JP6161363B2 - 車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の停止中にブレーキ液圧を保持して車両保持制御を実行する車両保持制御手段を有する車両用ブレーキ液圧制御装置に関する。
車両の停止中にブレーキ液圧の保持を実行する車両保持制御手段を有する車両用ブレーキ液圧制御装置において、運転者が車両を発進させる意図がないのに車両が動き出した際にブレーキ液圧を加圧し車両を停止させる技術が知られている(特許文献1)。
特開平7−315185号公報
しかしながら、車両の動き出しが微小な場合に自動的に急激な加圧が行われると、車両が停止したときに揺り戻しが発生して停車時のフィーリングが悪化してしまう。
そこで、本発明では、車両保持制御手段を有する車両用ブレーキ液圧制御装置において、車両が動き出した場合に良好なフィーリングで車両を停止させることを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、車両の停止中にブレーキ液圧を保持して車両保持制御を実行する車両保持制御手段を有する車両用ブレーキ液圧制御装置であって、車輪速センサからの信号を取得する車輪速取得手段を備え、前記車両保持制御手段は、前記車両保持制御中に前記車輪速取得手段が車輪の回転を示すパルス信号を取得した場合にブレーキ液圧を加圧目標液圧に向けて加圧する加圧手段を有し、前記加圧手段は、前記車輪速センサから取得されたパルス信号の間隔が所定間隔よりも長い第1間隔の場合に対応した緩昇圧レートと、パルス信号の間隔が前記所定間隔よりも短い第2間隔の場合に対応し、前記緩昇圧レートよりも大きい急昇圧レートと、前記緩昇圧レートよりも大きく前記急昇圧レートよりも小さい初期昇圧レートとが設定され、前記車輪速センサからパルス信号が初めて取得された車両の動き出し直後は、前記初期昇圧レートにより昇圧し、前記車輪速センサからパルス信号が取得されるたびに、パルス信号の間隔に基づいて、パルス信号の間隔が小さいほど昇圧レートを大きく、パルス信号の間隔が大きいほど昇圧レートを小さく設定するように構成されたことを特徴とする。
このような構成によれば、車両保持制御中に車両が動き出した場合に、パルス間隔、つまり、車両の速度に応じて昇圧レートを変更するので、車両の動き出し状態に応じて制動力を適切に調整することで、良好なフィーリングで車両を停止させることができる。
そして、パルス信号の間隔が所定間隔よりも長い、車両がゆっくりと動いている場合には、緩昇圧レートで加圧し、パルス信号の間隔が所定間隔よりも短い、車両が速く動いている場合には、急昇圧レートで加圧するので、車輪速が大きい場合には、速やかに加圧して車両を迅速に停止させ、車輪速が小さい場合には、緩やかに加圧して停車時のフィーリングを良好にすることができる。
前記した各装置において、前記加圧手段は、ブレーキ液圧が前記加圧目標液圧まで到達した場合、または、前記パルス間隔が所定時間以上取得されない場合にブレーキ液圧の加圧を終了する構成とすることができる。
このような構成により、必要以上にブレーキ液圧を加圧し続けることなく、適切なタイミングで加圧を終了させることができる。
前記した各車両用ブレーキ液圧制御装置は、車輪ブレーキと接続されたピストンシリンダ機構のピストンのストロークを電動モータによって動かすことでブレーキ液圧を変更可能な車両に搭載される場合、前記加圧手段は、前記電動モータの回転速度を制御することによって昇圧レートを変更する構成とすることができる。
このような構成によれば、モータの回転速度を制御することで、昇圧レートを好適に制御することができる。
本発明によれば、車両保持制御手段を有する車両用ブレーキ液圧制御装置において、車両が動き出した場合に良好なフィーリングで車両を停止させることができる。
