JP6156140B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器に関し、特に電子機器本体に対する蓋部材のロック機構に関する。
近年、電子機器(例えば、スマートフォン等の多機能型移動体通信端末)の高性能化の進展が著しく、これに伴って、電池パックを本体に収納するために、本体に対して電池フタをロックするロック構造も様々な観点から開発が行われている。
例えば、スマートフォン等の電子機器は、小型で持ち運び可能であるため、利用者の不注意に起因して落下してしまうおそれもある。従って、上述のロック構造には、本体機器からの電池パックの飛び出しを十分に抑止することが強く望まれる。
特許文献1は、電池蓋の固定をより確実にする技術が開示されている。具体的には、特許文献1の図9及び図10に模式的に示されているように、ロック部材9の回転によって、筐体に対して電池蓋を着脱する構成が開示されている。なお、特許文献1の図9は、非ロック状態を示し、特許文献1の図10は、ロック状態を示している。
特開2009−290832号公報
耐衝撃性を高めるためには、特許文献1のように筐体に対して蓋を強固に固定すれば良い。しかしながら、この場合、ロック部材の回転等の何らかの作業をユーザーに強いることになってしまう。
上述の説明から明らかなように、本体に対する蓋部材(電池フタ)の取り付けを容易化することが望まれている。なお、特許文献1との比較における上記説明は、あくまで例示的なものであり、当該記載を根拠として本願発明の技術的範囲を狭く解釈することは許されない。本体に対する電池フタの取り付けを容易化することが本願発明の課題であり、本発明の実施形態に併せて特許文献1のロック機構を採用することを排除する意図は何らない。
本発明に係る本体に対して取り付けられる蓋部材と、前記本体によって回転可能に保持されると共に、前記蓋部材から受けた力に応じて回転し、前記蓋部材に対して係合するロック部材と、を備え、前記蓋部材に対する前記ロック部材の前記係合によって、前記蓋部材は、前記ロック部材を介して前記本体に対して係止される。
本発明によれば、本体に対する蓋部材(電池フタ)の取り付けを容易化することができる。
図1は、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な分解斜視図である。 図2は、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な前面斜視図である。 図3は、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な背面斜視図である。 図4は、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な部分分解斜視図である。 図5Aは、実施の形態1にかかるロック部材の取り付け部分を示す概略的な斜視図である。 図5Bは、実施の形態1にかかるロック部材の取り付け部分を示す概略的な斜視図である。 図6は、実施の形態1にかかるロック部材の取り付け態様を示す模式図である。 図7は、実施の形態1にかかるロック部材の斜視図である。 図8Aは、実施の形態1にかかるロック部材の六面図の一部である。 図8Bは、実施の形態1にかかるロック部材の六面図の一部である。 図8Cは、実施の形態1にかかるロック部材の六面図の一部である。 図8Dは、実施の形態1にかかるロック部材の六面図の一部である。 図8Eは、実施の形態1にかかるロック部材の六面図の一部である。 図8Fは、実施の形態1にかかるロック部材の六面図の一部である。 図9Aは、実施の形態1にかかるロック部材の所定箇所の断面模式図である。 図9Bは、実施の形態1にかかるロック部材の所定箇所の断面模式図である。 図9Cは、実施の形態1にかかるロック部材の所定箇所の断面模式図である。 図10は、実施の形態1にかかる電池フタを内側から見た概略的な斜視図である。 図11Aは、実施の形態1にかかる電池フタに設けられた構造部分の拡大斜視図である。 図11Bは、実施の形態1にかかる電池フタに設けられた構造部分の拡大斜視図である。 図12は、実施の形態1にかかる電池フタ取り付け前のスマートフォンの概略的な背面図である。 図13Aは、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な断面模式図である。 図13Bは、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な断面模式図である。 図14Aは、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な部分拡大断面模式図である。 図14Bは、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な部分拡大断面模式図である。 図15は、実施の形態1にかかる電池フタ取り付け過程のスマートフォンの概略的な背面図である。 