータやプログラム等を格納するハードウェアである。
次に、簡単に、第1実施形態に係るPC2及びタブレット3間の通信手法について説明する。
第1実施形態に係るPC2及びタブレット3は、上述の如くUSBケーブルで接続されている。ここで、USBの通信方式には、USBデバイスモード、USBホストモード、及びUSBアクセサリモードの3つの動作モードがある。
上述した3つの動作モードのうち、PC2とAndroidデバイスとの間で利用される動作モードは、USBデバイスモード及びUSBアクセサリモードの2つのモードである。なお、図24に示す構成とすることで、USBホストモードによっても、PC2とAndroidデバイスとの間で利用することは可能である。具体的には、図24に示すように、PC2及びAndroidデバイスが、それぞれUSBホストモードにより、USB−to−USBブリッジとしての2つの周辺機器にアクセスを行なう。これにより、PC2及びAndroidデバイスは、USB−to−USBブリッジを介して通信を行なうことができる。
上述のように、USB(Bluetoothにおいても同様)等の所定の通信方式では、通信のマスタが一方に固定される。つまり、通信を開始できるのは、USBケーブル又はBluetoothで接続された2つの装置のうちの一方のみとなる。第1実施形態においては、PC2がUSBアクセサリモードのタブレット3に対するホストであるため、PC2が通信を開始するマスタとなる。
また、タブレット3はUSBアクセサリモードで動作するため、PC2は、USBケーブル経由でタブレット3が保持するファイル(共有ファイル)へアクセスを行なうことができる。このとき、タブレット3は、PC2によりアクセスが行なわれている共有ファイルに対して、USBアクセサリモードで動作するため、USBデバイスモードで動作する場合と異なりアクセスを行なうことができる。
以下、PC2及びタブレット3の詳細について説明する。
図2は、図1に示すPC2及びタブレット3のソフトウェア構成例を示す図である。
タブレット3は、図2に示すように、カーネルモード32及びユーザモード31の機能を有する。カーネルモード32及びユーザモード31は、それぞれタブレット3が有するプロセッサ30aの動作モードである。カーネルモード32は、プロセッサ30aによる動作及び他のリソースの利用を無制限に行なえる動作モードであり、プロセッサ30aは、カーネルモード32において、カーネルレベルの処理を実行することができる。ユーザモード31は、プロセッサ30aによる動作及び他のリソースの利用に制限がかけられた動作モードであり、プロセッサ30aは、ユーザモード31において、ユーザレベルのアプリケーション等を実行することができる。
ブラウザ31aは、HyperText Transfer Protocol(HTTP)等のブラウザ31aが予め有するスキーマ形式(第1の形式)で記述されたURL(情報)に基づき、PC2(Webサーバ)へリクエスト(要求)を発行することができる。また、ブラウザ31aは、HTMLの形式で記述されたレスポンス(データ)を解析し、ディスプレイ等に表示する。
フレームワーク31cは、ブラウザ31a及びスキーマ拡張機能31bの実行環境を提供する。ライブラリ31dは、例えばブラウザ31aの実行に用いる少なくとも一部の機能を提供するコードの集合体であり、スキーマライブラリ31eは、スキーマ拡張機能31bの実行に用いる少なくとも一部の機能を提供するコードの集合体である。
電子会議デバイスクラスドライバ(変換部)33は、タブレット3に電子会議用の通信機能を提供するクラスドライバである。具体的には、電子会議デバイスクラスドライバ33は、スキーマ拡張機能31bから渡されたPC2宛てのリクエストを、PC2において認識可能に変換する。例えば、電子会議デバイスクラスドライバ33は、USB用のスキーマ形式により記述された“usbconf://server/app/start”のリクエストを受け取ると、WebサーバへのHTTPリクエスト、例えば“GET /app/start HTTP/1.0”に変換する。
USBアクセサリモードドライバ35は、タブレット3にUSBアクセサリモードの機能を提供するドライバである。また、USBコアドライバ36は、USBを用いたPC2との通信におけるプロトコル等の種々の機能を提供するドライバである。さらに、ホストコントロールドライバ37は、タブレット3の図示しないUSBホストコントローラを制御するドライバである。
