JP2016099894A - ファイル管理システム、情報処理装置とその制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザがフォルダ構成情報を変更した際の、表示用設定ファイルの作成及びアップロードに関する手間の低減及び処理の効率化を提供する。【解決手段】複数のフォルダをフォルダ構成情報に基づいて階層構造で管理し、フォルダ構成情報を編集する。そして、編集されたフォルダ構成情報に従って、フォルダの実体を保持するサーバによりフォルダを更新させ、更新されたフォルダの種別に応じて、表示形式を規定する表示用設定ファイルを作成して、サーバにアップロードする。【選択図】図19
Description
本発明は、ファイル管理システム、情報処理装置とその制御方法、及びプログラムに関する。
従来、紙をスキャンして得られた画像データをネットワーク経由でファイルサーバに転送する機能が知られている。その場合、ファイルサーバの特定のフォルダの中にあるフォルダの一覧を表示して、その一覧表示から転送先のフォルダをユーザに選択させる構成を採ることがある。このようなフォルダの一覧を表示する画面では、ユーザがスキャン操作を指示する操作画面の大きさ等の制約により、リスト形式でフォルダの一覧を表示していた。
このような場合の表示の利便性を更に向上させるために、ファイルサーバに表示用設定ファイルを配置し、その表示用設定ファイルを使って画面表示を切り替える機能が知られている。そして、その表示用設定ファイルをファイルサーバに格納する手法には大別すると3通りの方法がある。
一つ目は、OS標準のフォルダ管理機能(例:WindowsOSの場合、エクスプローラ)を用いて行う方法である。二つ目は、Webブラウザからサーバにアクセスして管理する方法。三つ目は、ファイルサーバがサポートしているネットワークプロトコルに対応したクライアントアプリケーション(例:WebDAVクライアント)を用いて管理する方法である。
例えば、ネットワークプロトコルに対応したクライアントアプリケーションを用いて、表示用設定ファイルをアップロードする場合がある。この場合、クライアントアプリケーションは、ユーザの操作に応じて、ファイルサーバに認証をして、そのファイルサーバからフォルダリストを取得し表示する。次にユーザは、その表示用設定ファイルをアップロードする階層までフォルダの選択を繰り返す。そして所望のフォルダ階層に到達すると、クライアントアプリケーションのメニューから表示用設定ファイルのアップロードを選択し、対象となる表示用設定ファイルを指定してファイルサーバにアップロードする。従って、複数のフォルダの表示を表示用設定ファイルを用いて最適化したい場合は、各フォルダに対応した表示用設定ファイルを作成し、そのフォルダの数分、ファイルサーバへのアップロード操作を行う必要があった。
特許文献1には、フォルダ内のファイル数が設定値以上になった時に、下位の階層に新たにフォルダを増設する技術が記載されている。具体的には、テレビ録画機器などでフォルダ毎に録画する番組の種類と数が設定されている状況で、録画データ数が上限数に達した場合に、該当フォルダの下位階層に新規でフォルダを作成して録画を継続できる機能が記載されている。この機能を利用すれば、フォルダの状態に応じて適切に下位階層にフォルダが自動的に作成されるため、ユーザは、視認性を損なうことなく所望の録画データを探すことができる。
特許文献1に記載の技術によれば、フォルダの状態に応じて、自動的に下位の階層に新規にフォルダを作成して録画を継続できる。しかしながら特許文献1の技術では、フォルダの種類や状態に応じて、表示用設定ファイルを作成又は更新することに関して言及がない。更に、表示用設定ファイルをファイルサーバなどにアップロードすることに関しても言及がない。従って、ファイルサーバにおけるフォルダの種類や状態に応じて、表示用設定ファイルを作成及び更新してファイルサーバにアップロードする場合、上述した既存の表示用設定ファイルを格納する技術を用いる必要がある。
例えば、塾業界向けにファイルサーバにおけるフォルダを定義する場合、各生徒の情報は、各生徒フォルダで管理し、その生徒フォルダの配下に、全生徒に共通のフォルダ構成を定義して、各生徒のフォルダ階層を作成するのが望ましい。そして、その作成したフォルダ階層に応じて、各フォルダ用の表示用設定ファイルを作成してファイルサーバにアップロードする必要がある。又、運用時には、例えば、生徒の増減に応じて必要な表示用設定ファイルも再作成し、アップロードする必要がある。このように、複数のフォルダに対する表示用設定ファイルを設ける場合、フォルダの更新に伴って表示用設定ファイルの作成と更新、及びファイルサーバへのアップロードが必要となり、ユーザにとって非常に手間であった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決することにある。
本発明の特徴は、ユーザがフォルダ構成情報を変更した際の、表示用設定ファイルの作成及びアップロードに関する手間の低減及び処理を効率化できる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る情報処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
情報処理装置であって、
複数のフォルダをフォルダ構成情報に基づいて階層構造で管理する管理手段と、
前記フォルダ構成情報を編集する編集手段と、
前記編集手段により編集されたフォルダ構成情報に従って、フォルダの実体を保持するサーバによりフォルダを更新させる更新手段と、
前記更新手段により更新されたフォルダの種別に応じて、当該フォルダの表示形式を規定する表示用設定ファイルを作成する作成手段と、
前記表示用設定ファイルを前記サーバにアップロードするアップロード手段と、を有することを特徴とする。
情報処理装置であって、
複数のフォルダをフォルダ構成情報に基づいて階層構造で管理する管理手段と、
前記フォルダ構成情報を編集する編集手段と、
前記編集手段により編集されたフォルダ構成情報に従って、フォルダの実体を保持するサーバによりフォルダを更新させる更新手段と、
前記更新手段により更新されたフォルダの種別に応じて、当該フォルダの表示形式を規定する表示用設定ファイルを作成する作成手段と、
前記表示用設定ファイルを前記サーバにアップロードするアップロード手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザがフォルダ構成情報を変更した際の、表示用設定ファイルの作成及びアップロードに関する手間の低減及び処理の効率化を実現できる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の実施形態に係るファイル管理システムの全体構成を示す図。
実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を説明するブロック図。
実施形態に係るファイルサーバのハードウェア構成を説明するブロック図(A)と、実施形態に係るPC端末のハードウェア構成を説明するブロック(B)。
実施形態に係る画像形成装置のソフトウェア構成を説明するブロック図。
実施形態に係るファイルサーバのソフトウェアモジュールの構成を説明する図(A)と、実施形態に係るPC端末のソフトウェアモジュールの構成を説明する図(B)。
実施形態に係るPC端末のフォルダ管理アプリケーションの実行時に、UI表示部が表示するフォルダ管理アプリケーション画面の一例を示す図。
実施形態に係るPC端末のフォルダ管理アプリケーションが表示する操作画面の一例を示す図。
実施形態に係るPC端末のフォルダ管理アプリケーションが表示する操作画面の一例を示す図。
実施形態に係るPC端末のフォルダ管理アプリケーションが表示する操作画面の一例を示す図。
実施形態に係るPC端末とファイルサーバの処理シーケンスを説明するシーケンス図。
実施形態に係るフォルダ種別(A)と、通常フォルダ、メンバー親フォルダの状態(B)を表す図と、メンバーフォルダとメンバーサブフォルダの状態(C)と、メンバーの状態(D)を表す図。
実施形態に係るPC端末で、ユーザがフォルダ管理アプリケーションを実行してフォルダ管理アプリケーション画面を操作する際のフォルダ管理アプリケーションの処理を示すフローチャート。
実施形態に係るPC端末で、ユーザが通常フォルダを選択しているか、又は選択しているフォルダがない状態で、図8のボタン604〜ボタン607のいずれかを押下したときに実行する処理を説明するフローチャート。
実施形態に係るPC端末で、ユーザがメンバー親フォルダを選択している状態で、図6のボタン605〜ボタン607のいずれかを押下したときに実行する処理を説明するフローチャート。
実施形態に係るPC端末で、ユーザがメンバーフォルダを選択している状態で、図6の追加ボタンを押下したときに実行する処理を説明するフローチャート。
実施形態に係るPC端末で、ユーザがメンバーサブフォルダを選択している状態で、図6のボタン604〜ボタン606のいずれかを押下したときに実行する処理を説明するフローチャート。
実施形態に係るPC端末で、ユーザがフォルダ管理アプリケーションを実行してフォルダ管理アプリケーション画面を表示している状態で、メンバーに対してボタン608〜611のいずれかを押下した時の処理を説明するフローチャート。
実施形態に係るPC端末が、フォルダ構成情報のインポート時に実行する処理を説明するフローチャート(A)と、実施形態に係るPC端末102が、フォルダ構成情報のエクスポート時に実行する処理を説明するフローチャート(B)と、メンバーのインポートボタンの押下時に、実行するインポートの処理フローチャート(C)。
実施形態に係るPC端末による反映処理時の処理を示すフローチャート。
図19のS1910の表示用設定ファイルの生成処理を説明するフローチャート。
実施形態に係る表示用設定ファイルの一例を説明する図。
表示形式のタイプに応じて画像形成装置で表示される表示例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係るファイル管理システムの全体構成を示す図である。
このファイル管理システムは、イーサネットや無線LAN等のLAN100に接続された画像形成装置101とPC端末102(情報処理装置)とを含む。また、ファイルサーバ131はイーサネットや無線LANなどのLAN130に接続されており、これらLAN110,LAN130は、インターネット120に接続されている。これにより、LAN110,LAN130のそれぞれに接続されている装置は、相互に通信できる。
