JP2019021551A - 照明装置 - Google Patents

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佳史 藤本
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Abstract

【課題】天井等の小さな開口に取り付けできる照明装置を提供する。【解決手段】照明装置は、設置部材の開口に取付けられる光源装置と、設置部材の裏側に配され且つ光源装置に点灯電力を供給する点灯装置5とを別体で備える照明装置であり、点灯装置5は、第1装置部6と第2装置部7とを屈曲可能に備える。【選択図】図4

Description

本発明は、光源装置と点灯装置とを備える照明装置に関する。
省エネルギーの観点から従来の電球や蛍光灯がLED素子を利用した光源装置に置き代えられている。このような例として、天井等の開口を利用して設けられる埋め込みタイプの照明装置がある(例えば、特許文献1)。
この照明装置は、光源を有する光源装置と、光源に点灯電力を供給する点灯装置とが、一体になったものや別体になったものがある。
特開2016−91738号公報
近年、従来の明るさを維持しつつ小型化された照明装置の要望がある。つまり、天井等の小さな開口に取り付け可能な照明装置の要望がある。
しかしながら、光源装置と点灯装置とが一体化したものでは照明装置が大きくなり、天井の小さな開口を通すことが難しい。なお、照明装置全体を長細く設計することは可能であるが、近年天井裏の奥行きが狭く、照明装置全体を天井裏に配することができない場合がある。
また、光源装置と点灯装置とが別体のものでは、光源装置が小型化できるが、天井裏の奥行きが狭く点灯装置の全長が長い場合は天井裏に配することができない。
本発明は、天井等の小さな開口に取り付けできる照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、設置部材の開口に取付けられる光源装置と、前記設置部材の裏側に配され且つ前記光源装置に点灯電力を供給する点灯装置とを別体で備える照明装置において、前記点灯装置は、第1装置部と第2装置部とを屈曲可能に備える。
上記構成によれば、屈曲させることで点灯装置の寸法が小さくなり、小さな開口を通して点灯装置を配することができたり、奥行の狭い天井裏にも点灯装置を配したりできる。
実施形態の照明装置を示す斜視図である。 分解した点灯装置を裏側から見た斜視図である。 分解した点灯装置を表側から見た斜視図である。 折曲状態の点灯装置を示す斜視図である。 点灯装置の変形例を示す斜視図である。
<概要>
実施形態の一態様に係る照明装置は、設置部材の開口に取付けられる光源装置と、前記設置部材の裏側に配され且つ前記光源装置に点灯電力を供給する点灯装置とを別体で備える照明装置において、前記点灯装置は、第1装置部と第2装置部とを屈曲可能に備える。
実施形態の別態様に係る照明装置において、前記第2装置部は商用電源に接続されたケーブルと電気的に接続される接続部を含み、前記第1装置部は前記接続部で受電した電力から前記点灯電力を生成する点灯回路部を含む。
実施形態の別態様に係る照明装置において、前記第1装置部に含まれる第1ベース板と前記第2装置部に含まれる第2ベース板とが、互いの外形の一辺が対向可能に屈曲可能に連結されている。これにより屈曲可能な構造を容易に実施できる。
実施形態の別態様に係る照明装置において、前記第1装置部と前記第2装置部とが、前記第1装置部に供給する屈曲可能な電気ケーブルにより電気的に連結されている。これにより屈曲可能な構造を容易に実施できる。
<実施形態>
1.概要
実施形態に係る照明装置1は、天井の開口を利用して取り付けられる埋め込みタイプの、所謂ダウンライトであり、光源装置3と点灯装置5とを別体で備える。なお、光源装置3と点灯装置5とは電気ケーブル9で接続されている。
以下、各装置について説明する。
2.光源装置
図1を用いて説明する。
光源装置3は、天井の開口に取り付けられ、床面側を照射する。光源であるLED素子(図示省略)は点灯装置5から供給される点灯電力により発光する。
光源装置3は、1個又は複数個のLED素子からなる発光部(図示省略)、LED素子を実装して点灯電力を供給するための供給路を有する実装部と、実装部を搭載して発光中のLED素子からの熱を放出するヒートシンク31と、LED素子から発せられた光に対して光学処理を行う光学処理部(図示省略)と、光源装置3を天井の開口に取り付けるためのフレーム部33と、光源装置3を天井の開口に固定するための固定具35を有する。
