JP6158455B1 - ケーブル送り装置 - Google Patents
ケーブル送り装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6158455B1 JP6158455B1 JP2017068446A JP2017068446A JP6158455B1 JP 6158455 B1 JP6158455 B1 JP 6158455B1 JP 2017068446 A JP2017068446 A JP 2017068446A JP 2017068446 A JP2017068446 A JP 2017068446A JP 6158455 B1 JP6158455 B1 JP 6158455B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- pair
- rotation
- ratchet
- elastic rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
Description
なお、図中ケーブル上の矢印は、ケーブル送り方向を表している。
なお、図中ケーブル上の矢印は、ケーブル送り装置停止時におけるケーブルの移動方向を表している。
そして、ケーブル送り装置は、ケーブルの平面部に対する垂直方向の離間距離が所定距離より減少する側への移動を規制する規制部を備える。
ここで、ラチェットユニットは、径方向に突出する突出部を有するラチェットホイールと突出部と係合可能なラチェット爪を有し、ラチェット爪が突出部に係合することで回動軸の一方側への回動のみを許容するとともに他方側への回動を規制する。
なお、ラチェットユニットにより機械的に一対の弾性ローラの逆回転を防止しているため、電磁的に一対の弾性ローラの逆回転を防止するものに比して、常時通電等を必要としないため、安全、低コストである。
ケーブル送り装置1は、各種電気ケーブル等を連続的に送るものである。ここで、各種電気ケーブル等は電力ケーブル、例えば、断面積325平方ミリメートルのケーブル1mで重量約11kg、のように重いものとなっている。
また、ケーブル送り装置1は、基台5を専用のラック等に固定することで、固定されている。
ここで、ケーブル送り装置1は、重力に抗してケーブルCを垂直方向上方に送るものであり、一直線方向と重力方向は一致している(図2参照。)。
先ず、モータMへの通電により、減速ギアユニット(図示せず。)、ヘリカルギアユニット6を介して、原動ホイール7を回動させる。
そして、原動ホイール7が回動することで、チェーン8を介して一対のチェーンホイール9が回動する。
なお、チェーンホイール9は、それぞれ、回動軸4と一体的に設けられており、それぞれのチェーンホイール9および回動軸4が互いに逆方向に回動することで、一対の弾性ローラ2は互いに逆方向に回動し、狭持するケーブルCを一直線方向に送り出す。
なお、規制部10は、ケーブル送り方向の上流側と下流側の双方に設けられている。
また、規制部10は、それぞれ基台5に固定される金属製の枠体12によって支持されている。なお、実施例において、規制部10は金属製の円柱状であり、軸が平面部3に平行かつ一直線方向に垂直になるように枠体12に回動自在に支持されている。
実施例におけるケーブル送り装置1の特徴的な構成について、図1、図2を用いて説明する。
ケーブル送り装置1は、径方向に突出する突出部13を有するラチェットホイール14と、突出部13と係合可能なラチェット爪15を有し、ラチェット爪15が突出部13に係合することで回動軸4の一方側への回動のみを許容するとともに他方側への回動を規制するラチェットユニット16を有する。
なお、本実施例においては、バー17を押し込むことで、ラチェット爪15をラチェットホイール14と係合可能な位置に移動させ(図4(a)参照。)、バー17を引くことでラチェット爪15をラチェットホイール14と係合しない位置に移動させることができる(図4(b)参照。)。
すなわち、バー17によって、ラチェットユニット16が機能する態様と機能しない態様とを切り替えることができる。
ラチェット爪15は、突出部13と係合する係合位置と突出部13と係合しない非係合位置との間で揺動可能に支持されている。
そしてラチェット爪15は、スプリング18によって、係合位置に向かって常時付勢されている。
なお、ラチェットホイール14は、一方の回動軸4と同軸に且つ一体的に設けられている。
ケーブル送り装置1は、径方向に突出する突出部13を有するラチェットホイール14と、突出部13と係合可能なラチェット爪15を有し、ラチェット爪15が突出部13に係合することで回動軸4の一方側への回動のみを許容するとともに他方側への回動を規制するラチェットユニット16を有する。
これにより、一対の弾性ローラ2の逆回転を防ぐことができる。このため、一対の弾性ローラ2の逆回転によるケーブルCの下方への移動を防止することができる。
本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形例を考えることができる。
例えば、実施例によれば、ラチェットホイール14は回動軸4と同軸に且つ一体的に設けられていたが、例えば、ラチェットホイール14を原動ホイール7と同軸に且つ一体的に設けてもよい。
また、実施例においては、一直線方向と重力方向とが一致していたが、一直線方向を必ずしも重力方向と一致させなくてもよい。
6 規制部 13 突出部 14 ラチェットホイール 15 ラチェット爪
16 ラチェットユニット C ケーブル M モータ
Claims (2)
- ケーブル(C)を挟み込むとともに回動することで前記ケーブルを重力に抗して一直線方向に送り出す一対の弾性ローラ(2)と、
前記ケーブルが前記一直線方向に平行な平面部(3)から離間した状態で送り出されるように前記一対の弾性ローラをそれぞれの回動中心である回動軸(4)を介し支持する基台(5)と、
前記一対の弾性ローラを、前記回動軸を介し回動駆動するモータ(M)と、
前記ケーブルの前記平面部に対する垂直方向の離間距離が所定距離より減少する側への移動を規制する規制部(10)を備えるケーブル送り装置(1)において、
径方向に突出する突出部(13)を有するラチェットホイール(14)と、前記突出部と係合可能なラチェット爪(15)を有し、前記ラチェット爪が前記突出部に係合することで前記回動軸の一方側への回動のみを許容するとともに他方側への回動を規制するラチェットユニット(16)を備えることを特徴とするケーブル送り装置。 - 請求項1に記載のケーブル送り装置において、
前記ラチェットホイールは前記回動軸と同軸に且つ一体的に設けられていることを特徴とするケーブル送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017068446A JP6158455B1 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | ケーブル送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017068446A JP6158455B1 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | ケーブル送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6158455B1 true JP6158455B1 (ja) | 2017-07-05 |
JP2018170916A JP2018170916A (ja) | 2018-11-01 |
Family
ID=59272899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017068446A Active JP6158455B1 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | ケーブル送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6158455B1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108190654A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-06-22 | 深圳市盈盛源电子机械有限公司 | 线缆取线装置 |