画像形成装置101は、操作部、スキャナ部、プリンタ部、FAX部を有する多機能処理装置(複合機)である。実施形態に係るシステムでは、PC端末102が有するフォルダ管理アプリケーション510(図5(B))が、管理しているフォルダや、フォルダの表示形式を規定する表示用設定ファイルにアクセスする。そして、その表示用設定ファイルに基づいたUI表示や、スキャンデータのフォルダへの格納を行う例で説明する。
次に、この表示用設定ファイルのフォーマットに関して説明する。ファイルフォーマットはCSV形式で、1レコードが1つの意味を示す。又、この表示用設定ファイルで定義する表示形式のタイプとして、「インデックス」、「ボタン」、「リスト」の3タイプがある。「インデックス」の場合、PC端末102は、フォルダのインデックスを表示して選択できる画面(図22(A))を表示する。又、「ボタン」の場合、フォルダをボタンとして表示する画面(図22(B))を表示する。また「リスト」の場合は、フォルダをリスト形式で表示する画面(図22(C))を表示する。
次に図21を参照して、実施形態に係る表示用設定ファイルのフォーマット例を説明する。
図21(A)は、表示形式のタイプが「インデックス」の場合の表示用設定ファイルの一例を示す。
2101は表示用設定ファイルのタイプを示すフィールドである。2102は、タイプが「インデックス」のときに利用する値のフィールドを示している。値は1レコードにつき1フォルダの情報を示す。値の区切り子は、カンマもしくは任意の区切り子を利用できる。2103〜2105は具体的な値の定義例である。2103はフォルダ名を示している。2104は、フォルダを表示する際のディスプレイ名を示している。2105は、インデックス表示時に利用するよみがなを示している。これらの情報を用いてインデックス表示を実現する。画像形成装置101におけるインデックス表示の例を図22(A)に示す。
図22(A)は、表示形式のタイプが「インデックス」の場合に画像形成装置101で表示される表示例を示す図である。
ここでは図21(A)の表示用設定ファイルに従って、「あ」行の生徒のフォルダがインデックス形式で表示されている。
次に、表示形式のタイプが「ボタン」の表示用設定ファイルの一例を説明する。
図21(B)は、表示形式のタイプが「ボタン」の場合の表示用設定ファイルの一例を示す。
2111及び2112は、図21(A)の2101と2102と同じである。2113は、フォルダの表示順を示すインデックスの値を示している。2114は、フォルダ名を示している。2105は、フォルダを表示する際のディスプレイ名を示している。2116は、ボタン上に表示する説明文を示している。これらの情報を用いてボタン表示を実現する。画像形成装置101におけるボタン表示の例を図22(B)に示す。
図22(B)は、表示形式のタイプが「ボタン形式」の場合に画像形成装置101で表示される表示例を示す図である。
ここでは図21(B)の表示用設定ファイルに従って、「生徒」のボタンと「その他」のボタンが表示されている。また「生徒」のボタンには、図21(B)の説明文「生徒別の文書を読み込んでアップロードします」が表示されている。
次に表示形式のタイプが「リスト」の表示用設定ファイルの一例を説明する。
図21(C)は、表示形式のタイプが「リスト」のときの表示設定ファイルの一例を示す。2121〜2126は、図21(B)の2111〜2116と同様であるため、その説明を割愛する。尚、表示形式のタイプが「リスト」の場合、フィールド2122を記載しなくてもよい。これらの情報を用いてリスト表示を実現する。画像形成装置101におけるリスト表示の一例を図22(C)に示す。
図22(C)は、表示形式のタイプが「リスト」の場合に画像形成装置101で表示される表示例を示す図である。
ここでは図21(B)の表示用設定ファイルに従って、塾の下の階層の学校名のリストが表示されている。
尚、上記ファイルフォーマットとは別のファイルフォーマットを定義してもよい。
再び、図1を参照して実施形態に係るファイル管理システムの構成を説明する。
PC端末102は、フォルダ管理アプリケーション510を用いてファイルサーバ131に接続し、フォルダ及び表示用設定ファイルの管理を行う。ファイルサーバ131は、画像形成装置101及びPC端末102に対して、スキャンデータや表示用設定ファイルを格納するためのインタフェース及び記憶機能、フォルダを管理するためのインタフェースを提供する。
次に実施形態に係る画像形成装置101のハードウェア構成について説明する。
図2は、実施形態に係る画像形成装置101のハードウェア構成を説明するブロック図である。
CPU211を含む制御部210は、画像形成装置101全体の動作を制御する。CPU211は、ROM212に記憶されたブートプログラムを実行してHDD214に格納されているOSやプログラムなどを読み出してRAM213に展開する。そしてCPU211はこのRAM213に展開されたプログラムを実行して、読取制御や送信制御などの各種制御を行う。RAM213は、CPU211の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD214は、画像データやOS、各種プログラム、及び各種情報テーブル等を記憶する。操作部I/F215は、操作部220と制御部210とのインタフェースを制御する。操作部220には、タッチパネル機能を有する表示部やキーボードなどが備えられている。
プリンタI/F216は、プリンタ部221と制御部210とを接続する。プリンタ部221で印刷すべき画像データはプリンタI/F216を介して制御部210からプリンタ部221に転送され、プリンタ部221により用紙(シート)等の記録媒体に印刷される。スキャナI/F217は、スキャナ部222と制御部210とを接続する。スキャナ部222は、原稿の画像を読み取ってその原稿画像の画像データを生成し、スキャナI/F217を介して制御部210に入力する。
モデムI/F218は、モデム部223と制御部210とを接続する。モデム部223は、制御部210(画像形成装置101)を公衆回線140に接続する。モデム部223は、公衆回線140に接続されたFAX装置(不図示)との間で、公衆回線140を介してFAXの送受信を行う。ネットワークI/F219は、制御部210(画像形成装置101)をLAN110に接続する。ネットワークI/F219は、LAN110に接続された外部装置(例えば、PC端末102)に、LAN110を介して画像データや情報を送信したり、LAN110を介して、LAN110に接続された外部装置(不図示)から各種情報を受信する。
次に、実施形態に係るファイルサーバ131のハードウェア構成について説明する。
図3(A)は、実施形態に係るファイルサーバ131のハードウェア構成を説明するブロック図である。
CPU311を含む制御部310は、ファイルサーバ131全体の動作を制御する。CPU311は、ROM312に記憶されたブートプログラムを実行してHDD314に格納されているOSや各種プログラムを読み出してRAM312に展開し、その展開したプログラムを実行することにより、各種制御処理を実行する。RAM313は、CPU311の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD314は、画像データや各種プログラム、表示用設定ファイルを記憶する。ネットワークI/F315は、制御部310(ファイルサーバ131)をLAN130に接続し、LAN130上の他の装置との間で各種情報を送受信する。
尚、図3(B)のPC端末102の構成も、図3(A)で説明したファイルサーバ310の構成と基本的に同様である。
図3(B)は、実施形態に係るPC端末102のハードウェア構成を説明するブロック図である。
CPU331を含む制御部330は、PC端末102全体の動作を制御する。CPU331は、ROM332に記憶されたブートプログラムを実行してHDD334に格納されているOSや各種プログラムを読み出してRAM333に展開し、その展開したプログラムを実行することにより、各種制御処理を実行する。RAM333は、CPU331の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD334は、画像データや各種プログラム、表示用設定ファイルを記憶する。ネットワークI/F335は、制御部330(PC端末102)をLAN110に接続し、LAN110上の他の装置との間で各種情報を送受信する。操作部I/F336は操作部337と制御部330とを接続しており、操作部337はユーザの操作を受け付けるキーやタッチパネルや、ユーザへのメッセージなどを表示する表示部等を有している。
次に、画像形成装置101のソフトウェア構成について説明する。
図4は、実施形態に係る画像形成装置101のソフトウェア構成を説明するブロック図である。
画像形成装置101のソフトウェアは、ネイティブ機能部410と追加アプリケーション420の大きく2つに分けられる。ネイティブ機能部410に含まれるソフトウェアは、画像形成装置101に標準的に備えられたものであるのに対し、追加アプリケーション420は画像形成装置101に追加してインストールされたアプリケーションである。追加アプリケーション420は、例えばJava(登録商標)をベースとしたアプリケーションであり、画像形成装置101への機能追加を容易に実現できる。尚、画像形成装置101には図示しない他の追加アプリケーションがインストールされていても良い。
まず、追加アプリケーション420について説明する。
アプリケーション表示部423は、画像形成装置101の操作部220のタッチパネル機能を有する表示部への、ユーザによる入力操作、指示操作等を受け付けるためのUIを表示する。フォルダ情報取得部425は、アプリケーション表示部423により入力されたユーザからの情報を受けて、その入力された情報に含まれるフォルダパスに関する情報をファイルサーバ131から取得する。このフォルダパスに関する情報には、フォルダ一覧、任意のファイルの存在情報、任意のファイルの実体などが含まれる。
フォルダ情報取得部425は、WebDAV(Distributed Authoring and Versioning protocol for the WWW)クライアント機能を有している。これによりフォルダ情報取得部425は、WebDAVサーバ機能を有するファイルサーバ131から、WebDAVを用いてフォルダの一覧を取得する。フォルダ一覧の取得は、WebDAVの他に、FTP(File Transfer Protocol),SMB(Server Message Block)等でも可能である。
