JP6159862B2 - トンネル用ガイド部材 - Google Patents

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本発明は、トンネルに用いられるガイド部材に関し、特にいわゆるAGF(All Ground Fasten)工法における先受け鋼管の打ち込み時に、先受け鋼管を案内するためのガイド部材に関する。
例えば特許文献1には、トンネルを機械掘りにて掘進する際の工法として、AGF工法が開示されている。この工法は、長尺の先受け鋼管を切羽より前方の地山へ打ち込み、地山を補強するものである。先受け鋼管の掘進後方側の基端部は、ガイド部材付きのアーチ支保工と交差している。ガイド部材のガイド筒が、アーチ支保工のウエブを貫通している。ガイド筒の軸線は、トンネルの前方へ向かって斜め外側へ傾斜されている。
前記ガイド筒に保護パイプが通される。更に、ドリルジャンボ(先受け鋼管打設装置)によって、先受け鋼管が保護パイプ内に挿し入れられるとともに地山に打ち込まれる。先受け鋼管は、ガイド筒の軸線に沿って、トンネルの前方へ向かって斜め外側へ傾斜される。ガイド筒の傾斜角度によって、先受け鋼管の打ち込み角度を調整することができる。
特許第3094155号公報
特許文献1においては、先受け鋼管の打ち込み角度を水平に近い最小角度とすること([請求項6])が記載されているが、角度の具体的な数値については開示されていない。ガイド筒の傾斜角度の値についても記載が無い。
本発明は、前記事情に鑑み、AGF工法によるトンネル掘進において、ガイド筒の好適な傾斜角度、ひいては先受け鋼管の好適な傾斜角度を提示することを目的とする。
前記問題点を解決するために、本発明は、トンネルにおける先受け鋼管の基端部(掘進後方側の端部)と交差するガイド付きアーチ支保工に設けられるトンネル用ガイド部材であって、
前記ガイド付きアーチ支保工を貫通するとともに、前記先受け鋼管が挿通されるガイド筒と、
前記ガイド筒を前記ガイド付きアーチ支保工に支持させる支持部と、
を備え、前記ガイド筒が、トンネルの掘進前方側へ向かうにしたがってトンネルの外周側へ、トンネル軸線に対して4°〜10°傾斜されていることを特徴とする。
先受け鋼管をガイド筒に挿し入れることによって、先受け鋼管の打ち込み角度がガイド筒の傾斜角度に倣うようにすることができる。これによって、先受け鋼管の延び方向をトンネル軸線と平行な方向になるべく近づけることができ、掘削断面をできるだけ小さくできる。かつ、先受け鋼管を、次に設置されるアーチ支保工すれすれに配置することができる。先受け鋼管が短くても、掘進方向の前後に隣接する先受け鋼管どうしをオーバーラップさせて、地山の補強効果を確保でき、安定したトンネル掘削を行なうことができる。
前記ガイド筒の傾斜角度は、6°〜8°であることがより好ましい。
本発明によれば、AGF工法によるトンネル掘進において、ガイド筒ひいては先受け鋼管の好適な傾斜角度を提示することができる。
図1は、本発明の一実施形態を示し、トンネルを掘進する様子を示す側面断面図である。 図2は、図1のII−II線に沿うトンネルの正面断面図である。 図3(a)は、トンネル施工に用いるガイド筒の正面図である。図3(b)は、同図(a)のIIIb−IIIb線に沿う断面図である。図3(c)は、ガイド筒の斜視図である。 図4は、トンネル施工におけるガイド筒の閉塞工程を示す、トンネルの切羽周辺の側面断面図である。 図5は、一次吹付コンクリートの打設工程を示す、トンネルの切羽周辺の側面断面図である。 図6は、ガイド筒の閉塞解除工程を示す、トンネルの切羽周辺の側面断面図である。 図7は、先受け鋼管の打ち込み工程を示し、トンネルの切羽周辺及び切羽奥側の側面断面図である。 図8は、注入材の注入工程を示す、トンネルの切羽周辺の側面断面図である。 図9は、二次吹付コンクリートの打設工程を示す、トンネルの切羽周辺の側面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1に示すように、本発明形態のトンネル1は、いわゆるAGF(All Ground Fasten)工法によって掘進されている。トンネル1の上半部には、トンネル軸線Lに沿って一定間隔置きに長尺の先受け鋼管9が設けられている。先受け鋼管9は、トンネル軸線Lに対して掘進前方側(図1において右側)へ向かうにしたがってトンネル外周側へ所定の角度θで地山2へ打ち込まれている。図2に示すように、複数の先受け鋼管9が、トンネル1の上半部の周方向に間隔を置いて配列されている。
