JP6162866B1 - 船舶用換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】開放状態を簡単に固定することができる船舶用換気装置を提供する。【解決手段】開閉ハンドルバー170はハッチカバー110をハッチ枠120に対して回動可能に結合させるハッチヒンジとハッチカバー110の開放動作に連動して前方に回動し、ハッチカバー110の遮蔽動作に連動して後方に回動するガイド突起140と締結軸123に回動可能に締結され、側面に沿って長孔形のガイドホール151が設けられる。該ガイドホール151は、ガイド突起140の回動動作に連動するように曲率を有し、上下方向に中間上側に限定されるように形成され、該ガイドホール151の上部が後方にさらに延びて支持顎を形成することにより、前記ガイド突起140と締結されてハッチカバー110の開閉動作をガイドし、ハッチカバー110の一定角度の開放状態を固定する。【選択図】図4

Description

本発明は、船舶用換気装置に係り、より詳しくは、上層で下側のハッチカバーに対して開閉動作を容易にすることができ、開放状態を簡単に固定することができる船舶用換気装置に関する。
一般に、ハッチ(hatch)とは、船舶の艙口および昇降口などを総称するものであって、特に、貨物の積み降ろしまたは人の出入りのために甲板に開いている貫通部をいう。ハッチの大きさは、使用目的によって決定されるべきであるが、船体の強度および安全上必要な最小限度の大きさに製作され、普遍的に荷役能率向上の見地から大きいほど望ましい。
そして、船艙内に貨物を出し入れする通路を「カーゴハッチ」と呼び、海水が船内に流れ込むのを防ぐために、ハッチの周囲に十分な高さのハッチコーミングを設けてその上部を覆うものを「ハッチカバー」と呼ぶ。
一方、従来のハッチカバーの中でも、船舶の排気管などに使用されるハッチカバーは、壁面に立てられた状態で取り付けられ、ハッチカバーが前方に回動して開放動作を行い、下方に回動して遮蔽動作を行う。従来の場合、手作業によってハッチカバーを開閉しているが、壁に採用されるハッチカバーは、通常、人の身長よりも高いところに設置される特性のため、梯子やポールを用いて開閉しなければならないという不便さがある。
また、金属製のハッチカバーは、高重量を持つため、開放動作時に多くの力がかかり、遮蔽動作時に速い回動によって挟まりなどが発生して事故につながるという問題点がある。
また、高重量のハッチカバーを別途のガイドなしに繰り返し開閉する過程で、曲がりや破損などが発生するという問題点がある。
本発明は、かかる問題を解決するために案出されたもので、その目的は、高い壁面に設置されたハッチカバーを、ハッチカバーよりもさらに高い上層で容易に開放および遮蔽させることができる船舶用換気装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、ハッチカバーを開閉する上での安全事故を防止することができる船舶用換気装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、ハッチカバーの繰り返し開閉動作をガイドする別途の手段を設置して耐久性を向上させることができる船舶用換気装置を提供することを目的とする。
本発明が解決しようとする課題は、上述した課題に制限されず、ここに記載されていない本発明が解決しようとする別の課題は、以下の記載から、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に明確に理解されるだろう。
本発明に係る船舶用換気装置は、四角板状のハッチカバーと;ハッチカバーを支持するために四角枠状に形成されるハッチ枠と;ハッチカバーおよびハッチ枠の上側面に設けられ、ハッチカバーをハッチ枠に対して回動可能に結合させるハッチヒンジと;ハッチカバーの左側面および右側面のいずれか一側面から側方に突出し、ハッチカバーの上下長さ方向の中間上側に位置し、ハッチカバーの開放動作に連動して前方に回動し、ハッチカバーの遮蔽動作に連動して後方に回動するガイド突起と;上下方向に延びる板状に形成され、下端部が、ハッチ枠の一側面における上下長さ方向の中間下側に設けられる締結軸に回動可能に締結され、側面に沿って長孔形のガイドホールが設けられるが、該ガイドホールは、ガイド突起の回動動作に連動するように曲率を有し、上下方向に中間上側に限定されるように形成され、該ガイドホールの上部が後方にさらに延びて支持顎を形成することにより、前記ガイド突起と締結されてハッチカバーの開閉動作をガイドし、ハッチカバーの一定角度の開放状態を固定する、側面ガイドバーと;ハッチカバーを上側で開閉することができるように、側面ガイドバーの上端から上方に延びるが、ハッチカバーの上端を超える長さに延びる開閉ハンドルバー;を含む。
