JP2009299738A - デュアルクラッチの操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デュアルクラッチの2つのクラッチを1つのモータで作動させる。
【解決手段】第1及び第2自由移動部材52,62の移動をクラッチC1,C2の操作部材14,15に伝達する第1及び第2伝達手段50,60と、第1及び第2クランク機構20,30の各クランク軸31,41を回転させるモータ70とを備え、ガイド部材51,61には各スライダ32,42の先端の移動範囲の中間位置に各自由移動部材52,62の移動を停止させて各スライダ32,42の先端から離脱させるストッパ51c、61cを設け、第1クランク機構30のスライダ32の先端が第1フリーピストン52と当接して最大ストローク位置にあるときに、第2クランク機構40のスライダ42の先端は第2油圧シリンダ60のシリンダ本体61のストッパ61cと当接して停止した第2フリーピストン62と当接する位置となるように第1及び第2クランク軸31,41の位相角を設定した。
【選択図】図1

Description

本発明は、デュアルクラッチを作動させる操作装置に関する。
2個のクラッチを有するデュアルクラッチを作動させる操作装置としては、特許文献1に示す技術がある。この技術は、2つのレリーズ装置をそれぞれ操作することで、デュアルクラッチの各レリーズレバーの内端部をシフトさせて、一方のクラッチのみを係合離脱させ、2つのクラッチを交互に係合離脱させ、また同時に離脱させている。各レリーズ装置は、電気式アクチュエータとしての電動モータと、この電動モータにより操作されるマスタシリンダと、レリーズレバーをシフトさせるスレーブシリンダと、マスタシリンダとスレーブシリンダとを接続する液圧管路とをそれぞれ備え、電動モータを操作することで、マスタシリンダによる圧力を液圧管路によりスレーブシリンダに伝えてレリーズレバーをシフトさせて2つのクラッチをそれぞれ作動させている。
特開2004−263873号公報
この特許文献1の技術では、デュアルクラッチの2つのクラッチを操作するためには、レリーズ装置を2組備えなくてはならなく、その結果、電動モータも2つ必要となり、コストが高くなる問題があった。本発明は、このような問題を解決することを目的とする。
このために、請求項1の発明によるデュアルクラッチの操作装置は、デュアルクラッチの第1及び第2クラッチを第1及び第2操作部材により係合離脱させるデュアルクラッチの操作装置であって、クランク軸と、ガイド部材に移動可能に案内支持され連接棒を介してクランク軸に連結されて往復動するスライダとをそれぞれ備えた第1及び第2クランク機構と、各スライダの先端に当接されてともに進退可能にガイド部材に案内支持された第1及び第2自由移動部材と、第1及び第2自由移動部材の移動を第1及び第2操作部材に伝達する第1及び第2伝達手段と、第1及び第2クランク機構の各クランク軸を同一速度で回転させる一つのモータとを備え、各ガイド部材には各スライダの先端の移動範囲の中間位置に、各自由移動部材の移動を停止させて各スライダの先端から離脱させるストッパを設け、一方のスライダの先端が一方の自由移動部材と当接して最大ストローク位置にあるときには他方のスライダの先端はストッパと当接して停止した他方の自由移動部材と当接する位置となるように両クランク軸の位相角を設定したことを特徴とする。
前項に記載のデュアルクラッチの操作装置において、各クランク軸のクランクウェブは、クランク主軸を回転中心とする互いに噛合する同一歯数の歯車とするのが好ましい。
上述のように、請求項1の発明によれば、クランク軸と、ガイド部材に移動可能に案内支持され連接棒を介してクランク軸に連結されて往復動するスライダとをそれぞれ備えた第1及び第2クランク機構と、各スライダの先端に当接されてともに進退可能にガイド部材に案内支持された第1及び第2自由移動部材と、第1及び第2自由移動部材の移動を第1及び第2操作部材に伝達する第1及び第2伝達手段と、第1及び第2クランク機構の各クランク軸を同一速度で回転させる一つのモータとを備え、各ガイド部材には各スライダの先端の移動範囲の中間位置に、各自由移動部材の移動を停止させて各スライダの先端から離脱させるストッパを設け、一方のスライダの先端が一方の自由移動部材と当接して最大ストローク位置にあるときには他方のスライダの先端はストッパと当接して停止した他方の自由移動部材と当接する位置となるように両クランク軸の位相角を設定しており、このようにすれば、1つのモータで2組のクランク機構を介して2つの操作部材を操作して一方のクラッチのみを係合離脱させ、2つのクラッチを交互に係合離脱させ、また両方を同時に離脱させることができるので、低いコストで必要な機能を得ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、各クランク軸のクランクウェブは、クランク主軸を回転中心とする互いに噛合する同一歯数の歯車を用いているので、別に歯車を設けて各クランク軸を回転させる必要がなくなって構造が簡単となり、また、各クラク軸を確実に同一速度で回転させることができる。
以下に、図1〜図5に示す実施形態により、本発明によるデュアルクラッチの操作装置の説明をする。図1に示すように、本発明の操作装置が適用されるデュアルクラッチ10は、エンジンの出力軸11と、これと同軸的に配置されて変速機ハウジング(図示しない)に軸受けを介して回転可能に支持された第2入力軸13及びこの第2入力軸13にブッシュを介して同軸的に回転自在に支持された第1入力軸12との間でトルクの伝達を制御するためのものである。これら第1及び第2入力軸12,13は、出力軸11を介してエンジン等の原動機により回転駆動されるデュアルクラッチ10の第1クラッチC1と第2クラッチC2にそれぞれ連結されて回転駆動される。これら第1及び第2クラッチC1,C2は、それらのレリーズレバー等の第1及び第2操作部材14,15を移動させることで係合離脱される。第1及び第2操作部材14,15は、戻しばねにより各クラッチC1,C2が離脱される向きに付勢されている。
図1に示すように、デュアルクラッチの操作装置20は、第1及び第2クランク機構30,40と、第1及び第2油圧シリンダ(第1及び第2伝達手段)50,60と、一つのモータ70とを備えている。
第1クランク機構30は、クランク軸31と、スライダ32と、この両者を連結する連接棒33とを備えている。クランク軸31は、クランク主軸31aと、クランクウェブ31bと、クランクピン31cとを備えている。クランク軸31のクランクピン31cには、連接棒33を介してスライダ32が連結されている。スライダ32は、ガイド部材51(後述する第1油圧シリンダ50のシリンダ本体)に往復動可能に案内支持されており、クランク軸31の回転によりシリンダ本体51内を往復動する。本実施形態のクランクウェブ31bは、歯車により構成されており、この歯車31bはクランク主軸31aが同軸的に一体成形されている。
第2クランク機構40は、クランク軸41と、スライダ42と、連接棒43とを備えており、第1クランク機構30と同様の構成である。それぞれのクランク主軸31a,41aを回転中心として回転される各クランク軸31,41のクランクウェブ(歯車)31b,41bは、互いに噛合する同一歯数の歯車である。
第1油圧シリンダ50は、作動油を介して第1操作部材14を移動させるものであり、シリンダ本体51と、第1フリーピストン(第1自由移動部材)52と、油圧管53とを備えている。シリンダ本体51は略円筒形状をしており、クランク軸31の回転により往復動するスライダ33の先端の移動範囲の中間位置で大径部51aと小径部51bとに分かれている。シリンダ本体51の大径部51aには第1フリーピストン52が往復動可能に案内支持されており、第1フリーピストン52は、大径部51aと小径部51bとの間に形成された段部によるストッパ51cで停止するようになっている。第1フリーピストン52は、シリンダ本体51の内部を大径部51a側となる油圧室と小径部51b側となる空気室に分離するものである。シリンダ本体51内の油圧室は、油圧管53により第1操作部材14に接続されており、第1フリーピストン52の移動は油圧室内の作動油を介して第1操作部材14に伝達される。第1油圧シリンダ50においては、スライダ32の先端が大径部51aを移動するときには、第1フリーピストン52はスライダ32の先端と当接してともに移動し、スライダ32の先端が小径部51bを移動するときには、第1フリーピストン52はストッパ51cと当接して停止したままである。また、第1油圧シリンダ50では、操作部材14に付勢されている戻しばねの付勢力が作動油によりシリンダ本体51内に伝達され、第1フリーピストン52はストッパ51c側に付勢されている。なお、スライダ32の先端部は、小径部51b内を移動するときに空気圧により第1フリーピストン52を押さないように貫通穴が形成されている。
第2油圧シリンダ60は、シリンダ本体61と、第2フリーピストン(第2自由移動部材)62と、油圧管63とを備えており、第1油圧シリンダ50と同様の構成であり、作動油に発生する油圧により第2操作部材15を移動させるものである。
第1クランク機構30のクランク軸31と第2クランク機構40のクランク軸41とは、スライダ32(または42)の先端が第1(または第2)フリーピストン52(,62)と当接して最大ストローク位置にあるときに、スライダ42(または32)の先端はストッパ61c(または51c)と当接して停止した第2フリーピストン62(または第1フリーピストン52)と当接した位置となるような位相角に設定されている。
