JP6156833B2 - 半導体基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、GaNを堆積させた半導体基板の製造方法に関するものである。
半導体デバイスを実装するGaNを堆積させるための基板として、Si基板やAl基板、またSiCバルク基板等の各種半導体基板が広く用いられている。
安価で大口径のGaNウェハを得ようとすると、基板としてSi基板を選択することになる。
Si基板上に直接GaNを成長させる際には、GaおよびSiのいわゆるメルトバックエッチングが問題となる。高温において、GaとSiは合金を形成する。この合金は、強く速いエッチング反応を起こす。このエッチング反応により、Si基板およびGaN層を破壊する。このため、非常に荒い表面となって半導体基板として十分な品質が得られない。また、さらに大口径基板を用いると反り・クラックの発生が問題となる。
このような問題があるため、高品質なGaNを作製するため、AlN系のバッファー層を形成することが提案されている(下記の特許文献2)。AlNは、結合エネルギーが強い。したがって、AlN系のバッファー層により、メルトバックエッチングや窒化からSi表面を保護することができる。
しかし、AlN層が薄すぎると、上述したメルトバックエッチングの問題が解決できない。反対に、AlN層が厚すぎると、その上に形成するGaNの結晶性が悪化するという問題が発生する。
そこで、Si基板上にSiC層を形成し、その上にAlGaNバッファ層およびGaN層を形成する技術が開示されている(例えば、下記の特許文献1および特許文献5)。
ところが、Si基板上にSiC層を形成し、その上にGaN層を堆積する技術では、GaN薄膜中の欠陥密度、特に貫通転位の転位密度が高く、結晶性においてさらなる向上が求められている。
一方、GaN系薄膜では、GaN系薄膜中に存在する転位や粒界などの構造欠陥を制御することが必要である。転位としては、例えばミスフィット転位や、ミスフィット転位によって生じる貫通転位のような欠陥があげられる。このような構造欠陥の制御は、青色LEDの発光効率を向上したり、青色レーザーを実現するうえで極めて重要になる。
ところで、上述したように、GaN系薄膜を堆積させる基板としては、AlやSiCが広く使用されている。しかしながら、Al基板やSiC基板上にGaN薄膜やAlGaN薄膜を形成すると、その欠陥密度(単位面積当たりの構造欠陥の数)は、GaAsやInP等のIII−V族半導体薄膜のように、実用化されている他の半導体薄膜に比べ、やはり大幅に高い。
このようなGaN系薄膜の欠陥密度の高さは、AlやSiCと、GaN系薄膜の間の格子定数の差に起因するものである。したがって、GaN系薄膜の欠陥密度が高いことは、避け難い問題であると指摘されてきた。
このような問題を解決するために、ELO法(下記の特許文献3)や、SiC基板上にGaNの3次元核を形成してさらにGaNを成長させるマスクレスELO法(下記の特許文献4)が提案されている。
ところが、ELO法はパターン形成工程が必要になるため、高価になる。マスクレスELO法は廉価であるが、大口径Si基板に適用するとメルトバック・エッチングが発生してしまうという問題がある。
特公平08−31419号公報 特開平09−219540号公報 特開2001−176804号公報 特開2002−093720号公報 特開2009−081269号公報
上述したように、Si基板上にSiC層を形成し、その上にGaN層を堆積する技術では、GaN薄膜中の欠陥密度、特に貫通転位の転位密度が高く、結晶性においてさらなる向上が求められている。また、ところが、ELO法はパターン形成工程が必要になるため、高価になる。マスクレスELO法は廉価であるが、大口径Si基板に適用するとメルトバック・エッチングが発生してしまうという問題がある。さらに大口径基板を用いると反り・クラックの発生が問題となる。
このように、GaN薄膜中の欠陥密度、特に貫通転位の転位密度を大幅に低減させるとともに、反り・クラックが少なく安価で大口径の基板を得ることができる半導体基板の製造方法および半導体基板は現在のところ提供されていなかったのが実情である。
上記目的を達成するため、本発明の半導体基板の製造方法は、 基板上にGaN単結晶膜を成長させる半導体基板の製造方法であって、
Si基板の表面に膜厚2nm以上3.5μm以下のSiC単結晶薄膜が形成された半導体基板を準備し、
上記SiC単結晶薄膜が形成された半導体基板を所定の成長温度に加熱して、Al、In、Ga、Nのうち少なくとも2成分から成るバッファー層を形成する工程と、
