JP6157338B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置にかかり、特にパワーエレクトロニクス用のバイポーラ型スイッチング半導体装置に関する。
従来、パワーエレクトロニクスに用いられるバイポーラ型スイッチング半導体装置(パワー半導体デバイス)の代表的なものとして、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)が開示されている。IGBTは、半導体表面に対して垂直に高電圧を保持、あるいは大電流を流すことができ、ゲート電極に周期的に15V程度の電圧を印加することで、上述の高電圧を保持する(IGBTオフ)状態と大電流を流す(IGBTオン)状態とを交互に存在させることのできるスイッチング半導体装置(縦型デバイス)である。
一般にIGBTをスイッチング動作させる場合、上記オフ状態とオン状態とにおける定常損失(電力ロス)と、オフ状態からオン状態あるいはオン状態からオフ状態に移行する際のスイッチング損失とを出来るだけ低減することが望ましい。特に高周波でスイッチング動作させる場合、トータルの損失としてはスイッチング損失が支配的となるため、これを低減することが重要となる。スイッチング損失について、オフ状態からオン状態、オン状態からオフ状態へ移行する際の損失を、それぞれ、オン損失、オフ損失と呼んでいる。特許文献1では、有効領域となるメインセル部表面のアイランド状の拡散層パターンを千鳥配置することにより、オン状態の定常損失を低く保ったままで、オン損失を低減する。
一方、IGBTにおいては、例えば定格を超える大電流が流れているオン状態からでも、正常にオフ状態に移行できる安全性も要求され、これを遮断耐量と呼んでいる。バイポーラ型であるIGBTをオン状態からオフ状態へ移行(遮断)するには、半導体装置内から、電子・正孔の両キャリアが存在しない状態を作ることが必要となる。そのために、エミッタ電極に接続されたコンタクトからは正孔を、コレクタ電極からは電子を半導体装置内から抜くか、両キャリアを半導体装置内で再結合・消滅させるかのいずれかで、半導体装置内に両キャリアが存在しない状態を作る。後者をライフタイム制御と呼び、例えば電子線照射を半導体装置に施し、照射欠陥を効率的に生成することによって、その欠陥をキャリアの再結合・消滅の核とする手法である。ただしライフタイム制御では、欠陥を生成することでIGBT自体の抵抗成分が大きくなり、オン状態の定常損失が増大する反作用がある。前者はこの反作用はないが、電子と比べて移動度の低い正孔を、コンタクトを通して、いかにIGBT内からすばやく抜くかがポイントとなる。
特許文献1におけるオン損失の低減は、全てがアクティブになっているトレンチゲートの間に、アイランド状のチャネル層を千鳥配置で形成し、ゲート入力容量と帰還容量との比を調整することで実現している。オフ状態からオン状態に移行する際は、半導体装置を流れる電流が出来るだけ短時間で所望のレベルに到達する、すなわちdI/dtを大きくすることが望ましい。ゲート入力容量と帰還容量との比を調整することによりdI/dtを大きくすることができ、オフ状態からオン状態へ移行する期間が短くなるため、結果としてオン損失を低減できる。特許文献1では、有効領域の構造を工夫することで、以上のような効果を、実現している。一方、終端領域などからのキャリアの流入があるため、特に正孔が集まりやすく、かつ半導体装置表面の無効領域でもあるセルコーナ部に、高濃度のp型半導体層を形成し、その直上にコンタクトを設けた構造も提案されている(特許文献2)。かかる構成によれば、正孔を抜けやすくして半導体装置のラッチアップを防止し、遮断耐量の向上を図ることができる。
特許第4857566号公報 特許第2870402号公報