CN109848336A (zh) * | 2019-02-22 | 2019-06-07 | 浙江亘古电缆股份有限公司 | 一种不锈钢丝铠装电缆的剪断装置 |
CN112299123A (zh) * | 2020-11-27 | 2021-02-02 | 安徽迪那通电线有限公司 | 一种用于电线电缆的自动输送装置 |
CN114336428A (zh) * | 2021-12-24 | 2022-04-12 | 郑州科技学院 | 一种电气工程施工用线缆并列式限位支撑装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110482313B (zh) * | 2019-08-30 | 2021-06-04 | 青岛昊川电子科技有限公司 | 一种送线驱动机构及出线机 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03124712U (ja) * | 1990-03-27 | 1991-12-17 | ||
JP2583033Y2 (ja) * | 1993-12-16 | 1998-10-15 | 株式会社 東和サプライ | 電気ケーブル送り出し装置 |
JP2000209725A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-28 | Toenec Corp | ケ―ブル送り装置およびケ―ブル敷設工法 |
JP2002078165A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-15 | Sanki Eng Co Ltd | ケーブル係止装置 |
JP2006121836A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Meidensha Corp | ケーブル延線方法 |
-
2017
- 2017-03-30 JP JP2017068446A patent/JP6158455B1/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03124712U (ja) * | 1990-03-27 | 1991-12-17 | ||
JP2583033Y2 (ja) * | 1993-12-16 | 1998-10-15 | 株式会社 東和サプライ | 電気ケーブル送り出し装置 |
JP2000209725A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-28 | Toenec Corp | ケ―ブル送り装置およびケ―ブル敷設工法 |
JP2002078165A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-15 | Sanki Eng Co Ltd | ケーブル係止装置 |
JP2006121836A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Meidensha Corp | ケーブル延線方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108190654A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-06-22 | 深圳市盈盛源电子机械有限公司 | 线缆取线装置 |
CN109848336A (zh) * | 2019-02-22 | 2019-06-07 | 浙江亘古电缆股份有限公司 | 一种不锈钢丝铠装电缆的剪断装置 |
CN112299123A (zh) * | 2020-11-27 | 2021-02-02 | 安徽迪那通电线有限公司 | 一种用于电线电缆的自动输送装置 |
CN114336428A (zh) * | 2021-12-24 | 2022-04-12 | 郑州科技学院 | 一种电气工程施工用线缆并列式限位支撑装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018170916A (ja) | 2018-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6158455B1 (ja) | ケーブル送り装置 | |
CN103459237B (zh) | 具有用于蜗轮传动机构的间隙补偿的机电的助力转向器 | |
US9902324B2 (en) | Actuator mechanism for an adjustment device of a wing mirror and clutch assembly thereof | |
TWI283103B (en) | Rotating electric machine and electrically driven vehicle | |
JP2015003590A (ja) | 乗物用シートのパワースライド装置 | |
WO2015025544A1 (ja) | 車両用ドア開閉装置 | |
CN210524100U (zh) | 送丝系统及具有其的焊接设备 | |
EP3284933B1 (en) | Reactive force generation device | |
JP5086453B2 (ja) | マグネット式トルクリミッター付き遊星歯車型減速機 | |
CN112794011A (zh) | 振动输送机 | |
CN107867206A (zh) | 一种多功能电控解锁系统以及一种座椅 | |
JP6158457B1 (ja) | ケーブル送り装置 | |
JP6314457B2 (ja) | 走行車 | |
JP4989441B2 (ja) | ウエビング巻取装置及びモータアクチュエータ | |
US20130174680A1 (en) | Actuator with joints | |
KR101495663B1 (ko) | 회전력 장치 | |
JP2017509562A (ja) | ローラコンベヤ用ブレーキ装置、ローラコンベヤ、およびローラコンベヤ用ブレーキ装置の製造方法 | |
KR101961133B1 (ko) | 자전거의 보조 동력발생장치 | |
JP2002195310A (ja) | 楔ローラー型双方向回転クラッチ及びその応用装置 | |
CN211398438U (zh) | 适用于驱动轮的齿轮传动结构 | |
CN203548850U (zh) | 一种齿轮驱动动力机构 | |
JP2020078219A (ja) | ケーブル送り装置、および、ケーブル送りユニット | |
JP3205521U (ja) | 異常停止解除装置、及びグラビティコンベア | |
US20150102784A1 (en) | Power transmission control apparatus | |
JP5282050B2 (ja) | 重量物運搬車のサイドミラーステー機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170407 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20170407 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20170412 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170530 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170607 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6158455 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |