JP6155579B2 - 発光素子組立体、投影装置及び発光素子組立体の製造方法 - Google Patents

発光素子組立体、投影装置及び発光素子組立体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、発光素子組立体、投影装置及び発光素子組立体の製造方法に関する。
特許文献1には、発光素子(71a)をホルダー(82a)等に組み付けた構造体が開示されている。この発光素子(71a)においては、円板状のフランジ(90)の上面にキャップ部(91)が凸設され、複数本のリード線(92)がフランジ(90)の下面から延出する。ホルダー(82a)の上面には円形状の窪みが形成され、その窪みの底には貫通孔が形成され、その貫通孔がホルダー(82a)の下面まで貫通する。このホルダー(82a)に発光素子(71a)を組み付けるに際しては、まず発光素子(71a)のリード線(93)をホルダー(82a)の貫通孔に挿入するとともに、発光素子(71a)のフランジ(90)を窪みに嵌める。次に、窪みの周方向に発光素子(71a)を回転させて、周方向に沿う発光素子(71a)の位置を調整する。次に、ホルダー(82a)の下面に配線基板を配置し、発光素子(71a)のリード線(92)を配線基板に接合する。
特開2011−134668号公報
しかしながら、従来の技術では、フランジ(90)及び窪みが円形であるから、発光素子(71a)のリード線(93)をホルダー(82a)の貫通孔に挿入して発光素子(71a)のフランジ(90)を窪みに嵌めた時点では、周方向に沿う発光素子(71a)の位置が一義的に定まらない。そのため、窪みの周方向へ発光素子(71a)を回転させることによって、周方向に沿う発光素子(71a)の位置を調整する作業が必要となり、発光素子(71a)の組み付け作業が煩雑であった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、発光素子をホルダーに組み付けるに際して周方向に沿う発光素子の位置が一義的に定まるようにすることである。
以上の課題を解決するために、本発明に係る発光素子組立体は、上面に凹設された嵌合凹部と、前記嵌合凹部に連通して前記嵌合凹部の底に形成された嵌合孔と、を有するホルダーと、発光素子本体部と、前記発光素子本体部から突出した複数のリード線と、を有する発光素子と、複数の貫通孔を有した嵌合部材と、を備え、前記リード線が前記貫通孔にそれぞれ挿入されて前記嵌合部材が前記発光素子に設置され、前記発光素子本体部が前記嵌合凹部に嵌まって、前記リード線が前記嵌合孔に挿入され、前記嵌合部材が前記嵌合孔に嵌め込まれ、前記リード線に平行であり前記嵌合部材の重心を通る重心軸に直交する横断面における前記嵌合部材の外郭形状と前記嵌合孔の縁形状が合同であり、前記嵌合部材の前記重心軸と円形の前記発光素子本体部の中心軸とを互いに離した状態で前記嵌合部材が前記発光素子に設置され、円形の前記嵌合凹部の中心軸と前記嵌合孔に嵌め込まれた前記嵌合部材の前記重心軸とを互いに離した状態で前記嵌合凹部と前記嵌合孔とが前記ホルダーに形成されており、前記嵌合孔に嵌め込まれた前記横断面における前記嵌合部材の外郭形状及び前記嵌合孔の縁形状が非円形であることを特徴とする。
本発明に係る発光素子組立体の製造方法は、発光素子本体部から突出した複数のリード線を嵌合部材に形成された複数の貫通孔にそれぞれ挿入することによって、前記嵌合部材を前記発光素子本体部に支持する工程と、その後、ホルダーの上面に凹設された嵌合凹部に前記発光素子本体部を嵌めて、前記嵌合凹部に連通して前記嵌合凹部の底に形成されている嵌合孔に前記リード線を挿入し、前記嵌合孔に前記嵌合部材嵌め込む工程と、を備え、前記リード線に平行であり前記嵌合部材の重心を通る重心軸に直交する横断面における前記嵌合部材の外郭形状が円形の前記発光素子本体部の中心軸を軸とした回転対称でなく、前記横断面における、前記嵌合部材の外郭形状と前記嵌合孔の縁形状が合同であることを特徴とする。
本発明によれば、嵌合凹部の周方向に沿った発光素子の位置が一義的に定まり、発光素子をホルダーに組み付ける際に発光素子の位置調整をしなくても済む。
本発明の実施形態に係る発光素子組立体の縦断面図である。 同実施形態に係る発光素子組立体の要部の分解斜視図である。 同実施形態に係る発光素子組立体の発光素子及び嵌合部材の斜視図である。 同実施形態に係る発光素子組立体の発光素子及び嵌合部材の斜視図である。 同実施形態に係る発光素子組立体の発光素子の底面図である。 同実施形態に係る発光素子組立体の嵌合部材の横断面図である。 変形例1に係るに係る発光素子組立体の発光素子及び嵌合部材の斜視図である。 変形例1に係る発光素子組立体の発光素子及び嵌合部材の底面図である。 変形例1に係る発光素子組立体のホルダーの平面図である。 変形例2に係るに係る発光素子組立体の発光素子及び嵌合部材の斜視図である。 変形例2に係る発光素子組立体の発光素子及び嵌合部材の底面図である。 変形例2に係る発光素子組立体のホルダーの平面図である。 変形例3に係るに係る発光素子組立体の発光素子及び嵌合部材の斜視図である。 変形例3に係る発光素子組立体の発光素子及び嵌合部材の底面図である。 変形例3に係る発光素子組立体のホルダーの平面図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の側面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されている。そのため、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
〔第1の実施の形態〕