実装部はここではガラスエポキシ等の基板が利用され、基板の表面にLED素子が実装され、基板の裏面がヒートシンク31に当接する。ヒートシンク31は、表面に基板が搭載される板状部311の裏面から複数個のフィン部313が延伸してなる。
光学処理部は、LED素子から発せられた光を床面(被照射面)に集光させると共にグレア防止用に拡散させている。光学処理部はヒートシンク31の板状部311に取り付けられている。
フレーム部33は、筒状部331の表側端に外鍔部332を備え、裏側端部がヒートシンク31の板状部311に取り付けられる。筒状部331が天井の開口に嵌合し、外鍔部332で開口を隠すように構成されている。なお、フレーム部33は、1個又は複数個の部材から構成されている。筒状部331の外周には固定具35をねじ体335等で取り付けるために取付部333が設けられている。
固定具35は、天井等の開口へ挿入する際に弾性変形可能な「レ」字状をし、その復元力を利用して開口の周面を押圧する。
3.点灯装置
図1から図3を用いて説明する。
点灯装置5は、図1及図4に示すように、第1装置部と第2装置部とを屈曲可能に有している。ここでいう「屈曲」とは、第1装置部と第2装置部とが並ぶ方向と直交する軸(仮想軸を含む)で屈曲することをいい、換言すると、点灯装置5の所定方向の寸法が小さくなるようにすることをいう。
ここで、第2装置部は商用電源側の電気ケーブルに接続するための接続部7を含み、第1装置部は接続部7を介して受電した電力から点灯電力を生成して光源装置3に供給する点灯回路部6を含む。
ここでは、点灯回路部6及び接続部7の少なくとも一方は長尺状をしており、接続部7は点灯回路部6に対して長手方向の全長が短くなるように屈曲可能に設けられている。なお、「接続部7が点灯回路部6に対して屈曲可能に設けられている」は、「点灯回路部6が接続部7に対して屈曲可能に設けられている」と同じ意味である。
点灯装置5は、ベース50、回路セット(図2及び図3参照)52、回路カバー54、端子台55,56、端子取付板57を備える。
以下、図2及び図3を用いて各部について説明する。
(1)ベース
ベース50は、第1ベース板501と第2ベース板503とを有し、第1ベース板501が第2ベース板503に対して屈曲可能に設けられている。
第1ベース板501及び第2ベース板503は、表裏方向から見たときに、矩形状に似た形状をしている。ベース50の長手方向は、点灯装置5の長手方向と一致し、その長手方向において、第1ベース板501が存在する側を一端とし、第2ベース板503が存在する側を他端とする。
(1−1)第1ベース板
第1ベース板501は、横断面形状が「コ」字状をし、矩形状の第1平板部501aと、第1平板部501aの短手方向の両端から立設する第1側板部501bとを有する。第1平板部501aの長手方向の他端部は欠けており、長手方向において、第1平板部501aの他端は第1側板部501bの他端よりも一端側にある。この欠けた部分501dにより、第2ベース板503は屈曲しても第1平板部501aと干渉しなくなる。
第1ベース板501は、回路カバー54を装着するためのベース側カバー装着部を有している。ここでは、装着に係合構造が利用され、ベース側カバー装着部は第1側板部501bに設けられた貫通孔501eにより構成される。なお、貫通孔501eは各第1側板部501bの長手方向に間隔をおいて複数個、例えば2個設けられている。
第1ベース板501は、回路カバー54を固定するためのベース側カバー固定部を有している。ここでは、固定にねじ体591(螺合構造)が利用され、ベース側カバー固定部は第1側板部501bに設けられたねじ孔501fにより構成される。なお、ねじ孔501fは各第1側板部501bの2個の貫通孔501eの間、例えば中間に設けられている。第1ベース板501は金属板が利用され、ねじ孔501fはバーリング加工されている。
第1ベース板501は平板部に501aに回路セット52を支持し且つ固定する支持固定部を有している。ここは、固定にねじ体593(螺合構造)が利用され、支持固定部はねじ孔501gを第1平板部501aに有している。
ねじ孔501gは裏側へと凹入する凹入部分501hの底に設けられている。これにより、点灯基板521が第1平板部501aと直接接触するのを防止できる。
第1ベース板501は、第1平板部501aの長手方向の一端部から表側外方にL字状に延伸する第1L字部501jと、第1L字部501jにおける外方へ延伸する部分に形成された貫通孔501kとを有している。これにより、点灯装置は、木ねじ等を利用して、天井等に固定することもできる。
(1−2)第2ベース板
第2ベース板503は、横断面形状が「コ」字状をし、矩形状の第2平板部503aと、第2平板部503aの短手方向の両端から立設する第2側板部503bとを有する。第2平板部503aの長手方向の一端部は「コ」字状に欠けており、長手方向において、第2平板部503aの一端は第2側板部503bの一端よりも他端側にある。この欠けた部分503dに残存する延伸部503e(図3参照)は端子取付板57の一部(安定部574)を支持する。
第2ベース板503の短手方向の幅は、第1ベース板501の短手方向の両端に立設する第1側板部501b,501bの間隔幅より小さくなるように構成されている。つまり、一対の第2側板部503bの外面が第1ベース板501の一対の第1側板部501bの内面に当接又は近接するように、ベース50が構成されている。
ベース50を側面視すると、第2側板部503bの一端側の端部は、第1側板部501bの他端側の端部と重なるように構成されている。
第2側板部503bの一端側の端部は、第1ベース板501に結合された状態において、図2に示すように、第1平板部501aの他端より一端側方向に延伸している。これにより、第1ベース板501の第2ベース板503に対する屈曲方向を規制する規制部として機能する。つまり、第2ベース板503は、第1ベース板501に対して、第1平板部501aの外面と第2平板部503aの外面とが近づく方向(図4参照)に屈曲するが、水平位置から第1平板部501aの外面と第2平板部503aの外面とが遠のく方向(図4の屈曲状態と反対方向)には屈曲しない。
第2ベース板503は、端子台55,56が取付けられた端子取付板57を装着するためのベース側端子装着部を有している。ここでは、装着にねじ体594(螺合構造)が利用され、ベース側端子装着部は第2平板部503aに設けられた貫通孔503fにより構成される。
第2ベース板503は、第2平板部503aの長手方向の他端部から表側外方にL字状に延伸する第2L字部503gと、第2L字部503gにおける外方へ延伸する部分に形成された貫通孔503hとを有している。これにより、点灯装置は、木ねじ等を利用して、天井等に固定することもできる。
(1−3)結合
第1ベース板501と第2ベース板503とは連結具により屈曲可能に連結されている。連結具として、ピン、リベット等を利用でき、ここでは、ブラインドリベット505を利用している。
つまり、第1ベース板501の一対の第1側板部501bにおける他端部と、第2ベース板503の一対の第2側板部503bにおける一端部とがブラインドリベット505により連結されている。さらに換言すると、第1ベース板501の第1平板部501aと第2ベース板503の第2平板部503aとが、互いの外形(外面)の一辺が対向可能に屈曲可能に連結されている。
ブラインドリベット505は、第1平板部501a及び第2平板部503aの主面と平行であって第1平板部501a及び第2平板部503aの長手方向と直交する方向に延伸している。なお、第1側板部501b及び第2側板部503bにはブラインドリベット505用の貫通孔が設けられている。
ここでの連結(結合)には、ブラインドリベット505のフランジと第1ベース板501の第1側板部501bとの間にはワッシャが配されている。ここでのワッシャは、厚み方向に弾性変形可能な波ワッシャが利用されている。
(2)回路セット
回路セット52は、点灯基板521に複数個の電子部品(図示省略)を実装してなる点灯回路部523を備える。ここでの回路セット52は点灯回路部523を覆う樹脂ケース525も備える。
点灯回路部523は、端子台55又は端子台56を介して受電した電力から、光源装置3のLED素子用の点灯電力を生成する。点灯回路部523は、例えば、整流回路、平滑回路、電力変換回路(例えば昇降圧回路)等を備える。
点灯基板521は、回路セット52を第1ベース板501に固定するため基板側固定部を有している。ここでの固定にはねじ体593(螺合構造)を利用し、点灯基板521は貫通孔(図示省略)を有している。なお、ねじ体593は、点灯基板521の貫通孔を挿通し、第1ベース板501の凹入部分501hのねじ孔501gに螺合する。
点灯回路部523は絶縁シートからなる樹脂ケース525により覆われている。樹脂ケース525は、点灯基板521と第1ベース板501との間に配されるケース底板部525a、後述の回路カバー54の一対の長側板部542の内側に配されるケース側板部525b、回路カバー54の天板部541の内側に配されるケース天板部525cとを有する筒状をしている。つまり、樹脂ケース525の横断面形状は、方形状、矩形状等の四角形状及び四角形状に似た形状をしている。
なお、ここでの樹脂ケース525は1枚の樹脂シートを折り曲げて構成されている。このため、樹脂シートだけでは拡がってしまうが、その拡がりは回路カバー54の内面に当接することで規制される。
(3)回路カバー
回路カバー54は、回路セット52を覆う状態で、第1ベース板501に取り付けられている。回路カバー54は、矩形状の第1平板部501aの長手方向に長い箱状(直方体状)であって第1ベース板501側が開口する形状をしている。回路カバー54は、第1平板部501aの長手方向に長い矩形状のカバー天板部541と、カバー天板部541の長手方向に沿う端縁から第1ベース板501側に延伸するカバー長側板部542と、カバー天板部541の短手方向に沿う端縁から第1ベース板501側に延伸するカバー短側板部543,544と有している。
回路カバー54は、第1ベース板501に装着するためのカバー側装着部を有している。ここでは、装着に係合構造が利用され、カバー側装着部はカバー長側板部542に設けられた内側に凹入する凹入部分542aにより構成される。凹入部分542aは各長側板部542の長手方向に間隔をおいて複数個、例えば2個設けられ、第1ベース板501の第1側板部501bの貫通孔501eに係合する。
回路カバー54は、第1ベース板501に固定するためのカバー側固定部を有している。ここでは、固定にねじ体591(螺合構造)が利用され、カバー側固定部はカバー長側板部542に設けられた貫通孔542bにより構成される。ねじ体591は、カバー長側板部542の貫通孔542bを挿通して、第1ベース板501の第1側板部501bのねじ孔501fに螺合する。
回路カバー54は、長手方向の一端側に位置するカバー短側板部543に光源装置3と点灯回路部523とを電気的に接続する電気ケーブル9(図1参照)用の貫通孔543aを有する。
回路カバー54は、長手方向の一端側に位置するカバー短側板部543におけるカバー天板部541と反対側(表側)の端縁から表側外方にL字状に延伸するカバーL字部546と、カバーL字部546における外方へ延伸する部分に形成された貫通孔546aとを有する。これにより、他の照明装置の点灯装置として利用され、天井等に固定される回路ユニットとして利用でき、点灯装置を天井裏等に固定する場合に、図示しないねじ体が回路カバー54の貫通孔546aと第1ベース板501の貫通孔501kを挿通する。
回路カバー54は、図3に示すように、長手方向の他端側に位置するカバー短側板部544と、一対のカバー長側板部542との突き合わせ部分であってカバー天板部541と反対側(表側)に位置する角部分に欠け部547を有している。欠け部547には端子台55及び端子台56と点灯回路部523とを電気的に接続する電気ケーブル(図示省略)が配される。
(4)端子台
端子台55,56は、商用電源側のケーブル(図示省略)と接続するためのものであり、ケーブルの芯線を引き込むための引き込み部と、引き込まれた芯線により弾性変形して芯線を押圧する金属ばね片とを有する。なお、金属ばね片は点灯回路部523と接続するケーブル(図示省略)と接続されている。
(5)端子取付板
端子取付板57は、端子台55,56を取り付ける端子取付部571,572と、第2ベース板503に装着するための端子装着部573とを有している。端子取付板57は、端子取付板57を安定した姿勢で第2ベース板503に装着するための安定部574を一体で有している。
端子取付部571,572は、端子台55,56へのケーブルの挿入方向が第2ベース板503の長手方向の他端側から一端側に向かうように、端子台55,56を取り付ける。端子取付部571,572は第2ベース板503に対して傾斜する傾斜板部571a,572aを有する。ここでは、端子取付部571,572は、芯線を挿入するにしたがって第2平板部503aに近づくように、傾斜する。
端子取付部571,572は、端子台55,56を取り付ける傾斜板部571a,572aと、傾斜板部571a,572aにおける他端側に設けられた立設板部571b,572bとを有する。
端子取付部571には2芯用の端子台55が取り付けられ、端子取付部572には3芯用の端子台56が取付けられる。なお、端子取付部571は端子取付部572よりも回路カバー54に近い位置にある。
端子取付部571,572は端子台55,56を固定するための固定部分を傾斜板部571a,572aに有している。ここでの固定にはねじ体597(螺合構造)が利用され、ねじ体597用のねじ孔571c,572cにより固定部分が構成される。
