JP6155947B2 - シリコン光導波路装置の製造方法 - Google Patents

シリコン光導波路装置の製造方法 Download PDF

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本発明は、シリコン光導波路装置の製造方法に関するものであり、例えば、バルクシリコン基板に光導波路を直接形成したシリコン光導波路装置の製造方法に関する。
近年のデータ処理の大容量化・高速化への需要が高まり、従来の電気回路システムではその対応が限界に近づきつつある。このような問題を解決するために、光源、光変調器、受光器、信号伝送を行う光導波路を集積化した光集積回路と電子回路(LSI)を融合した光電子融合システムの開発が進められている(例えば、非特許文献1参照)。
このような光電子融合システムにより次世代のLSI間インタコネクトへの適用が期待でき、高速化、省電力化、小型化(低背化)が可能となる。図8は光電子融合システムの概念的斜視図であり、ここではその一例として超小型光インターポーザと呼ばれるモジュールを示している。
シリコン微細加工技術を用いたSiフォトニクスによりSOI(Silicon on Insulator)基板51に光変調器52、受光器53及び光導波路54などの光デバイスを集積する。光源となる半導体レーザ55をマウントするとともにLSIベアチップ56〜56を金属配線57に対してフリップリップチップ接続している。
このような、シリコンフォトニクス技術の採用により、従来のプリント電気配線基板や化合物半導体ベースの光配線に比べてデバイスサイズやデバイス集積度の飛躍的な改善が可能となり、小型化、高密度化或いは低消費電力化が可能になる。
また、シリコンフォトニクス技術を用いてSOI基板上に作用長250μmの小型の側面格子導波路を有するシリコンマッハツェンダ変調器も報告されており、4.1dBの低損失特性と高変調効率(VπL=0.29V・cm)が得られている(例えば、特許文献2参照)。
図9は、側面格子導波路を有するシリコンマッハツェンダ型変調器の説明図であり、図9(a)は概略的斜視図であり、図9(b)は図9(a)におけるA−A′を結ぶ一点鎖線に沿った概略的断面図である。単結晶シリコン基板61上にBOX層62を介して設けられた単結晶シリコン層を加工してアーム導波路となる光導波路63とその両側面に格子導波路64を形成したものである、なお、両側のシリコン層は電極形成領域65,66である。
NTT技術ジャーナル pp.37〜41,2012.12 http://tia-nano.jp/events/2012/pdf/19.pdf
しかし、従来の光電子融合システム作製では光集積回路と電子回路の作製基板が異なるため個別に作製し、光集積回路基板に電子回路をフリップチップ実装し、同一基板上に作製しているため、製造歩留り低下や製造コストが高いと言った問題がある。
このような問題を解決するためには同一基板上での光集積回路と電子回路作製を行う必要があり、解決方法の1つとしてバルクシリコン基板を用いた光集積回路作製が考えられる。現状の光集積回路では高価なSOI基板を用いており安価なバルクシリコン基板に変更することで製造コストが削減でき、なお且つ電子回路と同一基板で作製可能となるため実装工程が不要となりプロセス簡略化が可能で製造歩留り向上も期待できる。
しかしながら、バルクシリコン基板での光集積回路作製技術は開発、実用化されておらず、特に光集積回路素子の1つである側面格子導波路を有するシリコンマッハツェンダ変調器に至っては格子導波路幅が100nm以下と微細であるため作製は最も困難であると言える。バルクシリコン基板を用いた半導体光変調器作製が可能であれば他の光学素子作製にも適用できるため光集積回路作製も可能である。
したがって、半導体光変調器等の光デバイスをバルクシリコン基板に形成することを目的とする。