上記バッファー層上に、上記バッファー層の成長温度より低いGaN成膜温度で、GaN結晶による三次元核を所定の密度となるように形成させる工程と、
上記GaN成膜温度で、GaN結晶による三次元核を横方向成長させて連続的なGaN単結晶膜にする工程とを有し、
上記バッファー層は、膜厚が15nm未満、組成がAlInGa1−x−yN(0.05≦x≦1,0≦y≦0.5,x+y≦1)であるとともに、
上記連続的なGaN単結晶膜にする工程の後に、
上記GaN成膜温度よりも低温下かつ800℃以上でAlInGa1−x−yN(0<x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)層を成膜したのち上記GaN成膜温度でGaN単結晶膜を成膜する工程を1回以上行う工程を有することを要旨とする。
上述したように、GaN薄膜が形成された半導体基板について、ベース基板としてSi基板を用いるとメルトバック・エッチングや結晶性が問題となり、SiC基板を用いると価格が跳ね上がるうえ小口径のものしか得られない。
本発明者らは、GaN薄膜が形成された半導体基板について、メルトバック・エッチングの問題を解消するとともに結晶性を改善し、大口径のものを安価に得ようと研究を重ねた。そして、少なくとも表面にSi単結晶層を有する基板をベースとしてSiC層を形成し、さらにバッファー層を積層した上に形成した三次元核を横方向成長させることにより、待ち望まれた品質の半導体基板が得られることを見出し、本発明を完成した。
本発明の半導体基板の製造方法は、表面にSiC単結晶薄膜が形成された半導体基板にバッファー層を形成し、その上に形成したGaN結晶による三次元核を横方向成長させて連続的なGaN単結晶膜にする。そして、上記バッファー層を、膜厚が15nm未満、組成がAlInGa1−x−yN(0.05≦x≦1,0≦y≦0.5,x+y≦1)とした。
このようにすることにより、GaN薄膜中の欠陥密度、特に貫通転位の転位密度を大幅に低減させる、かつ安価で大口径の基板を得ることができる。
本発明、少なくとも表面にSi単結晶層を有する基板はSi基板であるため
Si基板に対してGaN薄膜を形成した半導体基板の欠陥密度を低減し、安価で大口径の基板を得ることができる。
本発明は、連続的なGaN単結晶膜にする工程の後に、
上記GaN成膜温度よりも低温下かつ800℃以上でAlInGa1−x−yN(0<x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)層を成膜したのち上記GaN成膜温度でGaN単結晶膜を成膜する工程を1回以上行う工程を有するため、
最終製品としての半導体基板の反りが軽減される。
本発明において、上記SiC単結晶薄膜の厚みが0.7μm以下である場合には、
GaN薄膜中の欠陥密度、特に貫通転位の転位密度を大幅に低減させる、かつ安価で大口径の基板を得ることができる。
本発明において、上記バッファー層の組成がAlNである場合には、
GaN薄膜中の欠陥密度、特に貫通転位の転位密度を大幅に低減させる、かつ安価で大口径の基板を得ることができる。
本発明において、メルトバック・エッチングが95%以上の面積で生じない場合には、 GaN薄膜中の欠陥密度、特に貫通転位の転位密度を大幅に低減させる、かつ安価で大口径の基板を得ることができる。
本発明において、上記GaN単結晶膜は、
(0004)面におけるX線回折ピークの半値幅が700arcsec以下であり、
(1−100)面におけるX線回折ピークの半値幅が、(0004)面におけるX線回折線の半値幅の1.5倍未満である場合には、
GaN薄膜中の欠陥密度、特に貫通転位の転位密度を大幅に低減させる、かつ安価で大口径の基板を得ることができる。
本発明の半導体基板の製造方法の実施形態、サンプル1を示す図である。 サンプル1の断面図である。 GaN三次元核の状態を示す図である。 本発明の半導体基板の製造方法の実施形態、サンプル2を示す図である。 サンプル2の断面図である。 GaN単結晶膜のX線回折ピークの半値幅を測定した結果である。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本実施形態は、基板上にGaN単結晶膜を成長させる半導体基板の製造方法である。これにより、基板上にGaN単結晶膜が形成された半導体基板が得られる。
〔ベース基板〕
本実施形態では、ベース基板として、基板の表面に膜厚2nm以上3.5μm以下のSiC単結晶薄膜が形成された半導体基板を準備する。上記基板としては、少なくとも表面にSi層を有する半導体基板である。例えば、表面にSiC単結晶薄膜が形成されたSi基板や、絶縁体上にSiC/Siヘテロ接合界面を有し表面にSiC単結晶が形成された基板を用いることができる。以下、基板としてSi基板を使用した例を説明する。
