JP6161063B2 - 円形水路の修復方法 - Google Patents

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Description

本発明は、既に埋設設置されている円形状の水路を備えた円形水路の修復方法に関するものである。
従来、上部の幅方向中央位置にグレーチング用開口部を有し、該開口部内に金属製グレーチングが嵌め込まれて配置され、集水性及び排水性に優れた円形水路(コンクリート二次製品)が既に製造販売されており、側溝として敷設され、既に使用されている。
そして、これら円形水路は、例えば高速道路を縦断して敷設されたり、あるいは高速道路の脇などに敷設されたりして、多種多様の箇所で使用されている。
しかしながら、特に高速道路を縦断して敷設されている場合など、長期間の使用により、前記金属製グレーチングによって、前記円形水路の上部に設けられたグレーチング用開口部近傍位置のコンクリートを破損してしまうことがあり、また、車両などの頻繁な通行により前記金属製グレーチングが跳ね上がり、外れてしまったり、またガタつきが生じ、施工性や安全性に課題が生じていた。
さらに、長期間の使用によって前記金属製グレーチングや該金属製グレーチングを固定する金属製固定具が錆びてしまい、前記グレーチング用開口部からの固定が外れてしまうことも生じていた。
また、従来の円形水路には必ず金属製グレーチングが必要とされていたため、当該円形水路自体の製品価格がコスト高になってしまうとの課題もあった。
なお、嵌め込んだ金属製グレーチングの欠点としては、その表面が滑り易く、雨天等のときは特に滑り易くなり、さらに、金属特有の無機質の冷たさがあり、周囲の環境ともマッチしないとの課題もあった。
特開2002−106055号公開公報
かくして、本発明は前記従来の課題に対処すべく創案されたものであって、既に敷設されている金属製グレーチングつき既設円形水路について修復を行うものであり、金属製グレーチングを取り外すこととし、修復後に長期間の使用によっても、グレーチング用開口部近傍位置のコンクリート部材を破損してしまうことがなく、また、車両などの通過により前記金属製グレーチングが跳ね上がり、もってそれに起因する交通事故などを起こすことがなく、またガタつきによって騒音を生ずることもなく、さらに、長期間の使用によって金属製グレーチングが錆びてしまい、前記グレーチング用開口部からの固定が外れてしまうことも生ぜず、また、当該円形水路の修復コストが高騰化せず、さらには充分な集水力と排水力を確保でき、見た目にも好ましい外観の既設円形水路になし得る既設円形水路の修復方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、
上面の幅方向略中央部に長手方向に向かう凹溝条が形成されてなると共に、該凹溝条の底面幅方向中央には、内部の円形水路部と前記上面外部とを連通する直線状スリットが設けられ、前記凹溝条内には該凹溝条の幅と略同等幅の金属製グレーチングが円形水路の長手方向に連続固定され、所定箇所に敷設された既設円形水路の修復方法であり、
修復工程は、直線状をなす凹溝条内に取り付けられた金属製グレーチングを取り外す工程と、金属製グレーチングを取り外した後、前記凹溝条内に上下方向に貫通する直線状スリットが設けられた直線状スリット形成部材を嵌め込んで固着する工程とを有し、
前記直線状スリット形成部材は、前記凹溝条内に装着できる幅と厚みにして形成してあると共に、幅方向略中央には前記直線状スリットが長手方向に向かい、不連続の状態で設けられ、長手方向で隣り合う直線状スリット端部間には、該直線状スリットの幅方向を繋ぐ繋ぎ部が形成され、
幅方向両端部で長手方向両脇には、少なくとも2箇所ずつ、合計4箇所に、接着剤注入用切り欠きが設けられて、予め工場で大量生産されてなり、
前記直線状スリット部の断面形状は、前記直線状スリット部形成部材の上面側直線状スリット部の幅より直線状スリット部形成部材の下面側直線状スリット部の幅が広くなるよう略台形状をなして形成され、かつ凹溝条の底面幅方向中央に設けられた直線状スリットの幅が、前記下面側の直線状スリット部の幅より広幅に形成されて、前記下面側の直線状スリット部の幅が前記直線状スリットの幅内に収まるよう前記直線状スリット部と前記直線状スリットとが連通され、直線状スリット部形成部材の表面に溜まった雨水が直線状スリット部と直線状スリットとを通過して円形水路部内に流入できる構造としてなり、
前記固着する工程は、前記凹溝条内に直線状スリット形成部材を装着した後、接着剤注入用切り欠きから接着剤を注入して既設円形水路に直線状スリット形成部材を固着した、
