JP6154714B2 - ラックアンドピニオンスライド機構における噛合解放装置 - Google Patents

ラックアンドピニオンスライド機構における噛合解放装置 Download PDF

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本発明は、ラックアンドピニオンスライド機構における噛合解放装置に関するものである。
特許文献1には、入力歯車33wと出力歯車33h,35とを備える歯車機構33と、その歯車機構33の入力歯車33wを回転させるモータ31と,歯車機構33の出力歯車33h,35の回転力で原位置と所定位置間をスライドできるように構成されたスライド部材34とを備える電動スライド装置であって、歯車機構33は、モータ31の通電が解除された状態で、スライド部材34に対してスライド方向の外力が加わったときに、前記外力を受けて出力歯車33h,35側から入力歯車33wを回せるように構成されている電動スライド装置30が開示されている。
特許文献2には、伸縮プラットホームにおけるメインプラットホームに対して可動部に構成されるサブプラットホーム又は格納プラットホームにおける全体部にラック支台部を設け、該ラック支台部に圧縮スプリングを介在してラック固定ボルトにより格納ラックを締付固定し、ラック固定ボルトを緩めることにより格納ラックを圧縮スプリングの拡張作用により伸縮プラットホームにおけるメインプラットホームの固定部の定位置又は格納プラットホームをスライド支承する支承部の定位置で回転する駆動ピニオンから離隔移動し、格納ラックと駆動ピニオンの噛合いを解除してなる車両用昇降機における駆動ピニオンと格納ラックの噛合解除装置が開示されている。
特許文献3の段落[0036]には、「一方、前記保持部材9には、ギヤ支持部材16が上下に移動可能に取り付けられている。すなわち、図9〜10あるいは図12に示すように、ギヤ支持部材16は、保持部材9に上下方向に形成された3つの長穴9c,9c,9cに対してピン16p,16p,16pなどを挿通させて上下に所定量だけ移動可能に支持されている。ちなみに、この所定量とは、後述するスライドギヤ17が円弧部14aにより上下方向に移動可能な量である。また、このギヤ支持部材16には、前記ラックギヤ14と噛み合ってプラットホーム8を前後に駆動させるスライドギヤ17が回動自由取り付けられているとともに、このスライドギヤ17と同軸にロッド状の案内部16aが取り付けられている。この案内部16aは、前記案内板15に形成された案内溝15aに沿って移動可能な外径寸法に形成されている。さらに、前記ギヤ支持部材16には、プラットホーム8を動かすために必要な駆動力を発生するスライドモータ18が一体的に連結されている。このスライドモータ18は、図示のように保持部材9を挟んでギヤ支持部材16とは反対側に設けられているもので、前記長穴9cを通して連結され、また、このスライドモータ18の出力は前記スライドギヤ17に伝達される構成となっている。」と開示されている。
特開2012−6570号公報 特開2011−235713号公報 特開2010−76766号公報
特許文献1の電動スライド装置は、モータの故障時にスライド部材を容易に原位置まで戻せるように構成した点に特徴がある。しかし、その特徴はスライド部材にスライド自在の危険をもたらすことになり、その危険を解消するためスライドロック装置の配備が必須となって、電動スライド装置を複雑化させる欠点がある。
特許文献2には、モータ等の原動機構に不都合が生じた場合に、ラック固定ボルトを緩めることにより格納ラックを圧縮スプリングの拡張作用により駆動ピニオンから離隔移動し、格納ラックと駆動ピニオンの噛合いを解除するという簡単な噛合解除装置が提案されるものである。
特許文献3には、前述のように、ギヤ支持部材16には、前記ラックギヤ14と噛み合ってプラットホーム8を前後に駆動させるスライドギヤ17が回動自由に取り付けられているとともに、このスライドギヤ17と同軸にロッド状の案内部16aが取り付けられており、スライドギヤ17とラックギヤ14の噛合を無くすにはギヤ支持部材16からラックギヤ14を取り外す面倒な作業が必要である。
