JP6157403B2 - 車両用動力伝達装置 - Google Patents
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Description
12 出力軸
12a インナー部材
13 楔状空間
18 偏心ディスク(偏心部材)
19 コネクティングロッド
21 ワンウェイクラッチ
22 揺動リンク
22a アウター部材
22b 環状溝
24 エンゲージスプリング
24A 第1エンゲージスプリング
24B 第2エンゲージスプリング
25 ローラ
25A 第1ローラ
25B 第2ローラ
27 リングプリング
E エンジン(駆動源)
U 変速ユニット
α 隙間
Claims (4)
- 駆動源(E)に接続された入力軸(11)の回転を変速して出力軸(12)に伝達する変速ユニット(U)が、
前記入力軸(11)の軸線からの偏心量が可変であって該入力軸(11)と共に回転する偏心部材(18)と、前記出力軸(12)に相対回転自在に支持された揺動リンク(22)と、前記偏心部材(18)および前記揺動リンク(22)を接続するコネクティングロッド(19)と、前記出力軸(12)および前記揺動リンク(22)間に配置されたワンウェイクラッチ(21)とを備え、
前記ワンウェイクラッチ(21)は、前記揺動リンク(22)の内周に設けられたアウター部材(22a)と、前記出力軸(12)の外周に設けられたインナー部材(12a)と、前記アウター部材(22a)および前記インナー部材(12a)間に形成された楔状空間(13)に配置されたローラ(25)と、前記ローラ(25)を周方向に付勢するエンゲージスプリング(24)とを備える車両用動力伝達装置であって、
前記ローラ(25)は第1ローラ(25A)および第2ローラ(25B)からなり、
前記アウター部材(22a)の内周面に形成された環状溝(22b)に装着されて前記第1、第2ローラ(25A,25B)を径方向内側に付勢するリングスプリング(27)を備え、
前記エンゲージスプリング(24)は、前記第1ローラ(25A)を係合方向に付勢する第1エンゲージスプリング(24A)と、前記第2ローラ(25B)を係合方向に付勢する第2エンゲージスプリング(24B)とからなり、前記第1エンゲージスプリング(24A)の付勢力は前記第2エンゲージスプリング(24B)の付勢力よりも強く、
前記第1エンゲージスプリング(24A)は、前記リングスプリング(27)の付勢力に打ち勝って前記第1ローラ(25A)を該第1ローラ(25A)が前記楔状空間(13)に係合する直前の待機位置であるデイタムポイントに位置させることが可能であり、そのときに前記リングスプリング(27)は、前記第2エンゲージスプリング(24B)の付勢力に打ち勝って前記第2ローラ(25B)と前記アウター部材(22a)あるいは前記インナー部材(12a)との間に隙間(α)を形成することを特徴とする車両用動力伝達装置。 - 駆動源(E)に接続された入力軸(11)の回転を変速して出力軸(12)に伝達する変速ユニット(U)が、
前記入力軸(11)の軸線からの偏心量が可変であって該入力軸(11)と共に回転する偏心部材(18)と、前記出力軸(12)に相対回転自在に支持された揺動リンク(22)と、前記偏心部材(18)および前記揺動リンク(22)を接続するコネクティングロッド(19)と、前記出力軸(12)および前記揺動リンク(22)間に配置されたワンウェイクラッチ(21)とを備え、
前記ワンウェイクラッチ(21)は、前記揺動リンク(22)の内周に設けられたアウター部材(22a)と、前記出力軸(12)の外周に設けられたインナー部材(12a)と、前記アウター部材(22a)および前記インナー部材(12a)間に形成された楔状空間(13)に配置されたローラ(25)と、前記ローラ(25)を周方向に付勢するエンゲージスプリング(24)とを備える車両用動力伝達装置であって、
前記ローラ(25)は第1ローラ(25A)および第2ローラ(25B)からなり、
前記アウター部材(22a)の内周面に形成された環状溝(22b)に装着されて前記第1、第2ローラ(25A,25B)を径方向内側に付勢するリングスプリング(27)を備え、
前記エンゲージスプリング(24)は、前記第1ローラ(25A)だけを係合方向に付勢して前記第2ローラ(25B)を付勢せず、
前記エンゲージスプリング(24)は、前記リングスプリング(27)の付勢力に打ち勝って前記第1ローラ(25A)を該第1ローラ(25A)が前記楔状空間(13)に係合する直前の待機位置であるデイタムポイントに位置させることが可能であり、そのときに前記リングスプリング(27)は、前記第2ローラ(25B)と前記アウター部材(22a)あるいは前記インナー部材(12a)との間に隙間(α)を形成することを特徴とする車両用動力伝達装置。 - 第1ローラ(25A)および第2ローラ(25B)を周方向に交互に配置したことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両用動力伝達装置。
- 駆動源(E)に接続された入力軸(11)の回転を変速して出力軸(12)に伝達する変速ユニット(U)が、
前記入力軸(11)の軸線からの偏心量が可変であって該入力軸(11)と共に回転する偏心部材(18)と、前記出力軸(12)に相対回転自在に支持された揺動リンク(22)と、前記偏心部材(18)および前記揺動リンク(22)を接続するコネクティングロッド(19)と、前記出力軸(12)および前記揺動リンク(22)間に配置されたワンウェイクラッチ(21)とを備え、
前記ワンウェイクラッチ(21)は、前記揺動リンク(22)の内周に設けられたアウター部材(22a)と、前記出力軸(12)の外周に設けられたインナー部材(12a)と、前記アウター部材(22a)および前記インナー部材(12a)間に形成された楔状空間(13)に配置されたローラ(25)と、前記ローラ(25)を周方向に付勢するエンゲージスプリング(24)とを備える車両用動力伝達装置であって、
前記ローラ(25)は第1ローラ(25A)および第2ローラ(25B)からなり、
前記エンゲージスプリング(24)は、前記第1ローラ(25A)および前記第2ローラ(25B)間に配置されて該第1ローラ(25A)を係合方向に付勢するとともに該第
2ローラ(25B)を係合解除方向に付勢する第1エンゲージスプリング(24A)と、前記第2ローラ(25B)を係合方向かつ前記第1ローラ(25A)に向けて付勢する第2エンゲージスプリング(24B)とからなり、
前記第1エンゲージスプリング(24A)の付勢力は、該付勢力だけで前記第1ローラ(25A)を該第1ローラ(25A)が前記楔状空間(13)に係合する直前の待機位置であるデイタムポイントに位置させることが可能であり、
前記第2エンゲージスプリング(24B)の付勢力は、前記第1ローラ(25A)が前記デイタムポイントに位置するときに前記第1エンゲージスプリング(24A)が前記第2ローラ(25B)に加える付勢力よりも小さく、前記第1ローラ(25A)が前記楔状空間(13)に係合すると前記第1エンゲージスプリング(24A)が前記第2ローラ(25B)に加える付勢力よりも大きくなり、
前記第1ローラ(25A)が前記デイタムポイントにあるときに、前記第2ローラ(25B)は前記アウター部材(22a)あるいは前記インナー部材(12a)との間に隙間(α)を有することを特徴とする車両用動力伝達装置。
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