JP6167456B2 - 照明器具および電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関し、特に、無線通信機能を有する照明器具等に関する。
従来、埋込型の照明器具として、例えば、ダウンライトやスポットライトのように天井に埋込配設されて下方に光を照射する天井埋込型照明器具、あるいは、地中に埋込配設されて上方に光を照射する地中埋込型照明器具等が知られている。
一方、照明器具を無線制御する場合、通信状態を良好に保つために様々な方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−80007号公報
ところで、埋込型の照明器具を無線制御する場合、無線制御に用いられるアンテナは、美的観点から構造物内に埋め込まれることが望ましい。ここで、埋め込み型の照明器具では、回路部品等は、筐体に覆われた状態で構造物内に埋め込まれることが一般的である。
ここで、アンテナについても、アンテナの保護の観点から筐体に覆われることが望ましいが、このような場合、アンテナの送信性能または受信性能の確保が課題となる。
本発明は、アンテナ部が構造物に埋め込まれるような場合であっても、アンテナ部の送信性能または受信性能を確保しやすい照明器具等を提供する。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る照明器具は、無線信号の送信機能または受信機能を有する照明器具であって、光源を有する器具本体と、第1の筐体と、前記第1の筐体の外部に配置された第2の筐体とを備え、前記第1の筐体は、前記光源に電力を供給する電源回路を覆い、前記第2の筐体は、前記無線信号を送信または受信するアンテナ部を覆う。
また、例えば、前記第2の筐体は、さらに、前記アンテナ部による前記無線信号の送信または受信の制御を行う無線制御部を覆ってもよい。
また、例えば、前記第1の筐体は、さらに、前記アンテナ部による前記無線信号の送信または受信の制御を行う無線制御部を覆ってもよい。
また、例えば、前記第1の筐体は、金属で構成されてもよい。
また、例えば、前記第2の筐体は、絶縁材料で構成されてもよい。
また、例えば、前記第1の筐体は、前記電源回路を覆う本体部と、前記本体部の一部から延出した板状部とを有し、前記第2の筐体は、前記板状部に配置されてもよい。
また、本発明の一態様に係る電源装置は、無線信号の送信機能または受信機能を有する照明器具の光源に電力を供給する電源装置であって、第1の筐体と、前記第1の筐体の外部に配置された第2の筐体とを備え、前記第1の筐体は、前記光源に電力を供給する電源回路を覆い、前記第2の筐体は、前記無線信号を送信または受信するアンテナ部を覆う。
また、例えば、前記第2の筐体は、さらに、前記アンテナ部による前記無線信号の送信または受信の制御を行う無線制御部を覆ってもよい。
また、例えば、前記第1の筐体は、さらに、前記アンテナ部による前記無線信号の送信または受信の制御を行う無線制御部を覆ってもよい。
本発明に係る照明器具等は、アンテナ部が構造物に埋め込まれるような場合であっても、送信性能または受信性能を確保しやすい。
図1は、実施の形態1に係る照明器具の外観を示す図である。 図2は、実施の形態1に係る照明器具を光照射側の反対側から見た図である。 図3は、実施の形態1に係る照明器具が天井に取り付けられた状態の断面図である。 図4は、実施の形態1に係る照明器具の機能構成を示すブロック図である。 図5は、第2の筐体の内部構造を示す模式図である。図5の(a)は、第2の筐体がアンテナ部および無線制御部の全部を覆う場合の第2の筐体の内部構造の上面図および側面図である。図5の(b)は、第2の筐体がアンテナ部および無線制御部の一部を覆う場合の、第2の筐体の内部構造の上面図および側面図である。 図6は、実施の形態2に係る第1の筐体および第2の筐体を模式的に示す図である。図6の(a)は、第1の筐体を上面側から見た図であり、図6の(b)は、第1の筐体120を側面側から見た図であり、図6の(c)は、第1の筐体を下面側(光出射側)から見た図である。 図7は、切り欠き部の周辺部分の拡大図である。図7の(a1)および(b1)は、第2の筐体が取り付けられていない場合の切り欠き部周辺の拡大図であり、図7の(a1)は、第1の筐体を上面側から見た図であり、図7の(b1)は、第1の筐体を側面側から見た図である。図7の(a2)および(b2)は、第2の筐体が取り付けられている場合の切り欠き部周辺の拡大図であり、図7の(a2)は、第1の筐体を上面側から見た図であり、図7の(b2)は、第1の筐体を側面側から見た図である。 図8は、第2の筐体を回転可能な状態で保持する板状部の一例を示す図である。図8の(a)は、第2の筐体の回転前の状態を示す図であり、図8の(b)は、第2の筐体の回転後の状態を示す図である。 図9は、無線制御部が第1の筐体内に設けられる場合の照明器具の機能構成を示すブロック図である。 図10は、図6と同様の構成における第2の筐体の配置の別の例を示す図である。図10の(a)は、第1の筐体を上面側から見た図であり、図10の(b)は、第1の筐体を側面側から見た図であり、図10の(c)は、第1の筐体を下面側(光出射側)から見た図である。