また、本発明のガイドホールの曲率は、ガイド突起の回動経路に追従し、ガイドホールの長さは、ハッチカバーが20°〜25°の範囲におけるいずれかの一定の角度値で開放状態をなすように制限する長さに形成されることを特徴とする。
また、本発明の船舶用換気装置は、ハッチカバーの前面に上下方向に移動可能に延設され、下端部がハッチ枠の下側枠の中央に設けられるロック溝に締結されることにより、ハッチカバーをハッチ枠に対してロック固定するロックバーをさらに含むが、ロックバーの下部外周面には、下方に移動するように弾性反発力を提供する圧縮バネが設けられ、ハッチカバーの下方回動時にロック溝に挿入されるように、ロックバーの下端は後側から前側へ傾いたスライド面を形成することを特徴とする。
また、本発明の開閉ハンドルバーには上部に左右に延びる第1把持突起がさらに形成され、ロックバーには上端が側面へ直角に折り曲げられて延びる第2把持突起がさらに形成される。本発明の船舶用換気装置は、下端が左右一対に分枝され前方に折り曲げられて延び、延びた端部が下方に折り曲げられてさらに延びる第3把持突起を備えることにより、第1把持突起または第2把持突起と結合されて上方からの開閉動作を可能にする開閉ツールバーをさらに含むことを特徴とする。
また、本発明の船舶用換気装置は、開閉ツールバーの第3把持突起をロックバーの上側で第2把持突起に結合させ、上方に外圧を加えることによりロックバーをロック解除すると同時にハッチカバーを開放させるが、ハッチカバーを完全開放させるために、開閉ツールバーに対して上方に外圧を加え続けてハッチカバーを前方に回動させる動作によって、側面ガイドバーの上端がガイド突起の前方回動動作に連動して上方から前方に回動し、ハッチカバーの開放動作を側面でガイドし、ハッチカバーの完全開放の際にガイド突起がガイドホールの支持顎に支持されることによりハッチカバーの開放状態を固定し、開閉ツールバーをロックバーから離脱させ、開閉ツールバーの第3把持突起を開閉ハンドルバーの上側で第1把持突起に結合させ、後方に外圧を加えることにより側面ガイドバーを上方にさらに回動させる動作によってガイド突起を支持顎から離脱させると、ハッチカバーの自重により前方から下方に加速して回動しながらロックバーがロックされてハッチカバーがハッチ枠を遮蔽させ、ハッチカバーの下方回動の際に、側面ガイドバーの上端がガイド突起の下方回動動作に連動して前方から上方に回動し、ハッチカバーの遮蔽動作を側面でガイドした後、開閉ツールバーを開閉ハンドルバーから離脱させることを特徴とする。
上述した課題の解決手段により、本発明の船舶用換気装置は、高い壁面に設置されたハッチカバーを、ハッチカバーよりもさらに高い上層で容易に開放および遮蔽することができるという効果がある。
また、本発明の船舶用換気装置は、ハッチカバーを開閉する上での安全事故を防止することができるという効果がある。
また、本発明の船舶用換気装置は、ハッチカバーの繰り返し開閉動作をガイドする別個の手段を設置して耐久性を向上させることができるという効果がある。
本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置の平断面図である。 本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置の正面図である。 本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置の遮蔽状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置の開放状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るロックバーの断面図である。 本発明の一実施形態に係る開閉ツールバーとロックバーとの結合状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る開閉ツールバーと開閉ハンドルバーとの結合状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置の開閉動作状態を示す写真である。