第1実施形態に係るカーネルモード21では、USBドライバ22、カーネルモード電子会議USBデバイスドライバ23、カーネルモード仮想ネットワークドライバ24、及びカーネルモードUSBストレージデバイスドライバ25の機能が提供される。
また、第1実施形態に係るUSBドライバ22は、後述するカーネルモード仮想ネットワークドライバ24により変換されたレスポンスを、USBの通信方式を用いてタブレット3へ送信する。
第1実施形態に係るタブレット3は、USBアクセサリモードで動作するため、USBを用いた通信のマスタ(起点)はPC2に制限される。そこで、カーネルモード電子会議USBデバイスドライバ23は、電子会議の通信開始の問合せを定期的にタブレット3へ送信する。なお、ブラウザ31aからのリクエストは、カーネルモード電子会議USBデバイスドライバ23からの問合せを受けたことに起因して、タブレット3から送信される。これにより、マスタ制約のあるUSB等の通信方式を用いて擬似的な双方向通信を実現することができる。
また、カーネルモード仮想ネットワークドライバ24は、ユーザモード26からのレスポンスに含まれる、ブラウザ31aが予め有するスキーマ形式で記述されたURLを、USB用のスキーマ形式で記述されたURLに変換する。なお、PC2は、タブレット3において新たに追加されたUSB用のスキーマ形式を、USB通信に先立って(又は初回の通信時に)、タブレット3から取得することができる。
カーネルモード仮想ネットワークドライバ24の詳細な構成については、後述する。
カーネルモードUSBストレージデバイスドライバ(アクセス部)25は、タブレット3のストレージ共有クラスドライバ34によって共有化された共有ストレージへのアクセスを制御するドライバである。
第1実施形態に係るユーザモード26では、ユーザモードネットワークドライバ27及びアプリケーション28の機能が提供される。
なお、アプリケーション28は、タブレット3へのレスポンスに、リクエスト発行元のタブレット3又は他のタブレット3の共有ストレージ内のファイルへの参照を含めることができる。
次に、カーネルモード仮想ネットワークドライバ24の詳細な構成例について、図3及び図4を参照して説明する。図3は、図2に示すカーネルモード仮想ネットワークドライバ24の詳細な構成例を示すブロック図であり、図4は、カーネルモード仮想ネットワークドライバ24の動作例を説明する図である。
USB通信処理部24aは、カーネルモード電子会議USBデバイスドライバ23からのリクエストを制御部24dに渡すとともに、制御部24dにおいて変換が行なわれたレスポンスをカーネルモード電子会議USBデバイスドライバ23へ出力する。
リライト対象識別部24cは、制御部24dにおいて、ネットワーク通信処理部24bから渡されたレスポンスのデータ形式を識別し、識別したデータ形式が所定のデータ形式であるか否かを判定する。具体的には、リライト対象識別部24cは、識別したデータ形式が、HTMLデータ、Cascading Style Sheets(CSS)データ、他のテキストデータ等、リンクを含み得るデータ形式、つまりURLの書き換え対象であるか否かを判定する。そして、リライト対象識別部24cは、識別したデータ形式が、URLの書き換え対象であると判定した場合に、制御部24dに対して、URLの書き換え、つまりレスポンスの変換を指示する。
制御部24dは、USB通信処理部24aからWebサーバへのリクエストを受け取ると、ユーザモードネットワークドライバ27のIPアドレスを付加する指示を書換処理部24gに発行する。また、制御部24dは、ネットワーク通信処理部24bからタブレット3へのレスポンスを受け取ると、データ形式を取得してリライト対象識別部24cに渡すとともに、リライト対象識別部24cからの指示に応じて、変換処理を書換処理部24gに指示する。
デバイスアドレス記憶部24eは、タブレット3ごとに、デバイスアドレスを記憶する記憶領域である。PC2は、デバイスと最初に接続されたとき等の所定のタイミングで、デバイスアドレスを取得してデバイスアドレス記憶部24eに記憶する。ネットワークアドレス記憶部24fは、ユーザモードネットワークドライバ27等のネットワークアドレスを記憶する記憶領域である。なお、デバイスアドレス記憶部24e及びネットワークアドレス記憶部24fとしては、PC2のメモリ20b又はドライブ20cの記憶領域のうちの少なくとも一部を用いることができる。
〔1−4〕PC及びタブレットの動作例