図16Aは、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な断面模式図である。 図16Bは、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な断面模式図である。 図17Aは、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な部分拡大断面模式図である。 図17Bは、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な部分拡大断面模式図である。 図18は、実施の形態1にかかる電池フタ取り付け後のスマートフォンの概略的な背面図である。 図19Aは、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な断面模式図である。 図19Bは、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な断面模式図である。 図20Aは、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な部分拡大断面模式図である。 図20Bは、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な部分拡大断面模式図である。 図21は、実施の形態1にかかるロック部材が軸支された状態を示す説明図である。 図22は、実施の形態1にかかる電池フタ取り付け前のスマートフォンの概略的な背面図である。 図23は、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な断面模式図である。 図24は、実施の形態1にかかるスマートフォンの概略的な部分拡大断面模式図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について説明する。実施の形態に示す具体的な構造は、発明の一実施態様であり、実施形態の具体的な開示/説明を根拠として、本願発明を限定解釈することは許されない。図面は、説明のために用いられており、適宜、簡略化され、正確な寸法等を反映していない場合がある。
実施の形態1
後述の説明から明らかなように、本実施形態に係るスマートフォン100(図1乃至図4参照)は、本体に対して取り付けられる電池フタ60と、本体によって回転可能に保持されると共に、電池フタ60から受けた力に応じて回転し、電池フタ60に対して係合するロック部材70と、を備える。これによって、本体に対する電池フタ60の取り付けを容易化することができる。なお、スマートフォン100の本体とは、広義に解釈されるべきものであり、必ずしも完成状態である必要はない。
本実施形態では、スマートフォン本体に対して電池フタ60を取り付けた後、ユーザーが手動でロック装置をロック解除状態からロック状態へ切り替える煩わしさが無く、かつ、そのようにロック装置の状態を変更し忘れることが無い。このように、本実施形態に係るスマートフォン100は、ユーザーの実際の使用状態を十分に勘案したものであり、取り付けの容易化以上の効果もある。例えば、後述の説明から明らかになるように、ロック装置は、スマートフォン100に内蔵されているため、意図せずに、ロック装置がロック状態からロック解除状態になってしまうことを抑制できる。また、ロック装置は、スマートフォン100内部に存在するため、スマートフォン100のデザインの自由度を高めることができる。なお、実施形態にて説明する効果は、あくまで例示的なものであり、この記載を根拠として本願発明の技術的範囲を狭く解釈することは許されない。
以下、図面を参照して実施の形態1についてより具体的に説明する。図1に模式的に示すように、スマートフォン(移動体通信端末(電子機器))100は、上ケースアセンブリ10、ディスプレイアセンブリ20、回路基板アセンブリ30、下ケースアセンブリ40、電池パック50、及び電池フタ(蓋部材)60を備える。
上ケースアセンブリ10は、ディスプレイアセンブリ20の表示部分を保護するタッチパネル15と上側ケース(樹脂等の成型品)とが一体化された部品である。ディスプレイアセンブリ20は、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイ部品を含む複合部品である。回路基板アセンブリ30は、絶縁性基板上に回路素子(プロセッサ、メモリ、ロジックチップ、コンデンサ、LED等)が実装された複合部品である。下ケースアセンブリ40は、下側ケース(樹脂等の成型品)に対して配線、接続端子等が一体化された部品である。電池パック50は、二次電池を内蔵し、外部に複数の外部接続端子が設けられた平板状部材である。電池フタ60は、樹脂等の成型品である。