本発明は、ラックアンドピニオンを用いたスライド装置において、その噛み合せをワンタッチで外すこと、また容易に戻すことを可能にした噛合解放装置を提供し、スライド装置のトラブル発生時に迅速な対応可能を目的になされたものである。
スライダ上に、スライダのスライド方向の前後に離隔して前側回転基軸と後側固定用ピンを配備し、該前側回転基軸と後側固定用ピンを嵌挿する前端軸受孔と後端軸受孔を互いの重合部となる前端部と後端部に開孔して具える左ブラケットと右ブラケットを設け、該左ブラケットには左モータ駆動ユニットに連係した左出力ピニオンを前半左側縁寄りに、右ブラケットには右モータ駆動ユニットに連係した右出力ピニオンを前半右側縁寄りに、夫々前端軸受孔から左右対称位置に搭載して配備し、左ブラケットと右ブラケットを夫々その前端軸受孔と後端軸受孔の部分を重合させ、かつ前側回転基軸と後側固定用ピンに嵌挿支承させて、スライダに搭載し、スライダの下方に、スライダのスライド方向にスライド巾だけ前後に固着配備したラック杆の左側縁の左歯部に前記左出力ピニオンを、ラック杆の右側縁の右歯部に前記右出力ピニオンを夫々噛合させてなると共に、後側固定用ピンを後端軸受孔から外したとき、左ブラケットと右ブラケットの間に配備される拡張バネにより前端部の前側回転基軸を中心に拡張バネの拡張方向に回動して噛合いを外してなるラックアンドピニオンスライド機構における噛合解放装置にある。
前記左ブラケットにあっては前端部側の左外側縁寄りに、右ブラケットにあっては前端部側の右外側縁寄りに、前記前側回転基軸を中心する半径で夫々開孔された左外側縁弧状長孔形軸受孔と右外側縁弧状長孔形軸受孔が前記スライダの板上に対応して受座面を備えて突設された左外側縁支軸と右外側縁支軸に遊嵌支承され、左ブラケットと右ブラケットが夫々外側に前記前側回転基軸を中心に弧状長孔巾、回動可能に構成されてなるラックアンドピニオンスライド機構における噛合解放装置としてもよいものである。
前記左ブラケットと右ブラケットの夫々左モータ駆動ユニットと右モータ駆動ユニットの搭載部より後方の中間部に前記前側回転基軸を中心する半径で開孔された左中間弧状長孔形軸受孔と右中間弧状長孔形軸受孔が前記スライダの板上に対応して受座面を備えて突設された左中間支軸と右中間支軸に遊嵌支承され、左ブラケットと右ブラケットが夫々外側に前記前側回転基軸を中心に弧状長孔巾、回動自在に構成されてなるラックアンドピニオンスライド機構における噛合解放装置としてもよいものである。
本発明の車両用昇降装置等に配備されるラックアンドピニオンスライド機構における噛合解放装置は、前述のように構成されるから、駆動装置として堅牢性に富み、駆動時に振動等の発生がなく、円滑に伝動するものである。そして、ラックアンドピニオンスライド機構において、その噛合せをワンタッチで外すこと、また、噛合せを容易に戻すことができる。
前後のスライド動作は、前記の状態で左右の出力ピニオンの間にラック杆を挟み込むように配置することにより可能となる。
モータ等に不具合などが発生し、スライド作動が不能になった場合、モータを固定している固定用ピンを引き抜くことにより、モータ出力ピニオン搭載ブラケットの固定が解除され、間に配置されている圧縮バネによりモータ出力ピニオン搭載ブラケットは回転軸を中心に外側へスライドし、ラック杆との噛合いを容易に外すことができる。そして、固定用ピンを戻して噛合いを開放した状態にロックすることができる。
再び、噛合いを戻す場合は、固定用ピンを引上げた状態で、左右のモータ出力ピニオン搭載ブラケットを押し戻し、左右の出力ピニオンをラック杆に噛合せた状態で再度固定用ピンを降下して、左右のモータ出力ピニオン搭載ブラケットに嵌合して固定することができる。
本発明のラックアンドピニオンスライド機構における噛合解放装置の平面図である。 同じく、噛合解放装置の噛合解放作動状態を示す平面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 車両用昇降装置に本発明のラックアンドピニオンスライド機構における噛合解放装置が配備された状態の平面図である。
