JP6163643B2 - 残留応力推定方法、ひずみ推定方法、残留応力推定システム、ひずみ推定システムおよびプログラム - Google Patents
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Description
例えば、非特許文献1では、残留応力を推定する方法として切断面力法と固有ひずみ法とが示されている。切断面力法では、残留応力測定の対象物体を切断し、計測可能な位置で切断の際の弛緩ひずみを計測する。そして、得られた弛緩ひずみから、切断面力(切断前の状態で切断面に働いていた力)を求める。さらに、得られた切断面力から、計測していない点における弛緩ひずみや弛緩応力を求める。このような切断を、各点のひずみ、応力が弛緩されなくなるまで繰り返し、弛緩量の総和をとることで残留応力を推定する。
固有ひずみ法でも、切断面力法の場合と同様、残留応力測定の対象物体を切断し、計測可能な位置で切断の際の弛緩ひずみを計測する。但し、切断面力法の場合と異なり固有ひずみ法では、得られた弛緩ひずみから、切断面力を介さず直接、計測していない点における弛緩ひずみや弛緩応力を求め、残留応力を推定する。
しかしながら、機械加工では精度よく加工を行うことができるものの、加工ひずみが生じてしまう。一方、電解研磨では、加工ひずみは生じないものの、精度よく加工を行うことが困難であり、また、電解液を用いるため、濡れが許容できない箇所には適用できない。さらに、電解研磨では、例えば厚板の部材を切断する際にはかなりの時間を要する。
なお、以下では、行列を”[”と”]”とで括って表記し、ベクトルや行列の1行分または1列分を”{”と”}”とで括って表記する。
図1は、本発明の一実施形態における残留応力推定方法を行う処理の手順を示すフローチャートである。同図の処理を人が行うようにしてもよいし、後述する残留応力推定システムが自動的に、あるいは半自動的に同図の処理を行うようにしてもよい。ここでは、人(作業者)が、コンピュータやひずみ測定装置を用いて同図の処理を行う場合を例に説明する。
ここでいう残留ひずみに係る物理量とは、残留ひずみに関する現象を示す物理量である。残留ひずみに係る物理量の例として、残留ひずみ、残留応力、または、これらの組み合わせを挙げることができるが、これに限らない。残留応力は、残留ひずみに起因して残留応力推定対象物に生じる応力であり、残留ひずみに係る物理量の一例に該当する。
以下では、ステップS101で固有ひずみと残留ひずみとの関係を取得する場合を例に説明する。
一般に、弾性ひずみ{εe}は、弾性応答マトリクス[Re]と、固有ひずみベクトル{εe *}とを用いて式(1)のように示される。
具体的には、式(2)に示す単位固有ひずみを初期ひずみとして有限要素モデルに与え、当該初期ひずみに基づく弾性ひずみベクトルを求める。様々な単位固有ひずみについて弾性ひずみベクトルを求めることで、固有ひずみと弾性ひずみベクトルとの関係である弾性応答マトリクス[Re]を求めることができる。
ひずみゲージを用いて解放ひずみを測定する際に生じる測定誤差を{Δεerr}とすると、測定解放ひずみベクトル{Δεem}は式(6)のように示される。
最小二乗法を用いて、固有ひずみの推定値の最確値{εest *}は式(7)のように示される。
一方、加工時に新たな固有ひずみ(以下、「加工ひずみ」と称する){εp *}が生じる場合、式(4)は式(9)のようになる。
さらには、作業者は、式(7)および(8)を参照して説明したのと同様、弾性応答マトリクス[Rab]のムーア・ペンローズ一般化逆行列[Rab]+を求める。
ここでの残留ひずみの測定方法は、残留応力測定対象物の所定箇所について、(残留ひずみの変化量ではなく)残留ひずみ自体を測定可能な方法であればよい。例えば、X線回析により、残留応力測定対象物の表面に設定された測定位置における残留ひずみを測定するようにしてもよい。あるいは、残留応力測定対象物が磁性体であって特性が既知の場合、磁歪法を用いて残留ひずみを測定するようにしてもよい。
上記と同様に、ステップS103で行う加工は、応力推定対象物の材料特性を変化させる様々な加工とすることができる。例えば、応力推定対象物を切断する、あるいは、応力推定対象物が溶接部材である場合に余盛りを除去するなど、応力推定対象物の幾何学形状を変化させるようにしてもよい。あるいは、応力推定対象物を加熱してヤング率を変化させるようにしてもよい。
ステップS102の場合と同様、ステップS104での残留ひずみの測定方法は、残留応力測定対象物の所定箇所について残留ひずみ自体を測定可能な方法であればよく、X線回析による方法や磁歪法を用いる方法など、様々な方法を用いることができる。
