JP6153652B1 - 把持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ねじ込み以外の手段によって、握り棒と脚管の接続を行う把持具を提供する。【解決手段】木製無垢の握り棒11の両端にエルボ状金属製脚管12を接続した把持具において、握り棒の端部11aにその径方向に長い板断面の切り込み13を軸方向に形成し、脚管12には切り込み13に嵌入する板断面の係止片14を設け、その係止片14は金属製有底の円環状固定部材15に設けられ、固定部材は脚管12内面にその底15a側から嵌め込んで溶接する。切り込み13への係止片14の嵌入によって、握り棒と脚管のその軸周りの相互回転が阻止され、握り棒と脚管の両端面の当接度合いが予め設定することにより、その設定の取付長さとなる構成とした。【選択図】図5

Description

この発明は、手摺り、ドアハンドル等に使用される把持具及びその把持具の係止片の取付治具に関するものである。
この種の把持具として、木製の握り棒の両端にエルボ状(L字状)の脚材を、その脚材内に前記握り棒の端部を嵌入して接続したものが知られている。従来、その握り棒と脚材との接続は、握り棒及び脚材が無垢の木材から成る場合は、その握り棒の端部と脚材の端部の間にねじ棒(ハンガーボルト)をねじ込んだり、脚材が管材の場合は、その脚管内に無垢のスペーサを介在固定し、その握り棒の端部と前記スペーサとの間にねじ棒をねじ込んで行ったりしている。
他の手摺りの連結金具としては、一方の手摺部材に径方向に長い板断面の収容孔を形成し、他方の手摺部材には前記収容孔に収容可能な板状の係合突起を設け、その係合突起を収容孔に挿入して両手摺部材の端部を当接して接続するものがある(特許文献1段落0013〜同0019,図1、図2等参照)。
また、握り棒と脚材をその端部をねじ合わせて接続したものもある。このとき、ねじ合わせを、握り棒の端面にねじ軸を固定し、そのねじ軸を脚材端部のねじ孔にねじ込んで行った構造がある(特許文献2図1〜図4参照)。
さらに、角材の端部を握り棒及び脚材のそれぞれの角孔に嵌入し、その角材によって握り棒と脚材を連結した構造もある(特許文献2図8、図9参照)。
また、握り棒及び脚材が筒状で、その両者の接続端部に無垢の固定部材を嵌め込み固定し、その両固定部材の一方に、二股状の突片、他方にその突片の二股間に嵌る突片を設け、その両突片の嵌合によって握り棒と脚材を連結する構造もある(特許文献3段落0019〜同0022、図3等参照)。
特開平8−144462号公報 実開平7−25127号公報 特開2005−253564号公報
上記従来においては、主として、握り棒と脚材を何れもねじ棒(ハンガーボルト)で接続しているため、そのねじ棒のねじ込み度合いによって、握り棒と脚材の両端面の当接度合いが変化する。このため、握り棒両端の脚材の取付面が面一とし難く、面一とすると、その両端面間に隙間が生じて見栄えが悪くなったり、両取付面の間隔(ピッチ)L(本願図1参照)がバラツク恐れが生じたりする。例えば、ドアの場合、その両側面に把持具を取付るため、そのピッチLが異なると、ドア両側面の脚材が同一位置とならず、その取付用ボルト等の締結具18等による取付が困難になる場合がある(同図1参照)。
また、角材と角孔による握り棒と脚材の連結は、その角孔の形成が困難であるうえに、角材(角孔)がほぼ断面正方形のため、その嵌入部分の耐ねじり力が弱く、耐久性に劣る場合がある。
また、突片と収容孔(二股間)との嵌合による連結は、その連結構造が複雑であって(特許文献3図3参照)、製作性が悪く高価な物となっているとともに現場における作業性が悪い。
この発明は、以上の実状の下、ねじ込み以外の嵌合手段によって、製作性が良く、かつ作業性の良い、握り棒と脚管の接続構造を得ることを課題とする。