スキャン指示部421は、アプリケーション表示部423を介して入力されたユーザからの情報を受けて、入力情報に含まれるスキャン設定や転送設定と共に、ネイティブ機能部410のスキャン部411にスキャン処理を要求する。また、このとき、後述するアプリケーション転送部424が、アプリケーション表示部423を介して入力されたユーザからの情報を受けて、ファイルサーバ131に転送(送信)するフォルダパスの情報を一時的に保存する。
アプリケーション受信部422は、ネイティブ機能部410の転送部412から転送された画像データを受信してアプリケーション転送部424に渡す。アプリケーション転送部424は、一時的に保存したフォルダパスを用いて、ファイルサーバ102に画像データを転送(送信)する。ここでのデータ転送では、フォルダ情報取得部425と同様に、WebDAV,FTP,SMB等を使用可能である。アプリケーション転送部424は、画像データの転送が終了すると、アプリケーション表示部423に転送が終了したことを通知する。これによりアプリケーション表示部423は、アプリケーション転送部424からの通知を受けて、表示内容を更新する。
次にネイティブ機能部410について説明する。
スキャン部411は、スキャン指示部421からのスキャン要求を受けけると、スキャナI/F217を介してスキャナ222に原稿の読み取りを指示する。これによりスキャナ222は、原稿の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F217を介して制御部210に送る。これによりスキャン部411は、その画像データと転送設定を転送部412に渡す。このときスキャン部411は、スキャナ222が原稿の画像を読み取る際の設定として、スキャン要求に含まれるスキャン設定を用いる。
転送部412は、スキャン部411から受け取った画像データを、スキャン部411から受け取った転送設定に従って転送する。このときの画像データの転送先として、ファイルサーバ131、LAN110上のPC端末102等が設定可能であるが、ここではスキャン部411が生成した画像データを、一旦全て追加アプリケーション420に転送するように設定されているものとする。尚、実施形態では、転送部412は、FTPクライアント機能を有しており、FTPサーバ機能を有するアプリケーション受信部422に対してFTPで画像データを転送するものとする。アドレス帳記憶部413は、画像形成装置101のユーザによって登録されたアドレス情報を記憶する。
次に、実施形態に係るファイルサーバ131のソフトウェア構成について説明する。
図5(A)は、本実施形態に係るファイルサーバ131のソフトウェアモジュールの構成を説明する図である。これらソフトウェアモジュールは、ファイルサーバ131のHDD314に格納されCPU311が実行する。
管理部501は、制御部502からのリクエストにより、HDD314にフォルダやファイルなどのデータを保存し、またデータの取得、及び格納したデータの属性情報の取得などを行う。制御部502は、リクエスト受信部504が受信したリクエストを解析し、管理部501に対して、フォルダの作成や削除などの管理処理及びデータの格納指示及び取得などの管理処理を行う。又、UI部503からのリクエストに応じて、管理部501から各種データの取得を行ってUI部503に送信する。UI部503は、リクエスト受信部504が受信したリクエストに応じてWeb画面を生成し、リクエスト受信部504に送信する。リクエスト受信部504は、画像形成装置101やPC端末102に対してインタフェースを提供している。またクライアントからのリクエストに応じて、制御部502やUI部503にリクエストを送信し、その処理結果を取得してクライアントにレスポンスを返す。
次に、PC端末102のソフトウェア構成について説明する。
図5(B)は、実施形態に係るPC端末102のソフトウェアモジュールの構成を説明する図である。これらソフトウェアモジュールは、PC端末102のHDD334に格納されCPU331が実行する。
フォルダ管理アプリケーション510は、ソフトウェアモジュール511〜515を包含したソフトウェアモジュールである。フォルダ管理アプリケーション510は、EXEファイル(Executable、Executable file)などの実行可能なプログラム形式で生成されている。このEXEファイルを実行することにより、ソフトウェアモジュール511〜515がRAM333に展開されてCPU331により実行される。
設定ファイル制御部511は、フォルダ管理アプリケーション510が動作するのに必要なアプリケーションの設定ファイルの読込や書き込みなどの管理を行う。制御部512は、UI表示部513からの通知により、内部に保持するフォルダ構成情報の作成、追加、削除、更新等を行う。フォルダ構成情報とは、フォルダ間の親子関係の情報、フォルダの種別、状態等の属性情報などのデータを示す。フォルダ管理アプリケーション510が起動中には、RAM333でフォルダ構成情報を管理し、終了時や後述する反映処理の完了時に、最新のフォルダ構成情報をHDD334に保存する。また制御部512は、UI表示部513からの通知により、後述する表示設定ファイル制御部514に対して、表示用設定ファイルの生成を依頼する。更に、後述する通信部515を介してファイルサーバ131に対してフォルダの生成やファイルのアップロードなどを要求する。
UI表示部513は、後述する図6〜図9に示す画面を表示するソフトウェアモジュールで、表示した画面を介してユーザの操作に応じて、制御部512に、その操作内容を通知する。表示設定ファイル制御部514は、制御部512からの指示により、画像形成装置102の追加アプリケーション420が利用する表示用設定ファイルを作成する。通信部515は、制御部512からの指示により、ネットワークI/F335を介してファイルサーバ131にリクエストを行う。
次に、本実施形態に係るフォルダ管理アプリケーション510が表示する画面について説明する。
図6は、実施形態に係るPC端末102のフォルダ管理アプリケーション510の実行時に、UI表示部513が表示するフォルダ管理アプリケーション画面の一例を示す図である。
ユーザは、この画面600を操作することにより、フォルダ構成情報の作成やメンバの追加、ファイルサーバ131への反映処理(実フォルダの作成やファイルのアップロード)などを実行できる。以下、フォルダ管理アプリケーション画面600の詳細を説明する。
「フォルダ構成のインポート」ボタン601は、外部ファイルを指定して、その外部ファイルからフォルダ構成情報を入力してフォルダ構成情報を作成するためボタンである。フォルダ構成情報は、領域612に表示しているフォルダ613〜616のように、各フォルダがツリー状(階層構造)で構成されたフォルダ群を表現している。ここでユーザが「フォルダ構成のインポート」ボタン601を押下すると、UI表示部513は、後述するフォルダ構成情報のインポート時に開く画面870(図8(B))を表示する。そしてユーザが、図8(B)の873でファイルを指定して「開く」ボタン874を押下してインポートを実行すると、UI表示部513は、制御部512に通知し、そのインポートしたフォルダ構成を領域612に表示する。
「フォルダ構成のエクスポート」ボタン602は、領域612に表示しているフォルダ構成情報を外部ファイルにエクスポートするためのボタンである。ユーザが「フォルダ構成のエクスポート」ボタン602を押下すると、UI表示部513は、後述するフォルダ構成のエクスポート時の名前を付けて、図9(B)に示す保存画面9100を表示する。そして、ユーザが、9103でファイル名を指定し、「保存」ボタン9104を押下してエクスポートを実行すると、UI表示部513は、制御部512に通知する。これにより制御部512は、指定されたファイル名に基づいてフォルダ構成ファイル(不記載)を生成して保存する。フォルダ構成ファイルの書式に関しては、XML形式やその他に、フォルダの階層構造及び属性値などを表現できるフォーマットであれば、その書式は問わない。
「反映」ボタン603は、フォルダ管理アプリケーション510が作成したフォルダ構成のフォルダをファイルサーバ131に構築するためのボタンである。ユーザが「反映」ボタン603を押下すると、UI表示部513は、後述する図9(A)に示す接続設定画面990を表示する。そしてユーザが、この画面990で必要項目を入力してOKボタン9996を押下して反映処理を指示すると、制御部512が通信部515を介して、ファイルサーバ131にフォルダの作成や表示用設定ファイルのアップロードを行う。
次に、フォルダ構成情報を編集するための編集ボタン(604〜607)について説明する。
追加ボタン604は、フォルダ構成にフォルダを新規作成(追加)するためのボタンである。ユーザが追加ボタン604を押下すると、UI表示部513は、図7(A)に示す後述するフォルダ設定(追加)画面710を表示する。この画面でユーザがフォルダ名を指定してOKボタン716を押下してフォルダの追加を指示すると、UI表示部513は制御部512に通知する。これにより制御部512は、内部で保持しているフォルダ構成情報に該当フォルダを追加し、そのフォルダ構成情報をRAM333に保存する。そしてUI表示部513は、その追加されたフォルダを領域612に表示する。
変更ボタン605は、フォルダ名を変更するためのボタンである。ユーザがフォルダ構成の特定のフォルダを選択して変更ボタン605を押下すると、UI表示513は、図7(B)に示すフォルダ設定(変更)画面720を表示する。ユーザが、この画面を介してフォルダ名を指定しOKボタン724を押下してフォルダ名の変更を指示すると、UI表示部513は、制御部512に通知する。これにより制御部512は、内部で保持しているフォルダ構成情報から該当フォルダのフォルダ名を変更し、そのフォルダ構成情報をRAM333に保存する。そしてUI表示部513は、変更したフォルダ名でフォルダを領域612に表示する。
削除ボタン606は、フォルダ構成のフォルダを削除するためのボタンである。ユーザがフォルダ構成の特定のフォルダを選択し、削除ボタン606を押下すると、UI表示513は、後述する図8(A)に示す削除確認画面860を表示する。ユーザが、この画面ではいボタン862を押下してフォルダの削除を指示すると、UI表示部513は制御部512に通知する。これにより制御部512は、内部で保持しているフォルダ構成情報から該当フォルダを削除し、そのフォルダ構成情報をRAM333に保存する。そしてUI表示部513は、削除対象のフォルダが削除された形で領域612に表示する。