スライダ上に、スライダのスライド方向の前後に離隔して前側回転基軸と後側固定用ピンを配備し、該前側回転基軸と後側固定用ピンを嵌挿する前端軸受孔と後端軸受孔を互いの重合部となる前端部と後端部に開孔して具える左ブラケットと右ブラケットを設け、該左ブラケットには左モータ駆動ユニットに連係した左出力ピニオンを前半左側縁寄りに、右ブラケットには右モータ駆動ユニットに連係した右出力ピニオンを前半右側縁寄りに、夫々前端軸受孔から左右対称位置に搭載して配備し、前記左ブラケットにあっては前端部側の左外側縁寄りに、右ブラケットにあっては前端部側の右外側縁寄りに、前記前側回転基軸を中心する半径で夫々開孔された左外側縁弧状長孔形軸受孔と右外側縁弧状長孔形軸受孔が前記スライダの板上に対応して受座面を備えて突設された左外側縁支軸と右外側縁支軸に遊嵌支承され、左ブラケットと右ブラケットが夫々外側に前記前側回転基軸を中心に弧状長孔巾、回動可能に構成され、前記左ブラケットと右ブラケットの夫々左モータ駆動ユニットと右モータ駆動ユニットの搭載部より後方の中間部に前記前側回転基軸を中心する半径で開孔された左中間弧状長孔形軸受孔と右中間弧状長孔形軸受孔が前記スライダの板上に対応して受座面を備えて突設された左中間支軸と右中間支軸に遊嵌支承され、左ブラケットと右ブラケットが夫々外側に前記前側回転基軸を中心に弧状長孔巾、回動自在に構成され、前記左ブラケットと右ブラケットを夫々その前端軸受孔と後端軸受孔の部分を重合させ、かつ前側回転基軸と後側固定用ピンに嵌挿支承させて、スライダに搭載し、スライダの下方に、スライダのスライド方向にスライド巾だけ前後に固着配備したラック杆の左側縁の左歯部に前記左出力ピニオンを、ラック杆の右側縁の右歯部に前記右出力ピニオンを夫々噛合させてなると共に、後側固定用ピンを後端軸受孔から外したとき、左ブラケットと右ブラケットの間に配備される拡張バネにより前端部の回転基軸を中心に拡張バネの拡張方向に回動して噛合いを外してなるラックアンドピニオンスライド機構における噛合解放装置。
以下、本発明のラックアンドピニオンスライド機構における噛合解放装置を、図面に示す実施例の車両用昇降装置1に配備されるラックアンドピニオンスライド機構2における噛合解放装置3により説明すると、スライダ4は、車両5の格納部5aの床面又は左右側壁等に固着配備された図示しないレールに沿って前後にスライド自在に配備される。
ラック杆6は、左右の両側縁が左歯部6aと右歯部6bに形成され、前記スライダ4のスライド方向にスライド巾だけ延設される。
前記スライダ4の板上には、前後に離隔し、上方に突出する前側回転基軸7と後側固定用ピン9とが配備される。
前記スライダ4の板上には、左ブラケット10と右ブラケット11が、前記前側回転基軸7を夫々の前端部の回転軸として所要角回動自在に支承され、前記後側固定用ピン9が夫々の後端部の固定軸として支承される。
前記左ブラケット10には、前記ラック杆6の左歯部6aに噛合う左出力ピニオン12を配備する左モータ駆動ユニット13が搭載され、前記右ブラケット11には、前記ラック杆6の右歯部6bに噛合う右出力ピニオン14を配備する右モータ駆動ユニット15が搭載される。
前記左ブラケット10と右ブラケット11の夫々の前端部には、左前端軸受孔16aと右前端軸受孔16bが開孔され、前記スライダ4の板上に突設される前側回転基軸7に夫々遊嵌されてその前側回転基軸7を中心に所要角回動自在に支承される。
前記左ブラケット10と右ブラケット11の夫々前端部側の左右外側縁寄りに、前記前側回転基軸7を中心する半径の左外側縁弧状長孔形軸受孔17aと右外側縁弧状長孔形軸受孔17bが開孔され、前記スライダ4の板上の対応に突設される左外側縁支軸18aと右外側縁支軸18bが遊嵌支承される。
前記左ブラケット10と右ブラケット11の夫々左モータ駆動ユニット13と右モータ駆動ユニット15の搭載部より後方の中間部に、前記前側回転基軸7を中心する半径の左中間弧状長孔形軸受孔19aと右中間弧状長孔形軸受孔19bが開孔され、該左中間弧状長孔形軸受孔19aと右中間弧状長孔形軸受孔19bは、スライダ4の板上に対応して突設された受座面を備えた左中間支軸20aと右中間支軸20bに遊嵌支承されて夫々の弧状長孔幅だけ回動自在に支承される。