本発明の実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置の一例としての制御装置を備えた車両を示す構成図である。 入力装置およびモータシリンダ装置のブレーキ液圧回路を示す構成図である。 液圧制御ユニットのブレーキ液圧回路を示す構成図である。 制御装置の構成を示すブロック図である。 パルス間隔と昇圧レートの関係を示すマップである。 制御装置の動作を示すフローチャートである。 車両保持制御中に、車両が動き出した場合の車輪速パルス、制御モード、指示圧のタイミングチャートの第1の例である。 車両保持制御中に、車両が動き出した場合の車輪速パルス、制御モード、指示圧のタイミングチャートの第2の例である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示す本発明の車両用ブレーキ液圧制御装置としての制御装置100が適用されたブレーキシステム1は、通常時用として、電気信号を伝達してブレーキを作動させるバイ・ワイヤ(By Wire)式の電動ブレーキシステムと、フェイルセイフ用として、ブレーキペダルBPの踏力により発生した油圧をそのまま伝達してブレーキを作動させる旧来の油圧式のブレーキシステムの双方を備えて構成されている。
このため、ブレーキシステム1は、運転者によってブレーキペダルBPが操作されたときにその操作を入力する入力装置U1と、ブレーキペダルBPの操作量に応じ、また、必要な制御に応じてブレーキ液圧を発生するモータシリンダ装置U2と、車両挙動の安定化を支援するためのブレーキ液圧制御を行うための液圧制御ユニットU3とを備えて構成されている。これらの入力装置U1、モータシリンダ装置U2および液圧制御ユニットU3は、右前の車輪ブレーキFRおよび左後の車輪ブレーキRLを司る第1系統と左前の車輪ブレーキFLおよび右後の車輪ブレーキRRを司る第2系統との2つの系統で構成され、それぞれの系統について、例えば、ホースやチューブ等の管材で形成された液圧路によって独立に接続されている。また、入力装置U1とモータシリンダ装置U2とは、図示しないハーネスで電気的に接続されている。
なお、ブレーキシステム1は、例えば、エンジン(内燃機関)のみによって駆動される自動車、ハイブリッド自動車、電気自動車、燃料電池自動車等を含む各種車両に対して搭載可能である。
ブレーキシステム1は、電動ブレーキシステムと液圧制御ユニットU3による車両挙動の制御のために、車両CRの適宜な箇所に、車輪速センサ91、操舵角センサ92、横加速度センサ93、前後加速度センサ94、アクセルペダルAPのストロークを検出するアクセルペダルストロークセンサ95、ブレーキペダルBPのストロークを検出するブレーキペダルストロークセンサ96、モータ回転角センサ97を備えており、これらのセンサの出力値は制御装置100に出力されている。なお、モータ回転角センサ97は、モータシリンダ装置U2を駆動する電動モータ42(図2参照)の回転角を検出するセンサである。
制御装置100は、例えば、CPU、RAM、ROMおよび入出力回路を備えており、上述の各センサの出力値に基づいて、ROMに記憶されたプログラムやデータに基づいて各演算処理を行い、入力装置U1、モータシリンダ装置U2および液圧制御ユニットU3を制御するように構成されている。これにより、制御装置100は各車輪ブレーキFR,RL,FL,RRのホイールシリンダHに付与されるブレーキ液圧を制御し、各車輪Wに適切なブレーキ力を与えることが可能となっている。
図2に示すように、入力装置U1の第1系統の接続ポート63aは、モータシリンダ装置U2の出力ポート32aおよび液圧制御ユニットU3の入力ポート68aと配管により接続され、同様に、第2系統の接続ポート63bは、モータシリンダ装置U2の出力ポート32bおよび液圧制御ユニットU3の入力ポート68bと配管により接続されている。
液圧制御ユニットU3には、4つの出力ポート69a〜69dが設けられ、これらに車輪ブレーキFR,RL,FL,RRの各ホイールシリンダHがそれぞれ接続されている。
[入力装置U1]
入力装置U1は、運転者によるブレーキペダルBPの操作によって液圧を発生可能なタンデム式のマスタシリンダ10と、マスタシリンダ10に付設された第1リザーバ65とを有する。マスタシリンダ10のシリンダチューブ11内には、シリンダチューブ11の軸方向に沿って所定間隔離間して第1ピストン12aおよび第2ピストン12bが摺動自在に配設されている。第1ピストン12aは、ブレーキペダルBPに近接して配置され、プッシュロッド12zを介してブレーキペダルBPと連結されている。また、第2ピストン12bは、第1ピストン12aよりもブレーキペダルBPから離間して配置される。
第1ピストン12aおよび第2ピストン12bの外周面には、軸方向に離れて一対のピストンパッキン13a,13bがそれぞれ装着され、一対のピストンパッキン13a,13bの間には、第1ピストン12aおよび第2ピストン12bの直径が小さくなっていることで背室14a,14bがそれぞれ形成されている。背室14a,14bは、それぞれサプライポート17a,17bを介して第1リザーバ65に接続されている。