上述した本発明の解決しようとする課題、課題の解決手段、発明の効果を含む具体的な事項は、次に記載する実施形態及び図面に含まれている。本発明の利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付図面と一緒に詳細に後述されている実施形態を参照すると明確になるであろう。
以下、添付図面を参照して本発明をより詳細に説明する。
図1〜図8は本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置を説明するための図である。図1は本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置の平断面図、図2は本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置の正面図、図3は本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置の遮蔽状態を示す側面図、図4は本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置の開放状態を示す側面図、図5は本発明の一実施形態に係るロックバーの断面図、図6は本発明の一実施形態に係る開閉ツールバーとロックバーとの結合状態を示す図、図7は本発明の一実施形態に係る開閉ツールバーと開閉ハンドルバーとの結合状態を示す図、図8は本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置の開閉動作状態を示す写真である。
図1〜図8に示すように、本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置は、ハッチカバー110、ハッチ枠120、ハッチヒンジ130、ガイド突起140、側面ガイドバー150、および開閉ハンドルバー170を含む。
ハッチカバー110は、船舶の艙口、昇降口、排気口などを選択的に開閉するために四角板状に形成される。また、ハッチカバー110は、必要に応じて厚さの調節が可能である。ハッチカバー110の前面には、ロックバー160を上下方向に移動可能に支持するためのロックバー支持台111が設けられる。
ハッチ枠120は、ハッチカバー110を支持するために四角枠状に形成される。ハッチ枠120の左側面には、側面ガイドバー150を回動可能に締結するための締結軸123が設けられる。締結軸123は、ハッチ枠120の上下長さ方向の中間下側に形成される。
また、ハッチ枠120の下側面には、ロックバー160と締結されてロック機能をするロック溝122が形成される。ロック溝122は、ハッチ枠120に直接設けられて締結されてもよい。図1〜図4に示すように、ハッチ枠120の中央下端に別個のロック枠121をさらに形成してロック枠121にロックホール122を別途形成することも可能である。ちなみに、ロックバー160をロック固定するために、ロック溝122の前側にロック顎構造が設けられてもよい。
ハッチヒンジ130は、ハッチカバー110およびハッチ枠120の上側面に設けられ、ハッチカバー110をハッチ枠120に対して前方に回動可能に結合させる。
ガイド突起140は、ハッチカバー110の左側面および右側面のうち、いずれか一側面(本発明の一実施形態では左側面)から側方に突出するが、ハッチカバー110の上下長さ方向の中間上側に位置し、ハッチカバー110の開放動作に連動して前方に回動し、ハッチカバー110の遮蔽動作に連動して後方に回動する。
側面ガイドバー150は、上下方向に延びる板状に形成され、下端部が、ハッチ枠120の一側面における上下長さ方向の中間下側に設けられる締結軸123に回動可能に締結される。
また、側面ガイドバー150には、側面に沿って長孔形のガイドホール151が形成される。ガイドホール151は、ガイド突起140の回動動作に連動するように曲率を有し、上下方向に中間上側に限定されるように形成される。該ガイドホール151の上部が後方にさらに延びて支持顎152を形成することにより、ガイド突起140に締結されてハッチカバー110の開閉動作をガイドし、ハッチカバー110の一定角度の開放状態を固定する。
ここで、ガイドホール151は、曲率がガイド突起140の回動経路に従うように形成してガイド突起140の回動動作を柔らかくかつ円満にガイドする。つまり、持続的な繰り返し開閉動作にもガイドホール151とガイド突起140間の摩擦または接触衝撃を最大限に低減することにより、摩耗や破損を防止することができる。