例えば、半導体装置の小型化への要求に加え、チップコストを低減したい要求がある場合、チップサイズを縮小する方法が考えられるが、縮小前と同等レベルの電気特性を得ようとすれば、チャネル層を密に配置することで半導体装置の電流密度を増やす必要がある。しかしながら、上記特許文献1の場合も同様に、チャネル層を密に配置すればチップサイズを縮小することが可能と考えられる。しかしながら、オン損失低減の効果はアイランド状のチャネル層を一定の間隔で千鳥配置することで成り立っているものであり、チャネル層を密に配置することで、オン損失低減の効果が薄れることが推測される。一方、特許文献2の構造は、遮断耐量の向上が見込まれ、非常に安全性の高い半導体装置が実現できると考えられる。しかしながら、終端構造などから集まってくる正孔キャリアを均等に抜くという点において、改善の余地があるように思われる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、主だった電気特性を決める有効領域の構造設計の自由度を維持しつつ、オン損失の低減と、遮断耐量の向上とを、無効領域であるセルコーナ部における半導体装置表面のデバイス構造のみで実現することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、接合を有する第1導電型の半導体基板の周縁部表面に、接合が終端するように形成された帯状の終端領域と、終端領域で囲まれ、第1のトレンチゲートを備えたバイポーラ・トランジスタを含むメインセルの形成された有効領域と、半導体基板のコーナー部に相当する位置において、有効領域と終端領域との間に配され、蛇行部分を含む第2のトレンチゲートを備えた無効領域とを備える。第2のトレンチゲートは、平面視において、第1のトレンチゲートと異なる方向成分をち、伸長方向が変化し、第2のトレンチゲート間に多角形状の領域と、多角形状の領域を連結する直線状の連結領域をもつように配列され、かつ多角形状の領域の少なくとも一部には、第2導電型の高濃度半導体層と第2導電型の高濃度半導体層の直上に第2のトレンチゲートに沿った多角形状のコンタクト層とが形成されている。
本発明によれば、無効領域であるセルコーナ部に、複雑なトレンチゲートパターンを形成することにより、有効領域であるメインセル部のトレンチゲートパターンの影響を少なくしつつ、ゲート入力容量Ciesと帰還容量Cresとの比Cies/Cresを比較的容易に調整でき、オン損失を低減する効果を奏する。また、第2導電型の高濃度半導体層および直上のコンタクトの形成により、上記の効果を備えたままで、遮断耐量向上の効果をも奏する。さらに、メインセル部のトレンチゲートパターンと方向の異なるトレンチゲートパターンを形成することで、半導体装置自体の反りの抑制にも効果がある。
図1は、本発明の実施の形態1の半導体装置の上面概要図である。 図2は、同半導体装置のレイアウト説明図である。 図3は、同半導体装置の要部拡大斜視図であり、(a)は有効領域Reを示し、(b)は無効領域Rnである。 図4は、無効領域Rnの上面図である。 図5は、ゲート入力容量Ciesと帰還容量Cresとの比(Cies/Cres)を小さくしたい場合の無効領域Rnの上面図である。 図6は、ゲート入力容量Ciesと帰還容量Cresとの比(Cies/Cres)を大きくしたい場合の無効領域Rnの上面図である。 図7は、本発明の実施の形態2の半導体装置の無効領域Rnの上面図である。 図8は、本発明の実施の形態3の半導体装置の無効領域Rnの上面図である。 図9は、同半導体装置のレイアウト説明図である。
以下に、本発明にかかる半導体装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す図面においては、理解の容易のため、各部材の縮尺が実際とは異なる場合がある。各図面間においても同様である。また、平面図であっても、図面を見易くするためにハッチングを付す場合がある。なお、実施の形態の説明および各図において、同一の符号を付した部分は、同一又は相当する部分を示すものである。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる半導体装置の実施の形態1の上面概要図、図2は、同半導体装置のレイアウト説明図、図3は、同半導体装置の要部拡大斜視図であり、(a)は有効領域Reを示し、(b)は無効領域Rnである。図4は、無効領域Rnの上面図である。