JP6151590B2 - フロート弁装置 - Google Patents

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本発明は、自動車等の燃料タンクに取付けられ、カットバルブや満タン規制バルブ等に用いられるフロート弁装置に関する。
例えば、自動車の燃料タンクには、自動車が旋回したり傾いたりしたときに、燃料タンク内の燃料が、燃料タンク外へ漏れるのを防止するカットバルブや、給油時に給油量の上限値で給油を停止させるための満タン規制バルブ等が取付けられている。
上記バルブとしては、開口を有する隔壁を介して、フロート室及び通気室が設けられたハウジングと、該ハウジングのフロート室内に昇降可能に配置されたフロート弁とを備えるフロート弁装置が用いられている。そして、燃料タンク内の燃料液面に応じて、フロート弁が昇降し、隔壁の開口を開閉することで、燃料漏れ防止や満タン規制が図られるようになっている。
従来のこの種のものとして、下記特許文献1には、上蓋壁を有し、下端がフィルタで塞がれ、前記上蓋壁の中心に燃料蒸気の排気孔が上向きに開設された筒形弁室と、上記筒形弁室の上蓋壁上に設けられた接続管と、筒形弁室中に上下動自在に収納され、上面に前記排気孔の下端を閉塞できる弁頭を有するフロートとからなる、燃料流出防止弁が記載されている。
また、上記フロートには、上下方向に貫通した貫通孔が、放射状に複数設けられている。そして、燃料タンク内の燃料蒸気は、弁室下端のフィルタの小孔を介して弁室内に流入し、更にフロートの上記貫通孔を通って、その上方開口から流出し、上蓋壁の排気孔を通じてタンク外部へ排出されるようになっている。
実開平5−30655号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の燃料遮断弁では、フロートに上下に貫通した貫通孔が形成されているので、燃料タンク内の燃料が揺動した場合等に、燃料が噴き上がって、前記貫通孔の上部開口から燃料が勢いよく流出して、上蓋壁の排気孔に流入しやすいという問題があった。排気孔に燃料が流入しやすくなると、燃料タンク外に配置されたキャニスタ等に悪影響が生じる。
したがって、本発明の目的は、燃料の揺動等により燃料が噴き上がっても、隔壁の開口部に燃料が流入しにくくすることができる、フロート弁装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のフロート弁装置は、開口部が形成された隔壁を介して、下方に燃料タンク内に連通するフロート室、上方に燃料タンク外に連通する通気室が設けられたハウジングと、前記フロート室に昇降可能に配置されると共に、上方に前記開口部に接離する弁頭が設けられ、下面に凹部が形成されたフロート弁と、下端が前記ハウジングの底面に支持され、上端が前記フロート弁の凹部に挿入されて、同凹部の上面側に支持され、同フロート弁を前記開口部に向けて付勢するスプリングとを有し、前記フロート弁の下面であって、前記凹部の外周に、フロート弁上方に向けて複数の肉抜き空間が形成されており、少なくとも1つの前記肉抜き空間には、前記フロート弁の外径方向に向けて形成され、該フロート弁の側壁に開口する抜け孔が設けられており、該抜け孔は、前記凹部のスプリング支持面よりも、上方に位置するように形成されていることを特徴とする。
本発明のフロート弁装置においては、前記抜け孔は、前記肉抜き空間の上端から1〜5mm下方に形成されていることが好ましい。
本発明のフロート弁装置においては、前記抜け孔は少なくとも一対設けられており、該一対の抜け孔は、前記フロート弁の周方向に対向する位置となるように、前記肉抜き空間に形成されていることが好ましい。
本発明によれば、燃料タンク内の燃料の揺動や、タンク内圧の上昇等によって、燃料が噴き上がって、フロート弁の肉抜き空間を上昇して抜け孔から流出しても、同抜け孔が、フロート弁の側壁に開口して設けられているので、上方に向けて開口している場合に比べて、隔壁の開口部に流入しにくくすることができ、通気室側への漏れ量を低減することがきる。
また、抜け孔が、凹部のスプリング支持面よりも上方に位置しているので、噴き上がった燃料が、肉抜き空間の抜け孔に至る部分まで入り込むこととなり、フロート弁に作用する浮力を弱めて、フロート弁を上昇しにくくすることができ、その結果、開口部が弁頭で閉塞されるときの燃料高さ(ロックポイント)を高くすることができ、燃料タンク内への燃料充填量を増大することができる。
更に、抜け孔が、凹部のスプリング支持面よりも上方に位置していることで、肉抜き空間の抜け孔に至る部分まで入り込んだ燃料によって、フロート弁の、スプリング支持面よりも上方の質量を増大させることができるので、スプリングにより支持されるフロート弁の、昇降時の揺動を軽減することができ、昇降動作を安定させることができる。