モータ70は、伝達機構71により各クランク軸31,41を時計回りまたは反時計回りに回転させるものである。伝達機構71は、モータ70の出力軸に設けられたウォーム72と、ウォーム72の歯部に噛合したウォームホイール73と、ウォームホイール73に同軸的に固定されたピニオンギヤ74とを備えており、ピニオンギヤ74は、第1クランク機構30の歯車31bの歯部と噛合している。モータ70を作動させると、ウォーム72によりウォームホイール73が回転し、ウォームホイール73とともに回転するピニオンギヤ74により歯車31bと歯車41bとを回転させる。これにより、モータ70は、第1及び第2クランク機構30,40の各クランク軸31,41を同一速度で互いに逆向きに回転させる。
次に、上記のように構成したデュアルクラッチの操作装置20の作動を説明する。図1に示す状態では、第1クランク機構30のスライダ32の先端は、ストッパ51cと当接して停止した第1フリーピストン52と当接した位置にあり、第2クランク機構40のスライダ42の先端は、下死点となりストッパ61cと当接して停止した第2フリーピストン62から離れた位置となっている。この状態では、両フリーピストン52,62は各油圧シリンダ50、60内の各油圧室に油圧を発生させず、第1及び第2クラッチC1,C2はともに離脱されている(図5(a)の回転角度位置1参照)。
この状態からモータ70を図1に示す回転方向(正方向)に回転させると、伝達機構71により第1クランク軸31の歯車31bは反時計回転方向に、第2クランク軸41の歯車41bは時計回転方向に回転する。各歯車31b,41bにより各クランク軸31,41が図2に示す位置まで回転すれば、第1クランク機構30のスライダ32の先端及びこれに当接された第1フリーピストン52は最大ストローク位置に移動する。この第1フリーピストン52の移動が第1油圧シリンダ50内の作動油を介して第1操作部材14に伝達されることで第1クラッチC1は係合される。この状態では、第2クランク機構40のスライダ42の先端は、ストッパ61cと当接して停止されている第2フリーピストン62との当接が開始される位置となり、第2フリーピストン62により作動油がまだ送られていない状態のままで第2クラッチC2は離脱した状態を維持する(図5(a)の回転角度位置2参照)。
この状態からさらにモータ70を正回転方向に回転させると、伝達機構71により第1クランク軸31の歯車31bは反時計回転方向に、第2クランク軸41の歯車41bは時計回転方向に回転し、各歯車31b,41bにより各クランク軸31,41が図3に示す位置まで回転すれば、第2クランク機構40のスライダ42の先端及びこれに当接された第2フリーピストン62は最大ストローク位置に移動する。この第2フリーピストン62の移動が第2油圧シリンダ60内の作動油を介して第2操作部材15に伝達されることで第2クラッチC2は係合される。この状態では、第1クランク機構30のスライダ32の先端は、最大ストローク位置からストッパ51cと当接して停止した第1フリーピストン52と当接する位置となり、作動油が第1油圧シリンダ50内に戻されて第1クラッチC1は離脱される(図5(a)の回転角度位置3参照)。
この状態からさらにモータ70を正回転方向に回転させると、伝達機構71により第1クランク軸31の歯車31bは反時計回転方向に、第2クランク軸41の歯車41bは時計回転方向に回転し、各歯車31b,41bにより各クランク軸31,41が図4に示す位置まで回転すれば、第2クランク機構40のスライダ42の先端は、最大ストローク位置からストッパ61cと当接して停止した第2フリーピストン62と当接する位置となり、作動油が第2油圧シリンダ60内に戻されて第2クラッチC2は離脱される。この状態では、第1クランク機構30のスライダ32の先端は、ストッパ51cと当接して停止されている第1フリーピストン52と離れて下死点に移動するので、第1フリーピストン52により作動油が送られていない状態のままで第1クラッチC1は離脱した状態を維持する(図5(a)の回転角度位置4参照)。
この状態からさらにモータ70を図4に示す回転方向(正方向)に回転させると、伝達機構71により第1クランク軸31の歯車31bは反時計回転方向に、第2クランク軸41の歯車41bは時計回転方向に回転し、各歯車31b,41bにより各クランク軸31,41が再び図1に示す位置まで回転し、この間では、第1及び第2クラッチC1,C2は離脱されたままである。(図5(a)の回転角度位置1参照)。
本発明のデュアルクラッチの操作装置20においては、図5(b)に示すように、モータ70を作動させることで、各クランク軸31,41を上記の回転角度位置1←→2、2←→3、3←→4、4←→1の間で自由に回転させることができる。これにより、両クラッチC1,C2が係合していない回転角度位置1または4にあるときには、回転角度位置1から2または回転角度位置4から1を経由して2となるようにモータ70を正方向に回転させて、クラッチC1を係合させることができ、回転角度位置4から3または回転角度位置1から4を経由して3となるようにモータ70を逆方向に回転させて、クラッチC2を係合させることができる。また、クラッチC1またはクラッチC2が係合している回転角度位置2または3にあるときには、回転角度位置2から3または回転角度位置3から2となるようにモータ70を正方向または逆方向に回転させて、クラッチC1を離脱させてクラッチC2を係合させる、またはクラッチC2を離脱させてクラッチC1を係合させることができる。また、クラッチC1またはクラッチC2が係合している回転角度位置2または3にあるときには、回転角度位置2から1または回転角度位置3から4となるようにモータ70を逆方向または正方向に回転させて、クラッチC1,C2をともに離脱させることができる。