第1ピストン12aと第2ピストン12bの間には、第1圧力室15aが形成され、第1圧力室15aは、リリーフポート18aを介して第1リザーバ65に接続されている。同様に、第2ピストン12bとシリンダチューブ11の側端部との間には、第2圧力室15bが形成され、第2圧力室15bは、リリーフポート18bを介して第1リザーバ65に接続されている。第1圧力室15aおよび第2圧力室15bは、運転者がブレーキペダルBPを踏み込むことで、その踏力に対応したブレーキ液圧を発生させる。
第1ピストン12aと第2ピストン12bの間には、スプリング16aが設けられ、第2ピストン12bとシリンダチューブ11の側端部との間には、スプリング16bが設けられている。これにより、運転者がブレーキペダルBPの操作を止めたときに第1圧力室15aと第2圧力室15bを適宜な容積に戻すことができるようになっている。
また、シリンダチューブ11には、第1圧力室15a,15bに対応して、これらに連通する出力ポート19a,19bがそれぞれ形成されており、出力ポート19a,19bがそれぞれ配管により入力装置U1の接続ポート63a,63bに接続されている。
マスタシリンダ10の出力ポート19aと入力装置U1の接続ポート63aを接続する配管上には、常開型電磁弁61aが配設され、マスタシリンダ10の出力ポート19bと入力装置U1の接続ポート63bを接続する配管上には、常開型電磁弁61bが配設されている。
マスタシリンダ10の出力ポート19bと常開型電磁弁61b接続する配管(分岐液圧路64)には、常閉型電磁弁62を介してストロークシミュレータ20が接続されている。
なお、図2の常開型電磁弁61a,61bは通電された通常動作時の状態(閉状態)が示されており、常閉型電磁弁62についても、通電された通常動作時の状態(開状態)が示されている。
ストロークシミュレータ20は、バイ・ワイヤ制御時において、ブレーキのストロークと反力を発生させて、あたかも踏力で制動力を発生させているかのごとく運転者に感じさせる装置であり、シリンダ21内にピストン22が配設され、ピストン22の一方側に、分岐液圧路64に常閉型電磁弁62を介して連通する液圧室24が形成されている。液圧室24は、マスタシリンダ10の第2圧力室15bから導出されるブレーキ液が吸収可能である。
ピストン22とシリンダ21の側端部の間には、ばね定数の高い第1リターンスプリング23aとばね定数の小さい第2リターンスプリング23bとが直列に設けられ、これにより、ブレーキペダルBPの踏み込み初期にペダル反力の増加勾配が低く、踏み込み後期にペダル反力の増加勾配が高くなるように設定されている。このため、ブレーキペダルBPのペダルフィーリングが既存のマスタシリンダと同等となっている。
マスタシリンダ10の出力ポート19aと常開型電磁弁61aを繋ぐ液圧路上には、第1液圧センサPmが配設され、常開型電磁弁61bと接続ポート63bを繋ぐ液圧路上には、第2液圧センサPpが設けられている。第1液圧センサPmは、通常作動時に閉じている常開型電磁弁61aのマスタシリンダ10側の液圧を測定するものであり、第2液圧センサPpは、通常作動時に閉じている常開型電磁弁61bの接続ポート63b側(液圧制御ユニットU3側)の液圧を測定するものである。これらのセンサの出力値は、制御装置100に出力される。
[モータシリンダ装置U2]
モータシリンダ装置U2は、電動モータ42を含むアクチュエータ機構40と、アクチュエータ機構40によって作動されるシリンダ機構30とを有してなる。
アクチュエータ機構40は、アクチュエータハウジング41を有し、アクチュエータハウジング41は、ねじ軸43aおよびナット43bを含むボールねじ機構43と、電動モータ42の回転動作をナット43bに伝達する減速ギア列44とを収容している。ねじ軸43aは、後述する第1スレーブピストン35aに連結されている。
シリンダ機構30は、シリンダ本体31と、シリンダ本体31に付設された第2リザーバ66とを有する。第2リザーバ66は、配管65aにより第1リザーバ65と接続されている。シリンダ本体31内には、シリンダ本体31の軸方向に沿って所定間隔離間して第1スレーブピストン35aおよび第2スレーブピストン35bが摺動自在に配設されている。第1スレーブピストン35aは、ボールねじ機構43側に近接して配置され、ねじ軸43aの一端部に当接してねじ軸43aと一体的にシリンダ本体31の長手方向に沿って変位可能となっている。また、第2スレーブピストン35bは、第1スレーブピストン35aよりもボールねじ機構43から離間して配置されている。