ステップS102およびステップS104は、測定ステップの一例に該当する。
具体的には、作業者は、ステップS101で導いておいた弾性応答マトリクス[Rab](または一般化逆行列[Rab]+)と、ステップS102で得られた加工前の残留ひずみ測定値{εebm}と、ステップS104で得られた加工後の残留ひずみ測定値{εeam}とを式(15)に適用して、残留応力推定対象物における固有ひずみの推定値{εest *}と、加工ひずみの推定値{εp_est *}とを算出する。
ステップS105における処理は、所定の位置における残留ひずみの測定値から、任意の位置における固有ひずみを求める逆問題解析に該当する。
具体的には、作業者は、固有ひずみの推定値{εest *}、および、加工ひずみの推定値{εp_est *}を初期ひずみとして有限要素モデルに与えて残留応力推定対象物における残留応力を算出する順問題解析を行うことで、残留応力の推定を行う。
ステップS106の後、図1の処理を終了する。
(1)モデルに対して、ある固有ひずみ分布を正解として設定(仮定)し、正解の固有ひずみ分布から正解の残留応力分布を算出する。
(2)固有ひずみの正解から測定位置における残留ひずみを求め、測定誤差を加算して残留ひずみの測定値を模擬する。
(3)(2)で得られた残留ひずみの測定値から逆問題解析により固有ひずみの推定値を求め、さらに順問題解析により残留応力の推定値を得る。
以下では、同図に示すx軸方向をステンレス板の板幅方向、y軸方向を長さ方向、z軸方向を板厚方向とする。
また、図3に示す部材の大きさは、板幅(溶接線の長さ)60ミリメートル(mm)、長さ240ミリメートル、板厚10ミリメートルであり、余盛りの片幅が8ミリメートル、余盛りの高さが0.3ミリメートルである。また、ステンレス鋼のヤング率E=2.0×10^5(10の5乗)メガパスカル(MPa)とし、ポアソン比v=0.265とした。
また、モデルの総節点数を3349とし、総要素数を2544とした。
なお、以下では、モデルに想定した固有ひずみを「正解固有ひずみ」と称する。
また、以下で残留応力分布を示す場合、測定位置の設定されていない底面側(z=0ミリメートル)の溶接線の中心(x=30ミリメートル)において、y方向への残留応力の分布を示す。
具体的には、正解固有ひずみを初期ひずみとして、図3に示す有限要素モデルに与えて残留応力を算出した。
なお、以下では、正解固有ひずみから得られた残留応力を「正解残留応力」と称する。
同図に示すように、部材の板幅方向には、x=3.75ミリメートル、11.25ミリメートル、18.75ミリメートル、・・・、56.25ミリメートルと7.5ミリメートル間隔で8列の測定点を設定する。また、長さ方向には、y=10ミリメートル、12ミリメートル、14ミリメートと2ミリメートル間隔で3列の測定点を設定する。これにより、部材の表面に8×3=24箇所の測定点を設定する。
そして、得られた残留応力推定値と正解の残留応力とを比較することで、推定精度の評価を行った。
節点毎に固有ひずみの3方向の成分を求めると、求める未知数の個数は全節点数の3倍となる。すると、未知数の個数が膨大となり適切な解を得ることが困難になる。
そこで、溶接固有ひずみ(溶接にて生じる固有ひずみ)については、式(16)に示すようにロジスティック関数の線形結合により固有ひずみの解空間を適切に限定し、未知数の削減を行う。
このように、x、y、zの3方向の各々について固有ひずみを4つのロジスティック関数で近似することで、未知数の個数は12個になる。なお、固有ひずみが厚さ方向に一定であっても、残留応力は厚さ方向に分布し得る。
未知数の個数を有効に削除することで、ステップS105において逆問題解析を行う負荷を軽減し、また、解析結果の精度を向上させることができる。
図9の横軸は、部材の長さ方向(y方向)の位置を示し、縦軸は、応力を示す。線L31は、正解残留応力の値を示す。線L32は、加工ひずみが発生しない場合の、残留応力の推定値を示す。線L33は、加工ひずみが発生した場合の、残留応力の推定値を示す。なお、線L32では、残留ひずみの測定誤差を加味して残留応力を求めている。一方、線L33では、残留ひずみの測定誤差を加味せずに(すなわち、測定誤差が無いものとして)残留応力を求めている。
一方、加工ひずみが発生する場合、線L33が線L31と大きく異なるように、測定誤差が無くても高精度な解を得ることは難しい。