図1は発光素子組立体1の縦断面図である。図2は発光素子組立体1の要部の分解斜視図である。図3は発光素子組立体1に用いる発光素子10及び嵌合部材20の斜視図である。図4は発光素子10から嵌合部材20を取り外した状態を示す分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、発光素子組立体1はホルダー30、フレキシブルプリントシート40、レンズホルダー50、ヒートシンク70、複数の発光素子10、複数の嵌合部材20及び複数のコリメートレンズ60を備える。
図3及び図4に示すように、発光素子10は、レーザーダイオード、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(有機EL素子)その他の半導体発光素子チップをパッケージしたものである。この発光素子10は本体部10a、アノードのリード線13、カソードのリード線14及びノンコネクタのリード線15有する。
本体部10aは嵌合部11、出射部12及び半導体発光素子チップ(図示略)を有する。出射部12が嵌合部11の上面から突出するように嵌合部11の上面に設けられている。嵌合部11が円板状に設けられ、出射部12が円柱状に設けられている。嵌合部11及び出射部12の内部に半導体発光素子チップが設けられている。
出射部12の中心軸(重心軸)と嵌合部11の中心軸(重心軸)が一致するように、これら出射部12と嵌合部11が同心状に設けられている。出射部12及び嵌合部11の中心軸が本体部10aの中心軸でもある。出射部12の直径が嵌合部11の直径よりも短い。なお、出射部12の直径と嵌合部11の直径が等しくても良いし、出射部12の直径が嵌合部11の直径よりも長くてもよい。
リード線13〜15が嵌合部11の下面に設けられているとともに、その嵌合部11の下面から延び出ている。リード線15は切断されることによって他のリード線13,14よりも短い。リード線15が切断される前では、リード線13〜15の長さが互いに等しい。
リード線13,14が嵌合部11及び出射部12の内部において半導体発光素子チップに接続されている。半導体発光素子チップから発した光は出射部12の上面から出射する。発光素子10の配光については、発光素子10によって出射された光が発光素子10の上面に正対する仮想スクリーン90に投影されると、その光の照射範囲91が略長楕円形となる。
図5は発光素子10の底面図である。リード線13〜15が嵌合部11の中心軸11aからずれて配置されている。これらリード線13〜15は嵌合部11の中心軸11aを中心とした同一円上に配置されており、リード線13〜15から中心軸11aの距離が何れも等しい。リード線13とリード線14は嵌合部11の直径11b上に配置され、リード線15がその直径11bに直交する直径11c上に配置されている。図3に示すように、リード線13とリード線14の配列方向が出射光の照射範囲91の長円形状の長径の延伸方向にほぼ平行である。なお、図1に示す断面は、嵌合部11の中心軸11aに対して平行な面である。
嵌合部材20は絶縁体(例えば、樹脂等)からなる。また、嵌合部材20は放熱部材である。図6は嵌合部材20の横断面図であり、図6に示す断面は図1に示す断面に対して垂直な面である。図6に示すように、横断面における嵌合部材20のアウトライン(外郭線)22は非円形に形作られている。つまり、横断面における嵌合部材20の中心(重心)21からアウトライン22上の各点までの距離が相違する。例えば、中心21からアウトライン22上の一点22aまでの距離と中心21からアウトライン22上の他の点22bまでの距離が相違する。
具体的には横断面における嵌合部材20のアウトライン22は多角形(角丸多角形を含む。)に、更に具体的には三角形(角丸三角形を含む。)に、更に具体的には二等辺三角形(角丸二等辺三角形を含む。)に形作られている。横断面とは、嵌合部材20の中心21を通る中心軸及び嵌合部11の中心軸に対して直交する断面である。また、角丸多角形とは、少なくとも1つの角が丸い多角形のことである。従って、一又は複数の角が丸められて残りの角が丸められていない多角形も角丸多角形であり、全ての角が丸められた多角形も角丸多角形である。
図3、図4及び図6に示すように、嵌合部材20は柱状に形作られている。つまり、嵌合部材20は非円形柱状に、更に具体的には多角形柱状に、更に具体的には三角形柱状に、更に具体的には二等辺三角形柱状に形作られている。
嵌合部材20には貫通孔23〜25が形成されている。これら貫通孔23〜25は嵌合部材20の上面から下面まで貫通している。リード線13〜15が貫通孔23〜25にそれぞれ挿入されることによって嵌合部材20が発光素子10の本体部10aに支持され、嵌合部材20の上面が嵌合部11の下面に当接している。リード線13,14が嵌合部材20の下面から突き出ている。リード線15は貫通孔25から突き出ているか、その先端が嵌合部材20の下面に揃っている。リード線15が撓んで、リード線15が貫通孔25の内面に押し当てられることによって、嵌合部材20が発光素子10の本体部10aから外れることが防止されている。なお、リード線15が貫通孔25から突き出ている場合、その突き出た部分が折り曲げられて、嵌合部材20がリード線15の折り曲げ部に引っ掛かってもよい。
これら嵌合部材20の色は全て同じであるか、又は異なっている。
図5に示すように、嵌合部材20が本体部10aに支持された状態では、嵌合部材20と本体部10aが偏心している。つまり、横断面における嵌合部材20の中心軸(中心21を通る)が嵌合部11の中心軸11aからずれている。即ち、嵌合部材20の中心軸と嵌合部11の中心軸11aとが互いに離れた状態で嵌合部材20が発光素子10に設置されている。なお、嵌合部11の中心軸11aは本体部10aの中心軸及び出射部12の中心軸に一致する。