端子取付部572は端子台56の位置決め凸部56aが嵌る貫通孔572dを傾斜板部572aに有する。端子取付部572は端子台56のアース部56bが嵌る貫通孔572eを傾斜板部572aに有する。
端子装着部573は第2平板部503aと平行な平行平板部により構成される。平行平板部は、端子取付部571と端子取付部572の間に位置する中間板部573aと、端子取付部572の他端部側に位置する他端板部573bとの2つある。
中間板部573aと他端板部573bは、第2ベース板503への固定用の固定部分を有する。ここでの固定にはねじ体593(螺合構造)が利用され、固定部分は、中間板部573aのねじ孔573cと他端板部573bのねじ孔573dにより構成される。ねじ体593は、第2ベース板503の貫通孔503fを挿通し、中間板部573aのねじ孔573c及び他端板部573bのねじ孔573dに螺合する。
他端板部573bは端子取付部572の立設板部572bから一端側に屈曲するように設けられている。中間板部573aは、端子取付部571の立設板部571bと端子取付部572の傾斜板部572aとを連結する。
安定部574は、平板状をし、第2平板部503aと当接する。安定部574は端子取付部571の一端部から長手方向外方へと張り出すように延伸する。
(6)点灯回路部と接続部
点灯回路部6は、ここでは、第1ベース板501、回路セット52及び回路カバー54から構成される。接続部7は、第2ベース板503、端子台55,56及び端子取付板57から構成される。
4.点灯装置の設置
点灯装置5は、第1ベース板501と第2ベース板503とをブラインドリベット505により屈曲可能に連結された構成を有している。このため、天井裏の奥行きが狭い(短い)場合であっても、図4に示すように、第1ベース板501に対して第2ベース板503を屈曲させて長手方向の全長を短くすることで、天井裏に点灯装置5を設置できる。
つまり、点灯装置5の設置は、商用電源側のケーブルと端子台55又は端子台56とが電気的に接続された第2ベース板503を第1ベース板501に対して屈曲させた状態で行う。屈曲状態の点灯装置5は、屈曲していない状態よりも長手方向の全長が短くなり、天井裏の奥行きが屈曲していない状態の点灯装置の全長より短くても、小さな開口を通過させて点灯装置5を天井裏まで挿入できる。なお、挿入後は、点灯装置5を安定した状態で配置するため、屈曲していない状態に戻される。
以上、実施形態を説明したが、この実施形態に限られるものではなく、例えば、以下のような変形例であってもよい。また、実施形態と変形例、変形例同士を組み合わせたものであってもよい。また、実施形態や変形例に記載していていない例や、要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
<変形例>
1.屈曲可能
実施形態では、点灯回路部6の第1ベース板501と接続部7の第2ベース板503とが屈曲可能に連結されていたが、例えば、第1ベース板501に取り付けられた回路カバー54に第2ベース板503を屈曲可能に連結する構造でもよい。
実施形態では、第1ベース板501と第2ベース板503とをブラインドリベット(ヒンジ構造)505で結合しているが、例えば、フレキシブルチューブや可撓性を有する板材等の他の手段で結合してもよく、さらには、例えば、図5に示すように、点灯装置5Aは点灯回路部6Aと接続部7Aとを屈曲可能な電気ケーブル9Aにより連結(接続)する構成としてもよい。これにより、点灯装置5Aの剛体部分の全長が可変となり、例えば、点灯装置5Aを天井裏のスペースが小さい場合でも、先に接続部7Aを開口から挿入することで、点灯装置5Aを天井裏に配置できる。
実施形態及び当該変形例では、点灯装置5,5Aの長手方向と直交する仮想軸廻りに、第1装置部(6,6A)と第2装置部(7,7A)とを屈曲可能としているが、例えば、第2装置部を第1装置部の短手方向に並べ且つ当該短手方向と直交する仮想軸廻りに第1装置部と第2装置部とを屈曲可能としてもよい。これにより、屈曲しない状態でその通過が許容されない小さな開口に対しても屈曲によりその通過が許容される場合もある。
2.装置部
実施形態では、第1装置部は点灯回路部6であり、第2装置部が接続部7であったが、各装置部は、これに限定するものではない。
例えば、第2装置部は、商用電源側との接続部と、受電した交流電力を直流電力に変換するAC変換部とを含み、第1装置部は第2装置部で変換された直流電力を点灯用の所定の直流電力に変換するDD変換部を含む構成としてもよい。