なお、上ケースアセンブリ10に設けられたタッチパネル15は、例えば、静電容量式であり、タッチペンやユーザーの指等の接触による静電容量の変化の検出に基づいて、ユーザーの操作指示が入力された位置を検出する。なお、タッチパネル15が行う位置検出は、タッチパネル15に設けられた専用回路により実行されるが、これに限られず、回路基板アセンブリ30内の回路により実行させても良い。ディスプレイアセンブリ20に設けられたLCD等のディスプレイには、ユーザーによる操作指示の入力を受け付けるアイコン等の任意の画像が表示される。スマートフォン100は、タッチパネル15によるタッチ位置の検出に基づいて、ディスプレイ上に表示されたアイコンがユーザーにより選択されたか否か検知し、当該アイコンの選択の検知に応じて、当該アイコンが表示する所定処理を実行する。なお、スマートフォン100により実行される処理は、回路基板アセンブリ30に実装された演算処理器(CPU)がプログラムを実行することにより具現化されるものである。このようなソフトウェア処理の過程では、回路基板アセンブリ30に実装された周辺機器(送信機、受信機、各種センサー)等が駆動制御される。
図1に示すように、下ケースアセンブリ40は、上面視矩形状の枠体部分41を有する部材であり、回路基板アセンブリ30、ディスプレイアセンブリ20を収容する収容部42を有する。回路基板アセンブリ30及びディスプレイアセンブリ20を上ケースアセンブリ10に組み込んだ後、上ケースアセンブリ10が下ケースアセンブリ40に対してネジ固定される。下ケースアセンブリ40に対する上ケースアセンブリ10のネジ固定によって、回路基板アセンブリ30とディスプレイアセンブリ20とが筐体内に収容されることになる。なお、スマートフォン100の筐体は、主として、上ケースアセンブリ10、及び下ケースアセンブリ40の枠体部分、及び電池フタ60によって構成される。
図2及び図3に模式的に示すように、図1に分解斜視して示したスマートフォン100の構成部品は積層されて一体化される。なお、スマートフォン100は、周知のように、携帯電話機能に加えて、インターネット無線接続機能等を具備する持ち運び可能な小型コンピュータである。なお、後述のロック機構は、スマートフォン以外の他の電子機器にも適用可能である。
図4に示すように、下ケースアセンブリ40は、電池パック50を収容する収容部43を有する。電池パック50は、下ケースアセンブリ40の収容部43に取り付けられ、そこに位置固定される。この状態で、下ケースアセンブリ40に対して電池フタ60を押し付けることで、ロック部材70を介して下ケースアセンブリ40に対して電池フタ60が係止された状態となり、電池パック50がスマートフォン100内に収納される。
電池パック50と回路基板アセンブリ30間の電気的な接続を確保する態様は任意である。例えば、電池パック50は、下ケースアセンブリ40の収容部43に配置されることによって、下ケースアセンブリ40を介して回路基板アセンブリ30に対して電気的に接続される。つまり、電池パック50の外部接続端子と下ケースアセンブリ40の接続端子とが接触等により電気的に接続し、下ケースアセンブリ40に設けられた配線を介して、電池パック50から回路基板アセンブリ30に対して電力が供給される。電池パック50から回路基板アセンブリ30に対して直接的に電力供給しても良い。
本実施形態では、下ケースアセンブリ40に対して電池フタ60を押し込むことによって、下ケースアセンブリ40に対して電池フタ60が係止された状態となる。これによって、下ケースアセンブリ40、つまり、スマートフォン100の本体に対する電池フタ60の取り付けの容易化を図ることができる。この場合にも、スマートフォン100の落下に伴う衝撃等によって、下ケースアセンブリ40からの電池フタ60の離脱は抑制されているため、スマートフォン100の耐衝撃性を損なうことない。結果として、スマートフォン100の耐衝撃性を損なうことなく、スマートフォン100の電池フタの取り付けの容易化を図ることができる。
なお、スマートフォン100の落下試験をし、高速カメラ等にてスマートフォン100の変形過程を観察すると、お辞儀状等にスマートフォン100が撓んだ状態になる場合がある。このような場合、下ケースアセンブリ40の撓みに対して、電池パック50の撓みが少ないため、下ケースアセンブリ40から電池パック50が飛び出してしまうおそれがある。このような電池パック50の飛び出しを防止するために、下ケースアセンブリ40に対して電池フタ60を強固定することが望ましい。
スマートフォン100の消費電力が低くない点を考慮すると、今後、電池パックが更に大型化することが予想されている。電池パックが大型化すると、これに応じて、落下衝撃時に電池パックが外へ飛び出そうとする力も増大することが考えられる。本実施形態では、上述のように、スマートフォン100の耐衝撃性を損なうことなく、スマートフォン100の電池フタ60の取り付けの容易化を図ることができる。これによって、将来の電池パックの大型化にも対応することが可能になる。
以下、図5A乃至図24を参照して、下ケースアセンブリ40に対して電池フタ60をロックするロック機構について詳細に説明する。