複製ボタン607は、フォルダ構成情報の複製を作成するためのボタンである。ユーザがフォルダ構成の特定のフォルダを選択し、複製ボタン607を押下すると、UI表示513は、図7(E)に示すフォルダ設定(複製)画面750を表示する。ここでユーザがフォルダ名を指定してOKボタン753を押下してフォルダの複製を指示すると、UI表示部513は制御部512に通知する。これにより制御部512は、内部で保持しているフォルダ構成情報に、フォルダを新規に追加する。そして選択したフォルダ以下のフォルダ構成情報を、新規で作成したフォルダの配下に複製する。次に、この状態のフォルダ構成情報をRAM333に保存する。そしてUI表示部513は、複製したフォルダ構成を領域612に表示する。
ここで領域612(表示領域)に表示する項目の説明をする。
613,614,615,616はフォルダ(615は仮想フォルダ)を示しており、表示しているフォルダ構成が、フォルダの作成時においては、上位フォルダと下位フォルダの関係になる。又、613,614,615,616は、互いに異なる種別のフォルダを示し、その詳細を図11(A)を参照して説明する。
図11(A)は、実施形態で使用するフォルダの種別を示す図である。
フォルダの種類1110は、通常フォルダ1112、メンバー親フォルダ1113、メンバーフォルダ1114、メンバーサブフォルダ1115の4つを含む。まず通常フォルダ1112は、ファイルサーバ131のフォルダと1対1で対応している特別な意味を有さないフォルダである。例えば図6の613が通常フォルダにあたる。実施形態では、メンバーは、例えば各生徒に対応しているが、本発明はこれに限定するものではない。
メンバー親フォルダ1113(図6の614)は、配下に(その下層に位置している)メンバーフォルダ1114(図6の615)を持つ特別なフォルダで、ファイルサーバ131のフォルダとは1対1で対応している。図6の614がメンバー親フォルダに該当する。
メンバーフォルダ1114は、「メンバーの名前を持つフォルダ」の全てを集約して表している仮想的なフォルダである。従って、ファイルサーバ131のフォルダとは1対多で対応しており、実フォルダとしては存在しない。図6の615がメンバーフォルダに該当する。
メンバーサブフォルダ1115は、「メンバーの名前を持つフォルダ」の全ての配下に存在するフォルダである。ファイルサーバ131のフォルダとは1対多で対応している。図6の616が、このメンバーサブフォルダに該当する。再び図6の説明に戻る。
617,618,619で示すアルファベットは、フォルダのステータスを示しており、アルファベットがそのフォルダの現在の状態を示している。そして、通常フォルダとメンバー親フォルダは同じ状態種別を持ち、又、メンバーフォルダ、メンバーサブフォルダは同じ状態種別を持つ。まず、通常フォルダとメンバー親フォルダの状態種別を、図11(B)を参照して説明する。
図11(B)は、通常フォルダとメンバー親フォルダの状態1120を示している。反映済み1122は、フォルダ管理アプリケーション510上の同名のフォルダがファイルサーバ131に存在し、フォルダ内の表示用設定ファイルへの変更も反映済みであることを示している。例えば、反映済み1112をフォルダに表示する方法として、図6の通常フォルダ613のように何も表示しない方法がある。追加待ち1123は、フォルダ管理アプリケーション510上の同名のフォルダがファイルサーバ131に存在せず、作成する前である。例えば、追加待ち1123をフォルダに表示する方法として、アルファベットの「A」をフォルダ上に表示する。
フォルダ名変更待ち1124は、ファイルサーバ131にフォルダ名を変更する前のフォルダが存在しており、フォルダ管理アプリケーション510上の同名のフォルダの名前を変更する前であることを示している。例えば、フォルダ名変更待ち1124をフォルダに表示する方法として、アルファベットの「M」をフォルダ上に表示する。
削除待ち1125は、フォルダ管理アプリケーション510上のフォルダと同名のフォルダがファイルサーバ131に存在し、削除を行う前であることを表している。例えば、削除待ち1125をフォルダに表示する方法として、アルファベットの「D」をフォルダ上に表示する。
設定ファイル変更待ち1126は、フォルダ管理アプリケーション510上のフォルダと同名のフォルダがファイルサーバ131に存在し、フォルダ内の表示用設定ファイルへの変更を反映する前であることを示している。例えば、設定ファイル変更待ち1126をフォルダに表示する方法として、図6の617ようにアルファベットの「S」をフォルダ上に表示する。
次にメンバーフォルダとメンバーサブフォルダの状態種別を図11(C)を参照して説明する。
図11(C)は、メンバーフォルダとメンバーサブフォルダの状態1130を示している。
反映済み1132は、フォルダ管理アプリケーション510上のフォルダに対応する、全てのファイルサーバ131上のフォルダが存在し、フォルダ内の表示用設定ファイルへの変更も反映済みであることを表している。例えば、反映済み1132をフォルダに表示する方法として、フォルダ上に何も表示しない方法がある。未反映1133は、フォルダ管理アプリケーション510上のフォルダに対応する、ファイルサーバ131のフォルダに対する処理が、全て完了していないことを表している。例えば、未反映1133をフォルダに表示する方法として、図6の618や619のように、アルファベットの「N」をフォルダ上に表示する。反映すべきメンバーがない1134は、後述するメンバーの追加やインポートをしておらず、メンバーを1人も登録していないことを表している。例えば、反映すべきメンバーがない1134をフォルダに表示する方法として、数字の「0」をフォルダ上に表示する方法がある。尚、説明の中に出てくる「メンバー」に関しては後述する。再び図6の説明に戻る。
次に、図6のボタン608〜611の説明及び領域620を説明する。尚、ボタン608〜611及び領域620は、領域612においてメンバーフォルダ615がユーザにより選択されていない場合は、UI表示部513は、ボタン608〜611及び領域620を表示しない。図6の例では、領域612のメンバーフォルダ615がユーザにより選択され、そのメンバーフォルダ615に、領域620で示すメンバー(ここでは生徒)が登録されている状態を示している。
インポートボタン608は、外部ファイルを指定してメンバーを追加するためボタンである。メンバーとは、領域620に表示している624のように各個人の情報を表している。そしてメンバーである各個人の情報は、特定のメンバー親フォルダ以下の子フォルダとして存在する。各メンバーの配下には、後述するメンバーサブフォルダを配置する。メンバーのフォルダには、個人の名前621を使用する。例えば、図6のメンバーのフォルダ615は、メンバー親フォルダ(図6の614)の子フォルダとして存在する。再び、インポートの説明に戻る。
ユーザがメンバーのインポートボタン608を押下すると、UI表示部513は、後述するメンバーのインポート時の操作画面880(図8(C))を表示する。そしてユーザがファイルを選択して開くボタン884でインポートの実行を指示すると、UI表示部513は制御部512に通知し、処理結果を領域620に表示する。
追加ボタン609は、メンバーを新規作成(追加)するためのボタンである。ユーザが追加ボタン604を押下すると、UI表示部513は、後述するメンバー設定(追加)画面730(図7(C))を表示する。ここでユーザがメンバーの名前を入力してOKボタン735を押下してフォルダの追加を指示すると、UI表示部513は制御部512に通知する。これにより制御部512は、内部で保持しているフォルダ構成情報に、その入力された名前のメンバーのフォルダを追加し、そのフォルダ構成情報をRAM333に保存する。そして、UI表示部513は追加されたメンバーを領域620に表示する。
変更ボタン610は、メンバーの名前621及びよみがな622を変更するためのボタンである。ユーザが特定のメンバーを選択し、変更ボタン610を押下すると、UI表示513は、後述するメンバー設定(変更)画面740(図7(D))を表示する。ここでユーザが、メンバーの名前とよみがなを入力し、OKボタン745を押下してメンバーの変更を指示すると、UI表示部513は制御部512に通知する。これにより制御部512は、内部で保持しているフォルダ構成情報から、そのメンバーのフォルダのフォルダ名及びよみがなを変更し、そのフォルダ構成情報をRAM333に保存する。そして、UI表示部513は変更されたメンバー名及びよびがなで領域620に表示する。
削除ボタン611は、メンバーを削除するためのボタンである。ユーザが特定又複数のメンバーを選択して削除ボタン611を押下すると、UI表示513は、後述する削除確認画面860(図8(A))を表示する。ユーザが、この画面で、はいボタン862によりフォルダの削除を指示すると、UI表示部513は制御部512に通知する。これにより制御部512は、内部で保持しているフォルダ構成情報から、該当するメンバーの情報を削除し、そのフォルダ構成情報をRAM333に保存する。そしてUI表示部513は、削除対象のメンバーが削除された形で領域620に表示する。
次に領域620(表示領域)に表示する項目の説明をする。
621は、領域620に表示するメンバーの「名前」を表示する列を表している。この列には624のように「宇都宮美佐子」といった各メンバーの名前を表示する。622は、領域620に表示するメンバーの「よみがな」を表示する。この「よみがな」には、625で示すように「うつのみやみさこ」といったメンバーのよみがなを表示する。623は各メンバーの状態を表している。各メンバーは、通常フォルダやメンバー親フォルダの状態と同様に、図11(D)に示すように状態1140を持つ。
状態1140は、反映済み1142、追加待ち1143、フォルダ名変更待ち1144、削除待ち1145、設定ファイル変更待ち1146を含んでいる。各状態の意味は、図11(B)の1122〜1126の対応する状態の意味と同様である。領域620での状態表示に関しては、追加時に「+」623等を表記することなどが考えられる。
次に、本実施形態に係るシステムにおける処理の流れを説明する。
図10は、実施形態に係るPC端末102とファイルサーバ131の処理シーケンスを説明するシーケンス図である。
S1001で、ユーザは、PC端末102のフォルダ管理アプリケーション510を実行してフォルダの編集操作を実行する。これによりS1002でフォルダ管理アプリケーション510は、ユーザの操作に応じて編集処理を実行する。次にS1003でユーザが反映操作を実行するとS1004で、フォルダ管理アプリケーション510が反映処理を実行する。そしてS1005で、フォルダ管理アプリケーション510がファイルサーバ131に対してフォルダの反映処理を指示する。そしてS1006でフォルダ管理アプリケーション510が、ファイルサーバ131に作成されたフォルダの表示形式を決める表示用設定ファイルをファイルサーバ131にアップロードする。