開示する一観点からは、バルクシリコン基板に少なくとも耐酸化膜を含むハードマスクをマスクとしてエッチングにより基本導波路となる第1のストライプ状メサ及び幅が40nm〜80nmの側面格子導波路となる第2のストライプ状メサを形成する工程と、前記第1のストライプ状メサ及び前記第2のストライプ状メサの側面を少なくとも耐酸化膜を含むサイドウォールで被覆する工程と、前記サイドウォールをマスクとして、バルクシリコン基板の露出部をエッチングして深堀部を形成する工程と、前記耐酸化膜を残存させた状態で熱酸化を行って、少なくとも前記深堀部を完全に酸化し、前記第1のストライプ状メサ及び前記第2のストライプ状メサの残存部をシリコン光導波路とする工程とを含むことを特徴とするシリコン光導波路装置の製造方法が提供される。
開示のシリコン光導波路装置の製造方法によれば、半導体光変調器等の光デバイスをバルクシリコン基板に形成することができる。
本発明の実施の形態のシリコン光導波路装置の概念的構成図である。 本発明の実施例1の光変調器の設計構造の説明図である。 本発明の実施例1の光変調器の製造工程の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の光変調器の製造工程の図3以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の光変調器の製造工程の図4以降の説明図である。 本発明の実施例1の光変調器の導波路断面図である。 本発明の実施例2の光インターポーザの概念的斜視図である。 光電子融合システムの概念的斜視図である。 側面格子導波路を有するシリコンマッハツェンダ型変調器の説明図である。
ここで、図1を参照して、本発明の実施の形態のシリコン光導波路装置を説明する。図1は、本発明の実施の形態のシリコン光導波路装置の概念的構成図であり、図1(a)は概念的斜視図であり、図1(b)は断面図である。図1に示すように、本発明の実施の形態のシリコン光導波路装置は、バルクシリコン基板1と、バルクシリコン基板1の表面側を加工して形成したシリコン光導波路2と、シリコン光導波路2とバルクシリコン基板1との間に設けられた自己酸化膜3を備えている。
このシリコン光導波路2の一部は、側面格子導波路を備えたマッハツェンダ型光変調器やシリコン受光素子を形成している。なお、シリコン受光素子は、表面にショットキーバリア電極を設けたMSM型受光素子でも、不純物をドープしたpn接合型受光素子或いはpin型受光素子でも良い。さらには、シリコン層上にゲルマニウム層を積層してGe受光素子としても良い。
また、バルクシリコン基板1にシリコン電子回路を形成しても良く、光電子融合システムとして用いても良い。さらには、バルクシリコン基板1上に半導体レーザを実装しても良く、半導体レーザとシリコン光導波路2を光学的に結合することにより、超小型光インターポーザとしても良い。
このようなシリコン光導波路装置を製造するために、バルクシリコン基板1に少なくとも耐酸化膜を含むハードマスクをマスクとしてエッチングによりストライプ状メサを形成する。次いで、ストライプ状メサの側面を少なくとも耐酸化膜を含むサイドウォールで被覆したのち、サイドウォールをマスクとして、バルクシリコン基板1の露出部をエッチングして深堀部を形成する。次いで、耐酸化膜を残存させた状態で熱酸化を行って、少なくとも深堀部を完全に酸化し、自己酸化膜3でバルクシリコン基板1から分離されたストライプ状メサの残存部をシリコン光導波路2とすれば良い。
ハードマスクとしては、シリコン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコン酸化膜の積層膜を用いても良く、中間のシリコン窒化膜が耐酸化膜として作用する。また、サイドウォールとしては、ストライプ状メサの側面側からシリコン窒化膜/シリコン酸化膜の積層膜としても良い。
なお、ストライプ状メサの全体の深さとしては1.0μm以上にすることが好適であり、深堀部を完全に酸化させた場合、残存するストライプ状メサの厚さをシリコン光導波路2として機能する程度の厚さに保つことができる。
