JP6150456B2 - 情報処理装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体に関する。
近年、セキュリティに対する意識の高まりにより、オフィスに置かれるプリンタや複合機などの画像処理装置の使用において、ユーザ認証により、画像処理装置の使用を許可された人に対してのみプリンタや複合機の機能を提供することが求められている。
また、環境に対する意識の高まりから、画像処理装置が動作していない非動作状態における消費電力を低減する要求が高まっている。
その要求への対策として、画像処理装置が非動作状態のときに、画像処理装置を制御する主制御部への電力供給を通常より低減または遮断して画像処理装置の消費電力を低減した省電力モードを実現する技術が知られている。
このように消費電力を低減が求められる一方で、前述のユーザ認証を行うためには、認証処理のために動作する部分には電力を供給し続けておく必要がある。つまり、認証処理のために動作する必要のある部分には電力を供給し続けておき、認証処理に関係ない部分への電力供給を遮断することによって、ユーザ認証を可能としながら画像処理装置の消費電力を低減することが考えられる。
こうした技術に関連して、省電力モードで動作中の画像処理装置に対して、ユーザがICカードなどを用いてユーザ認証を行うと、省電力モード状態の画像処理装置はユーザの認証処理を行える上に、通常の電力モード状態へと復帰するという技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2009−288971号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、認証処理のために動作する部分に電力を供給し続け、省電力モードの動作中のままで認証処理を行うため、消費電力の削減効率は必ずしもよいとは言えない。
これは、省電力モード状態においても、ユーザのアカウント情報を記憶しておく記憶領域を有効にしておき、さらにアカウント情報との照合処理などを行う必要もあり、認証処理のために動作する部分が消費する電力は決して小さくないためである。
また、画像処理装置とネットワークを介して接続する外部のサーバを用いて認証処理を行うシステムも一般的に存在するが、サーバを用いて認証をするためには、画像処理装置は省電力モードのままでサーバと通信を行う必要があり、やはり消費電力が大きくなる。
そこで、ユーザの指示により省電力モードから通常電力モードへの復帰後、認証処理のために動作する部分への電力の供給を開始して、直ちにユーザ認証が行える状態になることが望ましい。
一般に、画像処理装置はユーザに意識させることなく、自律的に省電力モードに移行する。そして、ユーザには画像処理装置が省電力モード状態で待機しているのか、通常電力モードで待機しているのかの判別はつきにくい。
画像処理装置が省電力モードであることにユーザが気づいていない状態で、ユーザが認証用媒体であるICカードなどを用いてユーザ認証を行った場合は、画像処理装置は省電力モードから通常モードへの復帰もせず、ユーザ認証も行わない。
従って、ユーザは画像処理装置の省電力モードからの復帰操作を行った後に、あらためてICカードなどを用いたユーザ認証を行う必要があるため、ユーザの利便性を損なう。
本発明の目的は、認証用媒体を用いて認証するユーザの利便性を向上させた情報処理装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の情報処理装置は、情報処理装置であって、ユーザを認証するための認証情報が格納された認証用媒体から前記認証情報を取得する取得手段と、前記ユーザに対して情報を表示する表示手段と、前記取得手段にかざされた前記認証用媒体を検知する検知手段と、前記取得手段及び前記検知手段への電力供給を制御する電力制御手段と、を備え、前記検知手段に電力が供給され且つ前記取得手段への電力の供給が停止される省電力状態において前記検知手段によって前記認証用媒体が検知されたときに、前記電力制御手段は前記取得手段に電力が供給されるよう制御し且つ前記表示手段は前記認証用媒体を前記取得手段にかざすよう促す内容を表示する、ことを特徴とする。
本発明によれば、認証用媒体を用いて認証するユーザの利便性を向上させた情報処理装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置を含むシステムの概略構成を示す図である。 図1におけるメインコントローラの概略構成を示す図である。 図2における操作部、及びカードリーダの外観例を示す図である。 図3におけるカードリーダの概略構成を示す図である。 図4におけるカードリーダ内部構成を示す図であり、(A)はカードリーダの透過図であり、(B)はカードリーダの側面の断面図である。 図3における液晶操作パネルの画面表示例を示す図である。 省電力モード移行処理の手順を示すフローチャートである。 通常電力モード復帰処理の手順を示すフローチャートである。 CPUにより実行される省電力モード再移行開始処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置としての画像処理装置100を含むシステムの概略構成を示す図である。