ことを特徴とし、
または、
上面の幅方向略中央部に長手方向に向かう凹溝条が形成されてなると共に、該凹溝条の底面幅方向中央には、内部の円形水路部と前記上面外部とを連通する直線状スリットが設けられ、前記凹溝条内には該凹溝条の幅と略同等幅の金属製グレーチングが円形水路の長手方向に連続固定され、所定箇所に敷設された既設円形水路の修復方法であり、
修復工程は、直線状をなす凹溝条内に取り付けられた金属製グレーチングを取り外す工程と、金属製グレーチングを取り外した後、前記凹溝条内に上下方向に貫通する直線状スリットが設けられた直線状スリット形成部材を嵌め込んで固着する工程とを有し、
前記直線状スリット形成部材は、前記凹溝条内に装着できる幅に形成してあると共に、幅方向略中央には前記直線状スリットが長手方向に向かい、不連続の状態で設けられ、長手方向で隣り合う直線状スリット端部間には、該直線状スリット部の幅方向を繋ぐと共に、前記直線状スリットの幅と略同等の幅からなる凹溝条型流入路が形成され、該凹溝条型流入路の長さは前記直線状スリット部の長さより長く形成され、
幅方向両端部で長手方向両脇に少なくとも2箇所ずつ、合計4箇所に接着剤注入用切り欠きが設けられて、予め工場で大量生産されてなり、
前記直線状スリット部の断面形状は、前記直線状スリット部形成部材の上面側直線状スリット部の幅より直線状スリット部形成部材の下面側直線状スリット部の幅が広くなるよう略台形状をなして形成され、かつ凹溝条の底面幅方向中央に設けられた直線状スリットの幅が、前記下面側の直線状スリット部の幅より広幅に形成されて、前記下面側の直線状スリット部の幅が前記直線状スリットの幅内に収まるよう前記直線状スリット部と前記直線状スリットとが連通され、直線状スリット部形成部材の表面に溜まった雨水が直線状スリット部と直線状スリットとを通過して円形水路部内に流入できる構造としてなり、
前記固着する工程は、前記凹溝条内に直線状スリット形成部材を装着した後、接着剤注入用切り欠きから接着剤を注入して既設円形水路に直線状スリット形成部材を固着した、
ことを特徴とするものである。
本発明であれば、修復後に長期間の使用によっても、グレーチング用開口部近傍位置のコンクリート部材を破損してしまうことがなく、また、車両などの通過により前記グレーチングが跳ね上がり、もってそれに起因する交通事故などを起こすことがなく、またガタつきによって騒音を生ずることもなく、さらに、長期間の使用によって金属製グレーチングが錆びてしまい、前記グレーチング用開口部からの固定が外れてしまうことも生ぜず、また、当該円形水路自体の修復コストが高騰化せず、さらには修復後においても、充分な集水力と排水力を確保でき、見た目にも好ましい外観を有する既設円形水路になしうるとの優れた効果を奏する。
本発明によって修復された既設円形水路の概略構成説明図である。 金属製グレーチングを取り外した状態の既設円形水路の概略構成説明図である。 本発明に使用される直線状スリット形成部材の構成を説明する説明図(1)である。 本発明に使用される直線状スリット形成部材の構成を説明する説明図(2)である。 修復前における既設円形水路の概略構成を説明する構成説明図である。
以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。
において符号1は、既に所定の既設箇所に敷設されている既設の円形水路を示す。
該既設の円形水路1は、その外形が縦断面略正方形の直方体状をなしており、内部には略円状の空間として構成された排水路となる円形水路部2を有している。
そして、上面の幅方向略中央部には長手方向に向かって延びる直線状の凹溝条3が形成されている。さらに、該凹溝条3の幅方向略中央には、前述した円形水路部2と前記上面外部とを連通させるべく直線状スリット4が設けられている。
この直線状スリット4を介して路面上に溜まった雨水などが円形水路部2内に集水、排水されるものとなる。
そして、前記凹溝条3内には該凹溝条3の幅と略同等幅を有する金属製グレーチング5が円形水路1の敷設方向(長手方向)に向かい、凹溝条3内において連続的に固定されて設置されており、金属製グレーチング5が設置された状態で、該円形水路1は所定箇所に敷設されている。
従来、この様に金属製グレーチング5が用いられている理由は、なるべく多く雨水などを集水し、かつ前記円形水路部2へ排水させようとする理由からである。そのため、金属製グレーチングを用いて集水、排水面を広く取る工夫がなされたのである。