上記ベース基板は、Si基板の表面にSiC層が形成されたものである。上記ベース基板は、Si基板の表面にSiO層を介してSiC層が形成されたものとすることもできる。具体的には、後に詳しく説明するSiC on Si基板、SiC−OI基板をベース基板とすることができる。本実施形態では、このようなベース基板のSiC層上に、所定のGaN成膜温度でGaN層を成膜する。
各ベース基板について詳しく説明する。
上記Si基板の表面にSiC層が形成された基板(SiC on Si基板)としては、例えば下記のような方法で製造した基板を用いることができる。例えば特願2010−286949に記載された方法である。
必要に応じて表面の清浄化処理を行った出発基板を炭化水素系ガス雰囲気中で加熱して基板表面の単結晶シリコン層を単結晶SiC層に変成させる。このとき、清浄化処理を行った出発基板をアニールし、引き続き単結晶シリコン層をエピタキシャル成長させてから、基板表面の単結晶シリコン層を単結晶SiC層に変成させてもよい。必要に応じて、上記単結晶SiC層をシード層として、SiCをエピタキシャル成長させることができる。出発基板としては、単結晶Si基板、SOI基板等を用いることができる。
上記Si基板の表面にSiO層を介してSiC層が形成された基板は、例えば特願2002−22631、特願2008−151433に記載の方法で製造した基板を用いることができる。それ以外にも、貼り合わせによって製造した基板を用いることもできる。また、貼り合せSOI基板、Si on Glass、SOS基板など、基本的に単結晶Si(111)膜が絶縁体上に形成されたものであれば、各種の基板を出発基板として上述の特許文献の方法で同様にSi基板の表面にSiO層を介してSiC層が形成された基板を形成することが可能である。
Si基板の表面に形成するSiC単結晶薄膜の厚みは、上述したように膜厚2nm以上3.5μm以下とすることが好ましい。SiC単結晶薄膜の厚みが2nm未満では、メルトバック・エッチングを十分に防ぐことができない。SiC単結晶薄膜の厚みが3.5μmを超えると、基板に生じるソリが大きくなったり、処理時間が長くなって生産性を低下させることになる。
Si基板の表面に形成するSiC単結晶薄膜の厚みは、0.7μm以下とするのがより好ましく、さらに好ましいのは0.3μm以下である。0.7μm以下、さらには0.3μm以下とすることにより、基板に生じるソリを小さく抑えることができるほか、生産性を確保できるからである。
〔クリーニング〕
バッファー層を形成するに先立って、必要に応じてベース基板のクリーニングを行う。
クリーニング処理は、上記ベース基板を所定のクリーニング温度に昇温して加熱保持し、基板表面の酸化皮膜等を除去する。クリーニングの際には、H、NF、CF、C、ClF、F、HCl等のクリーニングガスによる雰囲気を使用する。これらのガスは、必要に応じてNやAr等の不活性ガスによって希釈して使用することができる。
クリーニングにおける加熱温度は、例えば、1000〜1300℃程度に設定することができる。クリーニング時間は、例えば、1〜60分程度とすることができる。
〔バッファー層〕
上記SiC単結晶薄膜が形成されたSi基板を所定の成長温度に加熱して、Al、In、Ga、Nのうち少なくとも2成分から成るバッファー層を形成する。上記バッファー層は、例えばエピタキシャル成長によって形成させる。
このとき、Al源ガスとしては、例えば、TMA(Tri methyl aluminium:Al(CH)やTEA(Tri ethyl aluminium:Al(C)を用いることができる。
Ga源ガスとしては、例えば、TMG(tri methyl gallium:Ga(CH)やTEG(Tri ethyl gallium:Ga(C)を用いることができる。
N源ガスとしては、例えば、アンモニアNHを用いることができる。
In源ガスとしては、例えば、TMI(Tri methyl indium:In(CH)を用いることができる。
これらの原料ガスは、HやN等のキャリアガスとともに使用することができる。
バッファー層の成膜温度は、少なくともGaN層の成膜温度よりも高温に設定される。具体的には例えば、1100℃以上で好ましくは1300℃以下程度に設定することができる。バッファー層の成膜時間は、例えば、1秒〜60分程度とすることができる。
ここで、本発明の説明においてバッファー層とは、ベース基板のSiC層上に第1層目のGaN層を形成させるときに、SiCとGaNの間に形成させる層をいう。