図1において、画像処理装置100は、メインコントローラ101、操作部102、カードリーダ108、スキャナ103、及びプリンタ104を備える。
メインコントローラ101は、画像処理装置100全体を制御し、その構成については後述する。操作部102は、ユーザインタフェースである。カードリーダ108は、ユーザ認証装置である。スキャナ103は、画像入力デバイスである。プリンタ104は、画像出力デバイスである。
操作部102、スキャナ103及びプリンタ104は、それぞれメインコントローラ101に接続され、メインコントローラ101からの指示によって制御される。さらにメインコントローラ101は、LAN(Local Area Network)106に接続され、LAN106上のPC105などと接続される。
上述した構成により、画像処理装置100は画像の入出力、送受信、及び各種の画像処理などを行う。
図2は、図1におけるメインコントローラ101の概略構成を示す図である。
図2に示されるメインコントローラ101は、接続するスキャナ103やプリンタ104を制御する一方で、LAN106や公衆回線と接続される。そして、LAN106や公衆回線を介して、外部機器との間で画像情報やデバイス情報、及びファイル等の入出力を行う。
メインコントローラ101は、CPU(Central processing Unit)201を備える。CPU201は、システムバス207を介して、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203、Flash204、及びイメージバスインタフェース205と接続される。
さらに、CPU201は、操作部インタフェース206、LANインタフェース208、モデム部209、RTC225(Real Time Clock)、HDD217、及びカードリーダインタフェース226と接続される。
RAM202は、CPU201の作業領域を提供するための随時読み書き可能なメモリである。RAM202は、画像データを一時記憶するための画像メモリとしても使用される。
ROM203は、ブートROMであり、システムのブートプログラムが記憶される。Flash204は不揮発性メモリであり、画像処理装置100の電源遮断後にも保持が必要なシステムソフトウェアや設定値データ等が記憶される。
HDD(Hard Disk Drive)217は、不揮発なデータ記憶装置であり、画像データ、アドレス帳データ、ジョブログ及びユーザのアカウント情報や個別データ等の各種データが記憶される。なお、メインコントローラ101が、HDD217を接続しない構成をとる場合は、前述の各種データはFlash204に記憶されるものとする。
操作部インタフェース206は、操作部102との間で入出力を行うためのインタフェースである。操作部インタフェース206は、操作部102に対して表示すべき画像データを出力し、また、ユーザが操作部102を介して入力した情報を、CPU201に伝送するために使用される。
カードリーダインタフェース226は、ユーザ認証用のカードリーダ108から入力された認証データ(認証情報)をCPU201に伝送するために使用される。
LANインタフェース208は、LAN106と接続するためのインタフェースであり、LAN106に対して情報の入出力を行う。モデム部209は、公衆回線と接続するためのインタフェースであり、公衆回線に対して情報の入出力を行う。RTC225は、現在の時刻を管理する。
イメージバスインタフェース205は、システムバス207と画像データを高速で転送する画像バス210とを接続するインタフェースであり、データ構造を変換するバスブリッジとして動作する。
画像バス210には、RIP(Raster Image Processor)211、デバイスインタフェース212、スキャナ画像処理部213、プリンタ画像処理部214、画像回転部215、及び画像圧縮部216が接続される。
RIP211は、LAN106から受信したPDL(Page Description Language)データをビットマップイメージに展開する。デバイスインタフェース212は、スキャナ103及びプリンタ104とメインコントローラ101とを接続するインタフェースであり、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部213は、スキャナ103から読み込んだ入力画像データに対して、補正、加工、編集等の処理を行う。プリンタ画像処理部214は、プリンタ104へ出力するプリント出力画像データに対して、色変換、フィルタ処理、解像度変換等の処理を行う。画像回転部215は、画像データの回転を行う。