(本発明の基礎となった知見)
埋込型の照明器具を無線制御する場合、無線制御に用いられるアンテナは、美的外観の観点から、構造物に取り付けられた状態においてユーザがアンテナを視認できないように、構造物内に埋め込まれることが望ましい。
ここで、埋込型の照明器具では、照明器具の一部が天井裏に埋め込まれ、天井裏に埋め込まれる回路部品については、ホコリ等による誤動作および故障を防止するために、筐体に収納される。特に、光源に電力を供給する電源回路は、発火等の事故防止の観点から不燃材料である金属性の筐体に収納されることが一般的である。
したがって、美的外観の観点、および、製造コストの観点からは、アンテナは、電源回路と同一の基板上に実装され、電源回路が収納される金属性の筐体に収納されることが望ましい。
一方で、アンテナは、無線信号の送受信性能を確保できる位置に配置される必要がある。一般的には、アンテナは指向性を有し、アンテナの指向性は、アンテナの周囲の構造や、アンテナの周囲に配置された物体の影響により変動する。
アンテナの配置は、無線制御においては重要な要素となるが、上述のように金属製の筐体内にアンテナが収納される場合、金属性の筐体により電波が反射されるため、無線信号の送受信性能を確保しがたい。
本発明は、このような状況に鑑み、発明者らによってなされたものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示したものではない。したがって、各図同士において厳密には一致していない部分も存在する。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1に係る照明器具の概要について説明する。
図1は、実施の形態1に係る照明器具の外観を示す図である。
図2は、実施の形態1に係る照明器具を光照射側の反対側から見た図である。
図1および図2に示されるように、照明器具100は、無線信号の送信機能または受信機能を有する器具本体110と、第1の筐体120と、第1の筐体120の外部に配置された第2の筐体130とを備える。第1の筐体120は、光源に電力を供給する電源回路を覆う。第1の筐体120は、本体部120bと、板状部120aとから構成される。第2の筐体130は、無線信号を送信または受信するアンテナ部を覆う。また、照明器具100は、取り付け用バネ140と、取り付け部150とを備える。
実施の形態1に係る照明器具100は、例えば、住宅等の天井190に埋込配設されることにより下方(廊下や壁等)に光を照明するダウンライト等の埋込型の照明器具である。照明器具100は、無線信号の送信機能または受信機能を有し、例えば、図1に示されるように、天井190に設けられた埋込孔155に取り付けられる。図3は、照明器具100が天井190に取り付けられた状態の断面図である。
図3に示されるように、照明器具100が埋込孔155に取り付けられた状態において、第1の筐体120、第2の筐体130、および、取り付け部150は、天井裏の空間に埋め込まれる。また、器具本体110の一部についても、天井裏の空間に埋め込まれる。すなわち、照明器具100は、少なくとも一部が構造物内の空間に埋め込まれた状態で、埋込孔155に取り付けられる。
以下、図1〜図3を参照しながら、照明器具100の構成について詳細に説明する。
照明器具100は、無線信号の送受信機能を有する照明器具である。ユーザは、照明器具100をリモートコントローラ等により無線制御(点灯および消灯)することができる。
器具本体110は、略円錐台形の筐体と、筐体内部に設けられた光源125とからなる。器具本体110の筐体の外周面には、外側に向けて突出する複数の放熱フィン135が設けられている。また、器具本体110の外周面には、取り付け用バネ140が取り付けられている。
光源125は、発光素子を有する発光モジュールであって、所定の光を放出する。実施の形態1では、光源125は、基板上に直接LEDチップが実装されたCOB(Chip On Board)型の発光モジュールであるが、このような構成に限定されるものではない。例えば、光源125は、発光素子として、いわゆるSMD(Surface Mount Device)型のLED素子が用いられた発光モジュールであってもよい。SMD型のLED素子とは、具体的には、樹脂成型されたキャビティの中にLEDチップが実装され、当該キャビティ内に蛍光体含有樹脂が封入されたパッケージ型のLED素子である。また、光源125が有する発光素子は、例えば、半導体レーザ等の半導体発光素子、または、有機EL(Electro Luminescence)や無機EL等のEL素子等その他の固体発光素子であってもよい。
取り付け用バネ140は、器具本体110の外周面に固定され、外向きに付勢されており、照明器具100(器具本体110)の埋込孔155への取り付けに用いられる。
第1の筐体120は、光源125に電力を供給する電源回路を覆う。言い換えれば、第1の筐体120は、電源回路を収容する。第1の筐体120は、電源回路の発火等の事故防止の観点から、典型的には、鉄、アルミニウムなどの金属で構成される。第1の筐体120は、本体部120bと、板状部120aとからなる。
本体部120bは、電源回路を収容する略直方体の筐体である。
板状部120aは、第1の筐体120のうち本体部120bの一部から延出した部分である。板状部120aには、第1の筐体120を構造物(造営材)の面に固定するためにネジが挿入される開口が設けられる。板状部120aは、図3に示されるように、主面が天井190に接した状態でネジ止めされる。
第2の筐体130は、略直方体形状の筐体であり、アンテナ部と、無線制御部とを覆う。言い換えれば、第2の筐体130は、アンテナ部と、無線制御部とを収容する。第2の筐体130は、アンテナ部の無線信号の送受信を妨げないように、樹脂などの絶縁材料で構成される。なお、第2の筐体130の大きさは、第1の筐体120の大きさよりも小さい。
第2の筐体130は、実施の形態1では、第1の筐体120の板状部120aに配置されるが、その他の場所に配置されてもよい。また、第2の筐体130は、必ずしも第1の筐体120と接して設けられる必要はない。
取り付け部150は、交流電力の供給元であるケーブル145(図1にのみ図示)に接続される。また、取り付け部150は、ケーブル145から取得した交流電力を第1の筐体120内の電源回路に給電する。取り付け部150は、第1の筐体120の長手方向の一端に設けられる。
ケーブル160は、第1の筐体120内の電源回路が、器具本体110内の光源125に電力を供給するためのケーブルである。
ケーブル170は、第1の筐体120内の電源回路が、第2の筐体130内の無線制御部に直流電力を供給するためのケーブルである。
なお、実施の形態1では、照明器具100は、取り付け部150から埋込孔155に挿入される。つまり、照明器具100は、第1の筐体120の長手方向の一端から埋込孔155に挿入される。
次に、照明器具100の機能構成と、第2の筐体130内部の構造について説明する。
図4は、照明器具100の機能構成を示すブロック図である。
照明器具100は、電源回路220、アンテナ部230、無線制御部210、および点灯回路105を有する電源装置200と、光源125を有する器具本体110とを備える。
電源回路220は、光源125に電力を供給する。電源回路220は、具体的には、ケーブル145から取り付け部150に供給される交流電力を点灯回路105の駆動に適した直流電力に変換する。点灯回路105は、電源回路220から供給される直流電力によって動作し、光源125を発光させるための電力をケーブル160を通じて出力する。なお、電源回路220は、無線制御部210に対しても直流電力を供給する。
電源回路220は、例えば、交流電力を直流電力に変換するダイオードブリッジ型の整流回路と、DC−DCコンバータとによって構成される。なお、電源回路220は、整流回路およびDC−DCコンバータと同等の機能を有する1つのICで実現されてもよい。また、電源回路220は、その他の回路構成であってもよい。なお、電源回路220は、上述のように第1の筐体120(本体部120b)内に収容される。
点灯回路105は、光源125を駆動させるための回路であり、第1の筐体120内に収容される。なお、点灯回路105は、器具本体110内に収容されてもよい。また、点灯回路105は、電源回路220の一部として構成されてもよい。