上記バッファー層は、膜厚が15nm未満、組成がAlInGa1−x−yN(0.05≦x≦1,0≦y≦0.5,x+y≦1)とされる。
バッファー層の膜厚が15nm以上では、処理時間が長くなって生産性において不利になる。また、膜厚が増える分バッファー層内に形成される転位が多くなり、それがGaN層の転位密度や結晶性に悪影響を及ぼすことになるからである。
このようにして形成するバッファー層は、好ましくはAlN層とすることができる。AlN層は、GaNの結晶性を確保するのに好ましいからである。
〔GaN層〕
上記バッファー層上に、上記バッファー層の成長温度より低い温度で、GaN結晶による三次元核を所定の密度となるように形成させる。
上記バッファー層の成長温度より低い温度で、GaN結晶による三次元核を横方向成長させて連続的なGaN単結晶膜にする。
このとき、Ga源ガスとしては、例えば、TMG(tri methyl gallium:Ga(CH)やTEG(Tri ethyl gallium:Ga(C)を用いることができる。
N源ガスとしては、例えば、アンモニアNHを用いることができる。
三次元核を形成させる工程、およびGaN結晶による三次元核を横方向成長させる工程における処理温度は、上記バッファー層の成長温度より低い温度であり、具体的には例えば、900〜1200℃程度に設定することができる。これらの工程を合わせた処理時間は、例えば、5〜200分程度とすることができる。
このとき、生成させる三次元核の密度は、1×10個/cm以下とするのが好ましい。
三次元核の密度が、1×10個/cmを超えると、その後のエピタキシャル成長において横方向だけでなく厚み方向にも結晶が成長してしまい、形成されるGaN単結晶膜の結晶性が悪くなるからである。三次元核の密度を1×10個/cm以下とすることでGaNの結晶性が極めて良好になる。
さらに結晶性を維持したまま大口径基板の反りを抑制するために、横方向成長させて連続的なGaN単結晶膜を形成した後に、GaN成膜温度よりも低温下で中間層を形成し、中間層の上に再びGaN単結晶膜を形成すればよい。このような中間層の形成とGaN単結晶膜の形成は複数回繰り返して行うことができる。
上記中間層としては、AlInGa1−x−yN(0<x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)層をエピタキシャル成長させる。
このとき、Al源ガスとしては、例えば、TMA(Tri methyl aluminium:Al(CH)やTEA(Tri ethyl aluminium:Al(C)を用いることができる。
Ga源ガスとしては、例えば、TMG(tri methyl gallium:Ga(CH)やTEG(Tri ethyl gallium:Ga(C)を用いることができる。
N源ガスとしては、例えば、アンモニアNHを用いることができる。
In源ガスとしては、例えば、TMI(Tri methyl indium:In(CH)を用いることができる。
ここで、上記中間層とは、第1層目のGaN層の上にさらにGaN層を積層するときに、GaN層同士の中間に形成させるAlInGa1−x−yN(0<x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)層である。このようにして成膜する中間層は、好ましくはAlN層とすることができる。
上記AlInGa1−x−yN(0<x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)中間層の成膜温度は、少なくともGaN層の成膜温度よりも低温に設定される。
上記AlInGa1−x−yN(0<x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)中間層を成膜する温度は少なくとも800℃以上とするのが好ましい。具体的には例えば、800〜1200℃程度に設定することができ、より好ましいのは1000〜1100℃である。
上記AlInGa1−x−yN(0<x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)中間層の成膜時間は、例えば、1〜60分程度とすることができる。
このような半導体基板の製造方法では、メルトバック・エッチングが95%以上の面積で生じない。すなわち、SiC層およびバッファー層を介してSi基板上にGaN層が積層された半導体基板において、SiとGaNの積層部分の95%以上の面積でSiとGaNはメルトバック・エッチングが生じない。
また、上記半導体基板の製造方法では、上記GaN単結晶膜は、
(0004)面におけるX線回折ピークの半値幅が700arcsec以下であり、