本実施の形態の半導体装置は、IGBTを構成するもので、チップ10上に、メインセル部を構成する有効領域Reと、メインセル部にゲート電圧を印加するためのゲートパッド17と、IGBTがオフ状態のときに高電圧を保持するための幅広の導体リング20を形成してなる終端領域Rgと、有効領域Reと終端領域Rgとの間にある無効領域Rnで構成される。そして第1のトレンチゲート2eの配列された有効領域Reと第2のトレンチゲート2nの配列された無効領域Rnとの間にゲート配線14が配されている。無効領域Rnの第2のトレンチゲート2nで挟まれた領域に第2導電型の高濃度層としての高濃度p型半導体層8とコンタクト9とを選択的に形成することでこの高濃度p型半導体層8と対向する第2のトレンチゲート2nとの間にあるゲート酸化膜3によって容量を付加することで、有効領域Reであるメインセル部のトレンチゲートパターンに独立して、ゲート入力容量Ciesと帰還容量Cresとの比Cies/Cresを調整できるようにしたものである。無効領域Rnの第2のトレンチゲート2nで挟まれた領域に形成される高濃度p型半導体層8およびコンタクト9は、必要なゲート入力容量Ciesに応じて決定すればよい。このように、本実施の形態では、トレンチゲート2は、有効領域Reにある第1のトレンチゲート2eと、無効領域Rnにある第2のトレンチゲート2nとで構成される。
本発明の実施の形態1による半導体装置は、チップ10のメインセル部を構成する有効領域Reおよび有効領域Reより突き出した無効領域Rnのセルコーナ部11に、アクティブなトレンチゲート2が形成されている。そして有効領域Reおよび無効領域Rnの間にリング状のゲート配線14が配されている。ここでは有効領域Reに形成される第1のトレンチゲート2eは、所定の間隔で配列され、両端をゲート配線14によって接続されている。また、有効領域Reの周りにはゲート配線14がはりめぐらされ、第1のトレンチゲート2eが最短距離で接続されるようになっている。そして、無効領域Rnにおいても、セルコーナ部11にこのトレンチゲートを隔てて、伸張方向が規則的に変化する第2のトレンチゲート2nが形成されている。平面視状において、幅一定の小面積の連結領域12と比較的面積が大きい八角形状領域13とが存在する。トレンチゲート2は、有効領域Reと無効領域Rnとで同一工程で形成される。ここで連結領域12における第2のトレンチゲート2n間の距離は幅LT、八角形状領域13における第2のトレンチゲート2n間の距離は幅LTmaxとし、八角形状領域13がほぼ正八角形となるようにLTとLTmaxとの寸法比が決定されている。
半導体装置の上面には、図1に示すように、周縁付近にp型拡散領域(図示せず)とその上に形成された金属層で形成された幅広の導体リング20とを備えた終端領域Rgが形成され、その内側に両端部分がリング状のゲート配線14で繋がった、ストライプ状の第1のトレンチゲート2eが形成されている。この半導体装置においてメインセル部を構成する有効領域Reは、図3(a)に示すように、ドリフト層を構成するn型単結晶シリコン基板1の上面側に一定の間隔でトレンチが形成され、このトレンチT内にゲート酸化膜3を介して充填された多結晶シリコンからなるトレンチゲート2eが形成されている。そしてこのn型単結晶シリコン基板1の下面には高濃度のp型拡散層からなるコレクタ(コンタクト)層4とコレクタ電極5とが形成されている。
トレンチゲート2と、隣接するトレンチゲート2との中間部分には、図3(a)に示すようにp型ベース領域6が形成されている。そして、この上層に形成されるエミッタ電極(エミッタコンタクト:図示せず)との界面には、p型ベース領域6の上部にn型エミッタ領域7が形成され、またp型ベース領域6の上部にp型ベースコンタクトを構成する高濃度p型半導体層8が形成されている。トレンチゲート2の内部壁面にはゲート酸化膜3が形成されており、その内部に多結晶シリコンが充填されてゲート電極を形成している。なお、各半導体領域はイオン注入によるイオン種、不純物濃度が異なっており、具体的な製造方法、不純物濃度等については後述する。