次に、上述の如く構成されたPC2及びタブレット3の動作例を、図5及び図6を参照して説明する。図5は、図2に示すPC2及びタブレット3の通信処理の動作例を説明するフローチャートであり、図6は、図5に示すカーネルモード仮想ネットワークドライバ24のレスポンス変換処理の詳細な動作例を説明するフローチャートである。
具体的には、図6に示すように、制御部24d(図3参照)により、レスポンスから、データ形式を示す“Content-Type”が取得され、リライト対象識別部24cへ送られる(ステップS11)。リライト対象識別部24cでは、制御部24dからの“Content-Type”が書き換え対象のデータ形式であるか否かが判定される(ステップS12)。図5に示す例では、“Content-Type”が“test/html”、つまりHTMLデータであるため、リライト対象識別部24cにより、書き換え対象であると判定される(ステップS12のYesルート)。
図5の説明に戻り、カーネルモード仮想ネットワークドライバ24によりレスポンス変換処理が行なわれると、PC2(USBドライバ22)からUSBの通信方式を用いてタブレット3へレスポンスが送信される(ステップS8)。そして、タブレット3においてレスポンスの受信が行なわれ、ブラウザ31aによりレスポンスに基づく表示処理等が行なわれる(ステップS9)。
また、ステップS1〜S9の処理は、タブレット3−1〜3−3の各々とPC2との間でそれぞれ独立して実行される。従って、電子会議等の協調作業を行なう際には、各使用者は、自身のタブレット3からPC2(Webサーバ)の同一の画面、例えば発表者のプレゼンテーション用の資料を表示する画面を参照する。なお、タブレット3のうちのいずれか1つは、PC2に対して、ディスプレイ/プロジェクタ4に表示させる画面(例えばプレゼンテーション用の資料)の切り替え等の制御を行なうことができる。
上述のように、タブレット3のスキーマ拡張機能31bによれば、予め有するスキーマ形式で記述されたURLに基づきリクエストを発行可能なブラウザ31aに、USB用のスキーマ形式で記述されたURLに基づきリクエストを発行させる機能が付加される。また、電子会議デバイスクラスドライバ33によれば、PC2宛のリクエストが、PC2において認識可能に変換される。
このように、PC2及びタブレット3の少なくとも一方によれば、ブラウザ31aが予め有するスキーマ形式に対応する通信方式とは異なる、USBを用いた通信方式(所定の通信方式)によるアクセスによって、PC2からのレスポンスをタブレット3において表示することができる。従って、PC2及びタブレット3による上記の通信手法を用いることで、複数のタブレット3を用いた協調作業を、容易に実現することができる。
第1実施形態に係る協調作業支援システム1では、PC2及びタブレット3間のケーブル1aが、USBケーブルである場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ケーブル1aに代えて、Bluetooth等の無線通信が用いられても良い。
図8に示すように、タブレット3のカーネルモード32は、図2に示すものと異なるBluetoothスタック35′及びBluetoothドライバ37′の機能を提供する。
なお、本変形例において、「′」を付したその他の構成及び動作例についての説明は、省略する。
〔2〕第2実施形態
〔2−1〕第2実施形態の構成
次に、図13〜図22を参照して、第2実施形態に係る協調作業支援システム1′について説明する。なお、以下、協調作業として電子会議を例に挙げて説明する。図13は、第2実施形態に係る会議端末3′の構成例を示す図であり、図14は、会議サーバ2′の構成例を示す図である。
会議端末(タブレット,端末装置)3′は、図13に示すように、ハードウェア構成として、プロセッサ30a、メモリ30b、USB I/F部310、タッチパネル350、ディスプレイ370、及びストレージ部390を有している。
プロセッサ30a及びメモリ30bは、図1に示すタブレット3と同様の構成である。
タッチパネル350は、ユーザによりタッチ入力された情報又は指示をプロセッサ30aへ渡す入力装置であり、ディスプレイ370は、プロセッサ30aから出力された情報を表示する出力装置である。第2実施形態においては、タッチパネル350及びディスプレイ370を、一体となった入出力装置として説明する。
プロセッサ30aは、図13に示すように、デバイスモード制御部320、HTML5表示部330、タッチパネル制御部340、表示制御部360、及びストレージ制御部380としての機能を有する。
次に、会議サーバ2′の構成について説明する。