画像圧縮部216は、多値画像データに対してはJPEG圧縮伸長処理を行い、2値画像データに対してはJBIG、MMR、MHなどの圧縮伸長処理を行う。
電源制御部218は、電源装置219から電力供給ライン220を介して受容したDC電源を、電力供給ライン221,222を介してメインコントローラ101の所定の回路要素に供給する。
電源制御部218は、電力供給ライン222が接続される後述する省電力動作群から制御信号線223を介して受信した制御信号及びCPU201から制御信号線224を介して受信した制御信号に基づいて電力供給ライン221、222の電力供給制御を行う。
電力供給ライン221は、CPU201、ROM203、Flash204、イメージバスインタフェース205、及びHDD217に接続される。さらに、電力供給ライン221は、RIP211、デバイスインタフェース212、スキャナ画像処理部213、プリンタ画像処理部214、画像回転部215及び画像圧縮部216に接続される。
これら電力供給ライン221により電力が供給されるデバイスをまとめて主要回路要素240と表現する。この主要回路要素240は、認証情報を用いてユーザを認証する認証手段に対応する。従って、電源制御部218は、センサ系モジュール21と通信系モジュール17と主要回路要素240とに電力を供給する電力供給手段に対応する。
電力供給ライン222は、RAM202、操作部インタフェース206、カードリーダインタフェース226、LANインタフェース208、モデム部209及びRTC225に接続される。
また、操作部インタフェース206は操作部102への電力供給を行い、カードリーダインタフェース226はカードリーダ108への電力供給を行う。
これら電力供給ライン221により電力が供給されるデバイスをまとめて省電力動作群250と表現する。
上述したメインコントローラ101の構成において、画像処理装置100は、装置の稼動状態に応じて電力状態の異なる通常電力モード(通常電力状態)と省電力モード(省電力状態)の2つの電力モードを備える。
通常電力モード及び省電力モードの両方において、電源装置219は、電力供給ライン220を介して電源制御部218に電力供給する。
通常電力モードでは、CPU201は電力供給ライン221及び電力供給ライン222に対する電力供給が有効となるように電源制御部218が供給する電力の供給先を制御する。
一方、省電力モードでは、CPU201は、電力供給ライン221の電力供給が無効となるように電源制御部218が供給する電力の供給先を制御する。省電力モードでは、さらに、電力供給ライン222の電力供給が有効となるように電源制御部218が供給する電力の供給先を制御する。
このとき、主要回路要素240に対する電力供給は遮断される。つまり、省電力モード時には省電力動作群250のデバイスのみが動作する。さらに、電源装置219はRAM202に対して電力を供給するため、RAM202はセルフリフレッシュ動作によりシステムプログラムをバックアップしつつ低消費電力の状態となる。
その結果、省電力モードでは、通常電力モードと比較して画像処理装置100の消費電力を大幅に低減することができる。そして、ユーザによる復帰指示操作が操作部102で入力された場合や、後述するカードリーダによるカード検知がされた場合などに、電源制御部218を制御して省電力モードから通常電力モードへと復帰する。
以上説明したように、本実施の形態においては、通常電力モードでは主要回路要素240、及び省電力動作群250に電力が供給される。一方、省電力モードでは、主要回路要素240に電力は供給されず、省電力動作群250に電力が供給される。
なお、本実施の形態における省電力モードでは、CPU201に対する電力供給は遮断されるものとしたが、これに限るものではない。例えば、他の形態として、CPU201に対する電力供給を通常電力モードより低減させ、CPU201の動作周波数を下げた状態を省電力モードとしてもよい。
図3は、図2における操作部102、及びカードリーダ108の外観例を示す図である。
図3において、操作部102は、液晶操作パネル11、スタートキー12、ストップキー13、及びハードキー群14を備える。
ユーザに対して情報を表示する表示手段としての液晶操作パネル11は、液晶とタッチパネルを組み合わせたものであり、操作画面を表示するとともに、表示キーがユーザにより押されるとその情報を読み取る。液晶操作パネル11の表示画面上には、画像処理装置100の操作メニューを表示してユーザの操作を促し、機器の動作状態や、用紙、トナーといった消耗品の残量などの機器情報を表示する。