加えて、第2のトレンチゲート2n間の八角形状領域13に高濃度p型半導体層8が千鳥配置されている。半導体装置の最表面に形成するエミッタ電極と接続するコンタクト9は、破線で示すように、この高濃度p型半導体層8上に形成する。第2のトレンチゲート2nは、セル端で引き回されたゲート配線14に接続することでアクティブになっている。また、メインセル部の各半導体領域と、無効領域Rnの各半導体領域は、電気的に絶縁されており、トレンチゲートについてはゲート配線を配して電気的に接続されている。ただし、接続が必要な場合には、コンタクト(配線)9を用いて接続することで、セルコーナー部11の各半導体領域は、無効領域Rnと独立して調整することが可能であるため、容量調整も容易に可能である。
この半導体装置の通常動作について説明する。まず、ON状態への移行については、コレクタ電極(C)5とエミッタ電極(E)のコンタクト9との間に電圧を印加し、順バイアスした状態で、ベースコンタクトを構成する高濃度p型半導体層8とエミッタ電極(E)間に正の電圧を印加する。ベースからエミッタにホール電流が流れ、それに応じてエミッタからベースに電子が注入される。この電子はベース領域6中を拡散し、これがコレクタ-ベース間の接合に達するとドリフトでコレクタ層5に達し、トランジスタはON状態に遷移する。
トランジスタがON状態に移行すると、コレクタ-エミッタ間の電圧は低下し、最終的にベース-エミッタ間の電圧よりも低くなる(飽和状態)。その結果、ベース-コレクタ間も順バイアスされるので、ベース領域6からコレクタ領域4側にもホールが注入され、電圧を支えるドリフト層(単結晶シリコン基板)1部分の抵抗が大幅に下がる(これを伝導度変調と呼ぶ)。このため、サイリスタと同様に、導通時の損失を低くすることが可能になる。
次に、OFF状態への移行については、ベース-エミッタ間の電圧を0Vあるいは負の電圧を印加してベース電流の供給を止めると、素子内の蓄積キャリアは減少し、最終的にベース-コレクタ間が逆バイアスされ、トランジスタはオフ状態になる。このように、バイポーラ・トランジスタは自己消弧能力があるため直流回路へ容易に適用可能である。出力電流はベース電流によって変化し、かつこれが飽和する。したがって、素子自身に電流制限機能を持たせることができるため、サイリスタと比べて特に短絡時の破壊耐量を拡大させることができる。また、コレクタ側にPN接合を持たないため、接合電圧が生じないという利点がある。この結果、電流がVCE=0Vから立ち上がるため、特に低電流領域の導通損失を小さくすることができる。
本実施の形態の半導体装置では、メインセル部の各半導体領域と、無効領域Rnの各半導体領域は、電気的に絶縁されており、トレンチゲート2がゲート配線を介して繋がっているだけである。従って図4に示すように、コンタクト9の形成されている部分の高濃度p型半導体層8に電圧が印加され、第2のトレンチゲート2nとの間に電位差が形成され、この領域にあるゲート酸化膜3が容量をもつ。つまり、無効領域Rnにおいてコンタクト9の形成されている部分と、第2のトレンチゲート2nとで挟まれたゲート酸化膜3の分が容量として加算されることになる。また、第1のトレンチゲート2eについてはゲート配線14を配して電気的に接続されている。そして接続が必要な場合には、コンタクト配線を用いて高濃度p型半導体層8に接続することで、メインセル部の各半導体領域と独立して調整することが可能であるため、容量調整も容易に可能である。したがって、以上の通常動作に影響を与えることなく、このコンタクト9の形成を調整することで、容易にゲート入力容量と帰還容量との比を調整することができる。
次にこの半導体装置の製造工程について説明する。まず、ドリフト層を構成するn型単結晶シリコン基板1上に、エピタキシャル成長法を用いてp型ベース領域6、n型エミッタ領域7、p型ウェルコンタクト領域(図示せず)、p型高濃度ベースコンタクトとなる高濃度p型半導体層8をイオン注入により形成する。このイオン注入工程において、n型エミッタ領域7は、例えば濃度が約1×1019/cm3のドナー不純物、p型ウェルコンタクト領域、高濃度p型半導体層8にはそれぞれ濃度約1×1020/cm3、約1×1018/cm3のアクセプタ不純物を用いて形成できる。
