JP6155011B2 - モバイルローダ - Google Patents

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本発明は、高低差を有する2つの載置面の間で貨物を移載するのに用いるモバイルローダに関する。
モバイルローダは、例えば、空港の貨物取扱施設において、トラック等の荷台と、高さの違う荷台を持つドーリー(空港で用いられる車輪付き荷台)との間で貨物を移載するのに用いられる自走能力を有する車両である。モバイルローダは、走行装置と、最大積載重量が例えば5t程の昇降載置台と、昇降載置台の昇降動作及び走行装置の操作及び駆動制御を行う制御部と、を備えている。昇降載置台の表面には、複数のボールトランスファユニット(フリーベアリングとも呼ばれている)が埋設されている。表面に突出している各ユニットのボールは、貨物の底面を支持し、自在に回転して載置された貨物を容易に移動できるようにする(特許文献1を参照)。
使用時、オペレータは、制御部に備えている操作部を操作して走行装置を制御し、モバイルローダをトラック等の荷台の近くに移動させた後に、昇降載置台の高さを荷台の高さに調節する。貨物を昇降載置台上に載せた後、オペレータは、モバイルローダをけん引車両に連結されているドーリーの横に移動し、昇降載置台の高さをドーリーの荷台の高さに調節して貨物を昇降載置台からドーリーに移載できるようにする。または、ドーリーをモバイルローダの横に移動し、前記のように昇降載置台の高さを調節して荷の受け渡しを行う。
特開2010−70057号公報
特許文献1に記載の昇降載置台付台車(モバイルローダ)で用いているボールトランスファユニットは、昇降載置台上の貨物を所望の位置に止めることができず、モバイルローダの移動時に貨物が昇降載置台内で動く、といった不都合がある。一方で、搬送ベルト又は搬送ローラを用いて貨物を搬送方向に搬送する構成を採用すると、貨物の位置のずれに柔軟に対応できないという問題がある。
本発明は、上記従来例の問題を改善するためになされたものであり、昇降載置台上で貨物を搬送方向に自動で移動して所望位置に止めるだけでなく、搬送方向に直交する向きに貨物を手動で容易に引き出せるモバイルローダを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、高低差を有する2つの載置面との間で貨物を移載するための昇降載置台と、該昇降載置台の昇降動作の制御を行う駆動制御部と、を有するモバイルローダにおいて、前記昇降載置台は、載置面の一方の端部から他方の端部に向かう搬送方向に沿って貨物を移動させる複数のオムニホィールを配置した移載用ローラ部と、前記移載用ローラ部のオムニホィールを回転させる油圧モータを含む駆動部と、貨物を任意方向に移動自在に支持するため上向きに配設された複数のボールトランスファユニット(フリーベアリング)と、を有しており、前記駆動制御部は、前記駆動部を制御して、前記オムニホィールを正転、停止、又は逆転でき、前記複数のオムニホィールの回転軸は、互いに平行となっており、前記移載用ローラ部の貨物搬送方向に垂直な方向に貨物を移動させるプッシャー装置を備えたことを特徴とする。
前記駆動部は、ローギヤードなギヤボックスを介して前記油圧モータの回転軸に連結されており、該ギヤボックスは、オムニホィールの回転停止時は、停止位置に貨物を制動するように働くのが好ましい。
本発明によれば、駆動制御部は、駆動部の油圧モータを制御してオムニホィールを正転、停止、又は逆転させて、昇降載置台上の貨物を搬送方向に沿って移動し、所望の位置で停止させることができる。移載用ローラ部にオムニホィールを用いたことによって、オペレータは、貨物の搬送方向に直交する向きに、貨物を容易に引き出すことができる。これにより、貨物を一方の端部から他方の端部へと搬送方向に運ぶ作業、及び、搬送方向に垂直な方向に貨物を引き出す作業が容易に行える。
本発明の実施形態に係るモバイルローダの斜視図。 同モバイルローダの構成を示す平面、正面及び側面図。 (a)は同モバイルローダの昇降載置台に備えられているボールトランスファユニットを示す平面図及びca―ca’断面図、(b)は移載用ローラ部のオムニホィールを示す平面図及びcb−cb’断面図。 (a)は移載用ローラ部の駆動部の正面図、(b)は同移載用ローラ部の駆動部のA矢視図。 (a)は移載用ローラ部の駆動部の変形例の正面図、(b)は(a)のB矢視図、(c)は(a)のC矢視図。 (a)〜(c)はそれぞれ昇降載置台の変形例1〜3を示す正面図。
本発明のモバイルローダは、昇降載置台に、複数のオムニホィールを配置した移載用ローラ部と、移載用ローラ部の駆動部と、駆動部の駆動制御部とを備えたことを特徴とする。駆動制御部は、油圧モータを含む駆動部を制御してオムニホィールを正転、停止、又は逆転させることによって、昇降載置台上の貨物を搬送方向に移送し、所望の位置で停止させる。また、移載用ローラ部は、オムニホィールを用いているため、オペレータは、貨物の搬送方向だけでなく、この搬送方向に直交する向きに貨物を手動で容易に引き出すことができる。これにより、例えば昇降載置台に貨物を一方に押し進めるプッシャーを用いる場合に比べて、貨物を所望の位置に載せる作業が効率良く行える。
図1は、実施形態にかかるモバイルローダ1を示す。本図では、貨物50を載置した昇降載置台3の様子を明確に示すため、昇降載置台3の前端に取り付けられている柵状の手すり8を一部省略して示す(手すり8の全体形状については図2を参照)。モバイルローダ1は、油圧モータによって駆動される車輪を有する走行装置2と、昇降載置台3と、走行装置2及び昇降載置台3の操作及び駆動制御を行う制御部4と、を備えている。昇降載置台3は、例えば、幅3200mm×奥行き2470mmの載置面を有し最大積載重量が5t程の台である。昇降載置台3の表面には、マトリクス状に埋設されている全部でm個のボールトランスファユニット(フリーベアリングも呼ばれている)5n(nは1からmまでの整数)(単にボールトランスファユニット5とも表す)を備えている。また、昇降載置台3の表面には、両矢印AR1で示す貨物50の搬送方向に沿って、それぞれ10個の同一構造のオムニホィール6a〜6j、6k〜6t(図2を参照)を2列に並べて構成されている移載用ローラ部6を備えている。走行装置2及び移載用ローラ部6は、油圧モータを含む駆動部を備えている。その他、昇降載置台3には、取り外し可能なフロントガイド7と、取り外し可能な手すり8と、貨物搬送出口付近に出没可能に取り付けられている板状の4枚のストッパ9a〜9dと、が設けられている。
上記構成のモバイルローダ1において、例えば、貨物50は、図面右側端部から昇降載置台3に載せられる。オペレータは、制御部4によってオムニホィール6a〜6tを正転して貨物50を昇降載置台3上で左向きに搬送し、所望の位置で停止させる。必要に応じてオムニホィール6a〜6tを逆転して貨物50の位置を合わせる。ストッパ9a〜9dを昇降載置台3表面から突出させて貨物50が昇降載置台3から落ちないようにした後、オペレータは、制御部4によって走行装置2を制御してモバイルローダ1を移動させる。モバイルローダ1を所望の位置に移動させた後、オペレータは、制御部4によって昇降載置台3の高さを移載先の荷台の高さに調節し、オムニホィール6a〜6tを所望の方向に回転させて貨物50の移載を行う。なお、移載用ローラ部6にオムニホィールを用いたことにより、フロントガイド7と、取り外し可能な手すり8を取り外すことによって、貨物50を手動で前方に引き出して他の荷台に移載することもできる。
図2は、モバイルローダ1を示す。矢印AR2で指す平面図において、モバイルローダ1の制御部4は、操作部10と、走行装置2及び移載用ローラ部6の駆動制御部11と、蓄電池12と、で構成される。駆動制御部11は、電動油圧ポンプ1aを備えている。オペレータによる操作部10の操作に応じて、駆動制御部11は、蓄電池12から電動油圧ポンプ11aへ給電を行うと同時に、油路の配管25に設けてある電磁弁を制御して走行装置2又は移載用ローラ部6の駆動部の油圧モータへ給油を行う。駆動制御部11は電動システムを採用することで、化石燃料を用いる内燃機関を用いる場合に比べ、環境にやさしい設計となっている。
移載用ローラ部6は、5個のオムニホィールを一列に並べたユニット21〜24を、縦に2つ、平行に2列並べたものである。各ユニット21〜24は、それぞれオムニホィールを回転させる油圧モータを含む駆動部(図4、5に示す駆動部21n)を備えている。モバイルローダ1は、駆動制御部11の電動油圧ポンプ11aから4つのユニット21〜24に給油を行うように、点線で描くような油路の配管25を備えている。オペレータによる操作部10の操作に応じて、駆動制御部11は電動油圧ポンプ11aを駆動して、例えばチェーン、スプロケット等によって、移載用ローラ部6のオムニホィールを正転、停止、又は逆転させる。昇降載置台3上に載せた貨物にオムニホィールによる搬送力が作用し易いように、移載用ローラ部6の両端のオムニホィールは、昇降載置台3のできる限り端に配置するのが好ましい。
オムニホィールの列は、移載する貨物50の底面に1又は2列のオムニホィールが当接する位置に配置する。例えば、2列のオムニホィールを、昇降載置台3の搬送路の中央から30cm離し、即ち、オムニホィールの列同士の距離が60cmとなるように配置する。
ボールトランスファユニット5をマトリクス状に配置する間隔は、使用を想定している貨物50の底面を安定して支持できる値に設定する。例えば、貨物50が110cm×110cmの底面又は80cm×120cmの底面等を有している場合、常に3個以上のボールトランスファユニットで支持できる値、例えば30cm間隔に設定する。
矢印AR3で指す側面図及び矢印AR4で指す正面図に示すように、モバイルローダ1は、走行装置2で目的地にまで移動した後、4隅に設けてあるジャッキ13a〜13dを用いて固定する。この後、オペレータは、操作部10を操作して、駆動制御部11の電動油圧ポンプ11aを駆動してシザースリンク14の2つのリフトシリンダ14a、14bを動かして昇降載置台3を所望の高さに調節する。
図3(a)は、昇降載置台3の表面に埋設されているボールトランスファユニット5の1つの正面図及びca−ca’断面図を示す。ボールトランスファユニット5は、1個の大ボール5aと、大ボール5aの下半球を包み込むように覆う50〜150個の小ボール5bと、これらの小ボール5bを支えるボール受け部5cと、蓋5dと、で構成されている。このベアリング構造によって大ボール5aは上に貨物50が載っている時でも滑らかに回転でき、僅かな力で貨物50を移動可能にする。
図3(b)はオムニホィール6aの正面図及びcb−cb’断面図を示す。オムニホィール6aは、3つのゴム製の樽型ローラ61〜63をその外周に120度間隔で取り付けたホィール64と、3つのゴム製の樽型ローラ65〜67をその外周に120度間隔で取り付けたホィール68と、を60度ずらして合わせた構成をしており、ホィール64、68の回転方向に載置した貨物50を搬送できるほか、樽型ローラの回転方向に自由に貨物50を動かすことができる。
移載用ローラ部6を構成しているユニット21〜24は、同一の構成を有している。一例として、ユニット21について説明する。図4(a)(b)はユニット21の構成を示す。ユニット21は、軸受フレーム21aに、5つのオムニホィール6a〜6eの回転軸を、等間隔かつ平行に回転自在に取り付けたものである。オムニホィール6a〜6eは、軸受フレーム21aの外側に歯車20b〜21iを備えている。オムニホィール6aと6b、6bと6c、6cと6d、6dと6eの、歯車20bと21c、21dと21e、21fと21g、21hと21iは、チェーン21j〜21mで連結されている。これにより、1つのオムニホィールを回転させると5つ全てのオムニホィールが同時に回転する。フレーム21aには、オムニホィール6cと6dとの間に、油圧モータを含む駆動部21nが取り付けられている。駆動部21nは、油圧モータ(例えばオービットモータ(米国イートン株式会社の登録商標))21oと、ローギヤードなギヤボックス21pとで構成されている。ギヤボックス21pの出力回転軸に取り付けられている歯車21qは、チェーン21lによってオムニホィール6c、6dの歯車21f、21gに連結されている。なお、歯車21q、21gの間には、チェーン21l用の張りプーリ21rが設けられている。張りプーリ21rは、フレーム21aに軸21sで枢動可能に取り付けられており、ばねによって矢印21t方向に付勢されている。
油圧モータ21oは、油路の配管25に流す油の方向を変えることで回転方向が変わり、また、駆動制御部11によって制御される電磁弁によって電動油圧ポンプ11aからの給油を停止することによって回転停止する。電磁弁によって給油が停止されている場合、油圧モータの回転軸はブレーキが掛けられた状態と同じになり、この結果、貨物50は停止位置に固定される。
また、ローギヤードなギヤボックス21pは、オムニホィール6c、6d側から見れば、ハイギヤードなギヤボックスで、オムニホィールに接している貨物50に対する強い制動作用を発揮する。この結果、ギヤボックス21pは、オムニホィール6a〜6eの回転停止時は、停止位置に貨物50を制動するように働く。
図5は、ユニット21の変形例の構成を示す。図4に示したユニット21と同じ構成要素には同じ参照番号を付して示し、ここでの重複した説明は省く。ユニット21の変形例は、図4に示した実施例とは異なる構成の張りプーリ21u、21w〜21zをチェーン21j〜21mに取り付けたことを特徴とする。張りプーリ21uは、フレーム21aに直交する向きに摺動可能に取り付けられており、ばねによって矢印21v方向に付勢されている。張りプーリ21w、21zは、張りプーリ21uと同じ構成である。張りプーリ21x、21yは、フレーム21aに沿って摺動可能に取り付けられており、ばねによって互いに向き合う方向に付勢されている。この構成を採用することによって、チェーン21j〜21mにおいて、チェーンの弛みを防止することができる。
(昇降載置台の変形例)
図6(a)〜(c)は、それぞれ昇降載置台3の変形例1〜3を示す。
図6(a)は、昇降載置台3の変形例1を示す。昇降載置台3の変形例1では、ユニット21及び22の間と、ユニット23及び24との間を通る貨物引出用ローラ部30を備える。貨物引出用ローラ部30は、貨物50の搬送方向(矢印AR1方向)に垂直な方向(矢印AR2方向)に貨物50を移動させる複数のオムニホィールを複数列(ただし、貨物を直線状に移動できる場合には一列の場合を含む)配置したものである。貨物引出用ローラ部30は、油圧モータを含む駆動部を有している。この変形例では、操作部10に貨物引出用ローラ部30の駆動部の操作スイッチを追加し、オペレータによる操作スイッチの操作に応じて駆動制御部11が、貨物引出用ローラ部30を制御できるようにする。駆動制御部11による駆動制御のために、専用の電動油圧ポンプ及び油路の配管を用いてもよいし、駆動制御部11の電動油圧ポンプ11aから配管を分岐して設け、途中に電磁弁を介することによって駆動制御を行うようにしてもよい。以下の変形例において同様である。
図6(b)は、昇降載置台3の変形例2を示す。昇降載置台3の変形例2では、ユニット21及び22の間と、ユニット23及び24との間を通る引出用プッシャー装置31を備える。引出用プッシャー装置31は、矩形の引出用板31aと、該引出用板31aを矢印AR3方向に駆動する油圧シリンダ31bと、を備えている。この変形例では、操作部10に油圧シリンダ31b用の操作スイッチを追加し、オペレータによる操作スイッチの操作に応じて駆動制御部11が油圧シリンダ31b制御できるようにする。なお、引出用板31aは、下端の高さがボールトランスファユニット5n(nは1からmまでの整数)及びオムニホィール6a〜6tより高くなるように設定する。引出用プッシャー装置31は、移載用ローラ部6の貨物搬送方向に垂直な矢印AR3で示す方向に貨物を引き出す作業を補助するのに用いることができる。