さらに、例えば、点灯装置は、商用電源側との接続部を含む第3装置部と、第3装置部で受電した交流電力から直流電力に変換するAC変換部を含む第2装置部と、第2装置部で変換された直流電力を点灯電力に変換するDD変換部を含む第1装置部とを備えてもよい。
この場合、第2装置部に対して、第1装置部だけが屈曲可能であってもよいし、第3装置部だけが屈曲可能であってもよいし、第1装置部と第3装置部とが屈曲可能であってもよい。
実施形態の点灯装置5は、商用電源側と接続する接続部と点灯電力を生成する点灯回路部とを有しているが、他の機能を発揮する機能部を有してもよい。
点灯に関しては、光源装置の点灯・消灯を制御するための制御部、調光するための調光部、調色するための調色部等がある。
通信に関しては、例えば、複数台の光源装置の点灯・消灯用の情報を受信する受信部、自装置の情報を送信する送信部、情報を受信したり送信したりする通信部等がある。
センサーに関しては、温度、振動、煤煙等を検知するセンサー部等がある。例えば、点灯回路の過度な温度上昇、地震等の振動、火災等の煤煙等を検知し、光源装置への点灯電力の供給を停止するような制御部を含んでもよい。
点灯装置は、上記機能部を、第1装置部、第2装置部、さらには、第1装置部及び第2装置部以外の装置部に備えていればよい。さらに、上記機能を構成する構成部品に電力を供給するためのバッテリを第1装置部、第2装置部、さらには、第1装置部及び第2装置部以外の装着部として備えてもよい。
3.点灯回路部
実施形態の点灯回路部6は、絶縁性確保のため、樹脂ケース525を備えている。しかしながら、例えば、ベース50と回路カバー54とを絶縁性の樹脂で構成して、樹脂ケースを備えない構成としてもよい。
4.接続部
実施形態の接続部7は、2芯用の端子台55と3芯用の端子台56とを備えていたが、芯線の本数が予め定まっている場合は、その芯線に対応する端子台だけを備えてもよい。また、実施形態の接続部7は、端子台55,56が露出しているが、端子台カバーを備えてもよい。
また、接続部は商用電源側と電気的に接続できればよい。例えば、商用電源側のケーブルにコネクタを取り付け、このコネクタ用の受けコネクタを基板に備える接続部であってもよいし、基板にケーブルを直接接続し、このケーブルと商用電源側のケーブルと接続するような接続部であってもよい。
5.ベース
実施形態の一対の第2側板部503bは第1ベース板501の一対の第1側板部501bの内側に配されている。しかしながら、例えば、第2側板部が第1側板部の外側に配されてもよいし、一方の第2側板部が第1側板部の外側であって他方の第2側板部が第1側板部の内側に配されてもよい。
実施形態では、一対の第2側板部503bの一端が第1平板部501aの他端よりも第1平板部501aの内側に位置するように、ベース50が構成されている。しかしながら、第1ベース第501と第2ベース板503との屈曲方向を規制する観点からは、例えば、第2平板部の他端部と第1平板部の一端部とが重なるように構成してもよい。
6.光源装置
光源装置は、天井等の開口を利用して取り付けられ、別体の点灯装置から電力供給を受ける装置であればよく、その構成・形状等は特に限定するものではない。
1 照明装置
3 光源装置
5 点灯装置
6 点灯回路部(第1装置部)
7 接続部(第2装置部)
9 電気ケーブル

Claims (4)

  1. 設置部材の開口に取付けられる光源装置と、前記設置部材の裏側に配され且つ前記光源装置に点灯電力を供給する点灯装置とを別体で備える照明装置において、
    前記点灯装置は、第1装置部と第2装置部とを屈曲可能に備える
    照明装置。
  2. 前記第2装置部は商用電源に接続されたケーブルと電気的に接続される接続部を含み、
    前記第1装着部は前記接続部で受電した電力から前記点灯電力を生成する点灯回路部を含む
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第1装着部に含まれる第1ベース板と前記第2装着部に含まれる第2ベース板とが、互いの外形の一辺が対向可能に屈曲可能に連結されている
    請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記第1装着部と前記第2装着部とが、前記第1装着部に供給する屈曲可能な電気ケーブルにより電気的に連結されている
    請求項2に記載の照明装置。
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