会議サーバ(PC,情報処理装置)2′は、図14に示すように、ハードウェア構成として、プロセッサ20a、メモリ20b、表示機能部250、Input Output(I/O)機能部260、及びネットワーク機能部270を有している。
表示機能部250は、例えばHDMIケーブル等の各種AVケーブルを介して、ディスプレイ/プロジェクタ4の表示制御を行なう。I/O機能部260は、ケーブル1cを介して接続されたキーボード/マウス5等の入力装置の制御を行なう。ネットワーク機能部270は、LANケーブル等のケーブル1dを介して接続されたインターネット等への接続制御を行なう。表示機能部250、I/O機能部260、及びネットワーク機能部270は、それぞれ図1に示すI/F20dの一部であり、それぞれ所定のドライバにより制御される。
URL変換部220は、リクエスト又はレスポンスに対して、送信先の付加又はURLの書き換えを行なうものであり、図2に示すカーネルモード仮想ネットワークドライバ24により実現される。
また、第2実施形態に係る会議アプリサーバ部230は、会議端末3′ごとに生成したレスポンス(HTMLデータ)のうちの任意のレスポンスを、表示機能部250に対して出力する切替部230aの機能を有する。表示機能部250に出力されたレスポンスは、ディスプレイ/プロジェクタ4に表示される。
また、会議アプリサーバ部230は、各会議端末3′に出力したレスポンス、つまり各会議端末3′で表示されるデータ(HTMLデータ)を、ストレージ(例えばメモリ20b又はドライブ20c)に保存しておくことが好ましい。
また、第2実施形態に係るUSBデバイス制御部240は、会議アプリサーバ部230がストレージに保存したHTMLデータを、電子会議の進行係(ファシリテータ)が有する会議端末3′に送信する。なお、USBデバイス制御部240は、ファシリテータが有する会議端末3′を予め識別しておく。例えば、会議サーバ2′と会議端末3′との通信処理において、ユーザ認証によるログインを行なうように構成することができる。これにより、ファシリテータは、ファシリテータ用のユーザアカウントを用いてログインを行なう、又はログイン後に自身がファシリテータである旨の登録を行なう、といった操作により、自身(の会議端末3′)がファシリテータであることを、USBデバイス制御部240に認識させることができる。
ここで、第2実施形態に係る会議端末3′における、プレゼンテーション用の資料の閲覧の手法について説明する。図15〜図21は、それぞれ、第2実施形態に係る電子会議処理における会議端末3′の入出力装置の画面の表示例を示す図である。
第2実施形態において、電子会議は、会議サーバ2′のアプリケーション28が提供するHTMLデータに基づき、各会議端末3′のブラウザ31a上で進行される。
閲覧モードの選択画面において、各参加者により、後述する参加者モード,発表者モード,ファシリテータモードのいずれかが選択され、“決定”が押下されると、閲覧モードの選択が完了する。閲覧モードが選択されると、図17に示すように、会議サーバ2′から、各会議端末3′の共有ストレージに保持されたファイルの一覧が出力される。この一覧は、カーネルモードUSBストレージデバイスドライバ25により、各会議端末3′の共有ストレージが検索されて取得される。従って、発表者(図17に示す例では“ユーザ1”及び“ユーザ2”)は、事前にプレゼンテーション用の資料を自身の会議端末3′の共有ストレージに格納しておくことで、他の参加者に参照させることができる。
ここで、閲覧モードは、電子会議における会議端末3′のユーザの役割に応じた、プレゼンテーション用の資料の表示形態であり、例えば、図18〜図20に示すように、参加者(一般参加者)モード、発表者モード、及びファシリテータモードが挙げられる。
発表者モードは、電子会議での発表者が資料を閲覧、操作するモードであり、図19に示すように、ブラウザ31aの全画面にプレゼンテーション用の資料のプレビュー画面を表示するスライドショーが実行可能である。なお、発表者モードへは、参加者モード又はファシリテータモードにおいて、“メニュー”又は“ナビゲーションバー”から変更できるようにしても良い。
さらに、上述のように、各会議端末3′は、Webサーバが会議端末3′の共有ストレージから取得したプレゼンテーション用の資料(共有ファイル)を、ブラウザ31a上で閲覧する。これは、図19に示す発表者モードにおいても同様である。つまり、発表者は、自身の会議端末3′の共有ストレージに格納した資料を、PC2から取得したレスポンスに基づいて、ブラウザ31a上で閲覧するのである。