上記課題を達成するため、この発明は、まず、握り棒の端部に、その径方向に長い板断面の切り込みを軸方向に形成したり、同軸方向の係止孔を複数形成したりし、その切り込みに板断面の板状係止片を嵌入したり、又は各係止孔に係止杆を嵌入したりすることによって、握り棒に脚管を接続するようにしたのである。
その切り込みは板断面(幅が狭い長方形断面)であり、係止孔は棒状であるため、その幅(径)のドリル等によって所要長さ(幅の直交方向の長さ)を容易に得ることができるため、その製作も容易である。
この接続構成では、切り込み(係止孔)への係止片(係止杆)の嵌入(差し込み)のみによって、握り棒と脚管のその軸周りの相互回転が阻止され、握り棒とその端の両脚管の両端面の当接度合い(把持具の長さ)が予め設定されておれば、その設定の取付長さとなる。
また、上記切り込み(係止孔)への係止片(係止杆)の嵌入による握り棒と脚管のその軸周りの相互回転が阻止状態において、握り棒の両端の脚管のドア等への取付面(端面)が面一になるように、前記切り込み(係止孔)への係止片(係止杆)の嵌入位置を設定しておけば、握り棒に脚管を接続すると、握り棒の両端の脚管のドア等への取付面(端面)が自然と面一となる。さらに、板断面による切り込みと係止片の嵌入、又は複数の係止孔と係止杆の嵌入によるため、その相互回転阻止力も十分に得ることができ、高い耐ねじり力を有する接続構造となる。
つぎに、この発明は、係止片又は係止杆を脚管内面に固定の環状固定部材の底に突出して設け、その環状固定部材は脚管内面に嵌め込み固定することとしたのである。
環状固定部材は底の存在によって保形性が出て剛性が高まり、環状であることによって脚管内面にピッタリ嵌め得るため、固定部材は脚管に安定して固定し得る。このため、握り棒と脚管の接続状態は安定したものとなる。
なお、「環状」とは、完全な円状でなくても、上記脚管に安定して固定し得る限りにおいて、周囲が切り欠いた円弧状でも良い(図9(a)参照)。
この発明の具体的な構成としては、無垢の握り棒の両端にエルボ状脚管を接続した把持具において、前記握り棒の端部にその径方向に長い板断面の切り込みを軸方向に形成し、又はその軸方向の係止孔を複数形成し、脚管の端部には切り込みに嵌入される板状係止片を設け、又は各係止孔にそれぞれ嵌入される係止杆を設け、その係止片又は係止杆を切り込み又は係止孔に嵌入して握り棒の端部と脚管の端部とが当接して接続されており、固定部材は、有底の環状片からなって、脚管内面にその底側から嵌め込んで固定され、係止片又は係止杆は固定部材の底から突出して設けられている構成を採用することができる。
この発明の具体的な他の構成としては、無垢の握り棒の両端にエルボ状脚管を接続した把持具において、前記握り棒の端部にその径方向に長い板断面の切り込みを軸方向に形成し、脚管には前記切り込みに嵌入される板状係止片を設け、その係止片を前記切り込みに嵌入して握り棒の端部と脚管の端部とを当接して接続されており、前記係止片は、脚管内面に固定された固定部材から突出して設けられており、前記固定部材は環状片からなって、その環状片は脚管内面に嵌め込んで固定され、係止片と環状固定部材は、一枚片を湾曲させて形成されている構成を採用することができる。
上記各構成において、固定部材の脚管内面への固定は、ビス止めや溶接、接着等の種々の手段が考えられるが、固定部材をその上縁でもって脚管内面に溶接すれば、脚管の開口から近い位置での溶接作業となるため、その作業性が良い。
また、上記係止片又は係止杆を有する固定部材の脚管への取付治具であって、端部が、握り棒の切り込み又は係止孔を有する小径端部と同一形状をして前記切り込み又は係止孔と同様に上記軸方向に長い切り込み又は係止孔を有しており、その長い切り込み又は係止孔の前記軸方向の長さは握り棒端部の軸方向の長さ及び握り棒の切り込み又は係止孔の前記軸方向の長さより短く設定されて、前記長い切り込み又は係止孔に前記係止片又は係止杆を嵌入して前記固定部材を脚管に嵌め込む構成を採用することができる。