第1スレーブピストン35aおよび第2スレーブピストン35bの外周面には、軸方向に離れて一対のスレーブピストンパッキン39a,39bがそれぞれ装着され、一対のスレーブピストンパッキン39a,39bの間には、第1スレーブピストン35aおよび第2スレーブピストン35bの直径が小さくなっていることで、それぞれ第1背室37aおよび第2背室37bが形成されている。第1背室37aおよび第2背室37bは、それぞれリザーバポート33a,33bを介して第2リザーバ66に接続されている。
第1スレーブピストン35aと第2スレーブピストン35bの間には、第1液圧室36aが形成され、第2スレーブピストン35bとシリンダ本体31の側端部との間には、第2液圧室36bが形成されている。また、シリンダ本体31には、第1液圧室36aおよび第2液圧室36bに対応して、これらに連通する出力ポート32a,32bがそれぞれ形成されている。これらの出力ポート32a,32bは、それぞれ入力装置U1の接続ポート63a,63bおよび液圧制御ユニットU3の入力ポート68a,68bに接続されている。第1液圧室36aおよび第2液圧室36bは、電動モータ42の作動によりねじ軸43aが第1スレーブピストン35aに向けて移動したときにブレーキ液圧を発生し、この液圧が出力ポート32a,32bを介して液圧制御ユニットU3に供給されるようになっている。
第1スレーブピストン35aと第2スレーブピストン35bの間には、スプリング34aが設けられ、第2スレーブピストン35bとシリンダ本体31の側端部との間には、スプリング34bが設けられている。これにより、電動モータ42の作動によりねじ軸43aが第1スレーブピストン35aと逆側に向けて移動したときに第1液圧室36aと第2液圧室36bを適宜な容積に戻すことができるようになっている。
第1スレーブピストン35aと第2スレーブピストン35bとの間には、第1スレーブピストン35aと第2スレーブピストン35bとの間の最大ストローク(最大変位距離)と最小ストローク(最小変位距離)とを規定する規制リンク38aが設けられ、第2スレーブピストン35bには、第2スレーブピストン35bの摺動範囲を規制して、第1スレーブピストン35a側へのオーバーリターンを阻止するストッパピン38bが設けられている。
[液圧制御ユニットU3]
図3に示すように、液圧制御ユニットU3は、周知のものからなり、車輪ブレーキFR,RLを司る第1液圧系統50Aと、車輪ブレーキFL,RRを司る第2液圧系統50Bとを有する。第1液圧系統50Aと第2液圧系統50Bとは同様の構成を有するので、ここでは、第1液圧系統50Aのみについて説明し、第2液圧系統50Bの説明は省略する。
第1液圧系統50Aは、入力ポート68aと、出力ポート69a,69bを繋ぐ液圧路上に、供給する電流に応じてその上下流の液圧の差を調整可能な常開型比例電磁弁である調圧弁51が設けられている。調圧弁51には、並列して、出力ポート69a,69b側へのみの流れを許容するチェック弁51aが配設されている。
調圧弁51よりも車輪ブレーキRL,FR側の液圧路は途中で分岐して、それぞれが出力ポート69aおよび出力ポート69bに接続されている。この出力ポート69a,69bに対応する各液圧路上には、それぞれ常開型電磁弁である入口弁52が配設されている。各入口弁52には、並列して、調圧弁51側へのみの流れを許容するチェック弁52aが配設されている。
出力ポート69aとこれに対応する入口弁52との間の液圧路、および、出力ポート69bとこれに対応する入口弁52との間の液圧路からは、それぞれ、常閉型電磁弁からなる出口弁53を介して調圧弁51と入口弁52の間に繋がる還流液圧路57が設けられている。
この還流液圧路57上には、出口弁53側から順に、過剰なブレーキ液を一時的に吸収するリザーバ54と、チェック弁54aと、チェック弁55aと、ポンプ55と、チェック弁55bとが配設されている。各チェック弁54a,55a,55bは、いずれも、調圧弁51と入口弁52の間へ向けての流れのみを許容するように配置されている。また、ポンプ55は、モータMにより駆動され、調圧弁51と入口弁52の間へ向けての圧力を発生するように設けられている。