図6(c)は、昇降載置台3の変形例3を示す。昇降載置台3の変形例3では、移載用ローラ部6の貨物搬送方向に貨物を移動させる搬送方向用プッシャー装置32を備える。搬送方向用プッシャー装置32は、押し出し板32aと、押し出し板32aを貨物の搬送方向(矢印AR4)に駆動する油圧シリンダ32bと、押し出し板32aの昇降用油圧シリンダ32cと、を備えている。図6(c)には、搬送方向用プッシャー装置32の構成の理解の容易化のため、矢印D方向から昇降載置台3及び搬送方向用プッシャー装置32を見た側面図も示す。この変形例では、操作部10に油圧シリンダ32b、32cの操作スイッチを追加する。押し出し板32aは、昇降載置台3に貨物50を載せる際には点線で示すように昇降載置台3下側に格納されている。昇降載置台3上に載置された貨物50を荷降ろしする際、オペレータによる操作スイッチの操作によって油圧シリンダ32cが駆動されて押し出し板32aが昇降載置台3の表面に持ち上げられて使用可能になる。この後、オペレータは移載用ローラ部6を駆動すると同時に、又は個別に、油圧シリンダ32bを駆動して押し出し板32aを搬送方向に移動する。搬送方向用プッシャー装置32は、貨物50が重い場合、又は、貨物50の底面に凸凹があり、オムニホィールが空回りするような場合等、移載用ローラ部6による貨物50の搬送を補助するのに用いることができる。
なお、図6(a)〜(c)に示した貨物引出用ローラ部30、引出用プッシャー装置31、及び搬送方向用プッシャー装置32は、任意に組み合わせて昇降載置台3に用いてもよい。
また、本発明は、上記各種実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、移載用ローラ部6のユニット21〜24のフレームを例えば油圧ジャッキ等を用いて昇降可能な構成にしてもよい。この場合、貨物が重い場合、フレームを通常よりも上昇させて、貨物の底面に接しているオムニホィールに強力なグリップ力を与え、より確実な搬送を実現することができる。
本発明は、走行装置を有しているモバイルローダだけでなく、他の装置で牽引されるタイプのモバイルローダにも用いることができる。
1 モバイルローダ
2 走行装置
3 昇降載置台
4 制御部
5 ボールトランスファユニット
6 移載用ローラ部
6a〜6t オムニホィール
11 駆動制御部
11a 電動油圧ポンプ
21〜24 ユニット
21n 駆動部
21o 油圧モータ
21p ギヤボックス
25 貨物引出用ローラ部
30 引出用プッシャー装置
50 貨物

Claims (2)

  1. 高低差を有する2つの載置面の間で貨物を移載するための昇降載置台と、該昇降載置台の昇降動作の制御を行う駆動制御部と、を有するモバイルローダにおいて、
    前記昇降載置台は、載置面の一方の端部から他方の端部に向かう搬送方向に沿って貨物を移動させる複数のオムニホィールを配置した移載用ローラ部と、前記移載用ローラ部のオムニホィールを回転させる油圧モータを含む駆動部と、貨物を任意方向に移動自在に支持するため上向きに配設された複数のボールトランスファユニットと、を有しており、
    前記駆動制御部は、前記駆動部を制御して、前記オムニホィールを正転、停止、又は逆転でき、
    前記複数のオムニホィールの回転軸は、互いに平行となっており、
    前記移載用ローラ部の貨物搬送方向に垂直な方向に貨物を移動させるプッシャー装置を備えたことを特徴とするモバイルローダ。
  2. 前記駆動部は、ローギヤードなギヤボックスを介して前記油圧モータの回転軸に連結されており、該ギヤボックスは、オムニホィールの回転停止時は、停止位置に貨物を制動するように働くことを特徴とする請求項1に記載のモバイルローダ。
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