本実施の形態においては、ドナー不純物はリン、アクセプタ不純物はボロンを用いたが、これらに限定するものではない。またイオン注入の濃度も特に限定するものではなく、隣接する半導体層の特性に応じて種々のイオン注入濃度を用いることができる。
次いで、n型エミッタ領域7の中央部にスリット状の隙間を空けたシリコン酸化膜などの材料からなるマスクを形成し、四フッ化炭素(CF4)、酸素(O2)、アルゴン(Ar)の混合ガスを用いてドライエッチングによりトレンチを形成する。このトレンチは、p型ベース領域6を貫通するように形成する。
この後、トレンチ内部にゲート酸化膜3と電極材料を充填しトレンチゲート2を形成する。最後に、n型エミッタ領域7とp型ベースコンタクト領域としての高濃度p型半導体層8に接するようにコンタクト9を形成し、裏面にp型不純物を拡散し、p型領域からなるコレクタ層4及びコレクタ電極5を形成することで、図1〜4に示す半導体装置を得ることができる。
レイアウトに用いるマスクを変更するだけで、工数を増大することなく、同一工程で、チップ10のメインセル部を構成する有効領域Reおよび有効領域Reより突き出した無効領域Rnのセルコーナ部11に、アクティブなトレンチゲート2を形成することができる。ここでは有効領域Reに形成される第1のトレンチゲート2eは、所定の間隔で配列され、両端をゲート配線14によって接続されている。
そして、無効領域Rnの第2のトレンチゲート2nで挟まれた領域に形成される高濃度p型半導体層8およびコンタクト9は、必要なゲート入力容量Ciesに応じて決定すればよい。必要とするゲート入力容量Ciesの大きさに応じて、無効領域Rnのp型高濃度領域およびコンタクト9を形成する位置及び数を選択することで、他の部分の設計を変更することなく所望の特性を得ることができる。形成に際しても、高濃度p型半導体層8およびコンタクト9形成のためのマスクパターンを変更するのみで何ら工数の増大もない。従って容易に容量比Cies/Cresを調整することができる。
なお、セルコーナ部11の領域は数百μm角程度で、前記のように有効領域Reと無効領域Rnとで同様のものを形成する場合、第1及び第2のトレンチゲート2e,2nともにトレンチゲート2の深さは3〜6μmとし、さらにゲート絶縁膜3(厚み100nm前後)を加えた開口幅は、出来るだけ狭い方が望ましいが、第1及び第2のトレンチゲート2e、2nを形成するためにトレンチT内に充填するゲート電極材料(例えばポリシリコンなどであるが、繰り返し15V前後のパルス電圧を印加できるようなゲートとしての機能を満足する場合、電極材料は問わない)の埋め込み性を考慮すると、トレンチゲート2の深さとのアスペクト比が5.0前後となる、0.6〜1.2μmが望ましい。
トレンチゲート2が3μmより浅すぎると、p型ベース領域6をトレンチゲート2が貫通せず、チャネルが開かなくなることが懸念される。一方、トレンチゲート2が6μmより深すぎると、高電圧印加時、トレンチゲート2の底のコーナー部で電界強度が高まり、半導体装置が破壊しやすくなることが懸念される。
また面積が小さい連結領域12におけるトレンチゲート2間の距離LTは0.8〜1.5μm、面積が大きい八角形状領域13のトレンチゲート2間の最大距離LTMAXは2.0〜2.8μm程度とするのが望ましい。
トレンチゲート2間の距離LTが狭すぎると、半導体装置を作製中に、この部分において形状を維持できなくなることが懸念されるが、広すぎると後述する半導体装置自体の反り抑制効果が薄くなる。また最大距離LTMAXが広すぎると、高電圧印加時、上記と同様の理由で半導体装置が破壊しやすくなることが懸念される。
さらに、千鳥状に配置された高濃度p型半導体層8は1×1019〜1020のほぼ縮退するようなキャリア濃度を有することが望ましい。キャリア濃度が前記より低い場合は、ホール(正孔)の抜けが有効に機能しなくなる可能性がある。一方、高濃度p型半導体層8は、一般的にボロンイオンの注入およびその拡散で形成するが、キャリア濃度を前記より高くする場合、ボロンイオンの注入量をさらに増やす必要があり、現実的ではない。