入力ポート68aと調圧弁51を繋ぐ導入液圧路58と、還流液圧路57におけるチェック弁54aとチェック弁55aの間の部分とは、常閉型電磁弁である吸入弁56を介して吸入液圧路59により接続されている。
なお、導入液圧路58には、第1液圧系統50Aのみに第3液圧センサPhが設けられている。第3液圧センサPhの出力値は、制御装置100に出力される。
以上のような構成の液圧制御ユニットU3は、通常時には、各電磁弁に通電がなされず、入力ポート68aから導入されたブレーキ液圧は、調圧弁51、入口弁52を通って出力ポート69a,69bに出力され、各ホイールシリンダHにそのまま付与される。そして、アンチロックブレーキ制御を行うために、ホイールシリンダHの過剰なブレーキ液圧を減圧する場合には、対応する入口弁52を閉じ、出口弁53を開くことで還流液圧路57を通してブレーキ液をリザーバ54へと流し、ホイールシリンダHのブレーキ液を抜くことができる。また、運転者のブレーキペダルBPの操作が無い場合にホイールシリンダHの加圧を行う場合には、吸入弁56を開いた上で、モータMを駆動することで、ポンプ55の加圧力により積極的にホイールシリンダHへブレーキ液を供給することができる。さらに、ホイールシリンダHの加圧の程度を調整したい場合には、調圧弁51に適宜な電流を流すことで調整が可能となっている。
[制御装置100]
次に、制御装置100の詳細について説明する。
図4に示すように、制御装置100は、各センサから入力された信号に基づき、公知のバイ・ワイヤ式のブレーキ制御を行う電動ブレーキ制御部110と、アンチロックブレーキ制御および車両挙動安定化制御等を実行する車両挙動制御部120と、各種の定数、マップ、測定値、演算結果などを適宜記憶する記憶部180とを備えている。
車両挙動制御部120は、従来公知の構成を有し、液圧制御ユニットU3の各バルブやモータMを制御することで、各車輪ブレーキFR,RL,FL,RRのホイールシリンダHに付与されるブレーキ液圧を制御し、車両CRの挙動を制御するように構成されている。
電動ブレーキ制御部110は、通常時において常開型電磁弁61a,61bに電流を流して閉状態とすることでブレーキペダルBPの踏み込みにより発生したマスタシリンダ10の液圧を車輪ブレーキFR,RL,FL,RRのホイールシリンダHから切り離し、また、常閉型電磁弁62に電流を流して開状態とすることでストロークシミュレータ20の動作を可能にしている。そして、ブレーキペダルストロークセンサ96で検出したブレーキペダルBPの操作量と、第2液圧センサPpおよび第3液圧センサPhで検出した液圧に基づいて電動モータ42を回転させることで運転者の意図に応じたブレーキ液圧を発生するように構成されている。
また、電動ブレーキ制御部110は、停車中において車輪Wに付与されているブレーキ液圧を保持して車両CRの停止状態を保持する車両保持制御を実現するため、車輪速取得手段111、停車判定手段112および車両保持制御手段113を有している。
車輪速取得手段111は、車輪速センサ91からのパルス信号(「車輪速パルス」とする。)を取得する手段である。取得した車輪速パルスは、車両保持制御手段113に出力される。車輪速取得手段111は、車両CRの全体を制御する電子制御ユニットなどを介してパルス信号を取得してもよい。
停車判定手段112は、公知の停車判定を行う機能を有しており、車両CRが停車したと判定した場合には、そのことを示す停車信号を車両保持制御手段113に出力する。なお、停車判定は、例えば、車輪速センサ91からの信号に基いて算出した車体速度が所定値以下になったか否かを判定することで行えばよい。
車両保持制御手段113は、停車中において車輪Wに付与されている実ブレーキ液圧を保持する保持制御を実行する機能を有している。具体的には、停車判定手段112から停車の判定の信号を受けた場合に電動モータ42を停止してその時点のブレーキ液圧を保持する。そして、アクセルペダルストロークセンサ95からアクセルペダルAPの踏み込みの信号を受けた場合には、車両保持制御を解除するため、電動モータ42を駆動してボールねじ機構43のねじ軸43aを後退させ、ブレーキ液圧を減圧させるように構成されている。
車両保持制御手段113は、車両保持制御中に車両CRが動き出した場合にブレーキ液圧を加圧して車両CRを停止させるため、加圧手段113Aを有している。