図1及び図2に示すようにホルダー30は本体31、複数の嵌合凹部32及び複数の嵌合孔33を有する。本体31は板状に設けられている。本体31が金属材料からなり、本体31の熱伝導率が高い。この本体31の上面には複数の嵌合凹部32が形成されている。これら嵌合凹部32が本体31の上面に沿って格子状に配列されている。これら嵌合凹部32は円形の凹部である。嵌合凹部32の直径は、発光素子10の嵌合部11の直径に等しいか、ほぼ等しい。嵌合凹部32の底に、この嵌合凹部32に連通して嵌合孔33が形成されており、嵌合孔33は嵌合凹部32の底から本体31の下面まで貫通している。横断面における嵌合孔33の縁形状は、横断面における嵌合部材20のアウトライン22の形状、即ち嵌合部材20の外郭形状と合同である。嵌合凹部32と嵌合孔33が偏心している。つまり、嵌合孔33の中心軸(重心軸)が嵌合凹部32の中心軸(重心軸)からずれている。即ち、嵌合孔33の中心軸と嵌合凹部32の中心軸とが互いに離れた状態で嵌合孔33と嵌合凹部32とが形成されている。嵌合凹部32の中心軸から嵌合孔33の中心軸までのずれ量は嵌合部11の中心軸11aから嵌合部材20の中心21までのずれ量に等しく、横断面における嵌合孔33と嵌合凹部32の位置的関係は横断面における嵌合部材20と嵌合部11の位置的関係と同じである。
ホルダー30は、本体31の下面に凹設された収容凹部34を更に有する。収容凹部34は帯状に延びている。具体的には、収容凹部34は、図1の紙面において左右方向(図1及び図2に示す矢印Aの方向)に沿って延在する。収容凹部34の数が複数であり、これら収容凹部34が図1の紙面に垂直な方向(図2に示す矢印Bの方向)に間隔をおいて互いに平行に設けられている。図2に示す矢印Aの方向に沿って一直線状に配列された複数の嵌合凹部32を1組のグループとすると、1組のグループにつき1つの収容凹部34がそのグループの裏側に配置されている(図1参照)。そして、嵌合孔33が収容凹部34の底において開口している(図1参照)。なお、これら収容凹部34の矢印A方向の端部は互いに連なっている。
複数の発光素子10がホルダー30の本体31の上面側から複数の嵌合凹部32及び嵌合孔33にそれぞれ挿入されている。具体的には、発光素子10の嵌合部11が嵌合凹部32に嵌め合い、その嵌合部11が嵌合凹部32の底に当接し、リード線13〜15が嵌合孔33に挿入され、出射部12が嵌合凹部32から突出している。嵌合部11の径方向荷重が嵌合凹部32の内壁面に受けられている。
嵌合部材20が嵌合孔33に挿入され、嵌合部材20が嵌合孔33に嵌め合っている。嵌合部材20と嵌合部11が偏心しているので、中心軸11aを軸とした嵌合部11及び発光素子10の回転が防止される。上述したように横断面における嵌合部材20及び嵌合部11の外郭形状が非円形であり、嵌合部材20が嵌合孔33に嵌め込まれているので、中心軸11aを軸とした嵌合部11及び発光素子10の回転が防止される。更に、本体部10a、嵌合部11、出射部12及びリード線13〜15の周方向の位置が一義的に決まる。
図1に示すように、フレキシブルプリントシート40が収容凹部34に収容されており、そのフレキシブルプリントシート40が収容凹部34の底に敷設されている。リード線13,14がフレキシブルプリントシート40に半田接合されている。図1及び図2に示す矢印Aの方向に沿って一直線状に配列された複数の発光素子10は、フレキシブルプリントシート40によって直列接続されている。
ホルダー30の本体31の下面にはヒートシンク70が当接し、ネジ等によってヒートシンク70が本体31の下面に取り付けられている。ヒートシンク70の上面には帯状の複数の凹部71が形成され、これら凹部71と収容凹部34が重なっている。また、ヒートシンク70の下面には複数のフィン72が凸設されている。ヒートシンク70が金属材料からなり、ヒートシンク70の熱伝導率が高い。
ホルダー30の本体31の上面にはレンズホルダー50が当接し、ネジ等によってレンズホルダー50が本体31の上面に取り付けられている。レンズホルダー50には複数の装着孔51が形成され、これら装着孔51がレンズホルダー50の上面から下面に貫通している。これら装着孔51が格子状に配列されており、これら装着孔51が嵌合凹部32にそれぞれ重なっている。装着孔51の上面側の部分(以下、大径部という。)は下面側の部分(以下、小径部という。)よりも径が長い。これら装着孔51の大径部にコリメートレンズ60がそれぞれ保持されている。発光素子10の出射部12はレンズホルダー50の下面側から装着孔51の小径部に挿入され、出射部12がコリメートレンズ60に正対する。装着孔51の小径部は嵌合凹部32よりも径が短く、発光素子10の嵌合部11が装着孔51の周囲においてレンズホルダー50の下面によって押さえられている。
続いて、発光素子組立体1の製造方法・組立方法について説明する。
まず、上述のようなホルダー30、フレキシブルプリントシート40、レンズホルダー50、ヒートシンク70、複数の発光素子10、複数の嵌合部材20及び複数のコリメートレンズ60及びヒートシンク70を準備する。発光素子10を準備した段階では、リード線15が切断されていない。
次に、フレキシブルプリントシート40をフレキシブルプリントシート40の収容凹部34に収納する。
次に、リード線13〜15を嵌合部材20の貫通孔23〜25にそれぞれ挿入し、嵌合部材20を嵌合部11の下面に当接させて、嵌合部材20を発光素子10の本体部10aに支持する。リード線13〜15及び貫通孔23〜25によって、嵌合部材20及び本体部10aの中心軸に直交する方向における嵌合部材20と本体部10aとの位置的関係が決まり、嵌合部材20の中心軸が本体部10aの中心軸からずれる。
次に、リード線15を曲げることによってリード線15を貫通孔25の内壁面に押し付け、リード線15のうち貫通孔25から突き出た部分を切り落とす。なお、リード線15のうち貫通孔25から突き出た部分を折り曲げることによって、嵌合部材20をリード線15の折り曲げ部に引っ掛け、リード線15のうち嵌合部材20の周縁から突き出た部分を切り落としてもよい。