また、熱酸化工程において、ストライプ状メサの幅の50%〜65%が酸化されるように熱酸化を行って、シリコン光導波路の直下に厚膜酸化膜からなる自己酸化膜3を形成する必要がある。
このように、耐酸化性機能を有するハードマスク及び耐酸化性機能を有するサイドウォールを用いることによって、1.0μm以上の深堀りSiエッチングが可能となり、エッチングダメージのないシリコン光導波路の作製が可能になる。その結果、高価なSOI基板を用いることなく、安価なバルクシリコン基板を用いて同一基板に光集積回路と電子回路光を形成した電子融合システムを低コストで製造することが可能になる。
また、バルクシリコン基板を用いることにより、SOI基板と異なり、基板を交換することなく、深掘りエッチングのエッチング量を調整するだけで、任意の厚さのシリコン光導波路を形成することが可能になる。なお、バルクシリコン基板とは、インゴットから切り出した単結晶シリコンウェーハ、或いは、単結晶シリコンウェーハ上にエピタキシャル層を形成したエピタキシャルウェーハを意味する。
次に、図2乃至図6を参照して、本発明の実施例1の光インターポーザを説明するが、ここでは、説明を簡単にするために、光インターポーザの一部となる側面格子導波路を備えたマッハツェンダ型光変調器として説明する。図2は本発明の実施例1の光変調器の設計構造の説明図であり、図2(a)は概念的平面図であり、図2(b)は、導波路部分の拡大図である。
図2(a)に示すように、本発明の実施例1の光インターポーザの一部となる側面格子導波路を備えたマッハツェンダ型光変調器は、従来の側面格子導波路を備えたマッハツェンダ型光変調器と基本的に同じである。即ち、入力導波路11と、2本のアーム導波路となる基本導波路12と出力導波路13を備え、基本導波路12の両側にはp型Si電極形成領域15とn型Si電極形成領域16が設けられている。このp型Si電極形成領域15にはp側電極17が設けられ、n型Si電極形成領域16にはn側電極18が形成されている。このp側電極17とn側電極18との間に電源19により変調電圧を印加することによって基本導波路12を伝搬する光信号は変調される。ここで、基本導波路12の長さは、0.1mm〜1.0mmとする。但し、本発明の実施例1においてはSOI基板ではなく、バルクシリコン基板を用いて各光導波路を形成している。
図2(b)に示すように、基本導波路12の両側には格子導波路14が設けられている。ここでは、基本導波路12の幅Wは440nmであり、また、格子導波路14の幅wは40nm〜80nmとする。
次に、図3乃至図5を参照して、実施例1の光変調器の製造工程を説明する。まず、図3(a)に示すように、単結晶Si基板21上に、厚さが10nmの熱酸化膜22を形成したのち、CVD法を用いて厚さが50nmのSiN膜23及び厚さが200nmのSiO膜24を順次形成してハードマスクとする。
次いで、図3(b)に示すように、他の半導体光学素子パターンとともに光変調器の導波路パターンを露光し、HBrを用いたドライエッチングで60℃でハードマスクをエッチングしてマスクパターン25を形成する。次いで、マスクパターン25をマスクとして、ドライエッチングにより、単結晶Si基板21の露出部をエッチングして深さが400nmのストライプ状メサ26を形成する。なお、ここでは、図2(b)においてB−B′を結ぶ一点鎖線に沿った格子導波路部を示しているので、マスクパターン25の幅は80nmとし、ピッチは285nmとする。
次いで、図3(c)に示すように、CVD法により全面に厚さが40nmのSiN膜を堆積したのち、異方性エッチングによりエッチバックすることによって、ストライプ状メサ26の側壁にSiNサイドウォール27を形成する。
次いで、図4(d)に示すように、マスクパターン25及びSiNサイドウォール27をマスクとしてドライエッチングにより、単結晶Si基板21の露出部を200nm掘り下げて掘り下げ部28を形成する。
次いで、図4(e)に示すように、CVD法により全面に厚さが20nmのSiO膜を堆積したのち、異方性エッチングによりエッチバックすることによって、ストライプ状メサ26の側壁にSiOサイドウォール29を形成する。