以下、詳しく説明する。
まずS1001で、ユーザがPC端末102でフォルダ管理アプリケーション510を実行すると、フォルダ管理アプリケーション510は、UI表示部513に図6に示すフォルダ管理アプリケーション画面600を表示する。S1001及びS1002の処理の詳細を、図12のフローチャートを参照して説明する。
図12は、実施形態に係るPC端末102で、ユーザがフォルダ管理アプリケーション510を実行してフォルダ管理アプリケーション画面600を操作する際のフォルダ管理アプリケーション510の処理を示すフローチャートである。この処理はCPU331がHDD334に格納されているプログラムをRAM333に展開して実行することにより達成されるが、ここでは図5(B)のプログラムモジュールが実行する場合で説明する。
S1201でUI表示部513は、ユーザの操作を検知して制御部512に通知する。これにより制御部512は、フォルダ管理アプリケーション画面600で押下されたボタンの種別を判断する。ここでボタンの種別が、フォルダに対する追加ボタン604、変更ボタン605、削除ボタン606、複製ボタン607のいずれかの場合はS1202のフォルダ操作ボタン処理を実行する。S1202のフォルダ操作ボタンの処理は、図6の領域612で、どのフォルダ種別のフォルダを選択しているか否かで処理が4つに分かれる。以下、これら4つ処理を説明する。
(1)まず最初に、1番目の処理(通常フォルダ、或いはフォルダの選択なしの場合)を説明する。
(1)まず最初に、1番目の処理(通常フォルダ、或いはフォルダの選択なしの場合)を説明する。
図13は、実施形態に係るPC端末102で、ユーザが通常フォルダを選択しているか、又は選択しているフォルダがない状態で、図6のボタン604〜ボタン607のいずれかを押下したときに実行する処理を説明するフローチャートである。この処理はCPU331がHDD334に格納されているプログラムをRAM333に展開して実行することにより達成されるが、ここでは図5(B)のプログラムモジュールが実行する場合で説明する。
先ずS1301で制御部512は、フォルダ関連のボタン604〜ボタン607の内のいずれかの操作ボタンが押下されたかを判定する。ここでボタンが押下されるとUI表示部513は、制御部512にボタンの押下を通知する。そして制御部512は追加ボタン604が押下されたと判定するとS1302,S1303に進み、制御部512は、図7(A)に示すフォルダ設定(追加)画面710を表示するようにUI表示部513に通知してUI表示部513が、その画面を表示する。
図7(A)は、実施形態において、フォルダを追加する追加ボタン604が押下されたときに表示する画面例を示す図である。
711は、追加するフォルダのフォルダ名を示している。入力欄712に入力された文字列がフォルダ名となる。713はフォルダの説明文を示す見出しで、この説明文は、説明文を入力するフィールド714に入力され、画像形成装置101がフォルダを、例えば図22(B)のようにボタン形式で表示するときに、そのボタンに表示する説明文として参照される。チェックボックス715は、このフォルダにメンバーを登録できるようにするか否かをチェックする。このチェックボックス715がチェックされると、作成されたフォルダは、メンバーを作成できるメンバー親フォルダとなる。一方、チェックをつけない場合は通常フォルダとなる。この画面でユーザがOKボタン716を押下するとS1304に進み、制御部512は、この画面で入力された情報に従ってフォルダの追加処理を実行する。またユーザがキャンセルボタン717を押下すると、制御部512は、フォルダの追加処理を実行せずに処理を終了する。
次に図13の説明に戻る。ユーザがOKボタン716を押下するとS1304に進み制御部512は、RAM333に保存しているフォルダ構成情報の中の選択されたフォルダの配下に、追加待ちのフォルダを追加する。そしてS1308に進み制御部512は、追加したフォルダの親フォルダであるフォルダの状態を、設定ファイル変更待ちに変更する。そしてS1309に進み制御部512は、フォルダ構成情報の更新処理を完了し、UI表示部513に最新のフォルダ構成情報を表示するように通知する。これによりUI表示部513は、図6の表示領域612に、最新のフォルダ構成を表示する。
次にS1301で削除ボタン606が押下された場合を説明する。このときはS1305に進みUI表示部513は、制御部512に削除ボタン606の押下を通知する。そしてS1306に進み制御部512は、図8(A)に示す削除時の確認画面860を表示するようにUI表示部513に通知し、表示部513が表示する。
図8(A)は、実施形態において、削除ボタン606が押下されたときに表示される画面例を示す図である。
メッセージ861は、選択しているフォルダの情報を削除するか否かの判断を促すメッセージである。ここでフォルダが削除されると、そのフォルダの配下のフォルダも削除される。よって、ここで、例えば「このフォルダを削除すると配下のフォルダも削除されます」等のメッセージを追加して表示しても良い。ユーザがはいボタン862を押下するとS1307に進んで削除処理を実行する。一方、ユーザがいいえボタン863を押下すると、この処理を終了する。そして図13の説明に戻る。
S1307で制御部512は、内部で保持するフォルダ構成情報から、該当フォルダを削除する。尚、この削除時、削除対象のフォルダの状態が反映済み1122、フォルダ名変更待ち1124、設定ファイル変更待ち1126の場合、そのフォルダを削除せずに状態を削除待ち1125に変更する。この状態の変更後、後述する反映処理が正常終了するとフォルダを削除する。これ以降の処理であるS1308,S1309の説明は、上述した説明と同様であるため割愛する。
次に、S1310の変更ボタン605が押下された場合を説明する。表示部513は、制御部512に変更ボタン605の押下を通知する。そして制御部512はS1311で、図7(B)に示すフォルダ設定(変更)画面720を表示するようにUI表示部513に通知し、表示部513が表示する。
図7(B)は、実施形態で、変更ボタン605が押下された時に表示するフォルダ設定の操作画面例を示す図である。
721は、フォルダ名のフィールドの見出しである。入力欄722には、選択されたフォルダに既に設定されているフォルダ名が表示される。ここでユーザがフォルダ名の変更を行いたい場合、入力欄722に入力した情報でフォルダ名を書き換える。723は、フォルダの説明文の見出しで、フィールド724は、既に設定されている説明文を表示する。ユーザが説明文を変更した場合は、このフィールド724の値を書き換える。ここでも、この説明文は、図22(B)のボタン表示の時の説明文として使用される。チェックボックス725は、メンバーを登録できるようにするか否かを指示するチェックボックスである。ユーザがOKボタン726を押下するとS1312に進み、制御512は、画面の設定に従って追加処理を実行するためにS1312に進む。一方、ユーザがキャンセルボタン727を押下すると、この処理を終了する。次に図13の説明に戻る。
S1312で制御部512は、RAM333で保持するフォルダ構成情報のフォルダ名などの属性情報の変更と、フォルダのステータスを「変更待ち」に変更する。それ以降の処理であるS1308,S1309の説明は、上述の説明と同様であるため割愛する。
次に複製ボタン607が押下された場合を説明する。このとき表示部513はS1314で制御部512に複製ボタン607の押下を通知する。そして制御部512はS1315で、図7(E)に示すフォルダ設定(複製)画面750を表示するようにUI表示部513に通知し、表示部513が表示する。
図7(E)は、実施形態で複製ボタン607が押下された時に表示される画面例を示す図である。
画面上の751〜754は、図7(A)の711〜714と同様であるため、その説明を割愛する。図7(E)の画面で、ユーザがファイル名の入力欄752に新たなファイル名を入力してOKボタン755を押下するとS1316に進み制御512は、選択したフォルダと、そのフォルダの下層のフォルダの複製処理を実行する。一方、ユーザがキャンセルボタン756を押下すると、何もせずに、この処理を終了する。再び、図13の説明に戻る。
S1316で制御部512は、RAM333に保持しているフォルダ構成情報に、新規にフォルダを追加する。尚、追加するフォルダは、その名称は図7(E)の画面で入力されたフォルダ名であり、そのフォルダの階層は、選択中のフォルダと同じ階層とする。そして新規追加したフォルダの配下に、選択中のフォルダの配下と同じフォルダ構成を追加するとともに、状態を「追加待ち」にする。それ以降の処理であるS1308,S1309の処理は、上述した説明と同様であるため割愛する。
(2)次に2番目の処理(メンバー親フォルダを選択した場合)を説明する。
(2)次に2番目の処理(メンバー親フォルダを選択した場合)を説明する。
図14は、実施形態に係るPC端末102で、ユーザがメンバー親フォルダを選択している状態で、図6のボタン605〜ボタン607のいずれかを押下したときに実行する処理を説明するフローチャートである。この処理は、CPU331がHDD334に格納されているプログラムをRAM333に展開して実行することにより達成されるが、ここでは図5(B)のプログラムモジュールが実行する場合で説明する。
先ずS1401で制御部512は、図6のフォルダ管理アプリケーションの画面で、メンバー親フォルダが選択された状態で、どの操作ボタンが押下されたのかを判定する。図14において、削除ボタン606が押下されたときのS1402〜S1406までの処理は、前述の図13のS1305〜S1309の処理と同様であるため、その説明を割愛する。又、変更ボタン610が押下されたときのS1407〜S1409の処理、及び複製ボタン607が押下されたときのS1410〜S1412の処理は、それぞれ図13のS1310〜S1312,S1314〜S1316と同様であるため、その説明を割愛する。
(3)次に3番目の処理(メンバーフォルダを選択した場合)の説明に移る。
(3)次に3番目の処理(メンバーフォルダを選択した場合)の説明に移る。