図1に示すように、トンネル1には、アーチ支保工10が一定間隔置きに設けられている。アーチ支保工10の配置ピッチP10は、例えば0.8m〜3m程度、好ましくは1m程度である。アーチ支保工10は、トンネル1の周方向に沿ってアーチ状に延び(図2)、かつ断面はH型になっている(図4)。図4に示すように、アーチ支保工10のフランジ幅W10は、例えばW10=100mm〜300mm程度、好ましくはW10=200mm程度である。アーチ支保工10のウエブ高さH10は、例えばH10=100mm〜300mm程度、好ましくはH10=200mm程度である。
図1に示すように、アーチ支保工10のうち、一定本数(例えば9本)置きのガイド付きアーチ支保工10Aが、先受け鋼管9の掘進後方側の基端部と交差している。
アーチ支保工10のうち、ガイド付きアーチ支保工10Aの掘進後方側(坑口側、図1において左側)に隣接する後方隣接アーチ支保工10Bは、ガイド付きアーチ支保工10A等の他のアーチ支保工10よりも高くなっている。図5に示すように、後方隣接アーチ支保工10Bの下端部には、底上げピース15が設けられている。
なお、図1に示すように、互いに隣接するアーチ支保工10間の地山面2aには、吹付コンクリート50が吹き付けられている。更に、図2において二点鎖線にて示すように、吹付コンクリート50及びアーチ支保工10よりもトンネル内周側には、覆工コンクリート53が打設される。
図1及び図2に示すように、前記ガイド付きアーチ支保工10Aには、ガイド部材3が設けられている。複数のガイド部材3が、各ガイド付きアーチ支保工10Aの延び方向(トンネル1の周方向)に間隔を置いて配置されている。これらガイド部材3をガイドにして、先受け鋼管9が地山2へ打ち込まれている。
図3に示すように、各ガイド部材3は、ガイド板20(支持部)と、ガイド筒30を備えている。ガイド板20は、鋼板によって構成されている。ガイド板20は、主板部21と、補強リブ22,23,24を有している。主板部21は台形状になっている。主板部21の4つの縁にそれぞれ補強リブ22,23,24が設けられている。これら補強リブ22,23,24は、主板部21と交差して、掘進後方側へ突出されている。主板部21用の鋼板の上下端部が直角に折り曲げられることで、補強リブ22,23となっている。側部補強リブ24は、主板部21用の鋼板とは別の鋼板にて構成され、かつ主板部21及び補強リブ22,23に溶接にて接合されている。
図4に示すように、主板部21が、ガイド付きアーチ支保工10Aのウエブ11に宛がわれて溶接されている。上側補強リブ22は、ガイド付きアーチ支保工10Aの上フランジ12に宛がわれて溶接されている。下側補強リブ23は、ガイド付きアーチ支保工10Aの下フランジ13に宛がわれて溶接されている。
図3に示すように、主板部21の中央部には、ガイド筒30が設けられている。ガイド筒30は、鋼管によって構成されている。ガイド筒30の内径は、先受け鋼管9の外径より少し大きい(図7)。ガイド筒30の外径ないしは高さH30は、例えばH30=100mm〜180mm程度、好ましくは140mm程度である。図4に示すように、ガイド筒30は、主板部21及びウエブ11を貫通している。主板部21及びウエブ11には、それぞれガイド筒30のための貫通穴21c,11cが形成されている。ガイド板20(補強板)によってウエブ11の貫通穴11cによる断面欠損が補強されている。ガイド筒30が、ガイド板20(支持部)を介してガイド付きアーチ支保工10Aに支持されている。
図3(b)に示すように、ガイド筒30の筒軸L30は、掘進前方側へ向かって斜め上方へ傾斜されている。トンネル軸線Lと平行な方向(図3(b)において左右方向)に対する筒軸L30の傾斜角θ30は、好ましくはθ30=4〜10°程度であり、より好ましくはθ30=6°〜8°程度である。ガイド筒30における、主板部21より掘進後方側の入側筒部31は、主板部21より掘進前方側の出側筒部32より十分に短い。入側筒部31をトンネル軸線Lと平行な面に投影した入側筒部長さL31と、出側筒部32をトンネル軸線Lと平行な面に投影した出側筒部長さL32との比は、好ましくはL31:L32=1:8〜1:12程度であり、より好ましくは、L31:L32=1:10〜1:11程度である。
トンネル1は、次のようにして構築される。