次いで、図4(f)に示すように、マスクパターン25及びSiOサイドウォール29をマスクとして、ドライエッチングにより単結晶Si基板21の露出部をさらに、650nm以上掘り下げて深堀部30を形成する。この結果、ストライプ状メサ26の高さは1.0μm以上(=400nm+200nm+650nm)になる。
次いで、図5(g)に示すように、マスクパターン25を構成するSiO膜24及びSiOサイドウォール29をバッファードHFで除去する。次いで、SiN膜23及びSiNサイドウォール27を耐酸化マスクとして、ウエットOを用いて950℃において、熱酸化を行うことによって、単結晶Si基板21とストライプ状メサとの間に厚い熱酸化膜31を形成する。この時、熱酸化膜31の厚さがストライプ状メサの幅の50%〜65%になるように熱処理時間を制御し、残存するストライプ状メサを単結晶Siコア層32とする。なお、熱酸化膜31の厚さをストライプ状メサの幅の50%〜65%にすることにより、ストライプ状メサ部分のバーズビーク量33を抑制することができるとともに、単結晶Siコア層32となる部分以外のSiを完全に酸化膜にすることができる。
次いで、図5(h)に示すように、熱リン酸を用いてSiN膜23及びSiNサイドウォール27をエッチング除去する。
次いで、図5(i)に示すように、プラズマCVD法或いは減圧CVD法を用いてSiO膜を1.0μm以上の厚さに堆積してSiOクラッド層34を形成することによって、光変調器の基本的構成が完成する。
図6は、本発明の実施例1の光変調器の導波路断面図であり、図6(a)は図2(b)におけるA−A′を結ぶ一点鎖線に沿った断面のSEM像であり、図6(b)は図2(b)におけるB−B′を結ぶ一点鎖線に沿った断面のTEM像である。
図6(a)に示すように、基本導波路は熱酸化膜により単結晶Si基板から完全に分離されている。また、図6(b)に示すように、格子導波路も熱酸化膜により単結晶Si基板から完全に分離されている。格子導波路の中央部の厚さは150nm程度であり、バーズビーク量は100nm程度であるので、格子導波路の側壁は平行な部分の厚さは50nm程度になる。
このように、本発明の実施例1においては、サイドウォールの構造を工夫することによって、掘り下げを行っているので、安価なバルクシリコンを用いて熱酸化により単結晶Si基板から分離された単結晶Siコア層を形成することができる。
SOI基板を用いる場合には、必要とする単結晶Siコア層の厚さに応じて単結晶Si層の厚さの異なるSOI基板を用意する必要があるが、本発明の実施例1においては掘り下げの深さを調整するだけで、単結晶Siコア層の厚さを任意に調整することができる。
次に、図7を参照して、本発明の実施例2の光インターポーザを説明する。図7は、本発明の実施例2の光インターポーザの概念的斜視図である。単結晶Si基板41に電子回路42〜42を通常のCMOS工程等を利用して形成する。次いで、実施例1に示した手法を用いて光導波路43となる単結晶Siコア層を形成し、その一部に光変調器44やMSM受光素子45を形成する。
次いで、光変調器44及びMSM受光素子を金属配線46で接続する。また、単結晶Si基板41の表面に光導波路43と光結合するように半導体レーザ47をマウントする。例えば、半導体レーザ47から出力された連続発振光は光導波路43を介して光変調器44に入力され、パルスパターン発生器や微分器を備えた電子回路42からの変調信号により変調される。変調された信号はMSM受光素子45で電気信号に変換されて、その出力が他の電子回路42に入力されて信号処理される。
このように、本発明の実施例2においては、電子回路と光導波路装置をバルクシリコン基板上にモノリシックに集積化しているので、超小型の光インターポーザを実現することができる。
ここで、実施例1乃至実施例4を含む本発明の実施の形態に関して、以下の付記を付す。