アンテナ部230および無線制御部は、第2の筐体130内に収容される。図5は、第2の筐体130の内部構造を示す模式図である。アンテナ部230は、無線信号を送受信するためのパターンアンテナである。すなわち、図5の(a)に示されるように、アンテナ部230は、実施の形態1では、基板240上に実装された導電パターンである。アンテナ部230がパターンアンテナとして基板上に実装されることで、アンテナ部230の小型化が実現される。
なお、アンテナ部230は、無線信号の送信および受信の少なくとも一方を行うアンテナであればよく、パターンアンテナに限定されるものではない。例えば、アンテナ部230は、チップアンテナなど、無線信号を送信または受信できるものであればよい。なお、アンテナ部230は、図5の(a)に示されるように第2の筐体130によって覆われる。
無線制御部210は、アンテナ部230による無線信号の送信または受信の制御を行う、いわゆる無線モジュール(集積回路)である。具体的には、無線制御部210は、アンテナ部230がリモートコントローラから受信した無線信号に基づいて点灯回路105を制御し、光源125を点灯または消灯させる。また、無線制御部210は、アンテナ部230に無線信号を送信させる。
無線制御部210は、コネクタ235に接続されたケーブル170を介して電源回路220から供給される直流電力によって動作する。なお、実施の形態1では、無線制御部210と、アンテナ部230が同一の基板240上に実装されているため、ケーブル170として高周波用の高価なケーブルが用いられる必要はない。
実施の形態1では、アンテナ部230が送信または受信する無線信号の周波数帯は、UHF(Ultra High Frequency)帯またはSHF(Super High Frequency)帯である。
実施の形態1では、無線制御部210は、WPAN(Wireless Personal Area Network)の標準規格の一つであるZigBee(登録商標)を用いて通信を行う。なお、無線制御部210の通信方法は、これに限定されない。無線制御部210は、Bluetooth(登録商標)や、無線LAN(Local Area Network)を用いて通信を行ってもよい。
無線制御部210は、図5の(a)に示されるように第2の筐体130によって覆われる。
なお、第2の筐体130は、図5の(a)に示されるように、必ずしもアンテナ部230および無線制御部210の全部を覆う必要はない。
例えば、図5の(b)に示されるように、アンテナ部230および無線制御部210のカバーとして第2の筐体130が用いられてもよい。第2の筐体130と、基板240とでアンテナ部230および無線制御部210を覆う構成であってもよい。
また、図3に示されるように、本体部120bが天井190に取り付けられた状態において、本体部120bと天井の上面との間に隙間が設けられてもよい。この場合、本体部120bの下側に第2の筐体130が取り付けられ、第2の筐体130が上記隙間に配置されることで、省スペース化を実現することができる。
以上説明したように、照明器具100では、アンテナ部230および無線制御部210は、金属製の第1の筐体120の外部に設けられた、樹脂製の第2の筐体130により覆われる。
これにより、アンテナ部230が送受信する無線信号が反射されにくいため、アンテナ部230の送受信性能を確保することができる。また、第2の筐体130によりアンテナ部230が覆われることで、施工時(照明器具100の取り付け時)にアンテナが埋込孔155の内周面やその他の構造物(天井裏に設けられた配管など)に接触して損傷する危険性を低減できる。
また、アンテナ部230および無線制御部210が第1の筐体120に覆われる場合に比べて、アンテナ部230および無線制御部210と、電源回路220との距離が保たれる。このため、アンテナ部230および無線制御部210に対する電源回路220からのノイズの影響等が軽減される。
また、実施の形態1では、第2の筐体130は、第1の筐体120のうちの板状部120aに配置される。そして、板状部120aは、第1の筐体120のうち、第1の筐体120の長手方向の他端(上記一端とは反対側の端)に相当する部分である。第1の筐体120は、長手方向の一端から埋込孔155に挿入されるため、第2の筐体130が、第1の筐体120の長手方向の他端に相当する位置に設けられることで、第1の筐体120の埋込孔への挿入時に、第2の筐体130が挿入の妨げとならない効果がある。つまり、第2の筐体130が、第1の筐体120の長手方向の他端に相当する位置に設けられることで、照明器具100の施工性が改善される。
(実施の形態2)