本発明に係るフロート弁装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 同フロート弁装置を構成するフロート弁の斜視図である。 同フロート弁の底面図である。 同フロート弁装置において、フロート弁が下降したときの断面図である。 同フロート弁装置において、フロート弁体が上昇したときの断面図である。 同フロート弁装置において、燃料が噴き上がったときの断面図である。 フロート弁装置についての揺動試験を示しており、(a)は燃料液面が水平状態の場合の説明図、(b)は燃料タンクを燃料液面に対して38°傾けた場合の説明図である。 上記揺動試験の1サイクルを示す説明図である。
以下、図1〜6を参照して、本発明に係るフロート弁装置の一実施形態について説明する。
図1に示すように、このフロート弁装置10は、ボディ20と、上部キャップ30と、下部キャップ35とからなるハウジング15を有している。そして、ボディ20の下方に下部キャップ35を装着することで、ハウジング15の下方に、燃料タンク1の内部に連通するフロート室R1が画成され、ボディ20の上方に上部キャップ30を装着することで、ハウジング15の上方に、燃料タンク1の外部に連通する通気室R2が画成されている(図4参照)。
前記ボディ20は、下方が開口した略円筒状の周壁21を有しており、この周壁21の上方は、山形に盛り上がった形状をなした隔壁23により閉塞されている。また、この隔壁23の中央には、開口部23aが形成されている。更に、ボディ20の上方側周縁からは、環状のフランジ部25が延設されており、その周縁には、周方向に均等な間隔をあけて複数の挿通孔25aが形成されている。また、周壁21の、前記挿通孔25aに整合した位置に、係合爪26が複数突設されていると共に、燃料の通路となる連通孔27が、フロート室R1に連通して複数形成されている。更に、周壁21の下方外周には、複数の係止孔28が形成されている。
一方、上部キャップ30は、下方が開口した略円筒状の収容部31を有している。この収容部31には、接続管32が一体的に突設されており、これに燃料タンク外部のキャニスタに連通するチューブ等が接続されるようになっている。前記収容部31の下方には、環状のフランジ部33が連設されており、その外周縁が下方に向けて出っ張っており、この部分を、燃料タンク1の開口部3の表側周縁に溶着させることで、燃料タンク1にフロート弁装置10が取付けられるようになっている(図4参照)。また、フランジ部33の下面からは、四角枠状の係合片34が複数設けられている(図1参照)。
そして、収容部31の下端内周及びボディ20周壁21の外周に、環状のシールリング29を配置した状態で、上部キャップ30の複数の係合片34を、ボディ20の挿通孔25aを通して、複数の係合爪26にそれぞれ係合させることにより、シールリング29により通気室R2が機密的にシールされた状態で、ボディ20の上方に上部キャップ30が装着されるようになっている(図4参照)。
前記下部キャップ35は、底の浅い有底円筒状をなしており、その外周に複数の係止爪36が形成されている。また、下部キャップ35の底部中央には、スプリング39の下端部を支持するための支持突起37が形成されており、更に、同底部には、燃料を通過可能な連通孔38が複数形成されている。更に、底部の周縁4ヶ所には、放射状に所定長さで伸びるリブ49が形成されており、このリブ49上に後述するフロート弁40が載置されるようになっている。そして、複数の係止爪36を、ボディ20の係止孔28に係止させることで、ボディ20の下方開口部に下部キャップ35が装着されるようになっている。
上記ハウジング15のフロート室R1内には、フロート弁40が昇降可能に配置されている。図2〜図4に示すように、このフロート弁40は、複数の段状部分が形成された側壁41を有する略円筒形状をなしている。また、フロート弁40の上面中央からは、前記ボディ20の開口部23aに接離する弁頭42が突設されている。更に、前記側壁41のうち、最も拡径した段状部分の外周には、周方向に均等な間隔でガイドリブ41aが形成されている。
図4に示すように、フロート弁40の下面中央から、上方に向かって所定高さで円形状の凹部43が形成されており、その上面側であるスプリング支持面43aに、前記スプリング39の上端部が支持されるようになっている。
また、スプリング支持面43aの中心から前記弁頭42に至るまで、上方に向けて中心凹部44が形成されており、この中心凹部44の外周には、周方向に均等な間隔で複数の外周凹部45が形成されている(図3参照)。
更に、フロート弁40の下面であって、前記凹部43の外周には、フロート弁上方に向けて、複数の肉抜き空間46が形成されている。この実施形態では、フロート弁40の周方向に均等な間隔をあけて、複数(ここでは8個)の肉抜き空間46が形成されている(図3参照)。