同様にして、他の複数の発光素子10に他の複数の嵌合部材20をそれぞれ組み付ける。
次に、発光素子10及び嵌合部材20を嵌合凹部32及び嵌合孔33に挿入する。具体的には、ホルダー30の本体31の上面側からリード線13,14を嵌合孔33に挿入し、嵌合部材20を嵌合孔33に嵌め込み、嵌合部11を嵌合凹部32に嵌め込む。嵌合部材20及び嵌合孔33の形状や偏心によって発光素子10の周方向の位置が一義的に決まるので、リード線13,14がフレキシブルプリントシート40の適切な接合箇所に当たる。
次に、リード線13,14の先端部をフレキシブルプリントシート40に半田接合する。
同様にして、他の複数の発光素子10及び嵌合部材20を複数の嵌合凹部32及び嵌合孔33にそれぞれ挿入し、リード線13,14の先端部をフレキシブルプリントシート40に半田接合する。
次に、ヒートシンク70をホルダー30の本体31の下面に取り付ける。
次に、レンズホルダー50の複数の装着孔51の大径部に複数のコリメートレンズ60をそれぞれ装着するとともに、レンズホルダー50をホルダー30の本体31の上面に取り付ける。レンズホルダー50を本体31に取り付ける際には、複数の装着孔51を複数の嵌合凹部32にそれぞれ位置合わせし、複数の発光素子10の出射部12を複数の装着孔51の小径部にそれぞれ挿入する。
以上により、発光素子組立体1が完成する。
本実施形態によれば次のような作用効果を奏する。
(1) 発光素子10をホルダー30に組み付ける際に、発光素子10の周方向の位置に注意を払わずとも、嵌合部材20及び嵌合孔33の形状や偏心によって発光素子10の周方向の位置が一義的に決まる。よって、発光素子10の組み付け作業が容易である。また、リード線14を接合すべき箇所にリード線13を接合するような過ちも防止することができる。
(2) 嵌合部材20が嵌合孔33に嵌め合うので、リード線13,14をフレキシブルプリントシート40に半田接合する際に発光素子10がホルダー30から外れてしまうことを防止することができる。よって、発光素子10の組み付け作業が容易である。
(3) リード線13,14が嵌合部材20の貫通孔23,24に通されているから、リード線13,14がホルダー30に接してしまうことを防止することができる。また、嵌合部材20が絶縁体であるから、リード線13,14からホルダー30を電気的に絶縁することができる。そのため、ホルダー30を絶縁性の低い金属材料とすることができる。ホルダー30が金属材料であるから、発光素子10の熱をホルダー30に効率よく伝導することができ、発光素子10の放熱を行うことができる。
(4) 横断面における嵌合孔33の縁形状が星型等の凹多角形でもよいが、本実施形態のように横断面における嵌合孔33の縁形状が凸多角形(凸三角形)であれば、ホルダー30の本体31に嵌合孔33を穿孔しやすい。
(5) 嵌合部材20が伝熱部材であるから、発光素子10の本体部10aから発した熱が嵌合部材20によってホルダー30に伝導し、その熱がヒートシンク70によって放熱される。
〔変形例〕
本発明を適用可能な実施形態は上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下、幾つかの変形例について説明する。以下に説明する変形例は、変更個所を除いて上述した実施形態と同様である。以下に説明する変形例と第1の実施の形態との間で互いに対応する部分には同一の符号を付す。
〔変形例1〕
図7は発光素子10及び嵌合部材20の斜視図であり、図8は発光素子10及び嵌合部材20の底面図であり、図9はホルダー30の平面図である。
横断面における嵌合部材20のアウトライン22の形状、即ち嵌合部材20の外郭形状が角丸四角形(具体的には、角丸長方形)であり、嵌合部材20の中心21からアウトライン22上の各点(例えば、点22a,22b)までの距離が相違する。それに伴って、横断面における嵌合孔33の縁形状も角丸四角形(具体的には、角丸長方形)であり、横断面における嵌合孔33の縁形状と横断面における嵌合部材20のアウトライン22の形状、即ち嵌合部材20の外郭形状とが合同である。図9に示す符号32aは嵌合凹部32の中心軸であり、符号33aが嵌合孔33の中心軸であり、中心軸33aが中心軸32aからずれている。
〔変形例2〕
図10は発光素子10及び嵌合部材20の斜視図であり、図11は発光素子10及び嵌合部材20の底面図であり、図12はホルダー30の平面図である。
横断面における嵌合部材20のアウトライン22の形状、即ち嵌合部材20の外郭形状が四角形(具体的には、長方形)であり、嵌合部材20の中心21からアウトライン22上の各点(例えば、点22a,22b)までの距離が相違する。それに伴って、横断面における嵌合孔33の縁形状も四角形(具体的には、長方形)であり、横断面における嵌合孔33の縁形状と横断面における嵌合部材20のアウトライン22の形状、即ち嵌合部材20の外郭形状とが合同である。嵌合孔33の中心軸33aが嵌合凹部32の中心軸32aからずれている。即ち、嵌合孔33の中心軸33aと嵌合凹部32の中心軸32aとが離れた状態で嵌合孔33と嵌合凹部32とは形成されている。
〔変形例3〕
図13は発光素子10及び嵌合部材20の斜視図であり、図14は発光素子10及び嵌合部材20の底面図であり、図15はホルダー30の平面図である。
横断面における嵌合部材20のアウトライン22の形状、即ち嵌合部材20の外郭形状が円形であり、嵌合部材20の中心21からアウトライン22上の各点までの距離が等しい。それに伴って、横断面における嵌合孔33の縁形状も円形であり、横断面における嵌合孔33の縁形状と横断面における嵌合部材20のアウトライン22の形状、即ち嵌合部材20の外郭形状とが合同である。横断面における嵌合部材20のアウトライン22の形状及び嵌合孔33の縁形状が円形であっても、嵌合孔33の中心軸33aが嵌合凹部32の中心軸32aからずれている、即ち、嵌合孔33の中心軸33aと嵌合凹部32の中心軸32aとが離れた状態で嵌合孔33と嵌合凹部32とは形成されている。ので、発光素子10の周方向の位置が一義的に決まる。
なお、横断面における嵌合部材20のアウトライン22の形状が楕円形であり、横断面における嵌合孔33の縁形状が楕円形であり、これらの形状が合同であってもよい。
嵌合部材20のアウトライン22の形状及び横断面における嵌合孔33の縁形状が円形又は楕円形であるので、ホルダー30の本体31に嵌合孔33を穿孔しやすい。
尚、本実施形態では、発光素子10のリード線13〜15が嵌合部11の中心軸11aからずれて配置され、リード線13〜15が嵌合部11の中心軸11aを中心とした同一円上に配置されている。それに限らず、リード線13〜15の何れかが嵌合部11の中心軸11aと一致して配置されても良いし、また、リード線13〜15が嵌合部11の中心軸11aを中心とした同一円上に配置されていなくても良いことは勿論である。
〔第2の実施の形態〕
図16を参照して、上述の発光素子組立体1を備える投影装置100について説明する。図16は投影装置100の側面図である。図2に示す矢印Bの方向が図16に示す紙面に対して平行であり、図1及び図2に示す矢印Aの方向が図16に示す紙面に対して直交する。図16には、発光素子組立体1の発光素子10及び嵌合部材20を示し、ホルダー30、フレキシブルプリントシート40、レンズホルダー50、ヒートシンク70、嵌合部材20及びヒートシンク70の図示を省略する。
図16に示すように、投影装置100は表示素子130、時分割光発生装置140、光源側光学系150及び投影光学系160等を備える。
時分割光発生装置140は、赤色光、緑色光及び青色光を時分割で出射するものである。時分割光発生装置140は、緑色光発生装置141、青色光源142、赤色光源143及び光学系144を有する。
青色光源142は青色発光ダイオードである。赤色光源143は赤色発光ダイオードである。青色光源142の光軸と赤色光源143の光軸が直交する。
緑色光発生装置141は、励起光を発して、その励起光を緑色光に変換するものである。緑色光発生装置141は、発光素子組立体1、複数の反射ミラー141a、レンズ群141b、レンズ群141c、蛍光体ホイール141d及びスピンドルモーター141eを有する。この緑色光発生装置141に用いられる発光素子組立体1の発光素子10は、レーザー励起光を発するレーザーダイオードパッケージである。レーザー励起光の波長帯域は、青色帯域又は紫外線帯域であるが、特に限定するものではない。
反射ミラー141aがコリメートレンズ60によってコリメートされたレーザー励起光の光軸に対して斜めになるように発光素子10及びコリメートレンズ60に相対している。これら反射ミラー141aは階段状に配列され、発光素子10から発したレーザー励起光の光軸の間隔がこれら反射ミラー141aによって狭められ、これら反射ミラー141aによって反射されたレーザー励起光の光束群が占める断面積は、反射ミラー141aによって反射される前のレーザー励起光の光束群が占める断面積より狭くなる。具体的には、図3に示す照射範囲91の短径方向に配列された複数の照射範囲91間の間隔が短くなる。
レンズ群141b及びレンズ群141cは、これらの光軸が一直線状になるように配列されている。レンズ群141b及びレンズ群141cの光軸は発光素子10の光軸に対して垂直である。レンズ群141b及びレンズ群141cの光軸は、レンズ群141bとレンズ群141cの間において青色光源142の光軸に対して直交する。レンズ群141b及びレンズ群141cが蛍光体ホイール141dと反射ミラー141aとの間に配置されており、レンズ群141b及びレンズ群141cの光軸が蛍光体ホイール141dに直交する。レンズ群141b及びレンズ群141cは、複数の反射ミラー141aによって反射されたレーザー励起光の光束群を1つにまとめて、その光束群を蛍光体ホイール141dに集光させる。
蛍光体ホイール141dは、レーザー励起光によって励起されて緑色光を発する緑色蛍光体等からなる。蛍光体ホイール141dは、レーザー励起光を緑色光に変換するものである。蛍光体ホイール141dがスピンドルモーター141eに連結され、蛍光体ホイール141dがスピンドルモーター141eによって回転される。
発光素子10、青色光源142及び赤色光源143は時間分割で発光する。例えば、発光素子10、青色光源142及び赤色光源143は、発光素子10、青色光源142、赤色光源143の順に順次繰り返し発光する。
光学系144は、青色光源142から発した青色光の光軸、緑色光発生装置141から発した緑色光の光軸及び赤色光源143から発した青色光の光軸を一つに重ねて、これらの赤色光、緑色光及び青色光を出射する。光学系144は、レンズ群144a、第一ダイクロイックミラー144b、レンズ144c、第二ダイクロイックミラー144d及びレンズ群144eを有する。
レンズ群144aは青色光源142に対向する。レンズ群144a及びレンズ144cは、これらの光軸が一直線状になるように配列されている。レンズ群144a及びレンズ144cは、それらの光軸がレンズ群141bとレンズ群141cの間でレンズ群141b,141cの光軸に対して直交するように配置されている。