加圧手段113Aは、車両保持制御中に車輪速取得手段111が車輪Wの回転を示す車輪速パルスを取得した場合にブレーキ液圧を加圧目標液圧PTに向けて加圧する手段であり、取得された車輪速パルスの間隔に基づいて、昇圧レートRを変更するように構成されている。ここで、加圧目標液圧PTの設定の仕方は任意であり、例えば、定数としてもよいし、現在のブレーキ液圧に所定圧力を加えたものであってもよい。ここでは、一例として、車両保持制御中の初回の加圧目標液圧PTは、現在のブレーキ液圧に第1圧力αを加えた値とし、2回目以降の加圧目標液圧PTは、現在のブレーキ液圧に第1圧力αより小さな第2圧力βを加えた値とする。また、記憶部180には、車両保持制御中に初めて車輪パルスが入力されたか否かのフラグFが記憶されており、車両保持制御の初期にはフラグFは0とされている。
一例として、加圧手段113Aは、図5に示したようなパルス間隔と昇圧レートRの関係を示すマップを参照して昇圧レートRを決定する。図5のマップにおいては、パルス間隔が小さいほど大きな昇圧レートが設定され、パルス間隔が大きい程小さな昇圧レートが設定されている。具体的に、パルス間隔がT1未満の場合にはR6の昇圧レート、T1〜T2の場合にはR5の昇圧レート、T2〜T0の場合にはR4の昇圧レート、T0〜T3の場合にはR3の昇圧レート、T3〜T4の場合にはR2の昇圧レート、T4以上の場合にはR1の昇圧レートが設定されている。なお、パルス間隔T0に対応してR3より大きくR4より小さい初期昇圧レートR0が設定されており、加圧手段113Aは、車両保持制御中に車輪速センサ91からパルス信号が初めて取得された車両CRの動き出し直後は、この昇圧レートRを初期昇圧レートR0に決定して、加圧を開始するように構成されている。
すなわち、加圧手段113Aは、図5のマップを利用することで、所定間隔としてのパルス間隔T0を基準として、パルス間隔T0よりも長い第1間隔に対応した複数の緩昇圧レート(R1〜R3)と、パルス間隔T0および第1間隔よりも短い第2間隔の場合に対応した複数の急昇圧レート(R4〜R6)が設定されている。
そして、加圧手段113Aは、ブレーキ液圧Pが加圧目標液圧PTまで到達した場合、または、パルス間隔が所定時間TM以上の間取得されない場合にブレーキ液圧の加圧を終了する構成とされている。
なお、本実施形態において、加圧手段113Aにおける昇圧レートRの変更は、電動モータ42の回転速度を制御することによって良好に行うことができる。
[作用効果]
以上のような制御装置100における車両保持制御の処理について図6を参照して説明する。
制御装置100は、常時、各センサから車輪速度や前後加速度などの各種パラメータを取得している。停車判定手段112が、車輪速度に基づいて車両CRが停車したか否かを判断し、停車していると判定すると(S1,Yes)、車両保持制御手段113は、停車判定手段112から停車判定の信号を受け、車両保持制御を開始する(S2〜S17)。
ここで、制御モードとしては、まず、保持が設定される(S2)。
そして、加圧手段113Aは、車輪速パルスがあるか否か判断し、あった場合には(S3,Yes)、車両CRが動いているので制御モードを加圧にする(S4)。そして、加圧目標液圧PTを設定する(S5)。すなわち、前記したように、車両保持制御中の初回の加圧目標液圧PTは、現在のブレーキ液圧に第1圧力αを加えた値とし、2回目以降の加圧目標液圧PTは、現在のブレーキ液圧に第1圧力αより小さな第2圧力βを加えた値とする。なお、すでに加圧目標液圧PTが設定されている場合には、設定済みの加圧目標液圧PTをそのまま設定しておく。そして、フラグFが0か否か判定し、0の場合には(S6,Yes)、昇圧レートRをR0に設定し(S7)、フラグFを1にする(S8)。一方、フラグFが0で無い場合には(S6,No)、車輪速パルスの間隔から、図5のマップを参照して昇圧レートRを決定する(S9)。昇圧レートRを決定した後、またはステップS3で車輪速パルスが無かった場合には(S3,No)、ステップS11に進み、ブレーキ液圧Pが加圧目標液圧PT以上否か判断する。ブレーキ液圧Pが加圧目標液圧PT以上の場合(S11,Yes)、制御モードを保持に設定し(S13)、ブレーキ液圧Pが加圧目標液圧PT以上でない場合には、前回の車輪速パルスから所定時間TMが経過したか否か判定し、経過していれば(S12,Yes)、制御モードを保持に設定する(S13)。前回の車輪速パルスから所定時間TMが経過していない場合には(S12,No)、そのままステップS14に進む。