実施の形態2では、第1の筐体120について、実施の形態1と異なる形態について説明する。なお、実施の形態2では、実施の形態1と実質的に同一の構成要素については、その説明が省略される場合がある。
図6は、実施の形態2に係る第1の筐体120および第2の筐体130を模式的に示す図である。図6の(a)は、第1の筐体120を上面側から見た図であり、図6の(b)は、第1の筐体120を側面側から見た図であり、図6の(c)は、第1の筐体120を下面側(光出射側)から見た図である。なお、ここで、第1の筐体120の下面とは、図6の(b)に示されるように、第1の筐体120が天井190に取り付けられた状態において天井190と対向する面(接触面)であり、第1の筐体120の上面は、下面と反対側の面である。また、図6の(b)および(c)では、取り付け部150については記載が省略されている。
図6に示されるように、実施の形態2に係る第1の筐体120は、本体部120bと、板状部120aと、板状部120cとからなる。
本体部120bは、電源回路220を覆う。電源回路220は、実施の形態1と同様に、取り付け部150に供給される交流電力を直流電力に変換し、変換した直流電力をケーブル160を通じて器具本体110に出力する。
板状部120cは、第1の筐体120の本体部120bの長手方向の一端に相当する部分であり、第1の筐体120のうち本体部120bの一部から延出した板状の部分である。
板状部120cには、取り付け部150が設けられ、第1の筐体120は、板状部120cから埋込孔155に挿入され天井裏の空間に埋め込まれる。
板状部120aは、第1の筐体120の本体部120bの長手方向の他端に相当する部分であり、第1の筐体120のうち本体部120bの一部から延出した板状の部分である。
板状部120aの上面には、アンテナ部230および無線制御部210(図示せず)を覆う、第2の筐体130が配置される。ここで、板状部120aを上面側または下面側から見た場合、すなわち、板状部120aの主面に垂直な方向から見た場合、板状部120aのうちアンテナ部230に重なり合う部分には、切り欠き部250が設けられる。すなわち、図6の(c)に示されるように、第1の筐体120を下面側から見た場合、切り欠き部250を通じて第2の筐体130を視認することができる。
以下、切り欠き部250について詳細に説明する。
図7は、切り欠き部250の周辺部分の拡大図である。図7の(a1)および(b1)は、第2の筐体130が取り付けられていない場合の切り欠き部250周辺の拡大図であり、図7の(a1)は、第1の筐体120を上面側から見た図であり、図7の(b1)は、第1の筐体120を側面側から見た図である。一方、図7の(a2)および(b2)は、第2の筐体130が取り付けられている場合の切り欠き部250周辺の拡大図であり、図7の(a2)は、第1の筐体120を上面側から見た図であり、図7の(b2)は、第1の筐体120を側面側から見た図である。
図7の(a1)に示されるように、切り欠き部250は、板状部120aの角部分に設けられる。図7の(a1)では、切り欠き部250は、直方体形状の空間であるが、その他の形状であってもよい。
また、図7の(a2)に示されるように、板状部120aを上面側から見た場合、切り欠き部250は、アンテナ部230に重なり合う。これにより、図7の(b2)に示されるように、アンテナ部230と、天井190の間には、隙間が設けられる。なお、隙間の厚みは、板状部120aの厚みLと同一となる。
上述のように第1の筐体120は、典型的には、金属で構成される。そして、アンテナ部230は、典型的には、室内に設けられたリモートコントローラと無線信号の送受信を行う。ここで、切り欠き部250が設けられない場合、リモートコントローラとアンテナ部230との間に金属製の板状部120aが介在し、アンテナ部230の送受信性能が低下する。しかしながら、切り欠き部250が設けられる場合、リモートコントローラとアンテナ部230との間に少なくとも金属製の板状部120aは介在しないため、アンテナ部230の送受信性能を確保しやすい。
また、天井190は、その材質によっては誘電体として機能する場合があり、アンテナ部230の近くに設けられることによって、無線信号の周波数(共振周波数)の変動など、アンテナ部230が悪影響を受ける場合がある。切り欠き部250が設けられることで、アンテナ部230と、天井190の間には、隙間が設けられ、アンテナ部230と、天井190との距離が確保される。つまり、切り欠き部250によって、このようなアンテナ部230への悪影響を低減できる。