また、図4に示すように、各肉抜き空間46は、フロート弁下方側に形成された下方空間46aと、この下方空間46aよりも上方側に形成された上方空間46bとを有し、上方空間46bは、下方空間46aよりも容積が小さくなるように形成されている。
前記複数の肉抜き空間46のうち、少なくとも1つに、フロート弁40の外径方向に向けて、該フロート弁40の前記側壁41に開口する抜け孔48が形成されており、かつ、該抜け孔48は、前記凹部43のスプリング支持面43aよりも、上方に位置するように形成されている(図4参照)。
肉抜き空間46のうち、上記抜け孔48が設けられたものは、燃料タンク1の燃料揺動時に、噴き上がる燃料が入り込む部分をなし(図6参照)、また、上記抜け孔48が設けられていないものは、フロート弁40内に空間を確保して、フロート弁40の浮力を増大させる部分となっている。
この実施形態では、一対の抜け孔48,48が、フロート弁40の周方向に対向する位置となるように、対向配置された肉抜き空間46,46の上方空間46b,46bにおいて、前記凹部43のスプリング支持面43aよりも上方に形成されている(図2及び図4参照)。なお、一対の抜け孔48,48を複数対設けてもよく、また、フロート弁40の周方向に所定間隔をあけて複数の抜け孔48を設けてもよく、特に限定はされない。
また、この実施形態における抜け孔48は、丸孔状をなしているが、角孔等でもよく、特に限定はない。更に各抜け孔48の内径は1〜3mmであることが好ましい。
更に、各抜け孔48は、前記肉抜き空間46の上方空間46bの上端から、1〜5mm(図4の符号L参照)下方に形成されていることが好ましい(図4参照)。
上記抜け孔48の、肉抜き空間46の上方空間46bの上端からの長さLが、1mmより小さいと、燃料揺動等により噴き上がって肉抜き空間46を上昇する燃料の勢いを抑えにくくなり、隔壁23の開口部23aに流入するのを抑制する効果がやや低下する。また、同長さLが、5mmより大きいと、燃料が、肉抜き空間46の上部まで入らなくなって浮力調整作用が乏しくなる(図6参照)。
上記フロート弁40は、その凹部43にスプリング39の上端部が挿入されて、スプリング支持面43aにより支持されている。また、同スプリング39は、その下端部が前記下部キャップ35の底部の支持突起37により支持され、フロート弁40を隔壁23の開口部23aに向けて付勢するようになっているが、常時はフロート弁40の自重により圧縮されている。
そして、フロート弁40は、上記のようにスプリング39により支持された状態で、ハウジング15のフロート室R1内に収容され、燃料が浸漬していない状態では、その自重によりスプリング39を圧縮し(図4参照)、この状態で、燃料タンク内の燃料液面が上昇し、フロート弁40が燃料に所定高さ以上浸漬されると、スプリング39の付勢力にフロート弁40自体の浮力が加わって、フロート弁40が上昇して、弁頭42が隔壁23の開口部23aを閉塞するようになっている(図5参照)。
次に、本発明のフロート弁装置の作用効果について説明する。
すなわち、車両が旋回したり大きく傾いたり、振動を受けたりして、燃料タンク1内の燃料液面が上昇し、フロート弁40に燃料が所定高さ以上浸漬すると、スプリング80及びフロート弁40自体に生じる浮力によって、フロート弁40が浮き上がり、その弁頭42が、隔壁23の開口部23aの下方内周に当接して、開口部23aが閉塞される(図5参照)。その結果、燃料が開口部23aを通って通気室R2内に流入することが阻止されて、燃料タンク1の外部への燃料漏れを防止することができる。
そして、フロート弁40が上昇せずに開口部23aが開口した状態で、燃料が揺動したり燃料タンク内の圧力が上昇して、燃料が噴き上がる場合がある。すると、図6に示すように、噴き上がった燃料が、下部キャップ35の連通孔38を通過してフロート弁40の肉抜き空間46内に入り込んで上昇し、上方空間46bの上端にぶつかった後、抜け孔48から流出する。
このとき、抜け孔48が、フロート弁40の外径方向に向けて形成され、その側壁41に開口して設けられているので、上方に向けて開口している場合に比べて、隔壁23の開口部23aに流入しにくくすることができ、通気室R2側への漏れ量を低減することができる。
また、この実施形態では、前記抜け孔48は、肉抜き空間46の上方空間46bの上端から1〜5mm下方に形成されている。そのため、上述したように、燃料揺動等により噴き上がって肉抜き空間46を上昇する燃料は、まず、肉抜き空間46の上方空間46bの上端にぶつかった後、抜け孔48から流出するようになっているので、燃料が抜き孔48から勢いよく流出することを防止でき、開口部23aに、より流入しにくくすることができる。