第一ダイクロイックミラー144bは、レンズ群144aとレンズ144cとの間に配置されているとともに、レンズ群141bとレンズ群141cとの間に配置されている。第一ダイクロイックミラー144bは、レンズ群141b,141cの光軸及びレンズ群144a・レンズ144cの光軸に対して45°で斜交する。第一ダイクロイックミラー144bは、発光素子10から発する波長帯域の励起光を蛍光体ホイール141dに向けて透過させるととともに、青色光源142から発する青色波長帯域の光をレンズ144c及び第二ダイクロイックミラー144dに向けて透過させる。また、第一ダイクロイックミラー144bは、蛍光体ホイール141dから発する緑色波長帯域の光をレンズ144c及び第二ダイクロイックミラー144dに向けて反射させる。
レンズ群144eは赤色光源143に対向する。レンズ群144eは、その光軸がレンズ144cに関して青色光源142及び第一ダイクロイックミラー144bの反対側でレンズ群144a及びレンズ144cの光軸に対して直交するように配置されている。
第二ダイクロイックミラー144dは、レンズ群144eに関して赤色光源143の反対側に配置されているとともに、レンズ144cに関して第一ダイクロイックミラー144bの反対側に配置されている。第二ダイクロイックミラー144dは、レンズ群144eの光軸及びレンズ144cの光軸に対して45°で斜交する。第二ダイクロイックミラー144dは、第一ダイクロイックミラー144bからの青色及び緑色の波長帯域の光を光源側光学系150に向けて反射させるとともに、赤色光源143から発する赤色の波長帯域の光を光源側光学系150に向けて透過させる。
時分割光発生装置140は、赤色光、緑色光及び青色光を時分割で発するものであれば、以上に説明した構成以外の構成でもよい。
例えば、蛍光体ホイール141dが緑色蛍光体と光拡散透過部を有し、蛍光体ホイール141dが回転することによって緑色蛍光体と光拡散透過部が交互に141cの光軸を通過してもよい。この場合、発光素子10が青色レーザーダイオードパッケージであり、青色光源142を省略し、蛍光体ホイール141dの光拡散透過部を透過した青色光が青色光源142の発光向きと同様の向きになるようにその青色光が反射光学系によってレンズ群144aに導かれるようにし、発光素子10と赤色光源143が交互に発光する。
光源側光学系150は、時分割光発生装置140から出射された赤色光、緑色光及び青色光を表示素子130に投射する。光源側光学系150は、レンズ151、導光装置152、レンズ153、光軸変換ミラー154、集光レンズ群155及び照射ミラー156を有する。
レンズ151は、第二ダイクロイックミラー144dに関してレンズ群144eの反対側に配置されている。レンズ群144e、レンズ151、導光装置152及びレンズ153は、これらの光軸が一直線状になるように配置されている。レンズ151、導光装置152及びレンズ153は、レンズ144c及びレンズ群144aの光軸に直交する。
時分割光発生装置140によって発生された赤色光、緑色光及び青色光はレンズ151によって集光される。導光装置152は、ライトトンネル又はライトロッドである。導光装置152は、レンズ151によって集光された赤色光、緑色光及び青色光を側面で複数回反射又は全反射させることで、赤色光、緑色光及び青色光を均一な強度分布の光束にする。レンズ153は、導光装置152によって導光された赤色光、緑色光及び青色光を光軸変換ミラー154に向けて投射するとともに、集光する。光軸変換ミラー154は、レンズ153によって投射された赤色光、緑色光及び青色光を集光レンズ群155に向けて反射させる。集光レンズ群155は、光軸変換ミラー154によって反射された赤色光、緑色光及び青色光を照射ミラー156に向けて投射するとともに、集光する。照射ミラー156は、集光レンズ群155によって投射された光を表示素子130に向けて反射させる。
表示素子130は、空間光変調器であり、光源側光学系150によって照射された赤色光、緑色光及び青色光を各画素毎(各空間光変調素子毎)で変調することによって画像を形成する。具体的には、表示素子130は、二次元アレイ状に配列された複数の可動マイクロミラー等を有するデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)であり、可動マイクロミラーが画素としての空間光変調素子に相当する。表示素子130はドライバによって駆動される。つまり、赤色光が表示素子130に照射されている時に、表示素子130の各可動マイクロミラーが制御(例えば、PWM制御)されることで、赤色光が後述の投影光学系160に向けて反射される時間比(デューティー比)が可動マイクロミラー毎に制御される。これにより、表示素子130によって赤色の画像が形成される。緑色光や青色光が表示素子130に照射されている際も、同様である。
なお、表示素子130が反射型の空間光変調器ではなく、透過型の空間光変調器(例えば、液晶シャッターアレイパネル:いわゆる液晶表示器)であってもよい。表示素子130が透過型の空間光変調器である場合、光源側光学系150の光学設計を変更し、光源側光学系150によって照射される赤色光、緑色光及び青色光の光軸が後述の投影光学系160の光軸に重なるようにして、投影光学系160と光源側光学系150との間に表示素子130を配置する。
投影光学系160は表示素子130に正対するように設けられ、投影光学系160の光軸が表示素子130に交差(具体的には、直交)する。投影光学系160は、表示素子130によって反射された光を前方に投射することによって、表示素子130によって形成された画像をスクリーンに投影する。この投影光学系160は、可動レンズ群161及び固定レンズ群162等を備える。投影光学系160は、可動レンズ群161の移動によって、焦点距離が変更可能であるとともに、フォーカシングが可能である。
図16に示す投影装置の光学系をリアプロジェクション表示装置に適用してもよい。