また、ガイドホール151の長さは、ハッチカバー110が20°〜25°の範囲におけるいずれかの一定の角度値で開放状態をなすように制限する長さに形成されることが可能である。すなわち、ガイドホール151の長さによってハッチカバー110の最大開放角度が制限されるが、開放角度が20°未満の場合には、内部空気の排出または外部空気の循環が難しく、開放角度が25°を超える場合には、雪、雨、海水などの外部の汚染物質の流入が発生するおそれがあることを勘案して、内部空気の排出または外部空気の循環を最大化し且つ外部の汚染物質の流入を最小限に抑えることができるように、20°〜25°の範囲におけるいずれかの一定の角度値で開放されるようにする。
このように、本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置は、ハッチカバー110に設けられるガイド突起140と、ハッチ枠120に設けられる側面ガイドバー150とが互いに結合され、ガイド突起140がガイドホール151に沿ってスライド移動する動作特性によって、ハッチ枠120に対するハッチカバー110の開閉動作を容易にガイドすることができ、ハッチカバー110の開放された状態も簡単に固定させることができる。
このとき、側面ガイドバー150がハッチ枠120の上端から下端まで長く延び、下端側に締結軸123が形成され、ガイド突起140とガイドホール151が上端側に形成されることで、開閉動作の際にガイド突起140とガイドホール151間の回動半径を最小化してガイドホール151の長さを最小化することができる。つまり、側面ガイドバー150の長さを相対的に長くして開放状態で支持力を分散させることで強固な支持構造を実現することができ、ガイドホール151の長さを相対的に減らして外力に対する支持力の脆弱な部分を最小化することができるという利点がある。回動動作の長さを減らすことにより、摩耗および破損を最小化することができるのは勿論である。
開閉ハンドルバー170は、ハッチカバー110を上側で開閉することができるように、側面ガイドバー150の上端から上方に延びるが、ハッチカバー110の上端を超える長さに延びる。つまり、船舶用換気装置が設けられる壁よりも高い上層で、下側へ設けられるハッチカバー110を、力をかけずに容易に開閉することができる。
また、本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置は、ハッチカバー110の前面に上下方向に移動可能に延設され、下端部が、ハッチ枠120の下側枠の中央に設けられるロック溝122に締結されてハッチカバー110をハッチ枠120に対してロック固定するロックバー160をさらに含むことが可能である。図5を参照すると、ロックバー160の下部外周面には、下方に移動するように弾性反発力を提供する圧縮バネ161が設けられる。ハッチカバー110の下方回動時にロック溝122に挿入されるように、ロックバー160の下端は後側から前側へ傾斜したスライド面を形成することが可能である。
具体的に、圧縮バネ161は、ロックバー160の外周面に装着されるバネ固定台162とハッチカバー110に設置されるロックバー支持台111との間でロックバー160を常に下方に移動させようとする弾性反発力を発生させる。これに加えて、ロックバー160の下端部が傾斜形状を成すことにより、自重によるハッチカバー110の下方回動の際にロックバー160のスライド面とハッチ枠120の外側面とが接触して、ロックバー160が自然に上方に押し上げられ、その後、圧縮バネ161の弾性反発力によってロックバー160が下方にさらに移動してロック溝122と自動的に結合することになる。
一方、本発明の一実施形態に係る開閉ハンドルバー170には、上部に左右に延びる第1把持突起171がさらに形成され、ロックバー160には、上端が側面へ直角に折り曲げられて延びる第2把持突起163がさらに形成される。また、船舶用換気装置は、下端が左右一対に分枝され、前方に折り曲げられて延び、延びた先端が下方に折り曲げられてさらに延びる第3把持突起191を備えることにより、第1把持突起171または第2の把持突起163と結合されて上方における開閉動作を可能にする開閉ツールバー190をさらに含むことが可能である。
