JP6165436B2 - 多層基板、および多層基板の設計方法 - Google Patents
多層基板、および多層基板の設計方法 Download PDFInfo
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Description
絶縁基材と、前記絶縁基材の少なくとも一方の主面に設けられた導電パターン層とを有する複数の配線基板を積層してなるコア基板と、
前記コア基板を厚さ方向に貫通する貫通孔の内壁面に設けられ、前記複数の配線基板の前記導電パターン層を電気的に接続するめっきスルーホールと、
前記コア基板上に積層され、外側に導電層を有するビルドアップ層と、
を備え、
前記各配線基板の前記導電パターン層は、前記絶縁基材上に設けられ、前記めっきスルーホールに電気的に接続され、かつ前記めっきスルーホールの側面を囲う第1のパターン部と、前記絶縁基材上に設けられ、スペース領域を隔てて前記第1のパターン部の周囲に設けられた第2のパターン部と、を有し、
前記導電層は、平面視して、前記めっきスルーホール、前記第1のパターン部および前記スペース領域を覆い、
前記コア基板の複数の前記導電パターン層のうち、厚さ方向に隣り合う少なくともいずれか1組の導電パターン層については、一方の導電パターン層における前記スペース領域が他方の導電パターン層における前記スペース領域の上方に位置しない
を備えることを特徴とする。
前記1組の導電パターン層は、前記導電層の隣に設けられているようにしてもよい。
前記各配線基板の前記絶縁基材の両面に前記導電パターン層が設けられ、前記絶縁基材の一方の主面に設けられた前記導電パターン層の前記スペース領域が、前記絶縁基材の他方の主面に設けられた前記導電パターン層の前記スペース領域の上方に位置しないようにしてもよい。
前記コア基板は、
前記絶縁基材の両面に前記導電パターン層が設けられ、前記絶縁基材の一方の主面に設けられた前記導電パターン層のスペース領域が、前記絶縁基材の他方の主面に設けられた前記導電パターン層のスペース領域の上方に位置しない、第1の配線基板と、
前記絶縁基材の両面に前記導電パターン層が設けられ、前記絶縁基材の一方の主面に設けられた前記導電パターン層のスペース領域が、前記絶縁基材の他方の主面に設けられた前記導電パターン層のスペース領域の上方に位置する、第2の配線基板と、
を交互に積層したものであってもよい。
絶縁基材と、前記絶縁基材の少なくとも一方の主面に設けられた導電パターン層とを有する複数の配線基板を積層してなるコア基板と、
前記コア基板を厚さ方向に貫通する貫通孔の内壁面に設けられ、前記複数の配線基板の前記導電パターン層を電気的に接続するめっきスルーホールと、
前記コア基板上に積層され、外側に導電層を有するビルドアップ層と、
を備え、前記導電パターン層が、前記絶縁基材上に設けられ、前記スルーホールに電気的に接続され、かつ前記スルーホールの側面を囲う第1のパターン部と、前記絶縁基材上に設けられ、スペース領域を隔てて前記第1のパターン部を囲う第2のパターン部とを有し、前記導電層は、平面視して、前記スルーホール、前記第1のパターン部および前記スペース領域を覆う、多層基板の、設計方法であって、
前記コア基板の前記複数の配線基板の前記導電パターン層を設計する際、厚さ方向に隣り合う少なくともいずれか1組の導電パターン層については、一方の導電パターン層における前記スペース領域が、他方の導電パターン層における前記スペース領域の上方に位置しないように設計することを特徴とする。
図1〜図3を参照して本発明の第1の実施形態に係る多層基板1について説明する。図1は多層基板1の一部断面図である。図2(a)は多層基板1の一部上面図であり、図2(b)は多層基板1の一部下面図である。図3(a)は、多層基板1を構成する配線基板11の一部上面図であり、(b)は配線基板11の一部断面図であり、(c)は配線基板11の一部下面図である。図1〜図3のいずれも、めっきスルーホールの周辺領域のみを示している。なお、図1(後述の図5も同様)では、4枚の配線基板11が積層されているが、積層数はこれに限るものではない。
次に、図5を参照して本発明の第2の実施形態に係る多層基板1Aについて説明する。図5は多層基板1Aの一部断面図を示している。図5は、めっきスルーホールの周辺領域のみを示している。
本発明は、コア基板と、該コア基板に設けられためっきスルーホールと、ビルドアップ層とを備える多層基板を設計する方法にも適用可能である。即ち、このような多層基板を設計する際、厚さ方向に隣り合う少なくともいずれか1組の導電パターン層については、一方の導電パターン層におけるスペース領域S1が、他方の導電パターン層におけるスペース領域S2の上方に位置しないように設計すればよい。これにより、ガラス転位温度や線膨張の値によって、使用する絶縁材料が制約されることなく、多層基板を設計することができる。
10,110 コア基板
11,11A,11B,111 配線基板
12,112 絶縁基材(コア材)