図5Aに示すように、下ケースアセンブリ40に設けられた凹状の収容部43にはロック部材70が配置される。図5Bに、図5Aの点線丸にて囲んだ範囲付近の部分拡大図を示す。図5Bに示すように、収容部43の側面44には、ロック部材70を軸支する保持部46が設けられている。ロック部材70は、収容部43の底面45と保持部46との間の隙間に挿入され、底面45上において上方から保持部46によって押し支えられる。このようにして、回転可能な態様にてロック部材70が収容部43内に配されることになる。
図6に模式的に示すように、下ケースアセンブリ40に対する電池フタ60の密着性を高めるため、互いに対向する位置に一組のロック部材70a、70bを配置する。ロック部材70aは、矢印AL2に模式的に示すように、スマートフォン本体に取り付けられる。ロック部材70bは、矢印AL3に模式的に示すように、スマートフォン本体に取り付けられる。なお、図6の中心部分は、矢印AL1に沿う方向から見た斜視図であり、図6の二点鎖線部分は、ロック部材の周辺の拡大斜視図である。
図6の拡大視部分から明らかなように、ロック部材70aは、保持部46aによって保持され、ロック部材70bは、保持部46bによって保持される。保持部46と底面45間の隙間にロック部材70を嵌め込むことによって、ロック部材70は、収容部43内に簡易に配置される。なお、ロック部材70a、70bは、鏡像対称性を有する部材である。重複説明回避のため、一方について着目して説明する場合もある。
図7にロック部材70の斜視図を示し、図8A〜図8Fにロック部材の六面図を示し、図9A〜図9Cにロック部材の部分断面図を示す。
図7に示すように、ロック部材70は、y軸方向を長手方向として延在する軸状部材であり、下ケースアセンブリ40によってxz平面において回転可能に保持される。図7に示すように、ロック部材70は、y軸に沿って延在する軸状部71、フック部72、及び受け部73を有する。軸状部71は、輪状部71a、中間部71b、輪状部71c、中間部71d、輪状部71eが連続した構造体である。輪状部71a、71c、71eを設けることによって、ロック部材70のxz平面の回転を許容/促進することができる。
フック部72は、中間部71bに設けられる。フック部72は、電池フタ60に設けられたフック部(図10にて図示する)に噛み合う部分(係合部)である。下ケースアセンブリ40に保持されたロック部材70のフック部72と電池フタ60に設けられたフック部同士が噛み合うことによって、下ケースアセンブリ40に対して電池フタ60がロック部材70を介して係止される。なお、ロック部材70のフック部72と電池フタ60に設けられたフック部同士が噛み合うことを、ロック部材70と電池フタ60の嵌合と呼ぶ場合がある。また、この状態を、単にロック状態と呼ぶ場合がある。当業者には自明のように、ロック状態の逆は、ロック解除状態である。
図7に示すように、受け部73は、輪状部71eに設けられる。受け部73は、電池フタ60に設けられた突起部(図10にて図示する)から力を受ける部分である。電池フタ60に設けられた突起部が受け部73に当接することによって、ロック部材70は、電池パック50から離間する方向へ回転する。これによって、上述のようにフック部同士の噛み合いを担保することが可能になる。ロック部材70の回転方向を上記のように設定することによって、比較的簡素なロック機構とすることができる。もちろん、ロック部材70の回転方向を逆としても良い。
図7に示すように、フック部72は、基部72aとテーパー部72bを有する。テーパー部72bは、基部72aから離間するに応じて薄肉となる。フック部72の具体的な形状は、これに限らず、任意である。図7に示すように、受け部73は、起立部73a、傾斜部73b、及び屈曲部73cを有する屈曲形状の部分である。起立部73a及び傾斜部73bは、z軸に沿って延在する。ただし、起立部73aの延在方向と傾斜部73bの延在方向とは互いに異なる。受け部73の具体的な形状は、これに限らず、任意である。
図8Aは、ロック部材70の上面図であり、図8Bは、ロック部材70の外側側面図であり、図8Cは、ロック部材70の下面図であり、図8Dは、ロック部材70の内側側面図であり、図8Eは、ロック部材70の前側面図であり、図8Fは、ロック部材70の後側面図である。なお、図8A〜図8Fでは、電池パック50側を内側とし、逆側を外側としている。また、フック部72側を前側とし、受け部73側を後側としている。図8Fから把握されるように、起立部73aに対して傾斜部73bが為す角度θは、0度と90度の間、例えば、40〜60度の範囲内にある。