このような構成によれば、半導体装置表面内に、セルコーナ部11を4箇所以上設けることができる。さらに、密に配置された深いトレンチゲート2の曲げ形状との相乗効果で、ゲート絶縁膜3の延面積が増大し、容易にコレクタ−エミッタ間電圧(Vce)が0Vのときのゲート入力容量Ciesと帰還容量Cresとの比Cies/Cres(以降、“ゲート容量比”などと記載する)を調整することが可能となり、メインセル部の表面構造の影響をあまり受けずにオン損失低減の効果を得ることができる。
例えば、特許文献1により作製された半導体装置のゲート容量比は2.0前後であり、図3(a)のような表面構造で作製された半導体装置の有効領域Reのみではゲート容量比に対して半分程度である。そこで本実施の形態では、図4に示す高濃度p型半導体層8及びコンタクト9の形成位置を決定して、無効領域Rnのゲート容量を付加することで、ゲート入力容量Ciesと帰還容量Cresとの比(Cies/Cres)が1.8〜2.2となるように構成する。この構成により、メインセル部の表面構造の影響をあまり受けずに、オン損失の低減効果を得ることができる。
一方で、高濃度p型半導体層8が比較的面積の大きい八角形状領域13に規則的に配置されていることで、セルコーナ部11において、効率的にかつ均一に正孔キャリアを半導体装置内から抜くことができ、遮断耐量向上の効果をも得ることができる。特に終端領域Rgが広く、かつまたはその領域でコンタクトを形成している箇所が少ない場合、セルコーナ部11に正孔キャリアの流入が集中する可能性が高く、均一にキャリアを抜くことの重要性が増す。
また高濃度p型半導体層8は正孔の抜け口となるため、拡散層として深い方が正孔を捕まえる確率が高くなる点で望ましいが、十分高濃度であるため、チャネル層のキャリア濃度に影響を与え、本実施の形態の半導体装置のしきい値電圧を変えてしまうものでなければ、どのような深さであっても問題ない。さらに、半導体装置内からキャリアを無くす効果を高めたい場合、定常損失の低さを維持できる程度で、電子線照射やプロトン照射など、ライフタイム制御を行うことも可能である。
なお、高濃度p型半導体層8の配置数や配置方法によっても、ゲート容量比を調整することができる。本実施の形態では、図4に示すように、高濃度p型半導体層8を比較的間引いて千鳥配置しており、ゲート容量比の調整に重きを置いている。例えばゲート入力容量Ciesと帰還容量Cresとの比(Cies/Cres)を小さくしたい場合には、図5に示すように高濃度p型半導体層8の配置数を多くする。一方ゲート入力容量Ciesと帰還容量Cresとの比(Cies/Cres)を大きくしたい場合には、図6に示すように高濃度p型半導体層8の配置数を少なくする。この構成により、メインセル部の表面構造の影響をあまり受けずに、オン損失の低減効果を得ることができる。
前述したように、本実施の形態の半導体装置では、メインセル部の各半導体領域と、無効領域Rnの各半導体領域は、電気的に絶縁されており、トレンチゲート2がゲート配線を介して繋がっているだけである。従ってコンタクト9の形成されている部分の高濃度p型半導体層8に電圧が印加され、第2のトレンチゲート2nとの間に電位差が形成され、この領域にあるゲート酸化膜3が容量をもつ。つまり、無効領域Rnにおいてコンタクト9の形成されている部分と、第2のトレンチゲート2nとで挟まれたゲート酸化膜3の分が容量として加算されることになる。また、第1のトレンチゲート2e及び第2のトレンチゲート2nについてはゲート配線14を配して電気的に接続されている。
そして容量の増大が望ましい場合には、図5に示すように、コンタクト配線を用いて無効領域Rnの高濃度p型半導体層8に接続するユニットを増大することで、容易に容量の増大を図ることができる。
一方、容量の低減が望ましい場合には、図6に示すようにコンタクト配線を用いて無効領域Rnの高濃度p型半導体層8に接続するユニットを低減する。このようにして、メインセル部の各半導体領域と独立して調整することが可能であるため、容量調整も容易に可能である。したがって、以上の通常動作に影響を与えることなく、このコンタクト9の形成を調整することで、容易にゲート入力容量と帰還容量との比を調整することができる。