上述の投影装置100は、1つの表示素子130を用いて赤色画像、緑色画像及び青色画像を時分割で投影するものである。それに対して、3つの表示素子を用いて赤色画像、緑色画像、青色画像を生成し、それらを合成したカラー画像を投影する投影装置の光源に発光素子組立体1を用いてもよい。この場合、発光素子組立体1の発光素子10が発する光が白色光であり、その白色光を赤色光、青色光及び緑色光に分光した上で、3つの表示素子に赤色光、青色光及び緑色光をそれぞれ照射する。或いは、発光素子組立体1の複数の発光素子10には赤色発光素子、緑色発光素子及び青色発光素子があり、これら発光素子から発した赤色光、青色光及び緑色光を3つの表示素子にそれぞれ照射する。
本発明は上記実施形態及び変形例に限定して解釈されるべきではなく、本発明の要部を変更しない範囲で適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。また、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲及びその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
上面に凹設された嵌合凹部と、前記嵌合凹部に連通して前記嵌合凹部の底に形成された嵌合孔と、を有するホルダーと、
発光素子本体部と、前記発光素子本体部から突出した複数のリード線と、を有する発光素子と、
複数の貫通孔を有した嵌合部材と、を備え、
前記リード線が前記貫通孔にそれぞれ挿入されて前記嵌合部材が前記発光素子に設置され、
前記発光素子本体部が前記嵌合凹部に嵌まって、前記リード線が前記嵌合孔に挿入され、前記嵌合部材が前記嵌合孔に嵌め込まれ、
前記嵌合部材の中心軸と前記発光素子本体部の中心軸とを互いに離した状態で前記嵌合部材が前記発光素子本体部に設置され、前記嵌合凹部の中心軸と前記嵌合孔の中心軸とを互いに離した状態で前記嵌合凹部と前記嵌合孔とが前記ホルダーに形成されている、
ことを特徴とする発光素子組立体。
<請求項2>
前記嵌合孔の中心軸に直交する横断面における前記嵌合部材の中心から前記嵌合部材の外郭線上の各点までの距離が相違し、
前記横断面における前記嵌合部材の外郭形状と前記嵌合孔の縁形状が合同である、
ことを特徴とする請求項1に記載の発光素子組立体。
<請求項3>
上面に凹設された嵌合凹部と、前記嵌合凹部に連通して前記嵌合凹部の底に形成された嵌合孔と、を有するホルダーと、
発光素子本体部と、前記発光素子本体部から突出した複数のリード線と、を有する発光素子と、
複数の貫通孔を有した嵌合部材と、を備え、
前記リード線が前記貫通孔にそれぞれ挿入されて前記嵌合部材が前記発光素子に設置され、
前記発光素子本体部が前記嵌合凹部に嵌まって、前記リード線が前記嵌合孔に挿入され、前記嵌合部材が前記嵌合孔に嵌め込まれ、
前記嵌合孔の中心軸に直交する横断面における前記嵌合部材の中心から前記嵌合部材の外郭線上の各点までの距離が相違し、
前記横断面における前記嵌合部材の外郭形状と前記嵌合孔の縁形状が合同である、
ことを特徴とする発光素子組立体。
<請求項4>
前記嵌合孔の中心軸に直交する横断面における前記嵌合部材の外郭形状及び前記嵌合孔の縁形状が多角形である、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の発光素子組立体。
<請求項5>
前記嵌合孔の中心軸に直交する横断面における前記嵌合部材の外郭形状及び前記嵌合孔の縁形状が角丸多角形である、
ことを特徴とする請求項4に記載の発光素子組立体。
<請求項6>
前記嵌合孔の中心軸に直交する横断面における前記嵌合部材の外郭形状及び前記嵌合孔の縁形状が凸多角形である、
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の発光素子組立体。
<請求項7>
前記嵌合孔の中心軸に直交する横断面における前記嵌合部材の外郭形状及び前記嵌合孔の縁形状が楕円形である、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の発光素子組立体。
<請求項8>
前記嵌合孔の中心軸に直交する横断面における前記嵌合部材の外郭形状及び前記嵌合孔の縁形状が円形である、
ことを特徴とする請求項1に記載の発光素子組立体。
<請求項9>
前記嵌合部材が放熱部材である、
ことを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の発光素子組立体。
<請求項10>
請求項1から9の何れか一項に記載の発送素子組立体を備える、
ことを特徴とする投影装置。
<請求項11>
上面に凹設され、発光素子の本体部が嵌まる嵌合凹部と、
前記嵌合凹部に連通して前記嵌合凹部の底に形成され、前記発光素子の本体部に設置される嵌合部材が嵌め込まれる嵌合孔と、を備え、
前記嵌合凹部の中心軸と前記嵌合孔の中心軸とが互いに離れて形成されている、
ことを特徴とする発光素子のホルダー。
<請求項12>
前記嵌合孔の中心軸に直交する横断面における前記嵌合孔の中心から前記嵌合孔の縁上の各点までの距離が相違する、
ことを特徴とする請求項11に記載の発光素子のホルダー。
<請求項13>
上面に凹設され、発光素子の本体部が嵌まる嵌合凹部と、
前記嵌合凹部に連通して前記嵌合凹部の底に形成され、前記発光素子の本体部に設置される嵌合部材が嵌め込まれる嵌合孔と、を備え、
前記嵌合孔の中心軸に直交する横断面における前記嵌合孔の中心から前記嵌合孔の縁上の各点までの距離が相違する、
ことを特徴とする発光素子のホルダー。
<請求項14>
発光素子本体部から突出した複数のリード線を嵌合部材に形成された複数の貫通孔にそれぞれ挿入することによって、前記嵌合部材を前記発光素子本体部に支持し、前記嵌合部材の中心軸と前記発光素子本体部の中心軸とを互いに離す工程と、