つまり、後述する動作特性から分かるように、ハッチカバー110を開放および遮蔽する動作において、一部の外部の人力が必要な半自動作動システムをなしているため、船舶用換気装置の上側に位置する人手の届かない位置に船舶用換気装置がある場合は、開閉ツールバー190を備えてロックバー160を簡単に引き上げる動作だけで十分に開放動作を行うことができ、開閉ハンドルバー170を前方から後方へ簡単に押し出す動作だけで十分に遮蔽動作を行うことができる。このように開閉ツールバー190を用いて引き上げる動作または押し出す動作をスムーズにするために、本発明の一実施形態では前記把持突起163、171、191の構成要素をさらに含む。併せて、ハッチカバーが人手の届く位置に設置された場合には、手で握って簡単に開閉動作を行うこともできる。
次に、図3〜図8を参照して本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置の開閉動作を説明する。
まず、開閉ツールバー190の第3把持突起191をロックバー160の上側で第2把持突起163に結合させ、上方へ外圧を加えてロックバー160をロック解除すると同時にハッチカバー110を開放させる。
このとき、ハッチカバー110を完全開放させるために開閉ツールバー190に対して上方に外圧を加え続けてハッチカバー110を前方に回動させる動作により、側面ガイドバー150の上端がガイド突起140の前方回動動作に連動して上方から前方へ回動し、ハッチカバー110の開放動作を側面でガイドする。
ハッチカバー110の完全開放の際に、ガイド突起140がガイドホール151の支持顎152に支持されることによりハッチカバー110の開放状態を固定し、開閉ツールバー190をロックバー160から離脱させる。
次に、開閉ツールバー190の第3把持突起191を開閉ハンドルバー170の上側で第1把持突起171に結合させ、後方に外圧を加えて側面ガイドバー150を上方にさらに回動させる動作によって、ガイド突起140を支持顎152から離脱させると、ハッチカバー110の自重によって前方から下方へ加速して回動しながらロックバー160がロックされてハッチカバー110がハッチ枠120を遮蔽させる。
この際、ハッチカバー110の下方回動の際に、側面ガイドバー150の上端がガイド突起140の下方回動動作に連動して前方から上方へ回動し、ハッチカバー110の遮蔽動作を側面でガイドする。その後、開閉ツールバー190を開閉ハンドルバー170から離脱させる。
このように、本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置は、高い壁面に設置されたハッチカバーを、ハッチカバーよりもさらに高い上層で容易に開放および遮蔽させることができるという利点がある。
また、本発明の一実施形態に係る船舶用換気装置は、ハッチカバーを開閉する上での安全事故を防止することができるという利点がある。
また、本発明の船舶用換気装置は、ハッチカバーの繰り返し開閉動作をガイドする別途の手段を設置して耐久性を向上させることができるという利点がある。
このように、上述した本発明の技術的構成は、本発明の属する技術分野における当業者が本発明のその技術的思想や必須的特徴を変更しなくても、他の具体的な形態で実施できることを理解することができるだろう。
したがって、上述した実施形態は、すべての面で例示的なもので、限定的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は前記詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって定められ、特許請求の範囲およびその均等概念から導出されるすべての変更または変形形態も本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
110 ハッチカバー
111 ロックバー支持台
120 ハッチ枠
121 ロック枠
122 ロック溝
123 締結軸
130 ハッチヒンジ
140 ガイド突起
150 側面ガイドバー
151 ガイドホール
152 支持顎
153 離脱突起
160 ロックバー
161 圧縮バネ
162 バネ固定台
163 第2把持突起
170 開閉ハンドルバー
171 第1把持突起
180 回動輪部
190 開閉ツールバー
191 第3把持突起

Claims (5)

  1. 四角板状のハッチカバーと;
    前記ハッチカバーを支持するために四角枠状に形成されるハッチ枠と;
    前記ハッチカバーおよび前記ハッチ枠の上側面に設けられ、前記ハッチカバーを前記ハッチ枠に対して回動可能に結合させるハッチヒンジと;