また、余盛りの除去に伴う解放ひずみは、例えば部材の上面中央部(x=30ミリメートル、z=10ミリメートル)において図11のようになる。
一方、余盛りの除去に伴う加工ひずみが及ぼすひずみの変化量は、例えば部材の上面中央部(x=30ミリメートル、z=10ミリメートル)において図12のようになる。
一方、加工ひずみを考慮する本発明の方法を用いれば、推定精度を大幅に向上させ得る。
これにより、有限要素法を用いて初期ひずみから弾性ひずみを求める順問題解析を解くことで固有ひずみと解放ひずみとの関係を取得することができる。この点において、比較的容易に固有ひずみと解放ひずみとの関係を取得することができる。
あるいは、本発明を、残留ひずみを推定する残留ひずみ推定方法として実施することも可能である。具体的には、図1のステップS106において、残留応力推定対象物における残留応力に代えて、あるいは加えて、残留応力推定対象物における残留ひずみを測定するようにしてもよい。
また、本発明を、残留応力推定システムとして実施することも可能である。
残留応力推定システム100は、例えばコンピュータと残留ひずみ測定装置とを組み合わせて構成され、残留応力推定対象物に対する加工の前後における残留ひずみの測定値から、残留応力を推定する。
測定部102は、残留応力推定対象物を加工する前の残留ひずみおよび加工した後の残留ひずみを測定する。測定部102は、図1のステップS102およびステップS104の処理を行う。
なお、残留応力推定システム100が、例えば数値制御工作機械を制御するなど、残留応力推定対象物に対する加工を自動的に行うようにしてもよい。
残留応力推定部104は、固有ひずみ推定部103の取得した、残留応力推定対象物における固有ひずみの推定値、および、加工にて生じた固有ひずみの推定値に基づいて、残留応力推定対象物における残留応力を推定する。残留応力推定部104は、図1のステップS106の処理を行う。
これにより、関係取得部101は、有限要素法を用いて初期ひずみから弾性ひずみを求める順問題解析を解くことで固有ひずみと解放ひずみとの関係を取得することができる。この点において、比較的容易に固有ひずみと解放ひずみとの関係を取得することができる。
図15は、本実施形態におけるひずみ推定システムの機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、ひずみ推定システム200は、関係取得部101と、測定部102と、固有ひずみ推定部103と、結果出力部205とを具備する。同図において、図14の各部に対応して同様の機能を有する部分には同一の符号(101〜103)を付して説明を省略する。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
101 関係取得部
102 測定部
103 固有ひずみ推定部
104 残留応力推定部
105、205 結果出力部
200 ひずみ推定システム
Claims (7)
- 残留応力推定対象物を加工する前、加工した後それぞれの弾性応答マトリクスに基づいて、前記残留応力推定対象物を加工する前、加工した後それぞれの残留ひずみに係る物理量と、前記残留応力推定対象物の加工の前後において不変の固有ひずみ、および、加工にて生じた固有ひずみとの関係を示す方程式を取得する関係取得ステップと、
前記残留応力推定対象物を加工する前の残留ひずみに係る物理量および加工した後の残留ひずみに係る物理量を測定する測定ステップと、
前記関係取得ステップにて得られた方程式と、前記測定ステップで得られた測定値とに基づいて、前記残留応力推定対象物の加工の前後において不変の固有ひずみの推定値、および、加工にて生じた固有ひずみの推定値を求める固有ひずみ推定ステップと、
前記固有ひずみ推定ステップにて得られた、前記残留応力推定対象物の加工の前後において不変の固有ひずみの推定値、および、前記加工にて生じた固有ひずみの推定値に基づいて、前記残留応力推定対象物における残留応力を推定する残留応力推定ステップと、
を具備することを特徴とする残留応力推定方法。 - 前記関係取得ステップでは、残留応力推定対象物における固有ひずみの複数通りの設定の各々について、設定された固有ひずみを初期ひずみとして有限要素法を用いて得られる弾性ひずみを求め、それによって設定された固有ひずみと得られた解放ひずみとの関係に基づいて、前記固有ひずみと残留ひずみとの関係を取得する、ことを特徴とする請求項1に記載の残留応力推定方法。
- ひずみ推定対象物を加工する前、加工した後それぞれの弾性応答マトリクスに基づいて、前記ひずみ推定対象物を加工する前、加工した後それぞれの残留ひずみに係る物理量と、前記ひずみ推定対象物の加工の前後において不変の固有ひずみ、および、加工にて生じた固有ひずみとの関係を示す方程式を取得する関係取得ステップと、