図9Aは、図8BのIXA−IXAに沿う端面図であり、図9Bは、図8BのIXB−IXBに沿う端面図であり、図9Cは、図8BのIXC−IXCに沿う端面図である。図9Bに示すように、輪状部71cは、円形部71c1の外周に突起71c2が設けられた端面形状を有する。図9Cに示すように、輪状部71eは、円形部71e1の外周に突起71e2が設けられた端面形状を有する。後述のように、突起は、ロック部材70の回転範囲を規制するために設けられている。ロック部材70の回転範囲の規制によって、ロック部材70が回転しすぎ等によってフック同士が噛み合えなくなる状態となることを効果的に抑制することができる。
図10に示すように、電池フタ60は、平板状部材であり、内表面から起立したフック部(係合部)61と突起部(押し付け部)62とが、電池フタ60の外周辺に沿って一定間隔をあけて配置されている。電池フタ60のフック部61は、ロック部材70のフック部72と噛み合う部分である。電池フタ60の突起部62は、ロック部材70の受け部73に当接し、受け部73を押し付ける部分である。
電池フタ60には、電池パック50の外周に沿って延在する凸部63が設けられている。電池パック50は、電池フタ60の凸部63によって位置規制されることになる。また、電池フタ60の凸部63の外周には、Oリング等の輪状のシール部材65が設けられている。シール部材65は、電池フタ60と下ケースアセンブリ40間に挟まれて両者間で変形保持される。これによって、電池フタ60と下ケースアセンブリ40間の水密が確保される。なお、図10から明らかなように、電池フタ60の外周には、下ケースアセンブリ40に対して噛み合う突起67が複数設けられている。突起67は、フック状部分であり、フックが外側を向くように設けられている。この点は、フック部61とは逆である。
図11Aに図10の点線円11a付近の拡大斜視図を示し、図11Bに図10の点線円11b付近の拡大斜視図を示す。図11Aに示すように、フック部61は、起立部61b1、鍔部61b2を有する。起立部61b1は、下ケースアセンブリ40に対する電池フタ60の押し込み方向に沿って延在する。鍔部61b2は、起立部61b1の頂部から内側へ延在する。
図11Bに示すように、突起部62(62a)は、下ケースアセンブリ40に対する電池フタ60の押し込み方向に沿って延在する三角形状の部分である。図11Bに示すように、突起部62aは、上方へ延在するに応じて幅狭になる。突起部62(62a)は、内側から外側へ向かって、下側へ傾斜する傾斜面62a1を有する。
下ケースアセンブリ40に対する電池フタ60の押し込み前の状態を図12乃至図14Bに示す。なお、図13Aは、図12のXIIIA−XIIIA間の概略的な断面模式図であり、図13Bは、図12のXIIIB−XIIIB間の概略的な断面模式図である。図14Aは、図13Aの点線丸14a付近の概略的な拡大図であり、図14Bは、図13Bの点線丸14b付近の概略的な拡大図である。
下ケースアセンブリ40に対する電池フタ60の押し込み過程の状態を図15乃至図17Bに示す。なお、図16Aは、図15のXVIA−XVIA間の概略的な断面模式図であり、図16Bは、図15のXVIB−XVIB間の概略的な断面模式図である。図17Aは、図16Aの点線丸17a付近の概略的な拡大図であり、図17Bは、図16Bの点線丸17b付近の概略的な拡大図である。
下ケースアセンブリ40に対する電池フタ60の押し込み後の状態を図18乃至図20Bに示す。なお、図19Aは、図18のXIXA−XIXA間の概略的な断面模式図であり、図19Bは、図18のXIXB−XIXB間の概略的な断面模式図である。図20Aは、図19Aの点線丸20a付近の概略的な拡大図であり、図20Bは、図19Bの点線丸20b付近の概略的な拡大図である。
図14Aに示すように、下ケースアセンブリ40に対する電池フタ60の押し込み前、ロック部材70は、底面45上において起立した状態にある。図14Aに示すように、ロック部材70のフック部72の起立方向(延在方向)は、z軸(電池パック50の厚み方向)に略一致している。図14Bに示すように、ロック部材70の受け部73の屈曲部73cは、電池パック50の外周側面に近接した状態にある。
下ケースアセンブリ40に対して電池フタ60を押し込むと、次メカニズムによって、下ケースアセンブリ40に対して電池フタ60がロック部材70を介して係止されることになる。
下ケースアセンブリ40に対する電池フタ60の押し込みによって、電池フタ60は、下ケースアセンブリ40の底面45側へ降下する。所定深さまで電池フタ60が降下すると、電池フタ60の突起部62が、ロック部材70の受け部73に当接する(図17B参照)。電池フタ60の更なる降下に応じて、電池フタ60の突起部62から力を受けて、ロック部材70の受け部73が外側(電池パック50の外周側面から離間する方向)へ押される。上述のように、ロック部材70の回転軸は、下ケースアセンブリ40の保持部46によって軸支されている。従って、電池フタ60の突起部62から力を受けて、ロック部材70は、図17Bに模式的に示すように、その場に居ながら外側へ回転する。電池フタ60の更なる降下に応じて、ロック部材70は、その場に居ながら更に外側へ回転する。なお、ロック部材70が外側へ回転することを、ロック部材70が外側へ倒れると把握しても良い。