更に、上記抜け孔48は、フロート弁40に形成した凹部43のスプリング支持面43aよりも上方に位置しているので、噴き上がった燃料が、肉抜き空間46の抜け孔48に至る部分まで入り込むこととなり、フロート弁40に作用する浮力を弱めて、フロート弁40を上昇しにくくすることができる。その結果、フロート弁40が上昇して、ハウジング15の隔壁23の開口部23aが、弁頭42で閉塞されるときの燃料高さ(ロックポイント)を高くすることができ、燃料タンク内への燃料充填量を増大することができる。
ところで、フロート弁40は、上述したように、凹部43のスプリング支持面43aに、スプリング39の上端部により支持されているので、姿勢が不安定になりやすく、フロート弁40の上昇時や下降時に揺動してしまうことがある。
しかし、このフロート弁装置10においては、抜け孔48が、凹部43のスプリング支持面43aよりも上方に位置していることで、肉抜き空間46の抜け孔48に至る部分まで入り込んだ燃料によって、フロート弁40の、スプリング支持面43aよりも上方の質量を増大させることができる。その結果、スプリング39により支持されるフロート弁40の、昇降時の揺動を軽減することができ、昇降動作を安定させることができる。
更に、この実施形態では、図4に示すように、一対の抜け孔48,48が、フロート弁40の周方向に対向する位置となるように、対向配置された肉抜き空間46,46の上方空間46b,46bに形成されている。したがって、燃料揺動等により噴き上がって肉抜き空間を上昇した燃料が、対向配置された一対の抜け孔48,48からそれぞれ流出するため、フロート弁40の揺動をより効果的に軽減することができる。
フロート弁装置を燃料タンクにセットして、揺動試験をしたときに、隔壁の開口部から燃料がどの程度漏れるかを試験した。
(実施例)
図1〜6に示す本発明に係るフロート弁装置10を製造した。抜け孔48の内径は1.5mmであり、また、抜け孔48の、肉抜き空間46の上方空間46bの上端からの長さL(図4参照)は、1mmである。
(比較例)
フロート弁上面に向けて抜け孔(内径1.5mm)を形成し、上方が開口した抜け孔を設けた以外は、上記実施例と同様の構造で、比較例を製造した。
(試験方法)
燃料タンク1にフロート弁装置を取付けて(図7(a)参照)、エアーを6L/minで吹き込みつつ、図8に示すサイクルで燃料タンク1を回転させた。すなわち、燃料タンク上面が燃料液面に対して38°となるように燃料タンク1を回転させて(1秒)、0.5秒保持した後、燃料タンク上面が燃料液面に対して38°となるように反対側に回転させ(2秒)、0.5秒保持した後、燃料タンク上面が燃料液面に対して水平位置(図7(a)参照)まで戻す(1秒)。このような、5秒で1サイクルの動作を、8分繰り返した。また、この動作を、実施例及び比較例のフロート弁装置について、それぞれ3回ずつ行って、隔壁23の開口部23aからの燃料の漏れ量を測定した。その結果を下記表1に示す。
その結果、抜け孔が上方に開口した比較例のフロート弁装置については、漏れ量の平均が3.8ccと比較的大きいのに対して、実施例のフロート弁装置の漏れ量の平均は1.5ccと小さくなっており、開口部23aからの燃料漏れが減少していることが分かる。
1 燃料タンク
10 フロート弁装置
15 ハウジング
20 ボディ
23 隔壁
23a 開口部
29 シールリング
30 上部キャップ
35 下部キャップ
39 スプリング
40 フロート弁
41 側壁
42 弁頭
43 凹部
43a スプリング支持面
48 抜け孔
R1 フロート室
R2 通気室

Claims (3)

  1. 開口部が形成された隔壁を介して、下方に燃料タンク内に連通するフロート室、上方に燃料タンク外に連通する通気室が設けられたハウジングと、
    前記フロート室に昇降可能に配置されると共に、上方に前記開口部に接離する弁頭が設けられ、下面に凹部が形成されたフロート弁と、
    下端が前記ハウジングの底面に支持され、上端が前記フロート弁の凹部に挿入されて、同凹部の上面側に形成されたスプリング支持面に支持され、同フロート弁を前記開口部に向けて付勢するスプリングとを有し、
    前記フロート弁の下面であって、前記凹部の外周に、フロート弁上方に向けて複数の肉抜き空間が形成されており、
    少なくとも1つの前記肉抜き空間には、前記フロート弁の外径方向に向けて形成され、該フロート弁の側壁に開口する抜け孔が設けられており、
    該抜け孔は、前記凹部の前記スプリング支持面よりも、上方に位置するように形成されていることを特徴とするフロート弁装置。
  2. 前記抜け孔は、前記肉抜き空間の上端から1〜5mm下方に形成されている請求項1記載のフロート弁装置。
  3. 前記抜け孔は少なくとも一対設けられており、該一対の抜け孔は、前記フロート弁の周方向に対向する位置となるように、前記肉抜き空間に形成されている請求項1又は2記載のフロート弁装置。
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