なお、切り欠き部250は、板状部120aのうち角部分以外の場所に設けられてもよい。切り欠き部250は、板状部120aのうちアンテナ部230に重なり合う部分に設けられればよい。
また、切り欠き部250に代えて開口が設けられてもよい。つまり、板状部の主面に垂直な方向から見た場合、板状部120aのうちアンテナ部230に重なり合う部分には、開口が設けられてもよい。
また、板状部120aは、第2の筐体130を回転可能な状態で保持してもよい。すなわち、板状部120aには、第2の筐体130内のアンテナ部230(第2の筐体130)の方向を調整できる機構が設けられてもよい。
図8は、第2の筐体130を回転可能な状態で保持する板状部120aの一例を示す図である。
図8の(a)に示されるように、第2の筐体130は、ピン180によって板状部120aに保持されている。ここで、第2の筐体130は、ピン180の位置を支点として、図8の(b)に示されるように回転可能である。すなわち、板状部120aは、第2の筐体130を回転可能な状態で保持している。なお、図8の(b)では、板状部120aの主面に垂直な方向から見た場合、板状部120aとアンテナ部230とは重なり合わない。
このように、板状部120aが、第2の筐体130を回転可能な状態で保持することによって、第2の筐体130内のアンテナ部230の感度を調節することが容易となる。
なお、第2の筐体130は、例えば、ピン180に代えてネジやフックなどで板状部120aに保持されてもよい。第2の筐体130の方向を変更できる態様であれば、第2の筐体130は、どのような態様で保持されてもよい。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態1および2に係る照明器具について説明したが、本発明は、このような実施の形態に限定されるものではない。
例えば、無線制御部は、第2の筐体130内ではなく、第1の筐体120内に設けられてもよい。
図9は、無線制御部210が第1の筐体120内に設けられる場合の照明器具の機能構成を示すブロック図である。
図9に示される照明器具100aのような構成であっても、アンテナ部230が送受信する無線信号が反射されにくいため、アンテナ部230の送受信性能を確保することができる。
また、図6を用いて説明した構成において、第2の筐体130は、板状部120cの主面上に配置されてもよい。
図10は、図6において第2の筐体130が板状部120cに配置される場合の、第1の筐体120および第2の筐体130を模式的に示す図である。図10の(a)は、第1の筐体120を上面側から見た図であり、図10の(b)は、第1の筐体120を側面側から見た図であり、図10の(c)は、第1の筐体120を下面側(光出射側)から見た図である。なお、図10の(b)および(c)では、取り付け部150については記載が省略されている。
図10では、第2の筐体130は、第1の筐体120のうちの板状部120cに配置される。そして、板状部120cは、第1の筐体120のうち、第1の筐体120の長手方向の一端に相当する部分である。第1の筐体120は、長手方向の一端から埋込孔155に挿入されるため、第2の筐体130が、第1の筐体120の長手方向の一端に相当する位置に設けられることで、第1の筐体120の埋込孔への挿入時に、第2の筐体130が挿入の妨げとならない効果がある。つまり、第2の筐体130が、第1の筐体120の長手方向の一端に相当する位置に設けられることで、照明器具100の施工性が改善される。
また、第2の筐体130が板状部120aに配置される場合よりも、第2の筐体130と、器具本体110との距離が遠いため、アンテナ部230と、器具本体110との距離が保たれる。このため、アンテナ部230に対する器具本体110発熱やノイズの影響等が軽減される。
なお、図10においても、板状部120cのうち、アンテナ部230に重なり合う部分には、切り欠き部260が設けられている。切り欠き部260は、実施の形態2で説明した切り欠き部250と同様の効果を奏する。
なお、上記実施の形態では、第2の筐体130は、第1の筐体120のうちの板状部120a(または120c)に設けられたが、第2の筐体130と、第1の筐体120との位置関係は、このような配置に限定されるものではない。
例えば、第2の筐体130に設けられた板状部に第1の筐体120が配置されてもよい。また、他の接続部材によって第1の筐体120と第2の筐体130との位置関係が固定されてもよい。また、第2の筐体130は、第1の筐体120ではなく、器具本体110に配置されてもよい。