図示しない掘削機によって地山2を掘削することでトンネル1を掘進する。アーチ支保工10の1ピッチP10分を掘進するたびに、切羽1eの直近にアーチ支保工10を設置する。当該切羽直近のアーチ支保工10と、その直前に設置したアーチ支保工10との間の地山面2aには、吹付コンクリート50を打設する。更に、後工程において、吹付コンクリート50の内周側に覆工コンクリート53が構築される。
更に、本発明形態のAGF工法では、以下の工程が施工される。
<後方隣接アーチ支保工10Bの構築工程>
ガイド付きアーチ支保工10Aの1つ手前の後方隣接アーチ支保工10Bを構築する時は、トンネル1の床面に底上げピース15(図5)を設ける。底上げピース15の上に後方隣接アーチ支保工10Bを載せる。これによって、後方隣接アーチ支保工10Bが他のアーチ支保工10よりも高くなる。
<ガイド付きアーチ支保工10Aの構築工程>
後方隣接アーチ支保工10Bの次にガイド付きアーチ支保工10Aを構築する。すなわち、図1に示すように、トンネル1の掘削が例えば9メートル(アーチ支保工10の9ピッチP10分)進むたびに、通常の(ガイド部材3が無い)アーチ支保工10に代えて、ガイド付きアーチ支保工10Aを切羽1eの直近に設置する。
<ガイド筒30の閉塞工程>
図4に示すように、ガイド付きアーチ支保工10Aの各ガイド部材3のガイド筒30には、閉塞材60を設ける。閉塞材60によってガイド筒30を塞ぐ。ここでは、閉塞材60として、例えば発泡スチロール(発泡樹脂)のブロックが用いられている。
或いは、閉塞材として、樹脂シート、不織布、織布等からなる膜体を用いてもよい。膜体状の閉塞材をガイド筒30の入側筒部31に被せ、バンド等の縛着材で縛り付けてもよい。膜体状閉塞材を口紐付きの巾着袋状に形成してもよい。
<一次吹付コンクリート51の打設工程>
続いて、図5に示すように、後方隣接アーチ支保工10Bとガイド付きアーチ支保工10Aとの間の地山面2aに、一次吹付コンクリート51を打設する。打設に先立ち、ガイド筒30を閉塞材60で塞いでおくことで、ガイド筒30内に一次吹付コンクリート51が入り込むのを防止でき、ガイド筒30が一次吹付コンクリート51で詰まるのを防止できる。好ましくは、一次吹付コンクリート51の厚さを、後方隣接アーチ支保工10Bの近くでは大きくし、ガイド付きアーチ支保工10Aの近くでは小さくする。より好ましくは、一次吹付コンクリート51の厚さを、ガイド付きアーチ支保工10Aへ近づくにしたがって漸次小さくする。これによって、ガイド筒30内への一次吹付コンクリート51の侵入を確実に防止できる。ひいては、ガイド筒30の詰まりを一層確実に防止できる。
一次吹付コンクリート51には、先受け鋼管案内凹部51bが形成される。先受け鋼管案内凹部51bの掘進前方側の端部にガイド部材3が臨む。
<ガイド筒30の閉塞解除工程>
一次吹付コンクリート51の打設後、図6に示すように、閉塞材60をガイド筒30から撤去する。或いは、閉塞材60を破壊してもよい。膜体状の閉塞材は切り裂いたり破ったりしてもよい。
これによって、ガイド筒30の閉塞状態が解除され、ガイド筒30の内部空間が、先受け鋼管案内凹部51bを通して、トンネル1の内部空間に連通される。
<先受け鋼管9の打ち込み工程>
続いて、図1に示すように、先受け鋼管打設装置4(ドリルジャンボ)を切羽1eの掘進後方側のトンネル1内に設置する。先受け鋼管打設装置4のブーム4bの先端には、ガイドセル4cが設けられ、ガイドセル4cにロッド4dが装着されている。該ロッド4dの外周に先受け鋼管9を嵌める。ロッド4dの先端部と先受け鋼管9の先端部を互いに係止する。
そして、図7に示すように、ロッド4dひいては先受け鋼管9を、先受け鋼管案内凹部51bからガイド筒30に挿し入れる。前述したように、ガイド筒30が一次吹付コンクリート51で詰まるのを防止しておくことで、先受け鋼管9を支障なくガイド筒30に挿し入れることができる。
更に先受け鋼管打設装置4を駆動することで、先受け鋼管9の先端のロストビット4eを先導させながら、先受け鋼管9を切羽1eより掘進前方側(切羽奥側)の地山2へ打ち込む。このとき、ガイド筒30の案内によって、先受け鋼管9の軸線Lをガイド筒軸L30に沿わせることができる。すなわち、先受け鋼管9のトンネル軸線L(図7において左右方向)に対する傾斜角度θが、ガイド筒30の角度θ30に倣うようにすることができる。具体的には、θ=4°〜10°程度、好ましくはθ=6°〜8°程度にすることができる。
後方隣接アーチ支保工10Bを底上げしておくことで、先受け鋼管打設装置4のブーム4bの先端が後方隣接アーチ支保工10Bと干渉するのを避けながら、先受け鋼管9の角度θを前記数値範囲内に収めることができる。