(1−100)面におけるX線回折ピークの半値幅が、(0004)面におけるX線回折線の半値幅の1.5倍未満である。
上述した半導体基板の製造方法により、半導体基板を得ることができる。
上記半導体基板は、表面に膜厚2nm以上3.5μm以下のSiC単結晶薄膜が形成されたSi基板をベース基板とする。
上記Si基板の表面に、膜厚2nm以上3.5μm以下のSiC単結晶薄膜が形成される。
上記SiC単結晶薄膜上に、組成がAlInGa1−x−yN(0.05≦x≦1,0≦y≦0.5,x+y≦1)、膜厚が15nm未満のバッファー層が形成される。
上記バッファー層上に形成されたGaN単結晶膜は、
(0004)面におけるX線回折ピークの半値幅が700arcsec以下であり、
(1−100)面におけるX線回折ピークの半値幅が、(0004)面におけるX線回折線の半値幅の1.5倍未満である。
図1は、本実施形態の半導体基板の製造方法の一実施例を説明する加熱チャートである。横軸を処理時間、縦軸を処理温度とした。
◆サンプル1
〔ベース基板〕
本実施例では、ベース基板として、表面に膜厚100nmのSiC単結晶薄膜が形成されたSi基板を準備した。
〔クリーニング〕
上記ベース基板を雰囲気炉内に装入し、1200℃に昇温して10分間加熱保持することによりクリーニングを行った。昇温開始からクリーニングの間は、雰囲気ガスとしてHを導入した。
〔バッファー層〕
クリーニング終了後、炉内にHとTMAに加えて、その後さらにNHを導入し、1200℃で2.5分間加熱して、SiC層の上にAlNバッファー層をエピタキシャル成長によって形成した。
〔GaN層〕
バッファー層の形成が終わると、TMAの導入を停止して温度を1080℃に降下し、TMGの導入を開始し、HとNHは引き続き導入を続ける。この状態で40分間保持し、第1層目のGaN層を積層する。
このとき、上記バッファー層上に、GaN結晶による三次元核が所定の密度となるように形成される。これに続いて、GaN結晶による三次元核が横方向成長して連続的なGaN単結晶膜が形成される。
〔降温〕
GaNの形成を終えると、HおよびTMGの導入を停止し、NHおよびNの導入を開始して降温を始める。300℃まで温度が下がると、NHおよびNの導入を停止し、Hを再び導入し始めて室温まで降温する。
図2は、上記実施例の製造方法によって得られた<サンプル1>の半導体基板の断面を示す図である。
SiC基板上に100nmのSiC単結晶層が形成され、その表面に5nmのAlNバッファー層が形成されている。さらに1.5μmのGaN層が積層されている。
図3は、サンプル1について、第1層のGaN層を5分間形成したときの(途中でサンプルを取り出して観察した)三次元核の状態を示す。写真からカウントすると、三次元核の密度は8.4×10個/cmであった。
サンプル1について、上記GaN単結晶膜は、(0004)面におけるX線回折ピークの半値幅が462arcsecであった。また、(1−100)面におけるX線回折ピークの半値幅が、(0004)面におけるX線回折線の半値幅の1.2倍と良好であった。
サンプル1の半導体基板では、99.5%以上の面積でメルトバック・エッチングが生じていなかった。
◆サンプル2
図4は、本実施形態の半導体基板の製造方法の一実施例を説明する加熱チャートである。横軸を処理時間、縦軸を処理温度とした。
〔ベース基板〕〔クリーニング〕〔バッファー層〕〔GaN層〕までの工程は上述したサンプル1と同様である。
〔中間層〕
第1層目のGaN層の積層を終えると、TMGの導入を停止してから温度を1050℃に降下し、TMAの導入を開始する。HとNHは引き続き導入を続ける。所定時間経過ののち、TMAの導入を停止し、温度を1080℃に昇温する。この間を6分間とし、第1層目のAlN中間層を積層する。
〔GaN層〕
温度が1080℃に昇温されて、AlN中間層の形成が終わると、TMGの導入を開始する。HとNHは引き続き導入を続ける。この状態で30分間保持し、第2層目のGaN層を積層する。
〔中間層〕
第2層目のGaN層の積層を終えると、TMGの導入を停止してから温度を1050℃に降下し、TMAの導入を開始する。HとNHは引き続き導入を続ける。所定時間経過ののち、TMAの導入を停止し、温度を1080℃に昇温する。この間を6分間とし、第2層目のAlN中間層を積層する。
〔GaN層〕
温度が1080℃に昇温されて、AlN中間層の形成が終わると、TMGの導入を開始する。HとNHは引き続き導入を続ける。この状態で60分間保持し、第3層目のGaN層を積層する。
〔降温〕
GaNの形成を終えると、HおよびTMGの導入を停止し、NHおよびNの導入を開始して降温を始める。300℃まで温度が下がると、NHおよびNの導入を停止し、Hを再び導入し始めて室温まで降温する。
