JP6161063B2 - 円形水路の修復方法 - Google Patents
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Description
そして、これら円形水路は、例えば高速道路を縦断して敷設されたり、あるいは高速道路の脇などに敷設されたりして、多種多様の箇所で使用されている。
また、従来の円形水路には必ず金属製グレーチングが必要とされていたため、当該円形水路自体の製品価格がコスト高になってしまうとの課題もあった。
上面の幅方向略中央部に長手方向に向かう凹溝条が形成されてなると共に、該凹溝条の底面幅方向中央には、内部の円形水路部と前記上面外部とを連通する直線状スリットが設けられ、前記凹溝条内には該凹溝条の幅と略同等幅の金属製グレーチングが円形水路の長手方向に連続固定され、所定箇所に敷設された既設円形水路の修復方法であり、
修復工程は、直線状をなす凹溝条内に取り付けられた金属製グレーチングを取り外す工程と、金属製グレーチングを取り外した後、前記凹溝条内に上下方向に貫通する直線状スリット部が設けられた直線状スリット部形成部材を嵌め込んで固着する工程とを有し、
前記直線状スリット部形成部材は、前記凹溝条内に装着できる幅と厚みにして形成してあると共に、幅方向略中央には前記直線状スリット部が長手方向に向かい、不連続の状態で設けられ、長手方向で隣り合う直線状スリット部端部間には、該直線状スリット部の幅方向を繋ぐ繋ぎ部が形成され、
幅方向両端部で長手方向両脇には、少なくとも2箇所ずつ、合計4箇所に、接着剤注入用切り欠きが設けられて、予め工場で大量生産されてなり、
前記直線状スリット部の断面形状は、前記直線状スリット部形成部材の上面側直線状スリット部の幅より直線状スリット部形成部材の下面側直線状スリット部の幅が広くなるよう略台形状をなして形成され、かつ凹溝条の底面幅方向中央に設けられた直線状スリットの幅が、前記下面側の直線状スリット部の幅より広幅に形成されて、前記下面側の直線状スリット部の幅が前記直線状スリットの幅内に収まるよう前記直線状スリット部と前記直線状スリットとが連通され、直線状スリット部形成部材の表面に溜まった雨水が直線状スリット部と直線状スリットとを通過して円形水路部内に流入できる構造としてなり、
前記固着する工程は、前記凹溝条内に直線状スリット部形成部材を装着した後、接着剤注入用切り欠きから接着剤を注入して既設円形水路に直線状スリット部形成部材を固着した、
ことを特徴とし、
または、
上面の幅方向略中央部に長手方向に向かう凹溝条が形成されてなると共に、該凹溝条の底面幅方向中央には、内部の円形水路部と前記上面外部とを連通する直線状スリットが設けられ、前記凹溝条内には該凹溝条の幅と略同等幅の金属製グレーチングが円形水路の長手方向に連続固定され、所定箇所に敷設された既設円形水路の修復方法であり、
修復工程は、直線状をなす凹溝条内に取り付けられた金属製グレーチングを取り外す工程と、金属製グレーチングを取り外した後、前記凹溝条内に上下方向に貫通する直線状スリット部が設けられた直線状スリット部形成部材を嵌め込んで固着する工程とを有し、
前記直線状スリット部形成部材は、前記凹溝条内に装着できる幅に形成してあると共に、幅方向略中央には前記直線状スリット部が長手方向に向かい、不連続の状態で設けられ、長手方向で隣り合う直線状スリット部端部間には、該直線状スリット部の幅方向を繋ぐと共に、前記直線状スリット部の幅と略同等の幅からなる凹溝条型流入路が形成され、該凹溝条型流入路の長さは前記直線状スリット部の長さより長く形成され、
幅方向両端部で長手方向両脇に少なくとも2箇所ずつ、合計4箇所に接着剤注入用切り欠きが設けられて、予め工場で大量生産されてなり、
前記直線状スリット部の断面形状は、前記直線状スリット部形成部材の上面側直線状スリット部の幅より直線状スリット部形成部材の下面側直線状スリット部の幅が広くなるよう略台形状をなして形成され、かつ凹溝条の底面幅方向中央に設けられた直線状スリットの幅が、前記下面側の直線状スリット部の幅より広幅に形成されて、前記下面側の直線状スリット部の幅が前記直線状スリットの幅内に収まるよう前記直線状スリット部と前記直線状スリットとが連通され、直線状スリット部形成部材の表面に溜まった雨水が直線状スリット部と直線状スリットとを通過して円形水路部内に流入できる構造としてなり、
前記固着する工程は、前記凹溝条内に直線状スリット部形成部材を装着した後、接着剤注入用切り欠きから接着剤を注入して既設円形水路に直線状スリット部形成部材を固着した、
ことを特徴とするものである。
該既設の円形水路1は、その外形が縦断面略正方形の直方体状をなしており、内部には略円状の空間として構成された排水路となる円形水路部2を有している。
この直線状スリット4を介して路面上に溜まった雨水などが円形水路部2内に集水、排水されるものとなる。
既設の円形水路1は、例えば、高速道路の料金所付近で高速道路を横断するよう敷設されている。よって、長期間の使用によって、車両の通行などで、既設の円形水路1が修復しなければならない状態が早く到来する。
従って、修復に際しては、前記凹溝条3内に固着され、設置されている金属製グレーチング5をまず取り外す必要がある(図2参照)。
該直線状スリット部形成部材6には、幅方向略中央位置において、上下方向に貫通する直線状スリット部7が長手方向に向かい不連続の状態にして形成されている。
2 円形水路部
3 凹溝条
4 直線状スリット
5 金属製グレーチング
6 直線状スリット部形成部材
7 直線状スリット部
8 凹溝条流入路
9 接着剤注入用切り欠き
10 接着剤
Claims (2)
- 上面の幅方向略中央部に長手方向に向かう凹溝条が形成されてなると共に、該凹溝条の底面幅方向中央には、内部の円形水路部と前記上面外部とを連通する直線状スリットが設けられ、前記凹溝条内には該凹溝条の幅と略同等幅の金属製グレーチングが円形水路の長手方向に連続固定され、所定箇所に敷設された既設円形水路の修復方法であり、