また、図16及び図17に示す閲覧モードの選択機能及び資料の一覧表示機能のうちの少なくとも一方は、図18及び図20に示す“メニュー”又は“ナビゲーションバー”の一機能に含めることとしても良い。
次に、上述の如く構成された会議サーバ2′及び会議端末3′の電子会議処理の動作例を、図22を参照して説明する。図22は、第2実施形態に係る電子会議処理の動作例を説明するフローチャートである。
なお、前提として、電子会議に参加する発表者は、事前に会議端末3′上でプレゼンテーション用の資料(ファイル)を編集し、又は他のPCから会議端末3′にコピーしているものとする。また、会議サーバ2′、各会議端末3′、及びディスプレイ/プロジェクタ4がそれぞれ起動されているものとする。
次いで、ファシリテータにより、電子会議の進行に合わせて“スイッチャー”が操作されて(図21参照)、ディスプレイ/プロジェクタ4に表示する発表者の画面の切り替えが会議サーバ2′へ指示される(ステップS23)。なお、会議サーバ2′では、切替部230aにより、“スイッチャー”から指示されたHTMLデータが表示機能部250へ出力され、ディスプレイ/プロジェクタ4に出力される(ステップS24)。
また、第2実施形態によれば、USBの通信方式によるアクセスによって、会議端末3′は、会議サーバ2′のWebサーバからのデータをブラウザ31a上で表示することができる。
さらに、第2実施形態によれば、会議端末3′は、USBアクセサリモードにより、会議サーバ2′と通信を行なう。
ここで、上述した関連する技術(例えば、特許文献1参照)では、画面ミラーリングのアプリケーションが実行されるため、転送されるデータは、動画(高解像度)及び音声となり、サイズはおよそ2.5MB/s、要求される通信速度は20Mbps程度となる。一方、第2実施形態に係る会議端末3′及び会議サーバ2′間では、プレゼンテーション用のデータが会議サーバ2′側で再生され、会議端末3′側で制御されることにより、プレゼンテーションが実行される。このプレゼンテーション用のデータについては、サイズはおよそ10MB以下、通信速度は500kbps程度となる。
また、上述のように、会議端末3′は、USBアクセサリモードで会議サーバ2′と接続されるため、マスタ制約により、通信開始の起点は会議サーバ2′となる。これにより、会議端末3′から会議サーバ2′への通信が制限されるため、発表資料の外部への漏洩又は会議端末3′からのイントラネットへの侵入による情報の漏洩等のセキュリティ上のリスクを低下させることができる。
以上のように、第2実施形態によれば、複数の会議端末3′を用いた協調作業を、容易に又は安全に実現することができる。
第2実施形態に係る協調作業支援システム1′では、会議サーバ2′及び会議端末3′間のケーブル1aが、USBケーブルである場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ケーブル1aに代えて、Bluetooth等の無線通信が用いられても良い。
以上の構成によっても、上述した第2実施形態と同様の効果を奏することができる。
〔3〕その他
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更して実施することができる。
また、図2,図3,図8,図9,図13,及び図14に示す各構成要素の機能は、任意に併合又は分割しても良い。
そのプログラムは、例えばフレキシブルディスク,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RWなど),DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD−RW,DVD+R,DVD+RWなど),ブルーレイディスク等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し格納して用いる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
端末装置と所定の通信方式を用いて通信を行なう情報処理装置であって、
前記端末装置から受信した要求に応じて、第1の形式で記述された情報を含む応答を出力する応答処理部と、
前記応答処理部からの前記応答に含まれる前記第1の形式で記述された前記情報を、前記所定の通信方式に対応する第2の形式で記述された情報に変換する変換部と、
前記変換部により変換された前記応答を、前記所定の通信方式を用いて前記端末装置へ送信する送信処理部と、を有することを特徴とする、情報処理装置。