この取付治具は、長い切り込み又は係止孔に係止片又は係止杆を嵌入して固定部材を脚管に嵌入すると、治具の小径端部の端面が脚管の端面に当接した際、長い切り込み又は係止孔の軸方向の長さが握り棒端部の軸方向の長さ及び握り棒の切り込み又は係止孔の軸方向の長さより短く設定されているため、係止片又は係止杆の先端は脚管の端面より奥に位置する(没した状態となる)。このため、係止片又は係止杆を握り棒の切り込み又は係止孔に嵌入して握り棒の端部と脚管の端部とを接続した際、係止片又は係止杆は握り棒の切り込み又は係止孔内に収まって(切り込み又は係止孔の奥壁に至らず)、両端部は当接して隙間が生じることがない。
この発明は、以上のように、切り込みへの係止片の嵌入、又は係止孔への係止杆の嵌入によって握り棒と脚管との接続を行うようにしたので、把持具の取付が簡単になるとともに、取付ピッチがずれることもなくなる。
この発明に係る把持具の一実施形態のドアへの取付状態説明図 同実施形態の要部分解斜視図 同実施形態の固定部材の分解斜視図 (a)は同固定部材の一部切断正面図、(b)は同固定部材の下方からの斜視図 同実施形態の要部拡大切断正面図 同要部拡大切断側面図 同実施形態の取付作用図 他の実施形態を示し、(a)は要部切断図、(b)は(a)のA−A線断面図 同実施形態の固定部材を示し、(a)は斜視図、(b)は製作説明図 同実施形態の取付作用図 さらに他の実施形態の要部切断図 同実施形態の固定部材を示し、(a)は一部切欠き斜視図、(b)は(a)の下方からの斜視図 固定部材の他例の斜視図 固定部材のさらに他例の斜視図
この発明に係る把持具の一実施形態を図1乃至図6に示し、この実施形態の把持具10はドアDに採用した例である。
この把持具10は、従来と同様に、木製無垢の丸棒状握り棒11の両端にエルボ状の金属製(例えばSUS304等)円筒状脚管12を、その脚管12内に握り棒11の端部11aを嵌入して接続する構成である。
握り棒11の両端部11aは、図2、図5、図6に示すように、他の部分に対して段部11bを持って小径に形成されて、脚管12の端部12aの内面にその端部11aが嵌入し、その脚管端部12aの端面が端部11aの立ち上がり段部11bに当接する。
握り棒11の端部11aにはその径方向に長い板断面の切り込み(スリット)13が軸方向に形成されており、その切り込み13は段部11bの位置近くまで至っている(図6の長さt3)。その切り込み13に脚管12の係止片14が嵌る。この実施形態においては、切り込み13は端部11aの端面直径方向に形成されて、端部11aの外周面に開口している。このため、この切り込み13は、端部11aの端面からその軸方向に切削具を移動させることによって容易に形成できる。
係止片14は、SUS304等のばね鋼等の金属製からなり、図2に示すように、円筒状固定部材15に設けられている。固定部材15もSUS304等のばね鋼等の金属製からなり、プレス加工によってカップ状に形成され、その底15aの直径方向に係止片の嵌入孔16が形成されている。この嵌入孔16に前記係止片14の端部を嵌めて溶接sすることによって(図4(b)、図5参照)、係止片14がその底15aから固定部材15内に突出している。
その係止片14の突出長さ(上縁)は、固定部材15の上縁と同程度とし、下記取付治具20によって固定部材15を脚管12に嵌めた際、脚管12の開口縁から固定部材15の上縁が大きく離れないように適宜に設定する。大きく離れると、上記溶接sの作業が煩雑になるからである。
つぎに、この切り込み13と係止片14による握り棒11と脚管12との接続を、図4〜図7を参照して説明すると、まず、図7(a)に示すように、脚管12に係止片14を有する固定部材15を取り付ける治具20を用意する。その取付治具20は、その端部20aが、握り棒11の切り込み13を有する端部11aと同一形状(段部20bを有して同一径、同一長さt1)をして前記切り込み13と同様に軸方向に長い板断面の切り込み23を有している。その長い切り込み23の前記軸方向の長さt2は、前記握り棒11の端部11aの長さt1及び同切り込み13の軸方向の長さt3より短く設定されている(t2<t1、t3)。