しかしながら、前述したように金属製グレーチング5を用いるときの課題が多数生じ、本発明では金属製グレーチング5を用いない既設円形水路の修復方法を創案した。そして、金属製グレーチング5を使用しなくとも充分な集水、排水機能が達成できる既設円形水路1として修復したものである。
しかして、本発明は上記のように既に敷設されている既設円形水路1の修復方法に関するものである。
既設の円形水路1は、例えば、高速道路の料金所付近で高速道路を横断するよう敷設されている。よって、長期間の使用によって、車両の通行などで、既設の円形水路1が修復しなければならない状態が早く到来する。
すなわち、前述の如く、金属製グレーチング5の上を車両などが頻繁に通行すると、その重量によって金属製グレーチング5が押圧され、この金属製グレーチング5によって凹溝条3近辺のコンクリートが破損するからである。
また、長期間の使用により、金属製グレーチング5及び当該金属製グレーチング5を固着している金属製固定具が錆びついてしまい、ひいては金属製固定具が破断してしまい、もって車両などがその上を通行したときに、金属製グレーチング5が跳ね上がってしまうなどのアクシデントが起こってしまう。
よって、まず、既設円形水路1の修復に当たり、金属製グレーチング5を使用しないものとした。
従って、修復に際しては、前記凹溝条3内に固着され、設置されている金属製グレーチング5をまず取り外す必要がある(図2参照)。
次いで、金属製グレーチング5を取り外した凹溝条3内をよく清掃した後(図2参照)、前記金属製グレーチング5と略同等の幅に、また略同等の厚みに形成された直線状スリット形成部材6を嵌め込んで取り付けて行くのである(図1参照)。
ここで、本発明で用いる直線状スリット形成部材6につき説明する。
該直線状スリット形成部材6には、幅方向略中央位置において、上下方向に貫通する直線状スリット部7が長手方向に向かい不連続の状態にして形成されている。
すなわち、図3などから理解されるように、長手方向においてその端部が隣り合う直線状スリット部7、7間には、該直線状スリットの幅と略同等の幅からなる凹溝条型流入路8が形成されている。そして、当該凹溝条型流入路8の長さは、前記直線状スリット部7の長さより長く形成されている。
そして、さらに、この直線状スリット形成部材6の幅方向両端側には、接着剤注入用切り欠き9が複数設けられている。なお、設けられる当該接着剤注入用切り欠き9の数については何ら限定はされないが、少なくとも1つの直線状スリット形成部材6について幅方向両脇に2箇所ずつ、合計4箇所程度形成することが必要である。図3図4に示す実施例では、幅方向両脇に3箇所ずつ、合計6箇所形成してある。
ここで、以上のような構成からなる直線状スリット形成部材6は、コンクリート製品として、予め工場で大量生産されており、製造工場からは必要の数だけ修復が必要な現場に運搬されるものとなる。
しかして、前述のように金属製グレーチング5を取り外した後(図2参照)、この直線状スリット形成部材6を凹溝条3内に嵌め込み、この直線状スリット形成部材6を前記凹溝条3内に順次固着していく。
当該固着方法は、前記凹溝条3内に、直線状スリット形成部材6を嵌め込んだ後、前述した接着剤注入用切り欠き9からモルタルなどの接着剤10を注入し、直線状スリット形成部材6を既設円形水路1の凹溝条3内に固着していくことが考えられる。
前記凹溝条3内に直線状スリット部形成部材6を固着すると、直線状スリット部形成部材6の直線状スリット部7と凹溝条3の直線状スリット4とが連通するものとなり、直線状スリット部形成部材6の表面に溜まった雨水などは直線状スリット部7と直線状スリット4とを通過して円形水路部2内に速やかに流入するものとなる。
ところで、図1図4から理解されるように、既設の円形水路1は、当該円形水路1の上面が露出しているほか、ほとんどの部分は地中に埋設されている。そして、もっとも汚れが激しく、痛みが激しい金属製グレーチング5は、取り外され、前述した新しい直線状スリット形成部材6と交換されるものとなる。
その直線状スリット形成部材6は、予め工場で大量生産でき、必要な量のみ修復場所へ運搬すればよいので、修復に際してきわめて効率的である。また、金属製グレーチング5に比較して、雨水などの集水性、排水性は決して劣るものではない。前述したように、直線状スリット部形成部材6の直線状スリット部7と凹溝条3の直線状スリット4とが連通するものとなり、直線状スリット部形成部材6の表面に溜まった雨水などは直線状スリット部7と直線状スリット4を通過して円形水路部2内に速やかに流入するからである。
さらに、修復した後の円形水路の美的外観はすっきり整った印象を看者に与え、都会的な側溝のイメージを与え、意匠的にもきわめて優れているといえる。