前記ひずみ推定対象物を加工する前の残留ひずみに係る物理量および加工した後の残留ひずみに係る物理量を測定する測定ステップと、
前記関係取得ステップにて得られた方程式と、前記測定ステップで得られた測定値とに基づいて、前記ひずみ推定対象物の加工の前後において不変の固有ひずみの推定値、および、加工にて生じた固有ひずみの推定値を求める固有ひずみ推定ステップと、
を具備することを特徴とするひずみ推定方法。 - 残留応力推定対象物を加工する前、加工した後それぞれの弾性応答マトリクスに基づいて、前記残留応力推定対象物を加工する前、加工した後それぞれの残留ひずみに係る物理量と、前記残留応力推定対象物の加工の前後において不変の固有ひずみ、および、加工にて生じた固有ひずみとの関係を示す方程式を取得する関係取得部と、
前記残留応力推定対象物を加工する前の残留ひずみに係る物理量および加工した後の残留ひずみに係る物理量を測定する測定部と、
前記関係取得部が取得した方程式と、前記測定部が測定した測定値とに基づいて、前記残留応力推定対象物の加工の前後において不変の固有ひずみの推定値、および、加工にて生じた固有ひずみの推定値を求める固有ひずみ推定部と、
前記固有ひずみ推定部の取得した、前記残留応力推定対象物の加工の前後において不変の固有ひずみの推定値、および、前記加工にて生じた固有ひずみの推定値に基づいて、前記残留応力推定対象物における残留応力を推定する残留応力推定部と、
を具備することを特徴とする残留応力推定システム。 - ひずみ推定対象物を加工する前、加工した後それぞれの弾性応答マトリクスに基づいて、前記ひずみ推定対象物を加工する前、加工した後それぞれの残留ひずみに係る物理量と、前記ひずみ推定対象物の加工の前後において不変の固有ひずみ、および、加工にて生じた固有ひずみとの関係を示す方程式を取得する関係取得部と、
前記ひずみ推定対象物を加工する前の残留ひずみに係る物理量および加工した後の残留ひずみに係る物理量を測定する測定部と、
前記関係取得部が取得した方程式と、前記測定部が測定した測定値とに基づいて、前記ひずみ推定対象物の加工の前後において不変の固有ひずみの推定値、および、加工にて生じた固有ひずみの推定値を求める固有ひずみ推定部と、
を具備することを特徴とするひずみ推定システム。 - 残留応力推定システムの具備するコンピュータに、
残留応力推定対象物を加工する前、加工した後それぞれの弾性応答マトリクスに基づいて、前記残留応力推定対象物を加工する前、加工した後それぞれの残留ひずみに係る物理量と、前記残留応力推定対象物の加工の前後において不変の固有ひずみ、および、加工にて生じた固有ひずみとの関係を示す方程式を取得する関係取得ステップと、
前記残留応力推定対象物を加工する前の残留ひずみに係る物理量および加工した後の残留ひずみに係る物理量を測定する測定ステップと、
前記関係取得ステップにて得られた方程式と、前記測定ステップで得られた測定値とに基づいて、前記残留応力推定対象物の加工の前後において不変の固有ひずみの推定値、および、加工にて生じた固有ひずみの推定値を求める固有ひずみ推定ステップと、
前記固有ひずみ推定ステップにて得られた、前記残留応力推定対象物の加工の前後において不変の固有ひずみの推定値、および、前記加工にて生じた固有ひずみの推定値に基づいて、前記残留応力推定対象物における残留応力を推定する残留応力推定ステップと、
を実行させるためのプログラム。 - ひずみ推定システムの具備するコンピュータに、
ひずみ推定対象物を加工する前、加工した後それぞれの弾性応答マトリクスに基づいて、前記ひずみ推定対象物を加工する前、加工した後それぞれの残留ひずみに係る物理量と、前記ひずみ推定対象物の加工の前後において不変の固有ひずみ、および、加工にて生じた固有ひずみとの関係を示す方程式を取得する関係取得ステップと、
前記ひずみ推定対象物を加工する前の残留ひずみに係る物理量および加工した後の残留ひずみに係る物理量を測定する測定ステップと、
前記関係取得ステップにて得られた方程式と、前記測定ステップで得られた測定値とに基づいて、前記ひずみ推定対象物の加工の前後において不変の固有ひずみの推定値、および、加工にて生じた固有ひずみの推定値を求める固有ひずみ推定ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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