この取付治具20を使用して係止片14付固定部材15を脚管12に取り付けるには、図7(a)から同(b)に示すように、切り込み23に係止片14を嵌入して固定部材15を脚管12に嵌入する(同図矢印)。すると、取付治具20の端部段部20bが脚管12の端面に当接した際、切り込み23の軸方向の長さt2が握り棒11の端部11aの軸方向の長さt1より短く(t2<t1)設定されているため、係止片14の先端は脚管の端面より奥に位置する(没した状態となる)。
このとき、固定部材15が円環状で脚管12の内面にピッタリ嵌って同心となり、係止片14は固定部材15が形成する円環状の直径方向に位置するため、脚管12に嵌められた係止片14は同様に脚管12の円形断面直径方向に位置する。
この状態を維持して、同図(c)に示すように、脚管12から取付治具20を外し(離脱し)、同図(d)に示すように、固定部材15を溶接sによって脚管12内面に固定する。その溶接は、固定部材15の上縁で行い得るため、脚管12の端部端縁から近くとなってその作業が容易である。溶接に代えてビス止めすることもできる(図8の符号17参照)。
この図7(d)の状態の脚管12に、図5、図6に示すように、握り棒11を係止片14を切り込み13に嵌入して嵌め込んで接続する。このとき、切り込み23の軸方向の長さt2が握り棒11の端部11a及び切り込み13の軸方向の長さt1、t3より短く(t2<t1、t3)設定されているため、係止片14は握り棒11の切り込み13内に収まって、両端部11a、12aはその端面で当接して隙間が生じることがない。すなわち、見栄えの良い状態となる。
脚管12の握り棒11との反対端をドアDに取付(固定)するには、従来の方法、例えば、特許文献2に示す、その端部にフランジを設けて、そのフランジをドアにビス止めしたり、脚管12の端部12a内にねじ孔付の鍔付円盤を溶接又はねじ止めし、図1に示すように、その円盤のねじ孔に取付ボルト18をねじ込んだりして固定する。
このとき、切り込み13と係止片14は、握り棒11及び脚管12のそれぞれの円形断面の直径方向に位置するため、握り棒11の両端の脚管12のドアDへの取付面(端面)は面一になっている。このため、この把持棒をドアDにガタツクことなく取付け得る。
また、握り棒11の端部11aの長さt1が所要の長さに設定してあるため、切り込み13への係止片14の嵌入によって、握り棒11と脚管12のその軸周りの相互回転が阻止され、握り棒11と脚管12の両端面の当接度合いが前記設定通りにされて、図1に示す、その両端部11a、11aの間が設定の取付長さLとなる。
係止片14付の固定部材15は、図8、図9に示すように、円環状固定部材15に連接されたものとすることができる。この係止片14と固定部材15は、図9に示すように、先端幅広の帯片から製作する。すなわち、図9(b)に示す帯片を切り抜き等によって製作し、その後、同図(a)に示すように、固定部材15部分を円環状に折り曲げかつ湾曲する。その湾曲度合は、脚管12の内面曲率程度とする。この実施形態では、係止片14は固定部材15が形成する円環状の直径方向に位置する。帯片の幅wは、同図(b)鎖線で示すように、握り棒11の端部11aの先端面に当たったりせず、又は円環状固定部材15に端部11aが嵌る場合(図5参照)、係止片14の高さを超えない範囲において任意である。
この実施形態の係止片14付の固定部材15も、図10(a)〜同(d)に示すように、上記実施形態と同様にして治具20によって脚管12の端部に嵌め込み、握り棒11を係止片14を切り込み13に嵌入して嵌め込んで脚管12に接続する。