ロック部材70は、図7等に示したように、受け部73とフック部72とが軸状部71に対して一体的に設けられた単一部品である。従って、上述のように、電池フタ60の突起部62から受け部73が力を受け、ロック部材70がその場に居ながら外側へ傾くと、ロック部材70に対して一体的に設けられたフック部72も外側へ傾くことになる。他方、電池フタ60には予めフック部61が設けられており、電池フタ60の降下と共にフック部61も降下していくことになる。ロック部材70のフック部72が外側へ徐々に倒れこむ過程にて、電池フタ60のフック部61は徐々に降下する(図17A参照)。
下ケースアセンブリ40に対して電池フタ60が完全に押し込まれると、図18Bに示すように、電池フタ60の突起部62とロック部材70の受け部73とは互いに面接触した状態になる。図18Aに示すように、ロック部材70のフック部72は、電池フタ60のフック部61に対して噛み合う状態となる。このようにして、下ケースアセンブリ40に対して電池フタ60がロック部材70を介して簡易に係止される。図14Bと図20Bとの比較から明らかなように、受け部73の屈曲部73cは外側へ変位している。
本実施形態では、下ケースアセンブリ40に対して電池フタ60を押し込むことによって、下ケースアセンブリ40に対して電池フタ60が係止された状態となる。これによって、ユーザーは、単に、下ケースアセンブリ40、つまり、スマートフォン100の本体に対して電池フタ60を押し付ければ、自動的に、下ケースアセンブリ40に対して電池フタ60が係止された状態となる。つまり、下ケースアセンブリ40に対する電池フタ60の取り付けの容易化を図ることができる。更に、下ケースアセンブリ40に対して電池フタ60を取り付けた後、ロック機構をロックする作業をユーザーに強いることがない。従って、ユーザーによるロックし忘れ等を効果的に抑制することができる。この点は、本実施形態のように水密性を具備するスマートフォンにおいて特に有利な効果である。
本実施形態に開示のロック機構(ロック部材70と電池フタ60の当接及び係合構造)を他のロック機構(例えば、特許文献1に開示のロック機構)と組み合わせることによって、電池フタ等の蓋部材を筐体側へより強固に取り付けることも可能になる。
本実施形態では、ロック部材70が下ケースアセンブリ40内に配置されており、スマートフォン100の外観にはロック機構(ロック部材70と電池フタ60の当接及び係合構造)が現れない構成となっている。これにより、誤って、ロック状態が解除されることを効果的に抑制することができる。この点は、本実施形態のように水密性を具備するスマートフォンにおいて特に有利な効果である。また、同時に、スマートフォン100のデザイン設計の自由度を効果的に向上させることができる。
本実施形態では、図17A及び図17Bに模式的に示すように、ロック部材70の受け部73の高さH1をロック部材70のフック部72の高さH2よりも高くし、かつ電池フタ60の突起部62の高さH3を電池フタ60のフック部61の高さH4よりも低くする。これによって、ロック部材70の回転量を好適に調整すると共に、ロック部材70と電池フタ60の各フック部が噛み合う位置を好適に調整することができる。なお、ロック部材70の最大高さH1は、電池パック50の厚み以下である。これによって、ロック部材70の配置に伴って、スマートフォン100の厚みが増加することを効果的に抑制することができる。
フック部72の高さH2よりも受け部73の高さH1を高めることによって、ロック部材70は、突起部62からの力をより十分に受けることができ、自身の回転量を十分なものにすることができる。フック部72の高さH2が低いことは、フック部61の高さH4を高めることによって簡易に補うことができる。これによって、ロック部材70の十分な回転量を確保し、下ケースアセンブリ40側に電池フタ60をより十分に引き込み保持することが可能となる。
なお、図18に示すように、水密確保のため、電池フタ60には、Oリング等の輪状のシール部材65が予め設けられている。シール部材65は、例えば、弾性変形可能な輪状ゴム等である。下ケースアセンブリ40に対して電池フタ60を押し込む過程において、シール部材65は、電池フタ60と下ケースアセンブリ40との間で変形し、この状態で両者の間に保持される。これによって、スマートフォン100の電池フタ60部分に対して水密性を付与することができる。上述のように、ロック部材70の十分な回転量の確保に応じて、下ケースアセンブリ40側に電池フタ60がより十分に引き込み保持される。これによって、水密性が損なわれることを、より効果的に抑制することが可能になる。なお、シール部材65の変形は、図面上明示的に示されていないが、当業者にとっては、図示されているに等しい。
図21乃至図24を参照して、下ケースアセンブリ40によるロック部材70の保持態様について補足説明する。なお、図23は、図22のXXIII−XXIII間の概略的な断面模式図である。図24は、図23の点線丸24付近の概略的な拡大図である。