その後、ホルダーの上面に凹設された嵌合凹部に前記発光素子本体部を嵌めて、前記嵌合凹部に連通して前記嵌合凹部の底に形成されているとともに前記嵌合凹部の中心軸から離れた中心軸を有した嵌合孔に前記リード線を挿入し、前記嵌合孔に前記嵌合部材を嵌め込む工程と、を備える、
ことを特徴とする発光素子組立体の製造方法。
<請求項15>
前記嵌合部材の中心軸に直交する横断面における前記嵌合部材の中心から前記嵌合部材の外郭線上の各点までの距離が相違し、
前記嵌合部材の中心軸に直交する横断面における前記嵌合部材の中心から前記嵌合部材の外郭形状と、前記嵌合孔の中心軸に直交する横断面における前記嵌合孔の縁形状とが合同である、
ことを特徴とする請求項14に記載の発光素子組立体の製造方法。
<請求項16>
発光素子本体部から突出した複数のリード線を嵌合部材に形成された複数の貫通孔にそれぞれ挿入することによって、前記嵌合部材を前記発光素子本体部に支持する工程と、
その後、ホルダーの上面に凹設された嵌合凹部に前記発光素子本体部を嵌めて、前記嵌合凹部に連通して前記嵌合凹部の底に形成されている嵌合孔に前記リード線を挿入し、前記嵌合孔に前記嵌合部材嵌め込む工程と、を備え、
前記嵌合部材の中心軸に直交する横断面における前記嵌合部材の中心から前記嵌合部材の外郭線上の各点までの距離が相違し、
前記嵌合部材の中心軸に直交する横断面における前記嵌合部材の中心から前記嵌合部材の外郭形状と、前記嵌合孔の中心軸に直交する横断面における前記嵌合孔の縁形状とが合同である、
ことを特徴とする発光素子組立体の製造方法。
1 発光素子組立体
10 発光素子
10a 発光素子本体部
11 嵌合部
11a 嵌合部、出射部及び発光素子本体部の中心軸
12 出射部
13〜15 リード線
20 嵌合部材
21 横断面における嵌合部材の中心
22 横断面における嵌合部材のアウトライン
23〜25 貫通孔
30 ホルダー
31 本体
32 嵌合凹部
33 嵌合孔
100 投影装置

Claims (9)

  1. 上面に凹設された嵌合凹部と、前記嵌合凹部に連通して前記嵌合凹部の底に形成された嵌合孔と、を有するホルダーと、
    発光素子本体部と、前記発光素子本体部から突出した複数のリード線と、を有する発光素子と、
    複数の貫通孔を有した嵌合部材と、
    を備え、
    前記リード線が前記貫通孔にそれぞれ挿入されて前記嵌合部材が前記発光素子に設置され、
    前記発光素子本体部が前記嵌合凹部に嵌まって、前記リード線が前記嵌合孔に挿入され、前記嵌合部材が前記嵌合孔に嵌め込まれ、
    前記リード線に平行であり前記嵌合部材の重心を通る重心軸に直交する横断面における前記嵌合部材の外郭形状と前記嵌合孔の縁形状が合同であり、
    前記嵌合部材の前記重心軸と円形の前記発光素子本体部の中心軸とを互いに離した状態で前記嵌合部材が前記発光素子に設置され、円形の前記嵌合凹部の中心軸と前記嵌合孔に嵌め込まれた前記嵌合部材の前記重心軸とを互いに離した状態で前記嵌合凹部と前記嵌合孔とが前記ホルダーに形成されており、
    前記嵌合孔に嵌め込まれた前記横断面における前記嵌合部材の外郭形状及び前記嵌合孔の縁形状が非円形である、
    ことを特徴とする発光素子組立体。
  2. 前記横断面における前記嵌合部材の外郭形状が前記発光素子本体部の中心軸を軸とした回転対称でない
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光素子組立体。
  3. 前記嵌合孔に嵌め込まれた前記横断面における前記嵌合部材の外郭形状及び前記嵌合孔の縁形状が多角形である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の発光素子組立体。
  4. 前記嵌合孔に嵌め込まれた前記横断面における前記嵌合部材の外郭形状及び前記嵌合孔の縁形状が角丸多角形である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の発光素子組立体。
  5. 前記嵌合孔に嵌め込まれた前記横断面における前記嵌合部材の外郭形状及び前記嵌合孔の縁形状が凸多角形である、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の発光素子組立体。
  6. 前記嵌合孔に嵌め込まれた前記横断面における前記嵌合部材の外郭形状及び前記嵌合孔の縁形状が楕円形である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の発光素子組立体。
  7. 前記嵌合部材が放熱部材である、
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の発光素子組立体。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載の発光素子組立体を備える、
    ことを特徴とする投影装置。
  9. 発光素子本体部から突出した複数のリード線を嵌合部材に形成された複数の貫通孔にそれぞれ挿入することによって、前記嵌合部材を前記発光素子本体部に支持する工程と、
    その後、ホルダーの上面に凹設された嵌合凹部に前記発光素子本体部を嵌めて、前記嵌合凹部に連通して前記嵌合凹部の底に形成されている嵌合孔に前記リード線を挿入し、前記嵌合孔に前記嵌合部材嵌め込む工程と、
    を備え、
    前記リード線に平行であり前記嵌合部材の重心を通る重心軸に直交する横断面における前記嵌合部材の外郭形状が円形の前記発光素子本体部の中心軸を軸とした回転対称でなく
    記横断面における、前記嵌合部材の外郭形状と前記嵌合孔の縁形状が合同である、
    ことを特徴とする発光素子組立体の製造方法。
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