前記左ブラケット10と右ブラケット11の夫々の後端部には、左後端軸受孔21aと右後端軸受孔21bが開孔され、前記スライダ4の板上に対応して支架される後側固定用ピン9が夫々遊嵌され、前記左ブラケット10と右ブラケット11の夫々の後端部はスライダ4に固定される。
前記前側回転基軸7は、-上端面に座金22を介在して止ネジ23が螺着され、左ブラケット10と右ブラケット11の前端部上面が支承され、左ブラケット10と右ブラケット11は、前側回転基軸7を中心に全体が回動自在に軸支される。
同様に、前記左外側縁支軸18a、右外側縁支軸18b、左中間支軸20a、右中間支軸20bの夫々の上端面に座金24を介在して止ネジ25が夫々螺着され、左ブラケット10と右ブラケット11は前半部が支承され、前側回転基軸7を中心に全体が回動自在に軸支される。
前記左ブラケット10と右ブラケット11の対向部に形成された左受座27aと右受座27bに両端部が支持されて拡張バネ26が配備される。
前記後側固定用ピン9は、指掛鍔9a1を上端に、ピン部9a2を下端に備える指掛スライド部9aがスライダ4に支腕部28に螺着して支架される下半受筒部9bに上下にスライド自在に支承されると共に、前記下半受筒部9bと指掛スライド部9aとの間にはコイルバネ(図示しない。)が介在されて、常時、下半受筒部9bに対して指掛スライド部9aのピン部9a2を下半受筒部9bの下端開孔より下方に突出し、対応する左ブラケット10と右ブラケット11の左後端軸受孔21aと右後端軸受孔21bに嵌挿した後、スライダ4に支架されたピン受孔座8に嵌挿するように付勢されている。
本発明の装置は、前述のように構成されるから、例えば、図示しないが、車両用昇降装置のプラットホームを車外に繰出す、繰出しスイッチを入れると、スライダ4に支架される左ブラケット10の左駆動ユニット13と右ブラケット11の右駆動ユニット15に給電され、左出力ピニオン12と右出力ピニオン14は、互いに反対方向に回転し、ラック杆6に対してスライダ4を後方、すなわち、図示しないが、車両用昇降装置1のプラットホームを車外に繰出す方向に移動させる。また、反対に格納スイッチを入れると、給電の極性が変わり、前方、すなわち、格納方向に移動させることもできる。
ここで、左駆動ユニット13又は右駆動ユニット15にトラブルが発生してスライダ4が移動不能に陥った場合は、後側固定用ピン9を引き上げると、下端のピン部9a2が上昇してスライダ4に支架されたピン受孔座8と、左ブラケット10の左後端軸受孔21aと、右ブラケット11の右後端軸受孔21bから夫々外れるので拡張バネ26の作用により左ブラケット10と右ブラケット11は、左右に押し広げられて外側方向に回動し、左出力ピニオン12と右出力ピニオン14は、ラック杆6の左歯部6a及び右歯部6aから噛合を外すものである。
後側固定用ピン9は、指を外すと、内部のバネの拡張作用で、ピン部9a2が所定位置まで下降し、図2に示すように、左ブラケット10と右ブラケット11の夫々後端部対応縁間に位置してそれらの拡開状態を維持して次の操作に待機する。
後側固定用ピン9を引き上げる簡単な操作で、スライダ4をラック杆6に対してフリーにすることができ、後側固定用ピン9を離してフリー状態にロックすることができ、手動で前方又は後方へ自由にスライダ4を移動することができる。また、左出力ピニオン12と右出力ピニオン14をラック杆6の左歯部6a及び右歯部6aに再噛合をする場合にも、後側固定用ピン9を引き上げた状態で、左ブラケット10と右ブラケット11を、前側回転基軸7を中心に拡張バネ26を圧縮して夫々中心側に押し戻し、左出力ピニオン12と右出力ピニオン14をラック杆6の左歯部6a及び右歯部6bに噛合させると、左後端軸受孔21aと右後端軸受孔21bも一致した状態になるから、ここで引き上げた後側固定用ピン9を離すと、バネにより降下するから、ピン部9a2を左後端軸受孔21aと右後端軸受孔21bに嵌挿し、さらに、ピン部9a2の下端をスライダ4に支架されたピン受孔座8に嵌挿して停止し、ロック状態になる。よって、左出力ピニオン12と右出力ピニオン14をラック杆6の左歯部6aと右歯部6aに噛合させた状態に容易に再セットすることができる。