このように、本発明のデュアルクラッチの操作装置20によれば、1つのモータ70を作動させて各クランク軸31,41が上記の回転角度位置1〜4となるように回転させることで、2つの操作部材14,15を操作して一方のクラッチC1またはC2のみを係合離脱させ、2つのクラッチC1,C2を交互に係合離脱させ、また両方を同時に離脱させることができるので、2つのモータ備えなくてもよくなり、低いコストで必要な機能を得ることができる。
本実施形態は、両クランク機構30,40の各クランク軸31,41のクランクウェブ31b,41bにクランク主軸31a,41aを回転中心とする互いに噛合する同一歯数歯車を用いることで、別に歯車を設けて各クランク軸を回転させる必要がなくなって構造が簡単となるが、本発明はこれに限られるものでなく、上記の効果は得られなくなるが、主軸とクランクアームとクランクピンとからなる通常のクランク軸を用い、このクランク軸の主軸に互いに噛合する同一歯数の歯車またはタイミングベルトで互いに連結されたプーリ等を固定して、両クランク軸をモータ70により同一速度で回転させるようにすることもできる。
また、本実施形態は 第1及び第2伝達手段として第1及び第2油圧シリンダ50,60を用いていているが、本発明はこれに限られるものでなく、ガイド部材としてガイドロッドを用い、ガイドロッドにはこれに沿って往復動するよう案内支持されたスライダを設け、このガイドロッドに案内支持された筒状の自由移動部材にコントロールワイヤを取り付け、スライダにより移動する筒状の自由移動部材の移動をコントロールワイヤにより各操作部材に伝達するようにしてもよい。
本発明によるデュアルクラッチの操作装置の構造を示す概略図であり、各クランク軸が回転角度位置1にある状態を示す図。 図1の各クランク軸が回転角度位置2にある状態を示す図。 図1の各クランク軸が回転角度位置3にある状態を示す図。 図1の各クランク軸が回転角度位置4にある状態を示す図。 (a)は両クランク軸の回転角度と両スライダの先端及び両フリーピストンの先端のストローク位置の関係を示す図であり、(b)は各回転角度位置における各クラッチの係合離脱状態を示す図である。
符号の説明
10…デュアルクラッチ、14…第1操作部材、15…第2操作部材、20…デュアルクラッチの操作装置、30…第1クランク機構、31…クランク軸、31b…クランクウェブ、32…スライダ、33…連接棒、40…第2クランク機構、41…クランク軸、41b…クランクウェブ、42…連接棒、43…スライダ、50…第1伝達手段(第1油圧シリンダ)、51…ガイド部材(シリンダ本体)、51c…ストッパ、52…第1自由移動部材(第1フリーピストン)、60…第2伝達手段(第2油圧シリンダ)、61…ガイド部材(シリンダ本体)、61c…ストッパ、62…第2自由移動部材(第2フリーピストン)、70…モータ。

Claims (2)

  1. デュアルクラッチの第1及び第2クラッチを第1及び第2操作部材により係合離脱させるデュアルクラッチの操作装置であって、
    クランク軸と、ガイド部材に移動可能に案内支持され連接棒を介して前記クランク軸に連結されて往復動するスライダとをそれぞれ備えた第1及び第2クランク機構と、
    前記各スライダの先端に当接されてともに進退可能に前記ガイド部材に案内支持された第1及び第2自由移動部材と、
    前記第1及び第2自由移動部材の移動を前記第1及び第2操作部材に伝達する第1及び第2伝達手段と、
    前記第1及び第2クランク機構の各クランク軸を同一速度で回転させる一つのモータとを備え、
    前記各ガイド部材には前記各スライダの先端の移動範囲の中間位置に、各自由移動部材の移動を停止させて前記各スライダの先端から離脱させるストッパを設け、
    一方の前記スライダの先端が一方の前記自由移動部材と当接して最大ストローク位置にあるときには他方の前記スライダの先端は前記ストッパと当接して停止した他方の前記自由移動部材と当接する位置となるように前記両クランク軸の位相角を設定したことを特徴とするデュアルクラッチの操作装置。
  2. 請求項1のデュアルクラッチの操作装置において、前記各クランク軸のクランクウェブは、クランク主軸を回転中心とする互いに噛合する同一歯数の歯車としたことを特徴とするデュアルクラッチの操作装置。
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