そして、ステップS14において、アクセルペダルAPがONか否かを判定し、ONでなければ(S14,No)、現在の制御モードで制御を実行する(S15)。すなわち、保持モードであれば、電動モータ42を動かさずにブレーキ液圧を保持し、加圧モードであれば、決定した昇圧レートRに対応する回転速度で電動モータ42を回転させてねじ軸43aを前進させる。そして、制御の後、ステップS3からの処理を繰り返す。
一方、ステップS14において、アクセルペダルAPがONの場合には(S14,No)、車両保持制御を終了するため、フラグFを0にし(S16)、減圧制御を行う(S17)。
以上のような制御による車両CRの車輪速パルス、制御モード、指示圧の変化の一例について図7を参照して説明する。なお、ブレーキ液圧Pは、指示圧と略同じである。
図7に示すように、車両保持制御が開始され、保持モードで制御をしているときに、車輪速パルスがあると(t1)、保持モードから加圧モードに移行する。そして、加圧目標液圧PTとして、PTを設定し、初期昇圧レートR0で加圧を開始する。そして、初期昇圧レートR0で加圧を続け、時刻t2で再度車輪速パルスがあると、時刻t2と時刻t1の差であるパルス間隔T1−2に応じて次の昇圧レートRを決定し、この昇圧レートRで加圧を継続する。同様にして、時刻t3、時刻t4で車輪速パルスがあると、それぞれパルス間隔T2−3,T3−4に応じて昇圧レートRを決定し、この昇圧レートRで加圧を継続する。ここで、図7を見て分かるように、車輪速パルスのパルス間隔T1−2,T2−3,T3−4は、この順に昇順でパルス間隔が大きくなっているので、これらのパルス間隔に対応する昇圧レートR(指示圧の傾き)は、徐々に小さくなっている。そして、時刻t4の車輪速パルスから所定時間TMの間、車輪速パルスが無かったことで、時刻t5に加圧を終了し、保持モードに戻る。
このように、本実施形態の制御装置100によれば、車両保持制御中に車両CRが動き出した場合に、パルス間隔、つまり、車両CRの速度に応じて昇圧レートRを変更するので、車両CRの動き出し状態に応じて制動力を適切に調整することで、良好なフィーリングで車両CRを停止させることができる。そして、この実施形態では、パルス信号の間隔が長く車両CRがゆっくりと動いている場合には、昇圧レートRを小さくしているので、緩やかに加圧して停車時のフィーリングを良好にすることができる。また、所定時間TMの間車輪速パルスが無い場合に、加圧を終了するので、必要以上にブレーキ液圧を加圧し続けることなく、適切なタイミングで加圧を終了させることができる。
次に、図8を参照して、本実施形態の制御装置100により制御した車両CRの車輪速パルス、制御モード、指示圧の変化の第2の例について説明する。
図8に示すように、車両保持制御が開始され、保持モードで制御をしているときに、車輪速パルスがあると(t11)、保持モードから加圧モードに移行する。そして、加圧目標液圧PTとして、PTを設定し、初期昇圧レートR0で加圧を開始する。そして、初期昇圧レートR0で加圧を続け、時刻t12で再度車輪速パルスがあると、時刻t12と時刻t11の差であるパルス間隔T11−12に応じて次の昇圧レートRを決定し、この昇圧レートRで加圧を継続する。同様にして、時刻t13、時刻t14、時刻t15で車輪速パルスがあると、それぞれパルス間隔T12−13,T13−14,T14−15に応じて昇圧レートRを決定し、この昇圧レートRで加圧を継続する。ここで、図8を見て分かるように、車輪速パルスのパルス間隔T11−12よりもパルス間隔T12−13は小さいので、時刻t13〜t14の間の昇圧レートRは、時刻t12〜t13よりも大きくされている。すなわち、パルス間隔が短いということは、車両CRが速く動いているということであるので、ブレーキ液圧を迅速に加圧して車両CRを迅速に停止させようとしている。その後のパルス間隔T13−14,T14−15は、この順に昇順でパルス間隔が大きくなっているので、これらのパルス間隔に対応する昇圧レートRは、徐々に小さくなっている。そして、時刻t16において指示圧(≒ブレーキ液圧P)が加圧目標液圧PTに達すると、加圧を終了し、保持モードに戻る。