また、本実施の形態のように、トレンチゲート2を曲げ形状とすることにより、トレンチゲート2内にゲート電極材料を埋め込む際に発生する引張り応力のベクトルを分散させることができ、半導体装置自体の反りを抑制する効果が生じる。
これは、この半導体装置を搭載するアセンブリ工程、例えばダイボンドのようにボイドを出来るだけ少なくしたい工程における不良率を低減するものであり、製造上のコスト低減につながる。
なお、トレンチゲート2は、生産性の点からは有効領域Reと無効領域Rnとで同様のものを形成することが望ましいが、ゲート容量をより詳細に調整したい場合は、有効領域Reと無効領域Rnとで別々の仕様で形成しても問題ない。またトレンチゲート2の形状そのものについても、本実施の形態では図3(b)に示すように深さ方向に一定の幅としているが、チャネルを開くことが本来の役割なので、テーパ形状、逆テーパ形状、ボーイング形状などの形状であっても問題ない。なお、八角形状の角の部分は曲率を持つような丸みを帯びた形状であってもよい。
なお、この半導体装置を構成するための半導体材料としては単結晶シリコン基板など、シリコンが一般的であるが、SiCやSiGeなどのような他の半導体材料を用いてもよい。特にSiCを用いる場合は、200℃以上の高温でもデバイスとして動作することから、シリコンと比べて有利である。
上記の八角形状領域13は、八角形以外の、角数または辺数が偶数の多角形であってもよい。八角形状にすることで、コンタクトの形成面積を大きくとることができ、容量調整範囲を大きくとることができる。また、無効領域Rnを構成する第2のトレンチゲート2nの形状は変形可能であり、メインセル部を構成する第1のトレンチゲート2eと同様のストライプ構造でもよい。この場合は、容量調整効果は小さく、オン損失の低減効果および遮断耐量の向上効果については、小さいが若干の効果もある。また第1のトレンチゲート2eに対する第2のトレンチゲート2nの方向が異なるようにすることで半導体装置自体の反り抑制量の低減をはかることができる。
実施の形態2.
次に本発明の実施の形態2について説明する。図7は、本発明の実施の形態2の半導体装置の無効領域Rnの上面図である。本実施の形態では、無効領域Rnに形成される第2のトレンチゲート2nの曲げの角度を90度にしたものである。なお、90度に曲げた角の部分は、実施の形態1と同様に曲率を持つような丸みを帯びた形状であってもよい。半導体装置自体の反り抑制量が、実施の形態1の半導体装置と比べて変化するが、オン損失の低減効果および遮断耐量の向上効果については、同程度の効果が得られる。
トレンチゲート2の曲げ角度を90度とすることにより、ゲート酸化膜3の膜厚がウエハ面方位の影響を受けにくく均一に形成できるようになる。ゲート酸化膜3の厚みがばらつくと、ゲートそのものの耐圧や半導体装置のしきい値電圧もばらつくため、本実施の形態のようにゲート酸化膜3の膜厚を均一に形成できると、半導体装置の安定した製造を図ることができる。
実施の形態3.
次に本発明の実施の形態3について説明する。図8は、本発明の実施の形態3の半導体装置の無効領域Rnの上面図である。また、図7においては、トレンチゲート2を曲げることによりゲート酸化膜3の延面積を稼いでいるが、本実施の形態では、実施の形態1の無効領域Rnに形成される第2のトレンチゲート2nに加え、図8に示すように、面積の小さい連結領域12かつまたは面積の大きい八角形状領域13において、隣り合う第2のトレンチゲート2nを接続する連結ゲート2cを設けることにより、さらにゲート酸化膜3の延面積を稼ぐことも可能である。なお、角のある部分は、曲率を持つような丸みを帯びた形状であってもよい。
かかる構成により、実施の形態1と比較してゲート容量比の調整がさらに容易となるばかりでなく、第2のトレンチゲート2n同士が架橋していることで、実施の形態1および2と比較して、装置自体の反りを抑制する効果がさらに向上する。
実施の形態4.