図21に示すように、ロック部材70は、保持部46によって3箇所P10〜P12にて下側へ押さえ付けられて保持されている。複数の箇所にてロック部材70を支持することによって、ロック部材70の回転軸AX10をより的確に位置決めすることができる。
図24に模式的に示すように、ロック部材70の輪状部71cは、保持部46と基板47間に挟み込まれて保持される。保持部46には、ロック部材70の輪状部71cを受け入れる受け部46cが予め設けられている。受け部46cの導入口の高さは、円形部71c1の直径よりも低くなっているが、保持部46と基板47とが別部材であるため、輪状部71cは、受け部46c内に簡易に押し込み可能である。円形部71c1に設けられた突起71c2が保持部46の導入口部分に当接することにより、図24を正面視して、ロック部材70の半時計回り方向の回転が規制される。円形部71c1に設けられた突起71c2が基板47に当接することにより、図24を正面視して、ロック部材70の時計回り方向の回転が規制される。
本実施形態では、下ケースアセンブリ40に対してロック部材70を押し込みによって取り付ける。これによって、スマートフォン100に対するロック機構の取り付け作業の煩雑性を回避することができる。
本実施形態では、ロック部材70に対して回転規制部として機能する突起を設ける。これによって、ロック部材70の回転範囲を好適に規制することができ、ロック部材70の想定外の回転によって、ロック動作自体が損なわれることを効果的に抑制することができる。
なお、下ケースアセンブリ40から電池フタ60を離脱することは、電池フタ60を無理に引っ張ることによって簡易に実行可能である。スマートフォン100の組み立て方法は任意であり、当業者をすれば、本願の図示から容易に理解可能である。
本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、本発明は、スマートフォン以外の他の電子機器(タブレット端末、シートパソコン、モバイルパソコン、PHS、PDA等)にも適用可能である。互いに噛み合うフック部同士の具体的形状は任意である。ロック部材70の具体的な形状は任意である。下ケースアセンブリ40におけるロック部材70の配置位置は任意である。下ケースアセンブリ40に設けるロック部材70の個数は任意である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
本体に対して取り付けられる蓋部材と、前記本体によって回転可能に保持されると共に、前記蓋部材から受けた力に応じて回転し、前記蓋部材に対して係合するロック部材と、を備え、前記蓋部材に対する前記ロック部材の前記係合によって、前記蓋部材は、前記ロック部材を介して前記本体に対して係止される、電子機器。
(付記2)
前記ロック部材は、前記蓋部材から前記力を受ける受け部と、前記蓋部材に対して係合する係合部と、を備えることを特徴とする付記1に記載の電子機器。
(付記3)
前記蓋部材は、前記ロック部材に対して前記力を与える押し付け部と、前記ロック部材に対する前記押し付け部の当接に応じて前記ロック部材の前記係合部が係合する係合部と、を備えることを特徴とする付記1又は2に記載の電子機器。
(付記4)
前記ロック部材は、前記蓋部材から前記力を受ける受け部と、前記蓋部材に対して係合する係合部と、を備える、付記1乃至3のいずれか一項に記載の電子機器であって、前記ロック部材は、前記本体に対する前記蓋部材の押し込み方向に対して直交する方向を長手方向として延在し、前記ロック部材の前記受け部及び前記係合部は、前記ロック部材の延在方向に沿って順に配置されていることを特徴とする付記1乃至3のいずれか一項に記載の電子機器。
(付記5)
前記蓋部材は、前記ロック部材に対して前記力を与える押し付け部と、前記ロック部材に対する前記押し付け部の当接に応じて前記ロック部材の前記係合部が係合する係合部と、を備える、付記1乃至4のいずれか一項に記載の電子機器であって、前記ロック部材は、前記本体に対する前記蓋部材の押し込み方向に対して直交する方向を長手方向として延在し、前記蓋部材の前記押し付け部及び係合部は、前記ロック部材の延在方向に沿って順に配置されていることを特徴とする付記1乃至4のいずれか一項に記載の電子機器。
(付記6)
前記蓋部材によって前記本体の収容空間内に閉じ込められる電池パックを更に備え、前記ロック部材は、前記蓋部材との接触に応じて、前記電池パックから離間する方向に回転することを特徴とする付記1乃至5のいずれか一項に記載の電子機器。
(付記7)
前記蓋部材によって前記本体の収容空間内に閉じ込められる電池パックを更に備え、前記本体に対する前記蓋部材の押し込み方向に沿う前記ロック部材の高さは、同方向に沿う前記電池パックの厚みよりも低いことを特徴とする付記1乃至6のいずれか一項に記載の電子機器。
(付記8)