修復工程は、直線状をなす凹溝条内に取り付けられた金属製グレーチングを取り外す工程と、金属製グレーチングを取り外した後、前記凹溝条内に上下方向に貫通する直線状スリット部が設けられた直線状スリット部形成部材を嵌め込んで固着する工程とを有し、
前記直線状スリット部形成部材は、前記凹溝条内に装着できる幅と厚みにして形成してあると共に、幅方向略中央には前記直線状スリット部が長手方向に向かい、不連続の状態で設けられ、長手方向で隣り合う直線状スリット部端部間には、該直線状スリット部の幅方向を繋ぐ繋ぎ部が形成され、
幅方向両端部で長手方向両脇には、少なくとも2箇所ずつ、合計4箇所に、接着剤注入用切り欠きが設けられて、予め工場で大量生産されてなり、
前記直線状スリット部の断面形状は、前記直線状スリット部形成部材の上面側直線状スリット部の幅より直線状スリット部形成部材の下面側直線状スリット部の幅が広くなるよう略台形状をなして形成され、かつ凹溝条の底面幅方向中央に設けられた直線状スリットの幅が、前記下面側の直線状スリット部の幅より広幅に形成されて、前記下面側の直線状スリット部の幅が前記直線状スリットの幅内に収まるよう前記直線状スリット部と前記直線状スリットとが連通され、直線状スリット部形成部材の表面に溜まった雨水が直線状スリット部と直線状スリットとを通過して円形水路部内に流入できる構造としてなり、
前記固着する工程は、前記凹溝条内に直線状スリット部形成部材を装着した後、接着剤注入用切り欠きから接着剤を注入して既設円形水路に直線状スリット部形成部材を固着した、
ことを特徴とする既設円形水路の修復方法。
- 上面の幅方向略中央部に長手方向に向かう凹溝条が形成されてなると共に、該凹溝条の底面幅方向中央には、内部の円形水路部と前記上面外部とを連通する直線状スリットが設けられ、前記凹溝条内には該凹溝条の幅と略同等幅の金属製グレーチングが円形水路の長手方向に連続固定され、所定箇所に敷設された既設円形水路の修復方法であり、
修復工程は、直線状をなす凹溝条内に取り付けられた金属製グレーチングを取り外す工程と、金属製グレーチングを取り外した後、前記凹溝条内に上下方向に貫通する直線状スリット部が設けられた直線状スリット部形成部材を嵌め込んで固着する工程とを有し、
前記直線状スリット部形成部材は、前記凹溝条内に装着できる幅に形成してあると共に、幅方向略中央には前記直線状スリット部が長手方向に向かい、不連続の状態で設けられ、長手方向で隣り合う直線状スリット部端部間には、該直線状スリット部の幅方向を繋ぐと共に、前記直線状スリット部の幅と略同等の幅からなる凹溝条型流入路が形成され、該凹溝条型流入路の長さは前記直線状スリット部の長さより長く形成され、
幅方向両端部で長手方向両脇に少なくとも2箇所ずつ、合計4箇所に接着剤注入用切り欠きが設けられて、予め工場で大量生産されてなり、
前記直線状スリット部の断面形状は、前記直線状スリット部形成部材の上面側直線状スリット部の幅より直線状スリット部形成部材の下面側直線状スリット部の幅が広くなるよう略台形状をなして形成され、かつ凹溝条の底面幅方向中央に設けられた直線状スリットの幅が、前記下面側の直線状スリット部の幅より広幅に形成されて、前記下面側の直線状スリット部の幅が前記直線状スリットの幅内に収まるよう前記直線状スリット部と前記直線状スリットとが連通され、直線状スリット部形成部材の表面に溜まった雨水が直線状スリット部と直線状スリットとを通過して円形水路部内に流入できる構造としてなり、
前記固着する工程は、前記凹溝条内に直線状スリット部形成部材を装着した後、接着剤注入用切り欠きから接着剤を注入して既設円形水路に直線状スリット部形成部材を固着した、
ことを特徴とする既設円形水路の修復方法。
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JP2013097350A JP6161063B2 (ja) | 2013-05-07 | 2013-05-07 | 円形水路の修復方法 |
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JP2013097350A JP6161063B2 (ja) | 2013-05-07 | 2013-05-07 | 円形水路の修復方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP6161063B2 true JP6161063B2 (ja) | 2017-07-12 |
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JP2013097350A Active JP6161063B2 (ja) | 2013-05-07 | 2013-05-07 | 円形水路の修復方法 |
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JP6709085B2 (ja) * | 2016-03-14 | 2020-06-10 | 積水化学工業株式会社 | 水路構造物の補修方法及び補修水路構造物 |
JP6820733B2 (ja) * | 2016-12-13 | 2021-01-27 | 積水化学工業株式会社 | 水路構造物の補修方法及び補修水路構造物、並びに開口路更生装置 |
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JP3943114B2 (ja) * | 2005-07-28 | 2007-07-11 | 後藤コンクリート工業株式会社 | 水路の敷設工法 |
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