図8の例では、さらに、時刻t17において車輪速パルスが取得されたことで、再度加圧モードに移行する。このとき、加圧目標液圧PTに第2圧力βを加えた加圧目標液圧PTを設定する。さらに、パルス間隔T15−17に応じた昇圧レートRを設定し、この昇圧レートRで加圧目標液圧PTに向けて加圧する。時刻t18において、指示圧(≒ブレーキ液圧)が加圧目標液圧PTに達すると、加圧を終了し、保持モードに戻る。
このように、本実施形態の制御装置100によれば、車輪速パルスのパルス間隔が小さい場合には、昇圧レートRを大きくし、ブレーキ液圧を迅速に加圧するので、車両保持制御中に車両CRが速く動いた場合に、迅速に停止させることができる。また、加圧目標液圧PTにブレーキ液圧Pが達すると、加圧を終了することで、必要以上にブレーキ液圧を加圧し続けることなく、適切なタイミングで加圧を終了させることができる。
[変形例]
以上に本発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で実施することができる。
例えば、前記実施形態では、パルス間隔と昇圧レートRの関係は、図5のように段階的に変化させるようにしていたが、パルス間隔の違いに応じて昇圧レートRを連続的に変化させてもよい。
前記実施形態では、電動モータ42を制御することで実ブレーキ液圧の保持・加圧・減圧を行ったが、本発明はこれに限定されず、例えば、液圧制御ユニットU3の、入口弁52や調圧弁51に流す電流を制御することで保持を行ってもよいし、モータMを制御することで加圧を行ってもよいし、出口弁53を制御することで減圧を行ってもよい。この場合、加圧時の昇圧レートRは、調圧弁51に流す電流の時間的変化割合を変更することで制御するとよい。
1 ブレーキシステム
10 マスタシリンダ
20 ストロークシミュレータ
30 シリンダ機構
40 アクチュエータ機構
42 電動モータ
91 車輪速センサ
95 アクセルペダルストロークセンサ
100 制御装置
110 電動ブレーキ制御部
111 車輪速取得手段
112 停車判定手段
113 車両保持制御手段
113A 加圧手段
120 車両挙動制御部
180 記憶部
AP アクセルペダル
CR 車両
U1 入力装置
U2 モータシリンダ装置
U3 液圧制御ユニット

Claims (3)

  1. 車両の停止中にブレーキ液圧を保持して車両保持制御を実行する車両保持制御手段を有する車両用ブレーキ液圧制御装置であって、
    車輪速センサからの信号を取得する車輪速取得手段を備え、
    前記車両保持制御手段は、前記車両保持制御中に前記車輪速取得手段が車輪の回転を示すパルス信号を取得した場合にブレーキ液圧を加圧目標液圧に向けて加圧する加圧手段を有し、
    前記加圧手段は、
    前記車輪速センサから取得されたパルス信号の間隔が所定間隔よりも長い第1間隔の場合に対応した緩昇圧レートと、パルス信号の間隔が前記所定間隔よりも短い第2間隔の場合に対応し、前記緩昇圧レートよりも大きい急昇圧レートと、前記緩昇圧レートよりも大きく前記急昇圧レートよりも小さい初期昇圧レートとが設定され、前記車輪速センサからパルス信号が初めて取得された車両の動き出し直後は、前記初期昇圧レートにより昇圧し、
    前記車輪速センサからパルス信号が取得されるたびに、パルス信号の間隔に基づいて、パルス信号の間隔が小さいほど昇圧レートを大きく、パルス信号の間隔が大きいほど昇圧レートを小さく設定するように構成されたことを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
  2. 前記加圧手段は、ブレーキ液圧が前記加圧目標液圧まで到達した場合、または、前記パルス間隔が所定時間以上取得されない場合にブレーキ液圧の加圧を終了することを特徴とする請求項に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  3. 前記車両用ブレーキ液圧制御装置は、車輪ブレーキと接続されたピストンシリンダ機構のピストンのストロークを電動モータによって動かすことでブレーキ液圧を変更可能な車両に搭載され、
    前記加圧手段は、前記電動モータの回転速度を制御することによって昇圧レートを変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
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