また、本発明は、電源装置200として実現されてもよい。この場合、電源装置200は、光源に電力を供給する電源回路220を覆う、第1の筐体120と、無線信号を送信または受信するアンテナ部230を覆う、第1の筐体120の外部に配置された第2の筐体130とを備える。
なお、照明器具100の無線制御は、照明器具100の点灯または消灯に用いられることに限定されるものではない。例えば、照明器具100は、無線制御によって調光や調色を行う機能を備えていてもよい。
なお、本発明は、これらの実施の形態またはその変形例に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態またはその変形例に施したもの、あるいは異なる実施の形態またはその変形例における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
100、100a 照明器具
105 点灯回路
110 器具本体
120 第1の筐体
120a、120c 板状部
120b 本体部
125 光源
130 第2の筐体
135 放熱フィン
140 取り付け用バネ
145、160、170 ケーブル
150 取り付け部
155 埋込孔
180 ピン
190 天井
200 電源装置
210 無線制御部
220 電源回路
230 アンテナ部
235 コネクタ
240 基板
250、260 切り欠き部

Claims (11)

  1. 無線信号の送信機能または受信機能を有する照明器具であって、
    光源を有する器具本体と、
    第1の筐体と、
    前記第1の筐体の外部に配置された第2の筐体とを備え、
    前記第1の筐体は、前記光源に電力を供給する電源回路を覆う本体部、及び、前記本体部の一部から延出した板状部を有し、
    前記第2の筐体は、前記無線信号を送信または受信するアンテナ部を覆い、前記板状部に配置され、
    前記板状部の主面に垂直な方向から見た場合に、前記アンテナ部は、前記板状部に重ならない
    照明器具。
  2. 前記第2の筐体は、さらに、前記アンテナ部による前記無線信号の送信または受信の制御を行う無線制御部を覆う
    請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記第1の筐体は、さらに、前記アンテナ部による前記無線信号の送信または受信の制御を行う無線制御部を覆う
    請求項1に記載の照明器具。
  4. 前記第1の筐体は、金属で構成される
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明器具。
  5. 前記第2の筐体は、絶縁材料で構成される
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明器具。
  6. 前記板状部は、切り欠き部または開口を有し、
    前記板状部の主面に垂直な方向から見た場合に、前記アンテナ部は、前記切り欠き部または開口に重なることにより、前記板状部に重ならない
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明器具。
  7. 前記板状部は、前記第2の筐体を回転可能な状態で保持する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明器具。
  8. 前記第1の筐体は、前記板状部が構造物に接した状態で固定される
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の照明器具。
  9. 無線信号の送信機能または受信機能を有する照明器具の光源に電力を供給する電源装置であって、
    第1の筐体と、
    前記第1の筐体の外部に配置された第2の筐体とを備え、
    前記第1の筐体は、前記光源に電力を供給する電源回路を覆う本体部、及び、前記本体部の一部から延出した板状部を有し、
    前記第2の筐体は、前記無線信号を送信または受信するアンテナ部を覆い、前記板状部に配置され、
    前記板状部の主面に垂直な方向から見た場合に、前記アンテナ部は、前記板状部に重ならない
    電源装置。
  10. 前記第2の筐体は、さらに、前記アンテナ部による前記無線信号の送信または受信の制御を行う無線制御部を覆う
    請求項に記載の電源装置。
  11. 前記第1の筐体は、さらに、前記アンテナ部による前記無線信号の送信または受信の制御を行う無線制御部を覆う
    請求項に記載の電源装置。
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