13,13A,13B,113 導電パターン層
13a,13c ランド部(第1のパターン部)
13b,13d 囲繞パターン部(第2のパターン部)
13b1 ベタパターン
13b2 配線パターン
13e 蓋部
14,21,114,121 プリプレグ
15,115 めっきスルーホール
16,116 充填材
20,120 ビルドアップ層
22,122 導電層
A 絶縁領域
B 剥離面
S,S1,S2 スペース領域
Claims (5)
- ガラスエポキシからなる絶縁基材と、前記絶縁基材の少なくとも一方の主面に設けられた導電パターン層とを有する複数の配線基板を積層してなるコア基板と、
前記コア基板を厚さ方向に貫通する貫通孔の内壁面に設けられ、前記複数の配線基板の前記導電パターン層を電気的に接続するめっきスルーホールと、
前記コア基板上に積層されたプリプレグ、および前記プリプレグの外側に貼り合わされた導電層を有するビルドアップ層と、
を備え、
前記各配線基板の前記導電パターン層は、前記絶縁基材上に設けられ、前記めっきスルーホールに電気的に接続され、かつ前記めっきスルーホールの側面を囲う第1のパターン部と、前記絶縁基材上に設けられ、スペース領域を隔てて前記第1のパターン部の周囲に設けられた第2のパターン部と、を有し、
前記導電層は、平面視して、前記めっきスルーホール、前記第1のパターン部および前記スペース領域を覆い、前記導電層は、前記めっきスルーホールと層間接続されておらず、
前記コア基板の複数の前記導電パターン層のうち、厚さ方向に隣り合う少なくともいずれか1組の導電パターン層については、一方の導電パターン層における前記スペース領域が他方の導電パターン層における前記スペース領域の上方に位置しないことを特徴とする多層基板。 - 前記1組の導電パターン層は、前記導電層の隣に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の多層基板。
- 前記各配線基板の前記絶縁基材の両面に前記導電パターン層が設けられ、前記絶縁基材の一方の主面に設けられた前記導電パターン層の前記スペース領域が、前記絶縁基材の他方の主面に設けられた前記導電パターン層の前記スペース領域の上方に位置しないことを特徴とする請求項1に記載の多層基板。
- 前記コア基板は、
前記絶縁基材の両面に前記導電パターン層が設けられ、前記絶縁基材の一方の主面に設けられた前記導電パターン層のスペース領域が、前記絶縁基材の他方の主面に設けられた前記導電パターン層のスペース領域の上方に位置しない、第1の配線基板と、
前記絶縁基材の両面に前記導電パターン層が設けられ、前記絶縁基材の一方の主面に設けられた前記導電パターン層のスペース領域が、前記絶縁基材の他方の主面に設けられた前記導電パターン層のスペース領域の上方に位置する、第2の配線基板と、
を交互に積層したものであることを特徴とする請求項1に記載の多層基板。 - ガラスエポキシからなる絶縁基材および前記絶縁基材の少なくとも一方の主面に設けられた導電パターン層を有する複数の配線基板を積層してなるコア基板と、前記コア基板を厚さ方向に貫通する貫通孔の内壁面に設けられ、前記複数の配線基板の前記導電パターン層を電気的に接続するめっきスルーホールと、前記コア基板上に積層されたプリプレグおよび前記プリプレグの外側に貼り合わされた導電層を有するビルドアップ層と、を備え、前記導電パターン層が、前記絶縁基材上に設けられ、前記めっきスルーホールに電気的に接続され、かつ前記めっきスルーホールの側面を囲う第1のパターン部と、前記絶縁基材上に設けられ、スペース領域を隔てて前記第1のパターン部を囲う第2のパターン部とを有し、前記導電層は、平面視して、前記めっきスルーホール、前記第1のパターン部および前記スペース領域を覆い、前記めっきスルーホールと層間接続されていない、多層基板の、設計方法であって、
前記コア基板の前記複数の配線基板の前記導電パターン層を設計する際、厚さ方向に隣り合う少なくともいずれか1組の導電パターン層については、一方の導電パターン層における前記スペース領域が、他方の導電パターン層における前記スペース領域の上方に位置しないように設計することを特徴とする多層基板の設計方法。
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JP2012277260A JP6165436B2 (ja) | 2012-12-19 | 2012-12-19 | 多層基板、および多層基板の設計方法 |
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JP2014120736A JP2014120736A (ja) | 2014-06-30 |
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2012
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