図15は、実施形態に係るPC端末102で、ユーザがメンバーフォルダを選択している状態で、図6の追加ボタン604を押下したときに実行する処理を説明するフローチャートである。この処理は、CPU331がHDD334に格納されているプログラムをRAM333に展開して実行することにより達成されるが、ここでは図5(B)のプログラムモジュールが実行する場合で説明する。
S1501で制御部512は、ユーザによるメンバーフォルダの追加指示に応じて、RAM333で保持するフォルダ構成情報に、メンバーサブフォルダを追加し、その状態を未反映1133にする。尚、このS1501のフォルダの追加処理は、図13のS1302〜S1304と同じであるため、その説明を割愛する。メンバーサブフォルダの情報は、メンバーが存在する場合はテンプレートとして用いるため、メンバーが存在しない場合は、実体のフォルダとしてファイルサーバ131などにフォルダを生成することはない。次にS1502に進み制御部512は、フォルダ構成情報の該当するメンバーフォルダの状態を未反映1133に変更する。次にS1503に進み制御部512は、フォルダ構成情報からメンバーリストを取得する。尚、このメンバーリストは、図6フォルダ管理アプリケーション600の画面で、インポートボタン608や追加ボタン609を押下してメンバーを追加したとき、制御部512がフォルダ構成情報に追加するメンバーのリスト情報である。そしてS1504に進み制御部512は、メンバーリストを確認し、メンバーが存在するかどうかを判定する。ここでメンバーが存在すると判定するとS1505に進み、制御部512は、取得したリストに含まれるメンバーの名前を1つ取り出し、取り出した名前のフォルダを「メンバー」フォルダの位置(「生徒」フォルダの直下)に作成する。図6の例では、「依田 満」という名前のフォルダを作成する。そして、そのメンバーのフォルダの下に、メンバーサブフォルダと同名(図6の例では、「カリキュラム」「学力テスト」「指導レポート」)のフォルダを追加する。そして、次のメンバーの名前を1つ取り出し、取り出した名前のフォルダを「メンバー」フォルダの位置(「生徒」フォルダの直下)作成する。図6の例では、「高木 翔」という名前のフォルダを作成する。そして、そのメンバーのフォルダの下に、メンバーサブフォルダと同名(図6の例では、「カリキュラム」「学力テスト」「指導レポート」)のフォルダを追加する。この処理を、リストに含まれるメンバーの数だけ繰り返す。そして各メンバーの状態を設定ファイル変更待ち1146に変更してフォルダ構成情報を更新してS1506に進む。
一方、S1504で制御部512が、メンバーが存在しないと判定するとS1507に進み、S1502で未反映1133に設定したメンバーサブフォルダの状態を、反映すべきメンバーがない1134に変更してS1506に進む。S1506でUI表示部513は、変更したフォルダ構成情報に基づいてフォルダの再表示を行って、この処理を終了する。
(4)次に4番目の処理(メンバーサブフォルダを選択した場合)説明に移る。
(4)次に4番目の処理(メンバーサブフォルダを選択した場合)説明に移る。
図16は、実施形態に係るPC端末102で、ユーザがメンバーサブフォルダを選択している状態で、図6のボタン604〜ボタン606のいずれかを押下したときに実行する処理を説明するフローチャートである。
先ずS1601で制御部512は、図6のフォルダ管理アプリケーションの画面600で、メンバーサブフォルダ関連のどの操作ボタンが押下されたのかを判定する。このときUI表示部513は、制御部512に追加ボタン604の押下を通知するとS1602に進み、制御部512は追加ボタン604が押下されたと検知する。次にS1603に進み制御部512は、図7(A)のフォルダ設定(追加)画面710を表示するようにUI表示部513に通知して表示させる。図7(A)の説明は上述の説明と同じであるため、説明を割愛する。次にS1604に進み制御部512は、追加したメンバーサブフォルダの状態を未反映1133にする。そしてS1608に進み制御部512は、追加したフォルダの親フォルダの状態を未反映1133に変更する。次にS1609に進み制御部512は、フォルダ構成情報にメンバーが存在するか否かを判定する。ここでメンバーが存在すると判定するとS1610に進み、制御部512は、全てのメンバーのフォルダの配下への編集処理(追加、削除、変更)を行う。ここでメンバーサブフォルダへのユーザ操作が追加の場合は追加処理、削除の場合は削除処理、変更の場合は変更処理を、それぞれ実行する。このときの編集対象は、各メンバーフォルダの配下にあるメンバーサブフォルダで、操作対象のメンバーサブフォルダと対応するサブフォルダに対して、上述の処理を実施する。
例えば、メンバーフォルダの直下にメンバーサブフォルダとして「契約書」フォルダがあり、その配下に「201407」というメンバーサブフォルダを追加する場合の処理を説明する。その場合、制御部512は、フォルダ構成情報に対して、各メンバーフォルダ(例、依田満、高木翔など)以下の契約書フォルダの配下に、同様に「201407」フォルダを追加し、その追加したフォルダの状態を追加待ち1123に変更する。
また削除及び変更操作の場合も同様に、メンバーのフォルダの直下にメンバーサブフォルダとして「契約書」フォルダを削除、或いは変更するとき、各メンバーフォルダ(例、依田満、高木翔など)以下の契約書フォルダを削除或いは変更する。そして、そのフォルダの状態を削除待ち1125又は変更待ち1124に変更する。そしてS1611に進みUI表示部513は、その更新したフォルダ構成情報に基づいてフォルダの構成を表示する。
尚、S1609で制御部512が、フォルダ構成情報にメンバーが存在しないと判定するとS1611に進む。
次にS1601で削除ボタン606が押下された場合を説明する。この場合はS1605に進み、UI表示部513は制御部512に削除ボタン606の押下を通知する。これによりS1606に進み制御部512は、図8(A)の削除確認画面860を表示するようにUI表示部513に通知して表示させる。図8(A)の削除確認画面860の説明は、上述の説明と同じであるため、その説明を割愛する。この削除確認画面860で、はいボタン862が押下されるとS1607に進み制御部512は、メンバーサブフォルダの削除処理を実行する。この削除処理では、削除対象のメンバーフォルダ以下のメンバーサブフォルダの状態を未反映1133に変更する。そしてS1608に進み制御部512は、削除対象のメンバーサブフォルダの親フォルダの状態を未反映1133に変更してS1609に進む。S1609〜S1611の説明は、上述した説明と同様であるため割愛する。
次にS1601で変更ボタン605が押下された場合を説明する。この場合はS1612に進み、UI表示部513は制御部512に変更ボタン605の押下を通知する。これによりS1613に進み制御部512は、図7(B)のフォルダ設定画面(変更)720を表示するようにUI表示部513に通知して表示させる。図7(B)の画面の説明は、上述の説明と同様であるため割愛する。フォルダ設定画面(変更)720でOKボタン726が押下されるとS1614に進み制御部512は、メンバーサブフォルダの変更処理を実行する。この変更処理では、変更対象のメンバーサブフォルダの状態を未反映1133に変更する。そして1608に進み制御部512は、変更対象のメンバーサブフォルダの親フォルダの状態を未反映1133に変更してS1609に進む。S1609〜S1611の説明は、上述した説明と同様であるため割愛する。
以上で、図12のS1202の説明を完了する。再び図12のフローチャートの説明に戻る。
次にS1203では、押下されたボタンの種別がメンバーに対する操作ボタン608〜611のいずれかである場合の処理を実行する。
図17は、実施形態に係るPC端末102で、ユーザがフォルダ管理アプリケーションを実行してフォルダ管理アプリケーション画面を表示しているとき、メンバーに対してボタン608〜611のいずれかを押下した時の処理を説明するフローチャートである。尚、ユーザが追加ボタン609、削除ボタン611、変更ボタン610を押下した時のフォルダ構成情報の変更処理は、通常フォルダの変更処理時と同様であるため、必要に応じて説明を割愛する。
S1701でボタンが操作され、それが追加ボタン609のときはS1702に進みUI表示部513は、制御部512に追加ボタン609の押下を通知する。次にS1703に進み制御部512は、図7(C)に示すメンバー設定(追加)画面730を表示するようにUI表示部513に通知して表示させる。
図7(C)は、メンバーに対して追加ボタン609が押下されたときに表示される画面例を示す図である。
名前731は、メンバーの名前を示す見出しである。入力欄732に入力された文字列が、メンバーの名前となる。尚、実際にファイルサーバ131にフォルダが生成される場合は、ここで設定したメンバーの名前がフォルダ名となる。よみがな733はメンバーの名前の読み仮名を示す見出しで、入力欄734に入力されたよみがなが、画像処理形成装置103でフォルダを構成を表示する際の情報として利用される。ユーザが画面730でOKボタン735を押下するとS1704に進み、制御512は、この画面で入力されたメンバーの名前と読み仮名をフォルダ構成情報に追加する処理を実行する。画面730でユーザがキャンセルボタン736を押下すると、制御部512は、この画面で設定された名前や読み仮名を破棄し、新規メンバーを作成せずに処理を終了する。再び、図17の説明に戻る。
S1704で制御部512は、フォルダ構成情報に、図7(C)の画面で入力されたメンバーの情報を追加して、状態を追加待ち1143に変更する。そしてS1708に進み制御部512は、メンバーの親フォルダの状態を設定ファイル変更待ち1126に変更する。次にS1709に進みUI表示部513は、更新したフォルダ構成情報を基に、メンバーを再表示して、この処理を終了する。
S1701でボタンが操作され、それが削除ボタン611のときはS1705に進みUI表示部513は、制御部512に削除ボタン611の押下を通知する。次にS1706に進み制御部512は、図8(A)の削除確認画面860を表示するようにUI表示部513に通知して表示させる。図8(A)の削除確認画面860の説明は、上述の説明と同様なため割愛する。図8(A)ではいボタン862が押下されるとS1707に進み制御部512は、指定されたメンバーの対応するフォルダをフォルダ構成情報から削除する。この削除時の処理は、通常フォルダの削除処理であるS1307と同様である。S1708〜S1709の処理は、上述したS1307〜S1309説明と同様であるため、その説明を割愛する。