スタートキー12は、原稿画像の読み取り印刷の動作を開始するときや、その他の機能の開始指示に用いられる。ストップキー13は稼動中の動作の停止指示に用いられる。
ハードキー群14には、テンキー、クリアキー、リセットキー、メニューキー、ステータスキーが設けられ、数字の入力、クリア、リセット、各種の情報表示の指示などに用いられる。
節電キー15は、前述のように画像処理装置100の省電力モードへの移行、または通常電力モードへの復帰指示をユーザから入力されるために用いられる。
カードリーダ108は、ユーザを認証するための認証用媒体であるICカードからICカード内に記憶されている情報を非接触で読み取ることのできる読み取り装置である。カードリーダ108の上面にユーザがICカードかざすことによって読み取りが行われる。このユーザがICカードかざすことを、以下の説明ではタッチ動作と表現することがある。
ICカードに記憶されている情報としては、画像処理装置100を使用するユーザのアカウント情報などがある。そして、カードリーダ108によって読み取られたアカウント情報とHDD217に予め記憶されているユーザのアカウント情報とをCPU201が照合することによりユーザ認証を終える。
画像処理装置100は、このユーザ認証により、ユーザの使用を制限することが可能であり、照合されたアカウント情報が画像処理装置100の使用を許可されているユーザの場合には使用可能な状態となる。
なお、本実施の形態では、HDD217に記憶されているユーザのアカウント情報を用いて認証を行ったが、他の形態として、LAN106を介して接続する図示しないサーバがユーザのアカウント情報を記憶しておき、サーバが認証を行ってもよい。
また、図3に示されるように、操作部102、及びカードリーダ108は、ユーザがカードリーダ108にICカードかざした場合に、ユーザが液晶操作パネル11に表示されている内容を確認できるように配置されている。
図4は、図3におけるカードリーダ108の概略構成を示す図である。
図4において、カードリーダ108は、インタフェース部16、通信制御部18、復調器19、コイル状のアンテナ20、信号処理部22、センサ部23を備える。
本実施の形態では、通信制御部18、及び復調器19をまとめて通信系モジュール17と表現する。また、信号処理部22、及びセンサ部23をまとめてセンサ系モジュール21と表現する。上記通信系モジュール17は、ユーザを認証するためのICカードから認証情報を取得する取得手段に対応する。また、ICカードが通信系モジュール17に接近したことを検知する近接検知手段に対応する。
アンテナ20は、図4に示すICカード24が接近した場合に、ICカード24から発信された電磁波を受信する。ICカード24から発信される電磁波は、例えば、ICカード24に記憶されている画像処理装置100のユーザのアカウント情報が変調されて発信される電磁波である。
復調器19はアンテナ20が受信した電磁波を復調してデジタルのデータに変換し、通信制御部18へと送る。通信制御部18は復調器19とインタフェース部16の制御を行い、復調器19で復調されたデータを受信してインタフェース部16へと送る。
インタフェース部16は、メインコントローラ101のカードリーダインタフェース226と接続され、カードリーダ108とメインコントローラ101との通信データのやり取りを行う。
つまり、カードリーダ108において、ICカード24から読み取った後に復調器19で復調されたデータは、画像処理装置100のユーザ認証データとして、メインコントローラ101へと送られる。
センサ部23は、近づいた物体を非接触で検出可能な近接センサである。本実施の形態においてはセンサ部23の一例として、透過光量や反射光の変化を検知する光センサによる構成であるが、必ずしも光センサによる構成には限らない。画像処理装置100が設置される環境に応じて物体の接近を非接触で検知可能な近接センサであればよい。
近接センサの例として、磁場の変化や電磁誘導による磁界の発生を検知する磁界検知センサ、電磁波を検知する電磁波検知センサが挙げられる。さらに、電界の分布を検知する電界検知センサ、超音波の反射を検知する超音波センサ、熱源からの赤外線放射を検知する赤外線センサなどが近接センサの例として挙げられる。
上述したカードリーダ108の構成において、ICカード24を用いた認証のために、ユーザがICカード24をカードリーダ108に近づけたときに、センサ部23が接近を検知する。
画像処理装置100が省電力モードのときに、信号処理部22はセンサ部23の検知信号を受信して、省電力モードから通常電力モードに復帰するための制御信号を、インタフェース部16を介してメインコントローラ101へと送る。