前記所定の通信方式は、前記情報処理装置が通信を開始するマスタとなる方式であることを特徴とする、付記1記載の情報処理装置。
(付記3)
前記第1の形式で記述された情報は、前記所定の通信方式とは異なる他の通信方式を用いた通信においてリソースを特定する文字列であり、
前記第2の形式で記述された情報は、前記所定の通信方式を用いた通信においてリソースを特定する文字列であることを特徴とする、付記2記載の情報処理装置。
前記所定の通信方式は、USB(Universal Serial Bus)又はBluetoothに対応した通信方式であり、
前記他の通信方式は、LAN(Local Area Network)に対応した通信方式であることを特徴とする、付記3記載の情報処理装置。
前記端末装置の記憶領域に格納されたデータに対する、前記所定の通信方式を用いたアクセスを行なうアクセス部をさらに有することを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項記載の情報処理装置。
(付記6)
前記アクセス部は、前記応答処理部から出力された前記応答に、前記記憶領域に格納された前記データへの参照が含まれる場合に、参照先の前記データを前記端末装置から閲覧できるように制御を行なうことを特徴とする、付記5記載の情報処理装置。
前記要求は、前記所定の通信方式を用いて、前記第2の形式で記述された情報に基づき前記端末装置のブラウザから発行されることを特徴とする、付記1〜6のいずれか1項記載の情報処理装置。
(付記8)
前記変換部は、前記応答処理部からの前記応答のデータ形式を識別し、識別したデータ形式が所定のデータ形式である場合に、前記変換を行なうことを特徴とする、付記1〜7のいずれか1項記載の情報処理装置。
前記変換部は、前記端末装置から前記所定の通信方式を用いて受信した前記要求に、前記第1の形式で記述された、前記応答処理部を示す情報を付加して、前記応答処理部へ出力することを特徴とする、付記1〜8のいずれか1項記載の情報処理装置。
(付記10)
前記端末装置へ前記所定の通信方式を用いた通信の開始を許可する信号を送信する通信開始部をさらに有し、
前記要求は、前記通信開始部からの前記信号を受けたことに起因して、前記端末装置から送信されることを特徴とする、付記1〜9のいずれか1項記載の情報処理装置。
情報処理装置と所定の通信方式を用いて通信を行なう端末装置であって、
第1の形式で記述された情報に基づき要求を発行可能なブラウザに、前記所定の通信方式に対応する第2の形式で記述された情報に基づき要求を発行させるブラウザ制御部と、
前記第2の形式で記述された前記情報に基づき前記ブラウザから発行された前記情報処理装置宛ての前記要求を、前記情報処理装置において認識可能に変換する変換部と、
前記変換部により変換された前記要求を、前記所定の通信方式を用いて前記情報処理装置へ送信する送信処理部と、を有することを特徴とする、端末装置。
前記要求に対する前記情報処理装置からの応答であって、前記第2の形式で記述された情報を含む前記応答を、前記所定の通信方式を用いて受信する受信処理部をさらに有することを特徴とする、付記11記載の端末装置。
(付記13)
前記変換部による前記変換は、前記ブラウザが属するレイヤよりも下位のレイヤにおいて実行されることを特徴とする、付記11又は付記12記載の端末装置。
端末装置と所定の通信方式を用いて通信を行なうコンピュータに、
前記端末装置から受信した要求に応じて、第1の形式で記述された情報を含む応答を出力し、
出力された前記応答に含まれる前記第1の形式で記述された前記情報を、前記所定の通信方式に対応する第2の形式で記述された情報に変換し、
変換された前記応答を、前記所定の通信方式を用いて前記端末装置へ送信する、
処理を実行させることを特徴とする、制御プログラム。
前記所定の通信方式は、前記情報処理装置が通信を開始するマスタとなる方式であることを特徴とする、付記14記載の制御プログラム。
(付記16)
前記第1の形式で記述された情報は、前記所定の通信方式とは異なる他の通信方式を用いた通信においてリソースを特定する文字列であり、
前記第2の形式で記述された情報は、前記所定の通信方式を用いた通信においてリソースを特定する文字列であることを特徴とする、付記15記載の制御プログラム。
情報処理装置と所定の通信方式を用いて通信を行なうコンピュータに、
第1の形式で記述された情報に基づき要求を発行可能なブラウザに、前記所定の通信方式に対応する第2の形式で記述された情報に基づき要求を発行させ、