次にS1701でボタンが操作され、それが変更ボタン610のときはS1710に進みUI表示部513は、制御部512に変更ボタン610の押下を通知する。次にS1711に進み制御部512は、図7(D)に示すメンバー設定(変更)画面740を表示するようにUI表示部513に通知して表示させる。
図7(D)は、変更ボタン610が押下された時に表示されるメンバー設定(変更)画面の一例を示す図である。
名前741は名前を示す見出しで、入力欄742は、名前を入力するエリアを示す。UI表示時には、既存で設定されている値を表示する。変更時には、入力欄742に、変更する新しい名前を入力する。よみがな743は名前の読み仮名を示す見出しで、入力欄744は、変更するよみがなを入力するフィールドである。UI表示部513は、入力欄744に既存で設定されている値を表示し、変更されると、その変更された新しいよみがなを表示する。ユーザがOKボタン745を押下するとS1712に進み、この画面740で入力されたメンバーの名前に変更する。ユーザがキャンセルボタン746を押下すると、この画面の設定を破棄して処理を終了する。再び、図17の説明に戻る。
S1712で制御部512は、図7(D)の画面の入力に従って、フォルダ構成情報の該当するメンバーフォルダの名前とよみがなを変更する。そしてメンバーフォルダの状態をフォルダ名変更待ち1144に変更する。そしてS1708〜S1709に進むが、この処理は、上述した処理と同様であるため、その説明を割愛する。
次にS1701でボタンが操作され、それがインポートボタン608のときはS1713に進みUI表示部513は、制御部512にインポートボタン608の押下を通知する。次にS1714に進み制御部512は、図8(C)に示すメンバーのインポート操作画面880を表示するようにUI表示部513に通知して表示させる。
図8(C)は、インポートボタン608が押下されると表示されるメンバーのインポート操作画面880の一例を示す図である。
この操作画面880からメンバーのリストファイルをインポートすることで、まとめてメンバーを追加することができる。メンバーリストファイルは、メンバー毎に名前、よみがなが、1レコードで定義される。ファイルフォーマットは、CSVフォーマット等でも良く、或いはその他のファイルフォーマットでもかまわない。881は、インポートするファイルが保存されているフォルダの階層を示している。例では、ローカルドライブのCドライブ以下のフォルダ階層を表示している。ファイル名882は、インポートするファイル名であることを示す見出しである。883は、指定したインポートファイルのファイル名の入力欄である。ユーザが入力欄883にファイル名を入力して開くボタン884を押下するとS1715に進み、指定したファイルのインポート処理を実行する。またユーザが、操作画面880でキャンセルボタン885を押下すると、この操作画面880の操作をキャンセルして図6の画面に戻る。再び、図17の説明に戻る。
S1715で制御部512は、メンバーのインポートを実行する。このメンバーインポート処理の詳細を、図18(C)のフローチャートを用いて説明する。
図18(C)は、メンバーのインポートボタン608の押下時に、実行するインポートの処理フローチャートである。
まずS1831でUI表示部513は、メンバーのインポートボタン608が押下されたことを制御部512に通知する。これにより制御部512は、図8(C)のメンバーインポート操作画面880を表示するようにUI表示部513に通知して表示させる。次にS1832に進み、ユーザが開くボタン884を押下すると、UI表示部513からそのボタン884の押下の通知を受けた制御部512が、ユーザ指定したファイル名のファイルのインポートの読込処理を実行する。次にS1833に進み制御部512は、S1832で読み込んだ情報からメンバーを生成する。尚、個々のメンバーの生成は、通常フォルダの情報と同様に生成し、RAM333のフォルダ構成情報として保存する。そしてS1834に進み制御部512は、生成したメンバーを含むフォルダの構成を領域620に再表示して、この処理を終了する。
再び、図17の説明に戻る。次にS1708〜S1709の処理の説明は、上述した説明と同様であるため割愛する。
以上で、図12のS1203の説明を終了する。再び図12の説明に戻る。
S1204は、外部ファイルを指定してフォルダ構成をインポートする処理である。この処理によりRAM333で保持するフォルダ構成情報を作成することができる。フォルダ構成のインポート処理は図18(A)のフローチャートを参照して説明する。
図18(A)は、実施形態に係るPC端末102が、フォルダ構成のインポート時に実行する処理を説明するフローチャートである。
S1811では、「フォルダ構成のインポート」ボタン601が押下されると、UI表示部513は制御部512にボタン601の押下を通知する。これにより制御部512は、図8(B)に示すフォルダ構成のインポート操作画面870を表示するようにUI表示部513に通知して表示させる。
図8(B)は、図6のフォルダ管理アプリケーションの画面の「フォルダ構成のインポート」ボタン601が押下されたときに表示されるフォルダ構成のインポート操作画面の一例を示す図である。
この操作画面からフォルダ構成ファイルをインポートすることで、まとめてフォルダの追加を行うことができる。フォルダ構成ファイルは、フォルダ名やフォルダの種別などの属性情報、フォルダの階層構造を記述しており、ファイルフォーマットとしてはXMLファイルでもよいし、その他のファイルフォーマットでもかまわない。871は、インポートするファイルが保存されているフォルダの階層を示している。例では、ローカルドライブのCドライブ以下のフォルダ階層を表示している。ファイル名872は、インポートする際のファイル名を示す見出しである。入力欄873は、ユーザが指定したインポートファイルのファイル名の入力欄である。ユーザが入力欄873にファイル名を入力して開くボタン874を押下するとS1812に進んで、指定したファイルのインポート処理を実行する。またユーザがキャンセルボタン875を押下すると、この画面の設定をキャンセルして図6の画面に戻る。再び、図18(A)の説明に戻る。
S1812で制御部512は、開くボタン874が押下されたことにより、指定されたファイルの読込処理を実行する。そしてS1813に進み制御部512は、読み込んだファイル情報を基に、フォルダ構成情報を作成してRAM333に保存する。そしてS1814に進み制御部512は、作成又は更新したフォルダ構成情報の再表示を行って、この処理を終了する。
以上で、図12のS1204の説明を完了する。
図12のS1205は、外部ファイルを指定してフォルダ構成をエクスポートする処理である。この処理によりRAM333に保持するフォルダ構成情報を外部ファイルにエクスポートすることができる。フォルダ構成のエクスポート処理に関して図18(B)のフローチャートを参照して説明する。
図18(B)は、実施形態に係るPC端末102が、フォルダ構成のエクスポート時に実行する処理を説明するフローチャートである。
S1821で、フォルダ管理アプリケーションの画面600で「フォルダ構成のエクスポート」ボタン602が押下されると、UI表示部513は制御部512にボタン602の押下を通知する。これにより制御部512は、図9(B)に示すフォルダ構成のエクスポート操作画面9100を、UI表示部513により表示させる。
図9(B)は、実施形態に係るPC端末102で、ユーザが「フォルダ構成のエクスポート」ボタン602を押下した時に表示するフォルダ構成のエクスポート操作画面の一例を示す図である。
この操作画面からフォルダ構成ファイル(不記載)をエクスポートすることで、外部ファイルとしてフォルダ構成情報を保存することができる。9101は、エクスポートするファイルを保存するフォルダの階層を示している。例では、ローカルドライブのCドライブ以下のフォルダ階層を表示している。ファイル名9102は、エクスポートする際のファイル名の見出しである。入力欄9103は、エクスポートファイルのファイル名の入力欄である。ユーザが入力欄9103にファイル名を入力して保存ボタン9104を押下するとS1822に進み、指定したファイル名でフォルダ構成情報をエクスポートする処理を実行する。ユーザがキャンセルボタン9105を押下すると、この画面での設定をキャンセルして図6の画面に戻る。再び、図18(B)の説明に戻る。
S1822で制御部512は、ユーザが保存ボタン9104を押下したことにより、指定されたファイル名でのエクスポート処理を実行して、この処理を終了する。エクスポートの対象は、RAM333に保存しているフォルダ構成情報である。
以上で、図12のS1205の説明を完了する。
以上の説明で、図10のシーケンスのS1001及びS1002のフォルダ編集操作及びフォルダ編集処理の説明を行った。
次に図10のS1003の反映操作及びS1004の反映処理、反映処理の内部処理であるS1005のフォルダ編集処理及びS1006の表示用設定ファイルアップロード処理に関して説明する。
図12のS1206は、図6のフォルダ管理アプリケーションの画面600で、ユーザが反映ボタン603を押下したときの処理である。反映ボタン603が押下されると、UI表示部513は、制御部512に反映ボタン603の押下を通知する。これにより制御部512は、図9(A)に示す接続設定の操作画面990を表示するようにUI表示部513に通知して表示させる。
図9(A)は、実施形態に係るPC端末102で表示される接続設定の操作画面の一例を示す図である。
本画面の設定値に基づきファイルサーバ131との接続を行う。991は、接続先ファイルサーバ131のURLを示すフィールドである。入力欄992は、接続ファイルサーバのURLを入力するフィールドである。テナントID993は、ファイルサーバ131のサービス提供者が、ユーザの会社毎に発行するIDである。ファイルサーバ131のサービス提供者は、このテナントIDを情報管理の単位に利用しており、ユーザがファイルサーバ131に接続する際にも指定させている。入力欄994は、テナントIDを入力するフィールドである。入力欄996は、パスワードを入力するフィールドである。尚、パスワード955は、マスクした形式で表示を行う。チェックボックス997は、プロキシーサーバを利用するか否かのチェックボックスである。プロキシーサーバを利用しない場合、即ち、チェックボックス997がチェックされないとき、フィールド998〜999,9991〜9995のフィールドをグレイアウトして表示し、ユーザが入力できないようにする。998は、プロキシーのURLを示すフィールドである。入力欄999は、プロキシーサーバのURLを入力するフィールドである。9991はポート番号を入力するフィールドである。9992はプロキシーIDを示し、入力欄9993は、プロキシーIDを入力するフィールドである。9994はプロキシーパスワードを示し、入力欄9995は、プロキシーパスワードを入力するフィールドである。尚、入力欄9995でパスワードはマスクした形式で表示される。ユーザが、OKボタン9996を押下すると、この画面の設定に基づいて、制御部512がファイルサーバ131への接続及び反映処理を実行する。ユーザがキャンセルボタン9997を押下すると、この画面の設定を破棄して図6の画面に戻る。