図5は、上記実施例の製造方法によって得られた<サンプル2>の半導体基板の断面を示す図である。
SiC基板上に100nmのSiC単結晶層が形成され、その表面に5nmのAlNバッファー層が形成されている。さらに1.5μmのGaN層、12nmのAlN中間層、1μmのGaN層、12nmのAlN中間層、2μmのGaN層が積層された。
サンプル2の半導体基板では、99.5%以上の面積でメルトバック・エッチングが生じていなかった。
つぎに、サンプル2に加え、サンプル3、サンプル4を作成し、GaN単結晶膜のX線回折ピークの半値幅を測定した
◆サンプル3
バッファー層の成膜時間を5分にする以外はサンプル2と同様にした。10nmのAlNバッファー層となった以外はサンプル1と同様の基板が得られた。
◆サンプル4
バッファー層の成膜時間を10分にする以外はサンプル2と同様にした。20nmのAlNバッファー層となった以外はサンプル1と同様の基板が得られた。
図6は、サンプル2、3、4について、上記第1層〜第3層のGaN層からなるGaN単結晶膜のX線回折ピークの半値幅を測定した結果である。
サンプル2について、上記GaN単結晶膜は、(0004)面におけるX線回折ピークの半値幅が483arcsecであった。また、(1−100)面におけるX線回折ピークの半値幅が、(0004)面におけるX線回折線の半値幅の1.3倍と良好であった。
サンプル3について、上記GaN単結晶膜は、(0004)面におけるX線回折ピークの半値幅が440arcsecであった。また、(1−100)面におけるX線回折ピークの半値幅が、(0004)面におけるX線回折線の半値幅の2.2倍であった。
サンプル4について、上記GaN単結晶膜は、(0004)面におけるX線回折ピークの半値幅が693arcsecであった。また、(1−100)面におけるX線回折ピークの半値幅が、(0004)面におけるX線回折線の半値幅の1.6倍であった。
つぎに、サンプル1とサンプル2について、得られた半導体基板の反りを測定した。サンプル1(中間層なし)では、曲率半径の逆数で約400km−1、サンプル2(中間層あり)では、曲率半径の逆数で50km−1以下であった。

Claims (5)

  1. 基板上にGaN単結晶膜を成長させる半導体基板の製造方法であって、
    Si基板の表面に膜厚2nm以上3.5μm以下のSiC単結晶薄膜が形成された半導体基板を準備し、
    上記SiC単結晶薄膜が形成された半導体基板を所定の成長温度に加熱して、Al、In、Ga、Nのうち少なくとも2成分から成るバッファー層を形成する工程と、
    上記バッファー層上に、上記バッファー層の成長温度より低いGaN成膜温度で、GaN結晶による三次元核を所定の密度となるように形成させる工程と、
    上記GaN成膜温度で、GaN結晶による三次元核を横方向成長させて連続的なGaN単結晶膜にする工程とを有し、
    上記バッファー層は、膜厚が15nm未満、組成がAlInGa1−x−yN(0.05≦x≦1,0≦y≦0.5,x+y≦1)であるとともに、
    上記連続的なGaN単結晶膜にする工程の後に、
    上記GaN成膜温度よりも低温下かつ800℃以上でAlInGa1−x−yN(0<x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)層を成膜したのち上記GaN成膜温度でGaN単結晶膜を成膜する工程を1回以上行う工程を有する
    ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
  2. 上記SiC単結晶薄膜の厚みが0.7μm以下である
    請求項1記載の半導体基板の製造方法。
  3. 上記バッファー層の組成がAlNである
    請求項1または2記載の半導体基板の製造方法。
  4. メルトバック・エッチングが95%以上の面積で生じない
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体基板の製造方法。
  5. 上記GaN単結晶膜は、
    (0004)面におけるX線回折ピークの半値幅が700arcsec以下であり、
    (1−100)面におけるX線回折ピークの半値幅が、(0004)面におけるX線回折線の半値幅の1.5倍未満である
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体基板の製造方法。
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