前記第2の形式で記述された前記情報に基づき前記ブラウザから発行された前記情報処理装置宛ての前記要求を、前記情報処理装置において認識可能に変換し、
変換された前記要求を、前記所定の通信方式を用いて前記情報処理装置へ送信する、
処理を実行させることを特徴とする、制御プログラム。
前記要求に対する前記情報処理装置からの応答であって、前記第2の形式で記述された情報を含む前記応答を、前記所定の通信方式を用いて受信する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、付記17記載の制御プログラム。
端末装置と所定の通信方式を用いて通信を行なう情報処理装置であって、
プロセッサを有し、
前記プロセッサが、
前記端末装置から受信した要求に応じて、第1の形式で記述された情報を含む応答を出力し、
出力された前記応答に含まれる前記第1の形式で記述された前記情報を、前記所定の通信方式に対応する第2の形式で記述された情報に変換し、
変換された前記応答を、前記所定の通信方式を用いて前記端末装置へ送信する、
処理を行なうことを特徴とする、情報処理装置。
情報処理装置と所定の通信方式を用いて通信を行なう端末装置であって、
プロセッサを有し、
前記プロセッサが、
第1の形式で記述された情報に基づき要求を発行可能なブラウザに、前記所定の通信方式に対応する第2の形式で記述された情報に基づき要求を発行させ、
前記第2の形式で記述された前記情報に基づき前記ブラウザから発行された前記情報処理装置宛ての前記要求を、前記情報処理装置において認識可能に変換し、
変換された前記要求を、前記所定の通信方式を用いて前記情報処理装置へ送信する、
処理を行なうことを特徴とする、端末装置。
1a〜1d,1a−1〜1a−3 ケーブル
1a′,1a′−1〜1a′−3 無線通信
1000 電子会議システム
1000a,1000a−1〜1000a−3,1000b,1000b−1〜1000b−3,1000c ケーブル
2 PC(情報処理装置)
2′ 会議サーバ(PC,情報処理装置)
20a,30a プロセッサ
20b,30b メモリ
20c,30c ドライブ
20d,20d′,30d,30d′ I/F
21,32,2100,3500 カーネルモード
22 USBドライバ(送信処理部)
22′ Bluetoothドライバ(送信処理部)
23 カーネルモード電子会議USBデバイスドライバ(通信開始部)
23′ カーネルモード電子会議Bluetoothデバイスドライバ(通信開始部)
24,24′ カーネルモード仮想ネットワークドライバ(変換部)
24a USB通信処理部
24a′ Bluetooth通信処理部
24b ネットワーク通信処理部
24c リライト対象識別部
24d 制御部
24e デバイスアドレス記憶部
24f ネットワークアドレス記憶部
24g 書換処理部
25 カーネルモードUSBストレージデバイスドライバ(アクセス部)
25 カーネルモードBluetoothストレージデバイスドライバ(アクセス部)
26,31,2400,3100 ユーザモード
27,2500 ユーザモードネットワークドライバ
28 アプリケーション(応答処理部)
210,210−1〜210−3 USB I/F部
220,220−1〜220−3 URL変換部
230 会議アプリサーバ部
230a 切替部
240 USBデバイス制御部
250 表示機能部
260 I/O機能部
270 ネットワーク機能部
2000 PC
2200,3700 LANドライバ
2300 カーネルモードネットワークドライバ
2600 アプリケーション
3,3−1〜3−3 タブレット(端末装置)
3′,3′−1〜3′−3 会議端末 (タブレット,端末装置)
31a,3200 ブラウザ
31b スキーマ拡張機能(ブラウザ制御部)
31c,3300 フレームワーク
31d,3400 ライブラリ
31e スキーマライブラリ
33 電子会議デバイスクラスドライバ(変換部)
34 ストレージ共有クラスドライバ(共有部)
35 USBアクセサリモードドライバ
35′ Bluetoothスタック
36 USBコアドライバ
37 ホストコントロールドライバ
37′ Bluetoothドライバ
310 USB I/F部
320 デバイスモード制御部
330 HTML5表示部
340 タッチパネル制御部
350 タッチパネル
360 表示制御部
370 ディスプレイ
380 ストレージ制御部
390 ストレージ部(ドライブ)
3000,3000−1〜3000−3 タブレット
3600 ネットワークサブシステム
4,4000 ディスプレイ/プロジェクタ