    前記ハッチカバーの左側面および右側面のいずれか一側面から側方に突出し、前記ハッチカバーの上下長さ方向の中間上側に位置し、前記ハッチカバーの開放動作に連動して前方に回動し、前記ハッチカバーの遮蔽動作に連動して後方に回動するガイド突起と;
    上下方向に延びる板状に形成され、下端部が、前記ハッチ枠の一側面における上下長さ方向の中間下側に設けられる締結軸に回動可能に締結され、側面に沿って長孔形のガイドホールが設けられるが、該ガイドホールは、ガイド突起の回動動作に連動するように曲率を有し、上下方向に中間上側に限定されるように形成され、前記ガイドホールの上部が後方にさらに延びて支持顎を形成することにより、前記ガイド突起と締結されて前記ハッチカバーの開閉動作をガイドし、前記ハッチカバーの一定角度の開放状態を固定する、側面ガイドバーと;
    前記ハッチカバーを上側で開閉することができるように、前記側面ガイドバーの上端から上方に延びるが、前記ハッチカバーの上端を超える長さに延びる開閉ハンドルバーと;を含んでなる、船舶用換気装置。
  2. 前記ガイドホールの曲率は、前記ガイド突起の回動経路に追従し、
    前記ガイドホールの長さは、前記ハッチカバーが20°〜25°の範囲におけるいずれかの一定の角度値で開放状態をなすように制限する長さに形成されることを特徴とする、請求項1に記載の船舶用換気装置。
  3. 前記ハッチカバーの前面に上下方向に移動可能に延設され、下端部が、前記ハッチ枠の下側枠の中央に設けられるロック溝に締結されることにより、前記ハッチカバーを前記ハッチ枠に対してロック固定するロックバーをさらに含み、
    前記ロックバーの下部外周面には、下方に移動するように弾性反発力を提供する圧縮バネが設けられ、前記ハッチカバーの下方回動時に前記ロック溝に挿入されるように、前記ロックバーの下端は後側から前側へ傾いたスライド面を形成することを特徴とする、請求項1に記載の船舶用換気装置。
  4. 前記開閉ハンドルバーには上部に左右に延びる第1把持突起がさらに形成され、
    前記ロックバーには上端が側面へ直角に折り曲げられて延びる第2把持突起がさらに形成され、
    下端が左右一対に分枝され前方に折り曲げられて延び、延びた先端が下方に折り曲げられてさらに延びる第3把持突起を備えることにより、前記第1把持突起または前記第2把持突と結合されて上方における開閉動作を可能にする開閉ツールバーをさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載の船舶用換気装置。
  5. 前記開閉ツールバーの前記第3把持突起を前記ロックバーの上側で前記第2把持突起に結合させ、上方に外圧を加えることにより前記ロックバーをロック解除すると同時に前記ハッチカバーを開放させるが、
    前記ハッチカバーを完全開放させるために前記開閉ツールバーに対して上方に外圧を加え続けて前記ハッチカバーを前方に回動させる動作によって、前記側面ガイドバーの上端が前記ガイド突起の前方回動動作に連動して前方に回動し、前記ハッチカバーの開放動作を側面でガイドし、
    前記ハッチカバーの完全開放の際に前記ガイド突起が前記ガイドホールの支持顎に支持されることにより前記ハッチカバーの開放状態を固定し、前記開閉ツールバーを前記ロックバーから離脱させ、
    前記開閉ツールバーの前記第3把持突起を前記開閉ハンドルバーの上側で前記第1把持突起に結合させ、後方に外圧を加えることにより前記側面ガイドバーを上方にさらに回動させる動作によって前記ガイド突起を前記支持顎から離脱させると、前記ハッチカバーの自重により前方から下方に加速して回動しながら前記ロックバーがロックされて前記ハッチカバーが前記ハッチ枠を遮蔽させ、
    前記ハッチカバーの下方回動の際に、前記側面ガイドバーの上端が前記ガイド突起の下方回動動作に連動して前方から上方に回動し、前記ハッチカバーの遮蔽動作を側面でガイドした後、前記開閉ツールバーを前記開閉ハンドルバーから離脱させることを特徴とする、請求項4に記載の船舶用換気装置。
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JP2015063290A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 エム.ティー.コリア カンパニー,リミテッド 船舶用ハッチカバー装置

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