(付記)バルクシリコン基板に少なくとも耐酸化膜を含むハードマスクをマスクとしてエッチングにより基本導波路となる第1のストライプ状メサ及び幅が40nm〜80nmの側面格子導波路となる第2のストライプ状メサを形成する工程と、前記第1のストライプ状メサ及び前記第2のストライプ状メサの側面を少なくとも耐酸化膜を含むサイドウォールで被覆する工程と、前記サイドウォールをマスクとして、バルクシリコン基板の露出部をエッチングして深堀部を形成する工程と、前記耐酸化膜を残存させた状態で熱酸化を行って、少なくとも前記深堀部を完全に酸化し、前記第1のストライプ状メサ及び前記第2のストライプ状メサの残存部をシリコン光導波路とする工程とを含むことを特徴とするシリコン光導波路装置の製造方法。
(付記)前記ハードマスクが、シリコン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコン酸化膜の積層膜であり、前記シリコン窒化膜が耐酸化膜であることを特徴とする付記に記載のシリコン光導波路装置の製造方法。
(付記)前記サイドウォールが、前記第1のストライプ状メサ及び前記第2のストライプ状メサの側面側からシリコン窒化膜/シリコン酸化膜の積層膜であり、前記シリコン窒化膜が耐酸化膜であることを特徴とする付記または付記に記載のシリコン光導波路装置の製造方法。
(付記)前記深堀部形成後の前記第1のストライプ状メサ及び前記第2のストライプ状メサの深さが1.0μm以上であることを特徴とする付記乃至付記のいずれか1に記載のシリコン光導波路装置の製造方法。
(付記)前記熱酸化工程において、前記第1のストライプ状メサの幅の50%〜65%が酸化されるように熱酸化を行って、前記シリコン光導波路の直下に厚膜酸化膜を形成することを特徴とする付記乃至付記のいずれか1に記載のシリコン光導波路装置の製造方法。
1 バルクシリコン基板
2 シリコン光導波路
3 自己酸化膜
11 入力導波路
12 基本導波路
13 出力導波路
14 格子導波路
15 p型Si電極形成領域
16 n型Si電極形成領域
17 p側電極
18 n側電極
19 電源
21 単結晶Si基板
22 熱酸化膜
23 SiN膜
24 SiO
25 マスクパターン
26 ストライプ状メサ
27 SiNサイドウォール
28 掘り下げ部
29 SiOサイドウォール
30 深堀部
31 熱酸化膜
32 単結晶Siコア層
33 バーズビーク部
34 SiOクラッド層
41 単結晶Si基板
42〜42 電子回路
43 光導波路
44 光変調器
45 MSM受光素子
46 金属配線
47 半導体レーザ
51 SOI基板
52 光変調器
53 受光器
54 光導波路
55 半導体レーザ
56〜56 LSIベアチップ
57 金属配線
61 単結晶シリコン基板
62 BOX層
63 光導波路
64 格子導波路
65,66 電極形成領域

Claims (2)

  1. バルクシリコン基板に少なくとも耐酸化膜を含むハードマスクをマスクとしてエッチングにより基本導波路となる第1のストライプ状メサ及び幅が40nm〜80nmの側面格子導波路となる第2のストライプ状メサを形成する工程と、
    前記第1のストライプ状メサ及び前記第2のストライプ状メサの側面を少なくとも耐酸化膜を含むサイドウォールで被覆する工程と、
    前記サイドウォールをマスクとして、バルクシリコン基板の露出部をエッチングして深堀部を形成する工程と、
    前記耐酸化膜を残存させた状態で熱酸化を行って、少なくとも前記深堀部を完全に酸化し、前記第1のストライプ状メサ及び前記第2のストライプ状メサの残存部をシリコン光導波路とする工程と
    を含むことを特徴とするシリコン光導波路装置の製造方法。
  2. 前記熱酸化工程において、前記第1のストライプ状メサの幅の50%〜65%が酸化されるように熱酸化を行って、前記シリコン光導波路の直下に厚膜酸化膜を形成することを特徴とする請求項に記載のシリコン光導波路装置の製造方法。
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