5 キーボード/マウス
6 ネットワーク
Claims (10)
- 端末装置と所定の通信方式を用いて通信を行なう情報処理装置であって、
前記端末装置から受信した要求に応じて、第1のスキーマ形式で記述された文字列を含む応答を出力する応答処理部と、
前記応答処理部からの前記応答に含まれる前記第1のスキーマ形式で記述された文字列を、前記所定の通信方式に対応する第2のスキーマ形式で記述された文字列に変換する変換部と、
前記変換部により変換された前記応答を、前記所定の通信方式を用いて前記端末装置へ送信する送信処理部と、
前記応答処理部から出力された前記応答に、前記端末装置とは異なる他の端末装置の記憶領域に格納されたデータへの参照が含まれる場合に、参照先の前記データを前記端末装置から前記所定の通信方式を用いて閲覧できるように制御するアクセス部と、を有することを特徴とする、情報処理装置。 - 前記所定の通信方式は、前記情報処理装置が通信を開始するマスタとなる方式であることを特徴とする、請求項1記載の情報処理装置。
- 前記第1のスキーマ形式で記述された文字列は、前記所定の通信方式とは異なる他の通信方式を用いた通信においてリソースを特定する文字列であり、
前記第2のスキーマ形式で記述された文字列は、前記所定の通信方式を用いた通信においてリソースを特定する文字列であることを特徴とする、請求項2記載の情報処理装置。 - 前記所定の通信方式は、USB(Universal Serial Bus)又はBluetoothに対応した通信方式であり、
前記他の通信方式は、LAN(Local Area Network)に対応した通信方式であることを特徴とする、請求項3記載の情報処理装置。 - 前記アクセス部は、前記他の端末装置の記憶領域に格納されたデータに対して前記所定の通信方式を用いたアクセスを行なうことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載の情報処理装置。
- 情報処理装置と所定の通信方式を用いて通信を行なう端末装置であって、
第1のスキーマ形式で記述された文字列に基づき要求を発行可能なブラウザに、前記所定の通信方式に対応する第2のスキーマ形式で記述された文字列に基づき要求を発行させるブラウザ制御部と、
前記ブラウザから発行された前記要求に含まれる前記第2のスキーマ形式で記述された文字列を、前記情報処理装置において前記所定の通信方式とは異なる他の通信方式による要求として認識可能な文字列に変換する変換部と、
前記変換部により変換された前記要求を、前記所定の通信方式を用いて前記情報処理装置へ送信する送信処理部と、を有することを特徴とする、端末装置。 - 前記要求に対する前記情報処理装置からの応答であって、前記第2のスキーマ形式で記述された文字列を含む前記応答を、前記所定の通信方式を用いて受信する受信処理部をさらに有することを特徴とする、請求項6記載の端末装置。
- 前記変換部による前記変換は、前記ブラウザが属するレイヤよりも下位のレイヤにおいて実行されることを特徴とする、請求項6又は請求項7記載の端末装置。
- 端末装置と所定の通信方式を用いて通信を行なうコンピュータに、
前記端末装置から受信した要求に応じて、第1のスキーマ形式で記述された文字列を含む応答を出力し、
出力された前記応答に含まれる前記第1のスキーマ形式で記述された文字列を、前記所定の通信方式に対応する第2のスキーマ形式で記述された文字列に変換し、
変換された前記応答を、前記所定の通信方式を用いて前記端末装置へ送信し、
出力された前記応答に、前記端末装置とは異なる他の端末装置の記憶領域に格納されたデータへの参照が含まれる場合に、参照先の前記データを前記端末装置から前記所定の通信方式を用いて閲覧できるように制御する、
処理を実行させることを特徴とする、制御プログラム。 - 情報処理装置と所定の通信方式を用いて通信を行なうコンピュータに、
第1のスキーマ形式で記述された文字列に基づき要求を発行可能なブラウザに、前記所定の通信方式に対応する第2のスキーマ形式で記述された文字列に基づき要求を発行させ、
前記ブラウザから発行された前記要求に含まれる前記第2のスキーマ形式で記述された文字列を、前記情報処理装置において前記所定の通信方式とは異なる他の通信方式による要求として認識可能な文字列に変換し、
変換された前記要求を、前記所定の通信方式を用いて前記情報処理装置へ送信する、
処理を実行させることを特徴とする、制御プログラム。
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