図9(A)の画面990を介してユーザが接続設定を入力してOKボタン9996を押下すると、制御部512は、通信部515を介してファイルサーバ131への接続処理を実施する。この接続処理では、接続設定で入力された設定値を用いて認証処理などを実行する。ここで認証処理に失敗した場合は、反映処理を終了するが、認証処理に成功した場合、反映処理を続行する。これ以降の反映処理の詳細を、図19のフローチャートを用いて説明する。
図19は、実施形態に係るPC端末102による反映処理時の処理を示すフローチャートである。ここでも、この処理は、CPU331がHDD334に格納されているプログラムをRAM333に展開して実行することにより達成されるが、ここでは図5(B)のプログラムモジュールが実行する場合で説明する。
S1901で制御部512は、RAM333に保存しているフォルダ構成情報を読み込み、フォルダの巡回処理を実施する。この巡回処理とは、木構造になっている各フォルダに対して、状態を判断しながら反映処理を実施することである。例えば、10個のフォルダを追加している場合、10回、反映処理を繰り返すことになる。
次にS1902に進み制御部512は、対象フォルダの状態が「反映済み」か否かを判断する。「反映済み」であると判定するとS1912の処理に進み、全てのフォルダの反映処理が完了した否かを判定する。S1912で全てのフォルダの処理が完了した場合、反映処理を終了する。S1912で反映処理を完了していないと判定すると、S1901の巡回処理に戻り次のフォルダの反映処理を実施する。
一方、S1902で制御部512が、状態が反映済み以外の「追加待ち」、「フォルダ名変更待ち」、「フォルダ削除待ち」であれば、それに応じて異なる処理を実行して、ファイルサーバ131によりフォルダ更新処理を実行させる。
まず「追加待ち」の場合は、追加ボタン、或いは複製ボタンが押下された場合で、S1903からS1904に進み、制御部512は、通信部515を介して、ファイルサーバ131にフォルダを作成させる。そしてS1909に進み、ファイルサーバ131からの応答により、処理に成功したかどうかを判定し、成功したときはS1910に進み制御部512は、表示用設定ファイルを作成する。この表示用設定ファイルの作成は、図20のフローチャートを参照して説明する。
図20は、図19のS1910の表示用設定ファイルの生成処理を説明するフローチャートである。
このフローチャートで示す処理を実行することで、フォルダの種類毎、及びフォルダ数に応じた最適な表示用設定ファイルの作成が可能となる。尚、この処理は、制御部512からの通知により、表示設定ファイル制御部514が表示用設定ファイルの作成を開始することにより実行される。
まずS2001で、反映処理対象のフォルダのフォルダ種別が何であるかを判定する。ここで通常フォルダであると判定するとS2002からS2003に進み、配下のフォルダの数をカウントする。ここで配下のフォルダの数が所定数以上(例えば7個以上)の場合はS2004に進み、リスト表示用の表示用設定ファイルを作成して、この処理を終了する。一方、S2003で所定数未満(例えば7個未満)と判定するとS2006に進み、ボタン表示の表示用設定ファイルを作成して、この処理を終了する。
フォルダ種別がメンバーサブフォルダの場合はS2005からS2003の処理に進む。S2003、S2004、S2006の説明は、上述した説明と同様であるため割愛する。
次に、フォルダ種別がメンバー親フォルダの場合はS2007からS2008に進み、インデックス表示用の表示用設定ファイルを作成して、この処理を終了する。こうして作成された表示用設定ファイルが、画像形成装置101がフォルダをファイルサーバ131から取得するときに一緒にダウンロードされる。こうして画像形成装置101は、その表示用設定ファイルに従って、例えば図22に示すように表示するように表示制御を行う。再び、図19の説明に戻る。
次にS1911に進み制御部512は、生成した表示用設定ファイルをファイルサーバ131に通信部515を介してアップロードする。表示用設定ファイルのアップロード先のフォルダは、処理対象のフォルダの直下とする。そしてフォルダの状態を反映済みにする。一方、S1909で処理に失敗した場合はS1913に進み、制御部512は、フォルダの状態を失敗に変更してS1912に進む。
また一方、S1902で制御部512が、状態が反映済み以外の「フォルダ名変更待ち」の場合はS1906に進み、制御部512は、通信部515を介して、ファイルサーバ131にフォルダ名の変更処理を実行させてS1909に進む。またS1902で制御部512が、状態が反映済み以外の「削除待ち」の場合はS1908に進み、制御部512は、通信部515を介して、ファイルサーバ131にフォルダの削除を実行させてS1909に進む。
以上で、図12のS1206の説明を完了する。これまでの説明により、図10の処理フロー全体の説明を完了する。
又、本実施形態では、「塾」に当て嵌めて記載したが、学校や幼稚園、カルチャースクールなども教育機関などでもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
101…画像形成装置、102…PC端末、131…ファイルサーバ、331…CPU,512…制御部、513…UI表示部、514…表示設定ファイル、515…通信部
Claims (12)
- 情報処理装置であって、
複数のフォルダをフォルダ構成情報に基づいて階層構造で管理する管理手段と、
前記フォルダ構成情報を編集する編集手段と、
前記編集手段により編集されたフォルダ構成情報に従って、フォルダの実体を保持するサーバによりフォルダを更新させる更新手段と、
前記更新手段により更新されたフォルダの種別に応じて、当該フォルダの表示形式を規定する表示用設定ファイルを作成する作成手段と、
前記表示用設定ファイルを前記サーバにアップロードするアップロード手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記フォルダの種別は、前記サーバのフォルダと1対1で対応している特別な意味を有さない通常フォルダと、メンバーの名前を有するフォルダをまとめて表している仮想的なフォルダで前記サーバのフォルダとは1対多で対応するメンバーフォルダと、下層に前記メンバーフォルダを有し前記サーバのフォルダとは1対1で対応するメンバー親フォルダと、前記メンバーフォルダの下層に位置し、前記サーバのフォルダとは1対多で対応するメンバーサブフォルダとを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記作成手段は、前記フォルダの種別が通常のフォルダで、前記通常のフォルダの下層に位置しているフォルダの数が所定数以上の場合は、前記下層に位置しているフォルダをリスト形式で表示する表示用設定ファイルを作成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記作成手段は、前記フォルダの種別がメンバーサブフォルダで、前記メンバーサブフォルダの下層に位置しているフォルダの数が所定数以上の場合は、当該フォルダをリスト形式で表示する表示用設定ファイルを作成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記作成手段は、前記フォルダの種別が通常のフォルダ或いはメンバーサブフォルダで、前記通常のフォルダ或いは前記メンバーサブフォルダの下層に位置しているフォルダの数が所定数未満の場合は、前記下層に位置しているフォルダをボタン形式で表示する表示用設定ファイルを作成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記作成手段は、前記ボタン形式で表示されるボタンの説明文に、前記編集手段による編集に際して入力された説明文を使用することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
- 前記作成手段は、前記フォルダの種別がメンバー親フォルダの場合は、前記メンバー親フォルダをインデックス形式で表示する表示用設定ファイルを作成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記表示用設定ファイルは、前記サーバで処理対象のフォルダの直下のフォルダとして保持されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置とファイルサーバとを有するファイル管理システムであって、
前記ファイルサーバは、
フォルダを保持する保持手段と、
前記編集手段により編集されたフォルダ構成情報に従って、前記保持手段へのフォルダの作成、変更或いは削除を実行するフォルダ更新手段と、
前記フォルダ更新手段による処理結果を前記情報処理装置に通知する通知手段と、
前記通知手段による通知に応答して前記情報処理装置からアップロードされる前記表示用設定ファイルを前記保持手段に保持するとともに、外部装置からの要求に応じてWeb画面を生成して前記外部装置に送信するように制御する制御手段と、
を有することを特徴とするファイル管理システム。 - 前記ファイルサーバは、前記表示用設定ファイルを処理対象のフォルダの直下のフォルダとして保持することを特徴とする請求項9に記載のファイル管理システム。
- 情報処理装置を制御する制御方法であって、
複数のフォルダをフォルダ構成情報に基づいて階層構造で管理する管理工程と、
前記フォルダ構成情報を編集する編集工程と、
前記編集工程で編集されたフォルダ構成情報に従って、フォルダの実体を保持するサーバによりフォルダを更新させる更新工程と、
前記更新工程で更新されたフォルダの種別に応じて、当該フォルダの表示形式を規定する表示用設定ファイルを作成する作成工程と、
前記表示用設定ファイルを前記サーバにアップロードするアップロード工程と、
を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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