また、画像処理装置100が省電力モードのときには、消費電力を低減するためにインタフェース部16は通信系モジュール17への電力供給を遮断する。
従って、画像処理装置100が省電力モードのときには、通信系モジュール17の通信処理は行われず、センサ系モジュール21の動作による通常電力モードへの復帰処理のみが有効な機能となる。
また、画像処理装置100が省電力モードのときのみセンサ系モジュール21の近接検知機能が有効であればよく、通常電力モードのときは、近接検知機能は無効であってもよい。
図5は、図4におけるカードリーダ108の内部構成を示す図であり、(A)はカードリーダ108の透過図であり、(B)はカードリーダ108の側面の断面図である。
図5において、インタフェース部16、通信系モジュール17、アンテナ20、センサ系モジュール21の位置関係が示されている。
図5(A)に示されるように、カードリーダ108には、ICカードのタッチ動作を促す表記があり、ユーザにはICカード24をその表記の箇所に近づけることが期待される。
従って、ICカード24の発する電磁波を受信しやすいように、アンテナ20はカードリーダ108のタッチ動作を促す表記の下部に配置される。さらに、センサ系モジュール21はアンテナ20の近傍であって、干渉しない位置に配置される。
さらに、センサ系モジュール21のセンサ部23は、ユーザによるICカード24のタッチ動作による接近を検知しやすいように、ユーザと対向する画像処理装置100の前面側に位置する。
前述のように、画像処理装置100が省電力モードであるときには、通信系モジュール17の通信処理は行われないため、ユーザのICカード24のタッチ動作によるユーザ認証も行われない。
そこで、アンテナ20、及びセンサ系モジュール21を同図に示されるように配置することで、省電力モード中の画像処理装置100に対してユーザがタッチ動作をしたときに、センサ部23がユーザのタッチ動作が検知される。この検知により、通常電力モードへと復帰させることができる。
このとき、画像処理装置100の操作部102には、図6に示すような画面を表示してユーザ認証のためのタッチ動作をユーザに促す。この図6は、図3における液晶操作パネル11の画面表示例を示す図である。
このように、画像処理装置100の省電力モードから通常電力モードへの復帰処理とユーザ認証処理を、ユーザはタッチ動作のみで一貫して指示できるため、ユーザの利便性を高めることができる。
なお、従来の技術では、画像処理装置100が省電力モードであることをユーザが意識せずにタッチ動作したときに、ユーザ認証がされなかったことから、ユーザは省電力モード中であることに初めて気づく。
そして、ユーザは前述の節電キー15の操作により、画像処理装置100を省電力モードから復帰させた後、あらためてカードリーダ108にタッチ動作することとなる。
本実施の形態によれば、このような煩わしい動作をユーザに強いることを防止することができる。
さらに、サーバが認証を行うシステムの場合であっても、画像処理装置100は省電力モードから通常電力モードへの復帰に必要な部位にのみ電力を供給しておくだけでよいので、省電力モード時の消費電力の低減を実現できる。
図7は、省電力モード移行処理の手順を示すフローチャートである。
図7に示されるフローチャートは、ROM203に格納されたプログラムに従って、CPU201が電源制御部218の電力の供給先を制御し、電源制御部218がカードリーダインタフェース226を介してカードリーダ108を制御することによって実現される。
画像処理装置100は、操作部102の節電キー15のユーザによる押下や、画像処理装置100がある一定の時間内に印刷などの動作をしなかった場合に、消費電力を低減するために通常電力モードから省電力モードへの移行を開始する。
図7において、CPU201は、電源制御部218によるメインコントローラ101の省電力化制御を行う(ステップS701)。具体的には、電力供給ライン221の電力供給が無効となるように電源制御部218が供給する電力の供給先を制御する。また、電力供給ライン222の電力供給が有効となるように電源制御部218が供給する電力の供給先を制御する。
次に、電源制御部218は、RAM202を通常動作からセルフリフレッシュ動作に移行させ、システムプログラムをバックアップしつつ低消費電力の状態とする。
次いで、電源制御部218は、カードリーダインタフェース226を介して、カードリーダ108のセンサ系モジュール21の近接検知機能を有効化し(ステップS702)、本処理を終了する。
このステップS702により、センサ部23のカード認証のためのタッチ動作の近接検知機能が有効となり、信号処理部22の画像処理装置100が通常電力モードに復帰するための制御信号通知が有効となる。