1 既設円形水路
2 円形水路部
3 凹溝条
4 直線状スリット
5 金属製グレーチング
6 直線状スリット形成部材
7 直線状スリット部
8 凹溝条流入路
9 接着剤注入用切り欠き
10 接着剤

Claims (2)

  1. 上面の幅方向略中央部に長手方向に向かう凹溝条が形成されてなると共に、該凹溝条の底面幅方向中央には、内部の円形水路部と前記上面外部とを連通する直線状スリットが設けられ、前記凹溝条内には該凹溝条の幅と略同等幅の金属製グレーチングが円形水路の長手方向に連続固定され、所定箇所に敷設された既設円形水路の修復方法であり、
    修復工程は、直線状をなす凹溝条内に取り付けられた金属製グレーチングを取り外す工程と、金属製グレーチングを取り外した後、前記凹溝条内に上下方向に貫通する直線状スリットが設けられた直線状スリット形成部材を嵌め込んで固着する工程とを有し、
    前記直線状スリット形成部材は、前記凹溝条内に装着できる幅と厚みにして形成してあると共に、幅方向略中央には前記直線状スリットが長手方向に向かい、不連続の状態で設けられ、長手方向で隣り合う直線状スリット端部間には、該直線状スリットの幅方向を繋ぐ繋ぎ部が形成され、
    幅方向両端部で長手方向両脇には、少なくとも2箇所ずつ、合計4箇所に、接着剤注入用切り欠きが設けられて、予め工場で大量生産されてなり、
    前記直線状スリット部の断面形状は、前記直線状スリット部形成部材の上面側直線状スリット部の幅より直線状スリット部形成部材の下面側直線状スリット部の幅が広くなるよう略台形状をなして形成され、かつ凹溝条の底面幅方向中央に設けられた直線状スリットの幅が、前記下面側の直線状スリット部の幅より広幅に形成されて、前記下面側の直線状スリット部の幅が前記直線状スリットの幅内に収まるよう前記直線状スリット部と前記直線状スリットとが連通され、直線状スリット部形成部材の表面に溜まった雨水が直線状スリット部と直線状スリットとを通過して円形水路部内に流入できる構造としてなり、
    前記固着する工程は、前記凹溝条内に直線状スリット形成部材を装着した後、接着剤注入用切り欠きから接着剤を注入して既設円形水路に直線状スリット形成部材を固着した、
    ことを特徴とする既設円形水路の修復方法。
  2. 上面の幅方向略中央部に長手方向に向かう凹溝条が形成されてなると共に、該凹溝条の底面幅方向中央には、内部の円形水路部と前記上面外部とを連通する直線状スリットが設けられ、前記凹溝条内には該凹溝条の幅と略同等幅の金属製グレーチングが円形水路の長手方向に連続固定され、所定箇所に敷設された既設円形水路の修復方法であり、
    修復工程は、直線状をなす凹溝条内に取り付けられた金属製グレーチングを取り外す工程と、金属製グレーチングを取り外した後、前記凹溝条内に上下方向に貫通する直線状スリットが設けられた直線状スリット形成部材を嵌め込んで固着する工程とを有し、
    前記直線状スリット形成部材は、前記凹溝条内に装着できる幅に形成してあると共に、幅方向略中央には前記直線状スリットが長手方向に向かい、不連続の状態で設けられ、長手方向で隣り合う直線状スリット端部間には、該直線状スリット部の幅方向を繋ぐと共に、前記直線状スリットの幅と略同等の幅からなる凹溝条型流入路が形成され、該凹溝条型流入路の長さは前記直線状スリット部の長さより長く形成され、
    幅方向両端部で長手方向両脇に少なくとも2箇所ずつ、合計4箇所に接着剤注入用切り欠きが設けられて、予め工場で大量生産されてなり、
    前記直線状スリット部の断面形状は、前記直線状スリット部形成部材の上面側直線状スリット部の幅より直線状スリット部形成部材の下面側直線状スリット部の幅が広くなるよう略台形状をなして形成され、かつ凹溝条の底面幅方向中央に設けられた直線状スリットの幅が、前記下面側の直線状スリット部の幅より広幅に形成されて、前記下面側の直線状スリット部の幅が前記直線状スリットの幅内に収まるよう前記直線状スリット部と前記直線状スリットとが連通され、直線状スリット部形成部材の表面に溜まった雨水が直線状スリット部と直線状スリットとを通過して円形水路部内に流入できる構造としてなり、
    前記固着する工程は、前記凹溝条内に直線状スリット形成部材を装着した後、接着剤注入用切り欠きから接着剤を注入して既設円形水路に直線状スリット形成部材を固着した、
    ことを特徴とする既設円形水路の修復方法。
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