先受け鋼管9の打ち込み後、ロッド4dを引き抜く。先受け鋼管9は地山2に残置される。
<注入材8の注入工程>
次に、図8に示すように、先受け鋼管9内に注入材8を注入して充填する。注入材8は、好ましくはシリカレジン系注入材を用いる。注入材8として、モルタルやセメントミルクを用いてもよい。
以上の先受け鋼管9の打ち込み工程及び注入材8の注入工程を、ガイド付きアーチ支保工10Aの複数のガイド部材3の各々について実施する。
<二次吹付コンクリート52の打設工程>
次に、図8に示すように、二次吹付コンクリート52を、後方隣接アーチ支保工10Bとガイド付きアーチ支保工10Aとの間の一次吹付コンクリート51に重ねるように打設する。特に、先受け鋼管案内凹部51b内に二次吹付コンクリート52を打設する。これによって、ガイド部材3、及びガイド部材3より掘進後方側の先受け鋼管9が二次吹付コンクリート52中に埋まる。
なお、先受け鋼管9の掘進後方側の端部は、二次吹付コンクリート52から突出させ、覆工コンクリート53(図2)に埋設されるようにしてもよい。
二次吹付コンクリート52の打設後、注入材8の注入を行なってもよい。
その後、トンネル1の掘削を進める。先受け鋼管9によって切羽1eの上半部から掘進前方側の地山2を補強しておくことで、掘削に伴う地山2の緩みを抑えることができる。
図1において二点鎖線にて示すように、1ピッチP10分(例えば1メートル)掘削したら、前方隣接アーチ支保工10Cを設置する。前記先受け鋼管9の角度θを、θ=4°〜10°程度、好ましくはθ=6°〜8°程度としておくことによって、前方隣接アーチ支保工10Cを先受け鋼管9と干渉することなく設置できる。かつ先受け鋼管9が前方隣接アーチ支保工10Cの上端部をすれすれに通るようにすることができる。また、先受け鋼管9の延び方向をトンネル軸線Lと平行な方向になるべく近づけることができ、掘削断面をできるだけ小さくできる。更に、傾斜角度θが前記数値範囲より大きい場合より先受け鋼管9を短くしても、掘進方向の前後(図1において左右)に隣接する先受け鋼管9どうしをオーバーラップさせることができる。したがって、地山2の補強効果を確保でき、安定したトンネル掘削を行なうことができる。
このように、本発明形態によれば、AGF工法によるトンネル掘進において、ガイド筒30ひいては先受け鋼管9の好適な傾斜角度を提示することができる。
本発明は、前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変をなすことができる。
例えば、ガイド部材3の支持部20は、ガイド筒30をガイド付きアーチ支保工10Aに支持させるものであればよく、貫通穴21c付きの板形状に限られず、突起状等であってもよい。
実施形態で記載したアーチ支保工10の寸法W10,H10、ピッチP10、ガイド付きアーチ支保工10Aの間隔、ガイド筒30の外径ないしは高さH30等の数値は例示であって、本発明がこれに限定されるものではない。
本発明は、トンネルの掘削施工に適用可能である。
トンネル軸線
θ30 傾斜角度
1 トンネル
3 ガイド部材
9 先受け鋼管
10A ガイド付きアーチ支保工
20 ガイド板(支持部)
30 ガイド筒

Claims (2)

  1. トンネルにおける先受け鋼管の基端部と交差するガイド付きアーチ支保工に設けられるガイド部材であって、
    前記ガイド付きアーチ支保工を貫通するとともに、前記先受け鋼管が挿通されるガイド筒と、
    前記ガイド筒を前記ガイド付きアーチ支保工に支持させる支持部と、
    を備え、前記ガイド筒が、トンネルの掘進前方側へ向かうにしたがってトンネルの外周側へ、トンネル軸線に対して4°〜10°傾斜されており、
    前記支持部が、前記ガイド付きアーチ支保工のウエブに宛がわれて溶接される主板部と、前記主板部の縁から掘進後方側へ突出された補強リブを有し、
    前記ガイド筒が、前記主板部より掘進後方側の入側筒部と、前記主板部より掘進前方側の出側筒部を有し、
    前記入側筒部が、前記出側筒部より短く、
    かつ前記入側筒部の掘進後方側の端部が、前記補強リブの掘進後方側の端部よりも前記ウエブの側に引っ込んでいることを特徴とするトンネル用ガイド部材。
  2. 前記ガイド筒の傾斜角度が6°〜8°であることを特徴とする請求項1に記載のガイド部材。

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