上記ステップS701、702は、センサ系モジュール21に電力を供給し、通信系モジュール17、及び主要回路要素240への電力の供給を遮断する省電力状態に移行するように電源制御部218が供給する電力の供給先を制御する省電力制御手段に対応する。
以上説明した省電力モード移行処理により、画像処理装置100の消費電力を低減する低消費電力モードへの移行を完了し、センサ系モジュール21の近接検知機能によって、画像処理装置100が通常電力モードに復帰可能な状態となる。
図8は、通常電力モード復帰処理の手順を示すフローチャートである。
図8に示されるフローチャートは、カードリーダ108のセンサ系モジュール21の動作が定められたシーケンサに従って、電源制御部218が電力を供給する供給先を制御することによって実現される。
また、電源制御部218により電力供給ライン221の電力供給が有効化された後は、ROM203に格納されたプログラムに従って、メインコントローラ101のCPU201が操作部102を制御することによって実現される。
図8において、カードリーダ108のセンサ部23がユーザのタッチ動作による接近を検知する(ステップS801)。これにより、画像処理装置100の省電力モードから通常電力モードへの復帰処理を開始する。
次いで、センサ系モジュール21の復帰制御信号を源とする電源制御部218によるメインコントローラ101の通常電力動作制御を行う(ステップS802)。
具体的には、センサ部23の接近の検知により信号処理部22が通常電力モードに復帰するための制御信号である復帰制御信号を、インタフェース部16を介してメインコントローラ101へと通知する。そして、復帰制御信号を受信したカードリーダインタフェース226は制御信号線223を介して、電源制御部218にタッチ動作の検知による通常電力モードへの復帰であることを通知する。復帰制御信号を受信した電源制御部218は、電力供給ライン221の電力供給が有効となるように、電力供給ライン222の電力供給が有効となるように制御する。さらに、電源制御部218は、RAM202をセルフリフレッシュ動作から通常動作に移行させ、CPU201は停止していたシステムプログラムの動作を再開する。
次いで、CPU201はカードリーダインタフェース226を介して、カードリーダ108のセンサ系モジュール21の近接検知機能を無効化する(ステップS803)。
そして、操作部102の液晶操作パネル11にカード認証のためのタッチ動作を促す画面(図6参照)を表示し(ステップS804)、本処理を終了する。このステップS804により、画像処理装置100は省電力モードから通常電力モードへと復帰し、ユーザ認証を待つ待機状態となる。
上記ステップS801,802,803は、電力復帰制御手段に対応する。実際、省電力状態において、センサ系モジュール21により、ICカード24が接近したことが検知されたときには(ステップS801)、以下の処理行われている。まず、通信系モジュール17、及び主要回路要素240に電力を供給する通常電力状態に移行するように電源制御部218が供給する電力の供給先を制御する(ステップS802)。そして、センサ系モジュール21への電力の供給を遮断するように電源制御部218が供給する電力の供給先を制御する(ステップS803)。
このように、ユーザはタッチ動作のみで通常電力モードに復帰させることができるため、ユーザ認証を行う際に生じる煩わしさが軽減でき、その結果、従来技術と比較して、ICカード24を用いて認証するユーザの利便性を向上させることができる。
また、上記ステップS804は、センサ系モジュール21により、ICカード24が接近したことが検知されたときに、ICカード24を用いた認証動作を促す内容を表示するように液晶操作パネル11を制御する表示制御手段に対応する。
以上説明した通常電力モード復帰処理により、画像処理装置100は、ユーザ認証のためのユーザのタッチ動作によって、画像処理装置100の省電力モードから通常電力モードへの復帰処理が行われる。
また、図8の通常電力モード復帰処理によって、画像処理装置100がカードリーダ108のセンサ系モジュール21の近接検知機能により、省電力モードから通常電力モードに復帰する。
この通常電力モードへの復帰について、通常であれば、ユーザのICカード24のタッチ動作により画像処理装置100が省電力モードから通常電力モードに復帰した場合は、その直後にユーザによるユーザ認証が行われることが想定される。
しかし、必ずしもユーザ認証までなされないこともある。例えば、ユーザが画像処理装置100を通常電力モードに復帰させたにも関わらず、ユーザ認証を行わずに立ち去る場合がある。または、センサ系モジュールが誤検知をして、画像処理装置100が通常電力モードに復帰してしまう場合がある。