また、前記実施の形態1では4つのセルコーナー部11に無効領域Rnを形成したが、図9に示すように、ゲートパッド17と、終端領域Rgとの間にさらに無効領域Rn1を形成し、第2のトレンチゲートを形成してもよい。
この構成により、さらに容量の自由度が増大し、装置自体の反りを抑制する効果がさらに向上する。
なお、無効領域Rnに形成される第2のトレンチゲートは必ずしも、トレンチゲート間に多角形状の領域と、多角形状の領域を連結する連結領域をもつように配列されている必要はなく、高濃度半導体層上のコンタクトを形成することで、第2のトレンチゲート2nとの間に容量を形成できるものであればよい。ただし、容量比の調整範囲を大きくとるためには、実施の形態で示したような形状のパターンを形成するのが望ましい。
以上のように、本発明にかかる半導体装置は、IGBTの小型化に有用であり、特に、エアコン、コンプレッサなどの駆動装置のような小容量のデバイス、あるいは電車の駆動装置などの大容量のデバイスに適している。
1 n型単結晶シリコン基板、2 トレンチゲート、2e 第1のトレンチゲート、2n 第2のトレンチゲート、2c 連結ゲート、3 ゲート酸化膜、4 コレクタ層、5 コレクタ電極、6 p型ベース領域、7 n型エミッタ領域、8 高濃度p型半導体層、Re 有効領域、Rn 無効領域、Rg 終端領域、11 セルコーナ部、12 連結領域、13 八角形状領域、14 ゲート配線、20 導体リング。

Claims (9)

  1. 接合を有する第1導電型の半導体基板の周縁部表面に、前記接合が終端するように形成された帯状の終端領域と、
    前記終端領域で囲まれ、第1のトレンチゲートを備えたバイポーラ・トランジスタを含むメインセルの形成された有効領域と、
    前記半導体基板のコーナー部に相当する位置において、前記有効領域と前記終端領域との間に配され、蛇行部分を含む第2のトレンチゲートを備えた無効領域とを備え、
    前記第2のトレンチゲートは、平面視において、前記第1のトレンチゲートと異なる方向成分をち、伸長方向が変化し、前記第2のトレンチゲート間に多角形状の領域と、前記多角形状の領域を連結する直線状の連結領域をもつように配列され、
    かつ前記多角形状の領域の少なくとも一部には、第2導電型の高濃度半導体層と、前記第2導電型の高濃度半導体層の直上に前記第2のトレンチゲートに沿った多角形状のコンタクト層とが形成されたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記有効領域と前記無効領域の間に、前記有効領域を囲むようにゲート配線が配されており、前記第1のトレンチゲート及び前記第2のトレンチゲートは前記ゲート配線に電気的に接続されたことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2のトレンチゲートは、伸長方向が規則的に変化することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記第2のトレンチゲートは、曲げ角が直角となるように形成された請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記第2のトレンチゲートは、隣接するトレンチが互いに電気的に接続される接続部を有する請求項3または4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1のトレンチゲートおよび第2のトレンチゲートは、同一深さを有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 前記第1のトレンチゲートおよび第2のトレンチゲートは、同一工程で形成されたものであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 前記多角形状の領域は、八角形状領域であり、前記第2のトレンチゲートが前記八角形状領域の6辺と接することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  9. 前記半導体装置は、
    第1導電型の半導体基板と、
    記半導体基板の第1の面に形成され、前記半導体基板よりも低濃度の第1導電型のドリフト層と、
    前記ドリフト層上に形成された第2導電型のベース領域と、
    記ドリフト層よりも高濃度の第1導電型のエミッタ領域と、前記ベース領域のコンタクトを形成する前記第2導電型の高濃度半導体層と、
    を備え、
    前記第1のトレンチゲートは、前記ベース領域、前記エミッタ領域および前記第2導電型の高濃度半導体層を貫通し、前記第2のトレンチゲートは、前記ベース領域および前記第2導電型の高濃度半導体層を貫通し、前記第1のトレンチゲートおよび前記第2のトレンチゲートは、内部にゲート酸化膜を介してゲート電極が形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の半導体装置。
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