本発明のラックアンドピニオンスライド機構の噛合解放装置は、駆動装置として堅牢性に富み、駆動時に振動等の発生がなく、円滑に伝動する。そして、故障時に駆動装置の噛合いを迅速に開放することができる。また、簡易に手動による緊急移動が可能に切換ることができ、車両用昇降装置のプラットホームの繰出し又は格納することができる。また、復旧作業においても、簡易に行えるものである。
1 車両用昇降装置
2 ラックアンドピニオンスライド機構
3 噛合解放装置
4 スライダ
5 車両
5a 格納部
6 ラック杆
6a 左歯部
6b 右歯部
7 前側回転基軸
8 ピン受孔座
9 後側固定用ピン
9a 指掛スライド部
9a1 指掛鍔
9a2 ピン部
9b 下半受筒部
10 左ブラケット
11 右ブラケット
12 左出力ピニオン
13 左モータ駆動ユニット
14 右出力ピニオン
15 右モータ駆動ユニット
16a 左前端軸受孔
16b 右前端軸受孔
17a 左外側縁弧状長孔形軸受孔
17b 右外側縁弧状長孔形軸受孔
18a 左外側縁支軸
18b 右外側縁支軸
19a 左中間弧状長孔形軸受孔
19b 右中間弧状長孔形軸受孔
20a 左中間支軸
20b 右中間支軸
21a 左後端軸受孔
21b 右後端軸受孔
22 座金
23 止ネジ
24 座金
25 止ネジ
26 拡張バネ
27a 左受座
27b 右受座
28 支腕部

Claims (3)

  1. スライダ上に、スライダのスライド方向の前後に離隔して前側回転基軸と後側固定用ピンを配備し、該前側回転基軸と後側固定用ピンを嵌挿する前端軸受孔と後端軸受孔を互いの重合部となる前端部と後端部に開孔して具える左ブラケットと右ブラケットを設け、該左ブラケットには左モータ駆動ユニットに連係した左出力ピニオンを前半左側縁寄りに、右ブラケットには右モータ駆動ユニットに連係した右出力ピニオンを前半右側縁寄りに、夫々前端軸受孔から左右対称位置に搭載して配備し、左ブラケットと右ブラケットを夫々その前端軸受孔と後端軸受孔の部分を重合させ、かつ前側回転基軸と後側固定用ピンに嵌挿支承させて、スライダに搭載し、スライダの下方に、スライダのスライド方向にスライド巾だけ前後に固着配備したラック杆の左側縁の左歯部に前記左出力ピニオンを、ラック杆の右側縁の右歯部に前記右出力ピニオンを夫々噛合させてなると共に、後側固定用ピンを後端軸受孔から外したとき、左ブラケットと右ブラケットの間に配備される拡張バネにより前端部の前側回転基軸を中心に拡張バネの拡張方向に回動して噛合いを外してなるラックアンドピニオンスライド機構における噛合解放装置。
  2. 前記左ブラケットにあっては前端部側の左外側縁寄りに、右ブラケットにあっては前端部側の右外側縁寄りに、前記前側回転基軸を中心する半径で夫々開孔された左外側縁弧状長孔形軸受孔と右外側縁弧状長孔形軸受孔が前記スライダの板上に対応して受座面を備えて突設された左外側縁支軸と右外側縁支軸に遊嵌支承され、左ブラケットと右ブラケットが夫々外側に前記前側回転基軸を中心に弧状長孔巾、回動可能に構成されてなる請求項1のラックアンドピニオンスライド機構における噛合解放装置。
  3. 前記左ブラケットと右ブラケットの夫々左モータ駆動ユニットと右モータ駆動ユニットの搭載部より後方の中間部に前記前側回転基軸を中心する半径で開孔された左中間弧状長孔形軸受孔と右中間弧状長孔形軸受孔が前記スライダの板上に対応して受座面を備えて突設された左中間支軸と右中間支軸に遊嵌支承され、左ブラケットと右ブラケットが夫々外側に前記前側回転基軸を中心に弧状長孔巾、回動自在に構成されてなる請求項1又は請求項2のラックアンドピニオンスライド機構における噛合解放装置。
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