このような場合では、省電力モードから通常電力モードに復帰したにも関わらず、画像処理装置100は何も行わないため、通常電力モードでの待機時の消費電力が無駄になる。
そこで、近接検知機能により通常電力モードに復帰した場合は、再び省電力モードに移行するまでの時間を通常の移行開始までの時間よりも短くする。これにより、通常電力モードにおける待機時の無駄な消費電力を低減することが可能となる。
図9は、CPU201により実行される省電力モード再移行開始処理の手順を示すフローチャートである。
この図9は、画像処理装置100がカードリーダ108のセンサ系モジュール21の近接検知機能により、省電力モードから通常電力モードに復帰した後、再び省電力モードに移行する省電力モードへの再移行開始処理の一例を示している。
また、このフローチャートは、ROM203に格納されたプログラムに従って、メインコントローラ101のCPU201の処理によって実現される。また、この省電力モード再移行開始処理は、画像処理装置100が省電力モードから通常電力モードへと復帰した直後の状態から開始される。すなわち、図8のステップS804の直後から開始される。
図9において、近接検知機能による省電力モードからの復帰か否か判別する(ステップS901)。具体的には、CPU201が画像処理装置100の省電力モードから通常電力モードへの復帰要因として、電源制御部218が省電力動作群のどの部分から制御信号線223を介して復帰制御信号を受信したかを判別する。
従って、受信した復帰制御信号が、カードリーダインタフェース226から受信した復帰制御信号のときは、ステップS901は肯定判別される。一方、受信した復帰制御信号が、カードリーダインタフェース226以外から受信した復帰制御信号のときは、ステップS901は否定判別される。
ステップS901の判別の結果、近接検知機能による省電力モードからの復帰のときは(ステップS901でYES)、近接検知機能による復帰時の省電力モード移行時間を設定し(ステップS903)、ステップS904に進む。
この近接検知機能による復帰時の省電力モード移行時間は、Flash204に予め記憶された設定値により定まる。この設定値は、例えば20秒などを示す値である。
一方、ステップS901の判別の結果、近接検知機能による省電力モードからの復帰ではないときは(ステップS901でNO)、近接検知機能による復帰時とは異なる通常時の省電力モードへの移行時間を設定する(ステップS902)。
この通常時の省電力モード移行時間は、Flash204に予め記憶された設定値により定まる。この設定値は、例えば10分などを示す値である。
上記ステップS902、及びステップS903における省電力モード移行時間とは、画像処理装置100が印刷などの動作をしなかったために、画像処理装置100が消費電力を低減するために省電力モードへと移行するまでの時間を示す。
なお、通常時の省電力モード移行時間は、復帰時の省電力モード移行時間より長い時間である。そして、Flash204に予め記憶された設定値は、操作部102がユーザの入力を受けることによって任意の値に設定できるようにしてもよい。
次いで、ステップS902、及びステップS903で設定された省電力モード移行時間に従って、省電力モード移行開始までのカウントを開始する(ステップS904)。
そして、省電力モード移行開始までのカウントが終了すると(ステップS904でYES)、画像処理装置100の省電力モードへの移行を開始する。すなわち、図7のステップS701の処理に続くこととなる。
図9によれば、ICカード24が接近したことが検知されたことによって通常電力状態に移行した場合は、ICカード24が接近したことが検知されたことによって通常電力状態に移行していない場合と比較して、短い時間で省電力状態に移行させる。
以上説明した省電力モード再移行開始処理により、近接検知機能により通常電力モードに復帰した場合は、再び省電力モードに移行するまでの時間を通常の移行開始までの時間よりも短くすることができる。
これにより、通常電力モードにおける待機時の無駄な電力の消費を低減することが可能となる。
(他の実施の形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
11 液晶操作パネル
16 インタフェース部
17 通信系モジュール
18 通信制御部
19 復調器
20 アンテナ
21 センサ系モジュール
22 信号処理部
23 センサ部
24 ICカード
100 画像処理装置
101 メインコントローラ
102 操作部
108 カードリーダ
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 Flash
217 HDD
218 電源制御部