前記蓋部材によって前記本体の収容空間内に閉じ込められる電池パックを更に備え、前記ロック部材は、前記電池パックの外周側面に沿って延在することを特徴とする付記1乃至7のいずれか一項に記載の電子機器。
(付記9)
前記ロック部材は、前記本体によって、前記ロック部材の延在方向に沿って離間した複数の箇所において回転可能に保持されていることを特徴とする付記1乃至8のいずれか一項に記載の電子機器。
(付記10)
前記ロック部材は、前記本体に予め設けられた空間に嵌め込まれることで前記本体によって回転可能に保持されることを特徴とする付記1乃至9のいずれか一項に記載の電子機器。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2011年2月24日に出願された日本出願特願2011−038971を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 上ケースアセンブリ
20 ディスプレイアセンブリ
30 回路基板アセンブリ
40 下ケースアセンブリ
50 電池パック
60 電池フタ
61 フック部
62 突起部
63 凸部
65 シール部材
70 ロック部材
71 軸状部
72 フック部
73 受け部

Claims (10)

  1. 本体に対して取り付けられる蓋部材と、
    前記本体によって回転可能に保持されると共に、前記蓋部材から受けた力に応じて一方向に回転し、前記一方向に回転した状態で前記蓋部材に対して係合するロック部材と、を備え、
    前記蓋部材に対する前記ロック部材の前記係合によって、前記蓋部材は、前記ロック部材を介して前記本体に対して係止され
    前記ロック部材は、
    前記蓋部材から前記力を受ける受け部と、
    前記蓋部材に対して係合する係合部と、
    を備え、
    前記蓋部材は、
    前記ロック部材の前記受け部に対して前記力を与える押し付け部と、
    前記ロック部材に対する前記押し付け部の当接に応じて前記ロック部材の前記係合部が係合する係合部と、
    を備え、
    前記ロック部材は、前記本体に対する前記蓋部材の押し込み方向に対して直交する方向を長手方向として延在し、
    前記ロック部材の前記受け部及び前記係合部は、前記ロック部材の延在方向に沿って順に配置されていることを特徴とする、
    電子機器。
  2. 前記蓋部材の前記押し付け部及び前記係合部は、前記ロック部材の延在方向に沿って順に配置されていることを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  3. 前記蓋部材によって前記本体の収容空間内に閉じ込められる電池パックを更に備え、
    前記ロック部材は、前記蓋部材との接触に応じて、前記電池パックから離間する方向に回転することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記本体に対する前記蓋部材の押し込み方向に沿う前記ロック部材の高さは、同方向に沿う前記電池パックの厚みよりも低いことを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  5. 前記ロック部材は、前記電池パックの外周側面に沿って延在することを特徴とする請求項3又は4に記載の電子機器。
  6. 前記ロック部材は、前記本体によって、前記ロック部材の延在方向に沿って離間した複数の箇所において回転可能に保持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  7. 本体に対して取り付けられる蓋部材と、
    前記本体によって回転可能に保持されると共に、前記蓋部材から受けた力に応じて一方向に回転し、前記一方向に回転した状態で前記蓋部材に対して係合するロック部材と、を備え、
    前記蓋部材に対する前記ロック部材の前記係合によって、前記蓋部材は、前記ロック部材を介して前記本体に対して係止され、
    前記蓋部材によって前記本体の収容空間内に閉じ込められる電池パックを更に備え、
    前記ロック部材は、前記蓋部材との接触に応じて、前記電池パックから離間する方向に回転することを特徴とする電子機器。
  8. 前記本体に対する前記蓋部材の押し込み方向に沿う前記ロック部材の高さは、同方向に沿う前記電池パックの厚みよりも低いことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記ロック部材は、前記電池パックの外周側面に沿って延在することを特徴とする請求項7又は8に記載の電子機器。
  10. 前記ロック部材は、前記本体に予め設けられた空間に嵌め込まれることで前記本体によって回転可能に保持されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の電子機器。
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