図11、図12には、他の実施形態を示し、この実施形態は、上記握り棒11の端部11aに直径上においてその軸方向の係止孔13aを複数形成し、固定部材15の底15aには各係止孔13aにそれぞれ嵌入される係止杆14aを設けたものである。その係止杆14aは底15aにその端を嵌入して溶接したり、端面を当接させて溶接したりして底15aから突出させる。その係止杆14aの突出長さは、上記と同様に、固定部材15の上縁と同程度とする。
この実施形態の係止杆14a付の固定部材15も、上記各実施形態と同様にして治具20によって脚管12の端部12aに嵌め込み、握り棒11を係止杆14aを係止孔13aに嵌入して嵌め込んで脚管12に接続する。このとき、治具20は係止孔13aと同様な孔を有するものとする。
固定部材15の底15aは、上記実施形態のように、開口の全域を塞ぐものでなくても良い。例えば、図13(a)に示す、係止片14を設け得る幅を有するブリッジ状であったり、同(b)に示す、半月状であったりし得る。
また、固定部材15と係止片14(係止杆14a)の高さは、脚管12に嵌合ができれば任意であり、例えば、図14に示す、係止片14が高い態様であっても良い。この場合は、例えば、図8に示す接続態様とほぼ同様となる。
上記実施形態においては、切り込み13(係止孔13a)と係止片14(係止杆14a)を握り棒11及び脚管12のそれぞれの円形断面の直径方向に位置させたが、握り棒11の両端の脚管12のドアD等への取付面(端面)が面一になれば、切り込み13及び係止片14の方向、係止孔13a及び係止杆14aの位置は、前記直径方向に限らず、半径方向にずれたり、周方向にずれたりさせることができる。また、切り込み13は、端部11aの径方向両端が開口している必要はなく、一端又は両端が閉じていても良い。要は、径方向に長い板断面の切り込み13であれば良い。しかし、図2の実施形態のように、切り込み13の両端が端部11aの外周面に開口している形状がその製作性から好ましい。係止片14はその切り込み13の断面形状の扁平状長片であれば良く、例えば、図9(a)の鎖線で囲まれた長片等のように、切り込み13の長さ(同図において左右方向の長さ)より短い形状とすることができる。
上記実施形態はドアDの場合であったが、この発明に係る把持具10は、ドアD以外に、階段等の手摺り等にも採用し得ることは勿論である。また、握り棒11は木製であったが、プラスチック等の他の材料を使用することもできる。
このように、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 把持具
11 把持具の握り棒
11a 同握り棒の端部
11b 同端部の段部
12 把持具の脚管
12a 同脚管の端部
13 切り込み
13a 係止孔
14 係止片
14a 係止杆
15 固定部材
15a 固定部材の底
16 係止片の嵌入孔
18 取付ボルト
20 取付治具
20a 取付治具の端部
20b 同端部の段部
23 取付治具の切り込み
s 溶接
t1 握り棒端部の長さ
t2 切り込み23の長さ
t3 切り込み13(係止孔13a)の長さ

Claims (1)

  1. 無垢の握り棒(11)の両端にエルボ状脚管(12)を接続した把持具(10)において、前記握り棒(11)の端部にその径方向に長い板断面の切り込み(13)を軸方向に形成し、脚管(12)には前記切り込み(13)に嵌入される板状係止片(14)を設け、その係止片(14)を前記切り込み(13)に嵌入して前記握り棒(11)の端部(11a)と脚管(12)の端部(12a)とを当接して接続されており、
    上記係止片(14)は、前記脚管(12)内面に固定された固定部材(15)から突出して設けられており、
    上記固定部材(15)は環状片からなって、その環状片(15)は脚管(12)内面に嵌め込んで固定され、上記係止片(14)と環状固定部材(15)は、一枚片を湾曲させて形成されていることを特徴とする把持具。
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