219 電源装置
226 カードリーダインタフェース
240 主要回路要素
250 省電力動作群

Claims (11)

  1. 情報処理装置であって、
    ユーザを認証するための認証情報が格納された認証用媒体から前記認証情報を取得する取得手段と、
    前記ユーザに対して情報を表示する表示手段と、
    前記取得手段にかざされた前記認証用媒体を検知する検知手段と、
    前記取得手段及び前記検知手段への電力供給を制御する電力制御手段と、を備え、
    前記検知手段に電力が供給され且つ前記取得手段への電力の供給が停止される省電力状態において前記検知手段によって前記認証用媒体が検知されたときに、前記電力制御手段は前記取得手段に電力が供給されるよう制御し且つ前記表示手段は前記認証用媒体を前記取得手段にかざすよう促す内容を表示する、ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示手段に表示される内容は、前記認証用媒体を再度前記取得手段にかざすよう促す内容である、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示手段は、前記取得手段の近傍に配置されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記電力制御手段は、前記検知手段が前記認証用媒体を検知したことに従って、前記検知手段への電力の供給を停止する、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記電力制御手段は、前記認証用媒体が検知されたことによって前記取得手段に電力が供給される通常電力状態に移行した場合は、前記認証用媒体が検知されたこととは別の要因で前記通常電力状態に移行した場合と比較して、短い時間で前記通常電力状態から前記省電力状態に移行する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 用紙に画像を印刷する印刷手段をさらに備える、ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記取得手段によって取得された前記認証情報に基づいて、ユーザ認証を行う制御手段をさらに備え、
    前記取得手段は、前記制御手段に前記認証情報を送信するインターフェースを含む、ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記省電力状態は、前記取得手段の前記インターフェースへの電力供給が停止される状態である、ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. ユーザを認証するための認証情報が格納された認証用媒体から前記認証情報を取得する取得手段と、前記ユーザに対して情報を表示する表示手段と、前記取得手段にかざされた前記認証用媒体を検知する検知手段と、前記取得手段及び前記検知手段への電力供給を制御する電力制御手段とを備えた情報処理装置の制御方法であって、
    前記検知手段に電力が供給され且つ前記取得手段への電力の供給が停止される省電力状態において前記検知手段によって前記認証用媒体が検知されたときに、前記電力制御手段によって前記取得手段に電力が供給されるように前記電力制御手段を制御し且つ前記表示手段によって前記認証用媒体を前記取得手段にかざすよう促す内容が表示されるように前記表示手段を制御することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  10. ユーザを認証するための認証情報が格納された認証用媒体から前記認証情報を取得する取得手段と、前記ユーザに対して情報を表示する表示手段と、前記取得手段にかざされた前記認証用媒体を検知する検知手段と、前記取得手段及び前記検知手段への電力供給を制御する電力制御手段とを備えた情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記情報処理装置の制御方法は、
    前記検知手段に電力が供給され且つ前記取得手段への電力の供給が停止される省電力状態において前記検知手段によって前記認証用媒体が検知されたときに、前記電力制御手段によって前記取得手段に電力が供給されるように前記電力制御手段を制御し且つ前記表示手段によって前記認証用媒体を前記取得手段にかざすよう促す内容が表示されるように前記表示手段を制御することを特徴とするプログラム。
  11. 請求項10記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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